JP2001251011A - レーザダイオード駆動回路 - Google Patents

レーザダイオード駆動回路

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JP2001251011A JP2000065719A JP2000065719A JP2001251011A JP 2001251011 A JP2001251011 A JP 2001251011A JP 2000065719 A JP2000065719 A JP 2000065719A JP 2000065719 A JP2000065719 A JP 2000065719A JP 2001251011 A JP2001251011 A JP 2001251011A
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resistor
resistors
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Osamu Kikuchi
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Oki Electric Industry Co Ltd
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    • H01S5/00Semiconductor lasers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザダイオード駆動回路の低電圧駆動、及
び、低消費電力化。 【解決手段】 レーザダイオードLDの光出力を制御す
るための駆動電流Ipを、レベルシフト回路3の出力V
sftで制御する。レベルシフト回路3を、駆動電源[V
+]とスイッチバッファ5の間に挿入することで、回路
の駆動電圧の下限値[V+]−[V−]を下げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信システム、
特にレーザダイオードを用いて電気信号を光信号に変換
する光送信システムに用いられるレーザダイオード駆動
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術によるレーザダイオード駆動回
路501を、図5に示す。レーザダイオード駆動回路5
01は、駆動電源[V+],[V−]、スイッチバッフ
ァ503、スイッチ回路507、レーザダイオードL
D、抵抗R5,R505等からなる。スイッチ制御用入
力信号Vin1(正相),Vin2(逆相)で、スイッチ回
路507のトランジスタQ5,Q6の導通を切り替え、
駆動電流IpをレーザダイオードLD側か、抵抗R5側
のいずれかに導通させる。レーザダイオードLDは、発
光/消光し、入力信号に従った光信号を発生する。ま
た、レーザダイオードLDの光出力パワーを決定する駆
動電流Ipの大きさは、スイッチ回路507にカスコー
ド接続されたトランジスタQ503のベース電位Vbに
より制御される。
【0003】このレーザダイオード駆動回路501の電
源電圧[V+]−[V−]の下限値は、次の式で表され
る。 [V+]−[V−]≧ Vf+Vsw/2+Vce5+Vce503+Ip・ R505 ---------(式1) Vfは、レーザダイオードLDの順方向電圧であり、V
swはスイッチバッファ503の出力振幅であり、Vc
e5、Vce503はそれぞれトランジスタQ5,Q5
03のコレクタ−エミッタ間電圧の最小値である。それ
ぞれの値は、おおよそVfが1.5Vであり、Vswが
0.3Vであり、Vce5,Vce503が0.45V
であり、またIp・R505は0.35V程度である。
従って従来回路の電源電圧の下限値は、(式1)より、
[V+]−[V−]≧2.9Vとなり、電源電圧には現
在通信システムで一般化している3.3V単一電源を用
いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
回路構成では、電流制御トランジスタQ503が、スイ
ッチ回路507にカスコード接続されており、電源電圧
下限値を小さくできないので、将来主流となる2.5V
単一電源に対応できない。
【0005】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、レーザダイオード
駆動回路の低電圧駆動、及び、低消費電力化である。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明は、駆動電源に接続され、駆動電源電圧を
所定量だけ減少させるレベルシフト回路と、前記駆動電
源に接続されたレーザダイオードのオンオフを行う電流
スイッチと、前記レベルシフト回路に接続され、前記電
流スイッチの制御を行うスイッチバッファと、を具備す
ることを特徴とするレーザダイオード駆動回路である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の第
1の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の第
