JP2012508494A - 無線レシーバの利得を制御する方法および装置 - Google Patents

無線レシーバの利得を制御する方法および装置 Download PDF

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Abstract

無線レシーバのための自動利得制御(AGC:automatic gain control)方法およびシステムが提案され、この方法およびシステムにおいて、AGCは、2つのAGCループを備え、第1のループは、無線レシーバのアナログ部での信号利得を制御し、第2のループは、受信信号のデジタル化の後に、デジタル領域での利得を制御する。アナログAGCループは、デジタルAGCループよりも短い応答時間を有する。マルチブランチダイバーシティレシーバに適用されると、各ブランチは、ブランチ自身のデジタルAGCループを有するが、アナログ利得は、各ブランチでのアナログ信号の測定に基づき、全てのブランチに対して共通にすることができる。

Description

本開示は、無線レシーバでの信号処理に関し、特に、システム性能に対するDC過渡電流の影響を減少させた、自動利得制御(AGC:automatic gain control)システムおよび方法に関する。
そのように構成され、かつ、所望の受信信号を無線周波数(RF)バンドからベースバンドにダウンコンバートする、無線装置での無線信号の受信は、一般に、種々の方法で行われる。一般的な方法は、RF信号を、中間周波数(IF)にダウンコンバートし、第2のステップで、結果として生じた信号を、ベースバンドにダウンコンバートする。変換動作は、通常、周知の混合動作によって、適切な混合周波数で行われる。
コスト削減のために、無線システムで広く用いられているゼロIFレシーバにおいては、RF受信信号からベースバンドへのダウンコンバージョンは、中間周波数ステップなしに、直接行われる。ゼロIFレシーバの1つの欠点は、受信信号のダウンコンバージョンの後の残留直流電流(DC)オフセットの存在であり、ローカル発振器の自己混合および/または用いられたミキサの2次相互変調が、ベースバンド信号にDCオフセットを生成する。また、偶数次数の歪みが、強い干渉信号を、ベースバンドに変換する可能性がある。さらに、すべての半導体装置において固有であり、かつ、周波数(f)に対して反比例する、1/f雑音が、ベースバンド信号をマスクする可能性がある。その上、直接変換レシーバは、ベースバンド信号処理成分に高い要求を課すが、それは、利得制御およびフィルタリングが、ベースバンド周波数範囲で行わなければならないからである。
近年のレシーバアーキテクチャでは、アナログRF受信信号は、さらなる処理のために、アナログ領域からデジタル領域に変換されるが、それは、デジタル信号処理が、高性能かつ低コストで利用可能だからである。使用されるアナログ・デジタル変換器(ADC)の前後でシステムによって要求される信号ダイナミクスを一致させるために、自動利得制御(AGC)システムは、受信経路に位置する1つまたは複数の信号増幅器において、受信信号の増幅利得の制御に利用可能である。
DCオフセットは、非常に大きくなることがあり、ADCの飽和を引き起こし、例えば、レシーバにおいてダイナミクスの損失や、他の問題をもたらす。これらの影響に対処するために、いわゆるDCオフセット補償回路が、無線レシーバの受信(RX)経路において、一般に用いられる。基本的に、DCオフセット相殺の簡単な例は、キャパシタの適用であり、このキャパシタは、信号経路に対して直列に接続され、これによりDC信号の伝播をブロックする。より複雑な手法は、自己混合物に固有の不要なDC成分を除去するように構成された、アクティブハイパスフィルタである。
通常、AGCは、各々の利得制御アルゴリズムによって実施される。ほとんどのAGCシステムのデジタル性質のために、アナログの利得は、すなわち、ADCの前の受信経路において、それぞれの増幅器の利得を段階的に変化させる、すなわち、利得を個別の利得ステップで制御する、ことによって調整される。しかし、信号経路での利得の切り替えは、DCオフセットでのDC過渡電流を生成し、これは、周波数スペクトルの観点からすると、より高い周波数成分を含み、これらの周波数成分は、DCオフセット補償または相殺回路では、フィルタリングまたは相殺ができない。
