JPH11213819A - スイッチ装置、並びにスイッチ装置を使用した電子機器 - Google Patents

スイッチ装置、並びにスイッチ装置を使用した電子機器

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JPH11213819A
JPH11213819A JP22165498A JP22165498A JPH11213819A JP H11213819 A JPH11213819 A JP H11213819A JP 22165498 A JP22165498 A JP 22165498A JP 22165498 A JP22165498 A JP 22165498A JP H11213819 A JPH11213819 A JP H11213819A
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Tatsuaki Kawase
達章 川瀬
Yoshinari Kuroda
嘉成 黒田
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Alps Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H25/00Switches with compound movement of handle or other operating part
    • H01H25/008Operating part movable both angularly and rectilinearly, the rectilinear movement being perpendicular to the axis of angular movement
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H1/00Contacts
    • H01H1/12Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage
    • H01H1/14Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting
    • H01H1/24Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting with resilient mounting
    • H01H1/242Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting with resilient mounting the contact forming a part of a coil spring

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  • Push-Button Switches (AREA)
  • Switches With Compound Operations (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のスイッチ装置は、操作部材36を中立
状態に戻すために板バネ38とコイルバネ39を必要と
し、部品点数が多くなって、コスト高になるばかりか、
組立に手間がかかり、生産性が悪いという問題があっ
た。 【解決手段】 本発明のスイッチ装置は、スイッチ部S
1とプッシュスイッチS2を操作するための操作部材6
の戻しと可動接点を兼ねるバネ部材5を設けた構成であ
るため、従来に比して部品点数が少なく、安価で、生産
性の良好なスイッチ装置を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多方向の操作が可能
なスイッチ装置、並びにこのようなスイッチ装置を使用
したリモコン、或いは携帯電話機等の電子機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の多方向の操作が可能なスイッチ装
置は、図17〜図20に示すように、合成樹脂の成型品
から成る筺体31は、底壁31aと、この底壁31aの
周囲を囲む側壁31bと、中央部に設けられた空洞部3
1cと、空洞部31cの中心部に位置し、底壁31aか
ら突出して設けられた支柱31dと、空洞部31c内に
設けられた一対の段部31eと、側壁31bに設けられ
た切り欠き部31fとを備えている。また、図19に示
すように、筺体31には、複数個の固定接点32、3
3、34、35が埋設され、それぞれの接点部32a、
33a、34a、35aは空洞部31c内の底壁31a
上に露出して配設されている。
【0003】また、合成樹脂の成型品から成る操作部材
36は、操作部36aと、円形状の取付部36bと、取
付部36bの上面に設けられた一対の段部36cと、取
付部36bの中心部に設けられた孔36dを有する筒部
36eとを備えている。また、金属板から成るリング状