1の実施の形態に係るレーザダイオード駆動回路1であ
る。まず、レーザダイオード駆動回路1の構成を説明す
る。レーザダイオード駆動回路1は、駆動電源[V
+],[V−]と、駆動電源[V+]に直列に挿入され
るレベルシフト回路3と、さらにレベルシフト回路3に
直列に挿入されるスイッチバッファ5を備える。
【0008】さらに、レーザダイオード駆動回路1は、
スイッチバッファ5の出力で制御する電流スイッチ7
と、この電流スイッチ7で切り替えられるレーザダイオ
ードLDと抵抗R5とで構成される。
【0009】レベルシフト回路3は、入力端子23に入
力するVsetを制御することで、レベルシフト回路3の
出力Vsftを変化させ、後述するレーザダイオードLDを
駆動する電流Ipを調整する。
【0010】次に、スイッチバッファ5の構成を説明す
る。駆動電源[V+]からレベルシフト回路3の出力電
圧Vsftだけ減圧した電圧[V+]−Vsftを端子13に供
給し、該端子13の1端に抵抗R1,R2を並列に接続
し、該抵抗R1,R2の他端にトランジスタQ1,Q2
のコレクタをそれぞれ接続する。トランジスタQ1,Q
2のエミッタは共通接続されて、さらに定電流源11を
通じて駆動電源[V−]に接続される。
【0011】トランジスタQ1のベースにはスイッチ制
御用入力端子15からVin1(正相)が入力され、コレ
クタは、トランジスタQ4のベースに接続される。ま
た、トランジスタQ2のベースにはスイッチ制御用入力
端子17からVin2(逆相)が入力され、コレクタは、
トランジスタQ3のベースに接続される。
【0012】トランジスタQ3,Q4は、それぞれのコ
レクタが駆動電源[V+]に接続され、エミッタはそれ
ぞれ抵抗R3,R4を介して駆動電源[V−]に接続さ
れ、エミッタフォロアを形成している。さらにトランジ
スタQ3,Q4のエミッタは、出力端子19,21にそ
れぞれ接続され、後段の電流スイッチ7に供給される。
【0013】電流スイッチ7は、トランジスタQ5,Q
6とで構成される。トランジスタQ5のコレクタは、レ
ーザダイオードLDのカソードに接続し、該レーザダイ
オードLDのアノードは、駆動電源[V+]に接続され
る。トランジスタQ6のコレクタは抵抗R5を介して駆
動電源[V+]に接続される。トランジスタQ5,Q6
のエミッタは共通接続されて、抵抗R6を介して駆動電
源[V−]に接続される。またトランジスタQ5,Q6
のベースにはそれぞれスイッチバッファ回路5の出力端
子19,21が接続される。
【0014】次にレーザダイオード駆動回路1の動作に
ついて説明する。レベルシフト回路3の入力端子23に
は、レーザダイオードLDの駆動電流Ip制御用の入力
電圧Vsetが印加され、出力電圧としてVsftを得る。従
って、スイッチバッファ5の電源端子13には、電圧
[V+]−Vsftが印加される。
【0015】スイッチバッファ5のスイッチ制御用入力
端子15の入力Vin1(正相)に高レベルを印加し、ス
イッチ制御用入力端子17の入力Vin2(逆相)に低レ
ベルを印加した場合、トランジスタQ1はONとなり、
トランジスタQ2はOFFとなる。トランジスタQ1側
にIeが流れるため、抵抗R1に電圧降下が生じ、トラ
ンジスタQ3のベース電位が、トランジスタQ4のベー
ス電位より高くなる。
【0016】トランジスタQ3,Q4はエミッタフォロ
アとして使用されているので、どちらも常時ONであ
り、エミッタ−ベース間電圧は互いにほぼ同じである。
従って、トランジスタQ3のエミッタ電位の方がトラン
ジスタQ4のエミッタ電位より高くなる。そして、トラ
ンジスタQ3のエミッタ出力をベースに入力するトラン
ジスタQ5がONとなり、レーザダイオードLDが導通
し、発光する。このときトランジスタQ6はOFFであ
る。
【0017】逆に、スイッチバッファ5のスイッチ制御
用入力端子15の入力Vin1に低レベルを印加し、スイ
ッチ制御用入力端子17の入力Vin2に高レベルを印加
した場合、トランジスタQ1,Q2およびQ5,Q6は
前述と逆のON・OFF状態となり、即ちトランジスタ
Q5がOFFでトランジスタQ6がONとなって、抵抗
R5側に駆動電流Ipが流れ、レーザダイオードLD
は、消光する。
【0018】ここで、レーザダイオードLDの出力パワ
ーを決定する駆動電流Ipは、次式で表される。 Ip={[V+]−[V−]−Vbe3−Vbe5−Vsft}/R6----(式2) ここで、[V+]−[V−]は電源電圧であり、Vbe
3,Vbe5は、それぞれトランジスタQ3,Q5のベー
ス−エミッタ間電圧であり、固定値である。Vsftはレ
ベルシフト回路3の出力電圧であり、レベルシフト回路
3の入力端子23に入力する設定電圧Vsetを調整する
ことで、可変することができる。従って、Vsftを可変
することで、レーザダイオード駆動電流Ipの可変制御
をして、レーザダイオードLDの光出力パワーを制御す
る。
【0019】次に、電源電圧[V+]−[V−]の下限
値は、次式で表される。 [V+]−[V−]≧ Vf+Vce5+Ip・R6 ---------(式3) Vfは、レーザダイオードLDの順方向電圧であり、V
ce5はトランジスタQ5のコレクタ−エミッタ間電圧
の最小値である。それぞれの値は、おおよそVfが1.