よって、DC補償が恒久的にアクティブであっても、DC過渡電流は、利得ステップの遷移で、これらの利得ステップがトグルされるたびに発生する。さらに、これらの過渡電流は、RFアーキテクチャに大きく依存する。それらの整定時間およびピーク電圧は、受信利得チェーンのインピーダンス、増幅器利得位置に関するAGCループの位置、および利得ステップの重み等の、様々なRF ICアーキテクチャパラメータに依存する。
例えば、UMTSリリース5、HSDPAに関するリンクレベルシミュレーションは、AGCループによって生じるフレームレートの次数のDC過渡電流が、ベースバンド(BB)集積回路(IC)のスループット対システム性能、例えば信号対雑音比(SNR)、を劣化させることを示した。
米国特許出願第2005/0208916A1号は、デジタル利得増幅器(DVGA)と、DVGAおよびRF/アナログ回路用の利得制御を提供する自動利得制御(AGC)ループと、シリアルバスを介してRF/アナログ回路用の制御を提供するシリアルバスインターフェイス(SBI)部と、を備えた直接ダウンコンバージョンレシーバアーキテクチャを開示する。
米国特許出願第2003/0199264A1号は、ハイパスループ帯域幅を増加させ、かつ、ベースバンドでのDCオフセットレベルを調整することによって、高速取得DCオフセット相殺のためのシステムおよび方法を開示する。その後、以前の推定を微調整し、かつ、DCの小さな変動を除去するために、ハイパスループ帯域幅を減少させる。
以上の観点より、レシーバシステムの性能において、DC過渡電流の影響の減少を可能にする方法およびシステムが提案される。
本発明の第1の態様によると、無線レシーバ用の自動利得制御システムが提案され、このシステムは、アナログ部およびデジタル部を持つ、少なくとも1つの受信信号経路を有する。
概略的な特徴によれば、AGCシステムは、少なくとも2つのAGCループを備えており、少なくとも1つの第1のAGCループは、レシーバのアナログ部における少なくとも1つの信号増幅器の利得を制御するように構成され、かつ、第1のサイクル時間を有しており、少なくとも1つの第2のAGCループは、レシーバのデジタル部における少なくとも1つの信号処理部の信号増幅を制御するように構成され、かつ、第2のサイクル時間を有しており、第2のサイクル時間は、第1のサイクル時間よりも短い。
特定の実施形態において、第1のサイクル時間は、第2のサイクル時間より
も桁が大きい。
他の実施形態において、例えば、信号受信状態の周波数変動が予期されない場合には、第1のサイクル時間は、まったく使用されない可能性もあるが、実際に現れる受信状態の変動が、レシーバのアナログ部における利得制御につながる。
特定の実施形態において、無線レシーバは、マルチブランチレシーバであり、このマルチブランチレシーバは、複数の概ね類似する受信信号経路を備え、各経路には、少なくとも2つのAGCループが設けられ、すなわち、少なくとも1つは、アナログ部に配置され、少なくとも他の1つは、レシーバの各受信信号経路のデジタル部に配置される。
よって、AGCの他の特徴によれば、無線レシーバは、少なくとも2つの並列の受信信号経路を有するマルチブランチレシーバであり、各受信信号経路は、少なくとも1つの第1の自動利得制御ループと、少なくとも1つの第2の自動利得制御ループと、を備える。
特定の実施形態において、マルチブランチレシーバの配置は、ダイバーシティレシーバの一部であってもよく、このダイバーシティレシーバは、いくつかのアンテナを動作させて信号受信性能を高める。
さらなる展開では、各受信信号経路のアナログ部における受信信号増幅の利得は、同じ利得制御信号を用いて設定され、または、同じ利得制御信号を用いて制御される。例えば、二重ブランチダイバーシティレシーバにおいて、各ブランチが、それ自身のデジタルAGCループを有するが、アナログ利得は、各ブランチにおけるアナログ信号の測定に基づき、両方のブランチに対して共通に配置可能である。これは、好適には、ハードウェア、およびファームウェア(FW)またはソフトウェア(SW)、すなわちベースバンド内の埋め込みコード、の複雑性の減少を可能にし、これによって、例えば、コストおよび重量を減少させる。
