JPH1120A - 側条施肥機 - Google Patents

側条施肥機

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Publication number
JPH1120A
JPH1120A JP15665797A JP15665797A JPH1120A JP H1120 A JPH1120 A JP H1120A JP 15665797 A JP15665797 A JP 15665797A JP 15665797 A JP15665797 A JP 15665797A JP H1120 A JPH1120 A JP H1120A
Authority
JP
Japan
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frame
fertilizer
main frame
sub
blower
Prior art date
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Pending
Application number
JP15665797A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Takeda
裕一 竹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1120A publication Critical patent/JPH1120A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 側条施肥機の横幅を短縮して、路上走行を容
易にし、かつ、トラックでの搬送を可能にする。 【解決手段】 固定側部としての施肥機本体を搭載した
主フレームの一側端に、可動側部としての施肥機本体を
搭載した副フレームを、折畳み可能に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、側条施肥機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、肥料を貯溜する肥料タンクと、肥
料を計量部と、植付条の側方に施肥溝を形成する作溝器
と、計量部と作溝器とを連通するための施肥パイプと、
計量部から作溝器に肥料を空気搬送するためのブロワと
を具備して、田植機等が植付た苗の側方に施肥するよう
にした側条施肥機がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、作業の能率
向上のために、側条施肥機が施肥し得る条数を増加する
ことが要請されており、このようにすると、側条施肥機
の横幅が大きくなって、圃場間の路上走行に不便であ
り、トラック等に積載した際には、荷台から側方に張り
出して法律上の問題が生ずる。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、固
定側部としての施肥機本体を搭載した主フレームの一側
端に、可動側部としての施肥機本体を搭載した副フレー
ムを、折畳み可能に連結したことを特徴とする側条施肥
機を提供せんとするものである。
【0005】また、次のような特徴を併せ有するもので
ある。
【0006】上記主フレームの一側端に、上記副フレー
ムの一側端を前方向回動かつ内側方向摺動自在に連結し
たこと。
【0007】上記主フレームの一側端前端縁に左右方向
に伸延させて長孔を形成し、同長孔に枢軸を上下方向に
挿通して、同枢軸に副フレームを連結したこと。
【0008】副フレーム側の施肥機本体に、伸縮及び屈
折自在の柔軟素材よりなる送風パイプを介してブロワを
連通連設したこと。
【0009】
【発明の実施の形態】本実施例では、8条分の施肥機本
体を搭載した主フレームの一側に、2条分の施肥機本体
を搭載した副フレームを、長孔と枢軸とを介して前方向
に回動かつ内側方向に摺動自在に取付けて、2条分の副
フレームと施肥機本体とを折畳み収納可能すると共に、
主フレーム側のブロワを前方向に回動自在に取付けて、
側条施肥機の横幅をトラックの荷台の横幅以内に短縮で
きるようにしている。
【0010】また、前記ブロワと計量部を連通する送風
パイプを柔軟素材で形成して、上記折畳み収納や拡開時
に、送風パイプの断接作業を要しないようにしている。
【0011】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。
【0012】図1は、本発明に係る側条施肥機Eを具備
する乗用田植機Aを示しており、自走可能の走行車体B
の後方に、三点リンク機構Cを介し昇降及び左右傾動自
在に植付装置Dを連結して乗用田植機Aを構成し、側条
施肥機Eは、上記走行車体Bの後部上方に施肥機本体30
を載設し、植付装置Dの各フロートの側面に作溝器41を
