JPH11208017A - 発光素子駆動装置 - Google Patents

発光素子駆動装置

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JPH11208017A
JPH11208017A JP10018809A JP1880998A JPH11208017A JP H11208017 A JPH11208017 A JP H11208017A JP 10018809 A JP10018809 A JP 10018809A JP 1880998 A JP1880998 A JP 1880998A JP H11208017 A JPH11208017 A JP H11208017A
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signal
circuit
output
transistor
emitting element
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JP10018809A
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Inventor
Hisaki Nakayama
寿樹 仲山
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Canon Inc
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/04Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping, e.g. by electron beams
    • H01S5/042Electrical excitation ; Circuits therefor
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B47/00Circuit arrangements for operating light sources in general, i.e. where the type of light source is not relevant
    • H05B47/10Controlling the light source
    • H05B47/165Controlling the light source following a pre-assigned programmed sequence; Logic control [LC]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単独の画像信号を用いて相補的な信号に加工
すると、レーザダイオードの発光パルス幅がもとの画像
信号からずれ、また、ノイズに対しても影響を受けやす
い。 【解決手段】 入力された相補的な画像信号と少なくと
も1つの制御信号の論理処理を画像信号の相補性を保っ
たまま行い、画像信号と制御信号に基づいて相補的な出
力信号を生成する差動信号処理回路2と、差動回路から
成り、発光素子15に駆動電流を供給するスイッチング
回路とを備え、信号処理回路2から出力される相補的な
出力信号によってスイッチング回路を駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置等で
記録用光源として用いられる発光素子(例えば、半導体
レーザ)の駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、このような発光素子の駆
動装置として例えば特開平8−56034号公報で提案
している。この駆動回路はバイポーラトランジスタの差
動回路のスイッチングにより発光素子をオン、オフする
方式である。図9は同公報の駆動回路を示している。図
9において、101,102は差動接続されたnpnト
ランジスタ、103は101,102の共通エミッタに
ドレインが接続され、定電流動作をする絶縁ゲート型ト
ランジスタのNMOSトランジスタ、104はカソード
が配線による寄生インダクタンス106を介してトラン
ジスタ101のコレクタに接続された半導体発光素子で
ある。
【0003】この半導体発光素子としては半導体レーザ
などが用いられ、この発光素子を画像データに応じてオ
ン、オフすることによって感光体上(図示せず)に潜像
が形成される。105はトランジスタ102のコレクタ
に接続された負荷抵抗、107は半導体発光素子104
のアノードと高電位の基準電圧源である電源115の間
の配線による寄生インダクタンス、108は半導体発光
素子104の接合容量Cj 、109,110はトランジ
スタ101,102のエミッタ・コレクタ間容量、11
1は定電流源として動作するNMOSトランジスタ10
3のドレイン・ゲート間容量である。
【0004】また、112はその一端がNMOSトラン
ジスタ103のゲートと容量113の一端に接続された
抵抗であり、この抵抗の他端はバイアス電位を与えるN
