JPH055056Y2 - - Google Patents

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JPH055056Y2
JPH055056Y2 JP1985098293U JP9829385U JPH055056Y2 JP H055056 Y2 JPH055056 Y2 JP H055056Y2 JP 1985098293 U JP1985098293 U JP 1985098293U JP 9829385 U JP9829385 U JP 9829385U JP H055056 Y2 JPH055056 Y2 JP H055056Y2
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JP
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roof beam
roof
beam support
vehicle
fully
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、側部全開式貨物車両における屋根梁
支持装置に関し、特に、積荷の積載あるいは荷卸
し時に上方に回動させて車両側部を全開できる側
部全開式貨物車両における屋根梁支持装置に適用
して有効な技術に関する。
〔従来の技術〕
この種の側部全開式貨物車両における屋根梁支
持装置としては、たとえば実公昭52−22008号後
方に開示されたものがある。
すなわち、この側部全開式貨物車両における屋
根梁支持装置は、荷台の前部に立設される前壁の
頂部と荷台の後部に立設される後部枠の頂部との
間に設けられる屋根梁と、この屋根梁の両側にそ
れぞれ枢着され、積荷の積載あるいは荷卸し時に
上方に回動させて車両側部を全開する屋根パネル
とを備え、荷台と屋根梁との間に移動可能な支柱
を設け、積荷の位置関係で支柱を前後方向に移動
調整できる構造となつている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、前記した側部全開式貨物車両における
屋根梁支持装置では、荷台と屋根梁との間に移動
可能な支柱を設けた構造となつているので、荷台
スペースおよび積載量が減少し、積載および積荷
形状が制限されるという問題があつた。
本考案の目的は、従来、問題となつていた支柱
を不要にすることのできる側部全開式貨物車両に
おける屋根梁支持装置を提供することにある。
本考案の他の目的は、荷台スペースおよび積載
量を増大させ、積載および積荷形状に自由度をも
たせることのできる側部全開式貨物車両における
屋根梁支持装置を提供することにある。
本考案の前記ならびにその他の目的と新規な特
徴は、本明細書の記述および添付図面から明らか
になるであろう。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される考案のうち、代表的な
ものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりであ
る。
本考案の構成は、側部全開式貨物車両における
屋根梁支持装置において、荷台の前部に立設され
る前壁の頂部と荷台の後部に立設される後部枠の
頂部との間に設けられる屋根梁と、この屋根梁の
両側にそれぞれ枢着され、積荷の積載あるいは荷
卸し時に上方に回動させて車両側部を全開する屋
根パネルとを備え、両側の屋根パネルを下方に回
動させて全開した際、前記全閉した両側の屋根パ
ネル内側上部間に屋根梁支持部材を着脱可能に取
り付け、この取り付けた屋根梁支持部材で前記屋
根梁を支持し、両側の屋根パネルを上方に回動さ
せて車両側部を全開するとき、前記取り付けた屋
根梁支持部材を取り外す構造としたものである。
〔作用〕
両側の屋根パネルを下方に回動させて全閉した
際、前記全閉した両側の屋根パネル内側上部間に
屋根梁支持部材を着脱可能に取り付け、この取り
付けた屋根梁支持部材で屋根梁を支持する。
両側の屋根パネルを上方に回動させて車両側部
を全開する場合、前記取り付けた屋根梁支持部材
を取り外す。
このように、従来、問題となつていた支柱を不
要にすることができる。
したがつて、荷台スペースおよび積載量を増大
させ、積載および積荷形状に自由度をもたせるこ
とができる。
〔実施例 1〕 第1図は本考案の実施例1である側部全開式貨
物車両における屋根梁支持装置を示す断面図、第
2図は車両側部を全開した状態を示す斜視図、第
3図は屋根梁支持部材の着脱構造を示す第1図の
矢視A部詳細図、第4図は第3図のB−B線断面
図である。
側部全開式貨物車両10は必要に応じて車両側
部を全開できる側部全開式もので、荷台12を有
している。この荷台12の前部に前壁14が立設
され、荷台12の後部に後部枠16が立設されて
いる。
また、荷台12の左側部および右側部にそれぞ
れ煽り部18が立設されている。
前記前壁14の頂部と後部枠16の頂部との間
に屋根梁20が設けられ、この屋根梁20の両側
にそれぞれ断面L字状の屋根パネル22が枢着さ
れ、この屋根パネル22は積荷の積載あるいは荷
卸し時に上方に回動させて車両側部を全開できる
側部全開式構造となつている。
本実施例1の要旨は側部全開式貨物車両10に
おける屋根梁支持装置にあり、荷台スペースや積
載量を増大できるようにしたものである。
すなわち、この屋根梁支持装置は、閉じた左右
の屋根パネル22の内側上部間に屋根梁支持部材
24を着脱可能に取り付け、この取り付けた屋根
梁支持部材24で屋根梁20を支持する構造とな
つている。
屋根梁支持部材24と屋根梁20との間には、
支持部分にゴムなどの緩衝材26が介在して設け
られ、走行時の衝撃や振動を吸収できるようにな
つている。
屋根梁支持部材24の着脱構造においては、骨
材34には、屋根パネル22の内側上部に対応し
た位置に断面ハツト型の取付レール30がリベツ
ト32を介して固着され、この取付レール30の
中心に係合孔28が形成されている。
屋根梁支持部材24の開口端部から出没する係
合片36は前記取付レール30の係合孔28に着
脱可能に係合する構造となつている。
次に、本実施例1の作用を説明する。
左右の屋根パネル22を下方に回動させて全閉
した際、前記全閉した左右の屋根パネル22の内
側上部間に屋根梁支持部材24を着脱可能に取り
付け、この取り付けた屋根梁支持部材24で屋根
梁20を支持する。
左右の屋根パネル22を上方に回動させて車両
側部を全開する場合、前記取り付けた屋根梁支持
部材24を取り外す。
このように、従来、問題となつていた支柱を不
要にすることができる。
したがつて、荷台スペースおよび積載量を増大
させ、積載および積荷形状に自由度をもたせるこ
とができる。
〔実施例 2〕 第5図は本考案の実施例2である側部全開式貨
物車両における屋根梁支持装置の要部を示す縦断
面図、第6図は第5図の横断面を示す横断面図で
ある。
本実施例2である側部全開式貨物資料における
屋根梁支持装置は、前記実施例1とほぼ同様であ
るが、骨材34には、係合孔38付きの係合板4
0をリベツト32を介して固着し、屋根梁支持部
材24の端部に設けた突起42を係合板40の係
合孔28に着脱可能に係合させた構造としたもの
である。
本実施例2の作用効果については、前記実施例
1とほぼ同様であるので、その説明を省略する。
〔実施例 3〕 第7図は本考案の実施例3である側部全開式貨
物車両における屋根梁支持装置の要部を示す断面
図である。
本実施例3である側部全開式貨物車両における
屋根梁支持装置は前記実施例1とほぼ同様である
が、屋根梁支持部材44の支持部分に凹所46を
設け、この凹所46に緩衝材48を介して屋根梁
50を嵌合させた構造としたものである。
本実施例3の作用効果については、前記実施例
1の作用効果に加えて、屋根梁50の左右方向の
移動を阻止し、荷台スペースおよび積載量をより
一層増大させ、積載および積荷形状に自由度をよ
り一層もたせることができる。
以上、本考案者によつてなされた考案を実施例
に基づき具体的に説明したが、本考案は前記実施
例に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
〔考案の効果〕
本願において開示される考案のうち、代表的な
ものによつて得られる効果を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
(1) 両側の屋根パネルを下方に回動させて全閉し
た際、前記全閉した両側の屋根パネル内側上部
間に屋根梁支持部材を着脱可能に取り付け、こ
の取り付けた屋根梁支持部材で屋根梁を支持
し、両側の屋根パネルを上方に回動させて車両
側部を全開するとき、前記取り付けた屋根梁支
持部材を取り外す構造としたので、従来、問題
となつていた支柱を不要にすることができる。
(2) 前記(1)の効果により、荷台スペースおよび積
載量を増大させ、積載および積荷形状に自由度
をもたせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例1である側部全開式貨
物車両における屋根梁支持装置を示す断面図、第
2図は車両側部を全開した状態を示す斜視図、第
3図は屋根梁支持部材の着脱構造を示す第1図の
矢視A部詳細図、第4図は第3図のB−B線断面
図、第5図は本考案の実施例2である側部全開式
貨物車両における屋根梁支持装置の要部を示す縦
断面図、第6図は第5図の横断面を示す横断面
図、第7図は本考案の実施例3である側部全開式
貨物車両における屋根梁支持装置の要部を示す断
面図である。 10……側部全開式貨物車両、12……荷台、
14……前壁、16……後部枠、18……煽り
部、20……屋根梁、22……屋根パネル、24
……屋根梁支持部材、26……緩衝材、28……
係合孔、30……取付レール、32……リベツ
ト、34……骨材、36……係合片、38……係
合孔、40……係合板、42……突起、44……
屋根梁支持部材、46……凹所、48……緩衝
材、50……屋根梁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 荷台の前部に立設される前壁の頂部と荷台の後
    部に立設される後部枠の頂部との間に設けられる
    屋根梁と、この屋根梁の両側にそれぞれ枢着さ
    れ、積荷の積載あるいは荷卸し時に上方に回動さ
    せて車両側部を全開する屋根パネルとを備え、両
    側の屋根パネルを下方に回動させて全閉した際、
    前記全閉した両側の屋根パネル内側上部間に屋根
    梁支持部材を着脱可能に取り付け、この取り付け
    た屋根梁支持部材で前記屋根梁を支持し、両側の
    屋根パネルを上方に回動させて車両側部を全開す
    るとき、前記取り付けた屋根梁支持部材を取り外
    すことを特徴とする側部全開式貨物車両における
    屋根梁支持装置。
JP1985098293U 1985-06-27 1985-06-27 Expired - Lifetime JPH055056Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985098293U JPH055056Y2 (ja) 1985-06-27 1985-06-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985098293U JPH055056Y2 (ja) 1985-06-27 1985-06-27

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Publication Number Publication Date
JPS626015U JPS626015U (ja) 1987-01-14
JPH055056Y2 true JPH055056Y2 (ja) 1993-02-09

Family

ID=30966094

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JP1985098293U Expired - Lifetime JPH055056Y2 (ja) 1985-06-27 1985-06-27

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5222008U (ja) * 1975-08-02 1977-02-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5222008U (ja) * 1975-08-02 1977-02-16

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JPS626015U (ja) 1987-01-14

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