取付けて、施肥機本体30で計量した肥料を作溝器41を空
気搬送して、作溝器41が形成した施肥溝中に投入するよ
うにしている。
【0013】走行車体Bは、車体フレーム1の前部左右
側に、それぞれ左右前車輪2を操向回動自在に装着し、
同車体フレーム1の後部左右側に、それぞれ左右後車輪
3を装着し、車体フレーム1の上面には、前方から、原
動機部4、運転部5、座席6、昇降機構7、植付装置D
を連結するための車体側ヒッチ8を上記の順で配設し、
原動機部4からの動力を、無段変速機9、ミッションケ
ース10及び前後デフケース11,12 を介し左右前後車輪2,
3 に伝達し、運転部5に立設したステアリングホイル13
の回動操作によって左右前車輪2を操舵するようにして
いる。
【0014】三点リンク機構Cは、トップリンク14と左
右ロアリンク15とで構成されており、トップリンク14と
左右ロアリンク15の前端を前記車体側ヒッチ8の後面に
回動自在に枢着し、同後端を植付側ヒッチ16に回動自在
に枢着して平行リンク機構を構成しており、車体側ヒッ
チ8に配置した昇降機構(図示せず)により、植付装置
Dを昇降させるようにしている。図中、19は予備苗台で
ある。
【0015】植付装置Dは、前記植付側ヒッチ16に、前
後方向に伸延した枢軸21を介し、植付部フレームを兼ね
る伝動ケース22を左右傾動自在に枢着し、同伝動ケース
22の上方に前高後低に傾斜した苗載台23を配置し、同苗
載台23の下端縁近傍に伝動ケース22で駆動される植付爪
24を配設して、同植付爪24の回動により、苗載台23に載
置した苗を田面に植付けるように構成している。
【0016】また、本実施例では、8条分の植付装置の
側方に2条分の植付装置を折畳み可能に付設して10条
の植付装置Dを構成しており、2条分の植付装置を側方
に張出し状に拡開し10条の植付作業を可能とし、2条
分の植付装置を折畳み収納して移動時の便をはかってい
る。
【0017】また、上記植付側ヒッチ16の上面から上方
に延出したステー25と苗載台23との間に左右傾斜シリン
ダ26を介設して、同左右傾斜シリンダ26の伸縮作動によ
り、走行車体Bに対して植付装置Dを左右傾斜させるよ
うにしている。図中、27はセンタフロート、28はサイド
フロートである。
【0018】側条施肥機Eは、10条の側条施肥を可能
に構成されており、図1及び図2で示すように、前記車
体側ヒッチ8の上面に左右方向に伸延した8個の施肥機
本体30を搭載した主フレーム31を載設し、同主フレーム
31の左側端に2個の施肥機本体30を搭載した副フレーム
32を前方向に折畳み自在に連設している。
【0019】即ち、主フレーム31の右側端部前側縁に、
左右方向に伸延した長孔33を形成し、同長孔33に上下方
向に伸延した枢軸34を挿通し、同枢軸34に副フレーム32
の左側端部前端縁を回動自在に枢着して、副フレーム32
を前方向に回動しながら同副フレーム32を内側方向に摺
動できるようにしている。
【0020】また、主フレーム31の外側端に、上下方向
に伸延した回動軸35を介してブロワ36を前方向に回動自
在に取付けると共に、副フレーム32の外側端にブロワ36
を固着して、各ブロワ36,36 を、ゴムや軟質プラスチッ
ク等の伸縮及び屈折可能の柔軟素材にて形成した送風パ
イプ37を介し、各施肥機本体30の計量部38の下部に連通
している。
【0021】各施肥機本体30は、図3で示すように、略
漏斗状のホッパ39の下端に計量部38を連設し、同計量
部38の下端に施肥ホース40の上端を連設し、同施肥ホ
ース40の下端に作溝器41を接続し、上記計量部38にブロ
ワ36に連通した送風パイプ37を接続すると共に、原動機
部4に連動連結したクランク42に、出力ストローク変更
可能のリンク機構43と、ワンウエイクラッチ(図示せ
ず)とを介し、上記計量部38を駆動する駆動軸44を連動
連結して、ホッパ39中に貯溜した肥料を計量部38で計量
し、計量された肥料を、送風パイプ37を介して送給され
るブロワ36からの搬送風に乗せて、施肥ホース40を介し
て作溝器41に送給するようにしている。図中45は支持枠
体、46は計量調節機構、47は蓋体である。
【0022】従って、副フレーム32を側方に拡開して1
0条分の側条施肥を可能とすると共に、同副フレーム32
を前方内側に収納して移動の便をはかることができる。
【0023】特に、前記送風パイプ37を柔軟素材で屈折
自在に形成しており、同送風パイプ37を取付けたままで
副フレーム32の折畳み及び拡開を行っても、図示するよ
うに送風パイプ37が屈曲して連通状態を保持するので、
従来のような送風パイプの断接作業を要せず作業が簡易
になり、送風パイプの接合部からのエア漏れの恐れがな
い。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば次のような効果を得るこ
