JPH11220546A - 通信装置および記憶媒体 - Google Patents
通信装置および記憶媒体Info
- Publication number
- JPH11220546A JPH11220546A JP10020977A JP2097798A JPH11220546A JP H11220546 A JPH11220546 A JP H11220546A JP 10020977 A JP10020977 A JP 10020977A JP 2097798 A JP2097798 A JP 2097798A JP H11220546 A JPH11220546 A JP H11220546A
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- Japan
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- voice
- incoming call
- modem
- voice codec
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通信装置において、電話回線を介して呼出信
号が入力されても音声コーデック手段の使用を継続でき
るようにする。 【解決手段】 電話回線を介して呼出信号が入力された
ときに(S1:YES)着信処理を実行する(S3)着
信制御手段と、画像データの変調および復調を行うモデ
ム手段と、音声信号の符号化および復号化を行う音声コ
ーデック手段とを有し、モデム手段と音声コーデック手
段との同時使用ができない通信装置であって、音声コー
デック手段の使用中、着信制御手段による着信処理を禁
止する(S2:YES)着信禁止手段を備えた。
号が入力されても音声コーデック手段の使用を継続でき
るようにする。 【解決手段】 電話回線を介して呼出信号が入力された
ときに(S1:YES)着信処理を実行する(S3)着
信制御手段と、画像データの変調および復調を行うモデ
ム手段と、音声信号の符号化および復号化を行う音声コ
ーデック手段とを有し、モデム手段と音声コーデック手
段との同時使用ができない通信装置であって、音声コー
デック手段の使用中、着信制御手段による着信処理を禁
止する(S2:YES)着信禁止手段を備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話回線を介して
画像情報および音声情報を送受信可能な通信装置、およ
びその通信装置を制御するためのプログラムを格納した
記憶媒体に関するものである。
画像情報および音声情報を送受信可能な通信装置、およ
びその通信装置を制御するためのプログラムを格納した
記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置には、音声コーデック
を備えたものが存在する。このようなファクシミリ装置
では、応答メッセージの録音、受信メッセージの再生、
メモ録音、メモ再生、ボイスアラーム録音、およびボイ
スアラーム再生などの各種の動作を、RAMなどのメモ
リを記憶媒体として実現できる。
を備えたものが存在する。このようなファクシミリ装置
では、応答メッセージの録音、受信メッセージの再生、
メモ録音、メモ再生、ボイスアラーム録音、およびボイ
スアラーム再生などの各種の動作を、RAMなどのメモ
リを記憶媒体として実現できる。
【0003】応答メッセージの録音とは、留守番モード
時における発呼者への応答メッセージを、使用者がハン
ドセットなどを用いて入力することにより、その音声信
号が音声データに変換されてメモリに格納されることで
ある。受信メッセージの再生とは、留守番モード時に電
話回線を介して入力された音声情報が音声データに変換
されてメモリに蓄積されるので、その音声データをメモ
リから読み出して音声信号に変換し、ハンドセットある
いは別のスピーカを介して音声として再生させることで
ある。メモ録音とは、使用者自身がメモとして音声情報
をハンドセットなどを用いて入力することにより、その
音声信号が音声データに変換されてメモリに格納される
ことである。メモ再生とは、メモ録音によりメモリに格
納された音声データをメモリから読み出して音声信号に
変換し、ハンドセットあるいは別のスピーカを介して音
声として再生させることである。ボイスアラーム録音と
は、再生日時を設定して使用者自身が音声情報をハンド
セットなどを用いて入力することにより、その音声信号
