JP2710294B2 - 移送装置 - Google Patents
移送装置Info
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- JP2710294B2 JP2710294B2 JP35479891A JP35479891A JP2710294B2 JP 2710294 B2 JP2710294 B2 JP 2710294B2 JP 35479891 A JP35479891 A JP 35479891A JP 35479891 A JP35479891 A JP 35479891A JP 2710294 B2 JP2710294 B2 JP 2710294B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- main body
- transported
- support mechanism
- moving
- Prior art date
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- Reciprocating Conveyors (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は移送装置に係り、特に、
被搬送物を所定位置に所定の姿勢を保ったまま簡易に搬
送できるようにしたものに関する。
被搬送物を所定位置に所定の姿勢を保ったまま簡易に搬
送できるようにしたものに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、被搬送物を搬送する装置として
は、ベルトコンベアが知られている。このベルトコンベ
アは、左右一対のローラ間にエンドレスベルトを張設
し、一方のローラをモータで回転させてエンドスベルト
を駆動させるように構成されている。そして、被搬送物
は、ベルトコンベア上に載置されて移動される。
は、ベルトコンベアが知られている。このベルトコンベ
アは、左右一対のローラ間にエンドレスベルトを張設
し、一方のローラをモータで回転させてエンドスベルト
を駆動させるように構成されている。そして、被搬送物
は、ベルトコンベア上に載置されて移動される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のベルトコンベアにおいては、被搬送物がベルトコン
ベア上に単に載置されて移動されるので、移動終止端で
の被搬送物の姿勢は定まっておらず、ベルトコンベアか
ら自動ハンドリング装置でハンドリングすることはでき
ない。もし、ベルトコンベア上の被搬送物を自動ハンド
リング装置でハンドリングできるようにするには、ベル
トコンベアに被搬送物を所定の姿勢で保持する支持台を
多数設けておくとともに、その支持台が所定位置に達し
た時点でモータの駆動を止めるような間欠駆動制御を行
う必要があり、装置が複雑化してコストアップとなる欠
点がある。
来のベルトコンベアにおいては、被搬送物がベルトコン
ベア上に単に載置されて移動されるので、移動終止端で
の被搬送物の姿勢は定まっておらず、ベルトコンベアか
ら自動ハンドリング装置でハンドリングすることはでき
ない。もし、ベルトコンベア上の被搬送物を自動ハンド
リング装置でハンドリングできるようにするには、ベル
トコンベアに被搬送物を所定の姿勢で保持する支持台を
多数設けておくとともに、その支持台が所定位置に達し
た時点でモータの駆動を止めるような間欠駆動制御を行
う必要があり、装置が複雑化してコストアップとなる欠
点がある。
【０００４】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、被搬送物を所
定位置に所定の姿勢を保ったまま搬送できるようにした
移送装置の提供にある。
めになされたものであって、その目的は、被搬送物を所
定位置に所定の姿勢を保ったまま搬送できるようにした
移送装置の提供にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明装置は、上記目的
を達成するために、被搬送物の移動開始点位置から移動
終点位置までの長さを有するレール本体と、そのレール
本体の両端側をそれぞれ支持するとともに、その各端側
をそれぞれ上下動させる一対の支持機構と、前記被搬送
物を所定の姿勢で載置するとともに、前記レール本体の
長手方向へ移動自在に設けられた移動台とを有すること
を特徴としている。
を達成するために、被搬送物の移動開始点位置から移動
終点位置までの長さを有するレール本体と、そのレール
本体の両端側をそれぞれ支持するとともに、その各端側
をそれぞれ上下動させる一対の支持機構と、前記被搬送
物を所定の姿勢で載置するとともに、前記レール本体の
長手方向へ移動自在に設けられた移動台とを有すること
を特徴としている。
【０００６】
【作用】上記構成において、一方の支持機構がレール本
体を上昇させるとレール本体は傾斜する。これにより、
被搬送物を載置した移動台は、レール本体上を他方の支
持機構側に移動する。被搬送物が取り出されて空となっ
た移動台は、他方の支持機構を上昇させてレール本体を
上述とは逆に傾斜させて、一方の支持機構側に移動させ
る。
体を上昇させるとレール本体は傾斜する。これにより、
被搬送物を載置した移動台は、レール本体上を他方の支
持機構側に移動する。被搬送物が取り出されて空となっ
た移動台は、他方の支持機構を上昇させてレール本体を
上述とは逆に傾斜させて、一方の支持機構側に移動させ
る。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は、一実施例装置の動作状態を示している正
面図である。
する。図１は、一実施例装置の動作状態を示している正
面図である。
【０００８】同図（ａ）は、レール本体１が水平に保た
れているとともに、移動台２がレール本体１の左端側の
移動開始点ａに存在している状態を示している。このレ
ール本体１は、被搬送物である鋳造された釣鐘状のがい
しキャップ金具（以下、ワークという）Ｗを、移動開始
点ａから移動終止点ｂまで移動できる長さを有し、図２
に示されるように、一対のレール片１ａ，１ｂを所定間
隔保って構成されている。また移動台２は、図２に示さ
れるように、その本体部分は一対のレール片１ａ，１ｂ
間に存在し、両サイドに回転自在に設けられたローラ
３，３…でその一対のレール１ａ，１ｂ上に載置されて
いる。また、この支持台２の上面にはワークＷの碗部を
受入れることのできる凹部が構成されていて、ワークＷ
を所定の姿勢で載置できるように構成されている。した
がって、レール本体１が傾斜すると、支持台２はワーク
Ｗを所定の姿勢を保ったまま移動することができる。
れているとともに、移動台２がレール本体１の左端側の
移動開始点ａに存在している状態を示している。このレ
ール本体１は、被搬送物である鋳造された釣鐘状のがい
しキャップ金具（以下、ワークという）Ｗを、移動開始
点ａから移動終止点ｂまで移動できる長さを有し、図２
に示されるように、一対のレール片１ａ，１ｂを所定間
隔保って構成されている。また移動台２は、図２に示さ
れるように、その本体部分は一対のレール片１ａ，１ｂ
間に存在し、両サイドに回転自在に設けられたローラ
３，３…でその一対のレール１ａ，１ｂ上に載置されて
いる。また、この支持台２の上面にはワークＷの碗部を
受入れることのできる凹部が構成されていて、ワークＷ
を所定の姿勢で載置できるように構成されている。した
がって、レール本体１が傾斜すると、支持台２はワーク
Ｗを所定の姿勢を保ったまま移動することができる。
【０００９】レール本体１の両端側には、駆動ロッド４
ａをレール本体１の上面と平行に設けたエアシリンダ４
がそれぞれ設けられていて、支持体２を保持できるよう
に構成されている。すなわち、支持台２の駆動ロッド４
ａと対向する両側壁には、開口を有する耳片２ａがそれ
ぞれ設けられていて、駆動ロッド４ａの先端に設けられ
ているフック４ｂと係合することができるように構成さ
れている。なおこのフック４ｂは、駆動ロッド４ａが支
持台２を押出すように駆動されたときは、係合を解除す
るように構成されている（図３参照）。
ａをレール本体１の上面と平行に設けたエアシリンダ４
がそれぞれ設けられていて、支持体２を保持できるよう
に構成されている。すなわち、支持台２の駆動ロッド４
ａと対向する両側壁には、開口を有する耳片２ａがそれ
ぞれ設けられていて、駆動ロッド４ａの先端に設けられ
ているフック４ｂと係合することができるように構成さ
れている。なおこのフック４ｂは、駆動ロッド４ａが支
持台２を押出すように駆動されたときは、係合を解除す
るように構成されている（図３参照）。
【００１０】エアシリンダからなる一対の支持機構５
ａ，５ｂは、レール本体１の両端側にそれぞれ設けられ
ている。すなわち、支持機構５ａ，５ｂの駆動ロッド６
ａ，６ｂの先端部分は、レール本体１の両端側の下部に
それぞれ回動自在に設けられているとともに、支持機構
５ａ，５ｂの本体下部は架台フレームＦにそれぞれ回動
自在に設けられている。
ａ，５ｂは、レール本体１の両端側にそれぞれ設けられ
ている。すなわち、支持機構５ａ，５ｂの駆動ロッド６
ａ，６ｂの先端部分は、レール本体１の両端側の下部に
それぞれ回動自在に設けられているとともに、支持機構
５ａ，５ｂの本体下部は架台フレームＦにそれぞれ回動
自在に設けられている。
【００１１】次に、本実施例装置の動作について説明す
る。先ず、図１（ａ）のレール本体１が水平状態におい
て、つまり、両支持機構５ａ，５ｂの駆動ロッド６ａ，
６ｂが後退した状態で、ワークＷが移動台２に載置され
る。
る。先ず、図１（ａ）のレール本体１が水平状態におい
て、つまり、両支持機構５ａ，５ｂの駆動ロッド６ａ，
６ｂが後退した状態で、ワークＷが移動台２に載置され
る。
【００１２】次いで、支持機構５ａが駆動されてその駆
動ロッド６ａが図１（ｂ）のように伸長されると、レー
ル本体１が右下り状態に傾斜する。このとき、支持機構
５ａ側のエアシリンダ４が駆動してその駆動ロッド４ａ
を突出させると、フック４ｂは移動台２を解放するとと
もに移動台２に初速度を与える。したがって移動台２は
支持機構５ｂ側に向けて円滑に移動することができる。
動ロッド６ａが図１（ｂ）のように伸長されると、レー
ル本体１が右下り状態に傾斜する。このとき、支持機構
５ａ側のエアシリンダ４が駆動してその駆動ロッド４ａ
を突出させると、フック４ｂは移動台２を解放するとと
もに移動台２に初速度を与える。したがって移動台２は
支持機構５ｂ側に向けて円滑に移動することができる。
【００１３】移動台２が支持機構５ｂ側に移動し、移動
台２がフック４ｂに保持されると（図３の２点鎖線参
照）、図１（ｃ）に示されるように、支持機構５ａの駆
動ロッド６ａが後退してレール本体１ａが再び水平状態
に保たれる。そして、ワークＷは、自動ハンドリング装
置１０によってハンドリングされて所定位置の運ばれ
る。
台２がフック４ｂに保持されると（図３の２点鎖線参
照）、図１（ｃ）に示されるように、支持機構５ａの駆
動ロッド６ａが後退してレール本体１ａが再び水平状態
に保たれる。そして、ワークＷは、自動ハンドリング装
置１０によってハンドリングされて所定位置の運ばれ
る。
【００１４】空になった移動台２は、レール本体１が図
１（ｂ）に示される傾きと反対となることによって支持
機構５ａ側に移動される。すなわち、支持機構５ｂが駆
動されるとともに、支持機構５ｂ側のエアシリンダ４が
駆動されることによって、移動台２を支持機構５ａ側に
移動する。次いで、支持機構５ｂの駆動ロッド６ｂが後
退すると、レール本体１及び移動台２は図１（ａ）に示
される元の状態に復帰することができる。
１（ｂ）に示される傾きと反対となることによって支持
機構５ａ側に移動される。すなわち、支持機構５ｂが駆
動されるとともに、支持機構５ｂ側のエアシリンダ４が
駆動されることによって、移動台２を支持機構５ａ側に
移動する。次いで、支持機構５ｂの駆動ロッド６ｂが後
退すると、レール本体１及び移動台２は図１（ａ）に示
される元の状態に復帰することができる。
【００１５】以上のように、本実施例装置は、レール本
体１を傾斜させて移動台２を往復動させてワークＷを搬
送できるので、その構成は極めて簡単である。また、レ
ール本体１の両端側にフロック４ｂを備えたエアシリン
ダ４を設けているので、移動台２を保持することができ
るとともに、移動台２に初速度を与えることができる。
体１を傾斜させて移動台２を往復動させてワークＷを搬
送できるので、その構成は極めて簡単である。また、レ
ール本体１の両端側にフロック４ｂを備えたエアシリン
ダ４を設けているので、移動台２を保持することができ
るとともに、移動台２に初速度を与えることができる。
【００１６】
【発明の効果】本発明装置は、被搬送物の移動開始点位
置から移動終点位置までの長さを有するレール本体と、
そのレール本体の両端側をそれぞれ支持するとともに、
その各端側をそれぞれ上下動させる一対の支持機構と、
前記被搬送物を所定の姿勢で載置するとともに、前記レ
ール本体の長手方向へ移動自在に設けられた移動台とを
有しているので、簡単な構造で、しかも被搬送物を所定
の姿勢で移動することができる。
置から移動終点位置までの長さを有するレール本体と、
そのレール本体の両端側をそれぞれ支持するとともに、
その各端側をそれぞれ上下動させる一対の支持機構と、
前記被搬送物を所定の姿勢で載置するとともに、前記レ
ール本体の長手方向へ移動自在に設けられた移動台とを
有しているので、簡単な構造で、しかも被搬送物を所定
の姿勢で移動することができる。
【図１】本発明の一実施例装置の動作状態を示す正面図
である。
である。
【図２】図１（ａ）のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】フックの詳細図である。
１ レール本体 ２ 移動台 ５ａ，５ｂ 支持機構 Ｗ ワーク（がいしキャップ金具、被搬送物）
Claims (1)
- 【請求項１】 被搬送物の移動開始点位置から移動終点
位置までの長さを有するレール本体と、 前記レール本体の両端側をそれぞれ支持するとともに、
その各端側をそれぞれ上下動させる一対の支持機構と、 前記被搬送物を所定の姿勢で載置するとともに、前記レ
ール本体の長手方向へ移動自在に設けられた移動台と、 を有することを特徴とする移送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35479891A JP2710294B2 (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | 移送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35479891A JP2710294B2 (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | 移送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05170318A JPH05170318A (ja) | 1993-07-09 |
| JP2710294B2 true JP2710294B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=18439978
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35479891A Expired - Fee Related JP2710294B2 (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | 移送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2710294B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4795760B2 (ja) * | 2005-09-14 | 2011-10-19 | 株式会社協豊製作所 | 搬送装置 |
| CN105398738B (zh) * | 2015-11-30 | 2018-03-23 | 贵州东峰锑业股份有限公司 | 矿山用输料装置 |
| CN106703413B (zh) * | 2017-02-09 | 2019-01-15 | 荆门思安机械设备有限公司 | 一种利用塔吊移运的混凝土布料装置 |
| CN106760543B (zh) * | 2017-02-15 | 2018-11-30 | 荆门思安机械设备有限公司 | 一种伸缩移动式溜筒 |
| CN108891911A (zh) * | 2018-08-20 | 2018-11-27 | 格力电器（武汉）有限公司 | 物料转运机构及具有其的物料运输系统 |
-
1991
- 1991-12-19 JP JP35479891A patent/JP2710294B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05170318A (ja) | 1993-07-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |