JPH11220346A - 自動利得制御回路 - Google Patents

自動利得制御回路

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JPH11220346A
JPH11220346A JP10020738A JP2073898A JPH11220346A JP H11220346 A JPH11220346 A JP H11220346A JP 10020738 A JP10020738 A JP 10020738A JP 2073898 A JP2073898 A JP 2073898A JP H11220346 A JPH11220346 A JP H11220346A
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JP
Japan
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gain control
unit
signal
control signal
gain
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Application number
JP10020738A
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English (en)
Inventor
Masahiko Shimizu
昌彦 清水
Hideto Furukawa
秀人 古川
Tomonori Sato
知紀 佐藤
Koji Matsuyama
幸二 松山
Masaaki Fujii
正明 藤井
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3052Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in bandpass amplifiers (H.F. or I.F.) or in frequency-changers used in a (super)heterodyne receiver
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    • H03G3/3052Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in bandpass amplifiers (H.F. or I.F.) or in frequency-changers used in a (super)heterodyne receiver
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    • HELECTRICITY
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    • H03G2201/00Indexing scheme relating to subclass H03G
    • H03G2201/10Gain control characterised by the type of controlled element
    • H03G2201/103Gain control characterised by the type of controlled element being an amplifying element

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前段と後段との利得制御部に対する自動利得
制御回路に関し、回路規模の縮小を図る。 【解決手段】 アンテナ1,送受共用部2,受信部3の
前段利得制御部3A,後段利得制御部4,検波部5等を
含み、可変利得増幅器や可変減衰器等の前段の利得制御
部3Aと、可変利得増幅器等の後段の利得制御部4とを
制御する自動利得制御回路9であって、後段の利得制御
部4の出力信号又は検波部5の出力信号と基準値とを比
較する比較部10と、この比較部10の比較出力信号に
応じて後段の利得制御部4の利得制御信号を出力する第
1の利得制御信号出力部11と、比較部10の比較出力
信号を基に、第1の利得制御信号出力部11より時定数
が長く、且つ前段の利得制御部3Aの利得制御信号を出
力する第2の利得制御信号出力部12とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波部内の利得
制御部と低周波部内の利得制御部との利得を制御する自
動利得制御回路及びこの自動利得制御回路を備えた無線
装置に関する。無線装置の受信信号レベルは、電波の伝
搬路の特性変動に従って比較的大きく変動するものであ
る。従って、受信処理する信号レベルを所定値に維持す