5Vであり、Vce5が0.45Vであり、またIp・
R6は0.35Vである。従って電源電圧の下限値は、
(式3)より、[V+]−[V−]≧2.3Vとなる。
【0020】即ち、レーザダイオード駆動回路1は、
2.5V単一電源での動作が可能となるために、低消費
電力化を実現できる。また、将来他の通信用LSIと、
電源が共通化できるので、システムの電源系の簡易化、
低コスト化の効果がある。
【0021】次に、本発明の第2の実施の形態を図2に
より説明する。図2は、第2の実施の形態のレーザダイ
オード駆動回路1aを示す。レーザダイオード駆動回路
1aの、スイッチバッファ5、電流スイッチ7、駆動電
源[V+],[V−],レーザダイオードLD、抵抗R
5,R6は、前述の第1の実施の形態で説明したものと
同じ構成であり、同じ動作をするので説明を省略する。
尚、記号も同じものを付与するものとする。
【0022】レーザダイオード駆動回路1aに用いるレ
ベルシフト回路3aは、駆動電源[V+]と、スイッチ
バッファ5の端子13との間に挿入し、トランジスタQ
203と、抵抗R205,R207とからなる。トラン
ジスタQ203のベースには端子23aを介してVset
を入力する。トランジスタQ203のエミッタ−接地間
には抵抗R207を挿入し、この抵抗R207を流れる
電流をIsftとする(IsftはトランジスタQ203のコ
レクタ電流でもある)。また、トランジスタQ203の
コレクタは、スイッチバッファ5の端子13に接続する
と同時に、抵抗R205を介して駆動電源[V+]に接
続する。
【0023】レーザダイオード駆動回路1aの動作は、
第1の実施の形態で説明したものと同じであり、スイッ
チ制御用入力端子15の入力Vin1(正相)に高レベル
を印加し、スイッチ制御用入力端子17の入力Vin2
(逆相)に低レベルを印加した場合、レーザダイオード
LDは導通して発光し、逆に入力Vin1に低レベルを印
加し、入力Vin2に高レベルを印加した場合、レーザダ
イオードLDは消光する。
【0024】この際、レーザダイオードLDの駆動電流
Ipは、第1の実施の形態と同じく(式2)で表され
る。レベルシフト回路3aの出力Vsftを可変して、レ
ーザダイオードLDの駆動電流Ipを制御するのである
が、第2の実施の形態では、Vsftは、抵抗R205に
かかる電圧として、次式のように表される。 Vsft=(Isft+Ie)・R205---------(式4) ここで、Isftは、トランジスタQ203のコレクタ電
流であり、Ieは定電流源11を流れる電流である。
【0025】即ち、トランジスタQ203のベース電位
Vsetを可変することで、ダイオードLDの駆動電流I
pを制御する。
【0026】尚、電源電圧[V+]−[V−]の下限値
も、第1の実施の形態と同じく(式3)で表され、低消
費電力化の効果がある。
【0027】このように、第2の実施の形態において
も、第1の実施の形態と同様、低消費電力化、システム
の電源系の簡易化、低コスト化の効果がある。さらに、
レベルシフト回路3aは、抵抗素子2つとトランジスタ
1つという、簡単な構成であり、しかも集積化に適した
レーザダイオード駆動回路を実現できる。
【0028】図3は、本発明の第3の実施の形態のレー
ザダイオード駆動回路1bを示す。レーザダイオード駆
動回路1bの、スイッチバッファ5、電流スイッチ7、
駆動電源[V+],[V−],レーザダイオードLD、
抵抗R5,R6は、前述の第1の実施の形態で説明した
ものと同じ構成であり、同じ動作をするので説明を省略
する。尚、記号も同じものを付与するものとする。
【0029】レーザダイオード駆動回路1bに用いるレ
ベルシフト回路3bは、駆動電源[V+]と、スイッチ
バッファ5の端子13との間に挿入する。レベルシフト
回路3bは、トランジスタQ309と、抵抗R321
と、定電圧源323と、FETスイッチ群(S1,S2
…)と、抵抗群(R311,R313…)と、ロジック
インターフェース303と、メモリ305と、デコーダ
307とからなる。
【0030】トランジスタQ309のベースには定電圧
源323を接続する。また、トランジスタQ309のコ
レクタは、スイッチバッファ5の端子13に接続すると
同時に、抵抗R321を介して駆動電源[V+]に接続
する。抵抗群(R311,R313…)は、直列接続さ
れ、その一端はトランジスタQ309のエミッタに接続
する。他端は、FETスイッチ群のうちの1つのFET
のドレインに接続される。
【0031】FETスイッチ群(S1,S2…)のう
ち、導通させるFETを選択することにより、抵抗群
(R311,R313…)の合成抵抗Rpotを可変す
る。この合成抵抗Rpotを流れる電流(即ちトランジス
タQ309のコレクタ電流でもある)をIsftとする。
【0032】FETスイッチ群(S1,S2…)の、各
FETのゲートはデコーダ307出力に接続され、各F
ETのソースは共通接続されて接地し、各FETのドレ
インは、抵抗群(R311,R313…)の接続点に各
々接続される。
【0033】ロジックインターフェース303は、端子
23bから信号Vsetを受け、メモリ305と通信し
て、デコーダ307へ出力する。
【0034】レーザダイオード駆動回路1bの動作は、
第1の実施の形態で説明したものと同じであり、スイッ
チ制御用入力端子15の入力Vin1(正相)に高レベル
を印加し、スイッチ制御用入力端子17の入力Vin2
(逆相)に低レベルを印加した場合、レーザダイオード
LDは導通して発光し、逆に入力Vin1に低レベルを印
加し、入力Vin2に高レベルを印加した場合、レーザダ
イオードLDは消光する。
【0035】この際、レーザダイオードLDの駆動電流
Ipは、第1の実施の形態と同じく(式2)で表され
る。即ち、レベルシフト回路3bの出力Vsftを可変し
て、レーザダイオードLDの駆動電流Ipを制御するの
であるが、第3の実施の形態では、Vsftは、抵抗R3
21にかかる電圧として、次式のように表される。 Vsft=(Isft+Ie)・R321 --------(式5) ここで、Isftは、トランジスタQ309のコレクタ電
流であり、Ieは定電流源11を流れる電流である。
【0036】即ち、第3の実施の形態では、合成抵抗R
potの値を制御するとIsftが可変してレベルシフト回路
3bの出力Vsftが可変し、レーザダイオードLDの駆
動電流Ipが制御される。
【0037】次に、合成抵抗Rpotの値を制御する手順
について説明する。レベルシフト回路3bの端子23b
には、ロジックインターフェ−ス303への信号Vset
を入力する。信号Vsetは、上記合成抵抗Rpotの値を制
御するためのデジタル信号である。ロジックインターフ
ェース303は、抵抗Rpotの調整値や設定値を記憶し
ているメモリ305と通信して信号Vsetを処理し、抵
抗Rpotの値を制御する信号をデコーダ307に送る。
【0038】FETスイッチ群(S1,S2…)の各F
ETのゲートに接続されているデコーダ307は、受信
した信号を処理して、FETを選択して導通させること
で、合成抵抗Rpotの値を制御する。例えば、デコーダ
307によりFETスイッチS1からSnのうちS2の
みが導通すれば、Rpot=R311となり、S3のみが
導通すれば、Rpot=R311+R313となる。この
ように、信号Vsetで合成抵抗Rpotの値を可変すること
で、ダイオードLDの駆動電流Ipを制御する。
【0039】尚、レーザダイオード駆動回路1bの電源
電圧[V+]−[V−]の下限値も、第1の実施の形態
と同じく(式3)で表され、低消費電力化の効果があ
る。
【0040】このように、第3の実施の形態において
も、第1の実施の形態と同様、低消費電力化、システム
の電源系の簡易化、低コスト化の効果がある。さらに、
駆動電流Ipを制御するレベルシフト回路3bに、ロジ
ックインターフェース303を使用しているので、レー
ザダイオードLDの光出力パワーをコンピュータ等によ
り容易に自動調整できる。
【0041】図4は、本発明の第4の実施の形態のレー
ザダイオード駆動回路1cを示す。レーザダイオード駆
