JP2001284991A - ソースフォロア回路、レーザ駆動装置、半導体レーザ装置、電流電圧変換回路および受光回路 - Google Patents

ソースフォロア回路、レーザ駆動装置、半導体レーザ装置、電流電圧変換回路および受光回路

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JP2001284991A
JP2001284991A JP2000098938A JP2000098938A JP2001284991A JP 2001284991 A JP2001284991 A JP 2001284991A JP 2000098938 A JP2000098938 A JP 2000098938A JP 2000098938 A JP2000098938 A JP 2000098938A JP 2001284991 A JP2001284991 A JP 2001284991A
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gate
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Seigo Koyakata
清吾 古館
Hideshi Tsumura
英志 津村
Sosaku Sawada
宗作 澤田
Hiroshi Hara
弘 原
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/04Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping, e.g. by electron beams
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/06Arrangements for controlling the laser output parameters, e.g. by operating on the active medium
    • H01S5/068Stabilisation of laser output parameters
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定電流特性を改善された電流源を有するソー
スフォロア回路、これを含むレーザ駆動装置、半導体レ
ーザ装置、電流電圧変換回路および受光回路を提供す
る。 【解決手段】ソースフォロア回路10は、ソースフォロア
段12およびバイアス段14を備える。ソースフォロア段
は、電界効果トランジスタ16,18,20を有する。バイアス
段14は、第1のバイアス電圧を提供する第1のノード、
および第1のバイアス電圧と異なる第2のバイアス電圧
を提供する第2のノードを有する。トランジスタ16のゲ
ートは入力26に結合され、そのソースは出力28に結合さ
れている。トランジスタ18のゲートは、第2のノードに
接続されている。トランジスタ20のゲートは、第1のノ
ードに接続されている。トランジスタ20は、トランジス
タ16のソースおよびトランジスタ18のドレインの間に設
けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソースフォロア回
路、レーザ駆動装置、半導体レーザ装置、電流電圧変換
回路および受光回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のソースフォロア回路では、ソース
フォロア回路は、ソースフォロア段およびバイアス段を
備える。ソースフォロア段は、ソース、ドレインおよび
ゲートを持つ第1および第2の電界効果トランジスタを
有する。第1の電界効果トランジスタにおいて、ゲート
は入力に接続され、ドレインが接地電位線に接続され、
ソースは出力に接続されている。第2の電界効果トラン
ジスタにおいて、ソースは負電源線に接続され、ドレイ
ンは出力に接続されている。バイアス段は、接地電位線
と負電源線との間に直列接続された2つの抵抗を有し、
その抵抗の接続点は第2の電界効果トランジスタのゲー
トに接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなソースフォ
ロア回路は従来から採用されている。しかしながら、半
導体集積回路に微細なトランジスタが適用されるように
なるにつれて、ソースフォロア回路における電流源部が
提供する電流の定電流性がしだいに悪化する傾向にある
という問題点を発見した。発明者は、このようなソース
フォロア回路の特性を改善するために検討を行った。
【0004】この検討の結果、発明者は以下の点に気づ
いた。集積回路の動作速度を向上するために、電界効果
トランジスタのチャネル長は短チャネル化される。一
方、この短チャネル化によって、電界効果トランジスタ
のドレイン電流の飽和特性は悪くなる。このため、電流
源を得るために電界効果トランジスタのドレイン電流特
性を利用すると、電界効果トランジスタの短チャネル化
によってソースフォロア回路の利得が減少してしまう。
【0005】発明者はさらに検討を重ねた。電界効果ト
ランジスタの定電流性を確保するために、電流源に使用
する電界効果トランジスタのチャネル長を長くすること
ができる。しかしながら、チャネル長が異なる電界効果