とができる。
【0025】請求項1記載の発明では、固定側部として
の施肥機本体を搭載した主フレームの一側端に、可動側
部としての施肥機本体を搭載した副フレームを、折畳み
可能に連結したことによって、副フレームを拡開して1
0条の側条施肥を可能とし、しかも、同副フレームを折
畳んで側条施肥機の横幅を短縮して、路上走行が容易に
なり、また、トラックに積載した際にも、側条施肥機が
荷台の内側に納まり、法令上の問題を解消することがで
きる。
【0026】請求項2記載の発明では、上記主フレーム
の一側端に、上記副フレームの一側端を前方向回動かつ
内側方向摺動自在に連結したことによって、簡単な構造
で、副フレームを主フレームに対して前方向回動かつ内
側方向摺動自在に連結することができる。
【0027】請求項3記載の発明では、上記主フレーム
の一側端前端縁に左右方向に伸延させて長孔を形成し、
同長孔に枢軸を上下方向に挿通して、同枢軸に副フレー
ムを連結したことによって、簡単な構造で、主フレーム
に対し副フレームを前方向回動かつ内側方向摺動自在に
連結することができる。
【0028】請求項4記載の発明では、副フレーム側の
施肥機本体に、伸縮及び屈折自在の柔軟素材よりなる送
風パイプを介してブロワを連通連設したことことによっ
て、副フレームの折畳みや拡開に際して、送風パイプの
断接作業を要せず作業が簡易になり、また、エア漏れの
おそれがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る側条施肥機を具備する乗用田植機
の側面図。
【図2】側条施肥機の平面図。
【図3】施肥機本体の側面図。
【符号の説明】
E 側条施肥機 30 施肥機本体 31 主フレーム 32 副フレーム 33 長孔 34 枢軸 36 ブロワ 37 送風パイプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定側部としての施肥機本体(30)を搭載
    した主フレーム(31)の一側端に、可動側部としての施肥
    機本体(30)を搭載した副フレーム(32)を、折畳み可能に
    連結したことを特徴とする側条施肥機。
  2. 【請求項2】 上記主フレーム(31)の一側端に、上記副
    フレーム(32)の一側端を前方向回動かつ内側方向摺動自
    在に連結したことを特徴とする請求項1記載の側条施肥
    機。
  3. 【請求項3】 上記主フレーム(31)の一側端前端縁に左
    右方向に伸延させて長孔(33)を形成し、同長孔(33)に枢
    軸(34)を上下方向に挿通して、同枢軸(34)に副フレーム
    (32)を連結したことを特徴とする請求項1又は2記載の
    側条施肥機。
  4. 【請求項4】 副フレーム(32)側の施肥機本体(30)に、
    伸縮及び屈折自在の柔軟素材よりなる送風パイプ(37)を
    介してブロワ(36)を連通連設したことを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載の側条施肥機。
JP15665797A 1997-06-13 1997-06-13 側条施肥機 Pending JPH1120A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15665797A JPH1120A (ja) 1997-06-13 1997-06-13 側条施肥機

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JPH1120A true JPH1120A (ja) 1999-01-06

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ID=15632457

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JP15665797A Pending JPH1120A (ja) 1997-06-13 1997-06-13 側条施肥機

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JP (1) JPH1120A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010029081A (ja) * 2008-07-28 2010-02-12 Sasaki Corporation 折畳み直播作業機
DE102020200256B4 (de) 2019-01-18 2024-04-18 Hanon Systems Scrollverdichter

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