JPH11216755A - 竪型射出成形機の制御装置 - Google Patents

竪型射出成形機の制御装置

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JPH11216755A
JPH11216755A JP3352098A JP3352098A JPH11216755A JP H11216755 A JPH11216755 A JP H11216755A JP 3352098 A JP3352098 A JP 3352098A JP 3352098 A JP3352098 A JP 3352098A JP H11216755 A JPH11216755 A JP H11216755A
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JP
Japan
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control device
mechanical base
injection molding
molding machine
vertical injection
Prior art date
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Pending
Application number
JP3352098A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Ito
進 伊藤
Mitsushi Yoshioka
光志 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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Publication of JPH11216755A publication Critical patent/JPH11216755A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メカベース内の型締め機構等のメンテナンス
を容易に行うことができ、かつ、運送作業も簡単に行う
ことのできる竪型射出成形機の制御装置を提供するこ
と。 【解決手段】 竪型射出成形機のメカベース1にヒンジ
2,2を介して制御装置3を揺動可能に取り付けるか、
または、スライドレール10,10を介して前後方向に
移動可能に取り付ける。制御装置3をメカベース1に対
して一体に取り付けたまま取り付け面7dから待避させ
られる構造を採用することで、メカベース1内の型締め
機構等のメンテナンス作業の容易化と運送作業の容易化
を同時に達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、竪型射出成形機の
制御装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】竪型射出成形機の制御装置として、竪型
射出成形機本体のメカベースに一体に装着したもの、お
よび、竪型射出成形機本体と別置き型に構成し、接続ケ
ーブルを介して本体に接続して用いるものが公知であ
る。
【0003】メカベースに一体に装着した制御装置の場
合、制御装置を取り付けた面に着脱可能なアクセスパネ
ルを配備できず、また、制御装置自体がメカベース内の
型締め機構等のメンテナンスの邪魔となる欠点がある。
また、別置き型の場合は運送等の際の積み下ろし作業や
接続ケーブルの着脱作業等が面倒になる欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術の欠点を解消し、メカベース内の型締め機構等
のメンテナンスを容易に行うことができ、かつ、運送作
業も簡単に行うことのできる竪型射出成形機の制御装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、竪型射出成形
機の型締め機構等を内装するメカベースにヒンジを介し
て制御装置を取り付け、取り付け面に対し接離する方向
に揺動可能とする構成により前記課題を達成した。
【0006】また、メカベースにスライドレールを介し
て制御装置を取り付け、取り付け面に沿って移動可能と
する構成により前記課題を達成した。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1は竪型射出成形機のメカベース
1にヒンジ2を介して取り付けることによってメ取り付
け面に対して揺動可能とした制御装置3の実施形態の概
略を示す斜視図である。
【0008】竪型射出成形機の部分に関しては、型締め
機構とターンテーブル駆動機構等を内装したメカベース
1と、メカベース1上に配備されたターンテーブル4お
よびタイバー5ならびにプラテン6の部分について示
し、制御装置3の取り付け構造とは直接の関連のないプ
ラテン6上の射出ユニット等に関しては記載を省略して
いる。
【0009】メカベース1は図1に示す通り直方体状の
ケーシングによって形成され、このうち、外周部の3面
は、安全上の理由により、着脱自在なアクセスパネル7
a(正面),7b(左側面),7c(背面)により覆われて
いる。これらのアクセスパネル7a,7b,7cは、メ
カベース1の四隅を通って骨格を形成するフレーム(図
示せず)に対してボルト&ナット等により固定され、型
締め機構やターンテーブル駆動機構等のメンテナンスま
たは修理に際し、自由に取り外せるようになっている。
【0010】また、制御装置3は、メカベース1の残る
一面を塞ぐようにして、図1に示す通り、メカベース1
の右側面7dにヒンジ2,2を介して揺動自在に取り付
けられている。
【0011】つまり、この実施形態においては、メカベ
ース1の右側面7dが制御装置3の取り付け面となる。
