JPH11208880A - ローラコンベヤの荷押出装置 - Google Patents

ローラコンベヤの荷押出装置

Info

Publication number
JPH11208880A
JPH11208880A JP917998A JP917998A JPH11208880A JP H11208880 A JPH11208880 A JP H11208880A JP 917998 A JP917998 A JP 917998A JP 917998 A JP917998 A JP 917998A JP H11208880 A JPH11208880 A JP H11208880A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
roller
extruding
roller conveyor
conveyor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP917998A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Enomoto
雅弘 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP917998A priority Critical patent/JPH11208880A/ja
Publication of JPH11208880A publication Critical patent/JPH11208880A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷の処理能力を向上させることができるロー
ラコンベヤの荷押出装置を提供する。 【解決手段】 荷11をローラコンベヤ1上の荷押出箇
所9から直交する他のローラコンベヤ10上へ押出す荷
押出装置14であって、ローラコンベヤ1の荷押出箇所
9の複数のローラ2間に、昇降自在でかつローラ2の軸
心方向へ往復移動自在な押出部材15が設けられ、押出
部材15の昇降範囲は、上限位置Hにおいてローラ2の
上端よりも上方へ突出し、下限位置においてローラ2の
上端よりも下方へ退避し、ローラ2の下方に、各押出部
材15を一斉に昇降させるとともにローラ2の軸心方向
へ往復移動させる昇降移動装置23が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローラコンベヤ上
の荷をローラコンベヤ上の荷押出箇所から搬送経路と異
なる方向へ押出す荷押出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の荷押出装置としては、例
えば図8に示すものが挙げられる。すなわち、ローラコ
ンベヤ50上には荷押出箇所51が形成され、この荷押
出箇所51の側方には他のローラコンベヤ52が直交し
て配置されている。上記荷押出箇所51には、荷53を
搬送経路と直交する方向へ押出して他のローラコンベヤ
52へ移載する荷押出装置54が設けられている。
【0003】上記荷押出装置54は、複数のローラ55
間に設けられてローラ55の軸心方向へ往復移動自在な
押出部材56と、上記ローラ55の下方に設けられかつ
上記押出部材56を水平方向へ往復移動させる移動装置
(図示せず)とで構成されている。この移動装置の作動
によって、上記各押出部材56は、他のローラコンベヤ
52とは反対側に形成された待機位置Aと、他のローラ
コンベヤ52上への荷の押出しが完了する押出完了位置
Bとの間を水平に往復移動する。尚、各押出部材56の
上端部はローラ55の上端よりも上方へ突出している。
【0004】これによると、各押出部材56は待機位置
Aに待機しており、荷53がローラコンベヤ50上の荷
押出箇所51まで搬送されると、移動装置が作動して、
各押出部材56が待機位置Aから押出完了位置Bまでロ
ーラ55の軸心方向に沿って移動する。これにより、荷
53が各押出部材56の上端部で押出されてローラコン
ベヤ50の荷押出箇所51から他のローラコンベヤ52
上へ移載される。
【0005】その後、移動装置の作動によって各押出部
材56が押出完了位置Bから待機位置Aまで戻る。そし
て、次の荷53がローラコンベヤ50上の荷押出箇所5
1まで搬送されると、上記と同様にして荷53を他のロ
ーラコンベヤ52上に押出すことを繰り返す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来形式では、各押出部材56の上部が常にローラ55の
上端よりも上方へ突出しているため、各押出部材56が
押出完了位置Bから待機位置Aまで戻り移動している
間、次の荷53が荷押出箇所51に搬送できないといっ
た問題があり、各押出部材56が押出完了位置Bから待
機位置Aへ戻るまでの時間が無駄になってしまい、荷5
3の処理能力を向上させることが困難であった。
【0007】本発明は、荷の処理能力を向上させること
ができるローラコンベヤの荷押出装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本第1発明におけるローラコンベヤの荷押出装置は、
ローラコンベヤ上の荷をローラコンベヤ上の荷押出箇所
から搬送経路と異なる方向へ押出す荷押出装置であっ
て、上記ローラコンベヤの荷押出箇所の複数のローラ間
に、昇降自在でかつローラの軸心方向へ往復移動自在な
押出部材が設けられ、上記押出部材の昇降範囲は、上限
位置においてローラの上端よりも上方へ突出し、下限位
置においてローラの上端よりも下方へ退避し、上記荷押
出箇所のローラの下方に、上記押出部材を昇降させると
ともにローラの軸心方向へ往復移動させる昇降移動装置
が設けられているものである。
【0009】これによると、荷がローラコンベヤの荷押
出箇所まで搬送されると、昇降移動装置が作動して、押
出部材が上限位置まで上昇してローラの上端よりも上方
へ突出するとともにローラの軸心方向へ移動して荷を荷
押出箇所から押出す。
【0010】その後、昇降移動装置の作動により、押出
部材が上限位置から下限位置まで下降してローラの上端
よりも下方へ退避するとともにローラの軸心方向へ逆移
動して元の位置に復帰する。そして、ローラコンベヤ上
を荷押出箇所まで搬送された次の荷に対して、押出部材
を上記と同様に移動させて押出すことを繰り返す。
【0011】このように、押出部材で荷を押出した後、
押出部材をローラの上端よりも下方へ退避させた状態で
元の位置まで復帰させることができるため、押出部材が
復帰している間に、次の荷を荷押出箇所に搬送すること
ができる。
【0012】また、本第2発明におけるローラコンベヤ
の荷押出装置は、搬送経路方向に複数並べられた押出部
材が荷押出箇所のローラの下方に設けられた支持フレー
ムに全て支持され、上記支持フレームが昇降移動装置に
よって昇降されるとともに往復移動されるものである。
【0013】これによると、昇降移動装置によって支持
フレームを昇降させるとともに往復移動させることで、
支持フレームを介して複数の押出部材が一斉に昇降およ
び往復移動するため、大型の荷であっても複数の押出部
材で押出すことができる。
【0014】また、本第3発明におけるローラコンベヤ
の荷押出装置は、ローラコンベヤの荷押出箇所の側方
に、他のコンベヤを配置したものである。これによる
と、押出部材を用いて荷をローラコンベヤの荷押出箇所
から他のコンベヤへ押出すことができるため、ローラコ
ンベヤから他のコンベヤへの荷の移載を円滑かつ確実に
行える。
【0015】また、本第4発明におけるローラコンベヤ
の荷押出装置は、支持フレームの下方に、ガイド部材に
支持案内されてローラの軸心方向へ往復移動自在な移動
体が設けられ、上記支持フレームから垂下された縦部材
が上記移動体に形成されたガイド孔に昇降自在に挿通さ
れ、昇降移動装置は、上記移動体の下方に位置しかつ上
下に反転する回動自在な無端状の索体と、この索体を回
動させる駆動装置とで構成され、上記移動体の下方に突
出した縦部材の下部が連結部材を介して上記索体に連結
されているものである。
【0016】これによると、駆動装置によって索体が回
動することによって、縦部材が連結部材を介して索体の
回動経路に沿って移動する。この際、索体の反転部にお
いて、縦部材がガイド孔に案内されて昇降するため、支
持フレームを介して押出部材が昇降する。さらに、索体
の上位経路部および下位経路部において、縦部材の水平
移動にともない移動体がガイド部材に支持案内されてロ
ーラの軸心方向へ往復移動するため、支持フレームを介
して押出部材がローラの軸心方向へ往復移動する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図7に基づいて説明する。図6,図7に示すように、
1はローラコンベヤであり、複数のローラ2と、これら
ローラ2を支持するフレーム体3とで構成されている。
上記ローラ2とこのローラ2の前後両隣のローラ2とは
それぞれ一側部に巻回された駆動用ベルト4で連動連結
され、駆動装置(図示せず)の駆動力が各駆動用ベルト
4を介して各ローラ2に伝達され、各ローラ2が回転駆
動する構成になっている。また、図1に示すように、上