AGCシステムの基本アイディアは、無線レシーバにおけるアナログAGCシステム内の利得ステップ遷移に起因するDC過渡電流が、システム性能を減少させる、という認識に存在する。本開示は、改善されたAGCシステムおよびそのAGC方法を提供し、これらによって、このようなDC過渡電流に対する無線レシーバの感受性を著しく減少させる。これは、無線レシーバ信号経路において、少なくとも2つのAGCループを組み合わせることによって達成され、ここで、第1のループは、レシーバのアナログ領域における利得を制御するために配置され、第2のループは、A/D変換、すなわち受信信号のデジタル化、の後で、デジタル領域における利得を制御するために配置される。デジタルAGCループよりも実質的に遅いサイクル時間を有するアナログAGCループを構成することにより、DC過渡電流の発生を、効果的に減少させることができる。
例えば、システムは、移動体通信装置または移動局の受信信号経路に配置される。
移動体通信装置または移動局は、UMTS、WCDMA、UTRATDD、UTRAFDD、TDSCDMA、CDMA2000、およびOFDMAの通信規格のうちの少なくとも1つに従う、無線通信システム、無線ローカルループ、無線LANアプリケーション、および/またはセルラーシステムのうちの少なくとも1つのためのレシーバを備えてもよい。
例えば、移動体通信装置または移動局は、ハイスピードダウンリンクパケットアクセスが可能な装置である。
第2の態様によれば、アナログ部およびデジタル部を持つ少なくとも1つの受信信号経路を有する無線レシーバにおける自動利得制御(AGC)のための方法が、ここに提案され、この方法は、
−アナログ受信信号がアナログ部において増幅される、少なくとも1つの第1の増幅ステップと、
−増幅されたアナログ受信信号を、デジタル受信信号にデジタル化するステップと、
−デジタル受信信号がデジタル部において増幅される、少なくとも1つの第2の増幅ステップと、
−第1のサイクル時間(t1)に基づいて、第1の増幅ステップの第1の利得を制御するステップと、
−第2のサイクル時間(t2)に基づいて、第2の増幅ステップの第2の利得を制御するステップと、を備え、
第2のサイクル時間は、第1のサイクル時間よりも短い。
他の特徴によれば、上記方法は、少なくとも2つの並列受信信号経路を有するマルチブランチレシーバにおいて、いくつかの受信信号を処理するステップを備え、第1の利得を制御するステップは、各ブランチにおいて1つの共通利得制御値を決定するステップを備える。
例えば、第2のサイクル時間は、第1のサイクル時間よりも桁が小さい。
上記方法は、受信状態において所定の変化の有無の決定に基づいて、第1のサイクル時間から独立して、第1の利得を制御するステップをさらに備えてもよい。
さらなる態様によれば、プログラム命令を備えるコンピュータプログラムがここに提案されるが、このプログラム命令は、プログラム可能なプロセッサにおいて実行された際に、上に定義されたように、方法の各ステップをプロセッサに実行させる。
本開示の好ましい実施形態およびさらなる展開は、独立請求項の従属請求項に定義される。本開示の装置および方法は、類似の、および/または、同一の好適な実施形態および利点を有することを理解されたい。
これらおよび他の態様は、以下に述べる実施形態から明らかとなり、これら実施形態を参照して説明される。以下の図面では、図が概略的に描かれており、縮尺は忠実ではなく、異なる図面において同じ参照番号がある場合には、それらの参照符号は、対応する要素を指し得る。代替であるが、同等の実施形態が、真に発明的な概念から逸脱することなく可能であることが、当業者には明らかであろう。
第1の態様の無線レシーバの実施形態における信号経路の例を示す図。 DC過渡電流を生じさせる、自動利得制御(AGC)による利得調整動作中のDCオフセット変動を示す時間図。 2つのAGCループの処理を示すフローチャート。 二重ブランチレシーバに適用される無線レシーバのさらなる実施形態を示す図。
転送経路のアナログ部での利得を制御するAGCループの更新レートが高いほど、DCオフセットを含む受信されたアナログ信号の増幅利得の変化により生じる、DC過渡電流の発生、すなわち頻度が高くなる。
本開示は、受信信号のこのようなDC過渡電流の著しい減少を目的とする、無線レシーバにおけるAGCシステムおよびそのAGC方法についての改善を提案する。
