JPH11210147A - 内装システムのパネル突き合わせ構造及び天井下地材 - Google Patents
内装システムのパネル突き合わせ構造及び天井下地材Info
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- JPH11210147A JPH11210147A JP10029085A JP2908598A JPH11210147A JP H11210147 A JPH11210147 A JP H11210147A JP 10029085 A JP10029085 A JP 10029085A JP 2908598 A JP2908598 A JP 2908598A JP H11210147 A JPH11210147 A JP H11210147A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 特殊な技能を有しない者でも組み立てが可能
で、内装工事の省力化や部品点数の削減に役立つ乾式工
法の内装システムのパネル突き合わせ構造及び天井下地
材を提供すること。 【解決手段】 ２枚のパネルＰの端部の裏面を当てる左
右一対の当接面Ｓｄ、及び、該一対の当接面Ｓｄの間に
延びるクリップ係止溝Ｓｂ、を有するスタッドＳと、突
き合わせる２枚のパネルの端部の裏面を上部当接面Ｓｄ
に当てた状態で該２枚のパネルの端部の表面を押さえる
パネル押え部４ａ、及び、上記スタッドＳのクリップ係
止溝Ｓｂに係止される係止部４ｂを有するクリップ４
と、を具備する。この１つのクリップにより、２枚の壁
パネルを同時に保持することができ、従来より部品点数
を削減できる。よって、より少ない労力で能率的に施工
することが可能となる。同様に、天井下地材についても
施工可能である。
で、内装工事の省力化や部品点数の削減に役立つ乾式工
法の内装システムのパネル突き合わせ構造及び天井下地
材を提供すること。 【解決手段】 ２枚のパネルＰの端部の裏面を当てる左
右一対の当接面Ｓｄ、及び、該一対の当接面Ｓｄの間に
延びるクリップ係止溝Ｓｂ、を有するスタッドＳと、突
き合わせる２枚のパネルの端部の裏面を上部当接面Ｓｄ
に当てた状態で該２枚のパネルの端部の表面を押さえる
パネル押え部４ａ、及び、上記スタッドＳのクリップ係
止溝Ｓｂに係止される係止部４ｂを有するクリップ４
と、を具備する。この１つのクリップにより、２枚の壁
パネルを同時に保持することができ、従来より部品点数
を削減できる。よって、より少ない労力で能率的に施工
することが可能となる。同様に、天井下地材についても
施工可能である。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅やオフィス等
の建物の内装システムのパネル突き合わせ構造及び天井
下地材に関する。特には、特殊な技能を有しない者でも
組み立てが可能（一業種で施工可能）で、内装工事の省
力化に役立ついわゆるシステム内装方式のパネル突き合
わせ構造及び天井下地材に関する。さらには、現場での
りや釘を一切必要としない乾式工法による、更新性に優
れたパネル突き合わせ構造及び天井下地材に関する。
の建物の内装システムのパネル突き合わせ構造及び天井
下地材に関する。特には、特殊な技能を有しない者でも
組み立てが可能（一業種で施工可能）で、内装工事の省
力化に役立ついわゆるシステム内装方式のパネル突き合
わせ構造及び天井下地材に関する。さらには、現場での
りや釘を一切必要としない乾式工法による、更新性に優
れたパネル突き合わせ構造及び天井下地材に関する。
【０００２】
【従来の技術】鉄筋コンクリート製や木製の躯体に部屋
の壁や天井をつける際には、従来、一般的に次のように
していた。まず躯体壁に間柱としての、木材又は金属の
スタッドをある間隔でボルト固定する。このスタッドに
石膏製等の壁面ボードを貼る。次に、ボード突き合わせ
部をパテ埋めしボード間の段差を修正した後に、この壁
面ボードの上に化粧板を貼るかクロス貼りの表面化粧を
して仕上げる。
の壁や天井をつける際には、従来、一般的に次のように
していた。まず躯体壁に間柱としての、木材又は金属の
スタッドをある間隔でボルト固定する。このスタッドに
石膏製等の壁面ボードを貼る。次に、ボード突き合わせ
部をパテ埋めしボード間の段差を修正した後に、この壁
面ボードの上に化粧板を貼るかクロス貼りの表面化粧を
して仕上げる。
【０００３】一方、躯体の壁面に壁（戸境壁という）を
付けるのではなく、部屋と部屋との間を仕切る壁（間仕
切り壁という）を作る場合には、補強用野縁を取りつけ
てスタッドを立てるか、躯体の天井下面まで壁用の下地
材を延ばして立てる工法を採用していた。