記フレーム体3は、左右一対のサイドフレーム5a,5
bと、両サイドフレーム5a,5bの下部間に連結され
るベースフレーム6とで構成されている。上記ローラ軸
7が両サイドフレーム5a,5bに嵌入されることによ
って、各ローラ2が両サイドフレーム5a,5b間に保
持されている。
【0018】上記ローラコンベヤ1の下流端部には荷押
出箇所9が形成され、この荷押出箇所9の一側方には、
上記ローラコンベヤ1と直交する他のローラコンベヤ1
0が配置されている。尚、他のローラコンベヤ10の主
要構成はローラコンベヤ1と同様である。
【0019】上記荷押出箇所9には、荷11を荷押出箇
所9から搬送経路12と直交する方向(すなわち他のロ
ーラコンベヤ10側)へ押出す荷押出装置14が設けら
れている。以下に、荷押出装置14の構成について説明
する。
【0020】図1,図4,図6に示すように、上記荷押
出箇所9の複数のローラ2間には、昇降自在でかつロー
ラ2の軸心方向へ往復移動自在な丸棒状の押出部材15
が設けられている。これら押出部材15は、搬送経路1
2の方向に複数並べられており、荷押出箇所9のローラ
2の下方に設けられた平板状の支持フレーム16に立設
されて支持されている。
【0021】上記支持フレーム16の下方には、前後一
対の横ガイド棒19(ガイド部材の一例)に支持案内さ
れてローラ2の軸心方向へ往復移動自在な移動フレーム
20(移動体の一例)が設けられている。また、上記支
持フレーム16の前後両端部には、縦ガイド棒21(縦
部材の一例)が垂下され、これら両縦ガイド棒21は上
記移動フレーム20の前後両端部に形成されたガイド孔
22に上方から昇降自在に挿通されている。
【0022】上記移動フレーム20の下方には、支持フ
レーム16と一体的に押出部材15を昇降させるととも
にローラ2の軸心方向へ往復移動させる昇降移動装置2
3が設けられている。
【0023】上記昇降移動装置23は、ローラコンベヤ
1の他側部に設けられた前後一対の駆動スプロケット2
4と、ローラコンベヤ1の一側部に設けられた前後一対
の従動スプロケット25と、ローラコンベヤ1の左右で
対向する駆動スプロケット24と従動スプロケット25
との間に巻回されるチェン26(索体の一例)と、前後
一対の駆動スプロケット24間に連結される回転軸27
と、この回転軸27を回転させるモータ28(駆動装置
の一例)とで構成されている。尚、上記チェン26は水
平状の上位経路部35と下位経路部36とを有し、これ
ら経路部35,36の端部は上下に反転している。
【0024】図5に示すように、上記両チェン26の一
箇所には連結ピン29(連結部材の一例)が水平方向に
取付けられ、各連結ピン29の先端部は、各縦ガイド棒
21の下端部に形成された水平方向の連結孔30に挿入
されている。これにより、上記チェン26と縦ガイド棒
21とは連結ピン29を介して連結されている。
【0025】また、上記駆動スプロケット24と従動ス
プロケット25とはそれぞれ軸受部材31を介してベー
スフレーム6に取付けられており、さらに、上記モータ
28もベースフレーム6に取付けられている。図6に示
すように、上記モータ28と回転軸27とは、一対のス
プロケット32,33とこれら両スプロケット32,3
3間に巻回された駆動チェン34とで、連動連結されて
いる。
【0026】上記押出部材15の昇降範囲は、図2,図
3に示すように、上限位置Hにおいてローラ2の上端よ
りも上方へ突出し、下限位置Lにおいてローラ2の上端
よりも下方へ退避する。さらに、図1,図2に示すよう
に、押出部材15は、他のローラコンベヤ10とは反対
側に形成された待機位置Aと、他のローラコンベヤ10
上への荷11の押出しが完了する押出完了位置Bとの間
を横方向へ往復移動する。
【0027】以下、上記構成における作用を説明する。
これによると、各押出部材15は図1に示すように待機
位置Aに待機しており、荷11がローラコンベヤ1上の
荷押出箇所9まで搬送されると、モータ28が駆動して
回転軸27が回転し、スプロケット24,25を介して
両チェン26が一方向へ回動する。これにより、連結ピ
ン29がチェン26の上位経路部35まで上動するた
め、両縦ガイド棒21も連結ピン29と共に上動し、以
って、図2の実線で示すように、各押出部材15は支持
フレーム16を介して上限位置Hまで上昇し、各押出部
材15の上部がローラ2の上端よりも上方へ突出する。
これにともなって、連結ピン29がチェン26の上位経
路部35を水平方向へ移動するため、両縦ガイド棒21
と共に移動フレーム20が両横ガイド棒19に案内され