の可動接点37は、対向する位置に接点部37a、37
bを有し、この可動接点37は取付部36bの下面に適
宜手段で取り付けられている。そして、可動接点37を
取り付けた操作部材36は、取付部36bを空洞部31
c内に位置させると共に、切り欠き部31fを通して操
作部36aを側壁31bから外方に突出させ、取付部3
6bの孔36dに支柱31dを挿通して、筺体31に取
り付けられている。
【0004】また、このようにして取り付けられた操作
部材36は、支柱31dを中心として、時計方向の矢印
K1方向と反時計方向の矢印K2方向に回動可能である
と共に、側壁31bに対して直角方向の矢印P方向に移
動可能に取り付けられている。また、可動接点37の接
点部37a、37bは、通常の中立状態では、図19に
示す位置X1と位置Y1の位置にあって、操作部材36
を矢印K1方向に回転した時は、接点部37aは位置X
2に移動すると共に、接点部37bは位置Y2に移動し
て、固定接点32と33が導通し、また、操作部材36
を矢印K2方向に回転した時は、接点部37aは位置X
1から位置X3に移動すると共に、接点部37bは位置
Y1から位置Y3に移動して、固定接点32と34が導
通した状態となる。即ち、これによって、回転型のスイ
ッチ部が構成されている。更に、操作部材36を矢印P
方向に押圧すると、接点部37aは位置X1から位置X
4に移動すると共に、接点部37bは位置Y1から位置
Y4に移動して、固定接点32と35が導通するように
なっている。即ち、これによって、プッシュスイッチが
構成されている。
【0005】また、金属板から成る板バネ38は、空洞
部31c内の側壁31bと取付部36bとの間に配置さ
れ、操作部材36を常時底壁31a面に対して平行方向
に押圧しており、操作部材36の戻しバネとなってい
る。また、コイルバネ39は、巻回部39aと、一対の
腕部39bとを有し、このコイルバネ39は、巻回部3
9aの中心部に操作部材36の筒部36e挿通し、一対
の腕部39bをそれぞれ操作部材36の段部36cと筺
体31の段部31eに当接させた状態で取り付けられて
いる。そして、操作部材36を矢印K1方向、或いは矢
印K2方向に回動した時、一方の腕部39bが圧縮さ
れ、回動を解除すると腕部39bのバネ性によって操作
部材36が元の中立状態に戻るようになり、このコイル
バネ39が回動時の戻しバネとなっている。また、金属
板から成る取付部材40は取付片40aを有し、この取
付部材40は、筺体31の開放部を覆うように配設さ
れ、取付片40を筺体31に掛け止めして取り付けら
れ、筺体31内に操作部材36等を取り付けている。
【0006】このようなスイッチ装置の操作を説明する
と、中立状態にある操作部材36を矢印K1方向、或い
は矢印K2方向にコイルバネ39のバネ性に抗して回動
すると、可動接点37も回動し、接点37aは、位置X
1から位置X2、或いは位置X3に移動し、また、接点
部37bは、位置Y1から位置Y2、或いは位置Y3に
移動し、固定接点32と33、或いは34と導通した状
態となる。また、操作部材36の回動を解除すると、コ
イルバネ39のバネ性により操作部材36と可動接点3
7は元の中立状態に戻り、接点部37aは位置X1に、
また、接点部37bは位置Y1に戻り、固定接点32と
33、或いは34との導通が解除されて、接点の切り換
えが行われるようになる。また、中立状態にある操作部
材36を矢印P方向に板バネ38に抗して押圧すると、
可動接点37も移動し、接点部37aは位置X1から位
置X4に、また、接点部37bは位置Y1から位置Y4
に移動して、固定接点32と35が導通した状態とな
る。また、操作部材36の押圧を解除すると、板バネ3
8のバネ性により操作部材36と可動接点37は元の位
置に戻り、接点部37aは位置X1に、また、接点部3
7bは位置Y1に戻り、固定接点32と35との導通が
解除されて、接点の切り換えが行われるようになる。こ
のようにして、多方向の操作の可能なスイッチ装置の操
作が行われるものである。
【0007】そして、このようなスイッチ装置は、図2
0に示すように、リモコン、携帯電話機等の電子機器に
組み込まれて使用されるが、その構成は、ケース41内
には、各種の電気部品を取り付け配線したプリント基板
42が収納され、このプリント基板42面上に、筺体3
1の底壁31aが載置されて、固定接点32等がプリン
ト基板42に接続されると共に、操作部材36がケース
41の側面41aから外方に突出した構成となってい
る。そして、操作者は、ケース41の側方部を握った状
態で、操作部材36を操作するものである。しかし、操
作部材36が側面41aから突出しているため、ケース
41を握る時等において、不用意に操作部材36に接触
することが度々あった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のスイッチ装置
は、操作部材36を中立状態に戻すために板バネ38と
コイルバネ39を必要とし、部品点数が多くなって、コ
スト高になるばかりか、組立に手間がかかり、生産性が
悪いという問題があった。また、操作部材36が筺体3
1の側壁31bから外方に突出し、筺体31の側方部で
操作するものであるため、電子機器への取付に制限があ
り、自由な電子機器のデザインが得られ無いという問題
があった。また、スイッチ装置を組み込んだ電子機器に
あっては、操作部材36がケース41の側方部から突出
しているため、ケース41を握る時等において、不用意
に操作部材36に接触することが度々生じ、操作性が悪
いという問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の解決手段として、空洞部を有する筺体と、該筺
体の下方に設けられた板状の底壁と、前記筺体の空洞部
内に回動可能に配設された操作部材と、該操作部材と前
記底壁との間に介在され、前記操作部材の戻しと可動接
点とを兼ねる金属から成るバネ部材と、前記底壁に設け
られた固定接点と前記バネ部材とから成るスイッチ部
と、前記操作部材の下方に配設され、可動接点と固定接
点とを有するプッシュスイッチとを備え、前記操作部材
の回動動作により前記バネ部材を可動して、前記スイッ
チ部の接点の切り換えを行うと共に、前記操作部材の回
動動作の解放時に、前記バネ部材により前記操作部材を
元の中立状態に戻して前記スイッチ部の操作を行い、ま
た、前記操作部材の前記底壁面方向への押圧動作により
前記プッシュスイッチの接点の切り換えを行うと共に、
前記操作部材の押圧動作の解放時に、前記バネ部材によ
り前記操作部材を元の中立状態に戻して前記プッシュス
イッチの操作を行うようにした構成とした。また、第2
の解決手段として、前記操作部材に操作部を設け、該操
作部が前記底壁面に対して直角方向に上方に伸びた構成
とした。また、第3の解決手段として、前記バネ部材を
複数個設けた構成とした。また、第4の解決手段とし
て、前記操作部材は下部にV字状の収納部を有し、ま
た、前記バネ部材は巻回部と一対の腕部とを有し、該腕
部を前記底壁に当接させると共に、前記収納部の内面に
前記巻回部を当接させ、前記操作部材の回動動作によ
り、前記収納部の内面で前記巻回部を前記底壁側に押し
込んで、一対の前記腕部を広げて前記スイッチ部の接点
の切り換えを行い、また、前記操作部材の回動動作の解
放時に、前記バネ部材のバネ性により、一対の前記腕部
が狭められて前記スイッチ部の接点の切り換えを行うと
共に、前記操作部材を元の中立状態に戻すようにした構
成とした。
【0010】また、第5の解決手段として、基部と該基
部の両端から延びる一対の柱状部を有する可動体を備
え、前記バネ部材の前記巻回部の中心部に前記柱状部を
挿入して、前記バネ部材と前記可動体とを組み合わせ、
前記柱状部を挿入した前記巻回部を前記操作部材の前記
収納部の内面に当接させた構成とした。また、第6の解
決手段として、前記操作部材の上部を覆う取付部材を有
し、前記操作部材の回動動作時、操作部材の一部が前記
取付部材と前記筺体の間に挟まれて、前記操作部材の下
方向の移動を防止した構成とした。また、第7の解決手
段として、前記取付部材の下部にV字状の凹部を設け、
前記可動体の前記柱状部を前記凹部に当接可能とし、前
記操作部材が中立状態にある時、前記バネ部材により、
前記柱状部を前記凹部の頂部に当接させるようにした構
成とした。また、第8の解決手段として、前記操作部材
と前記筺体の何れか一方には凹部、他方には凸部を設
け、前記操作部材の押圧動作時、前記凹部と凸部の嵌合
により前記操作部材の回動を防止した構成とした。ま
た、第9の解決手段として、前記スイッチ装置と、プリ
ント基板を収納したケースとを備え、前記底壁が前記プ
リント基板面に載置されて前記プリント基板に取り付け
られると共に、前記プリント基板面と対向する前記ケー
スの正面部から前記スイッチ装置の前記操作部材が突出
し、前記ケースの正面部で前記操作部材を操作するよう
にした構成とした。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のスイッチ装置の一実施例
を図1〜図10に基づいて説明すると、図1は本発明の
スイッチ装置の一実施例の正面図、図2は本発明のスイ
ッチ装置の一実施例の側面図、図3は本発明のスイッチ
装置の一実施例の要部の分解斜視図、図4は図2の4ー
4線における断面図、図5は図4の5ー5線における断
面図、図6は図4の6ー6線における断面図、図7は図
4の7ー7線における断面図、図8の(A),(B),
(C)は本発明のスイッチ装置の一実施例の動作の説明
図、図9の(A),(B),(C)は本発明のスイッチ
装置の一実施例の動作の説明図、図10は本発明のスイ
ッチ装置の一実施例を使用した電子機器の説明図であ
る。
【0012】本発明のスイッチ装置の一実施例は、図1
〜図9に示すように、合成樹脂の成型品から成る筺体1
は、底壁1aと、上方が開放され、底壁1aの周囲を囲
む側壁1bと、二つの区画壁1cによって三つに区画さ
れた空洞部1dと、一方の区画壁1cの頂部に設けられ
た凸部1eと、二つの空洞部1d内に位置し、底壁1a