付けるのではなく、部屋と部屋との間を仕切る壁（間仕
切り壁という）を作る場合には、補強用野縁を取りつけ
てスタッドを立てるか、躯体の天井下面まで壁用の下地
材を延ばして立てる工法を採用していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の工法では、下地から仕上げ工事まで複数の専門業者
の手で施工することが前提であり、工数・コスト・所要
日数ともに相当かかるものであった。また、将来、リフ
ォームや間仕切り変更をする場合や壁面の改装仕上げを
行う場合にも、壁面及び天井面仕上げパネルなどを取り
外した後に、新たに新規の壁面及び天井面パネルなどを
取り付ける大掛かりな工事が必要となっていた。
来の工法では、下地から仕上げ工事まで複数の専門業者
の手で施工することが前提であり、工数・コスト・所要
日数ともに相当かかるものであった。また、将来、リフ
ォームや間仕切り変更をする場合や壁面の改装仕上げを
行う場合にも、壁面及び天井面仕上げパネルなどを取り
外した後に、新たに新規の壁面及び天井面パネルなどを
取り付ける大掛かりな工事が必要となっていた。
【０００５】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、特殊な技能を有しない者でも組み立てが可
能で、内装工事の省力化に役立ついわゆるシステム内装
方式のパネル突き合わせ構造及び天井下地材を提供する
ことを目的とする。
れたもので、特殊な技能を有しない者でも組み立てが可
能で、内装工事の省力化に役立ついわゆるシステム内装
方式のパネル突き合わせ構造及び天井下地材を提供する
ことを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の第１態様のパネル突き合わせ構造は、部屋
の壁面又は天井面を構成する２枚の内装システムのパネ
ルの突き合わせの部の構造であって；２枚のパネルの端
部の裏面を当てる左右一対の当接面、及び、該一対の当
接面の間に延びるクリップ係止溝、を有するスタッド及
びランナーと、突き合わせる２枚のパネルの端部の裏面
を上部当接面に当てた状態で該２枚のパネルの端部の表
面を押さえるパネル押え部、及び、上記スタッド及びラ
ンナーのクリップ係止溝に係止される係止部を有するク
リップと、を具備することを特徴とする。
め、本発明の第１態様のパネル突き合わせ構造は、部屋
の壁面又は天井面を構成する２枚の内装システムのパネ
ルの突き合わせの部の構造であって；２枚のパネルの端
部の裏面を当てる左右一対の当接面、及び、該一対の当
接面の間に延びるクリップ係止溝、を有するスタッド及
びランナーと、突き合わせる２枚のパネルの端部の裏面
を上部当接面に当てた状態で該２枚のパネルの端部の表
面を押さえるパネル押え部、及び、上記スタッド及びラ
ンナーのクリップ係止溝に係止される係止部を有するク
リップと、を具備することを特徴とする。
【０００７】上記課題を解決するため、本発明の第２態
様の天井下地材は、部屋の天井面を構成する天井パネル
を取り付けるための下地材であって；天井面の一方向
（長手方向）に延びるように、天井パネルの幅に対応す
るピッチで、建物の躯体天井に固定されて複数本相互に
平行に設けられるランナーと、平行するランナー間に掛
け渡される振れ止めと、この振れ止めの下面に組み合わ
された、２枚のパネルの端部の裏面を当てる左右一対の
当接面、及び、該一対の当接面の間に延びるクリップ係
止溝、を有する突き合わせ部材と、を具備することを特
徴とする。
様の天井下地材は、部屋の天井面を構成する天井パネル
を取り付けるための下地材であって；天井面の一方向
（長手方向）に延びるように、天井パネルの幅に対応す
るピッチで、建物の躯体天井に固定されて複数本相互に
平行に設けられるランナーと、平行するランナー間に掛
け渡される振れ止めと、この振れ止めの下面に組み合わ
された、２枚のパネルの端部の裏面を当てる左右一対の
当接面、及び、該一対の当接面の間に延びるクリップ係
止溝、を有する突き合わせ部材と、を具備することを特
徴とする。
【０００８】これらの構成により、１つのクリップで２
枚のパネルを保持することができ、従来より部品点数を
削減でき、より少ない労力で能率的に施工することが可
能となる。
枚のパネルを保持することができ、従来より部品点数を
削減でき、より少ない労力で能率的に施工することが可
能となる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照して詳細に説明する。なお、図面中の
上下方向が重力方向であり縦と呼び、左右方向が水平方
向であり横と呼び、紙面の前後方向を前後方向と呼ぶ。
て添付図面を参照して詳細に説明する。なお、図面中の
上下方向が重力方向であり縦と呼び、左右方向が水平方
向であり横と呼び、紙面の前後方向を前後方向と呼ぶ。
【００１０】図１は、本発明の１実施形態に係る壁パネ
ル突き合わせ構造の詳細構造を示す平面断面図であり、
特に、間仕切り壁に用いた場合を示している。間仕切り
壁においては、後述するＨ型スタッドの表裏面に壁パネ
ルが突き合わせ貼り付けされる構成となる。
ル突き合わせ構造の詳細構造を示す平面断面図であり、
特に、間仕切り壁に用いた場合を示している。間仕切り
壁においては、後述するＨ型スタッドの表裏面に壁パネ
ルが突き合わせ貼り付けされる構成となる。
【００１１】まず、壁パネル突き合わせ構造１は、壁パ
ネルＰ１〜Ｐ４により、Ａ室２とＢ室３に分割されてい
る。この壁パネルＰ１とＰ２、及びＰ３とＰ４との間に
はそれぞれ、壁パネルＰを固定可能なクリップ４が嵌め
合わされた構成となっている。さらにこのクリップ４
が、スタッドＳに、ビス５により結合された構成となっ
ている。また、上記クリップ４にはそれぞれモール６が
組み込まれており、美観を保った構成となっている。
ネルＰ１〜Ｐ４により、Ａ室２とＢ室３に分割されてい
る。この壁パネルＰ１とＰ２、及びＰ３とＰ４との間に
はそれぞれ、壁パネルＰを固定可能なクリップ４が嵌め
合わされた構成となっている。さらにこのクリップ４
が、スタッドＳに、ビス５により結合された構成となっ
ている。また、上記クリップ４にはそれぞれモール６が
組み込まれており、美観を保った構成となっている。
【００１２】図２は、スタッドＳの詳細を示す図であ
る。（Ａ）は側面図であり、（Ｂ）は断面図である。断
面が中空Ｈ字型のスタッドＳは、左右一対の当接面Ｓ
ｄ、及びこの一対の面Ｓｄの間に設けられ、上下に長く
延びるクリップ係止溝Ｓｂを有している。このクリップ
係止溝Ｓｂは、上記壁パネル固定用のクリップ６を係止
するためのものである。そして、２枚の壁パネルＰ１、
Ｐ２の端部の裏面が、面Ｓｄにそれぞれ当接する構成と
なっている。この両壁パネルＰ１、Ｐ２の端面は、スタ
ッドＳのクリップ係止溝Ｓｂの端面よりやや外側に位置
するよう設けられている。
る。（Ａ）は側面図であり、（Ｂ）は断面図である。断
面が中空Ｈ字型のスタッドＳは、左右一対の当接面Ｓ
ｄ、及びこの一対の面Ｓｄの間に設けられ、上下に長く
延びるクリップ係止溝Ｓｂを有している。このクリップ
係止溝Ｓｂは、上記壁パネル固定用のクリップ６を係止
するためのものである。そして、２枚の壁パネルＰ１、
Ｐ２の端部の裏面が、面Ｓｄにそれぞれ当接する構成と
なっている。この両壁パネルＰ１、Ｐ２の端面は、スタ
ッドＳのクリップ係止溝Ｓｂの端面よりやや外側に位置
するよう設けられている。
【００１３】さらに、スタッドＳの側面Ｓｃには、複数
の振れ止め係止穴Ｓａが設けられている。この振れ止め
係止穴Ｓａは縦方向に延びる細長い長方形の穴であり、
スタッドＳの側面Ｓｃに４個開けられている。図中のピ
ッチ寸法の一例は、Ｐ１＝Ｐ５＝１７０ｍｍ、Ｐ２＝Ｐ
３＝Ｐ４＝７５０ｍｍである。この振れ止め係止穴Ｓａ
には、後述する振れ止めが組み立て時に挿入される構成
となっている。
の振れ止め係止穴Ｓａが設けられている。この振れ止め
係止穴Ｓａは縦方向に延びる細長い長方形の穴であり、
スタッドＳの側面Ｓｃに４個開けられている。図中のピ
ッチ寸法の一例は、Ｐ１＝Ｐ５＝１７０ｍｍ、Ｐ２＝Ｐ
３＝Ｐ４＝７５０ｍｍである。この振れ止め係止穴Ｓａ
には、後述する振れ止めが組み立て時に挿入される構成
となっている。
【００１４】図３は、クリップ４の詳細を示す図であ
る。（Ａ）は側面図であり、（Ｂ）は断面図である。こ
のクリップ４は、図１に示したように、２枚のパネルＰ
１、Ｐ２のそれぞれの端部の表面を押さえるように構成
された羽根状のパネル押え部４ａと、上記スタッドのク
リップ係止溝Ｓｂに係止されるように構成された係止部
４ｂと、を備えている。この係止部４ｂは、対向して延
びる２枚の平行板部４ｃ、及びこの平行板部４ｃの一
端、係止部奥壁４ｄにより、コの字状に形成されてお
り、上述のモール６が組み込まれるよう構成されてい
る。さらに上記係止部奥壁４ｄと、上述のスタッドＳの
クリップ係止溝とが、ビス５により係止されるように構
成されている。すなわち、クリップ４は、クリップの係
止部４ｂが対向して延びる２枚の平行板部４ｃ及び平行
板部４ｃの一端（奥壁）で両板をつなぐ奥壁からなるコ
の字状に形成されており、パネル押え部４ａが係止部４
ｂのコの字状の平行板部４ｃの反奥壁側端から平行板部
４ｃに対してほぼ直角に外側左右に延びる一対の羽根状
に形成されている。
る。（Ａ）は側面図であり、（Ｂ）は断面図である。こ
のクリップ４は、図１に示したように、２枚のパネルＰ
１、Ｐ２のそれぞれの端部の表面を押さえるように構成
された羽根状のパネル押え部４ａと、上記スタッドのク
リップ係止溝Ｓｂに係止されるように構成された係止部
４ｂと、を備えている。この係止部４ｂは、対向して延
びる２枚の平行板部４ｃ、及びこの平行板部４ｃの一
端、係止部奥壁４ｄにより、コの字状に形成されてお
り、上述のモール６が組み込まれるよう構成されてい
る。さらに上記係止部奥壁４ｄと、上述のスタッドＳの
クリップ係止溝とが、ビス５により係止されるように構
成されている。すなわち、クリップ４は、クリップの係
止部４ｂが対向して延びる２枚の平行板部４ｃ及び平行
板部４ｃの一端（奥壁）で両板をつなぐ奥壁からなるコ
の字状に形成されており、パネル押え部４ａが係止部４
ｂのコの字状の平行板部４ｃの反奥壁側端から平行板部
４ｃに対してほぼ直角に外側左右に延びる一対の羽根状
に形成されている。
【００１５】また、上記平行板部４ｃの上記係止部奥壁
４ｄの反対側の側端からは、この平行板部４ｃに対して
ほぼ直角に、外側左右に延びる一対の羽根状に形成され
たパネル押え部４ａが、２枚の壁パネルＰを同時に保持
可能な構成となっている。これにより、より少ない部品
点数での施工が可能となっている。
４ｄの反対側の側端からは、この平行板部４ｃに対して
ほぼ直角に、外側左右に延びる一対の羽根状に形成され
たパネル押え部４ａが、２枚の壁パネルＰを同時に保持
可能な構成となっている。これにより、より少ない部品
点数での施工が可能となっている。
【００１６】図４は、モール６の詳細を示す断面図であ
る。このモール６は、上述のクリップ４のパネル押え部
４ａの表面をほぼ覆うように、左右に延びて構成され
た、クリップ被覆部６ａと、上述のクリップ４の係止部
４ｂ内へ弾性変形して組み込まれ、係止される係止部６
ｂと、を備えている。この係止部６ｂは、弾性を有する
部材で構成されており、弾性変形することにより係止部
４ｂへ組み込まれるため、作業が簡単で、特殊な技能を
有する者でなくとも施工が可能となる。また、クリップ
４の表面をほぼ覆うよう構成されているので、簡単な作
業で美観を保つことができる。
る。このモール６は、上述のクリップ４のパネル押え部
４ａの表面をほぼ覆うように、左右に延びて構成され
た、クリップ被覆部６ａと、上述のクリップ４の係止部
４ｂ内へ弾性変形して組み込まれ、係止される係止部６
ｂと、を備えている。この係止部６ｂは、弾性を有する
部材で構成されており、弾性変形することにより係止部
４ｂへ組み込まれるため、作業が簡単で、特殊な技能を
有する者でなくとも施工が可能となる。また、クリップ
４の表面をほぼ覆うよう構成されているので、簡単な作
業で美観を保つことができる。
【００１７】さらに、このモール６のクリップ被覆部６
ａの両先端部分にはそれぞれ、例えば、軟質ＰＶＣで構
成された爪部６ｃが設けられている。これにより、爪部
６ｃの弾性でパネルＰを確実に被覆することができる。
ａの両先端部分にはそれぞれ、例えば、軟質ＰＶＣで構
成された爪部６ｃが設けられている。これにより、爪部
６ｃの弾性でパネルＰを確実に被覆することができる。
【００１８】したがって、図１に示す構造を作製する場
合、次のように行う。まず、スタッドＳのクリップ係止
溝Ｓｂの幅とほぼ同じ間隔をおいて壁パネルＰ１，Ｐ２
を配置し、クリップ４の平行板部４ｃをスタッドＳのク
リップ係止溝Ｓｂまで挿入する。このとき、クリップ４
のパネル押え部４ａで壁パネルＰ１，Ｐ２が押さえられ
る。そして、クリップ４の係止部奥壁４ｄからネジ５で
ネジ止めすることにより、クリップ４とスタッドＳとを
固定し、壁パネルＰ１，Ｐ２も固定する。最後に、クリ
ップ４をモール６により被覆する。
合、次のように行う。まず、スタッドＳのクリップ係止
溝Ｓｂの幅とほぼ同じ間隔をおいて壁パネルＰ１，Ｐ２
を配置し、クリップ４の平行板部４ｃをスタッドＳのク
リップ係止溝Ｓｂまで挿入する。このとき、クリップ４
のパネル押え部４ａで壁パネルＰ１，Ｐ２が押さえられ
る。そして、クリップ４の係止部奥壁４ｄからネジ５で
ネジ止めすることにより、クリップ４とスタッドＳとを
固定し、壁パネルＰ１，Ｐ２も固定する。最後に、クリ
ップ４をモール６により被覆する。
【００１９】上述のように、２枚の壁パネルＰを１つの
クリップで保持する構成としたので、部品点数をより少
なくでき、効率の良い施工が可能となっている。さら
に、クリップを１つにすることにより、これを覆うよう
に構成されているモール６の大きさも、小さくすること
が可能となる。
クリップで保持する構成としたので、部品点数をより少
なくでき、効率の良い施工が可能となっている。さら
に、クリップを１つにすることにより、これを覆うよう
