JP4795760B2 - 搬送装置 - Google Patents
搬送装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4795760B2 JP4795760B2 JP2005266470A JP2005266470A JP4795760B2 JP 4795760 B2 JP4795760 B2 JP 4795760B2 JP 2005266470 A JP2005266470 A JP 2005266470A JP 2005266470 A JP2005266470 A JP 2005266470A JP 4795760 B2 JP4795760 B2 JP 4795760B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide bar
- slider
- workpiece
- state
- work
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Chutes (AREA)
Description
該固定ベースに配設したガイドバーと、
該ガイドバーの長手方向に沿って、該ガイドバーの先端部までスライドした前進位置と、該前進位置よりも後方側に待機する後退位置とにスライドする搬送スライダーと、
該搬送スライダーの下部に配設し、搬送するワークを吊り下げるワーク吊下部とを有しており、
上記ガイドバーは、その後端部が上記固定ベースに設けた回動支点部に回動可能に係合してあり、その長手方向を水平方向に向けた水平状態又はその先端部が上記回動支点部よりも上方に位置するよう傾斜した後退傾斜状態と、上記回動支点部を中心に回動してその先端部が上記回動支点部よりも下方に位置するよう傾斜した前進傾斜状態とを形成するよう構成してあり、
上記固定ベースと上記ガイドバーとの間には、該ガイドバーを上記水平状態又は後退傾斜状態になるよう付勢する傾斜復帰バネが配設してあり、
上記搬送スライダーには、ワイヤを介してスライダー復帰用錘が接続してあり、上記ワイヤは、上記固定ベースに回転可能に配設したベース側滑車と、上記ガイドバーに回転可能に配設したバー側滑車とに掛け渡してあり、
上記ワーク吊下部に吊り下げた上記ワークの自重によって、上記ガイドバーを上記水平状態又は上記後退傾斜状態から上記前進傾斜状態へ傾斜させる共に、上記搬送スライダーを上記後退位置から上記前進位置までスライドさせて、当該ワークを搬送し、
上記ワークを取り出したときには、上記スライダー復帰用錘による重力を受けて、上記搬送スライダーが上記前進位置から上記後退位置までスライド復帰すると共に、上記傾斜復帰バネによる付勢力を受けて、上記ガイドバーが上記前進傾斜状態から上記水平状態又は上記後退傾斜状態へ復帰するよう構成してあることを特徴とする搬送装置にある(請求項1)。
こうして、ワーク吊下部に吊り下げたワークを、前工程から後工程へ搬送することができる。
こうして、ワーク吊下部を配設した搬送スライダーを、再び前工程に対向する位置に配置することができる。
このように、本発明の搬送装置においては、ワークの自重を利用して、搬送スライダーを後退位置から前進位置へスライドさせることができ、モータやシリンダ等の動力源を必要とせず、簡単な構造でワークの搬送を行うことができる。
そのため、スライダー復帰用錘の重量が大きいことによってワークの搬送速度が低下してしまうことを防止することができる。
本発明において、上記搬送スライダーは、上記ガイドバーを挿通させる挿通穴に、滑りブッシュを配設して構成することができる。また、搬送スライダーは、上記挿通穴に、複数の鋼球により転がり接触する転がりブッシュを配設して構成することもできる。
また、ガイドバーに断面円形状のシャフトを用いる場合には、ガイドバーと搬送スライダーとに、搬送スライダーがシャフトの回りに回ってしまうことを防止することができる。
この場合には、ワークスライドレールの後端側から先端側に向けて、ワークをスライドさせることにより、搬送スライダーを後退位置と前進位置との間でスライドさせるときのワークの搬送距離を容易に長くすることができる。
この場合には、搬送するワークの種類を変更し、ワークの自重が変わったときには、ワークの自重に応じて、回動支点部からの傾斜復帰バネの配設距離を変更することにより、前進傾斜状態にあるガイドバーの傾斜角度を容易に調整することができる。
本例の搬送装置1は、図1〜図4に示すごとく、工場内における支柱10又は壁面10に配設する固定ベース2と、この固定ベース2に配設したガイドバー3と、このガイドバー3の長手方向Lに沿ってスライドする搬送スライダー4と、この搬送スライダー4の下部に配設したワーク吊下部5とを有している。
上記搬送スライダー4は、ガイドバー3の先端部31までスライドした前進位置402(図3参照)と、この前進位置402よりも後方側に待機する後退位置401(図2参照)とにスライドするよう構成してある。また、ワーク吊下部5は、前工程から後工程へ搬送するワーク8を吊り下げるよう構成してある。
上記搬送スライダー4には、ワイヤ72を介してスライダー復帰用錘71が接続してあり、ワイヤ72は、固定ベース2に回転可能に配設したベース側滑車73と、ガイドバー3に回転可能に配設したバー側滑車74とに掛け渡してある。
図1に示すごとく、本例のガイドバー3は、断面円形状のシャフト3であり、本例の搬送スライダー4は、シャフト3を挿通する挿通穴41を備え、この挿通穴41に、シャフト3に転がり接触させるための複数の鋼球を備えたボールブッシュ4である。
