JPH118A - 側条施肥機の排出肥料受け具 - Google Patents

側条施肥機の排出肥料受け具

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Publication number
JPH118A
JPH118A JP15666097A JP15666097A JPH118A JP H118 A JPH118 A JP H118A JP 15666097 A JP15666097 A JP 15666097A JP 15666097 A JP15666097 A JP 15666097A JP H118 A JPH118 A JP H118A
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JP
Japan
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fertilizer
manure
residual
receiving device
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP15666097A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Takeda
裕一 竹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH118A publication Critical patent/JPH118A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 側条施肥機の施肥機本体やホッパに残留した
肥料を排出する際の肥料鋸ぼれを防止する。 【解決手段】 略矩形状の上方開口部を有する略漏斗形
状に形成して、側条施肥機に設けた残留肥料排出口の直
下位置に、上方開口部の少なくとも一部を挿入可能とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、側条施肥機の排出
肥料受け具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホッパ中に貯溜した肥料を施肥機
本体を介して一定量づつ作溝器に送給して植え付けた苗
の側方位置に施肥するようにした側条施肥機があり、清
掃等のために、上記ホッパや施肥機本体中に残留した肥
料を排出する際には、施肥機本体に設けた残留肥料排出
口の直下方に洗面器等の容器を配置しておき、同残留肥
料排出口を開放して、排出された残留肥料を上記洗面器
等で受けるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記側条施
肥機を乗用田植機等に搭載した場合は、苗継ぎ時期の視
認等のために、側条施肥機の全高を低くしているため残
留肥料排出口の位置が低くなって、施肥機本体下部とそ
の下方の部材との間隔が小さくなり、洗面器等の容器が
同残留肥料排出口の直下方に挿入しにくく、また、上記
直下方位置に容器を保持するのが困難で、清掃作業時に
肥料がこぼれやすいという問題がある。
【0004】また、上記のように排出肥料を洗面器等の
丸い容器では、平面視において、同容器内に残留肥料排
出口を完全に位置させることが困難で、清掃作業時に肥
料がこぼれやすいという問題があり、こぼれた肥料が機
体に付着して錆や腐食を誘発する恐れがある。
【0005】更に、上述した容器では、複数の残留肥料
排出口からの排出肥料を受けることができず、そのた
め、複数条の側条施肥機の場合には、逐次肥料の排出を
行わねばならず、残留肥料排出作業が面倒であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、略
矩形状の上方開口部を有する略漏斗形状に形成して、側
条施肥機に設けた残留肥料排出口の直下位置に、上方開
口部の少なくとも一部を挿入可能としたことを特徴とす
る側条施肥機の排出肥料受け具を提供せんとするもので
ある。
【0007】また、次のような特徴を併せ有するもので
ある。
【0008】上記上方開口部を縦横比が大きい略矩形状
に形成して、列状に配列した複数の残留肥料排出口の直
下位置に、上方開口部の少なくとも一部を挿入可能とし
たこと。
【0009】受け具の外側面に、側条施肥機の部材に係
合可能の係止体を取付けたこと。
【0010】
【発明の実施の形態】側条施肥機の施肥機本体の肥料排
出口からの排出肥料の受け具を略矩形状の上方開口部を
有する略漏斗状に形成して、上方開口部の少なくとも一
部が肥料排出口に直下位置に挿入できるようにする。
【0011】上記上方開口部を縦横比の大きい略矩形状
に形成して、複数の肥料排出口に対応できるようにす
る。
【0012】側条施肥機の部材に係合可能の係止体を受
け具に設けて、上記挿入位置を保持できるようにする。
【0013】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。
【0014】図1は、本発明に係る排出肥料の受け具50
を装着可能の乗用田植機Aを示しており、自走可能の走
行車体Bの後方に、三点リンク機構Cを介し昇降及び左
右傾動自在に植付装置Dを連結して乗用田植機Aを構成
し、側条施肥機Eは、上記走行車体Bの後部上方に施肥
機本体30を載設し、植付装置Dの各フロートの側面に作
溝器41を取付けて、施肥機本体30で計量した肥料を作溝
器41を空気搬送して、作溝器41が形成した施肥溝中に投
入するようにしている。
【0015】走行車体Bは、車体フレーム1の前部左右
側に、それぞれ左右前車輪2L,2R を操向回動自在に装着
し、同車体フレーム1の後部左右側に、それぞれ左右後
車輪3L,3R を装着し、車体フレーム1の上面には、前方
から、原動機部4、運転部5、座席6、昇降機構7、植
付装置Dを連結するための車体側ヒッチ8を上記の順で
配設し、原動機部4からの動力を、無段変速機9、ミッ
ションケース10及び前後デフケース11,12 を介し左右前
後車輪2L,2R,3L,3R に伝達し、運転部5に立設したステ
アリングホイル13の回動操作によって左右前車輪2L,2R
を操舵するようにしている。
【0016】三点リンク機構Cは、トップリンク14と左
右ロアリンク15とで構成されており、トップリンク14と
左右ロアリンク15の前端を前記車体側ヒッチ8の後面に
回動自在に枢着し、同後端を植付側ヒッチ16に回動自在
に枢着して平行リンク機構を構成しており、車体側ヒッ
チ8に配置した昇降機構(図示せず)により、植付装置
Dを昇降させるようにしている。図中、19は予備苗台で
ある。
【0017】植付装置Dは、前記植付側ヒッチ16に、前
後方向に伸延した枢軸21を介し、植付部フレームを兼ね
る伝動ケース22を左右傾動自在に枢着し、同伝動ケース
22の上方に前高後低に傾斜した苗載台23を配置し、同苗
載台23の下端縁近傍に伝動ケース22で駆動される植付爪
24を配設して、同植付爪24の回動により、苗載台23に載
置した苗を田面に植付けるように構成している。
【0018】また、本実施例では、8条分の植付装置の
側方に2条分の植付装置を折畳み可能に付設して10条
の植付装置Dを構成しており、2条分の植付装置を側方
に張出し状に拡開し10条の植付作業を可能とし、2条
分の植付装置を折畳み収納して移動時の便をはかってい
る。
【0019】また、上記植付側ヒッチ16の上面から上方
に延出したステー25と苗載台23との間に左右傾斜シリン
ダ26を介設して、同左右傾斜シリンダ26の伸縮作動によ
り、走行車体Bに対して植付装置Dを左右傾斜させるよ
うにしている。図中、27はセンタフロート、28はサイド
フロートである。
【0020】側条施肥機Eは、10条の側条施肥を可能
に構成されており、図1及び図2で示すように、前記車
体側ヒッチ8の上面に左右方向に伸延した8個の施肥機
本体30を搭載した主フレーム31を載設し、同主フレーム
31の左側端に2個の施肥機本体30を搭載した副フレーム
32を前方向に折畳み自在に連設している。
【0021】即ち、主フレーム31の右側端部前側縁に、
左右方向に伸延した長孔33を形成し、同長孔33に上下方
向に伸延した枢軸34を挿通し、同枢軸34に副フレーム32
の左側端部前端縁を回動自在に枢着して、副フレーム32
を前方向に回動しながら同副フレーム32を内側方向に摺
動できるようにしている。
【0022】また、主フレーム31の外側端に、上下方向
に伸延した回動軸35を介してブロワ36を前方向に回動自
在に取付けると共に、副フレーム32の外側端にブロワ36
を固着して、各ブロワ36,36 を、ゴムや軟質プラスチッ
ク等の伸縮及び屈折可能の柔軟素材にて形成した送風パ
イプ37を介し、各施肥機本体30の計量部38の下部に連通
している。
【0023】各施肥機本体30は、図3で示すように、略
漏斗状のホッパ39の下端に計量部38を連設し、同計量部
38の下端に施肥ホース40の上端を連設し、同施肥ホース
40の下端に作溝器41を接続し、上記計量部38にブロワ36
に連通した送風パイプ37を接続すると共に、原動機部4
に連動連結したクランク42に、出力ストローク変更可能
のリンク機構43と、ワンウエイクラッチ(図示せず)と
を介し、上記計量部38を駆動する駆動軸44を連動連結し
て、ホッパ39中に貯溜した肥料を計量部38で計量し、計
量された肥料を、送風パイプ37を介して送給されるブロ
ワ36からの搬送風に乗せて、施肥ホース40を介して作溝
器41に送給するようにしている。図中、45は支持枠体、
46は計量調節機構、47はホッパ39の蓋体、48は残留肥料
排出口、49はキャップであって上記残留肥料排出口48を
開閉自在に閉鎖している。
【0024】従って、副フレーム32を側方に拡開して1
0条分の側条施肥を可能とすると共に、同副フレーム32
を前方内側に収納して移動及び格納の便をはかることが
できる。
【0025】図4及び図5は、排出肥料の受け具50の側
条施肥機Eへの装着状態を示しており、同受け具50は、
図6で示すように、左右方向に大きく伸延した縦横比が
大きい略矩形状の開口部51を有する略漏斗状に形成され
ており、同受け具50の底部52に排出口53を設けて、同排
出口53にホース54を連通連結すると共に、受け具50の後
面左右側端部に両端部を固着した略U字形状の紐体55よ
りなる係止体56を設けている。
【0026】かかる構成によって、左右方向に配列した
複数の施肥機本体30の前面に設けた排出口53の直下位置