動回路1cの、スイッチバッファ5、電流スイッチ7、
駆動電源[V+],[V−],レーザダイオードLD、
抵抗R5,R6は、前述の第1の実施の形態で説明した
ものと同じ構成であり、同じ動作をするので説明を省略
する。尚、記号も同じものを付与するものとする。
【0042】レーザダイオード駆動回路1cに用いるレ
ベルシフト回路3cは、駆動電源[V+]と、スイッチ
バッファ5の端子13との間に挿入する。レベルシフト
回路3cは、FETスイッチ群(S1,S2…)と、抵
抗群(R403,R405…)と、ロジックインターフ
ェース303と、メモリ305と、デコーダ307とか
らなる。
【0043】抵抗群(R403,R405…)は、直列
接続され、その一端は駆動電源[V+]に接続する。他
端は、FETスイッチ群(S1,S2…)のうちの1つ
のFETのドレインに接続される。FETスイッチ群
(S1,S2…)の、各FETのゲートはデコーダ30
7出力に接続され、各FETのソースは共通接続されて
とスイッチバッファ5の端子13に接続され、各FET
のドレインは、抵抗群(R403,R405…)の接続
点に各々接続される。
【0044】デコーダ307、ロジックインターフェー
ス303、メモリ305の構成と動作は、第3の実施の
形態と同じなので省略する。
【0045】レーザダイオード駆動回路1cの動作は、
第1の実施の形態で説明したものと同じであり、スイッ
チ制御用入力端子15の入力Vin1(正相)に高レベル
を印加し、スイッチ制御用入力端子17の入力Vin2
(逆相)に低レベルを印加した場合、レーザダイオード
LDは導通して発光し、逆に入力Vin1に低レベルを印
加し、入力Vin2に高レベルを印加した場合、レーザダ
イオードLDは消光する。
【0046】この際、レーザダイオードLDの駆動電流
Ipは、第1の実施の形態と同じく(式2)で表され
る。即ち、レベルシフト回路3cの出力Vsftを可変し
て、レーザダイオードLDの駆動電流Ipを制御するの
であるが、第4の実施の形態では、Vsftは、次式のよ
うに表される。 Vsft=Ie・Rpot --------(式6) ここで、Ieは定電流源11を流れる電流である。
【0047】即ち、第4の実施の形態では、合成抵抗Rp
otの値を制御して、レベルシフト回路3cの出力Vsftを
可変し、レーザダイオードLDの駆動電流Ipを制御す
る。
【0048】合成抵抗Rpotの値を制御する手順につい
ては、第3の実施の形態と同じである。つまり、デコー
ダ307は、受信した信号を処理して、FETを選択し
て導通させることで、合成抵抗Rpotの値を制御する。
即ち、信号Vsetで合成抵抗Rpotの値を可変すること
で、ダイオードLDの駆動電流Ipを制御する。
【0049】尚、レーザダイオード駆動回路1cの電源
電圧[V+]−[V−]の下限値も、第1の実施の形態
と同じく(式3)で表され、低消費電力化の効果があ
る。
【0050】このように、第4の実施の形態において
も、第3の実施の形態と同様、低消費電力化、システム
の電源系の簡易化、低コスト化の効果、及び、レーザダ
イオードLDの光出力パワーのコンピュータ制御化の効
果がある。さらに、第4の実施の形態においては、レベ
ルシフト回路で消費される電流(図2,図3におけるI
sft)を省略できるので、さらに低消費電力化されたレ
ーザダイオード駆動回路が提供できる。
【0051】尚、レベルシフト回路3は、前述した第2
の実施形態から第4の実施形態に示された構成に限ら
ず、他の回路構成でもよい。
【0052】尚、本発明によるレーザダイオード駆動回
路は、光通信システムの、電気信号を光信号に変換し送
信する光送信回路に適用できる。また、光通信システム
に限らず、レーザダイオードを使用し、電気信号を光信
号に変換する回路を持つすべてのシステムに適用でき
る。
【0053】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、レーザダイオード駆動回路の低電圧駆動、及び、
低消費電力化ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るレーザダイオ