トランジスタを採用すると、そのしきい値電圧が変わっ
てしまうことに気づいた。これは、ソースフォロア回路
を設計する上で好ましいことではない。すなわち、ソー
スフォロア回路において使用する電流源の特性に対する
回路手法的なアプローチが望まれている。
【0006】そこで、本発明の目的は、定電流特性を改
善された電流源回路を含むソースフォロア回路、レーザ
駆動装置、半導体レーザ装置、電流電圧変換回路および
受光回路を提供することにした。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明者は、この目的を達
成するために様々な試行錯誤を試みた。その結果、本発
明を以下のような構成とした。
【0008】本発明に係わるソースフォロア回路は、ソ
ースフォロア段と、バイアス段と、を備える。ソースフ
ォロア段は、ソース、ドレインおよびゲートを持つ第
1、第2および第3の電界効果トランジスタを有する。
バイアス段は、第1のバイアス電圧を提供する第1のノ
ード、および前記第1のバイアス電圧と異なる第2のバ
イアス電圧を提供する第2のノードを有する。
【0009】このソースフォロア回路では、各回路素子
は以下のように接続されている。第1の電界効果トラン
ジスタのゲートは、入力に電気的に結合されている。第
1の電界効果トランジスタのソースは、出力に電気的に
結合されている。第2の電界効果トランジスタのゲート
は、第2のノードに接続されている。第3の電界効果ト
ランジスタのゲートは、第1のノードに接続されてい
る。第3の電界効果トランジスタは、第1の電界効果ト
ランジスタのソースおよび第2の電界効果トランジスタ
のドレインの間に配置されている。
【0010】ソースフォロア回路では、第2および第3
の電界効果トランジスタは直列に接続され、それぞれの
ゲートには異なるバイアス電圧が与えられている。第2
および第3の電界効果トランジスタは、それぞれのドレ
イン電流特性を有している。第1の電界効果トランジス
タのゲートの電圧に応じて、ソースフォロア回路の結合
している出力の電圧は変化し、この変化により第3の電
界効果トランジスタのドレインの電圧も変化する。
【0011】第3の電界効果トランジスタのドレイン電
圧が変化すると、そのドレイン電流も、第2の電界効果
トランジスタからの影響が無いと仮定すれば、ドレイン
電流特性に応じて変化する。このドレイン電流は第2の
電界効果トランジスタにも流れるので、第2の電界効果
トランジスタのドレイン電圧は、この電流を流すため
に、ドレイン電流特性に応じて変化する。仮に、その変
化がドレイン電流を増大する方向へ向いているとき、第
2の電界効果トランジスタのソース−ドレイン電圧の増
大は、第3の電界効果トランジスタのソース−ゲート間
電圧を縮小する。これは、出力の変化による第3の電界
効果トランジスタのドレイン電流の変化を縮小するよう
に作用する。このため、第3の電界効果トランジスタの
ドレイン電圧に変化によって引き起こされるドレイン電
流の増加は、第3の電界効果トランジスタ自身のドレイ
ン電流特性に応じた変化よりも小さくなる。また、その
変化がドレイン電流を減少する方向へ向いているとき
も、同様に説明される。
【0012】本発明に係わるレーザ駆動装置は、差動対
回路と、第1のソースフォロア回路と、第2のソースフ
ォロア回路と、を備える。差動対回路は、一対の電界効
果トランジスタと、電流源とを有する。一対の電界効果
トランジスタは、差動対を構成するように接続されてい
る。電流源は、一対の電界効果トランジスタの各ソース
に接続されている。第1のソースフォロア回路は、一対
の電界効果トランジスタの一方のゲートに接続された出
力、および入力を持つ。第2のソースフォロア回路は、
一対の電界効果トランジスタの他方のゲートに接続され
た出力、および入力を持つ。第1および第2のソースフ
ォロア回路の各々は、ソースフォロア段と、バイアス段
とを備え、既に記述されたようなソースフォロア回路を
含むことができる。
【0013】本発明に係わる半導体レーザ装置は、アノ
ードおよびカソードを有する半導体レーザと、レーザ駆
動装置とを備える。半導体レーザ装置は以下のように接
続されている。レーザ駆動装置において、差動対回路の
一対の電界効果トランジスタの一方のドレインは、半導
体レーザのカソードに接続されている。差動対回路の一
対の電界効果トランジスタの他方のドレインは、基準電
位線に接続されている。半導体レーザのアノードは、基
準電位線に接続されている。
【0014】本発明に係わる電流電圧変換回路は、前置
増幅回路を備える。前置増幅回路は、電流信号を受ける
ように設けられた入力、出力、増幅部、並びにフィード
バック部、を有する。増幅部は、入力および出力の間に
配置されている。フィードバック部は、入力および出力
の間を接続されている。
【0015】前置増幅回路は、増幅段と、ソースフォロ
ア段と、バイアス段と、を備える。増幅段は、入力から
の信号を増幅する。ソースフォロア段は、既に記述され
た接続および以下に記述される接続を備えることがで
き、バイアス段は、既に記述された接続および以下に記
述される接続を備えることができる。
【0016】本発明に係わる受光回路は、フォトダイオ
ードと、電流電圧変換回路とを備える。フォトダイオー
ドは、アノードおよびカソードを有する。電流電圧変換
回路の前置増幅回路は、アノードおよびカソードの一方