ガイドバー3の先端部31には、前進位置402にスライドした搬送スライダー4に当接するストッパー311が配設してある。
また、固定ベース2には、上記ワイヤ72を掛け渡すベース側滑車73を設けた滑車ブラケット23が回転可能に配設してある。
また、本例の吊下フレーム52及びワークスライドレール51は、搬送スライダー4の左右に一対に配設してある。
本例のワーク8は、メインフレーム部81のパイプ状の軸方向を上下方向に向けて、ワーク吊下部5に吊り下げる。そして、本例のワーク8は、メインフレーム部81の一端におけるフランジ部821を一対のワークスライドレール51に引っ掛けると共に、メインフレーム部81をワークスライドレール51同士の間に配置した状態で、一対のワークスライドレール51の後端側から先端側に向けてスライドさせることができる。
本例の傾斜復帰バネ6は、後退位置401にある搬送スライダー4と、ガイドバー3の後端部32が係合する回動支点部22との間の位置に配設してある。
本例においては、ガイドバー3の長手方向Lにおける複数箇所にピン固定用穴62が形成してあり、固定ベース2においても、各ピン固定用穴62に対向する位置にそれぞれピン固定用穴62が形成してある。そして、ガイドバー3の下部におけるバネ支持用ピン61を固定するピン固定用穴62、及び固定ベース2の上部におけるバネ支持用ピン61を固定するピン固定用穴62をそれぞれ取り替えることにより、傾斜復帰バネ6の配設位置を調整可能である。
このように、本例の搬送装置1においては、ワーク8の自重を利用して、搬送スライダー4を後退位置401から前進位置402へスライドさせることができ、モータやシリンダ等の動力源を必要とせず、簡単な構造でワーク8の搬送を行うことができる。
そのため、スライダー復帰用錘71の重量が大きいことによってワーク8の搬送速度が低下してしまうことを防止することができる。
10 支柱(壁面)
2 固定ベース
22 回動支点部
3 ガイドバー
301 水平状態
302 前進傾斜状態
31 先端部
32 後端部
4 搬送スライダー
401 後退位置
402 前進位置
5 ワーク吊下部
51 ワークスライドレール
6 傾斜復帰バネ
71 スライダー復帰用錘
72 ワイヤ
73 ベース側滑車
74 バー側滑車
8 ワーク
L 長手方向
Claims (3)
- 工場内における支柱又は壁面に配設する固定ベースと、
該固定ベースに配設したガイドバーと、
該ガイドバーの長手方向に沿って、該ガイドバーの先端部までスライドした前進位置と、該前進位置よりも後方側に待機する後退位置とにスライドする搬送スライダーと、
該搬送スライダーの下部に配設し、搬送するワークを吊り下げるワーク吊下部とを有しており、
上記ガイドバーは、その後端部が上記固定ベースに設けた回動支点部に回動可能に係合してあり、その長手方向を水平方向に向けた水平状態又はその先端部が上記回動支点部よりも上方に位置するよう傾斜した後退傾斜状態と、上記回動支点部を中心に回動してその先端部が上記回動支点部よりも下方に位置するよう傾斜した前進傾斜状態とを形成するよう構成してあり、
上記固定ベースと上記ガイドバーとの間には、該ガイドバーを上記水平状態又は後退傾斜状態になるよう付勢する傾斜復帰バネが配設してあり、
上記搬送スライダーには、ワイヤを介してスライダー復帰用錘が接続してあり、上記ワイヤは、上記固定ベースに回転可能に配設したベース側滑車と、上記ガイドバーに回転可能に配設したバー側滑車とに掛け渡してあり、
上記ワーク吊下部に吊り下げた上記ワークの自重によって、上記ガイドバーを上記水平状態又は上記後退傾斜状態から上記前進傾斜状態へ傾斜させる共に、上記搬送スライダーを上記後退位置から上記前進位置までスライドさせて、当該ワークを搬送し、
上記ワークを取り出したときには、上記スライダー復帰用錘による重力を受けて、上記搬送スライダーが上記前進位置から上記後退位置までスライド復帰すると共に、上記傾斜復帰バネによる付勢力を受けて、上記ガイドバーが上記前進傾斜状態から上記水平状態又は上記後退傾斜状態へ復帰するよう構成してあることを特徴とする搬送装置。 - 請求項1において、上記ワーク吊下部は、上記ガイドバーの長手方向の先端側に向けて上記ワークをスライドさせるワークスライドレールを有していることを特徴とする搬送装置。
- 請求項1又は2において、上記傾斜復帰バネは、上記回動支点部からの配設距離を変更可能であることを特徴とする搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005266470A JP4795760B2 (ja) | 2005-09-14 | 2005-09-14 | 搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005266470A JP4795760B2 (ja) | 2005-09-14 | 2005-09-14 | 搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007076809A JP2007076809A (ja) | 2007-03-29 |
JP4795760B2 true JP4795760B2 (ja) | 2011-10-19 |
Family
