JPH11216072A - カウンター下方の目隠し構造 - Google Patents

カウンター下方の目隠し構造

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JPH11216072A
JPH11216072A JP2067898A JP2067898A JPH11216072A JP H11216072 A JPH11216072 A JP H11216072A JP 2067898 A JP2067898 A JP 2067898A JP 2067898 A JP2067898 A JP 2067898A JP H11216072 A JPH11216072 A JP H11216072A
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Fukuo Itou
福生 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】施工壁部に片持ち用ブラケトツトを介して片持
ち状に取付けられたカウンターの下方を目隠しする。 【解決手段】カウンター下方の施工床部Fに底パネル3
が配置され、カウタンー下方の空間Sの前側に扉付き前
パネル4が配置され、前パネル4の枠体14は、カウン
ター2にその上部を連結すると共に底パネル3にその下
部を連結したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、施工壁部に片持ち
用ブラケトツトを介して片持ち状に取付けられたカウン
ターの下方を目隠しする構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】施工壁部に片持ち状に取付けられたカウ
ンターの下方は、開放した空間となつているため、目隠
しして有効利用したい要請がある。従来、カウンターの
下方空間を目隠しする構造としては、特開平9−103
378号公報に記載のものがある。この構造は、施工壁
面と施工床面でカウンターを支持する支持金具と、該支
持金具に係合させてカウンターの前垂部下部に配設させ
る、開閉扉を有する係合着脱自在な枠体とからなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の構造は、支
持金具を介してカウンターを施工する壁部と床部とで支
持するため、施工壁部に片持ち用ブラケトツトを介して
片持ち状に取付られたカウンターに適用することができ
ない。更に、この従来の構造は、カウンターの下方空間
の底面が施工床部のままであるため、下方空間内の見栄
えが悪く、更に施工床部に対して収納品を直置きするこ
とになるため、衛生面で配慮に欠けることがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明が採用した手段は、施工壁部に片持ち用ブラケ
トツトを介して片持ち状に取付けられたカウンターの下
方を目隠しする構造であつて、カウンター下方の施工床
部に底パネルが配置され、カウタンー下方の空間の前側
に扉付き前パネルが配置され、該前パネルの枠体は、カ
ウンターにその上部を連結すると共に底パネルにその下
部を連結したことである。
【0005】本発明にあつては、底パネル及び前パネル
を配置し、前パネルの枠体を連結することにより、片持
ち状に取付けられたカウンターの下方を目隠しでき、カ
ウンターの下方空間の底面を床パネルで形成できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るカウンター下
方の目隠し構造(以下、「本発明構造」という)を図1
〜2に示す実施の形態に基づいて説明する。図1は全体
を示す斜視図、図2は部分断面した右側面図である。
【0007】本発明構造1は、施工壁部Wに片持ち用ブ
ラケトツト5を介して片持ち状に取付けられたカウンタ
ー2と、カウンター下方の施工床部Fに配置した底パネ
ル3と、カウタンー下方の空間Sの前側に配置した扉付
き前パネル4とを備えている。カウンター2は、合成樹
脂又はステンレススチール等の素材から成形されると共
に裏面側の左右両側寄りの夫々に木製等の補強材2aが
取付られ、各補強材2aにブラケトツト5をネジ止め
6,6してある。カウンター2は、前垂部2bの裏面側
に、木製等の補強材2cが取付られている。カウンター
2は、洗面器7が取付られている。ブラケトツト5は、
施工壁部Wにネジ止め8,8されている。
【0008】前記底パネル3は、前後の枠材9a,9a
及び左右の枠材9b,9bで枠組みされた枠体9と、枠
体9の上面開口部9cを覆うように枠体8にビス止め1
0,10…された底板11とを備えている。枠体9は、
枠体9の内側で、床部Fに複数個のL字状の連結具12
を介してネジ止め13,13…されると共に、壁部Wに
対してネジ止め20される。
【0009】前記扉付き前パネル4は、上下の枠材14
a,14a及び左右の枠材14b,14bで枠組みされ
た枠体14と、枠体14の前側開口部を覆うように枠体
14に開閉自在に取付た扉15,15と、下の枠材14
aに接合した幅木16とを備えている。枠体14は、カ
ウンター2にその上部を連結すると共に底パネル3にそ
の下部を連結してある。カウンター2に対する枠体14
の取付は、カウンター2の補強材2cと枠体14の上の
枠材14aとを、複数個のL字状の連結具17を介して
ネジ止め18,18してある。底パネル3に対する枠体
14の取付は、底パネル3の前枠材9aと幅木16と
を、前枠材9aの裏側からネジ止め19してある。
【0010】本発明構造1の施工は、次の手順で行われ
る。最初は、施工壁部Wに片持ち用ブラケトツト5を介
してカウンター2を片持ち状に取付ける。次に、カウン
ター下方の施工床部Fに底パネル3の枠体9を配置して
固定する。続けて、図2の二点鎖線でように、前パネル
4を前傾斜状態のまま、カウンター2の前垂部2bの裏
面側に枠体14の上部が位置するように移動させ、その
後に前パネル4を起立させる。更に続けて、カウンター
2の補強材2cに枠体14の上の枠材14aを連結する
と共に、底パネル3前枠材9aに幅木16を連結する。
最後に、底パネル3の枠体9に底板11を取付ると共
に、幅木16と床部Fとの隙間Gに、コーキング材を充
填して施工を完了する。
【0011】なお、本発明構造1は、左右の開口部が施
工壁面等で覆われることなく露出するとき、覆う必要の
ある開口部を側パネル(図示略)で覆う。側パネルは、
枠体に側板を取付たもの等が用いられ、底パネル3の枠
体9及び前パネル4の枠体14に、カウタンー下方の空
間S側からネジ止めして固定する。
【0012】複数のカウンター2が左右方向に連結され
るときには、各カウンター2毎に底パネル3と扉付き前
パネル4を配置し、隣接する底パネル3の枠体9どうし
を連結すると共に、隣接する前パネル9の枠体14どう
しを連結して一体化する。これら連結は、ビス等を用い
て行われる。
【0013】
【発明の効果】本発明構造は、片持ち状に取付けられた
カウンターの下方空間を目隠しして有効利用したい要請
に応えることができ、カウンターの下方空間の底面を床
パネルで形成してあるため、下方空間の見栄えが良く且
つ衛生的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明構造の実施の形態の全体を示す斜視図で
ある。
【図2】同実施の形態の部分断面した右側面図である。
【符号の説明】
2…カウンター、3…底パネル、4…扉付き前パネル、
5…ブラケツト、14…枠体、F…施工床部、W…施工
壁部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施工壁部に片持ち用ブラケトツトを介し
    て片持ち状に取付けられたカウンターの下方を目隠しす
    る構造であつて、カウンター下方の施工床部に底パネル
    が配置され、カウタンー下方の空間の前側に扉付き前パ
    ネルが配置され、該前パネルの枠体は、カウンターにそ
    の上部を連結すると共に底パネルにその下部を連結した
    ことを特徴とするカウンター下方の目隠し構造。
JP02067898A 1998-02-02 1998-02-02 カウンター下方の目隠し構造 Expired - Fee Related JP3572540B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006132240A (ja) * 2004-11-08 2006-05-25 Sumitomo Forestry Co Ltd 階段構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006132240A (ja) * 2004-11-08 2006-05-25 Sumitomo Forestry Co Ltd 階段構造
JP4610306B2 (ja) * 2004-11-08 2011-01-12 住友林業株式会社 階段構造

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