MOSトランジスタ114のゲート及びドレインへ接続
され、更に、容量113の他端は低電位の基準電圧源で
ある接地電位116に接続されている。117,118
は差動接続されたトランジスタのベースに相補スイッチ
ング信号121,122をそれぞれ供給するインバー
タ、119はNMOSトランジスタ114に定電流を供
給する定電流源である。120は発光素子をオン、オフ
するためのデータである。
【0005】入力データ120はインバータ117,1
18により相補的な信号121,122に変換され、ト
ランジスタ101,102のベースに供給される。そし
て、101,102からなる差動回路を入力データに応
じてスイッチングすることによって定電流源のNMOS
トランジスタ103のドレイン電流を発光素子104に
流すか否かを切り替えている。
【0006】図9の駆動回路はLBP(レーザビームプ
リンタ)等のエンジンに用いられ、この場合は、入力デ
ータ120はプリンタに供給される画像データに相当す
る。画像データ120がハイレベルのときは発光素子が
オフし、画像データ120がローレベルの時は発光素子
はオンする。なお、図9では定電流源としてNMOSト
ランジスタ103を用いてリンギング、オーバーシュー
トのない電流パルスを得ている。
【0007】次に、本願出願人は、特開平8−4627
3号公報で電子写真プロセスを用いた画像形成装置を提
案している。同公報の画像形成装置を図10を参照して
説明する。図10(a)において、201は半導体レー
ザ駆動回路、202は半導体レーザ制御IC、206は
半導体レーザダイオード(以下、LDという)、207
はフォトダイオード(以下、PDという)である。20
3は画像形成装置の駆動及び電子写真プロセスの制御を
つかさどるシーケンスコントローラ、204はシーケン
スコントローラ203のCPU、205はホストコンピ
ュータからのキャラクタデータをドットデータに変換す
るイメージコントローラである。また、214は電源配
線、213は接地配線である。
【0008】ここで、半導体レーザ駆動回路201は制
御IC202として集積化されている。制御IC202
は図10(b)に示す構成となっていて、アンプ250
及び251により高帯域閉ループ特性を実現し、シーケ
ンスコントローラ203からの光量制御信号211で指
定される光量にLD206の発光量を画像信号の1パル
ス毎に制御する。強制点灯信号212または画像信号2
10がオン(low active)すると、アンド回路253と
アンプ250を介してLD206に駆動電流を供給す
る。LD206が発光するとPD207に光電流が流
れ、アンプ251はCPU204からの光量制御信号2
11に基づいてデータ変換回路252から出力される設
定値とPD207の光電流とを比較し、LD206の発
光光量が目標光量になるように制御する。
【0009】図11は図10の回路の各部の信号を示
す。まず、230は用紙、231は用紙30の印字領域
である。画像信号210は、感光体上に潜像を形成すべ
く水平同期信号に従い印字領域231でオン/オフし、
この時、光量制御信号211は所定の電圧(LD206
の発光光量が所望の値となる電圧値)にセットされてい
る。また、光量制御信号211の値を変更すると、LD
206の光量を変更することが可能である。この場合
は、光量制御信号211の電圧が小さいほどLD206
の発光光量が大きくなるようになっていて、解像度を粗
くしたい場合、画像濃度を濃くしたい場合等は、光量制
御信号211の値を小さくすればよい。また、印字領域
231の外では、光量制御信号211をオフし(ハイレ
ベル)、画像信号210に対するマスク信号とする。こ
れにより、イメージコントローラ205が印字領域23
1の外で画像信号210をオンしてもLD206が発光
するのを防いでいる。
【0010】画像形成装置においては、印字動作に入る
前に予備動作としてモータの駆動、半導体レーザを含め
た光学系の駆動を行う。この時、シーケンスコントロー
ラ203は強制点灯信号212をオン(low) してLD2
06を画像入力に関係なく強制点灯し、LD206を含
めて光学系の動作確認を行う。また、強制点灯信号21
2をオンする時は光量制御信号211は所定の値に設定
しておく必要がある。このような構成の画像形成装置
で、各ラインの同期信号として用いられる水平同期信号
(BD信号)は、印字領域231の手前でLD206を
発光し、そのレーザを所定の位置に設けられたセンサ
(BDセンサ)で検出することにより得られる。このB
D信号の形成時も強制点灯信号212をオンするととも
に光量制御信号211を所定の値に設定しておく。
【0011】このように印字領域以外で画像信号に対し
てマスクをかける処理及び半導体レーザダイオードを強
制点灯する処理を、シーケンスコントローラ203が画
像信号に対して処理するのではなく、半導体レーザ駆動
回路201にシーケンスコントローラ203から光量制
御信号211、強制点灯信号212を与えて半導体レー
ザ駆動回路201側で実行することにより、シーケンス