て水平移動し、以って、図2の仮想線で示すように、各
押出部材15は、支持フレーム16を介して、待機位置
Aから押出完了位置Bへ向かって移動し、荷11を荷押
出箇所9から他のローラコンベヤ10上に押出す。
【0028】これにより、荷11は、ローラコンベヤ1
から他のローラコンベヤ10へ円滑かつ確実に移載さ
れ、他のローラコンベヤ10で搬送される。そして、引
き続き上記両チェン26が一方向へ回動することによ
り、連結ピン29がチェン26の上位経路部35から反
転して下位経路部36まで下動するため、両縦ガイド棒
21も連結ピン29と共に下動し、以って、図3の実線
で示すように、各押出部材15は支持フレーム16を介
して下限位置Lまで下降し、各押出部材15の上部がロ
ーラ2の上端よりも下方へ退避する。これにともなっ
て、連結ピン29がチェン26の下位経路部36を水平
方向へ移動するため、両縦ガイド棒21と共に移動フレ
ーム20が両横ガイド棒19に案内されて水平移動し、
以って、図1に示すように、各押出部材15は、支持フ
レーム16を介して、押出完了位置Bから待機位置Aま
で戻り移動する。
【0029】そして、ローラコンベヤ1上を荷押出箇所
9まで搬送された次の荷11に対して、荷押出装置14
を上記と同じように作動させて押出すことを繰り返す。
このように、各押出部材15で荷11を押出した後、各
押出部材15の上部をローラ2の上端よりも下方へ退避
させた状態で、各押出部材15を押出完了位置Bから待
機位置Aまで戻すことができるため、各押出部材15を
押出完了位置Bから待機位置Aまで戻している間に、次
の荷11を荷押出箇所9に搬送することができ、したが
って、各押出部材15が押出完了位置Bから待機位置A
へ戻るまでの時間を有効に使うことができ、荷11の処
理能力を向上させることができる。
【0030】また、上記実施の形態では、支持フレーム
16を介して複数の押出部材15が一斉に昇降および往
復移動するため、大型の荷11であっても複数の押出部
材15で押出すことができる。
【0031】上記実施の形態では、ローラコンベヤ1に
対して他のローラコンベヤ10を直交させて配置してい
るが、直交に限らず斜めに配置してもよい。上記実施の
形態では、他のコンベヤの一例として他のローラコンベ
ヤ10を設置しているが、ローラコンベヤに限らず、他
の形式のコンベヤ例えばベルトコンベヤ等であってもよ
い。
【0032】上記実施の形態では、図7に示すように、
ローラコンベヤ1の荷押出箇所9の一側方に他のローラ
コンベヤ10を配置しているが、別の実施の形態とし
て、図8に示すように、荷押出箇所9の両側方にそれぞ
れ他のローラコンベヤ10R,10Lを配置してもよ
い。
【0033】これによると、例えばローラコンベヤ1か
ら右側の他のローラコンベヤ10Rへ荷11を押し出す
場合は、ローラコンベヤ1の左端に待機している各押出
部材15が上限位置Hまで上昇して実線で示した左端か
ら仮想線で示した右端へ移動することによって、荷11
が右側の他のローラコンベヤ10Rへ押し出される。
【0034】その後、引き続いて次の荷11を右側の他
のローラコンベヤ10Rへ押し出す場合は、右端に待機
している各押出部材15が下限位置Lまで下降して、各
押出部材15の上部がローラ2の上端よりも下方へ退避
し、各押出部材15が仮想線で示した右端から実線で示
した左端まで戻る。そして、各押出部材15は、ローラ
コンベヤ1の左端で上限位置Hまで上昇し、上記と同様
にして次の荷11を右側の他のローラコンベヤ10Rへ
押し出す。
【0035】また、荷11を右側の他のローラコンベヤ
10Rへ押し出した後、次の荷11を逆の左側の他のロ
ーラコンベヤ10Lへ押し出す場合は、ローラコンベヤ
1の左端から右端へ移動した各押出部材15が上限位置
Hまで上昇した状態のままで右端から左端へ逆移動する
ことで、次の荷11が左側の他のローラコンベヤ10L
へ押し出される。尚、この際、各押出部材15が次に荷
押出箇所9へ入ってくる荷11の邪魔になる場合は、各
押出部材15を上限位置Hから下限位置Lへ退避させて
もよい。
【0036】また、ローラコンベヤ1から左側の他のロ
ーラコンベヤ10Lへ荷11を押し出す場合も上記と同
様にして行われる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本第1発明による
と、押出部材で荷を押出した後、押出部材をローラの上
端よりも下方へ退避させた状態で元の位置まで復帰させ
ることができるため、押出部材が復帰している間に、次
の荷を荷押出箇所に搬送することができる。したがっ
て、押出部材が復帰している間の時間を有効に使うこと
ができ、荷の処理能力を向上させることができる。
【0038】また、本第2発明によると、昇降移動装置
によって支持フレームを昇降させるとともに往復移動さ
せることで、支持フレームを介して複数の押出部材が一
斉に昇降および往復移動するため、大型の荷であっても
複数の押出部材で押出すことができる。
【0039】また、本第3発明によると、押出部材を用
いて荷をローラコンベヤの荷押出箇所から他のコンベヤ
へ押出すことができるため、ローラコンベヤから他のコ
ンベヤへの荷の移載を円滑かつ確実に行える。
【0040】また、本第4発明によると、駆動装置によ
って索体が回動することによって、縦部材が連結部材を
介して索体の回動経路に沿って移動する。この際、索体
の反転部において、縦部材がガイド孔に案内されて昇降
するため、支持フレームを介して押出部材が昇降する。
さらに、索体の上位経路部および下位経路部において、
縦部材の水平移動にともない移動体がガイド部材に支持
案内されてローラの軸心方向へ往復移動するため、支持
フレームを介して押出部材がローラの軸心方向へ往復移
動する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるローラコンベヤの
荷押出装置の正面図である。
【図2】同、荷押出装置の正面図であって、荷押出装置
の荷押出し動作を示す図である。
【図3】同、荷押出装置の正面図であって、荷押出装置
の戻り動作を示す図である。
【図4】同、荷押出装置の一部切欠き側面図である。
【図5】同、荷押出装置の縦ガイド棒とチェンとの連結
部の詳細図である。
【図6】同、荷押出装置の一部切欠き平面図である。
【図7】同、荷押出装置が設けられているローラコンベ
ヤの荷押出箇所の平面図である。
【図8】本発明の他の実施の形態におけるローラコンベ
ヤの荷押出箇所の平面図である。
【図9】従来のローラコンベヤの荷押出装置の概略図で
ある。
【符号の説明】
1 ローラコンベヤ 2 ローラ 9 荷押出箇所 10,10R,10L 他のローラコンベヤ 11 荷 12 搬送経路 14 荷押出装置 15 押出部材 16 支持フレーム 19 横ガイド棒(ガイド部材) 20 移動フレーム(移動体) 21 縦ガイド棒(縦部材) 22 ガイド孔 23 昇降移動装置 26 チェン(索体) 28 モータ(駆動装置) 29 連結ピン(連結部材) H 上限位置 L 下限位置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラコンベヤ上の荷をローラコンベヤ
    上の荷押出箇所から搬送経路と異なる方向へ押出す荷押
    出装置であって、上記ローラコンベヤの荷押出箇所の複
    数のローラ間に、昇降自在でかつローラの軸心方向へ往
    復移動自在な押出部材が設けられ、上記押出部材の昇降
    範囲は、上限位置においてローラの上端よりも上方へ突
    出し、下限位置においてローラの上端よりも下方へ退避
    し、上記荷押出箇所のローラの下方に、上記押出部材を
    昇降させるとともにローラの軸心方向へ往復移動させる
    昇降移動装置が設けられていることを特徴とするローラ
    コンベヤの荷押出装置。
  2. 【請求項2】 搬送経路方向に複数並べられた押出部材
    が荷押出箇所のローラの下方に設けられた支持フレーム
    に全て支持され、上記支持フレームが昇降移動装置によ
    って昇降されるとともに往復移動されることを特徴とす
    る請求項1記載のローラコンベヤの荷押出装置。
  3. 【請求項3】 ローラコンベヤの荷押出箇所の側方に、
    他のコンベヤを配置したことを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載のローラコンベヤの荷押出装置。
  4. 【請求項4】 支持フレームの下方に、ガイド部材に支
    持案内されてローラの軸心方向へ往復移動自在な移動体
    が設けられ、上記支持フレームから垂下された縦部材が
    上記移動体に形成されたガイド孔に昇降自在に挿通さ
    れ、昇降移動装置は、上記移動体の下方に位置しかつ上
    下に反転する回動自在な無端状の索体と、この索体を回
    動させる駆動装置とで構成され、上記移動体の下方に突
    出した縦部材の下部が連結部材を介して上記索体に連結
    されていることを特徴とする請求項2または請求項3記
    載のローラコンベヤの荷押出装置。
JP917998A 1998-01-21 1998-01-21 ローラコンベヤの荷押出装置 Pending JPH11208880A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP917998A JPH11208880A (ja) 1998-01-21 1998-01-21 ローラコンベヤの荷押出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP917998A JPH11208880A (ja) 1998-01-21 1998-01-21 ローラコンベヤの荷押出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11208880A true JPH11208880A (ja) 1999-08-03

Family

ID=11713344

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP917998A Pending JPH11208880A (ja) 1998-01-21 1998-01-21 ローラコンベヤの荷押出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11208880A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010215352A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Sanki Eng Co Ltd 仕分け装置
JP2019526515A (ja) * 2016-09-02 2019-09-19 アマゾン テクノロジーズ インコーポレイテッド トート処理システム及び方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010215352A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Sanki Eng Co Ltd 仕分け装置
JP2019526515A (ja) * 2016-09-02 2019-09-19 アマゾン テクノロジーズ インコーポレイテッド トート処理システム及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07172538A (ja) コンベヤ装置
KR100960242B1 (ko) 형강 이송 방향 전환 장치
JPH11208880A (ja) ローラコンベヤの荷押出装置
JP2004329207A (ja) 育苗箱積重ね装置
JP2710294B2 (ja) 移送装置
JP4424099B2 (ja) 荷支持昇降装置
KR200252759Y1 (ko) 생계 자동 투입장치
JPH11165861A (ja) 重量鉄骨材の搬出装置
CN217457371U (zh) 输送装置以及输送系统
CN110586679B (zh) 一种具有挤压机的生产线
JP2629343B2 (ja) 搬送装置
CN214297784U (zh) 一种关节轴承传送装置的轨道宽度调节装置
JPH0958858A (ja) パレット搬送装置
CN212863038U (zh) 一种用于人造板生产线的双层升降装板运输装置
CN220347474U (zh) 一种激光打标机用物料传送装置
CN212150656U (zh) 双向浮动型移载机
CN110587381B (zh) 一种具有升降式输送线的生产线
JPH0130427Y2 (ja)
JP2561366Y2 (ja) 搬送装置
JP3211081B2 (ja) 刷版搬送収納方法及びこれに用いる刷版搬送収納装置
KR100213723B1 (ko) 제품용 캐비넷의 이송장치
KR19990054891A (ko) 스텝 컨베이어
JPH10109721A (ja) ローラコンベヤにおける荷停止装置
KR200201833Y1 (ko) 타이어 이송장치의 타이어 분류장치
JPH0238310B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20041130

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050120

A02 Decision of refusal

Effective date: 20050614

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02