から突出して設けられた一対のL字状の係止片1fと、
側壁1bの外周に設けられた突部1gとを備えている。
また、筺体1には、複数個の固定接点2、3と共通の固
定接点4が埋設され、固定接点2と3は空洞部1dの端
部において、また、共通の固定接点4は係止部1fが位
置する空洞部1dの中央部において底壁1a上に露出し
て配設されている。なお、底壁1aは筺体1と別体にし
て、筺体1に取り付けるようにしても良い。
【0013】また、線バネ等から成る二つのバネ部材5
は、巻回部5aと、巻回部5aの両側から下方に伸びた
係止部を有する腕部5b,5cとを備え、このバネ部材
5は、図4、図7に示すように、腕部5b,5cの係止
部を筺体1の一対の係止部1fに掛け止めして取り付け
られている。そして、腕部5b,5cは、通常の中立状
態にある時、共通の固定接点4に接触した状態となって
おり、バネ部材5と固定接点2、3、及び共通の固定接
点4とでスイッチ部S1が構成されている。また、合成
樹脂の成型品から成る操作部材6は、上面が湾曲状をな
し、蒲鉾状をした基部6aと、基部6aの両側から上方
に突出した一対の操作部6bと、基部6aの中央部で下
方に突出して設けられた作動部6cと、作動部6cに隣
接して設けられた孔等から成る凹部6dと、作動部6c
を中心として左右に設けられたV字状の収納部6eとを
備えている。
【0014】そして、操作部材6は、その基部6aを筺
体1の空洞部1d内に位置させ、凹部6dを筺体1の凸
部1eに合致させると共に、収納部6eにバネ部材5の
巻回部5aを収納した状態となっている。また、金属板
等から成る取付部材7は、湾曲状をなした支持部7a
と、孔7bを有する取付部7cとを備え、この取付部材
7は、支持部7aで操作部材6の基部6aの上面を押さ
えた状態で、取付部7cの孔7bを筺体1の突部1gに
掛け止めして、筺体1に取り付けられる。そして、この
ようにして操作部材6が取り付けられた際、操作部材6
でバネ部材5の巻回部5aの上部を押圧し、腕部5b,
5cが共通の固定接点4に圧接した状態となると共に、
操作部材6は、図5、図7に示すように、時計方向の矢
印K1方向と反時計方向の矢印K2方向に回動可能であ
ると共に、底壁1a面に対して垂直方向の矢印P方向に
移動可能に取り付けられている。また、操作部材6の操
作部6bは、底壁1a面に対して直角方向に上方に伸び
た状態にあり、底壁1a面上で操作部材6の操作が可能
となっている。
【0015】また、プッシュスイッチS2は、固定接点
8、9を埋設した絶縁基板10と、常時固定接点8に接
触したドーム状の可動接点11とから構成され、可動接
点11の中央部を押圧すると、可動接点11が反転して
中央の固定接点9に接触し、固定接点8と9とが導通
し、また、押圧を解除すると、可動接点11は反転して
元の状態に戻り、固定接点9との接触が開放されて、接
点の切り換えが行われるようになっている。そして、プ
ッシュスイッチS2は、操作部材6の作動部6cの下方
に配設され、筺体1の下部に取り付けられた状態となっ
ている。なお、このプッシュスイッチS2は、上記構成
の他、種々の構成のプッシュスイッチを用いても良い。
【0016】このようなスイッチ装置の操作を説明する
と、先ず、図7に示す中立状態にある操作部材6を反時
計方向の矢印K2方向に回動すると、図8の(A)に示
すように、バネ部材5は、腕部5cが係止部1fに掛け
止めされた状態で、巻回部5aが収納部6eの内面で押
されて下方に倒れ込み、腕部5bが固定接点2に接触し
た状態となって、共通の固定接点4と固定接点2とが導
通した状態となる。そして、操作部材6の回動時、図8
の(C)に示すように、操作部材6の一部が区画壁1c
と取付部材7との間に直ちに介入、挟持されて、回動の
ガイドをすると共に、回動時に押圧動作が加わっても、
操作部材6は下方への移動が区画壁1cで阻止されて、
図8の(B)に示すように、作動部6cでプッシュスイ
ッチS2を操作することがない。また、操作部材6の回
動を解放すると、バネ部材5のバネ性により操作部材6
が押し戻されて元の中立状態に戻り、固定接点2と共通
の固定接点4との導通が開放されて、接点の切り換えが
行われるようになる。また、図7に示す中立状態にある
操作部材6を時計方向の矢印K1方向に回動する時は、
前述と同様の原理により、腕部5bが係止部1fに掛け
止めされた状態でバネ部材5が倒れ込み、腕部5cが固
定接点3に接触して固定接点3と共通の固定接点4とが
導通し、更に、操作部材6の回動を解放すると、前述と
同様の原理により、操作部材6がバネ部材5によって元
の状態に戻り、固定接点3と共通の固定接点4との導通
が開放されて、接点の切り換えが行われるようになる。
【0017】更に、図5に示す状態で、操作部材6を底
壁1a面側(下方向)の矢印P方向に押圧すると、図9
の(A)に示すように、作動部6cによって可動接点1
1が押されて反転し、固定接点8と9が導通した状態と
なる。そして、操作部材6の押圧時、凹部6dに凸部1
eが直ちに嵌入し、凸部1eをガイドにして移動すると
共に、操作部材6に回動動作が加わっても、凸部1eに
よって回動動作が阻止されている。また、操作部材6の
押圧時、図9の(C)に示すように、バネ部材5が押さ
れて状態となる。また、操作部材6の押圧を解除する
と、バネ部材5のバネ性により操作部材6は押し戻され
て元の中立位置に戻り、凹部6dと凸部1eとは対向し
た状態になると共に、可動接点11が元の状態に反転し
て戻り、固定接点8と9との導通が開放されて、接点の
切り換えが行われるようになる。このようにして、スイ
ッチ装置の操作が行われ、バネ部材5は、可動接点とし
ての役目と操作部材6の戻しバネの役目を果たしてい
る。
【0018】なお、上記バネ部材5は線バネのもので説
明したが、例えばV字状の板バネでも良く、また、操作
部材6の回動動作時のガイド、及び押圧動作時のガイド
は、区画壁1c以外の場所に設け、その構成も種々変形
させて適用しても良い。
【0019】そして、このようなスイッチ装置は、図1
0に示すように、リモコン、携帯電話機等の電子機器に
組み込まれて使用されるが、その構成は、ケース12内
には、各種の電気部品を取り付け配線したプリント基板
13が収納され、このプリント基板13面上に、筺体1
の底壁1aが載置されて、固定接点2等がプリント基板
13に接続されると共に、操作部材6がケース12の正
面部12aから外方に突出した構成となっている。そし
て、操作者は、ケース12の側方部を握った状態で、他
の操作ボタンと同様に、操作部材6を操作するものであ
る。
【0020】次に、本発明のスイッチ装置の他の実施例
を図11〜図16に基づいて説明すると、図11は本発
明のスイッチ装置の他の実施例の分解斜視図、図12は
図11の12ー12線における断面図、図13は図11
の13ー13線における断面図、図14は図11の14
ー14線における断面図、図15の(A)、(B)は本
発明のスイッチ装置の他の実施例の動作の説明図、図1
6は(A)、(B)は本発明のスイッチ装置の他の実施
例の動作の説明図である。
【0021】そして、本発明のスイッチ装置の他の実施
例は、図11〜図16に示すように、合成樹脂の成型品
から成る筺体15は、底壁15aと、上方が開放され、
底壁1aの周囲を囲む側壁15bと、二つの区画壁15
cによって三つに区画された空洞部15dと、区画壁1
5cに設けられた切り欠き部15eと、二つの区画壁1
5c間に位置する底壁15aに設けられた孔15fと、
側壁15bの外周に設けられた突部15gと、対向する
側壁15bに設けられた二段状の凹部15hとを備えて
いる。また、筺体1には、複数個の固定接点16a、1
6bと共通の固定接点17が埋設され、固定接点16a
と16bは空洞部15dの端部において、また、共通の
固定接点17は空洞部15dの中央部において底壁15
a上に露出して配設されている。なお、底壁15aは筺
体15と別体にして、筺体15に取り付けるようにして
も良い。
【0022】また、合成樹脂の成型品からなる可動体1
8は、矩形状の基部18aと、基部18aの中心部に設
けられた孔18bと、基部18aの両端部に設けられた
柱状部18cとを有している。また、線バネ等から成る
二つのバネ部材19は、巻回部19aと、巻回部19a
の両側から下方に伸びた腕部19b,19cとを備え、
この二つのバネ部材19は、巻回部19aの中心部に可
動体18の一対の柱状部18cを挿入して、可動体18
に取り付けられている。そして、このような可動体18
は、基部18aを中央に位置する空洞部15dに配置す
ると共に、一対の柱状部18cとバネ部材19は、両側
に位置する空洞部15dに配置して、バネ部材19の腕
部19b、19cが底壁15aに当接した状態となって
いる。そして、腕部19b、19cは、通常の中立状態
にある時、固定接点16a、16bと共通の固定接点1
7に非接触状態となっており、バネ部材19と固定接点
16a、16b、及び共通の固定接点17とでスイッチ
部S1が構成されている。また、合成樹脂の成型品から
成る操作部材20は、上面が湾曲状をなし、蒲鉾状をし
た基部20aと、基部20aの上方中心部から上方に突
出した操作部20bと、操作部20bの両側に設けられ
たスリット部20cと、基部20aの中央部で下方に突
出して設けられた作動部20dと、作動部20dを中心
として左右に設けられたV字状の収納部20eと、基部
20aの左右両端から外方に突出した凸部20fとを備
えている。
【0023】そして、操作部材20は、その基部20a
を筺体15の空洞部15d内に位置させ、収納206e
にバネ部材19の巻回部19aを収納した状態で、作動
部20dを可動体18の孔18bに挿入すると共に、凸
部20fを凹部15hに位置させている。また、合成樹
脂の成型品等から成る取付部材21は、湾曲状をなし、
支持部21aと、支持部21aの中央部に矩形状の孔2
1aと、孔21bの両側において支持部21aから下方
に突出し、V字状の凹部21cを有する一対の突出部2
1dとを有し、この取付部材21は、支持部21aで操