コントローラの処理負担を軽減できるばかりでなく、通
常シーケンスコントローラで行う画像処理を汎用のゲー
トアレイ等で行うため、イメージコントローラからの画
像信号のパルス幅再現性が悪化する欠点を改善すること
ができる。
【0012】図12は一般的なECL(エミッタ・カッ
プルド・ロジック)の2入力のNOR回路を示す。ま
ず、対となるnpnトランジスタ301,302とnp
nトランジスタ303で差動回路が構成されている。3
04はその差動回路に定電流を供給する定電流源、抵抗
305,306は差動回路の負荷、308は電源配線、
307は接地配線である。また、309,310は差動
回路の相補的な出力で、npnトランジスタ311,3
12と定電流源313,314からなるレベルシフト回
路の入力(npnトランジスタ311,312のベース
電極)に接続されている。このレベルシフト回路は次段
の入力レンジに本NOR回路の出力のDCレベルを合わ
せるように作用し、このレベルシフト回路の出力31
5,316がNOR回路の相補的な出力となる。31
7,318はNOR回路の入力で、npnトランジスタ
301,302のベースに入力されている。319は3
17,318のハイ、ローのレベルを判定するための基
準電圧でnpnトランジスタ303のベースに入力され
ている。
【0013】図12の回路では、少なくとも入力31
7,318の一方が上記基準電圧よりも大きい(ハイ)
時に対応するトランジスタ301,302の少なくとも
一方がオンし、303はオフする。従って、定電流源3
04の定電流は負荷抵抗305に流れ、差動回路の出力
309、NOR回路の出力315はローレベルを示す。
これに対し、抵抗306には電流が流れないため、差動
回路の出力310は電源電圧、NOR回路の出力316
はハイレベルとなり、出力315と相補的な出力信号が
出力される。
【0014】一方、入力317,318のいずれもが上
記基準電圧より小さい場合は、トランジスタ301,3
02は共にオフし、トランジスタ303がオンする。こ
のため、定電流源304の電流は負荷抵抗306に流
れ、差動回路の出力310、NOR回路の出力316は
ローレベルとなる。これに対し、抵抗305には電流が
流れないため、差動回路の出力310は電源電圧、NO
R回路の出力315はハイレベルとなり、出力316と
相補的な出力信号が出力される。以上の様に図12の回
路は317,318を入力とするNOR回路(出力31
5)、OR回路(出力316)して動作する。そして、
負荷抵抗と定電流値を各トランジスタが非飽和領域で動
作するように選択することにより、極めて高速で動作
し、高速の信号処理に適した回路構成となる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、今日レーザ
ビームプリンタを用いたプリントシステムでは、画像や
写真の出力の要求が高まり、更なる高速化、高精細化が
求められ、レーザダイオードのスイッチングスピードと
しては数10MHzから数100MHzのスピードが要
求されてきている。同時に、レーザダイオードの出力パ
ルス幅の再現性が高画質化のため不可欠となっている。
このような要求に対し、図9のバイポーラトランジスタ
の差動回路によるスイッチング動作で発光素子の電流を
制御する方式では、高速化という点では有利であるが、
単独の画像信号を制御ICで受けて制御IC内でインバ
ータを用いて差動回路の相補的な入力信号を生成してい
るので、以下のような問題を生じる。
【0016】まず、1つは単独の画像信号をインバータ
117,118を用いて相補的な信号121,122に
加工し、トランジスタ101,102からなる差動回路
に入力する場合、信号122がインバータ118を余分
に経由する分、2つの信号間にディレイが差が生じるた
め、レーザダイオードの出力パルス幅が元々の画像信号
からずれてしまうという問題点があった。即ち、ディレ
イの差により一時的に信号121,122が両方共ハ
イ、またはローレベルの時間を生じてしまう。これらの
時間の間、定電源111の電流はトランジスタ101,
102にほぼ同じように流れてしまい、発光素子には所
定の半分の電流しか流れず、発光が起こるしきい値電流
に達しないため、これらの時間は発光せずに、光パルス
幅が細ってしまうという問題を生じる。これは、出力さ
れるLPBの出力の線幅の違い(細り)となって現われ
る。インバータ1段のディレイはコンマ数nsecからlnse
c 程度なので、スピードが遅かったり解像度が荒い場合
はさほど問題にならないが、今日の様に数10MHzか
ら数100MHzの動作速度が要求される様になると問
題となってくる。
【0017】もう1つはノイズの問題である。高速化に
伴い制御ICを実装する基板や発光素子の駆動回路を集
積した半導体基板上にも高周波のノイズがのってくるた
め、単独の画像信号では不利であり、相補的な信号で画
像信号を伝送した方が同相で乗ってくるノイズを除去で
きるため望ましい。しかしながら、相補的な信号で画像
信号を伝送すると、図9で問題となった信号の時間差は
生じないが、図10、図11で説明したような画像信号