取り付け面7dの部分は、図1に示すような通常の使用
状態においては制御装置3で塞がれているので、メカベ
ース1内への異物の侵入や運転中の事故を防止するため
のアクセスパネルを配備する必要はない。制御装置3の
ケーシングは、メカベース1の背面右隅を上下に通るフ
レームの構成部材にヒンジ2,2を介して直に取り付け
られ、取り付け面7dと接離する方向、つまり、図1に
矢印Aで示す方向に揺動自在とされている。
【0012】また、メカベース1および制御装置3の正
面側当接部には、制御装置3をメカベース1に固定して
制御装置3の不用意な揺動動作を防止するためのロック
機構8が設けられいる。型締め機構やターンテーブル駆
動機構等のメンテナンスまたは修理のときを除き、不用
意な揺動動作が生じないようにこのロック機構8によっ
て制御装置3をメカベース1に固定しておく。
【0013】そして、型締め機構やターンテーブル駆動
機構等のメンテナンスまたは修理が必要な際には、ロッ
ク機構8を外して制御装置3を図1に示す矢印Aの方向
に揺動させて取り付け面7dを開放し、メカベース1内
の型締め機構やターンテーブル駆動機構等にアクセスし
て必要な作業を実施する。無論、メンテナンス個所や故
障個所によっては、従来と同様に、アクセスパネル7
a,7b,7cを取り外してメンテナンスまたは修理作
業を行う場合もある。
【0014】従来の制御装置一体型の竪型射出成形機で
は、メカベース1の一面、例えば、この実施形態におけ
る取り付け面7dの位置に制御装置3が固着され、この
部分からはメカベース1の内部にアクセスすることがで
きなかったが、本実施形態によれば、制御装置3の取り
付け面7dを含む外周部の4面からメカベース1の内部
に自由にアクセスすることができ、メンテナンスおよび
故障修理の作業性を一段と向上させることができる。
【0015】しかも、制御装置3は竪型射出成形機に実
質的に一体に取り付けられているので、設備の運搬作業
も容易に行うことができる。
【0016】図2は竪型射出成形機のメカベース1に制
御装置3を揺動可能に取り付けた別の実施形態の概略を
示す斜視図である。
【0017】図1で述べた実施形態との相違は、制御装
置3が2つのブロック3a,3bによって分割構成され
ている点であり、図2で示す実施形態においては、後方
に位置するブロック3bがメカベース1の右側面7dに
一体的に固着され、また、前方に位置するブロック3a
のみがヒンジ2,2を介して後方のブロック3bに対し
て揺動自在に取り付けられている。
【0018】この実施形態によれば制御装置3の一部を
構成する前方のブロック3aの部分が取り付け面7dと
接離する方向、つまり、図2に矢印Aで示す方向に揺動
自在とされているので、ロック機構8を外してブロック
3aを揺動させることにより、取り付け面7dを開放し
てメカベース1内の型締め機構やターンテーブル駆動機
構等にアクセスすることができる。
【0019】但し、ブロック3bの側がメカベース1に
固着されているので、実際に開放できる取り付け面7d
の面積は図1に示した実施形態の約半分に制限される。
しかし、ブロック3aを揺動させて横に開いても図1に
示される実施形態ほど装置全体の横幅は増大しないの
で、狭小なスペースに配備される竪型射出成形機の場合
には有利である。
【0020】図3は2つのブロック3a,3bによって
構成される制御装置3をメカベース1に揺動可能に取り
付けた別の実施形態の概略を示す斜視図である。
【0021】図2で述べた実施形態との相違は、メカベ
ース1の取り付け面7dの中央部に側方に延出するプレ
ート9を一体的に立設して固着し、その右端部の上下に
取り付けたヒンジ2,2を介して、ブロック3a,3b
の双方をメカベース1の取り付け面7dに対して揺動自
在としている点である。
【0022】つまり、制御装置3を構成する前方のブロ
ック3aはヒンジ2,2を中心として図3に示す矢印A
の方向に揺動自在であり、しかも、後方のブロック3b
も、ヒンジ2,2を中心として図3に示す矢印Bの方向
に揺動自在とされている。
【0023】従って、メンテナンスや修理の必要個所に
応じていずれか一方のブロックを揺動させることによ
り、取り付け面7dの手前側の半分もしくは奥手側の半
分のいずれか一方を任意に開放して、メカベース1内の
型締め機構やターンテーブル駆動機構等にアクセスする
ことができる。
【0024】図2に示した実施形態と同様、ブロック3
aやブロック3bを揺動させて横に開いても、図1に示
される実施形態ほど装置全体の横幅は増大しないので、
狭小なスペースに配備される竪型射出成形機の場合には
有利である。
【0025】また、制御装置3を構成する前方のブロッ
ク3aまたは3bのいずれかを選択して揺動させること
により、取り付け面7dの手前側の半分もしくは奥手側
の半分のいずれか一方を任意に開放することができるの
で、図2に示した実施形態と比べ、メカベース1内部へ
のアクセスの自由度も向上する。
【0026】図4は竪型射出成形機のメカベース1にス
ライドレール10を介して制御装置3を取り付けること
により取り付け面に沿って移動可能とした実施形態の概
略を示す斜視図である。
【0027】スライドレール10,10は、制御装置3
が取り付け面7dと重合した図4の状態から、制御装置
3の背面がメカベース1の前面までスライドする区間に
亘ってメカベース1に対し制御装置3の移動を前方にガ
イドする多段式のスライドレール、または、制御装置3
が取り付け面7dと重合した図4の状態から、制御装置
3の前面がメカベース1の背面までスライドする区間に
亘ってメカベース1に対し制御装置3の移動を後方にガ
イドする多段式のスライドレールによって構成され、図
4に示す通り、取り付け面7dからメカベース1の内部
へのアクセスを妨げないように、取り付け面7dの上端
部と下端部に平行して取り付けられている。
【0028】符号8は前記と同様のロック機構であり、
竪型射出成形機の通常使用時における制御装置3の不用
意な前後移動を防止するために設けられている。
【0029】型締め機構やターンテーブル駆動機構等の
メンテナンスまたは修理が必要な際には、このロック機
構8を外し、制御装置3を図4に示す矢印Cの方向(前
方または後方)にスライドさせて取り付け面7dを開放
し、メカベース1内の型締め機構やターンテーブル駆動
機構等にアクセスして必要な作業を実施する。
【0030】前述した各実施形態と同様、制御装置3の
取り付け面7dを含む外周部の4面からメカベース1の
内部に自由にアクセスすることができ、メンテナンスお
よび故障修理の作業性の向上に役立つ。また、制御装置
3が竪型射出成形機に実質的に一体に取り付けられてい
るので、設備の運搬作業も容易である。
【0031】取り付け面7dの手前側の半分もしくは奥
手側の半分のいずれか一方を開放することによって型締
め機構やターンテーブル駆動機構等のメンテナンスや修
理が容易に行えるような場合には、スライドレール1
0,10を単段式のスライドレールによって構成するこ
とで取り付け面7dの開放面積に制限を加えてしまって
も構わない。
【0032】
【発明の効果】本発明による竪型射出成形機の制御装置
は、メカベースの取り付け面に対して揺動可能または取
り付け面に沿って移動可能に取り付けられているので、
制御装置をメカベースから待避させてメカベース内の型
締め機構等のメンテナンスや修理作業を容易に行うこと
ができる。
【0033】しかも、竪型射出成形機に対して実質的に
一体に取り付けられているので、制御装置を含む竪型射
出成形機の運搬作業も容易であり、運搬時における面倒
な分解組み立て作業や接続作業も必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】竪型射出成形機のメカベースに制御装置を揺動
可能に取り付けた実施形態の概略を示す斜視図である。
【図2】竪型射出成形機のメカベースに制御装置を揺動
可能に取り付けた別の実施形態の概略を示す斜視図であ
る。
【図3】竪型射出成形機のメカベースに制御装置を揺動
可能に取り付けた更に別の実施形態の概略を示す斜視図
である。
【図4】竪型射出成形機のメカベースにスライドレール
を介して制御装置を移動自在に取り付けた実施形態の概
略を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 メカベース 2 ヒンジ 3 制御装置 4 ターンテーブル 5 タイバー 6 プラテン 7a〜7c アクセスパネル 7d 取り付け面 8 ロック機構 9 プレート 10 スライドレール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 竪型射出成形機の型締め機構等を内装す
    るメカベースにヒンジを介して取り付けられ、取り付け
    面に対して接離する方向に揺動可能とされていることを
    特徴とする竪型射出成形機の制御装置。
  2. 【請求項2】 竪型射出成形機の型締め機構等を内装す
    るメカベースにスライドレールを介して取り付けられ、
    取り付け面に沿って移動可能とされていることを特徴と
    する竪型射出成形機の制御装置。
JP3352098A 1998-02-02 1998-02-02 竪型射出成形機の制御装置 Pending JPH11216755A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3352098A JPH11216755A (ja) 1998-02-02 1998-02-02 竪型射出成形機の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3352098A JPH11216755A (ja) 1998-02-02 1998-02-02 竪型射出成形機の制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11216755A true JPH11216755A (ja) 1999-08-10

Family

ID=12388831

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3352098A Pending JPH11216755A (ja) 1998-02-02 1998-02-02 竪型射出成形機の制御装置

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JP (1) JPH11216755A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106863726A (zh) * 2015-10-30 2017-06-20 住友重机械工业株式会社 注射成型机
JP2018167454A (ja) * 2017-03-29 2018-11-01 住友重機械工業株式会社 竪型射出成形機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106863726A (zh) * 2015-10-30 2017-06-20 住友重机械工业株式会社 注射成型机
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Effective date: 20040326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040420

A02 Decision of refusal

Effective date: 20041005

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02