これは、基本的に、無線レシーバ信号経路において、少なくとも2つの別々のAGCループを採用することによって達成される。少なくとも1つの第1のAGCループは、信号経路のアナログ部での信号増幅のみを制御するように構成される。ここに提示される解決策によれば、第1のAGCループの第1のサイクルレートは、2つの可能な増幅適合の間、すなわち2つの可能なDC過渡電流の間の期間を定義する。好ましくは、第1のサイクル時間は、特定のシステム要件と一致させるために、事前に定義される。例えば、サイクル時間は、伝播状態に依存して作ることができる。すなわち、システムは、伝播状態が静的である場合には、サイクル時間を自動的に所定の値より長い値に適合させるか、または、マルチパスフェージング状態の場合には、サクル時間を所定の値より短い値に適合させるように構成されてもよい。例えば、3G UMTS環境の想定では、マルチパスフェージング状態の下で、例えば、約3km/hの2つの経路を、1つのUMTSフレームのサイクル時間、すなわち10ms、または1つのスロット、すなわち667msとして使用してもよい。さらに、静的な伝播状態では、20UMTSフレームのサイクル時間、すなわち200ms、またはそれ以上を適用してもよい。
少なくとも1つの第2のAGCループは、信号経路のデジタル部での信号増幅を制御するように構成される。ここに提示される解決手段によれば、この第2のAGCループは、第2のサイクル時間を有し、これは、第1のサイクル時間から独立して定義される。本開示によれば、第1のアナログAGCループは、第2のデジタルAGCループよりも実質的に長いサイクル時間を有する。
図1は、第1の実施形態に係る無線レシーバの受信信号経路の概略ブロック図を示している。対象の無線周波数信号を受信するためのアンテナ20の後に、無線周波数(RF)受信信号増幅器21、例えば低雑音増幅器(LNA)が続く。増幅器21の後に、アナログ・デジタル変換器(ADC)22が続く。
ADC22の後、受信信号は、イコライザ25に供給される前に、フィルタ23、例えばルート・レイズド・コサインフィルタ(RRC)フィルタと、スケーラ24と、を通過する。
ADC22の出力に基づき、プレフィルタRRSS検出器26は、ADC22の出力の信号レベルを検出し、および/または、ADC22が入力信号によって飽和しているか否かを示すADC22の出力を受信する。プレ(フィルタ)RRSS検出器26は、受信(Rx)I/Qベースバンド信号の相対受信信号強度(RRSS)を測定するように構成される。検出器26は、ADC22の後で受信されたI/Q信号を、AGCアナログループ関連測定として測定し、これにより、(RRCフィルタを基準として)プレRRSSまたはプレRRCと呼ばれる。検出器26は、入力信号を、低速の第1のAGCループAGC1に供給する。低速の第1のAGCループAGC1は、第1の利得制御信号G1によって無線周波数増幅器21を制御するシリアル周辺インターフェイスSPI RF制御27、例えば、無線トランシーバ用の制御ワードを伝送する3ワイヤバスの制御、を動作させる。
スケーラ24の後には、ポスト(フィルタ)RRSS検出器28があり、このポスト(フィルタ)RRSS検出器28は、高速の第2のAGCループAGC2に入力信号を供給する。再び、ポスト(フィルタ)RRSS検出器は、スケーラ24の後で受信したRxデジタルI/Qベースバンド信号強度を測定するように構成される。検出器28は、ルート・レイズド・コサインフィルタがかけられたベースバンド信号を、AGCデジタルループ関連測定として測定するので、(RRCフィルタを基準として)ポストRRSSまたはポストRRCとも呼ばれる。高速の第2のAGCループAGC2は、スケーラ24において、利得制御信号G2によってデジタル実施された利得を制御する。
ここで、図2を参照し、DCオフセット補償タイミングの原理について述べる。図2は、段階的利得制御を有する無線レシーバ内の、変化するDCオフセット電流30を示す概略タイミング図を示す。時刻31での第1のポイントにおいて、アナログ信号増幅がトグルされ、信号のDCシェアをブーストする。このブーストは、フーリエ解析によると、受信信号からは生じず、かつ、関連もないが、干渉および雑音をもたらす同じ転送経路を介して伝播される、多数の周波数を含む。