に対する論理的な信号処理を施し難いという欠点があ
る。高速な論理回路としては図12のECL回路がある
が、インバータとして用いる時を除いて相補的な入力を
扱えないため、図10、図11のような信号処理を行う
場合は、画像信号を一度シングルエンドの出力に変換
し、信号処理した後、再び相補的な信号を生成するとい
う作業が必要となるためである。しかし、これでは、相
補的な信号の伝送によりノイズに強くするという初期の
目的を達せられないだけでなく、回路規模が増大し、ひ
いてはコストアップにつながる欠点があった。
【0018】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たもので、発光素子の光出力パルス幅の再現性に優れ、
ノイズに対しても影響を受けにくい発光素子駆動装置を
提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、入力さ
れた相補的な画像信号と少なくとも1つの制御信号の論
理処理を前記画像信号の相補性を保ったまま行い、前記
画像信号と制御信号に基づいて相補的な出力信号を生成
する信号処理回路と、差動回路から成り、発光素子に駆
動電流を供給するスイッチング回路とを備え、前記信号
処理回路から出力される相補的な出力信号によって前記
スイッチング回路を駆動することを特徴とする発光素子
駆動装置によって達成される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明による
発光素子駆動装置の第1の実施形態の構成を示す図であ
る。図1において、まず、発光素子駆動装置1は差動信
号処理回路2と、トランジスタ13,14、定電流源
9、スイッチング回路とから構成されている。15は駆
動対象の発光素子で、例えば半導体レーザダイオードが
用いられる。この半導体レーザダイオードを画像信号に
応じて駆動し、半導体レーザダイオードを点灯または消
灯することによって感光ドラム(図示せず)に潜像を形
成する。
【0021】差動信号処理回路2は相補的な画像信号
5,6、相補的な制御信号7,8を入力として論理演算
を行い、スイッチング回路のpnpトランジスタ13,
14への駆動信号を生成する。差動信号処理回路2の具
体的な構成については詳しく後述する。また、スイッチ
ング回路はnpnトランジスタ13,14よりなる差動
回路の共通エミッタに定電流源9が接続されていて、こ
の定電流源9の電流を図示しないAPC(オートパワー
コントロール)回路の光量制御信号10に応じて制御す
ることによって発光素子15の光量を一定に制御してい
る。APC回路は周知のように発光素子15の光の一部
を検出し、これと所望の光量に対応する基準値を比較す
ることによって光量の制御を行う。なお、3は電源配
線、4は接地配線である。
【0022】図2は差動信号処理回路2の一例を示す回
路図である。図2において、まず、npnトランジスタ
21と22、23と24、25と26はそれぞれ差動回
路を構成している。トランジスタ21と22のベース端
子には相補的な画像信号5,6、トランジスタ25と2
6のベース端子には相補的な制御信号7,8が供給され
る。また、トランジスタ23,24のベース端子には後
述する電圧発生回路の出力40,39が供給される。こ
の出力39と40の関係は39>40である。また、共
通接続されたトランジスタ21と22のエミッタ端子は
トランジスタ25のコレクタ端子に、共通接続されたト
ランジスタ23と24のエミッタ端子はトランジスタ2
6のコレクタ端子に接続されている。共通接続されたト
ランジスタ25と26のエミッタ端子は定電流源31に
接続されている。
【0023】トランジスタ21と23のコレクタ端子は
各々負荷抵抗27に接続され、このコレクタ端子からの
出力信号はレベルシフトと出力バッファを兼ねてエミッ
タフォロワ回路を構成するトランジスタ30のベース端
子に供給される。同様にトランジスタ22と24のコレ
クタ端子は各々負荷抵抗28に接続され、このコレクタ
端子からの出力信号はレベルシフトと出力バッファを兼
ねてエミッタフォロワ回路を構成するトランジスタ29
のベース端子に供給される。負荷抵抗27,28の他端
は電源配線3に接続されている。トランジスタ29のエ
ミッタ端子は定電流源32に接続され、このエミッタ端
子からスイッチング回路への駆動信号12が出力され
る。また、トランジスタ30のエミッタ端子は定電流源
33に接続されていて、このエミッタ端子からスイッチ
ング回路への駆動信号11が出力される。
【0024】図4は電圧発生回路の一例を示す回路図で
ある。図4において、52と53は定電流源で、電流値
はほぼ同一の電流I0 である。抵抗51(抵抗値R0
の一端は電源配線3に接続され、他端は定電流源52と
トランジスタ54のベース端子に接続されている。トラ
ンジスタ54のコレクタ端子は電源配線3に、エミッタ
端子はトランジスタ55のC−Bショート端子に接続さ
れ、このトランジスタ55のエミッタ端子から出力39
が出力される。また、トランジスタ55のエミッタ端子