が音声データに変換されてメモリに格納されることであ
る。ボイスアラーム再生とは、ボイスアラーム録音によ
りメモリに格納された音声データを、設定された日時に
メモリから読み出して音声信号に変換し、ハンドセット
あるいは別のスピーカを介して音声として再生させるこ
とである。
時における発呼者への応答メッセージを、使用者がハン
ドセットなどを用いて入力することにより、その音声信
号が音声データに変換されてメモリに格納されることで
ある。受信メッセージの再生とは、留守番モード時に電
話回線を介して入力された音声情報が音声データに変換
されてメモリに蓄積されるので、その音声データをメモ
リから読み出して音声信号に変換し、ハンドセットある
いは別のスピーカを介して音声として再生させることで
ある。メモ録音とは、使用者自身がメモとして音声情報
をハンドセットなどを用いて入力することにより、その
音声信号が音声データに変換されてメモリに格納される
ことである。メモ再生とは、メモ録音によりメモリに格
納された音声データをメモリから読み出して音声信号に
変換し、ハンドセットあるいは別のスピーカを介して音
声として再生させることである。ボイスアラーム録音と
は、再生日時を設定して使用者自身が音声情報をハンド
セットなどを用いて入力することにより、その音声信号
が音声データに変換されてメモリに格納されることであ
る。ボイスアラーム再生とは、ボイスアラーム録音によ
りメモリに格納された音声データを、設定された日時に
メモリから読み出して音声信号に変換し、ハンドセット
あるいは別のスピーカを介して音声として再生させるこ
とである。
【0004】このような音声コーデックを備えた従来の
ファクシミリ装置では、一般に、製造コストを考慮し
て、少なくともモデムと音声コーデックとを内蔵した1
つの半導体チップを使用しており、入出力ポート数など
の関係で、モデムと音声コーデックとを同時に使用する
ことができない構成であった。このため、音声コーデッ
クを使用しているときでも、電話回線を介して呼出信号
が入力されれば、回線が閉結されるとともに、自動的に
音声コーデックが非作動状態になり、モデムが作動状態
になるように構成されていた。
ファクシミリ装置では、一般に、製造コストを考慮し
て、少なくともモデムと音声コーデックとを内蔵した1
つの半導体チップを使用しており、入出力ポート数など
の関係で、モデムと音声コーデックとを同時に使用する
ことができない構成であった。このため、音声コーデッ
クを使用しているときでも、電話回線を介して呼出信号
が入力されれば、回線が閉結されるとともに、自動的に
音声コーデックが非作動状態になり、モデムが作動状態
になるように構成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のファクシミリ装置では、電話回線を介して呼出信号
が入力されれば、自動的に音声コーデックが非作動状態
になってしまうので、各種音声情報の録音あるいは再生
中に呼出信号が入力された場合、その録音あるいは再生
が中断され、受信終了後に音声情報の録音あるいは再生
を再度やり直す必要があり、使用者にとって不便であっ
た。
来のファクシミリ装置では、電話回線を介して呼出信号
が入力されれば、自動的に音声コーデックが非作動状態
になってしまうので、各種音声情報の録音あるいは再生
中に呼出信号が入力された場合、その録音あるいは再生
が中断され、受信終了後に音声情報の録音あるいは再生
を再度やり直す必要があり、使用者にとって不便であっ
た。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みて提案されたも
のであって、電話回線を介して呼出信号が入力されても
音声コーデック手段の使用を継続できる通信装置、およ
びその通信装置を制御するためのプログラムを格納した
記憶媒体を提供することを目的としている。
のであって、電話回線を介して呼出信号が入力されても
音声コーデック手段の使用を継続できる通信装置、およ
びその通信装置を制御するためのプログラムを格納した
記憶媒体を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載した発明の通信装置は、電話回線を
介して呼出信号が入力されたときに着信処理を実行する
着信制御手段と、画像データの変調および復調を行うモ
デム手段と、音声信号の符号化および復号化を行う音声
コーデック手段とを有し、モデム手段と音声コーデック