る為の自動利得制御回路が設けられている。このような
自動利得制御回路の構成を簡単化することが要望されて
いる。
【0002】
【従来の技術】図8は従来例の自動利得制御回路を備え
た無線受信機の説明図であり、CDMA(Code Divis
ion Multiple Access )方式に於けるスペースダイバ
ーシティを適用した構成の場合を示し、101はアンテ
ナ、102は低雑音高周波増幅器、103は可変減衰
器、104は周波数変換器、105は可変利得増幅器、
106は検波部、107はAD変換器(A/D)、10
8は逆拡散部、109は乗算器、110は合成部、11
1は信号分岐部、112は局部発振器、113はAD変
換器(A/D)、114,115はAGC回路(自動利
得制御回路)、116はブランチ間の利得を補正する利
得補正部である。
【0003】アンテナ101による受信信号は、低雑音
増幅器102により増幅され、AGC回路114により
制御される可変減衰器103を介して周波数変換器10
4に入力され、局部発振器112からの局部発振信号と
混合されて中間周波信号に変換される。この時、可変減
衰器103により周波数変換器104が飽和しないよう
に信号レベルが制御される。又この中間周波信号は、A
GC回路115によって利得が制御される可変利得増幅
器105に分岐部111を介して入力され、検波部10
6が飽和しないように信号レベルが制御される。
【0004】検波部106は、中間周波信号が直交変調
されている場合は直交検波部として検波し、直交したI
チャネル信号とQチャネル信号とを出力する。そして、
AD変換器107によりディジタル信号に変換し、逆拡
散部108に入力し、拡散符号によって逆拡散復調し、
乗算器109を介して合成部110に入力し、ブランチ
間の信号を合成する。
【0005】又利得補正部116は、AGC回路11
4,115からの利得制御信号に従ってブランチ間の信
号レベルの補正を行うもので、逆拡散部108からの逆
拡散復調された信号レベルはほぼ等しいものとなるか
ら、アンテナ101への入力信号レベルに対応したレベ
ルに補正し、合成部110に於いて最大比合成等を行う
ものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】移動無線通信端末装置
等の無線装置に於いては、安定な受信処理を可能とする
為に、高周波部に於ける可変減衰器103等の前段の利
得制御部の利得制御と、低周波部又は中間周波部に於け
る可変利得増幅器105等の後段の利得制御部の利得制
御との2段階の利得制御を行う構成が採用されており、
前段の利得制御部の可変減衰器103はAGC回路11
4により制御され、後段の利得制御部の可変利得増幅器
105はAGC回路115により制御される構成を備え
ている。従って、受信経路対応に、利得制御の為の類似
した機能を有する2個のAGC回路を必要とするから、
回路規模が比較的大きくなる問題があった。本発明は、
AGC機能の共用化によって、回路規模の削減を図るこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の自動利得制御回
路は、(1)前段の利得制御部3Aと後段の利得制御部
4との利得を制御する自動利得制御回路であって、後段
の利得制御部4を介した信号レベルと基準値とを比較す
る比較部10と、この比較部10の比較出力信号に応じ
て、後段の利得制御部4の利得制御信号を出力する第1
の利得制御信号出力部11と、比較部10の比較出力信
号を基に、第1の利得制御信号出力部11より時定数が
長く、前段の利得制御部3Aの利得制御信号を出力する
第2の利得制御信号出力部12とを備えている。即ち、
前段と後段との2段階で利得制御する構成に於いて、前
段と後段との利得制御部を共用化した自動利得制御回路
によって制御することができるから、回路規模を縮小で
きる。
【0008】又(2)後段の利得制御部4を介した信号
レベルと基準値とを比較する比較部10と、この比較部
10の比較出力信号を基に、後段の利得制御部4の利得
制御信号を出力する第1の利得制御信号出力部11と、
比較部10の比較出力信号と設定値との比較に基づいて
アップカウントとダウンカウントとを制御するアップダ
ウンカウンタを含み、このアップダウンカウンタのカウ
ント値に応じた前記前段の利得制御部の制御信号を出力
する第2の利得制御信号出力部12とを備えている。こ
の場合、前段の利得制御部3Aをアップダウンカウンタ
のカウント値に応じて段階的に利得又は減衰量を制御す
ることになる。
【0009】又(3)第2の利得制御信号出力部12
は、アップダウンカウンタと、このアップダウンカウン
タのアップカウント信号をオーバーフロー時に出力し、
ダウンカウント信号をアンダーフロー時に出力する補助
カウンタと、比較部10の比較出力信号と設定値と前記
アップダウンカウンタのカウント値とを基に、補助カウ
ンタのアップカウント又はダウンカウント信号を出力す