さらに、既知のDCオフセット補償手段が、DCオフセット電流を下げるまで、期間32の間、電力は浪費され、信号ダイナミクスは減少し、一般に、不要な熱が装置内で生じる。既存のDCオフセット補償手段の特性によっては、グラフは違って見える可能性があるので、信号へのインパクトも、図2に示されるものとは異なる可能性がある。それでもやはり、通常は上述の効果が存在し、本教示を適用することは、それらの発生頻度を減少させることができる。
ここで、図3を参照し、AGCシステムの動作をより詳細に説明する。よって、図3は、AGC方法のフローチャートを示しており、このAGC方法は、それぞれの無線レシーバで実施することができる。フローチャートにおいて、状態がチェックされるステップでは、“0”は“NO”に対応し、“1”は“YES”に対応することに留意されたい。
言うまでもなく、以下に述べる方法ステップは、プログラム可能なプロセッサによって実施することができ、ここで、方法ステップは、プログラムコード命令によってコード化され、これらの命令は、プロセッサ上で実行された場合に、プロセッサにAGC方法のステップを行なわせる。
AGCアルゴリズムの開始時に、ステップS100において、第1のサイクルレートまたは時間に関し、第1のアナログAGCループ、すなわち低速のAGCループAGC1を制御するためのタイマT1がスタートされる。
受信信号経路のアナログ部に位置する、少なくとも1つの増幅器での信号利得が、ステップS200において、特定の基準に従い、例えば、ADC22が飽和したか否かのチェックの結果などに従い、調整される。
次いで、ステップS300において、増幅された受信信号が、レシーバのダイナミックレンジ内にあるか否かが判断される。増幅された受信信号がレシーバのダイナミックレンジ内にない場合には、手順はS200に戻り、利得調整が行われる。すなわち、アナログ信号利得がレシーバのダイナミックレンジに一致するまで、調整ループを通される。
ここで、さらなる通知があるまでは、ステップS400において、第1のアナログAGCループが非アクティブ化される。よって、さらなるDC過渡電流は、アナログ領域では生成されない。
ステップS500において、第2のデジタルAGCループAGC2の、第2のサイクルレートまたは時間の計時のための、第2のタイマT2がスタートされる。
ステップS600において、受信信号経路のデジタル部の少なくとも1つのユニットで信号利得が調整される。以下のステップS700では、一方で、受信信号の受信状態において、第2のデジタルAGCループのみでは対処できない、重要なまたは著しい変化が起こったか否かのチェックが行われる。よって、第1のアナログAGCループ、すなわち、無線レシーバのアナログ部において、利得調整が必要である。
第2のデジタルAGCループのみでは対処できない、重要なまたは著しい変化が起こった場合には(YES)、手順はステップS800に進み、アナログAGCループが再びアクティブ化される。
第2のデジタルAGCループのみでは対処できない、重要なまたは著しい変化が起こらなかった場合には(NO)、第1のタイマT1の状態が、ステップS900でチェックされる。第1のタイマT1が満了すると(YES)、すなわち、第1のサイクル期間が終わると、手順はステップS800にて継続される。換言すると、アナログAGCループは、実際の設定利得制御値G1にかかわらず、ステップS800において再びアクティブ化される。
第1のタイマT1が満了していない場合には(NO)、ステップS1000において、第2のタイマT2がチェックされる。第2のタイマT2、すなわち第2のサイクル時間が終わると(YES)、AGC手順がステップS500に戻ることによって、第2のデジタルAGCループが繰り返される。
第2のタイマT2が満了していない場合には(NO)、AGC手順は、ステップS900に進み、第1のタイマT1が、ステップS900において再びチェックされる。
上記の説明と関連して、図3は、1つの特定の実施形態のみを例示することに留意すべきである。言うまでもなく、ここに開示される原理は、本開示の範囲から逸脱することなしに、変更または修正することができる。例えば、タイマT1を残すことができ、1つの時間のみを、中央のAGC制御部によって実施される、両方のAGCループに用いることができる。次いで、受信状態の重要な変化の検出のみが、ステップS200およびS300で、アルゴリズムをアナログ利得調整に戻す。また、S400をディセーブルし、S800をイネーブルことにより、アナログAGCループを、ここに述べた原理から逸脱することなく削除することもできる。
さらなる展開において、ここに開示したAGCシステムは、マルチブランチ無線レシーバ、例えばダイバーシティレシーバなどの各ブランチで実施することができる。この場合には、1つのアンテナ20または複数のアンテナとイコライザ25との間の各受信信号経路またはブランチは、互いに独立して動作する、少なくとも2つの別々のAGCループを備える。このようなAGCシステムおよび方法の適用は、特に、空間ダイバーシティ受信において有用である。
また、他のさらなる展開において、レシーバは、少なくとも2つの並列の受信信号経路を備えており、ここで、各受信信号ブランチ内の、それぞれの少なくとも2つのアナログ増幅器を、1つの、すなわち、共通の増幅利得制御信号または係数によって、各ブランチまたは経路のアナログ信号の測定に基づき、それぞれ制御してもよい。
図4は、さらなる展開として、このようなマルチブランチレシーバアーキテクチャの実施形態を示しており、ここで、2つの基本的に同一の、図1に示すような受信信号ブランチまたは経路が、並列に配置される。受信信号ブランチは、第1のアナログAGCループの部品を共有する。すなわち、第1の自動利得制御AGC1は、アナログ部に全体的に位置する共通の構成要素であり、SPI RF制御27は、両方の受信信号経路の増幅を制御する。2つのブランチの他の要素は、別々のままであり、独立して動作し続け、すなわち、この動作は、図1〜図3と関連して説明したものと原則的に同じである。
よって、ハードウェア(HW)の複雑性を、HWピンの数に関するのみならず、デジタルRF制御インターフェイスおよびFWの複雑性またはSWの複雑性を減少させることによっても、減少させることができる。例えば、2組の3ワイヤバス、すなわち全体で6つの制御ラインのみを必要とする。よって、新規なAGCアーキテクチャは、HSDPAシステムのHW RF−Bbiインターフェイスの簡素化を可能にし、ここで、1つの共通の3ワイヤバスを用いて2つの無線を制御してもよい。
好適な実施形態において、本開示は、移動局において実施される。上述のように、特にゼロIFレシーバを備える無線装置は、効率的なDCオフセット補償の恩恵を受ける。特に、バッテリ駆動の装置は、DCオフセット補償により減少した電力消費の恩恵を受ける。よって、バッテリ寿命およびユーザの移動性は、不必要に短縮されない。
本原理の可能な適用は、無線通信システム用のレシーバにあるが、この無線通信システムは、無線ローカルループ、無線LANアプリケーション、および3G UMTSなどのセルラー方式、すなわち、広帯域符号分割多重アクセス(WCDMA)、UMTS地上波無線アクセス時分割複信(UTRATDD)およびUMTS地上波無線アクセス周波数分割複信(UTRAFDD)の両方、時分割同期符号分割多重アクセス(TDSCDMA)、CDMA2000、直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)システムを含む、無線通信システム用のレシーバにある。これらのレシーバは、セルラー通信ネットワークで動作可能な移動局において一般的である。
上述した本開示の例および実施形態は、上記の理解および使用を単に補助するものに過ぎず、かつ、多くの変形形態は、添付の特許請求の範囲に定義された本開示の範囲から逸脱することなく適用可能であることが当業者に明らかとなることを理解されたい。
本開示が、図面および前述の説明において詳細に例示され、かつ、述べられたが、そのような例示および説明は、例示または模範であって、かつ、限定ではないとみなすべきであり、本開示は、開示された実施形態に限定されない。開示された実施形態の他の変形形態が、本開示を実施する当業者によって、図面および添付の特許請求の範囲を検討することにより理解され、かつ、実行することができる。特許請求の範囲において、“備える”という語は、他の要素またはステップを除外せず、“1つの”という語(不定冠詞“a”または“an”)は、複数性を除外しない。単一の手段または他のユニットが、特許請求の範囲において述べられるいくつかの項目の機能を満たしてもよい。特定の手段が、相互に異なる従属請求項において述べられているという単なる事実は、これらの手段の組み合わせを有利に用いることができない、ということを示すものではない。特許請求の範囲におけるいずれの参照符号も、範囲の限定として解釈されるべきではない。

Claims (11)

  1. アナログ部およびデジタル部を持つ、少なくとも1つの受信信号経路を有する無線レシーバ用の自動利得制御システムであって、
    少なくとも2つの自動利得制御ループを備え、
    少なくとも1つの第1の自動利得制御ループは、前記レシーバの前記アナログ部に位置する少なくとも1つの信号増幅器の利得を制御するように構成され、かつ、第1のサイクル時間(t1)を有し、
    少なくとも1つの第2の自動利得制御ループは、前記レシーバの前記デジタル部における少なくとも1つの信号処理部の信号増幅を制御するように構成され、かつ、第2のサイクル時間(t2)を有し、
    前記第2のサイクル時間(t2)は、前記第1のサイクル時間(t1)よりも短い、システム。
  2. 前記無線レシーバは、少なくとも2つの並列の受信信号経路を有するマルチブランチレシーバであって、
    各受信信号経路は、少なくとも1つの第1の自動利得制御ループと、少なくとも1つの第2の自動利得制御ループと、を備える、請求項1に記載のシステム。
  3. 各受信信号経路において、前記少なくとも1つの第1の自動利得制御ループは、同じ利得制御信号を用いて設定される、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記システムは、移動体通信装置または移動局の、受信信号経路に位置する、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記移動体通信装置または前記移動局は、UMTS、WCDMA、UTRATDD、UTRAFDD、TDSCDMA、CDMA2000、およびOFDMAの通信規格のうちの少なくとも1つに従う、無線通信システム、無線ローカルループ、無線LANアプリケーション、および/またはセルラーシステムのうちの少なくとも1つのレシーバを備える、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記移動体通信装置または前記移動局は、ハイスピードダウンリンクパケットアクセスが可能な装置である、請求項4に記載のシステム。
  7. アナログ部およびデジタル部を持つ少なくとも1つの受信信号経路を有する無線レシーバにおける、自動利得制御(AGC)のための方法であって、
    −アナログ受信信号が、前記アナログ部において増幅される、少なくとも1つの第1の増幅ステップと、
    −増幅された前記アナログ受信信号を、デジタル受信信号にデジタル化するステップと、
    −前記デジタル受信信号が、前記デジタル部において増幅される、少なくとも1つの第2の増幅ステップと、
    −前記第1の増幅ステップの第1の利得を、第1のサイクル時間(t1)に基づいて制御するステップと、
    −前記第2の増幅ステップの第2の利得を、第2のサイクル時間(t2)に基づいて制御するステップと、を備え、
    前記第2のサイクル時間(t2)は、前記第1のサイクル時間(t1)よりも短い、方法。
  8. 当該方法は、少なくとも2つの並列の受信信号経路を有するマルチブランチレシーバにおいて、受信信号を処理するステップを備え、
    前記第1の利得を制御するステップは、各ブランチにおける1つの共通利得制御値を決定するステップを備える、請求項7に記載の方法。
  9. 前記第2のサイクル時間は、前記第1のサイクル時間よりも桁が小さい、請求項7に記載の方法。
  10. 前記第1のサイクル時間(t1)から独立して、受信状態における所定の変化の有無の決定に基づいて、前記第1の利得を制御するステップをさらに備える、請求項7に記載の方法。
  11. プログラム可能なプロセッサにおいて実行された際に、請求項7乃至10のいずれかに記載の方法のステップを前記プロセッサに実行させる、プログラム命令を備える、コンピュータプログラム。
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