に構成されているモール６の大きさも、小さくすること
が可能となる。
【００２０】図５は、本発明の他の実施形態に係る天井
下地構造を示す部分斜視図である。まず、ランナーＲが
天井Ｔよりボルト１０及び吊り具１１にて吊り下げられ
ている。このランナーＲは、２本以上複数本が使用さ
れ、天井Ｔの面の長手方向に対して平行な方向に配置さ
れ、短手方向に所定間隔、例えば天井パネルＴの幅に対
応するピッチで配列されるように構成されている。
下地構造を示す部分斜視図である。まず、ランナーＲが
天井Ｔよりボルト１０及び吊り具１１にて吊り下げられ
ている。このランナーＲは、２本以上複数本が使用さ
れ、天井Ｔの面の長手方向に対して平行な方向に配置さ
れ、短手方向に所定間隔、例えば天井パネルＴの幅に対
応するピッチで配列されるように構成されている。
【００２１】さらに、平行に取り付けられた上記ランナ
ーＲには、このランナーＲに対して直交する方向、すな
わち短手方向に対して平行な方向に、複数本の振れ止め
１２が所定間隔をおいて掛け渡されている。そして、上
記振れ止め１２の下面には突き合わせ受け部材１３が組
み合わされている。
ーＲには、このランナーＲに対して直交する方向、すな
わち短手方向に対して平行な方向に、複数本の振れ止め
１２が所定間隔をおいて掛け渡されている。そして、上
記振れ止め１２の下面には突き合わせ受け部材１３が組
み合わされている。
【００２２】図６は、ランナーＲの断面図である。ま
ず、石膏ボード等から成る天井パネルＳＰと、この天井
パネルＳＰ、ＳＰの間にそれぞれ、天井パネルＳＰのそ
れぞれの端部を保持可能なクリップ４が嵌め合わされた
構成となっている。さらにこのクリップ４が、断面が中
空Ｈ字状のランナーＲに、ビス５により結合された構成
となっている。また、上記クリップ４にはモール６が組
み込まれており、美観を保った構成となっている。
ず、石膏ボード等から成る天井パネルＳＰと、この天井
パネルＳＰ、ＳＰの間にそれぞれ、天井パネルＳＰのそ
れぞれの端部を保持可能なクリップ４が嵌め合わされた
構成となっている。さらにこのクリップ４が、断面が中
空Ｈ字状のランナーＲに、ビス５により結合された構成
となっている。また、上記クリップ４にはモール６が組
み込まれており、美観を保った構成となっている。
【００２３】図６に示す構造を作製する場合、次のよう
に行う。まず、ランナーＲのクリップ係止溝Ｓｂの幅と
ほぼ同じ間隔をおいて天井パネルＳＰを配置し、クリッ
プ４の平行板部４ｃをスタッドＳのクリップ係止溝Ｓｂ
まで挿入する。このとき、クリップ４のパネル押え部４
ａで天井パネルＳＰが押さえられる。そして、クリップ
４の係止部奥壁４ｄからネジ５でネジ止めすることによ
り、クリップ４とランナーＲとを固定し、天井パネルＳ
Ｐも固定する。最後に、クリップ４をモール６により被
覆する。
に行う。まず、ランナーＲのクリップ係止溝Ｓｂの幅と
ほぼ同じ間隔をおいて天井パネルＳＰを配置し、クリッ
プ４の平行板部４ｃをスタッドＳのクリップ係止溝Ｓｂ
まで挿入する。このとき、クリップ４のパネル押え部４
ａで天井パネルＳＰが押さえられる。そして、クリップ
４の係止部奥壁４ｄからネジ５でネジ止めすることによ
り、クリップ４とランナーＲとを固定し、天井パネルＳ
Ｐも固定する。最後に、クリップ４をモール６により被
覆する。
【００２４】上述のように、２枚の天井パネルＳＰを１
つのクリップで保持する構成としたので、部品点数をよ
り少なくでき、効率の良い施工が可能となっている。さ
らに、クリップを１つにすることにより、これを覆うよ
うに構成されているモール６の大きさも、小さくするこ
とが可能となる。
つのクリップで保持する構成としたので、部品点数をよ
り少なくでき、効率の良い施工が可能となっている。さ
らに、クリップを１つにすることにより、これを覆うよ
うに構成されているモール６の大きさも、小さくするこ
とが可能となる。
【００２５】図７は、天井振れ止め１２の断面図であ
る。断面が中空が逆凹の字型の突き合わせ部材１３は、
左右一対の当接面Ｓｄ、及びこの一対の面Ｓｄの間に設
けられ、上下に長く延びるクリップ係止溝Ｓｂを有して
いる。このクリップ係止溝Ｓｂは、上記天井パネルＳＰ
固定用のクリップ６を係止するためのものである。そし
て、２枚の天井パネルＳＰの端部の裏面が、面Ｓｄにそ
れぞれ当接する構成となっている。さらに、この突き合
わせ部材１３の上部と組み合わさるように、天井振れ止
め１２が設けられている。
る。断面が中空が逆凹の字型の突き合わせ部材１３は、
左右一対の当接面Ｓｄ、及びこの一対の面Ｓｄの間に設
けられ、上下に長く延びるクリップ係止溝Ｓｂを有して
いる。このクリップ係止溝Ｓｂは、上記天井パネルＳＰ
固定用のクリップ６を係止するためのものである。そし
て、２枚の天井パネルＳＰの端部の裏面が、面Ｓｄにそ
れぞれ当接する構成となっている。さらに、この突き合
わせ部材１３の上部と組み合わさるように、天井振れ止
め１２が設けられている。
【００２６】図７に示す構造を作製する場合、次のよう
に行う。まず、突き合わせ部材１３のクリップ係止溝Ｓ
ｂの幅とほぼ同じ間隔をおいて天井パネルＳＰを配置
し、クリップ４の平行板部４ｃを突き合わせ部材１３の
クリップ係止溝Ｓｂまで挿入する。このとき、クリップ
４のパネル押え部４ａで天井パネルＳＰが押さえられ
る。そして、クリップ４をモール６により被覆する。
に行う。まず、突き合わせ部材１３のクリップ係止溝Ｓ
ｂの幅とほぼ同じ間隔をおいて天井パネルＳＰを配置
し、クリップ４の平行板部４ｃを突き合わせ部材１３の
クリップ係止溝Ｓｂまで挿入する。このとき、クリップ
４のパネル押え部４ａで天井パネルＳＰが押さえられ
る。そして、クリップ４をモール６により被覆する。
【００２７】上述のように、２枚の天井パネルＳＰを１
つのクリップで保持する構成としたので、部品点数をよ
り少なくでき、効率の良い施工が可能となっている。さ
らに、クリップを１つにすることにより、これを覆うよ
うに構成されているモール６の大きさも、小さくするこ
とが可能となる。
つのクリップで保持する構成としたので、部品点数をよ
り少なくでき、効率の良い施工が可能となっている。さ
らに、クリップを１つにすることにより、これを覆うよ
うに構成されているモール６の大きさも、小さくするこ
とが可能となる。
【００２８】図８は天井振れ止め１２の詳細を示す図で
ある。（Ａ）は側面図であり、（Ｂ）は断面図である。
この振れ止め１２は、所定間隔をおいてランナー係止溝
１２ａが設けられている。これにより、ランナーＲと差
し込むだけで嵌め合わすことが可能となる。
ある。（Ａ）は側面図であり、（Ｂ）は断面図である。
この振れ止め１２は、所定間隔をおいてランナー係止溝
１２ａが設けられている。これにより、ランナーＲと差
し込むだけで嵌め合わすことが可能となる。
【００２９】本発明は、上記実施形態に限定されず、種
々変更して実施することができる。したがって、上記実
施形態における部材の寸法や形状は一例に過ぎず、適宜
変更して実施することができる。
々変更して実施することができる。したがって、上記実
施形態における部材の寸法や形状は一例に過ぎず、適宜
変更して実施することができる。
【００３０】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のパネル突き合わせ構造は、２枚のパネルの端部の裏
面を当てる左右一対の当接面、及び、該一対の当接面の
間に延びるクリップ係止溝、を有するスタッド及びラン
ナーと、突き合わせる２枚のパネルの端部の裏面を上部
当接面に当てた状態で該２枚のパネルの端部の表面を押
さえるパネル押え部、及び、上記スタッド及びランナー
のクリップ係止溝に係止される係止部を有するクリップ
と、を具備する。この１つのクリップにより、２枚の壁
パネル及び天井パネルを同時に保持することができ、従
来より部品点数を削減できる。よって、より少ない労力
で能率的に施工することが可能となる。
明のパネル突き合わせ構造は、２枚のパネルの端部の裏
面を当てる左右一対の当接面、及び、該一対の当接面の
間に延びるクリップ係止溝、を有するスタッド及びラン
ナーと、突き合わせる２枚のパネルの端部の裏面を上部
当接面に当てた状態で該２枚のパネルの端部の表面を押
さえるパネル押え部、及び、上記スタッド及びランナー
のクリップ係止溝に係止される係止部を有するクリップ
と、を具備する。この１つのクリップにより、２枚の壁
パネル及び天井パネルを同時に保持することができ、従
来より部品点数を削減できる。よって、より少ない労力
で能率的に施工することが可能となる。
【００３１】また、本発明の天井下地材は、天井面の一
方向（長手方向）に延びるように、天井パネルの幅に対
応するピッチで、建物の躯体天井に固定されて複数本相
互に平行に設けられるランナーと、平行するランナー間
に掛け渡される振れ止めと、この振れ止めの下面に組み
合わされた、２枚のパネルの端部の裏面を当てる左右一
対の当接面、及び、該一対の当接面の間に延びるクリッ
プ係止溝、を有する突き合わせ部材と、を具備する。こ
れにより、より少ない労力で能率的に施工することが可
能となる。
方向（長手方向）に延びるように、天井パネルの幅に対
応するピッチで、建物の躯体天井に固定されて複数本相
互に平行に設けられるランナーと、平行するランナー間
に掛け渡される振れ止めと、この振れ止めの下面に組み
合わされた、２枚のパネルの端部の裏面を当てる左右一