ID=37937492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005266470A Expired - Fee Related JP4795760B2 (ja) | 2005-09-14 | 2005-09-14 | 搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4795760B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5800366B2 (ja) * | 2012-05-08 | 2015-10-28 | トヨタ自動車東日本株式会社 | 搬送装置 |
CN109368118B (zh) * | 2018-11-27 | 2024-02-23 | 四川成焊宝玛焊接装备工程有限公司 | 一种重力滑台 |
CN110081078B (zh) * | 2019-04-28 | 2024-04-19 | 广西科技大学 | 一种用于减重机构与悬吊机构间的连接装置 |
CN110803489A (zh) * | 2019-12-02 | 2020-02-18 | 大连奥托股份有限公司 | 一种重力滑移式上件装置 |
CN112811069A (zh) * | 2021-01-11 | 2021-05-18 | 吕宗保 | 一种保鲜蔬菜加工流水线上的蔬菜自动收集整理装置 |
CN114084885B (zh) * | 2021-11-04 | 2023-10-17 | 海南柯林科技有限公司 | 蒲绒活性碳纤维制备用蒲绒原料剥离设备 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2710294B2 (ja) * | 1991-12-19 | 1998-02-10 | 旭テック株式会社 | 移送装置 |
JPH06143083A (ja) * | 1992-11-06 | 1994-05-24 | Bando Chem Ind Ltd | ローラ状ワークの受け渡し装置 |
JPH0656022U (ja) * | 1993-01-11 | 1994-08-02 | フジオーゼックス株式会社 | エンジンバルブのv型シュートより平行棒型シュートへの移送装置 |
-
2005
- 2005-09-14 JP JP2005266470A patent/JP4795760B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007076809A (ja) | 2007-03-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4795760B2 (ja) | 搬送装置 | |
CN203371331U (zh) | 机床 | |
EP1652618B1 (en) | Clamping mechanism for pallet changer | |
KR101022771B1 (ko) | 대형 가공물 용접장치 | |
TWI660809B (zh) | Machine tool | |
KR20120084909A (ko) | 고강성 복합가공기 | |
CN105855996A (zh) | 一种立式金属加工机 | |
US6860380B2 (en) | Workpiece transfer device for machine tools | |
JP2003266257A (ja) | 工作機械 | |
EP3473375B1 (en) | Pallet changing apparatus | |
JP2009208202A (ja) | パレット交換装置 | |
WO2013164925A1 (ja) | 工作機械 | |
CN113894755A (zh) | 加工角度可调的工作台以及路由器激光打标机 | |
JP5779541B2 (ja) | 工作機械 | |
JP4463307B2 (ja) | マシニングセンタ | |
JP2009178831A (ja) | ローダ装置 | |
JP2018034259A (ja) | 工作機械 | |
JPS6224202B2 (ja) | ||
JP5216478B2 (ja) | 板材加工機における加工製品搬出装置 | |
JP6408848B2 (ja) | 曲げ加工装置 | |
JP2018079534A (ja) | 旋盤加工システム | |
JP2008142754A (ja) | ワーク位置決め装置 | |
WO2014119504A1 (ja) | 板状部材運搬装置 | |
CN219484278U (zh) | 一种立式深孔钻机构和机床 | |
CN220028711U (zh) | 一种型材的承托装置及包括其的型材加工设备 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080613 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110331 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110726 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110728 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140805 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |