JPH11217959A - サムターンの組付構造 - Google Patents
サムターンの組付構造Info
- Publication number
- JPH11217959A JPH11217959A JP2209498A JP2209498A JPH11217959A JP H11217959 A JPH11217959 A JP H11217959A JP 2209498 A JP2209498 A JP 2209498A JP 2209498 A JP2209498 A JP 2209498A JP H11217959 A JPH11217959 A JP H11217959A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock device
- state
- thumb
- turn
- operation part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 良好な操作性を維持しつつ、簡単な構成で、
組付作業性の良いサムターンの組付構造を提供する。 【解決手段】 施錠装置本体から露出する操作部2を操
作することにより、回転軸3を介して前記施錠装置本体
内に収容した錠装置5を駆動させる。前記回転軸3の先
端には、前記錠装置5に形成した挿入部13への挿入
時、圧入状態を得るための弾性樹脂部材(スペーサゴム
9)を取り付ける。
組付作業性の良いサムターンの組付構造を提供する。 【解決手段】 施錠装置本体から露出する操作部2を操
作することにより、回転軸3を介して前記施錠装置本体
内に収容した錠装置5を駆動させる。前記回転軸3の先
端には、前記錠装置5に形成した挿入部13への挿入
時、圧入状態を得るための弾性樹脂部材(スペーサゴム
9)を取り付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅等のドアに適
用される施錠装置へのサムターンの組付構造に関するも
のである。
用される施錠装置へのサムターンの組付構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、ドアに装着した施錠装置にサムタ
ーンを組み付ける場合、組付後のがたつきが発生しない
ように次のように構成している。すなわち、図4に示す
ように、ドア31に挿通孔32を形成し、その周囲に取
付部材33を一体化する。サムターン34の回転軸35
を環状部材33を介して挿通孔32に挿入する。前記環
状部材33内には、回転軸35を外装するスプリング3
6とCリング37とを配設する。そして、スプリング3
6の一端部をCリング37に、他端部を環状部材33の
天井面に圧接させる。
ーンを組み付ける場合、組付後のがたつきが発生しない
ように次のように構成している。すなわち、図4に示す
ように、ドア31に挿通孔32を形成し、その周囲に取
付部材33を一体化する。サムターン34の回転軸35
を環状部材33を介して挿通孔32に挿入する。前記環
状部材33内には、回転軸35を外装するスプリング3
6とCリング37とを配設する。そして、スプリング3
6の一端部をCリング37に、他端部を環状部材33の
天井面に圧接させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、サムターン34を回転操作する場合、ス
プリング36の付勢力でサムターン34の回転軸35の
鍔部38が取付部材33の上面39に圧接された状態と
なり、すなわち、スプリング36により摩擦力が大きく
なり、スプリング36がその回転動作を阻止するように
作用するため、操作性が悪い。また、スプリング36の
組付が困難で作業性が悪い。
来の構成では、サムターン34を回転操作する場合、ス
プリング36の付勢力でサムターン34の回転軸35の
鍔部38が取付部材33の上面39に圧接された状態と
なり、すなわち、スプリング36により摩擦力が大きく
なり、スプリング36がその回転動作を阻止するように
作用するため、操作性が悪い。また、スプリング36の
組付が困難で作業性が悪い。
【0004】そこで、本発明は、良好な操作性を維持し
つつ、簡単な構成で、組付作業性の良いサムターンの組
付構造を提供することを課題とする。
つつ、簡単な構成で、組付作業性の良いサムターンの組
付構造を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するための手段として、施錠装置本体から露出する操
作部を操作することにより、回転軸を介して前記施錠装
置本体内に収容した錠装置を駆動するサムターンの組付
構造において、前記回転軸の先端に、前記錠装置の挿入
部への挿入時、圧入状態を得るための弾性樹脂部材を取
り付けたものである。
決するための手段として、施錠装置本体から露出する操
作部を操作することにより、回転軸を介して前記施錠装
置本体内に収容した錠装置を駆動するサムターンの組付
構造において、前記回転軸の先端に、前記錠装置の挿入
部への挿入時、圧入状態を得るための弾性樹脂部材を取
り付けたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に従って説明する。
面に従って説明する。
【0007】図1に示すサムターン1は、概略、操作部
2と該操作部2に一体的に回動する軸部3とドアにネジ
部材で固定される取付部4から成り立っており、この取
付部4に前記軸部3が回動自在に取り付けられており、
軸部3により錠装置5のデッドボルト6を駆動可能とし
ている。
2と該操作部2に一体的に回動する軸部3とドアにネジ