対の当接面、及び、該一対の当接面の間に延びるクリッ
プ係止溝、を有する突き合わせ部材と、を具備する。こ
れにより、より少ない労力で能率的に施工することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態に係る壁パネル突き合わせ
構造の詳細構造を示す平面断面図である。
構造の詳細構造を示す平面断面図である。
【図２】図１に示す壁パネル突き合わせ構造におけるス
タッドの詳細を示す図であり、（Ａ）は側面図であり、
（Ｂ）は断面図である。
タッドの詳細を示す図であり、（Ａ）は側面図であり、
（Ｂ）は断面図である。
【図３】図１に示す壁パネル突き合わせ構造におけるク
リップの詳細を示す図であり、（Ａ）は側面図であり、
（Ｂ）は断面図である。
リップの詳細を示す図であり、（Ａ）は側面図であり、
（Ｂ）は断面図である。
【図４】図１に示す壁パネル突き合わせ構造におけるモ
ールの詳細を示す断面図である。
ールの詳細を示す断面図である。
【図５】本発明の他の実施形態に係る天井下地構造を示
す部分斜視図である。
す部分斜視図である。
【図６】図５に示す天井下地構造におけるランナーの詳
細を示す断面図である。
細を示す断面図である。
【図７】図５に示す天井下地構造における突き合わせ受
け部材の詳細を示す断面図である。
け部材の詳細を示す断面図である。
【図８】図５に示す振れ止めの詳細を示す図であり、
（Ａ）は側面図であり、（Ｂ）は断面図である。
（Ａ）は側面図であり、（Ｂ）は断面図である。
１…壁パネル突き合わせ構造、２…Ａ室、３…Ｂ室、４
…クリップ、４ａ…パネル押え部、４ａ…パネル押え
部、４ｂ…係止部、４ｃ…平行板部、４ｄ…係止部奥
壁、５…ビス、６…モール、６ａ…クリップ被覆部、６
ｂ…係止部、６ｃ…爪部、１０…ボルト、１１…吊り
具、１２…振れ止め、１２ａ…ランナー係止溝、１３…
突き合わせ受け部材、Ｒ…ランナー、Ｐ…壁パネル、Ｓ
…スタッド、Ｓａ…振れ止め係止穴、Ｓｂ…クリップ係
止溝、Ｓｃ…側面、Ｓｄ…当接面、ＳＰ…天井パネル、
Ｔ…天井。
…クリップ、４ａ…パネル押え部、４ａ…パネル押え
部、４ｂ…係止部、４ｃ…平行板部、４ｄ…係止部奥
壁、５…ビス、６…モール、６ａ…クリップ被覆部、６
ｂ…係止部、６ｃ…爪部、１０…ボルト、１１…吊り
具、１２…振れ止め、１２ａ…ランナー係止溝、１３…
突き合わせ受け部材、Ｒ…ランナー、Ｐ…壁パネル、Ｓ
…スタッド、Ｓａ…振れ止め係止穴、Ｓｂ…クリップ係
止溝、Ｓｃ…側面、Ｓｄ…当接面、ＳＰ…天井パネル、
Ｔ…天井。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｅ０４Ｆ 19/02 Ｅ０４Ｂ 5/58 Ｂ
Claims (8)
- 【請求項１】 部屋の壁面又は天井面を構成する２枚の
内装システムのパネルの突き合わせの部の構造であっ
て；２枚のパネルの端部の裏面を当てる左右一対の当接
面、及び、該一対の当接面の間に延びるクリップ係止
溝、を有するスタッドと、 突き合わせる２枚のパネルの端部の裏面を上部当接面に
当てた状態で該２枚のパネルの端部の表面を押さえるパ
ネル押え部、及び、上記スタッドのクリップ係止溝に係
止される係止部を有するクリップと、 を具備することを特徴とする内装システムのパネル突き
合わせ構造。 - 【請求項２】 上記クリップの係止部が対向して延びる
２枚の平行板部及び該平行板部の一端（奥壁）で両板を
つなぐ奥壁からなるコの字状に形成されており、 上記パネル押え部が該係止部のコの字状の平行板部の反
奥壁側端から該平行板部に対してほぼ直角に外側左右に
延びる一対の羽根状に形成されている請求項１記載の内
装システムのパネル突き合わせ構造。 - 【請求項３】 上記クリップのコの字状の係止部が上記
スタッドのクリップ係止溝と嵌合し、 該係止部の奥壁とクリップ係止溝の底とがビス止めされ
る請求項２記載の内装システムのパネル突き合わせ構
造。 - 【請求項４】 上記スタッドが中空Ｈ型の断面形状を有
し、該Ｈ型の表裏面の溝が上記クリップ係止溝となる請
求項１、２又は３記載の内装システムのパネル突き合わ
せ構造。 - 【請求項５】 間仕切り壁においては、上記Ｈ型スタッ
ドの表裏面に壁パネルが突き合わせ貼り付けされること
を特徴とする請求項４記載の内装システムのパネル突き
合わせ構造。 - 【請求項６】 さらに、上記クリップを隠すモールを具
備することを特徴とする請求項１〜５いずれか１項記載
の内装システムのパネル突き合わせ構造。 - 【請求項７】 上記モールが弾性部材からなり、該モー
ルがクリップに弾性変形しながら組み込まれることを特
徴とする請求項１〜７いずれか一項記載の内装システム
のパネル突き合わせ構造。 - 【請求項８】 部屋の天井面を構成する天井パネルを取
り付けるための下地材であって；天井面の一方向（長手
方向）に延びるように、天井パネルの幅に対応するピッ
チで、建物の躯体天井に固定されて複数本相互に平行に
設けられるランナーと、 平行するランナー間に掛け渡される振れ止めと、 この振れ止めの下面に組み合わされた、２枚のパネルの
端部の裏面を当てる左右一対の当接面、及び、該一対の
当接面の間に延びるクリップ係止溝、を有する突き合わ
せ部材と、を具備することを特徴とする天井下地材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10029085A JPH11210147A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | 内装システムのパネル突き合わせ構造及び天井下地材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10029085A JPH11210147A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | 内装システムのパネル突き合わせ構造及び天井下地材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11210147A true JPH11210147A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=12266521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10029085A Pending JPH11210147A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | 内装システムのパネル突き合わせ構造及び天井下地材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11210147A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014101719A (ja) * | 2012-11-21 | 2014-06-05 | Sankyotateyama Inc | 建築構造体 |
| CN105464278A (zh) * | 2016-01-13 | 2016-04-06 | 沈阳建筑大学 | 一种加固轻钢龙骨的吊顶系统 |
| KR102034895B1 (ko) * | 2019-01-03 | 2019-10-21 | 윤재철 | 내장벽 시공구조 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5827412U (ja) * | 1981-08-14 | 1983-02-22 | 松下電工株式会社 | 建築板用継手構造 |
| JPS6128809U (ja) * | 1984-07-27 | 1986-02-21 | 株式会社 三洋工業九州システム | 天井板の連結具 |
| JPH0346611U (ja) * | 1989-08-31 | 1991-04-30 | ||
| JPH07259219A (ja) * | 1994-03-28 | 1995-10-09 | Matsushita Electric Works Ltd | パーティション |
-
1998
- 1998-01-28 JP JP10029085A patent/JPH11210147A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5827412U (ja) * | 1981-08-14 | 1983-02-22 | 松下電工株式会社 | 建築板用継手構造 |
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| CN105464278A (zh) * | 2016-01-13 | 2016-04-06 | 沈阳建筑大学 | 一种加固轻钢龙骨的吊顶系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040628 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040720 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040914 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050414 |