ード駆動回路図
【図2】第2の実施の形態に係わるレーザダイオード駆
動回路図
【図3】第3の実施の形態に係わるレーザダイオード駆
動回路図
【図4】第4の実施の形態に係わるレーザダイオード駆
動回路図
【図5】従来のレーザダイオード駆動回路図
【符号の説明】
1,1a,1b,1c・・・ レーザダイオード駆動回路 501・・・ 従来のレーザダイオード駆動回路 3,3a,3b,3c・・・ レベルシフト回路 5・・・ スイッチバッファ 7・・・ 電流スイッチ 15,17・・・ スイッチ制御用入力端子 19,21・・・ スイッチバッファ出力端子 11,511・・・ 定電流源 303・・・ ロジックインターフェース 305・・・ メモリ 307・・・ デコーダ Q1〜Q6,Q503,Q203,Q309・・・ トラン
ジスタ R1〜R6,R505・・・ 抵抗 LD・・・ レーザダイオード [V+],[V−]・・・ 駆動電源

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動電源に接続され、駆動電源電圧を所
    定量だけ減少させるレベルシフト回路と、 前記駆動電源に接続されたレーザダイオードのオンオフ
    を行う電流スイッチと、 前記レベルシフト回路に接続され、前記電流スイッチの
    制御を行うスイッチバッファと、 を具備することを特徴とするレーザダイオード駆動回
    路。
  2. 【請求項2】 前記レベルシフト回路は、外部から入力
    される信号Vsetに応じて駆動電源電圧を減少させる量
    を変更することを特徴する請求項1記載のレーザダイオ
    ード駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記レベルシフト回路は、 前記駆動電源電圧に接続される抵抗と、 この抵抗の他端にコレクタが接続され、ベースに信号V
    setが入力されるトランジスタと、 を具備することを特徴する請求項2記載のレーザダイオ
    ード駆動回路。
  4. 【請求項4】 前記レベルシフト回路は、 前記駆動電源電圧と前記スイッチバッファの間に設けら
    れる第1の抵抗と、 前記第1の抵抗にトランジスタを介して接続された複数
    の抵抗とを有し、 前記複数の抵抗の合成抵抗を可変することにより、前記
    第1の抵抗に発生する電圧を可変することを特徴とする
    請求項2記載のレーザダイオード駆動回路。
  5. 【請求項5】 前記複数の抵抗は直列に接続され、 前記複数の抵抗の間とアース側とに複数のスイッチを設
    け、 外部から入力される信号Vsetに応じて前記スイッチを
    切り替えて、複数の抵抗の合成抵抗を可変するデコーダ
    を設けることを特徴とする請求項4記載のレーザダイオ
    ード駆動回路。
  6. 【請求項6】 前記レベルシフト回路は、 前記駆動電源電圧と前記スイッチバッファとの間に、複
    数の抵抗からなる合成抵抗を設け、 この合成抵抗の合成抵抗値を可変するものであることを
    特徴とする請求項2記載のレーザダイオード駆動回路。
  7. 【請求項7】 前記複数の抵抗は直列に接続され、 前記複数の抵抗の間と前記スイッチバッファとの間に複
    数のスイッチを設け、 外部から入力される信号Vsetに応じて前記スイッチを
    切り替えて、複数の抵抗の合成抵抗を可変するデコーダ
    を設けることを特徴とする請求項6記載のレーザダイオ
    ード駆動回路。
  8. 【請求項8】 前記レーザダイオードに第1のトランジ
    スタが接続され、 前記レーザダイオードと並列に抵抗と第2のトランジス
    タが設けられ、 前記スイッチバッファにより、前記第1のトランジスタ
    と前記第2のトランジスタがオンオフされることを特徴
    とする請求項1記載のレーザダイオード駆動回路。
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