部材で固定される取付部4から成り立っており、この取
付部4に前記軸部3が回動自在に取り付けられており、
軸部3により錠装置5のデッドボルト6を駆動可能とし
ている。
【0008】軸部3の先端側には、図2(c)に示すよ
うに、外側の対称な位置に係合凹部7(一方は図示せ
ず)が形成されている。そして、この係合凹部7を連通
するように端面から切欠き溝8が形成され、そこにはス
ペーサゴム9が係合されている。スペーサゴム9は、図
2(b)に示すように、棒状で、両端部に球状のガタ止
め部9aが形成されている。スペーサゴム9は、前記軸
部3の切欠き溝8に係合された状態では、ガタ止部9a
が軸部3の外周面から側方に突出するようになってい
る。また、前記軸部3は、後述するデッドボルト6に連
結されている。
うに、外側の対称な位置に係合凹部7(一方は図示せ
ず)が形成されている。そして、この係合凹部7を連通
するように端面から切欠き溝8が形成され、そこにはス
ペーサゴム9が係合されている。スペーサゴム9は、図
2(b)に示すように、棒状で、両端部に球状のガタ止
め部9aが形成されている。スペーサゴム9は、前記軸
部3の切欠き溝8に係合された状態では、ガタ止部9a
が軸部3の外周面から側方に突出するようになってい
る。また、前記軸部3は、後述するデッドボルト6に連
結されている。
【0009】デッドボルト6は、図3に示すように、錠
装置5内に設けられ、デッドカム10の回動によりカム
部材11を介して側面から出没するようになっている。
デッドカム10は、軸部12を中心として回動する。軸
部12の中心には、図2(c)に示すように、挿入部1
3が形成されている。この挿入部13の内周面には、対
向位置に係合突部14が膨出している。
装置5内に設けられ、デッドカム10の回動によりカム
部材11を介して側面から出没するようになっている。
デッドカム10は、軸部12を中心として回動する。軸
部12の中心には、図2(c)に示すように、挿入部1
3が形成されている。この挿入部13の内周面には、対
向位置に係合突部14が膨出している。
【0010】そして、軸部12の挿入部13に、前記サ
ムターン1の軸部3が嵌合すると、前記係合突部14が
軸部3の係合凹部7に係合するようになっている。この
とき、軸部3の切欠き溝8に係合したスペーサゴム9の
ガタ止部9aが前記係合突部14の内面に圧接するた
め、サムターン1のがたつきが阻止される。なお、前記
デッドカム10は、サムターン1の手動操作により、軸
部12を中心として矢印a,a’方向に回転する。カム
部材11は、デッドカム10に応動して矢印b,b’方
向にスライドし、デッドボルト6を押動する。
ムターン1の軸部3が嵌合すると、前記係合突部14が
軸部3の係合凹部7に係合するようになっている。この
とき、軸部3の切欠き溝8に係合したスペーサゴム9の
ガタ止部9aが前記係合突部14の内面に圧接するた
め、サムターン1のがたつきが阻止される。なお、前記
デッドカム10は、サムターン1の手動操作により、軸
部12を中心として矢印a,a’方向に回転する。カム
部材11は、デッドカム10に応動して矢印b,b’方
向にスライドし、デッドボルト6を押動する。
【0011】次に、住宅用のドアに装着した場合の動作
を説明する。尚、具体的には図示してないが、錠装置5
はドアの側面に形成された開口孔から取り付けられ、デ
ッドボルト6が錠装置5内に没入した状態で、ドアの開
扉が可能な解錠状態となり、錠装置5から突出した状態
(図3に示す位置)で、ドアの開扉が不能な施錠状態と
なる。
を説明する。尚、具体的には図示してないが、錠装置5
はドアの側面に形成された開口孔から取り付けられ、デ
ッドボルト6が錠装置5内に没入した状態で、ドアの開
扉が可能な解錠状態となり、錠装置5から突出した状態
(図3に示す位置)で、ドアの開扉が不能な施錠状態と
なる。
【0012】サムターン1は屋内側から取り付けられ、
操作部2が屋内側に突出して、この操作部2が正逆操作
可能になっている。
操作部2が屋内側に突出して、この操作部2が正逆操作
可能になっている。
【0013】解錠状態からサムターン1の操作部2を正
回転すると、軸部3を介して、デッドカム10をa方向
に回転させ、カム部材11を介してデッドボルト6が突
出してドアは施錠状態(図3に示す位置)となる。反対
に、施錠状態からサムターン1の操作部2を逆回転させ
ると、デッドカム10をa’方向に回転させ、デッドボ
ルト6が錠装置5内に没入しドアは解錠状態になる。
回転すると、軸部3を介して、デッドカム10をa方向
に回転させ、カム部材11を介してデッドボルト6が突
出してドアは施錠状態(図3に示す位置)となる。反対
に、施錠状態からサムターン1の操作部2を逆回転させ
ると、デッドカム10をa’方向に回転させ、デッドボ
ルト6が錠装置5内に没入しドアは解錠状態になる。
【0014】尚、サムターン1のがたつきを防止するた
めのスペーサゴム9は、軸部3の外面から突出したガタ
止部9aのみが前記軸部12の挿入部13に形成した係
合突部14の内面に圧接しているだけであり、デッドカ
ム10と共に回転するので、サムターン1の回転操作の
妨げとなることはない。
めのスペーサゴム9は、軸部3の外面から突出したガタ
止部9aのみが前記軸部12の挿入部13に形成した係
合突部14の内面に圧接しているだけであり、デッドカ
ム10と共に回転するので、サムターン1の回転操作の
妨げとなることはない。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るサムターンの組付構造によれば、回転軸の先端