手段との同時使用ができない通信装置であって、音声コ
ーデック手段の使用中、着信制御手段による着信処理を
禁止する着信禁止手段を備えている。
め、請求項1に記載した発明の通信装置は、電話回線を
介して呼出信号が入力されたときに着信処理を実行する
着信制御手段と、画像データの変調および復調を行うモ
デム手段と、音声信号の符号化および復号化を行う音声
コーデック手段とを有し、モデム手段と音声コーデック
手段との同時使用ができない通信装置であって、音声コ
ーデック手段の使用中、着信制御手段による着信処理を
禁止する着信禁止手段を備えている。
【0008】この通信装置によれば、着信禁止手段が、
音声コーデック手段の使用中、着信制御手段による着信
処理を禁止するので、電話回線を介して呼出信号が入力
されても音声コーデック手段の使用を継続できる。した
がって、呼出信号の入力によって各種音声情報の録音や
再生が中断されてしまうことがなく、使用者にとってた
いへん便利である。
音声コーデック手段の使用中、着信制御手段による着信
処理を禁止するので、電話回線を介して呼出信号が入力
されても音声コーデック手段の使用を継続できる。した
がって、呼出信号の入力によって各種音声情報の録音や
再生が中断されてしまうことがなく、使用者にとってた
いへん便利である。
【0009】電話回線は、有線であっても無線であって
もよいし、専用回線であっても公衆回線であってもよ
い。
もよいし、専用回線であっても公衆回線であってもよ
い。
【0010】着信制御手段および着信禁止手段は、たと
えば所定のプログラムに基づいて動作するCPUにより
実現できる。
えば所定のプログラムに基づいて動作するCPUにより
実現できる。
【0011】通信装置としては、ファクシミリ装置が考
えられるが、これに限定されるものではなく、たとえば
パーソナルコンピュータなどのコンピュータに接続され
て、ファクシミリ送受信機能やプリンタ機能やイメージ
スキャナ機能やコピー機能などの各種の機能を発揮する
いわゆる多機能周辺装置であってもよい。
えられるが、これに限定されるものではなく、たとえば
パーソナルコンピュータなどのコンピュータに接続され
て、ファクシミリ送受信機能やプリンタ機能やイメージ
スキャナ機能やコピー機能などの各種の機能を発揮する
いわゆる多機能周辺装置であってもよい。
【0012】また、請求項2に記載した発明の通信装置
は、請求項1に記載の通信装置であって、モデム手段と
音声コーデック手段とは、1つの半導体チップに内蔵さ
れている。
は、請求項1に記載の通信装置であって、モデム手段と
音声コーデック手段とは、1つの半導体チップに内蔵さ
れている。
【0013】この通信装置によれば、請求項1に記載の
通信装置による効果に加えて、モデム手段と音声コーデ
ック手段とが1つの半導体チップに内蔵されているの
で、製造コストの低減を図ることができる。
通信装置による効果に加えて、モデム手段と音声コーデ
ック手段とが1つの半導体チップに内蔵されているの
で、製造コストの低減を図ることができる。
【0014】更に、請求項3に記載した発明の記憶媒体
は、電話回線を介して呼出信号が入力されたときに着信
処理を実行する着信制御手段と、画像データの変調およ
び復調を行うモデム手段と、音声信号の符号化および復
号化を行う音声コーデック手段とを有し、モデム手段と
音声コーデック手段との同時使用ができない通信装置を
制御するためのプログラムが格納された記憶媒体であっ
て、音声コーデック手段の使用中、着信制御手段による
着信処理を禁止するための着信禁止プログラムを含むプ
ログラムが格納されている。
は、電話回線を介して呼出信号が入力されたときに着信
処理を実行する着信制御手段と、画像データの変調およ
び復調を行うモデム手段と、音声信号の符号化および復
号化を行う音声コーデック手段とを有し、モデム手段と
音声コーデック手段との同時使用ができない通信装置を
制御するためのプログラムが格納された記憶媒体であっ
て、音声コーデック手段の使用中、着信制御手段による
着信処理を禁止するための着信禁止プログラムを含むプ
ログラムが格納されている。
【0015】この記憶媒体によれば、格納されたプログ
ラムに基づいて通信装置のCPUを動作させることによ
り、請求項1に記載した通信装置を実現できる。
ラムに基づいて通信装置のCPUを動作させることによ
り、請求項1に記載した通信装置を実現できる。
【0016】記憶媒体としては、ROMが考えられる