に接続された入力、出力、増幅部、並びにフィードバッ
ク部、を有する。増幅部は、入力および出力の間に配置
されている。フィードバック部は、入力および出力の間
を接続されている。前置増幅回路は、既に記述された接
続を備えることができる。フィードバック部としては、
入力および出力の間に接続された抵抗体、並びに入力お
よび出力にソースおよびドレインがそれぞれ接続され所
定の抵抗値を示す電界効果トランジスタが例示される。
【0017】以下に示される本発明に係わる特徴は、上
記の発明と組み合わされることができる。また、以下に
示される本発明に係わる特徴を任意に組み合わせること
ができ、これによって、それぞれの作用および効果並び
にその組合せにより得られる作用および効果を享受する
ことができる。
【0018】本発明に係わるソースフォロア回路、レー
ザ駆動装置、半導体レーザ装置、および受光回路では、
バイアス段は、第1および第2のノードの間に設けられ
た第1の抵抗体を有することができる。
【0019】本発明に係わるソースフォロア回路、レー
ザ駆動装置、半導体レーザ装置、および受光回路では、
バイアス段は、第1および第2のノードの間に設けられ
たダイオードを有することができる。
【0020】本発明に係わるソースフォロア回路、レー
ザ駆動装置、半導体レーザ装置、および受光回路では、
バイアス段は、ソース、ドレインおよびゲートを持つ第
4の電界効果トランジスタを有することができ、また第
4の電界効果トランジスタのドレインおよびゲートは、
第2のノードに接続されることができる。
【0021】本発明に係わるソースフォロア回路、レー
ザ駆動装置、半導体レーザ装置、および受光回路では、
第1〜第4の電界効果トランジスタは、デプリーション
型トランジスタであることができる。
【0022】本発明に係わるソースフォロア回路、レー
ザ駆動装置、半導体レーザ装置、および受光回路では、
バイアス段は、ソース、ドレインおよびゲートを持つ第
5および第6の電界効果トランジスタ、第2および第3
の抵抗体を有することができる。第5の電界効果トラン
ジスタのソースは、第1のノードに接続されることがで
きる。第5の電界効果トランジスタのゲートは、第2の
抵抗体と第6の電界効果トランジスタのドレインとの間
の第3のノードに接続されることができる。第6の電界
効果トランジスタのゲートおよび第3の抵抗体は、第2
のノードに接続されることができる。
【0023】本発明に係わるソースフォロア回路、レー
ザ駆動装置、半導体レーザ装置、および受光回路では、
電界効果トランジスタは、デプリーション型トランジス
タであることができる。
【0024】本発明に係わるソースフォロア回路、レー
ザ駆動装置、半導体レーザ装置、および受光回路は、第
1のノードと、第1の基準電位線との間に設けられた第
4の抵抗体を更に備えることができる。第1の電界効果
トランジスタのドレインは、第1の基準電位線に電気的
に接続され、第2および第4の電界効果トランジスタの
ソースは、第2の基準電位線に電気的に接続されること
ができる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の知見は、例示として示さ
れた添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮するこ
とによって容易に理解することができる。
【0026】引き続いて、本発明の実施の形態を添付図
面を参照しながら説明する。可能な場合には、同一の部
分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
【0027】図1(a)は、本実施の形態に係わるソース
フォロア回路10は、ソースフォロア段12と、バイア
ス段14と、を備える。ソースフォロア段12はn導電
型の第1、第2および第3の電界効果トランジスタ1
6、18、20を有し、各々の電界効果トランジスタ
は、ソース、ドレインおよびゲートを持つ。バイアス段
14は、第1のバイアス電圧を提供する第1のノード2
2、および第2のバイアス電圧を提供する第2のノード
24を有する。第1のバイアス電圧は、第2のバイアス
電圧と異なる。
【0028】ソースフォロア段12では、以下のように
接続されている。第1の電界効果トランジスタ16のゲ
ート16aは、入力26に結合されている。第1の電界
効果トランジスタ16のソース16bは、出力28に結
合されている。第2の電界効果トランジスタ18のゲー
ト18aは、第2のノード24に接続されている。第3
の電界効果トランジスタ20のゲート20aは、第1の
ノード22に接続されている。第3の電界効果トランジ
スタ20は、第1の電界効果トランジスタ16のソース
16bおよび第2の電界効果トランジスタ18のドレイ
ン18cの間に設けられている。
【0029】本実施の形態においては、第2の電界効果
トランジスタ18のドレイン18cは、第3の電界効果
トランジスタ20のソース20bに接続されている。第
2の電界効果トランジスタ18のソース18bは、接地
電位線といった基準電位線に接続されている。第1の電
界効果トランジスタ16のソース16bは、第3の電界
効果トランジスタ20のドレイン20cに接続されてい
る。第1の電界効果トランジスタ16のドレイン16c
は、電源電位線といった基準電位線に接続されている。
第1の電界効果トランジスタ16のソース16bと、第