に、略漏斗状の受け具50の後部57を挿入することができ
るので、複数の施肥機本体30及びホッパ39に残留した肥
料の排出作業を簡易にすることができる。
【0027】また、受け具50が略矩形状であるから、平
面視において、残留肥料排出口48を完全に受け具50の開
口部51の内部に位置させることができるので、上記作業
時の肥料のこぼれを効果的に防止することができる。
【0028】更に、係止体56を前記残留肥料排出口48の
突出部材に係止させて、上記挿入位置を保持することが
できるので、残留肥料排出作業を容易にするのみなら
ず、肥料のこぼれを防止することができる。
【0029】また、ホース54を介して受け具50中の排出
肥料を乗用田植機Aのステップ58上に載置した肥料袋59
に流し込むことができる。
【0030】図7は、上記受け具50底部52の排出口53に
着脱自在の栓60を設けて、肥料の排出量が少ない場合
は、受け具50内に排出肥料を一時貯溜したり、容器とし
て利用できるようにしている。
【0031】図8は、上記受け具50に連通連結したホー
ス54の終端に着脱自在の栓60を設けて、受け具50内に排
出肥料を一時貯溜したり、容器として利用できるように
している。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば次のような効果を得るこ
とができる。
【0033】請求項1記載の発明では、略矩形状の上方
開口部を有する略漏斗形状に形成して、側条施肥機に設
けた残留肥料排出口の直下位置に、上方開口部の少なく
とも一部を挿入可能としたことによって、平面視におい
て、残留肥料排出口を完全に受け具の上方開口部の内部
に位置させることができ、残留肥料排出作業時の肥料の
こぼれを防止することができる。
【0034】請求項2記載の発明では、上記上方開口部
を縦横比が大きい略矩形状に形成して、列状に配列した
複数の残留肥料排出口の直下位置に、上方開口部の少な
くとも一部を挿入可能としたことによって、複数の施肥
機本体及びホッパに残留した肥料の排出作業を簡易にす
ることができる。
【0035】請求項3記載の発明では、受け具の外側面
に、側条施肥機の部材に係合可能の係止体を取付けたこ
とによって、受け具の挿入位置を保持することができ、
残留肥料排出作業を容易にするのみならず、肥料のこぼ
れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る側条施肥機の排出肥料受け具を装
着可能の乗用田植機の側面図。
【図2】施肥機本体の平面図。
【図3】施肥機本体の側面図。
【図4】受け具の装着状態を示す側面図。
【図5】受け具の装着状態を示す正面図。
【図6】受け具の斜視図。
【図7】受け具の変容例の断面側面図。
【図8】受け具の変容例の断面側面図。
【符号の説明】
E 側条施肥機 51 開口部 53 排出口 56 係止体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略矩形状の開口部(51)を有する略漏斗形
    状に形成して、側条施肥機(E) に設けた残留肥料排出口
    (48)の直下位置に、開口部(51)の少なくとも一部を挿入
    可能としたことを特徴とする側条施肥機の排出肥料受け
    具。
  2. 【請求項2】 上記開口部(51)を縦横比が大きい略矩形
    状に形成して、列状に配列した複数の残留肥料排出口(4
    8)の直下位置に、開口部(51)の少なくとも一部を挿入可
    能としたことを特徴とする請求項1記載の側条施肥機の
    排出肥料受け具。
  3. 【請求項3】 受け具(50)の外側面に、側条施肥機(E)
    の部材に係合可能の係止体(56)を取付けたことを特徴と
    する請求項1又は2記載の側条施肥機の排出肥料受け
    具。
JP15666097A 1997-06-13 1997-06-13 側条施肥機の排出肥料受け具 Pending JPH118A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4846502A (en) * 1986-06-24 1989-07-11 Wallace Computer Services, Inc. Tamper evident document and use thereof
US6287948B1 (en) 1999-12-10 2001-09-11 Seiko Epson Corporation Semiconductor device and method for making pattern data
JP2010263913A (ja) * 2010-07-28 2010-11-25 Iseki & Co Ltd 施肥装置付乗用田植機
US20150152295A1 (en) * 2012-07-25 2015-06-04 Dexerials Corporation Antistatic release film
CN111972105A (zh) * 2020-07-30 2020-11-24 天台百耀机械有限公司 一种茶树施肥设备

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