はトランジスタ56のC−Bショート端子に接続され、
このトランジスタ55のエミッタ端子からもう一方の出
力40が出力される。トランジスタ56のエミッタ端子
は定電流源53に接続されている。
【0025】ここで、図4の回路から明らかなように出
力39は、 VCC−I0 ・R0 −VBE となる。また、出力40は、 VCC−I0 ・R0 −2VBE となる。VBEはトランジスタ54,55のベース・エミ
ッタ間電圧である。従って、出力39と40の関係は、
39>40である。出力39,40は差動回路を構成す
るトランジスタ24,23のベース端子にそれぞれ供給
される。ここで、制御信号7,8としては画像信号によ
らず発光素子を点灯させて光量を調整するための強制点
灯信号、画像信号をマスクし、画像信号によらず発光素
子15をオフするためのマスク信号などが用いられる。
【0026】次に、本実施形態の具体的な動作について
説明する。まず、図2の差動信号処理回路2は相補的な
画像信号5,6及び相補的な制御信号7,8(ここでは
強制点灯信号の例を説明する)を入力とし、相補的な入
力信号に対して差動回路によって相補的な信号を保った
まま信号処理を行い、相補的な出力信号11,12を出
力する、NAND論理回路、AND論理回路、またはN
OR論理回路、OR論理回路として機能する。具体的に
説明すると、制御信号7がローレベルの場合(制御信号
8はハイレベル)、トランジスタ26がオンし、トラン
ジスタ25はオフするため、差動信号処理回路2の出力
11,12は画像信号5,6によらずトランジスタ2
3,24のベース端子に供給される定電圧回路の信号3
9,40によって決まる。
【0027】ここで、信号39,40の関係は前述のよ
うに常時39>40であるので、トランジスタ24はオ
ン、トランジスタ23はオフである。これによって、負
荷抵抗28からトランジスタ24,26に電流が流れ、
トランジスタ29のベース電位が低下するので、出力1
2はローレベルとなる。一方、トランジスタ23はオフ
であるため、負荷抵抗27からトランジスタ30のベー
スに電流が供給されてトランジスタ30がオンし、出力
11はハイレベルとなる。従って、この場合は図1のス
イッチング回路のトランジスタ13はオンするため、発
光素子15は画像データ5、6によらず点灯状態とな
る。
【0028】一方、制御信号7がハイレベルになると
(制御信号8はローレベル)、トランジスタ25はオ
ン、トランジスタ26はオフするため、信号処理回路2
の出力は画像信号5,6に依存して動作する。即ち、画
像信号5がローレベルのときは(画像信号6はハイレベ
ル)、トランジスタ21はオフ、トランジスタ22はオ
ンし、負荷抵抗28からトランジスタ22,25に電流
が流れ、トランジスタ29のベース電位が低下するた
め、トランジスタ29はオフし、出力12はローレベル
となる。また、トランジスタ21はオフであるため、負
荷抵抗27からトランジスタ30にベース電流が流れて
トランジスタ30がオンするため、出力11はハイレベ
ルとなる。従って、画像信号5がローレベルの場合は、
スイッチング回路のトランジスタ13はオン、トランジ
スタ14はオフするため、発光素子15に駆動電流が供
給され発光状態となる。
【0029】また、画像信号5がハイレベルになると
(画像信号6はローレベル)、トランジスタ21はオ
ン、トランジスタ22はオフするため、トランジスタ2
9がオン、トランジスタ30がオフし、出力11はロー
レベル、出力12はハイレベルとなる。従って、この場
合は、スイッチング回路のトランジスタ13はオフ、ト
ランジスタ14はオンし、発光素子15は消灯となる。
このように差動信号処理回路2は、画像信号5,6、制
御信号7,8の相補的な入力信号に対してNAND論理
処理及びAND論理処理、または、OR論理処理及びN
OR論理処理を行い(入力5と7のNAND論理を取っ
た結果が出力11、AND論理を取った結果が出力12
となる。同様に、入力6と8のOR論理を施した結果が
出力11、NOR論理を取った結果が出力12とな
る。)、相補的な出力11,12を差動回路のスイッチ
ング回路に供給する。
【0030】ここで、制御信号7,8としては、前述の
ように画像信号によらず発光素子15を点灯させる強制
点灯信号のほかに画像信号によらず発光素子15をオフ
するためのマスク信号を用いることができる。本実施形
態では、以上の説明のように強制点灯信号を制御信号と
して用い、制御信号7がローレベルのときに差動信号処
理回路2の出力11はハイレベル、出力12はローレベ
ルとなり、画像信号に関係なく発光素子15に駆動電流
を供給することによって発光素子15を強制的に点灯す
ることができる。また、制御信号7をハイレベルにする
と、差動信号処理回路2の出力11,12は画像信号に
応じて変化し、発光素子15を画像信号に応じて駆動す
ることができる。このように差動信号処理回路2は制御
信号による強制点灯と画像信号による発光素子の駆動を
行うことができる。
【0031】また、本実施形態では、差動信号処理回路
2において入力された相補的な画像信号と制御信号の間
で論理的な信号処理を行い、スイッチング回路の駆動信
号を生成するまで、画像信号をシングルエンドの信号に
変換することなく処理しているので、相補的な入力信
号、シングルエンドの信号(論理処理)、相補的な駆動
信号という変換に伴う画像信号のずれが発生することは
ない。従って、画像信号に対して発光素子15の光出力
パルス幅を忠実に再現することが可能な駆動回路を実現
することができる。更に、画像信号と制御信号を差動回
路を用いて論理処理をしているので、差動信号処理回路
やスイッチング回路を半導体基板上に集積化する場合、
あるいは実装基板上に実装する場合、半導体基板や実装
基板上のノイズが重畳しても差動回路による同相信号除
去作用によって、シングルエンドの信号で画像信号を処
理する従来方法に比べてノイズに強い駆動回路を実現す
ることができる。加えて、差動信号処理回路2の各トラ
ンジスタが非飽和で動作するように画像信号、制御信
号、電圧発生回路の出力の電圧を設定することにより、
ECLと同程度の高速動作を実現することができる。
【0032】なお、以上の実施形態では、制御信号とし
て相補的な制御信号7,8を用いているが、発光素子1
5の光出力パルス幅を決めるのはあくまで画像信号であ
るから、制御信号に関しては必ずしも相補的な信号でな
くてもよい。このように相補的な制御信号を用いない場
合は、制御信号7のみを入力し、他方の制御信号8とし
て制御信号7の信号振幅の中間の電圧を入力すればよ
い。但し、半導体基板や実装基板のノイズの影響を抑え
るためには、シングルエンドの制御信号の方が不利であ
るため、相補的な制御信号を入力するのが望ましい。
【0033】また、差動信号処理回路2のトランジスタ
24は常時オフであるのでなくてもよいが、トランジス
タ21,22のコレクタの寄生容量が異ってしまい、出
力11,12の相補性のバランスが崩れる原因となるの
で、トランジスタ24はあった方が望ましい。更に、画
像信号5,6をトランジスタ21,22に、制御信号
7,8をトランジスタ25,26に入力しているが、画
像信号と制御信号の入力を逆にしてもよい。また、差動
信号処理回路2としては図2の回路だけでなく、差動で
信号処理可能な他の回路と組み合わせてもよい。例え
ば、図12のECLのNOR回路のうちトランジスタ3
02を削除することにより相補的な信号で動作するイン
バータ(またはバッファ)を構成し、この回路を図2の
回路と組み合わせることにより波形整形などを行うこと
が可能となる。
【0034】さらに、差動信号処理回路の組み合わせに
よって、複数の制御信号と画像信号の論理処理を行って
もよい。図3に画像信号と強制点灯信号及びマスク信号
の論理処理を行う差動信号処理回路を示す。本回路で
は、図2の回路を直列に接続している。個々の論理回路
は図2とほぼ同じであるため同一の番号(素子番号に
a、bの添え字を付けて区別する)を付して説明を省略
し、図2と違っている部分のみを説明する。
【0035】ここで、制御信号1をマスク信号、制御信
号2を強制点灯信号とする。すると本差動信号処理回路
の2段目95は図2の差動信号処理回路と同じである。
従って、制御信号2がローレベルの時、トランジスタ2
1b、22bの入力によらず出力11はハイ、出力12
はローレベルとなり、発光素子15は点灯する。制御信
号2がハイレベルの時、出力11、12はトランジスタ
21b、22bの入力レベルによって決まる。従って、
本差動信号処理回路の1段目のマスク信号が有効になる
のは制御信号2がハイレベルの時なので、1段目の動作
はこの場合のみ考えればよい。
【0036】本差動信号処理回路の1段目94も図2と
ほぼ同じであるが、常時トランジスタ23aのベースの
方がトランジスタ24aのベースよりもハイとなるよう
に接続されている点が逆になっている。従って、制御信
号1はローレベルのときトランジスタ26aがオンし、
トランジスタ25aがオフし、画像信号によらず出力が
決まる点は図2と同じであるが、トランジスタ23aが
オンするため、トランジスタ30aのエミッタ電位はロ
ーレベル、トランジスタ29aのエミッタ電位はハイレ
ベルとなり(制御信号2がハイレベルならば)、この結
果がそのまま出力11と12に現われるので、発光素子
は画像信号によらず消灯し、画像信号をマスクできる。
なお、制御信号1がハイレベルの時(制御信号2はハイ
レベルならば)、出力11のハイ、ローレベルが画像信
号5、6によって決まる点は図2と同様である。
【0037】以上示したように、差動信号処理回路を組
み合わせることによって、複数の制御信号と相補的な画
像信号の論理処理を行い、スイッチング回路のオン・オ
フを制御し、発光素子のスイッチングを行うことができ
る。
【0038】更に、以上の実施形態では、発光素子15
に駆動電流を供給する差動回路によるスイッチング回路
にnpnトランジスタを用いているが、本発明はこれに
限ることなく、例えば、NMOSFETやN型のjFE
Tなどでも使用することができ、発光素子のタイプによ
ってはpnpトランジスタ、PMOSFET、p型jF
ETなどを使用することができる。更に、それらの回路
を半導体基板上に集積化すれば、実装基板や個別部品に
起因する寄生素子を低減でき、より高速の動作が可能と
なる。
【0039】図5は本発明の第2の実施形態を示すブロ
ック図である。本実施形態では、差動信号処理回路2と
差動回路によるスイッチング回路の間にバッファ回路
(または振幅変換回路)61を設けている。また、スイ
ッチング回路をNMOSトランジスタ62,63による
差動回路で構成している。その他の構成は図1と同じで
ある。図2の差動信号処理回路2は、先にも述べたが、
高速性を保つためにはECLと同様に各差動トランジス
タを非飽和で動作させることが望ましい。但し、非飽和
で動作させると、出力の振幅を大きくとることはでき
ず、一方スイッチング回路を高速でスイッチングさせる
ためにはある程度大きな振幅の駆動信号が必要である。
そこで、本実施形態では、バッファ回路(または振幅変
換回路)61を設けることによって、差動信号処理回路
2の出力信号の振幅が小さくても、スイッチング回路に
十分に大きな振幅の駆動信号を供給している。
【0040】図6はバッファ回路61の具体例を示して
いる。図6において、71,72は差動回路を構成する
NMOSFET、73,74は負荷抵抗、75は定電流
源である。差動信号処理回路2の出力11,12は各々
NMOSFET71,72のゲート端子に接続されてい
る。また、NMOSFET71のドレイン端子はCMO
Sインバータ76の入力に接続され、インバータ76の
出力は更に駆動能力の大きなCMOSインバータ77に
接続されている。同様にNMOSFET72のドレイン
端子はCMOSインバータ78の入力に接続され、イン
バータ78の出力は更に駆動能力の大きなCMOSイン
バータ79に接続されている。そして、CMOSインバ
ータ77の出力67はスイッチング回路を構成するNM
OSFET63のゲート端子に、CMOSインバータ7
9の出力66はNMOSFET62のゲート端子にそれ
ぞれ駆動信号として供給される。
【0041】本実施形態では、このように差動信号処理
回路2とスイッチング回路の間にバッファ回路(または
振幅変換回路)を設けているので、スイッチング回路に
供給する駆動信号は十分な駆動能力を持つだけでなく、
振幅は電源電圧と接地電圧の間でフルスイングするよう
になるので、差動信号処理回路2の各差動トランジスタ
を非飽和で動作させて出力の振幅が小さくなっても、ス
イッチング回路を高速で動作させることができる。
【0042】なお、本実施形態では、2段のCMOSイ
ンバータを用いてバッファリングしているが、必要とす
る駆動能力に応じてインバータの段数を増やしたり、イ
ンバータ内のFETのサイズを変えてもよい。また、イ
ンバータとしてはCMOSに限らず、バイポーラやBi
CMOSのものを用いてもよい。更に、CMOSインバ
ータ76と78、77と79の構成としては、それそれ
同一サイズ、同一レイアウトのトランジスタを用いるの
が望ましい。こうすることによって、出力66,67の
信号のディレイや波形はほぼ同一となり、画像信号の相
補性のずれが少なくなるので、画像信号に対する発光素
子15の光出力パルス幅の再現性が悪化することはな
い。また、第1の実施形態と同様に半導体基板上や実装
基板上のノイズが画像信号に重畳してもノイズの影響を
受けにくい。
【0043】図7は本発明の第3の実施形態を示すブロ
ック図である。差動信号処理回路2の前段に画像信号
5,6と制御信号7,8の両方または一方のDCレベル
や振幅を差動信号処理回路2の入力レンジに合わせて変
換するための入力信号変換回路81を設けている。その
他の構成は図1と同じである。ここで、図2の差動信号
処理回路2においては画像信号5,6と制御信号7,8
とでは、信号のDCレベルを変えないと、処理回路内の
各トランジスタが非飽和領域で動作できない。本実施形
態では、入力信号変換回路81で画像信号や制御信号の
DCレベルを差動信号処理回路2の入力レンジに合わせ
て変換することにより、差動信号処理回路2の各トラン
ジスタを確実に非飽和で動作させている。
【0044】図8(a),(b)は入力信号変換回路8
1の具体例を示している。図8(a)の回路はエミッタ
フォロワの回路で、トランジスタ83、C−Bショート
のトランジスタ84、定電流源86から成っている。こ
の回路では、画像信号(または制御信号)のDCレベル
を2VBE(VBEはトランジスタのベース−エミッタ間電
圧)だけ接地電位側にシフトさせることができる。ま
た、図8(b)の回路は抵抗88〜90、トランジスタ
91、定電流源92から成っていて、DCレベルをシフ
トできるばかりでなく、振幅も変換することが可能であ
る。
【0045】具体的に説明すると、まず、例えば画像信
号や制御信号を出力する回路がCMOSトランジスタで
構成されている場合、ハイレベルは電源電圧、ローレベ
ルは接地電位である。ここで、抵抗88,89,90の
抵抗値の比を1:0.75:1とすると、トランジスタ
91のベース端子には、ハイレベルとして約0.54V
CC,ローレベルとして0.4VCCが現われる。但し、ト