3の電界効果トランジスタ20のドレイン20cとの間
には、例えば1又は複数のダイオードを含むレベルシフ
トするレベルシフト部を有することができる。
【0030】本発明は、本実施の形態に限定されるもの
ではなく、第1の電界効果トランジスタ16のソース1
6bおよび第2の電界効果トランジスタ18のドレイン
18cの間には、任意の数の電界効果トランジスタが設
けられることができ、バイアス段14は、これらのトラ
ンジスタのゲートにバイアスを与える。
【0031】図1(b)は、第2および第3の電界効果ト
ランジスタ18、20のドレイン電流特性をそれぞれ模
式的に表す特性図であり、ドレイン電流特性は、横軸に
ソース−ドレイン電圧、縦軸にドレイン電流を示してい
る。図1(c)は、第2および第3の電界効果トランジス
タ18、20が組み合わされた電流源の電圧−電流特性
を模式的に表す特性図であり、この電流特性は、横軸に
電流源への印加電圧、縦軸に電流源が流す電流を示して
いる。
【0032】電流源が、単一の電界効果トランジスタか
らなるときは、この電界効果トランジスタのドレイン電
流特性、つまり図1(b)に示された電流特性を示す。こ
のとき、電流源の両端への印加電圧に対する電流源電流
の特性は、(△Ic/△Vc)で表される。一方、電流源が
複数の電界効果トランジスタからなるときは、図1(c)
に示された電流特性を示す。このとき、電流源の両端へ
の印加電圧に対する電流源電流の特性は、(△I/△V)
で表される。ここで、(△Ic/△Vc)>(△I/△V)が
達成されるようにできる。
【0033】これは以下のように理解される。
【0034】第2および第3の電界効果トランジスタ1
8、20は、いわゆる飽和領域で動作するようにバイア
スされる。このため、ドレイン電流の主要な変化はゲー
ト−ソース電圧によって引き起こされる。しかしなが
ら、電界効果トランジスタのドレイン電流は、短チャネ
ル化の影響によりソース−ドレイン電圧に対しても無視
できない依存性を有する。これは、出力電圧の変化に応
じて、電流源の電流値が変化することを意味する。とこ
ろが、本実施の形態においては、電流源は、異なるゲー
トバイアスを受ける第2および第3の電界効果トランジ
スタ18、20を備えている。このため、出力の電圧上
昇により電流源電流が増加したとすると、この電流増分
を受けるためには第2の電界効果トランジスタ18のソ
ース−ドレイン電圧が増加する必要がある。これは、第
3の電界効果トランジスタ20のソース−ゲート電圧の
減少をもたらす。この減少によって、結果として、電流
源電流の増加が抑えられる方向に作用する。つまり、第
2の電界効果トランジスタ18が、第3の電界効果トラ
ンジスタ20に対して負帰還をかけるように作用する。
【0035】このような電流源を含むソースフォロア回
路10では、電界効果トランジスタ18、20を含む電
流源は、ある値の電流を流すように動作している。入力
26に加えられる電圧が増加すると、出力28の電圧が
大きくなる。理想的には、電流源は、出力28の電圧に
依存しないことが望ましい。なぜなら、入力26の電圧
に応じて電界効果トランジスタ16が引き起こす変化
は、電流源の電流の出力電圧依存性によって吸収されて
しまうからである。これを直流特性的に捉えると、利得
の減少につながる。本実施の形態のソースフォロア回路
は、この利得の減少を小さくするように動作する。
【0036】以上説明した電界効果トランジスタは、こ
れに限定されるものではないが、III−V族化合物半導
体電界効果トランジスタが適用されると好適である。
【0037】図2(a)〜(f)は、ソースフォロア回路1
0に適用可能な様々なバイアス段14を示している。
【0038】図2(a)を参照すると、バイアス段14
は、接地電位線と第2のノードとの間に少なくとも1つ
の抵抗120と、第1のノードと第2のノードとの間に
少なくとも1つの抵抗122と、第1のノードと電源電
位線との間に少なくとも1つの抵抗124とを備える。
このバイアス段14は、複数の抵抗を含み、第1および
第2のノードに抵抗分割された電圧を提供するように設
けられている。この回路を採用することにより、ソース
フォロア段12に必要な2種類のバイアス電圧を容易に
与えることができる。
【0039】以下に説明されるバイアス段においても同
様であるが、第1および第2のノードの電圧は、第2お
よび第3の電界効果トランジスタが飽和領域で動作する
ように規定されている。
【0040】図2(b)を参照すると、バイアス段14
は、接地電位線と第2のノードとの間に少なくとも1つ
の抵抗126と、第1のノードと第2のノードとの間に
少なくとも1つのダイオード128と、第1のノードと
電源電位線との間に少なくとも1つの抵抗130とを備
える。このバイアス段は、複数の抵抗およびダイオード
を含み、第1および第2のノードに分圧された電圧を提
供するように設けられている。この回路を採用すること
により、第2のノード22に必要なバイアス電圧を、第
1のノードに対して一定の電位差を持つ電圧として、電
源の変動に対し安定して与えることができる。
【0041】図2(c)を参照すると、バイアス段14
は、接地電位線と第2のノードとの間に電界効果トラン
ジスタ132と、第1のノードと第2のノードとの間に
少なくとも1つの抵抗134と、第1のノードと電源電
位線との間に少なくとも1つの抵抗136とを備える。
電界効果トランジスタ132のゲートおよびドレイン
は、第2のノードに接続されている。この回路を採用す
ることにより、電界効果トランジスタ132と電界効果
トランジスタ18とを同種の電界効果トランジスタとす
ることで、温度変化によるゲート・ソース電圧の変化が
電界効果トランジスタで互いに打ち消し合うため、温度
特性の優れたソースフォロア回路を構成することができ
る。第1のノード22に必要なバイアス電圧を抵抗分圧
により容易に与えることができる。この回路は、また、
エンハンスメント形電界効果トランジスタに対して好適
に適用することができる。
【0042】バイアス段14では、電界効果トランジス
タ132および電界効果トランジスタ18は電流ミラー
回路ユニットを構成する。電界効果トランジスタ132
に流れるドレイン電流は、電界効果トランジスタ132
のドレインと電源電位線との間に直列に接続された抵抗
134、136によって決定される。このドレイン電流
を流すために必要なゲート電圧は、第2のノードを介し
て電界効果トランジスタ18に与えられ、また電界効果
トランジスタ18は飽和領域で動作する。このため、電
界効果トランジスタ18には、電界効果トランジスタ1
8と電界効果トランジスタ132との寸法比に応じて、
電界効果トランジスタ132に流れている電流に関連し
た電流が流れる。
【0043】第1のノードには、第2のノードの電圧と
電源電圧との差電圧を抵抗134、136によって分圧
した電圧が与えられる図2(d)を参照すると、バイアス
段14は、接地電位線と第2のノードとの間に電界効果
トランジスタ138と、第1のノードと第2のノードと
の間に少なくとも1つのダイオード140と、第1のノ
ードと電源電位線との間に少なくとも1つの抵抗142
とを備える。電界効果トランジスタ138のゲートおよ
びドレインは、第2のノードに接続されている。この回
路を採用することにより、電界効果トランジスタ138
と電界効果トランジスタ18とを同種の電界効果トラン
ジスタとすることで、温度変化によるゲート・ソース電
圧の変化が電界効果トランジスタ138、18で互いに
打ち消し合うため、温度特性の優れたソースフォロア回
路を構成することができる。第1のノードに必要なバイ
アス電圧を、第2のノードから一定の電位差を持つ電圧
として、電源の変動に対し安定して与えることができ
る。この回路は、また、エンハンスメント形電界効果ト
ランジスタに対して好適に適用することができる。
【0044】バイアス段14では、電界効果トランジス
タ138および電界効果トランジスタ18は電流ミラー
回路ユニットを構成する。電界効果トランジスタ138
に流れるドレイン電流は、電界効果トランジスタ138
のドレインと電源電位線との間に直列に接続されたダイ
オード140および抵抗142によって決定される。
【0045】第1のノードには、第2のノードの電圧と
電源電圧との差電圧をダイオード140および抵抗14
2によって分圧した電圧が与えられる。
【0046】図2(e)を参照すると、バイアス段14
は、接地電位線と第2のノードV2との間に少なくとも
抵抗144と、第1のノードV1と第2のノードV2との
間に少なくとも1つの抵抗146と、第1のノードと電
源電位線との間に電界効果トランジスタ148とを備え
る。電圧V1を抵抗146、148により抵抗分割し
て、第2のノードV2を生成している。
【0047】バイアス段14では、また、電界効果トラ
ンジスタ150は、第2のノードの電圧V2が印加され
るように電界効果トランジスタ18のゲートに接続され
ている。電界効果トランジスタ150は、電界効果トラ
ンジスタ18と同様に飽和領域で動作している。電界効
果トランジスタ150のソースは基準電位線に接続さ
れ、そのドレインは電界効果トランジスタ148のゲー
トに接続されている。
【0048】この回路を採用することにより、電界効果
トランジスタ148、150と電界効果トランジスタ1
8とを同種の電界効果トランジスタとすることで、温度
変化による電界効果トランジスタのソース・ゲート電圧
の変化が電界効果トランジスタ150、18で互いに打
ち消し合うため、温度変化の優れたソースフォロア回路
を構成することができる。また、電界効果トランジスタ
148を用いて電界効果トランジスタ150のドレイン
電圧をゲート電圧より高い電圧で安定させることにより
電界効果トランジスタ150がディプレション形トラン
ジスタであっても飽和領域で動作させることができる。
第2のノード22に必要なバイアス電圧を抵抗分圧によ
り容易に与えることができる。この回路は、ディプレシ
ョン形電界効果トランジスタに対して好適に適用するこ
とができる。
【0049】図2(f)を参照すると、バイアス段14
は、接地電位線と第2のノードV1との間に抵抗154
と、第1のノードと第2のノードとの間に少なくとも1
つのダイオード156と、第1のノードと電源電位線と
の間に電界効果トランジスタ158とを備える。電圧V
1をダイオード156および抵抗154により分圧し
て、第2のノードV2を生成している。
【0050】この回路を採用することにより、電界効果
トランジスタ158、150と電界効果トランジスタ1
8とを同種の電界効果トランジスタとすることで、温度
変化による電界効果トランジスタのソース・ゲート電圧
の変化が電界効果トランジスタ150、18で互いに打
ち消し合うため、温度変化の優れたソースフォロア回路
を構成することができる。また、電界効果トランジスタ
158を用いて電界効果トランジスタ150のドレイン
電圧をゲート電圧より高い電圧で安定させることによ
り、電界効果トランジスタ150がディプレション形ト
ランジスタであっても飽和領域で動作させることができ
る。このため、この回路は、ディプレション形電界効果
トランジスタに対して好適に適用することができる。こ
の回路によると、第2のノードに必要なバイアス電圧
を、第1のノードから一定の電位差を持つ電圧として、
電源の変動に対し安定して与えることができる。
【0051】バイアス段14では、また、電界効果トラ
ンジスタ150は、図2(e)と同様に、第2のノードの
電圧V2が印加されるように電界効果トランジスタ18
のゲートに接続されている。電界効果トランジスタ15
0は、電界効果トランジスタ18と同様に飽和領域で動
作している。電界効果トランジスタ150のソースは基
準電位線に接続され、そのドレインは電界効果トランジ
スタ158のゲートに接続されている。
【0052】図2(e)および図2(f)のバイアス段で
は、第1および第2のノードV1、V2が上昇したとする
と、第2のノードV2の上昇は、電界効果トランジスタ
150のゲートに伝わる。電界効果トランジスタ150
は飽和領域で動作しているので、そのドレイン電流は増
加する。これによって、電界効果トランジスタ148の
ゲート電圧V3は低下する。故に、第1のノードV1は低
下し、これによって第2のノードV2も低下する。した
がって、このバイアス段では、第1および第2のノード
V1、V2が上昇しても、この上昇を抑制する方向に帰還
が加わることが理解される。このソースフォロア回路の
トランジスタはディプリーション型であり、そのゲート
長は、設計上、同一の値に設定されている。
【0053】これらの回路が同一製造プロセスで所定の
チップ面積中に同時に形成される。また、既に説明した
ように、図2(c)〜図2(f)の回路には、カレントミラ
ー回路が適用されている。このため、同一チップ内に形
成される素子は、電気的特性、温度特性といった電界効
果トランジスタの特性に関して優れた相対精度を有す
る。故に、これらの電界効果トランジスタを適用した電
流源の特性、例えば温度特性も優れたものとなる。
【0054】図3は、本実施の形態に係わるソースフォ
ロア回路の一実施例の回路図を示す。図4は、従来のソ
ースフォロア回路の回路図を示す。図5は、図3および
図4の回路において計算された利得の周波数特性図を示
す。それぞれの回路には、同一のチャネル幅およびチャ
ネル長を持つデプリーションn型トランジスタが適用さ
れている。
【0055】利得の周波数特性図は、図3および図4の
回路において、周波数を変えながら1V振幅(Vpp=2
V)の正弦波電圧を入力に加えた場合を示している。本
実施の形態に係わる実施例では、従来の回路に比べて、
直流利得が増加し、これによって周波数特性も改善され
ている。図5を参照すると、本実施の形態に係わる回路
の特性を破線で示し、周波数200MHzにおける利得
Gv=―0.39dBが達成され、従来の技術における
回路の特性を実線で示し、周波数200MHzにおける
利得Gv=―0.73dBが達成された。
【0056】図6は、第1の実施の形態のソースフォロ
ア回路を適用可能な受光回路の回路図を示している。図
6に示された受光回路40では、III-V族半導体電界効
果トランジスタといった電界効果トランジスタを採用し
た場合について説明するが、本発明はこのような例示に
限定されるものではない。本実施の形態に係わる受光回
路40は、受光部42と、増幅部43と、差動出力部4
4とを備える。なお、以下の回路では、特に示されない
限り、n型エンハンスメント電界効果トランジスタが採
用されているが、本発明は、このようなn型電界効果ト
ランジスタに限定されるものではない。
【0057】受光部42は、光ファイバといった光導波
路41を介して光信号41aを受けるフォトダイオード
PDを有する。フォトダイオードPDには、pin型フ
ォトダイオードが適用されることができる。フォトダイ
オードPDのカソードは、インダクタンスL01を介し
てフォトダイオード用電源線VPDに接続されている。
フォトダイオードPDのアノードは、増幅部43の入力
に接続されている。
【0058】増幅部43は、バイアス段45および増幅
段46を有することができる。バイアス段45は、基準
電位線VDDと基準電位線VSSとの間に直列に接続さ
れノードVCAS1にバイアス電圧を提供する。このた
めに、バイアス段45は、基準電位線VDDおよび基準
電位線VSSとノードVCAS1との間接続された複数
の抵抗RCAS10、RCAS11を有することができ
る。ノードVCAS1には、バイアス電圧を安定化する
ためのキャパシタCCASを有することができる。
【0059】増幅段46は、第1の段およびソースフォ
ロア段を有する。第1の段は、負荷46aと、ソースバ
イアス部46bと、駆動部46cとを含む。負荷46a
は、基準電位線VDDとノード51との間に接続された
抵抗R1を有する。
【0060】駆動部46cは、電界効果トランジスタI
10と、電界効果トランジスタI11と、電界効果トラ
ンジスタI13と、を有する。電界効果トランジスタI
10は、ソース、ドレインおよびゲートを有する。電界
効果トランジスタI10のゲートは、ノード50におい
て、フォトダイオードPDからの電流信号を受ける。電
界効果トランジスタI10のソースは、ノード55にお
いてソースバイアス部46bを介して基準電位線VSS
に接続されている。電界効果トランジスタI10のドレ
インは、ノード51において、負荷46aに接続されて
いる。電界効果トランジスタI11のソースは、ノード
51において電界効果トランジスタI10のドレインに
接続されている。電界効果トランジスタI11のドレイ
ンは、ノード52において負荷46aの一端に接続され
ている。電界効果トランジスタI11のゲートは、ノー
ドVCAS1に接続され、バイアス段45からバイアス
電圧を受ける。電界効果トランジスタI11を備える
と、駆動部46cの出力抵抗を大きくすることができ
る。電界効果トランジスタI13のドレインは、基準電
位線VDDに接続されている。電界効果トランジスタI
13のソースおよびゲートは、ノード51において電界
効果トランジスタI11のソースおよび電界効果トラン
ジスタI10のドレインに接続されている。電界効果ト
ランジスタI13はディプレション形トランジスタであ
る。
【0061】ソースバイアス部46bは、ノード55と
基準電位線VSSとの間に直列に接続された複数(例え
ば2個)のダイオードD28、D29と、これらのダイ
オードD28、D29に並列に接続されたバイパスキャ
パシタCCUP2とを有することができる。例えば2個
のダイオードD28、D29によって、電界効果トラン
ジスタI10のソース電位をゲートに入力される信号レ
ベルに合わせることができる。
【0062】ソースフォロア段は、信号受信部46d
と、レベルシフト部46eと、電流源部46fとを備え
る。
【0063】信号受信部46dは、電界効果トランジス
タI20を含む。電界効果トランジスタI20のドレイ
ンは第1の基準電位線VDDに接続され、そのソースは
レベルシフト部46eを介して電流源部46fに接続さ
れている。電界効果トランジスタI20のゲートは負荷
46aと駆動部46cとの接続ノード52に接続され、
第1の段からの信号を受ける。
【0064】レベルシフト部46eの適用は、それぞれ
の回路に求められる特性に応じて選択される。レベルシ
フト部46eは直列に接続された1または複数のダイオ
ード、本実施の形態においては3個のダイオードD2
1、D22、D23を有している。それぞれのダイオー
ドが順方向にバイアスされるように接続されている。1
または複数のダイオードが直列接続されたダイオード特
性素子の両端には、キャパシタCUPが接続されてい
る。キャパシタCUPは、レベルシフト電圧を安定化す
るために有効である。ダイオード特性素子の一端はノー
ド60において電界効果トランジスタI20のソースに
接続され、他端はノード64において、電流源部46f
に接続されている。
【0065】電流源部46fは、電界効果トランジスタ
I186、I21と、バイアス抵抗部RCAS20、R
CAS21、RCAS22と、キャパシタCAS2とを
備える。電界効果トランジスタI186および電界効果
トランジスタI21は、直列に接続されている。
【0066】電界効果トランジスタI21のドレインは
電界効果トランジスタI186のソースに接続され、電
界効果トランジスタI21のソースは第2の基準電位線
に接続されている。電界効果トランジスタI21のゲー
トは、バイアス電圧を提供するように直列に接続された
抵抗RCAS21、RCAS22の接続ノードVCAS
3に接続されている。
【0067】電界効果トランジスタI186のドレイン
はノード64においてレベルシフト部46eに接続さ
れ、そのゲートはバイアス電圧を提供するように直列に
接続された抵抗RCAS20、RCAS21の接続ノー
ドVCAS2に接続されている。キャパシタCAS2
は、ノードVCAS2と、基準電位線VDDおよびVS
Sのいずれかとの間に接続され、バイアス電圧を安定化
するために有効である。バイアス電圧は、電界効果トラ
ンジスタI186が飽和領域で動作するように決定され
ている。電界効果トランジスタI186のソースには電
界効果トランジスタI21が設けられているので、電流
源部46fが定電流性を示す電圧の範囲、つまり、ノー
ド64の電圧の範囲が広くなる。
【0068】差動出力部44は、バイアス段47と、差
動増幅段48と、ソースフォロア出力段49とを備え
る。
【0069】差動増幅段48は、電界効果トランジスタ
I40、I51を含む差動対部48aを有し、これらの
トランジスタI40、I51では差動対を構成するよう
にソースが互いに接続されている。電界効果トランジス
タI40のドレインは抵抗R11を含む負荷48bの一
端にノード80において接続され、負荷48bの他端は
第1の基準電位線VDDに接続されている。電界効果ト
ランジスタI51のドレインは抵抗R12を含む負荷4
8cの一端にノード90において接続され、負荷48c
の他端は第1の基準電位線VDDに接続されている。
【0070】差動対部48aを構成するトランジスタI
40のゲートは、増幅段46内のノード64からの信号
を受ける。差動対部48aを構成するトランジスタI5
1のゲートは、増幅段46内のノード64からの信号を
ローパスフィルタ部48eを介して受ける。ローパスフ
ィルタ部48eは、電界効果トランジスタI40、I5