作部材20の基部20aの上面を押さえた状態で、21
bの外側に位置する取付部材21の一部を筺体15の突
部15gに掛け止めして、筺体15に取り付けられる。
そして、このようにして操作部材20が取り付けられた
際、操作部材20の操作部20bは、孔21bから上方
に突出し、また、操作部材20でバネ部材19の巻回部
19aの上部を押圧し、腕部19b、19cが底壁15
aに圧接すると共に、可動体18の柱状部18cは取付
部材21の突出部21dのV字状の凹部21cの頂部に
当接した状態となり、操作部材20は、図12に示すよ
うに、時計方向の矢印K1方向と反時計方向の矢印K2
方向に回動可能であると共に、底壁15a面に対して垂
直方向の矢印P方向に移動可能に取り付けられている。
また、操作部材20の操作部20bは、底壁15a面に
対して直角方向に上方に伸びた状態にあり、底壁15a
面上で操作部材20の操作が可能となっている。
【0024】また、プッシュスイッチS2は、固定接点
22、23を埋設した絶縁基板24と、常時固定接点2
2に接触したドーム状の可動接点25とから構成され、
可動接点25の中央部を押圧すると、可動接点25が反
転して中央の固定接点23に接触し、固定接点22と2
3とが導通し、また、押圧を解除すると、可動接点25
は反転して元の状態に戻り、固定接点23との接触が開
放されて、接点の切り換えが行われるようになってい
る。そして、プッシュスイッチS2は、操作部材20の
作動部20dの下方で、筺体15の孔15f内に配設さ
れ、筺体15に取り付けられた状態となっている。な
お、このプッシュスイッチS2は、上記構成の他、種々
の構成のプッシュスイッチを用いても良い。
【0025】このようなスイッチ装置の操作を説明する
と、先ず、図15の(A)に示す中立状態にある操作部
材20を反時計方向の矢印K2方向に回動すると、図1
5の(B)に示すように、バネ部材19の巻回部19a
が収納部6eの右側の内面で押されると共に、可動体1
8の柱状部18cが取付部材21のV字状の凹部21c
の左斜面に当接してガイドされながらバネ部材19は下
方に倒れ込み、腕部18b、18cが広げられて固定接
点16aと共通の固定接点17に接触した状態となっ
て、共通の固定接点17と固定接点16aとが導通した
状態となる。そして、操作部材20の回動時、操作部材
20の凸部20fが筺体15の凹部15hの上段側に移
動して、側壁15bと取付部材21との間で挟持され
て、回動のガイドをすると共に、回動時に押圧動作が加
わっても、操作部材20は下方への移動が阻止されて、
作動部20dでプッシュスイッチS2を操作することが
ない。また、操作部材20の回動を解放すると、バネ部
材19のバネ性により操作部材20は押し戻されて、図
15(A)、図13に示すような元の中立状態に戻り、
バネ部材19の巻回部19aは収納部20eの頂部に、
また、柱状部18cは凹部21cの頂部に位置して、操
作部材20をセンター位置に確実に支持すると共に、固
定接点16aと共通の固定接点17との導通が開放され
て、接点の切り換えが行われるようになる。また、図1
5(A)に示す中立状態にある操作部材20を時計方向
の矢印K1方向に回動する時は、前述と同様の原理によ
り、バネ部材19の巻回部19aが収納部6eの左側の
内面で押されると共に、可動体18の柱状部18cが凹
部21cの右斜面に当接してガイドされながらバネ部材
19が下方に倒れ込み、腕部19b、19cが固定接点
16bに接触して固定接点16bと共通の固定接点17
とが導通し、更に、操作部材20の回動を解放すると、
前述と同様の原理により、操作部材20がバネ部材19
によって、図15(A)、図13に示すような元の中立
状態に戻り、固定接点16bと共通の固定接点17との
導通が開放されて、接点の切り換えが行われるようにな
る。
【0026】更に、図12に示す状態で、操作部材20
を底壁15a面側(下方向)の矢印P方向にバネ部材1
9のバネ性に抗して押圧すると、図16の(A)に示す
ように、作動部20dによって可動接点25が押されて
反転し、固定接点22と23が導通した状態となる。そ
して、操作部材20の押圧時、操作部材20の凸部20
fが筺体15の凹部15hの二段目に直ちに嵌入し、凹
部15hをガイドにして移動すると共に、操作部材20
に回動動作が加わっても、凸部20fによって回動動作
が阻止されている。そして、操作部材20が押された
時、図16の(B)に示すように、バネ部材19が下方
に倒されるが、腕部19b、19cは、固定接点16
a、16b、17に非接触の状態となっている。また、
操作部材20の押圧を解除すると、バネ部材19のバネ
性により操作部材20は押し戻されて元の中立位置に戻
り、凸部20fと凹部15hとは対向した状態になると
共に、可動接点25が元の状態に反転して戻り、固定接
点22、23との導通が開放されて、接点の切り換えが
行われるようになる。このようにして、スイッチ装置の
操作が行われ、バネ部材19は、可動接点としての役目
と操作部材20の戻しバネの役目を果たしている。
【0027】そして、このようなスイッチ装置の他の実
施例は、図10に示すような前記実施例と同様に、リモ
コン、携帯電話機等の電子機器に組み込まれて使用され
るが、その構成は、前記実施例と同様であるので、ここ
ではその説明を省略する。
【0028】
【発明の効果】本発明のスイッチ装置は、スイッチ部S
1とプッシュスイッチS2を操作するための操作部材6
の戻しと可動接点を兼ねるバネ部材5を設けた構成であ
るため、従来に比して部品点数が少なく、安価で、生産
性の良好なスイッチ装置を提供できる。また、操作部材
6の操作部6bを、筺体1の底壁1a面に対して直角方
向に上方に伸ばしたため、電子機器への操作部6bを、
他の操作ボタンと同様にケース12の正面部12aに置
くことが出来て、配置の自由度が得られ、種々の電子機
器に好適なスイッチ装置を提供できる。また、バネ部材
5を複数個設けることにより、スイッチ部S1の多回路
のスイッチが得られると共に、プッシュスイッチS2の
操作時の操作部材6の移動を安定に出来、操作性の良好
なスイッチ装置を提供できる。また、操作部材6に設け
たV字状の収納部6eの内面に、バネ部材5の巻回部5
aを当接させると共に、バネ部材5の腕部5b、5cを
筺体1の底壁1aに当接させて、バネ部材5によりスイ
ッチ部S2の可動接点と操作部材6の戻しバネを兼ねる
ようにしたため、その構成が簡単であると共に、組立性
が良く、安価なスイッチ装置を提供できる。
【0029】また、可動体18の柱状部18cを、バネ
部材19の巻回部19aの中心部に挿入した状態で、巻
回部19aを操作部材20の収納部20eの内面に当接
させたものであるため、操作部材20の回動動作時、及
び押圧動作時、収納部20eの内面で押された巻回部1
9aの変形を柱状部18cで阻止し、従って、バネ部材
19の動作の確実なものが得られ、接点切り換えの確実
なスイッチ装置を提供できる。また、取付部材7と筺体
1とで操作部材6の回動動作時、操作部材6を挟持する
ようにしたため、操作部材6の回動動作時の操作が安
定、確実で、操作性の良好なスイッチ装置を提供でき
る。また、取付部材21に設けたV字状の凹部21cの
頂部に、可動体18の柱状部18cをバネ部材19によ
り当接させて、操作部材20の中立状態を維持するよう
にしたため、操作部材20の中立位置が安定して確実に
維持でき、精度の良いスイッチ装置を提供できる。
【0030】また、凹部6dと凸部1eとの嵌合により
操作部材6の移動のガイドを行うようにしたため、プッ
シュスイッチS2の操作が安定、確実で、操作性の良好
なスイッチ装置を提供できる。また、ケース12内のプ
リント基板13に底壁1aを載置してスイッチ装置を取
り付け、ケース12の正面部12aから操作部材6を突
出させたものであるため、ケース12を握る時等におい
て不用意に操作部材6に接触することが少なく、また、
他の操作ボタンと同様の位置で操作でき、操作が確実
で、操作性の良好な電子機器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイッチ装置の一実施例の正面図。
【図2】本発明のスイッチ装置の一実施例の側面図。
【図3】本発明のスイッチ装置の一実施例の要部の分解
斜視図。
【図4】図2の4ー4線における断面図。
【図5】図4の5ー5線における断面図。
【図6】図4の6ー6線における断面図。
【図7】図4の7ー7線における断面図。
【図8】本発明のスイッチ装置の一実施例の動作の説明
図。
【図9】本発明のスイッチ装置の一実施例の動作の説明
図。
【図10】本発明のスイッチ装置の一実施例を使用した
電子機器の説明図。
【図11】本発明のスイッチ装置の他の実施例の分解斜
視図。
【図12】図11の12ー12線における断面図。
【図13】図11の13ー13線における断面図。
【図14】図11の14ー14線における断面図。
【図15】本発明のスイッチ装置の他の実施例の動作の
説明図。
【図16】本発明のスイッチ装置の他の実施例の動作の
説明図。
【図17】従来のスイッチ装置の斜視図。
【図18】従来のスイッチ装置の分解斜視図。
【図19】従来のスイッチ装置に係る筺体の平面図。
【図20】従来のスイッチ装置を使用した電子機器の説
明図。
【符号の説明】
1 筺体 1a 底壁 1b 側壁 1c 区画壁 1d 空洞部 1e 凸部 1f 係止片 1g 突部 2、3 固定接点 4 共通の固定接点 5 バネ部材 5a 巻回部 5b,5c 腕部 6 操作部材 6a 基部 6b 操作部 6c 作動部 6d 凹部 6e 収納部 7 取付部材 7a 支持部 7b 孔 7c 取付部 S1 スイッチ部 S2 プッシュスイッチ 8、9 固定接点 10 絶縁基板 11 可動接点 12 ケース 12a 正面部 13 プリント基板 15 筺体 15a 底壁 15b 側壁 15c 区画壁 15d 空洞部 15e 切り欠き部 15f 孔 15g 凸部 15h 凹部 16a 固定接点 16b 固定接点 17 共通の固定接点 18 可動体 18a 基部 18b 孔 18c 柱状部 19 バネ部材 19a 巻回部 19b 腕部 19c 腕部 20 操作部材 20a 基部 20b 操作部 20c スリット部 20d 作動部 20e 収納部 20f 凸部 21 取付部材 21a 支持部 21b 孔 21c 凹部 21d 突出部 22 固定接点 23 固定接点 24 絶縁基板 25 可動接点 S1 スイッチ部 S2 プッシュスイッチ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空洞部を有する筺体と、該筺体の下方に
    設けられた板状の底壁と、前記筺体の空洞部内に回動可
    能に配設された操作部材と、該操作部材と前記底壁との
    間に介在され、前記操作部材の戻しと可動接点とを兼ね
    る金属から成るバネ部材と、前記底壁に設けられた固定
    接点と前記バネ部材とから成るスイッチ部と、前記操作
    部材の下方に配設され、可動接点と固定接点とを有する
    プッシュスイッチとを備え、前記操作部材の回動動作に
    より前記バネ部材を可動して、前記スイッチ部の接点の
    切り換えを行うと共に、前記操作部材の回動動作の解放
    時に、前記バネ部材により前記操作部材を元の中立状態
    に戻して前記スイッチ部の操作を行い、また、前記操作
    部材の前記底壁面方向への押圧動作により前記プッシュ
    スイッチの接点の切り換えを行うと共に、前記操作部材
    の押圧動作の解放時に、前記バネ部材により前記操作部
    材を元の中立状態に戻して前記プッシュスイッチの操作
    を行うようにしたことを特徴とするスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記操作部材に操作部を設け、該操作部
    が前記底壁面に対して直角方向に上方に伸びたことを特
    徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記バネ部材を複数個設けたことを特徴
    とする請求項1、又は2記載のスイッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記操作部材は下部にV字状の収納部を
    有し、また、前記バネ部材は巻回部と一対の腕部とを有
    し、該腕部を前記底壁に当接させると共に、前記収納部
    の内面に前記巻回部を当接させ、前記操作部材の回動動
    作により、前記収納部の内面で前記巻回部を前記底壁側
    に押し込んで、一対の前記腕部を広げて前記スイッチ部
    の接点の切り換えを行い、また、前記操作部材の回動動
    作の解放時に、前記バネ部材のバネ性により、一対の前
    記腕部が狭められて前記スイッチ部の接点の切り換えを
    行うと共に、前記操作部材を元の中立状態に戻すように
    したことを特徴とする請求項1、又は2、又は3記載の
    スイッチ装置。
  5. 【請求項5】 基部と該基部の両端から延びる一対の柱
    状部を有する可動体を備え、前記バネ部材の前記巻回部
    の中心部に前記柱状部を挿入して、前記バネ部材と前記
    可動体とを組み合わせ、前記柱状部を挿入した前記巻回
    部を前記操作部材の前記収納部の内面に当接させたこと
    を特徴とする請求項4記載のスイッチ装置。
  6. 【請求項6】 前記操作部材の上部を覆う取付部材を有
    し、前記操作部材の回動動作時、操作部材の一部が前記
    取付部材と前記筺体の間に挟まれて、前記操作部材の下
    方向の移動を防止したことを特徴とする請求項1、また
    2、又は3、又は4、又は5記載のスイッチ装置。
  7. 【請求項7】 前記取付部材の下部にV字状の凹部を設
    け、前記可動体の前記柱状部を前記凹部に当接可能と
    し、前記操作部材が中立状態にある時、前記バネ部材に
    より、前記柱状部を前記凹部の頂部に当接させるように
    したことを特徴とする請求項6記載のスイッチ装置。
  8. 【請求項8】 前記操作部材と前記筺体の何れか一方に
    は凹部、他方には凸部を設け、前記操作部材の押圧動作
    時、前記凹部と凸部の嵌合により前記操作部材の回動を
    防止したことを特徴とする請求項1、又は2、又は3、
    又は4、又は5、又は6、又は7記載のスイッチ装置。
  9. 【請求項9】 前記請求項1、又は2、又は3、又は
    4、又は5、又は6、又は7、又は8記載のスイッチ装
    置と、プリント基板を収納したケースとを備え、前記底
    壁が前記プリント基板面に載置されて前記プリント基板
    に取り付けられると共に、前記プリント基板面と対向す
    る前記ケースの正面部から前記スイッチ装置の前記操作
    部材が突出し、前記ケースの正面部で前記操作部材を操
    作するようにしたことを特徴とする電子機器。
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