ランジスタ91のベース電流は無視するものとする。従
って、エミッタフォロワでバッファリングした出力93
は、 ハイレベル:0.54VCC−VBE ローレベル:0.4VCC−VBE となる。VCC=5Vとすると、出力93の振幅は約70
0mV(0.14VCC)となり、画像信号や制御信号の
振幅を変換することができる。
【0046】このように本実施形態では、相補的な画像
信号5,6、相補的な制御信号7,8を差動信号処理回
路2の入力レンジに応じてDCレベルや振幅を変換する
ことにより、差動信号処理回路2の入力レンジに合わな
い画像信号や制御信号が供給された場合でも、画像信号
の相補性のずれを小さく、また発光素子15の光出力パ
ルス幅の再現性も良好にすることができる。
【0047】また、差動信号処理回路2の入力レンジ
は、回路内の各トランジスタを非飽和で動作させるため
に大きくとれない。この点に関し、本実施形態では、入
力信号変換回路81を設けて画像信号や制御信号の振幅
を変換することにより、画像信号を出力するイメージコ
ントローラ(図示せず)や制御信号を出力するシーケン
スコントローラ(図示せず)から発光素子駆動回路1ま
でCMOSレベルのようにより論理振幅の大きい信号で
画像信号や制御信号を伝送できるので、ノイズの影響を
受けにくくすることができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、相
補的な画像信号と少なくとも1つの制御信号の論理信号
処理をシングルエンドの信号に変換することなく行い、
出力された相補的な信号によって発光素子に駆動電流を
供給するスイッチング回路を駆動しているので、スイッ
チング回路における駆動パルスの相補性のずれを小さく
でき、動作速度の高速化に対応することができる。ま
た、半導体基板上や実装基板上のノイズが重畳してもシ
ングルエンドの画像信号で処理する従来装置に比べてノ
イズに強い駆動回路を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発光素子駆動装置の第1の実施形態の
構成を示す図である。
【図2】図1の差動信号処理回路を詳細に示す回路図で
ある。
【図3】差動信号処理回路の他の例を示す回路図であ
る。
【図4】図2の差動信号処理回路に用いる電圧発生回路
の回路図である。
【図5】本発明の第2の実施形態を示す図である。
【図6】図5の実施形態のバッファ回路を詳細に示す回
路図である。
【図7】本発明の第3の実施形態を示す回路図である。
【図8】図7の実施形態の入力信号変換回路の具体例を
示す回路図である。
【図9】本願出願人による従来例の発光素子駆動回路を
示す回路図である。
【図10】本願出願人による従来例の画像形成装置を示
すブロック図である。
【図11】図10の画像形成装置の動作を説明するため
のタイムチャートである。
【図12】一般的なECLの2入力のNOR回路を示す
回路図である。
【符号の説明】
1 発光素子駆動回路 2 差動信号処理回路 9 定電流源 13,14 トランジスタ 15 発光素子 61 バッファ回路 81 入力信号変換回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された相補的な画像信号と少なくと
    も1つの制御信号の論理処理を前記画像信号の相補性を
    保ったまま行い、前記画像信号と制御信号に基づいて相
    補的な出力信号を生成する信号処理回路と、差動回路か
    ら成り、発光素子に駆動電流を供給するスイッチング回
    路とを備え、前記信号処理回路から出力される相補的な
    出力信号によって前記スイッチング回路を駆動すること
    を特徴とする発光素子駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記信号処理回路は、前記画像信号と制
    御信号のオアとノアまたはアンドとナンドの論理信号を
    出力することを特徴とする請求項1に記載の発光素子駆
    動装置。
  3. 【請求項3】 前記信号処理回路とスイッチング回路の
    間に、前記信号処理回路の出力を増幅する増幅手段を設
    けたことを特徴とする請求項1に記載の発光素子駆動装
    置。
  4. 【請求項4】 前記信号処理回路の前段に前記画像信号
    または制御信号のDCレベルと振幅の少なくとも一方を
    信号処理回路の入力レンジに合わせて変換する手段を設
    けたことを特徴とする請求項1に記載の発光素子駆動装
    置。
  5. 【請求項5】 前記信号処理回路とスイッチング回路を
    半導体基板上に集積化したことを特徴とする請求項1に
    記載の発光素子駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記増幅手段、変換手段を半導体基板上
    に集積化したことを特徴とする請求項3、4に記載の発
    光素子駆動装置。
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