る比較判定部とを備えることができる。
【0010】又(4)第2の利得制御信号出力部12の
アップダウンカウンタのカウント値の変化時に、このア
ップダウンカウンタのカウント値に基づく前段の利得制
御部3Aの利得制御結果による前記第1の利得制御信号
出力部11からの利得制御信号の変化を抑圧するように
補正する変動量補正部を設けることができる。この変動
量補正部により、前段の利得制御部3Aの利得制御に伴
う時定数の短い第1の利得制御信号出力部11による後
段の利得制御部4に対する利得制御信号の変動量を抑圧
し、利得制御の安定化を図る。
【0011】又(5)複数のブランチ対応の後段の利得
制御部を、ブランチ対応の第1の利得制御信号出力部か
らの利得制御信号により制御し、ブランチ対応の前段の
利得制御部を、複数のブランチで共用化した第2の利得
制御信号出力部からの利得制御信号により制御する構成
とすることができる。それにより、複数のブランチ対応
の第2の利得制御信号出力部を共用化して、回路規模の
縮小を図る。
【0012】又(6)複数のブランチ間の利得差を2の
冪乗となるように、前段の利得制御部3Aと後段の利得
制御部4との何れか一方又は両方を制御する第1の利得
制御信号出力部又は第2の利得制御信号出力部を備える
ことができる。それにより、ブランチ間の利得補正処理
をビットシフトにより実現できる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の原理説明図であ
り、1はアンテナ、2は送受共用器、3は可変減衰器等
の前段の利得制御部3Aと低雑音増幅器,周波数変換器
等を含む受信部、4は可変利得増幅器等の後段の利得制
御部、5は検波部、6はCDMA方式に適用した場合の
逆拡散復調部、7は利得補正部、8は音声信号のコーデ
ック,スピーカ,マイクロホン,データ入力部,データ
表示部,出力部等を含む送受信処理部、9は自動利得制
御回路、10は比較部、11,12は第1,第2の利得
制御信号出力部、13は送信増幅器,周波数変換器等を
含む送信部、14は送信データ処理部である。
【0014】アンテナ1による受信信号は、受信部3の
利得制御部3Aによりレベルが所定値となるように制御
され、周波数変換された後、後段の利得制御部4により
レベルが所定値となるように制御され、検波部5により
検波される。この検波出力信号を、CDMA方式に適用
した場合は逆拡散復調部6により復調し、利得補正部7
により信号レベルを補正し、送受信処理部8に入力して
音声再生やデータ再生,表示等を行う。
【0015】又自動利得制御回路9は、比較部10と第
1,第2の利得制御信号出力部11,12とを含み、後
段の利得制御部4の出力信号又はそれを検波した信号の
レベルを比較部10に於いて基準値と比較し、その比較
出力信号に対応して後段の利得制御部4の利得制御信号
を第1の利得制御信号出力部11から出力する。従っ
て、検波出力信号レベルの変動に対応して後段の利得制
御部4の利得が制御されるから、逆拡散復調部6等に入
力される信号レベルの瞬時変動に対して抑圧するように
後段の利得制御部4の利得を制御することができる。
【0016】又第2の利得制御信号出力部12は、例え
ば、第1の利得制御信号出力部11による後段の利得制
御部4の利得を基に利得制御信号を出力することができ
る。例えば、利得制御部4の利得が大きい場合は、入力
信号レベルが小さいことを示すから、前段の利得制御部
3Aの利得を大きくすることになり、可変減衰器を用い
た場合は減衰量を小さくする。反対に、利得制御部4の
利得が小さい場合は、入力信号レベルが大きいことを示
すから、前段の利得制御部3Aの利得を小さくすること
になり、可変減衰器を用いた場合は減衰量を大きくす
る。この場合の前段の利得制御部3Aの利得制御は、信
号レベルの瞬時変動或いはそれより遅い長区間変動に追
従する特性で充分である。
【0017】図2は本発明の第1の実施の形態の説明図
であり、21はアンテナ、22は低雑音増幅器、23は
可変減衰器、24は周波数変換器、25は可変利得増幅
器、26は直交検波器、27はAD変換器、28は逆拡
散復調器、29は乗算器、30は合成部、31はAGC
回路(自動利得制御回路)、32は局部発振器、33は
ブランチ間の利得補正部であり、図8に示す従来例と同
様に、CDMA方式に於けるスペースダイバーシティに
適用した場合を示し、可変減衰器23が前段の利得制御
部に、可変利得増幅器25が後段の利得制御部にそれぞ
れ相当することになる。
【0018】AGC回路31は、図1に示す自動利得制
御回路9と同様に比較部10と第1,第2の利得制御信
号出力部11,12とを含む構成を有し、直交検波器2
6による検波出力信号をAD変換器27によりディジタ
ル信号に変換して入力する。そして、基準値と比較し、
その比較出力信号を基に第1の利得制御信号出力部から
可変利得増幅器25の利得制御信号を出力し、第2の利
得制御信号出力部から可変減衰器23の利得制御信号を
出力する。
【0019】可変減衰器23は、周波数変換器24が飽
和しないように入力信号レベルを制御できる減衰量に制
御すれば良いことになり、又可変利得増幅器25は、検
波出力信号レベルが所定値となるように利得を制御する
もので、前述のように、第1の利得制御信号出力部から
可変利得増幅器25の利得を制御する速度に対して、第
2の利得制御信号出力部から可変減衰器23の利得(減
衰量)を制御する速度を遅くすることができる。そし
て、前段と後段との利得制御部の可変減衰器23と可変
利得増幅器25とに対して、共通化したAGC回路31
を設けたことにより、回路規模を縮小することができ
る。
【0020】又利得補正部33は、第1の利得制御信号
出力部からの利得制御信号と、第2の利得制御信号出力
部からの利得制御信号とを、ブランチ対応に入力し、一
方のブランチの入力信号レベルが小さいことにより、前
段及び後段の利得制御部(可変減衰器23と可変利得増
幅器25)との利得を大きくした場合、乗算器29によ
り信号レベルを小さくし、他方のブランチの入力信号レ
ベルが大きい場合、前段及び後段の利得制御部の利得を
小さくすることになるから、乗算器29により信号レベ
ルを大きくし、合成部30はブランチ間の利得補正され
た信号を基に個最大比合成等を行うことになる。
【0021】図3は本発明の第2の実施の形態の要部説
明図であり、41はパワー算出部、42は加算器、43
は乗算器、44は加算器、45は1シンボル分の遅延回
路(D)、46はDA変換器(D/A)、47は比較判
定部、48は補助カウンタ、49はアップダウンカウン
タである。
【0022】図1の検波部5又は図2の直交検波器26
からの検波出力信号がパワー算出部41に入力される。
このパワー算出部41と加算器42と乗算器43とを含
む構成が、図1の比較部10に相当する機能となり、又
加算器44と遅延回路45とDA変換器46とを含む構
成が、図1の第1の利得制御信号出力部11に相当する
機能となって、図1の後段の利得制御部4又は図2の可
変利得増幅器25に加える利得制御信号C1となる。又
比較判定部47と補助カウンタ48とアップダウンカウ
ンタ49とを含む構成が、図1の第2の利得制御信号出
力部12に相当する機能となって、図1の前段の利得制
御部3A又は図2の可変減衰器23に加える利得制御信
号C2となる。又これらの利得制御信号C1,C2は、
図2の利得補正部33に加える利得制御信号C3とな
る。
【0023】パワー算出部41は、直交検波器からの
I,Q直交検波出力信号が入力され、例えば、10 log
10(I2 +Q2 )の演算によりシンボル速度でパワーを
算出し、検波出力信号レベルに相当する信号と基準値と
を比較する。この場合、加算器42に於いて差分を求め
る構成の場合を示している。そして、その差分信号(比
較出力信号)を乗算器43に入力する。乗算器43に於
いては重み付け係数W1を乗算し、後段に於ける飽和が
生じないようにして加算器44に入力する。
【0024】この加算器44と遅延回路45とにより積
分器を構成して、乗算器43の出力信号の遅延回路45
の遅延時間に相当する時間平均をとり、その出力信号x
をDA変換器46によりアナログ信号に変換して利得制
御信号C1とする。この場合、信号レベルが高いと、そ
れに対応したレベルのアナログの利得制御信号C1とな
り、後段の利得制御部4(図1参照)又は可変利得増幅
器25の利得を小さくする方向に制御することになる。
又反対に、信号レベルが低いと、後段の利得制御部4又
は可変利得増幅器25の利得を大きくする方向に制御す
ることになる。この後段の利得制御部4又は可変利得増
幅器25の利得を、例えば、0〜50dBの範囲で制御
することができる。
【0025】又パワー算出部41が例えばCDMA方式
に於けるシンボル速度で動作し、遅延回路45は1シン
ボルの遅延時間とすることにより、後段の利得制御部3
A又は可変利得増幅器25を、信号レベルの瞬時変動に
追従して制御することができる。
【0026】又積分器の出力信号xを比較制御部47に
於いて設定値α,βと比較する。この設定値α,βは、
例えば、出力信号xが所望の受信出力信号レベルを示す
時に、β>x>αの関係となるように選定する。又アッ
プダウンカウンタ49のカウント値yの0〜15に対応
して、前段の利得制御部3A(図1参照)又は可変減衰
器23(図2参照)を2dB間隔で16段階の利得(減
衰量)制御を行うことができる。その場合に、α>xで
且つy≠15の時、即ち、出力信号xが設定値αより小
さく、且つアップダウンカウンタ49が最大のカウント
値でない時に1を出力する。又β<xで且つy≠0の
時、即ち、出力信号xが設定値βより大きく、且つアッ
プダウンカウンタ49が最小のカウント値でない時に−
1を出力し、それ以外はリセット信号を出力する。
【0027】補助カウンタ48は、例えば、15を初期
値としたアップダウンカウンタで、比較判定部47の出
力信号の1又は−1に従ったカウントを行い、例えば、
α>xの状態が継続し、アップカウントによりカウント
値が31を超えるとオーバーフローとなり、その時は1
を出力して、初期値(15)にリセットする。又反対に
β<xの状態が継続し、ダウンカウントによりカウント
値が0以下となるとアンダーフローとなり、その時は−
1を出力して、初期値(15)にリセットする。即ち、
補助カウンタ48は、アップダウンカウンタ49に加え
る信号udを、オーバーフロー時に+1、アンダーフロ
ー時に−1として、カウント値を中心の15の初期値と
する。
【0028】アップダウンカウンタ49は、補助カウン
タ48からの信号udのオーバーフローによる1によっ
てアップカウントし、アンダーフローによる−1によっ
てダウンカウントし、そのカウント値yを比較判定部4
7に加えると共に、前段の利得制御部3A(図1参照)
又は可変減衰器23(図2参照)の利得制御信号C2と
して出力する。
【0029】従って、出力信号x(入力信号レベルに対
応)が大きい時、即ち、β<xの時に、補助カウンタ4
8のダウンカウントが行われ、これが継続した時に、補
助カウンタ48の出力信号udによりアップダウンカウ
ンタ49のダウンカウントが行われ、カウント値が減少
するから、可変減衰器23の減衰量を大きくするような
利得制御信号C2が出力される。反対に、出力信号xが
小さい時、即ち、α>xの時に、補助カウンタ48のア
ップカウントが行われ、これが継続した時に、補助カウ
ンタ48の出力信号udによりアップダウンカウンタ4
9のアップカウントが行われ、カウント値が増加するか
ら、可変減衰器23の減衰量を小さくするな利得制御信
号C2が出力される。この場合、2dB間隔で、0〜3
2dBの範囲で段階的に利得(減衰量)の制御が行われ
る。又カウント値が0の場合は補助カウンタ48からの
信号udが−1であっても、カウント値0を維持し、同
様に、カウント値が最大値の例えば15の場合に、補助
カウンタ48からの信号udが1であっても、最大値の
カウント値15を維持する。
【0030】従って、後段の利得制御部4(図1参照)
又は可変利得増幅器25(図2参照)は、例えば、CD
MA方式に於けるシンボル速度程度で利得制御信号C1
によって利得が制御され、前段の利得制御部3A(図1
参照)又は可変減衰器23(図2参照)は、補助カウン
タ48により長区間の変動分に追従した特性の利得制御
信号C2によって利得が制御される。又積分器の出力信
号xとアップダウンカウンタ49のカウント値yとがブ
ランチ間の利得補正部に加える利得制御信号C3とな
る。又各部はディジタル信号を処理する構成とし、又プ
ロセッサの演算処理機能によって各部を構成することも
可能である。
【0031】図4は本発明の第3の実施の形態の要部説
明図であり、図3と同一符号は同一部分を示し、57は
比較判定部、58は補助カウンタ、59はアップダウン
カウンタである。DA変換器46は、図3に示す場合と
同様に、後段の利得制御部4(図1参照)又は可変利得
増幅器25(図2参照)に加える利得制御信号C1を出
力する。
【0032】又比較判定部57は、加算器42からの差
分信号zを入力し、この差分信号zと0とを比較する。
そして、0>zの時は1を出力し、0<zの時は−1を
出力して補助カウンタ58に入力する。補助カウンタ5
8は、比較判定部57からの信号に対応してアップカウ
ント又はダウンカウントし、オーバーフローの時に1を
出力し、アンダーフローの時に−1を出力してアップダ
ウンカウンタ59に入力すると共に、初期値(中心値)
にリセットする。
【0033】アップダウンカウンタ59は、図3に於け
るアップダウンカウンタ49と同様に動作し、利得制御
信号C2を前段の利得制御部3A(図1参照)又は可変
減衰器23(図2参照)に加えて、カウント値が大きい
時は利得を大きく(減衰量を小さく)し、反対にカウン
ト値が小さい時は利得を小さく(減衰量を大きく)する
ように、段階的な利得制御を行うことになる。
【0034】従って、入力信号レベルが高い場合は、差
分信号zが0より大きくなり、積分器の出力信号も大き
くなるから、後段の利得制御部4(図1参照)又は可変
利得増幅器25(図2参照)の利得を小さくする方向の
利得制御信号C1が出力され、信号レベルの瞬時変動を
抑圧するように利得制御が行われる。
【0035】そして、差分信号zが0より大きい状態が
継続すると、補助カウンタ58はダウンカウントを継続
するからアンダーフローの状態となり、それによって、
アップダウンカウンタ59はダウンカウントし、カウン
ト値が小さくなるから、前段の利得制御部3A(図1参
照)又は可変減衰器23(図2参照)の利得を小さくす
る(減衰量を大きくする)方向の利得制御信号C2が出
力され、長区間変動を抑圧するように利得制御が行われ
る。この場合、長区間変動に追従して利得制御を行うも
のであるから、例えば、時定数の長いランダムウォーク
フィルタを用いて、前段の利得制御部3A又は可変減衰
器23を制御する構成とすることも可能である。
【0036】図5は本発明の第4の実施の形態の要部説
明図であり、図3と同一符号は同一部分を示し、61は
加算器、62は乗算器、W2は重み付け係数である。こ
の重み付け係数W2を乗算する乗算器66と、加算器6
5とにより変動量補正部を構成しており、この変動量補
正部を図3の構成に付加した場合に相当する。
【0037】前述のように、後段の利得制御部4(図1
参照)又は可変利得増幅器25(図2参照)は、瞬時変
動に追従して利得が制御され、前段の利得制御部3A
(図1参照)又は可変減衰器23(図2参照)は、長区
間変動に追従して利得が制御されるものであるから、前
段の利得制御部3A又は可変減衰器23の利得制御を行
った時に、後段の利得制御部4又は可変利得増幅器25
の利得を瞬時変動に対応して制御することになり、この
場合は、前段の利得制御部3A又は可変減衰器23の利
得制御を打ち消す方向に追従動作することになる。
【0038】そこで、加算器61と乗算器62とを含む
変動量補正部により、前段の利得制御部3A又は可変減
衰器23の利得変動を、後段の利得制御部4又は可変利
得増幅器25に対する利得制御信号C1に反映させて、
全体の自動利得制御特性を改善するものである。即ち、
補助カウンタ48の出力信号udが1又は−1となるこ
とにより、利得制御信号C2が変化するから、その出力
信号udを乗算器62に加えて、重み付け係数W2を乗
算し、その乗算出力信号を加算器61に加えて、出力信
号xから減算する。
【0039】例えば、出力信号x(入力信号レベルに対
応)が大きく、β<xとなると、補助カウンタ48がダ
ウンカウントし、それが継続してアンダーフローする
と、補助カウンタ48の出力信号udは−1となり、ア
ップダウンカウンタ49がダウンカウントして、利得制
御信号C2が変化し、前段の利得制御部3A又は可変減
衰器23の利得が小さく(減衰量が大きく)なるように
利得制御信号C2によって制御される。それにより、信
号レベルが低くなるから、出力信号xも小さくなる。
【0040】しかし、その時の補助カウンタ48の出力
信号udに、重み付け係数W2を乗算し、その乗算出力
信号(この場合、出力信号ud=−1であるから、乗算
出力信号も負の符号となる)を出力信号xから減算する
ことにより、利得制御信号C1の値の変化を補正し、ほ
ぼ前の状態の利得制御信号C1を出力することができ
る。反対に、出力信号xが小さく、α>xとなると、補
助カウンタ48はアップカウントし、それが継続してオ
ーバーフローすると、補助カウンタ48の出力信号ud
は1となり、アップダウンカウンタ49はアップカウン
タとし、利得制御信号C2は、可変減衰器23の減衰量
を小さくするように変化する。それにより、出力信号x
は大きくなる方向に変化するが、補助カウンタ48の1
の出力信号に重み付け係数W2を乗算し、出力信号xか
ら減算することにより、利得制御信号C1の値の変化を
補正し、ほぼ前の状態の利得制御信号C1を出力するこ
とができる。
【0041】図6は本発明の第5の実施の形態の要部説
明図であり、スペースダイバーシティ方式に適用した場
合を示し、41a,41bはパワー算出部、42a,4
2bは基準値と比較する加算器、43a,43bは重み
付け係数W1を乗算する乗算器、44a,44bは加算
器、45a,45bは遅延回路(D)、46a,46b
はDA変換器(D/A)、47Aは比較判定部、48A
は補助カウンタ、49Aはアップダウンカウンタ、61
a,61bは加算器、62は重み付け係数W2と乗算す
る乗算器、C1a,C1bは後段の利得制御部4(図1
参照)又は可変利得増幅器25(図2参照)に加える利
得制御信号、C2は前段の利得制御部3A(図1参照)
又は可変減衰器23(図2参照)に加える利得制御信
号、C3はブランチ間の利得補正部33(図2参照)に
加える制御信号である。
【0042】この実施の形態は、前述の実施の形態と同
様に、パワー算出部41a,41bにより算出したパワ
ーと基準値とを比較し、差分信号に重み付け係数W1を
乗算し、1シンボルの遅延時間の遅延回路45a,45
bと加算器44a,44bとによる積分器の出力信号x
1,x2を加算器61a,61bを介してDA変換器4
6a,46bに入力し、ブランチ対応の後段の利得制御
部又は可変利得増幅器に対してそれぞれアナログの利得
制御信号C1a,C1bを出力する。この場合に、加算
器61a,61bと乗算器62とを含む変動量補正部に
より補正された利得制御信号C1a,C1bとなる。
【0043】又比較判定部47Aは、各ブランチの積分
器に於ける出力信号x1,x2を入力し、アップダウン
カウンタ49Aのカウント値が15でなく、α>x1又