に、錠装置の挿入部への挿入時、圧入状態を得るための
弾性樹脂部材を取り付けるようにしたので、構成が簡単
で組付作業性がよい。また、サムターンには従来のよう
に付勢力が作用することがないため、操作性を悪化させ
ることなくがたつきを防止可能である。
に係るサムターンの組付構造によれば、回転軸の先端
に、錠装置の挿入部への挿入時、圧入状態を得るための
弾性樹脂部材を取り付けるようにしたので、構成が簡単
で組付作業性がよい。また、サムターンには従来のよう
に付勢力が作用することがないため、操作性を悪化させ
ることなくがたつきを防止可能である。
【図1】 本実施例にかかる分解側面図である。
【図2】 本実施形態にかかるサムターンの組付構造を
示す正面図(a)、その部分断面図(b)及び部分分解
斜視図(c)である。
示す正面図(a)、その部分断面図(b)及び部分分解
斜視図(c)である。
【図3】 図1の錠装置の平面断面図である。
【図4】 従来に係るサムターンの組付構造を示す断面
図である。
図である。
1 サムターン 2 操作部 3 軸部 8 切欠き溝 9 スペーサゴム 13 挿入部
Claims (1)
- 【請求項1】 施錠装置本体から露出する操作部を操作
することにより、回転軸を介して前記施錠装置本体内に
収容した錠装置を駆動するサムターンの組付構造におい
て、 前記回転軸の先端に、前記錠装置の挿入部への挿入時、
圧入状態を得るための弾性樹脂部材を取り付けたことを
特徴とするサムターンの組付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2209498A JPH11217959A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | サムターンの組付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2209498A JPH11217959A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | サムターンの組付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11217959A true JPH11217959A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=12073298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2209498A Withdrawn JPH11217959A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | サムターンの組付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11217959A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006070620A (ja) * | 2004-09-03 | 2006-03-16 | Miwa Lock Co Ltd | レバーハンドル軸嵌合構造 |
-
1998
- 1998-02-03 JP JP2209498A patent/JPH11217959A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006070620A (ja) * | 2004-09-03 | 2006-03-16 | Miwa Lock Co Ltd | レバーハンドル軸嵌合構造 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH09301195A (ja) | コンビネーションスイッチの取付構造 | |
JPH11217959A (ja) | サムターンの組付構造 | |
JPH10162694A (ja) | 車両用レバースイッチの構造 | |
JPH11230426A (ja) | 貫通スリーブ | |
JPH057407Y2 (ja) | ||
JP4249895B2 (ja) | 留め具 | |
JPH11293970A (ja) | ラッチ錠の操作ハンドル | |
JP2552205B2 (ja) | 車両ドアロック装置のロッド取付装置 | |
JP2724451B2 (ja) | キーハンドル取り外し型ロックハンドル装置 | |
JPS632001Y2 (ja) | ||
JP2536785Y2 (ja) | 錠のラツチ板取付構造 | |
JPH11230425A (ja) | 化粧プレート | |
JPH108790A (ja) | アウトハンドル装置の連結構造 | |
JP2935797B2 (ja) | シリンダ錠装置 | |
JPH0735063Y2 (ja) | シリンダ錠 | |
JPH0243169Y2 (ja) | ||
JPS6110011Y2 (ja) | ||
JP2000329116A (ja) | 連結具 | |
JPH02124435U (ja) | ||
JP3138764B2 (ja) | アウトハンドル装置 | |
JPH0243170Y2 (ja) | ||
JPS628301Y2 (ja) | ||
JPH027151Y2 (ja) | ||
JP3374676B2 (ja) | 扉鎖錠装置 | |
JP3315076B2 (ja) | 車両ロック装置におけるラッチ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050405 |