が、これに限らず、たとえばEEPROMあるいはCD
−ROMなどであってもよい。
が、これに限らず、たとえばEEPROMあるいはCD
−ROMなどであってもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を、図面を参照しつつ具体的に説明する。
態を、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0018】図1は、本発明に係る通信装置の一例とし
てのファクシミリ装置の回路ブロック図であって、この
ファクシミリ装置は、CPU1、NCU2、RAM3、
モデムチップ4、ROM5、EEPROM6、ゲートア
レイ7、コーデック8、DMAC9、読取部11、記録
部12、操作部13、および表示部14を備えている。
CPU1、NCU2、RAM3、モデムチップ4、RO
M5、EEPROM6、ゲートアレイ7、コーデック
8、およびDMAC9は、バス線により相互に接続され
ている。バス線には、アドレスバス、データバス、およ
び制御信号線が含まれる。ゲートアレイ7には、読取部
11、記録部12、操作部13、および表示部14が接
続されている。NCU2には、通信回線の一例としての
電話回線15とモデムチップ4とが接続されている。モ
デムチップ4には、モデム21、トーン検出部22a、
トーン送出部22b、および音声コーデック23が内蔵
されている。
てのファクシミリ装置の回路ブロック図であって、この
ファクシミリ装置は、CPU1、NCU2、RAM3、
モデムチップ4、ROM5、EEPROM6、ゲートア
レイ7、コーデック8、DMAC9、読取部11、記録
部12、操作部13、および表示部14を備えている。
CPU1、NCU2、RAM3、モデムチップ4、RO
M5、EEPROM6、ゲートアレイ7、コーデック
8、およびDMAC9は、バス線により相互に接続され
ている。バス線には、アドレスバス、データバス、およ
び制御信号線が含まれる。ゲートアレイ7には、読取部
11、記録部12、操作部13、および表示部14が接
続されている。NCU2には、通信回線の一例としての
電話回線15とモデムチップ4とが接続されている。モ
デムチップ4には、モデム21、トーン検出部22a、
トーン送出部22b、および音声コーデック23が内蔵
されている。
【0019】CPU(central processing unit )1
は、ファクシミリ装置全体を制御する。NCU(networ
k control unit)2は、電話回線15に接続されて網制
御を行う。RAM(random access memory)3は、電池
(図示せず)により電源バックアップが施されており、
CPU1にワーク領域を提供するとともに、各種の音声
データや画像データを記憶する。モデムチップ4は、モ
デム21および音声コーデック23の機能を発揮する。
ROM(read only memory)5は、各種のプログラムや
初期設定値などを記憶している。EEPROM(electr
ically erasableand programmable read only memory
)6は、各種の登録データやフラグなどを記憶する。
は、ファクシミリ装置全体を制御する。NCU(networ
k control unit)2は、電話回線15に接続されて網制
御を行う。RAM(random access memory)3は、電池
(図示せず)により電源バックアップが施されており、
CPU1にワーク領域を提供するとともに、各種の音声
データや画像データを記憶する。モデムチップ4は、モ
デム21および音声コーデック23の機能を発揮する。
ROM(read only memory)5は、各種のプログラムや
初期設定値などを記憶している。EEPROM(electr
ically erasableand programmable read only memory
)6は、各種の登録データやフラグなどを記憶する。
【0020】ゲートアレイ7は、CPU1の入出力イン
ターフェイスとして機能するとともに、各種の画像処理
を実行する。コーデック8は、画像データの符号化や復
号化を行う。DMAC(direct memory access control
er)9は、RAM3へのデータの書き込みや読み出しを
行う。読取部11は、光源やイメージセンサや原稿送り
モータなどを備えており、原稿を読み取ってアナログの
画像信号を出力する。記録部12は、インクジェット方
式あるいは熱転写方式などの印刷手段を備えており、受
信画像や読取画像などを記録用紙上に記録する。操作部
13は、使用者がモード切換操作、動作指示操作、およ
び各種の設定あるいは登録操作を施すためのものであっ
て、キースイッチ群などからなり、使用者の操作に応じ
た信号を出力する。表示部14は、LCD(liquid cry
stal display)などからなり、CPU1により制御され
て各種の表示を行う。
ターフェイスとして機能するとともに、各種の画像処理
を実行する。コーデック8は、画像データの符号化や復
号化を行う。DMAC(direct memory access control
er)9は、RAM3へのデータの書き込みや読み出しを
行う。読取部11は、光源やイメージセンサや原稿送り
モータなどを備えており、原稿を読み取ってアナログの
画像信号を出力する。記録部12は、インクジェット方
式あるいは熱転写方式などの印刷手段を備えており、受
信画像や読取画像などを記録用紙上に記録する。操作部
13は、使用者がモード切換操作、動作指示操作、およ
び各種の設定あるいは登録操作を施すためのものであっ
て、キースイッチ群などからなり、使用者の操作に応じ
た信号を出力する。表示部14は、LCD(liquid cry
stal display)などからなり、CPU1により制御され
て各種の表示を行う。
【0021】モデム21は、送信画像データの変調や受
信画像データの復調を行う。トーン検出部22aは、交
換機から送出されるファクシミリの制御手順などの各種
信号を検出する。トーン送出部22bは、交換機に対し
て各種信号を送出する。音声コーデック23は、音声信
号のA/D変換および符号化や音声データの復号化およ
びD/A変換を行う。
信画像データの復調を行う。トーン検出部22aは、交
換機から送出されるファクシミリの制御手順などの各種
信号を検出する。トーン送出部22bは、交換機に対し
て各種信号を送出する。音声コーデック23は、音声信
号のA/D変換および符号化や音声データの復号化およ
びD/A変換を行う。
【0022】すなわち、CPU1は、ROM5に格納さ
れているプログラムに基づいて動作することにより、電
話回線を介して呼出信号が入力されたときに着信処理を
実行する着信制御手段を実現している。CPU1は、R
OM5に格納されているプログラムに基づいて動作する
ことにより、音声コーデック手段の使用中、着信制御手
段による着信処理を禁止する着信禁止手段を実現してい
る。モデムチップ4は、モデム手段と音声コーデック手
段とを内蔵する1つの半導体チップを構成している。
れているプログラムに基づいて動作することにより、電
話回線を介して呼出信号が入力されたときに着信処理を
実行する着信制御手段を実現している。CPU1は、R
OM5に格納されているプログラムに基づいて動作する
ことにより、音声コーデック手段の使用中、着信制御手
段による着信処理を禁止する着信禁止手段を実現してい
る。モデムチップ4は、モデム手段と音声コーデック手
段とを内蔵する1つの半導体チップを構成している。
【0023】また、ROM5は、電話回線を介して呼出
信号が入力されたときに着信処理を実行する着信制御手
段と、画像データの変調および復調を行うモデム手段
と、音声信号の符号化および復号化を行う音声コーデッ
ク手段とを有し、モデム手段と音声コーデック手段との
同時使用ができない通信装置を制御するためのプログラ
ムが格納された記憶媒体であって、音声コーデック手段
の使用中、着信制御手段による着信処理を禁止するため
の着信禁止プログラムを含むプログラムが格納されてい
る記憶媒体を構成している。
信号が入力されたときに着信処理を実行する着信制御手
段と、画像データの変調および復調を行うモデム手段
と、音声信号の符号化および復号化を行う音声コーデッ
ク手段とを有し、モデム手段と音声コーデック手段との
同時使用ができない通信装置を制御するためのプログラ
ムが格納された記憶媒体であって、音声コーデック手段
の使用中、着信制御手段による着信処理を禁止するため
の着信禁止プログラムを含むプログラムが格納されてい
る記憶媒体を構成している。
【0024】次に、このように構成されたファクシミリ
装置の動作の要点について説明する。モデムチップ4の
音声コーデック23が作動中である場合、すなわち、応
答メッセージの録音、受信メッセージの再生、メモ録
音、メモ再生、ボイスアラーム録音、およびボイスアラ
ーム再生のいずれかを行っているときには、電話回線1
5を介して呼出信号が入力されても、回線が閉結され
ず、音声コーデック23の作動が継続される。音声コー
デック23が作動中でない場合には、電話回線15を介
して呼出信号が入力されたときに、回線が閉結され、モ
デム21が作動中になる。
装置の動作の要点について説明する。モデムチップ4の
音声コーデック23が作動中である場合、すなわち、応
答メッセージの録音、受信メッセージの再生、メモ録
音、メモ再生、ボイスアラーム録音、およびボイスアラ
ーム再生のいずれかを行っているときには、電話回線1
5を介して呼出信号が入力されても、回線が閉結され
ず、音声コーデック23の作動が継続される。音声コー
デック23が作動中でない場合には、電話回線15を介
して呼出信号が入力されたときに、回線が閉結され、モ
デム21が作動中になる。
【0025】したがって、応答メッセージの録音、受信
メッセージの再生、メモ録音、メモ再生、ボイスアラー
ム録音、およびボイスアラーム再生のいずれかを行って
いるときに、電話回線15を介して呼出信号が入力され
ても、音声コーデック23の動作が継続され、音声情報
の録音や再生が中断されることがない。
メッセージの再生、メモ録音、メモ再生、ボイスアラー
ム録音、およびボイスアラーム再生のいずれかを行って
いるときに、電話回線15を介して呼出信号が入力され
ても、音声コーデック23の動作が継続され、音声情報
の録音や再生が中断されることがない。
【0026】上記受信処理の手順について、図2のフロ
ーチャートを参照しながら説明する。この受信処理は、
所定時間毎に開始される。
ーチャートを参照しながら説明する。この受信処理は、
所定時間毎に開始される。
【0027】先ずCPU1が、呼出の有無を判断する
(S1)。具体的には、CPU1が、電話回線15を介
してNCU2に呼出信号が入力されたか否かを判断す
る。
(S1)。具体的には、CPU1が、電話回線15を介
してNCU2に呼出信号が入力されたか否かを判断す
る。
【0028】呼出があれば(S1:YES)、CPU1
が、音声コーデック23が使用中であるか否かを判断す
る(S2)。すなわち、応答メッセージの録音、受信メ
ッセージの再生、メモ録音、メモ再生、ボイスアラーム
録音、およびボイスアラーム再生のいずれかが行われて
いるかどうかを調べる。
が、音声コーデック23が使用中であるか否かを判断す
る(S2)。すなわち、応答メッセージの録音、受信メ
ッセージの再生、メモ録音、メモ再生、ボイスアラーム
録音、およびボイスアラーム再生のいずれかが行われて
いるかどうかを調べる。
【0029】音声コーデック23が使用中でなければ
(S2:NO)、CPU1が、NCU2を制御して回線
を閉結させる(S3)。そしてCPU1が、ファクシミ
リ受信であるか否かを判断する(S4)。具体的には、
CPU1が、モデム21からの信号に基づいて、ファク
シミリ受信であるか電話音声受信であるかを調べる。
(S2:NO)、CPU1が、NCU2を制御して回線
を閉結させる(S3)。そしてCPU1が、ファクシミ
リ受信であるか否かを判断する(S4)。具体的には、
CPU1が、モデム21からの信号に基づいて、ファク
シミリ受信であるか電話音声受信であるかを調べる。
【0030】ファクシミリ受信であれば(S4:YE
S)、CPU1が、ファクシミリ受信処理を実行する
(S5)。すなわち、受信画像データをモデム21に復
調させ、その画像データをコーデック8に復号化させ、
その画像データを記録部12に供給して記録用紙上に記
録させる。記録部12による記録が行えない状態であれ
ば、DMAC9を制御して、モデム21に復調させた画
像データをRAM3に格納させる。そしてCPU1が、
通信が終了したか否かを判断する(S6)。具体的に
は、CPU1が、電話回線15を介して発呼側から通信
を終了する旨のコマンドが入力されたかどうか、あるい
は電話回線15を介してデータが入力されなくなったか
どうかを調べる。
S)、CPU1が、ファクシミリ受信処理を実行する
(S5)。すなわち、受信画像データをモデム21に復
調させ、その画像データをコーデック8に復号化させ、
その画像データを記録部12に供給して記録用紙上に記
録させる。記録部12による記録が行えない状態であれ
ば、DMAC9を制御して、モデム21に復調させた画
像データをRAM3に格納させる。そしてCPU1が、
通信が終了したか否かを判断する(S6)。具体的に
は、CPU1が、電話回線15を介して発呼側から通信
を終了する旨のコマンドが入力されたかどうか、あるい
は電話回線15を介してデータが入力されなくなったか
どうかを調べる。
【0031】通信が終了すれば(S6:YES)、CP
U1が、NCU2を制御して回線を開放させ(S7)、
受信処理を終了する。
U1が、NCU2を制御して回線を開放させ(S7)、
受信処理を終了する。
【0032】S6において通信が終了していなければ
(S6:NO)、S5に戻ってファクシミリ受信処理を
継続する。
(S6:NO)、S5に戻ってファクシミリ受信処理を
継続する。
【0033】S4において、ファクシミリ受信でなけれ
ば(S4:NO)、CPU1が、音声受信処理を実行す
る(S8)。すなわち、動作モードが留守番モードに設
定されていれば、RAM3に格納されている応答メッセ
ージの音声データを音声コーデック23に復号化および
D/A変換させてNCU2を介して電話回線15に送出
させ、電話回線15を介して入力された音声信号を音声
コーデック23にA/D変換および符号化させて、その
音声データをDMAC9によってRAM3に格納させ
る。そしてCPU1が、通信が終了したか否かを判断す
る(S9)。具体的には、CPU1が、発呼側が電話を
切ったかどうか、あるいは使用者によりオンフックされ
たかどうか、あるいは受信メッセージの最大録音時間が
経過したかどうかを調べる。
ば(S4:NO)、CPU1が、音声受信処理を実行す
る(S8)。すなわち、動作モードが留守番モードに設
定されていれば、RAM3に格納されている応答メッセ
ージの音声データを音声コーデック23に復号化および
D/A変換させてNCU2を介して電話回線15に送出
させ、電話回線15を介して入力された音声信号を音声
コーデック23にA/D変換および符号化させて、その
音声データをDMAC9によってRAM3に格納させ
る。そしてCPU1が、通信が終了したか否かを判断す
る(S9)。具体的には、CPU1が、発呼側が電話を
切ったかどうか、あるいは使用者によりオンフックされ
たかどうか、あるいは受信メッセージの最大録音時間が
経過したかどうかを調べる。
【0034】通信が終了すれば(S9:YES)、S7
に進む。
に進む。
【0035】S9において通信が終了していなければ
(S9:NO)、S8に戻って音声受信処理を継続す
る。
(S9:NO)、S8に戻って音声受信処理を継続す
る。
【0036】S2において音声コーデック23が使用中
であれば(S2:YES)、回線を閉結させずに受信処
理を終了する。
であれば(S2:YES)、回線を閉結させずに受信処
理を終了する。
【0037】S1において呼出がなければ(S1:N
O)、回線を閉結させずに受信処理を終了する。
O)、回線を閉結させずに受信処理を終了する。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
発明の通信装置によれば、着信禁止手段が、音声コーデ
ック手段の使用中、着信制御手段による着信処理を禁止
するので、電話回線を介して呼出信号が入力されても音
声コーデック手段の使用を継続できる。したがって、呼
出信号の入力によって各種音声情報の録音や再生が中断
されてしまうことがなく、使用者にとってたいへん便利
である。
発明の通信装置によれば、着信禁止手段が、音声コーデ
ック手段の使用中、着信制御手段による着信処理を禁止
するので、電話回線を介して呼出信号が入力されても音
声コーデック手段の使用を継続できる。したがって、呼
出信号の入力によって各種音声情報の録音や再生が中断
されてしまうことがなく、使用者にとってたいへん便利
である。
【0039】また、請求項2に記載した発明の通信装置
によれば、請求項1に記載の通信装置による効果に加え
て、モデム手段と音声コーデック手段とが1つの半導体
チップに内蔵されているので、製造コストの低減を図る
ことができる。
によれば、請求項1に記載の通信装置による効果に加え
て、モデム手段と音声コーデック手段とが1つの半導体
チップに内蔵されているので、製造コストの低減を図る
ことができる。
【0040】更に、請求項3に記載した発明の記憶媒体
によれば、格納されたプログラムに基づいて通信装置の
CPUを動作させることにより、請求項1に記載した通
信装置を実現できる。
によれば、格納されたプログラムに基づいて通信装置の
CPUを動作させることにより、請求項1に記載した通
信装置を実現できる。
【図1】本発明に係る通信装置の一例としてのファクシ
ミリ装置の回路ブロック図である。
ミリ装置の回路ブロック図である。
【図2】図1に示すファクシミリ装置による受信処理の
手順を説明するフローチャートである。
手順を説明するフローチャートである。
【符号の説明】 1 CPU 2 NCU 3 RAM 4 モデムチップ 5 ROM 6 EEPROM 7 ゲートアレイ 8 コーデック 9 DMAC 11 読取部 12 記録部 13 操作部 14 表示部 15 電話回線 21 モデム 23 音声コーデック
Claims (3)
- 【請求項1】 電話回線を介して呼出信号が入力された
ときに着信処理を実行する着信制御手段と、 画像データの変調および復調を行うモデム手段と、 音声信号の符号化および復号化を行う音声コーデック手
段とを有し、 前記モデム手段と前記音声コーデック手段との同時使用
ができない通信装置であって、 前記音声コーデック手段の使用中、前記着信制御手段に
よる着信処理を禁止する着信禁止手段を備えたことを特
徴とする通信装置。 - 【請求項2】 前記モデム手段と前記音声コーデック手
段とは、1つの半導体チップに内蔵されている、請求項
1に記載の通信装置。 - 【請求項3】 電話回線を介して呼出信号が入力された
ときに着信処理を実行する着信制御手段と、 画像データの変調および復調を行うモデム手段と、 音声信号の符号化および復号化を行う音声コーデック手
段とを有し、 前記モデム手段と前記音声コーデック手段との同時使用
ができない通信装置を制御するためのプログラムが格納
された記憶媒体であって、 前記音声コーデック手段の使用中、前記着信制御手段に
よる着信処理を禁止するための着信禁止プログラムを含
むプログラムが格納されていることを特徴とする記憶媒
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10020977A JPH11220546A (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 通信装置および記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10020977A JPH11220546A (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 通信装置および記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11220546A true JPH11220546A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=12042234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10020977A Pending JPH11220546A (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 通信装置および記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11220546A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100551119B1 (ko) * | 2002-07-03 | 2006-02-13 | 주식회사 엘지텔레콤 | 이동통신 시스템에서 기지국 단위의 로밍 방법 및 시스템 |
-
1998
- 1998-02-02 JP JP10020977A patent/JPH11220546A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100551119B1 (ko) * | 2002-07-03 | 2006-02-13 | 주식회사 엘지텔레콤 | 이동통신 시스템에서 기지국 단위의 로밍 방법 및 시스템 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050201 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070522 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070720 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080520 |