はα>x2の時に1を出力し、アップダウンカウンタ4
9Aのカウント値が0でなく、β<x1又はβ<x2の
時に−1を出力し、それ以外の条件の時はリセット信号
を出力する。
【0044】補助カウンタ48A及びアップダウンカウ
ンタ49Aは、図5に於ける補助カウンタ48及びアッ
プダウンカウンタ49と同様に動作し、アップダウンカ
ウンタ49Aのカウント値を、両方のブランチの前段の
利得制御部3A又は可変減衰器23の利得制御信号C2
とする。又ブランチ対応の利得制御信号C1a,C1b
をブランチ間の利得補正部の制御信号C3とする。
【0045】補助カウンタ48Aは、比較判定部47A
から1が出力された時にアップカウントし、−1が出力
された時にダウンカウントし、リセット信号が出力され
た時は初期値にリセットする。例えば、0〜31のカウ
ント値の場合、15の初期値にリセットする。そして、
アップカウントを継続してオーバーフローする時は、1
を出力してリセットし、アンダカウントを継続してアン
ダーフローする時は、−1を出力してリセットする。
【0046】アップダウンカウンタ49Aは、補助カウ
ンタ48Aの出力信号の1によりアップカウントし、−
1によりダウンカウントし、カウント値を前段の利得制
御部3A又は可変減衰器23の利得制御信号C2とす
る。この場合、補助カウンタ48Aの出力信号と重み付
け係数W2とを乗算し、乗算出力信号を、加算器61
a,61bに於いて出力信号x1,x2から減算して、
前段の利得制御部3A又は可変減衰器23の利得(減衰
量)制御による変動量を補正する。
【0047】従って、比較判定部47A,補助カウンタ
48A,アップダウンカウンタ49A等を含む第2の利
得制御信号出力部を、ブランチ間で共用化することがで
きるから、回路規模を縮小することができる。
【0048】図7は本発明の第6の実施の形態の要部説
明図であり、図6と同一符号は同一部分を示し、71は
利得補正制御部である。この実施の形態は、変動量補正
部を構成する加算器61a,61bの出力信号y1,y
2を利得補正制御部71に入力し、信号z1,z2を後
段の利得制御部3A又は可変利得増幅器25の利得制御
信号C1a,C1bとして出力し、又x0をブランチ間
の利得補正の制御信号C3として出力する。
【0049】この利得補正制御部71は、y1>y2の
時に、 z1=(int)〔(y1−y2)/Y+0.5〕*Y
+y2 z2=y2 x0=(int)〔(y1−y2)/Y+0.5〕 を出力し、又y1<y2の時に、 z1=y1 z2=(int)〔(y2−y1)/Y+0.5〕*Y
+y1 x0=(int)〔(y2−y1)/Y+0.5〕 を出力する。即ち、出力信号y1,y2のレベルの小さ
い方を基準として他方を演算出力することになる。な
お、(int)は整数(integer)演算を示し、
演算結果の切捨てを行うことを示す。従って、0.5は
四捨五入する為の数値である。又Y=20 log10(2)
/(50/28 )である。
【0050】この場合、ブランチ間の利得差が2の冪乗
であると、ブランチ間の利得補正は冪乗数に従ったビッ
トシフトによりブランチ間の利得を補正することができ
る。例えば、図2の乗算器29を利得補正部33からの
制御信号に従ってブランチの何れか一方をビットシフト
させる構成とすることになる。又前段の利得制御部3A
又は可変減衰器23を、ブランチ対応に別個の利得制御
信号によって制御する場合に、ブランチ間の利得差が2
の冪乗となるように制御することにより、前述のよう
に、ブランチ間の利得補正をビットシフトによって実現
することが可能となる。
【0051】本発明は、前述の各実施の形態のみに限定
されるものではなく、種々組合せた構成とすることも可
能であり、例えば、前段の利得制御部3Aとして段階的
に減衰量を制御する可変減衰器23の代わりに連続的に
減衰量を制御する可変減衰器或いは可変利得増幅器を用
いることができる。又パワー算出部は、他の入力信号レ
ベルを識別できる構成であれば各種の構成を適用できる
ものである。又本発明は、前段と後段との2段階の利得
制御部を備えたCDMA方式以外の各種の無線システム
にも適用することができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、前段の
利得制御部3Aと後段の利得制御部4との利得制御を共
通化した構成の自動利得制御回路であり、個別に設ける
従来例に比較して回路規模の縮小を図ることができる利
点がある。又複数ブランチ構成の場合、各ブランチの後
段の利得制御に対する第1の利得制御信号出力部をブラ
ンチ対応に設けると共に、前段の利得制御部に対する第
2の利得制御信号出力部を共通化し、複数ブランチ構成
に於ける自動利得制御回路のブランチ対応の各部の共通
化を図ることも可能であり、又前段の利得制御部の利得
制御に従った後段の利得制御部の利得制御信号を補正す
ることにより、利得制御特性の安定化を図ることもでき
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の説明図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の要部説明図であ
る。
【図4】本発明の第3の実施の形態の要部説明図であ
る。
【図5】本発明の第4の実施の形態の要部説明図であ
る。
【図6】本発明の第5の実施の形態の要部説明図であ
る。
【図7】本発明の第6の実施の形態の要部説明図であ
る。
【図8】従来例の自動利得制御回路を備えた無線受信機
の説明図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 3 受信部 3A 前段の利得制御部 4 後段の利得制御部 5 検波部 6 逆拡散復調部 7 利得補正部 8 送受信処理部 9 自動利得制御回路 10 比較部 11 第1の利得制御信号出力部 12 第2の利得制御信号出力部 13 送信部 14 送信データ処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 知紀 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 松山 幸二 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 藤井 正明 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前段の利得制御部と後段の利得制御部と
    の利得を制御する自動利得制御回路に於いて、 前記後段の利得制御部を介した信号レベルと基準値とを
    比較する比較部と、 該比較部の比較出力信号に応じて前記後段の利得制御部
    の利得制御信号を出力する第1の利得制御信号出力部
    と、 前記比較部の比較出力信号を基に前記第1の利得制御信
    号出力部より時定数が長く、前記前段の利得制御部の利
    得制御信号を出力する第2の利得制御信号出力部とを備
    えたことを特徴とする自動利得制御回路。
  2. 【請求項2】 前記後段の利得制御部を介した信号レベ
    ルと基準値とを比較する比較部と、該比較部の比較出力
    信号を基に前記後段の利得制御部の利得制御信号を出力
    する第1の利得制御信号出力部と、前記比較部の比較出
    力信号と設定値との比較に基づいてアップカウントとダ
    ウンカウントとを制御するアップダウンカウンタを含
    み、該アップダウンカウンタのカウント値に応じた前記
    前段の利得制御部の制御信号を出力する第2の利得制御
    信号出力部とを備えたこと特徴とする請求項1記載の自
    動利得制御回路。
  3. 【請求項3】 前記第2の利得制御信号出力部は、前記
    アップダウンカウンタと、該アップダウンカウンタのア
    ップカウント信号をオーバーフロー時に出力し、ダウン
    カウント信号をアンダーフロー時に出力する補助カウン
    タと、前記比較部の比較出力信号と設定値と前記アップ
    ダウンカウンタのカウント値とを基に前記補助カウンタ
    のアップカウント又はダウンカウント信号を出力する比
    較判定部とを備えたことを特徴とする請求項1又は2記
    載の自動利得制御回路。
  4. 【請求項4】 前記第2の利得制御信号出力部の前記ア
    ップダウンカウンタのカウント値の変化時に、該アップ
    ダウンカウンタのカウント値に基づく前記前段の利得制
    御部の利得制御結果による前記第1の利得制御信号出力
    部からの利得制御信号の変化を抑圧するように補正する
    変動量補正部を設けたことを特徴とする請求項1乃至3
    の何れか1項記載の自動利得制御回路。
  5. 【請求項5】 複数のブランチ対応の後段の利得制御部
    を、ブランチ対応の第1の利得制御信号出力部からの利
    得制御信号により制御し、ブランチ対応の前段の利得制
    御部を、複数のブランチで共用化した第2の利得制御信
    号出力部からの利得制御信号により制御する構成を備え
    たことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の
    自動利得制御回路。
  6. 【請求項6】 複数のブランチ間の利得差を2の冪乗と
    なるように、前記前段の利得制御部と前記後段の利得制
    御部との何れか一方又は両方を制御する第1の利得制御
    信号出力部又は第2の利得制御信号出力部を備えたこと
    を特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の自動利
    得制御回路。
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