1のゲート間に接続されている。このため、電界効果ト
ランジスタI40、I51のゲート間には抵抗R20が
設けられている。電界効果トランジスタI51のゲート
間にはキャパシタCSの一端が接続され、キャパシタC
Sの他端は所定の基準電位線に接続されている。
【0071】差動対部48aを構成するトランジスタI
40、I51のソースは、電流源部48dの一端、つま
り電界効果トランジスタI187のドレインにノード6
7において接続されている。電流源部48dは、直列に
接続された電界効果トランジスタI187、I50を有
する。電界効果トランジスタI50のソースは、基準電
位線VSSに接続されている。電界効果トランジスタI
50は、差動対部48aと基準電位線VSSとの間に接
続されている。電界効果トランジスタI187は、電界
効果トランジスタI50と、基準電位線VSSとの間に
接続されている。
【0072】ソースフォロア出力段49は、差動増幅段
48のノード80、90からの出力の少なくともいずれ
かを受ける1または2個のソースフォロア段を含む。本
実施の形態の回路では、差動増幅段48のノード80、
90からの出力をゲートに受ける電界効果トランジスタ
I52、I571を含む信号受信部49aを有する。こ
れらの電界効果トランジスタI52、I571のドレイ
ンは、それぞれ基準電位線VDDに接続されている。電
界効果トランジスタI52、I571のソースは、それ
ぞれの電流源部49b、49cの一端に電気的に接続さ
れている。それぞれの電流源部49b、49cの他端
は、基準電位線VSSに電気的に接続されている。
【0073】それぞれのレベルシフト部49d、49e
の適用は、それぞれの回路に求められる特性に応じて選
択される。レベルシフト部49dは、直列に接続された
1または複数のダイオード、本実施の形態においては3
個のダイオードD63、D199、D64を有してい
る。レベルシフト部49eは、直列に接続された1また
は複数のダイオード、本実施の形態においては3個のダ
イオードD60、D61、D200を有している。それ
ぞれのダイオードD60、D61、D63、D64、D
199、D200は、順方向にバイアスされるように接
続されている。1または複数のダイオードが直列接続さ
れたダイオード特性素子の両端には、それぞれ、キャパ
シタC8、C9が接続されている。これらのキャパシタ
C8、C9は、レベルシフト電圧を安定化するために有
効である。ダイオードD63、D199、D64を含む
一方のダイオード特性素子の一端はノード96において
電界効果トランジスタI52のソースに接続され、他端
はノード22において、電流源部49bの一端に接続さ
れている。ダイオードD60、D61、D200を含む
一方のダイオード特性素子の一端はノード100におい
て電界効果トランジスタI571のソースに接続され、
他端はノード112において、電流源部49cの一端に
接続されている。電流源部49b、49cの各々の他端
は、基準電位線VSSに接続されている。
【0074】バイアス段47は、差動増幅部48の2縦
積みトランジスタI187、I50並びにソースフォロ
ア部49の2縦積みトランジスタI182、I58およ
び2縦積みトランジスタI183、I53に、それぞれ
バイアス電圧を与える。この電圧により、これらの縦積
みトランジスタは、電流源として働く。トランジスタI
187、I182、I183のゲートは、ノードVCA
S3において、第1のバイアス生成部に接続されてい
る。トランジスタI50、I58、I53のゲートは、
ノードBIASおいて第2のバイアス生成部に接続され
ている。以下に説明されるような第1および第2のバイ
アス生成部からバイアス電圧が提供されると、電流源の
定電流性が良好になる。
【0075】第1のバイアス生成部は、ノードVCAS
3と第1の基準電位線VDDとの間に設けられた抵抗R
CAS30、およびノードVCAS3と第2の基準電位
線VSSとの間に設けられた抵抗RCAS31を有す
る。ノードVCASと第1または第2の基準電位線との
間には、電圧を安定化するためにキャパシタCCAS3
が接続されている。第1のバイアス生成部のバイアス
は、トランジスタI187、I182、I183が飽和
領域で動作するような値に設計されている。
【0076】第2のバイアス生成部は、ノードBIAS
に接続されたゲートを有する電界効果トランジスタI5
5を有する。電界効果トランジスタI55のソースは基
準電位線VSSに接続され、そのドレインは抵抗R3を
介して基準電位線VDDに接続されている。また、第2
のバイアス生成部は、ノードBIASと第2の基準電位
線VSSとの間に設けられた抵抗R2、およびノードV
CASと第1の基準電位線VDDとの間に設けられた電
界効果トランジスタI56を有する。電界効果トランジ
スタI56のソースとノードBIASとの間には、順方
向に接続された1または複数のダイオード、図3の例で
はD50が設けられている。電界効果トランジスタI5
6のドレインとノードBIASとの間には、順方向に接
続された1または複数のダイオード、図3の例ではD5
1が設けられている。ノードBIASの電圧は、電界効
果トランジスタI50、I58、I53、I55のしき
い値Vtよりαだけ大きな値Vt+αに設計されること
が好ましい。これによって、電界効果トランジスタI5
0、I58、I53、I55は、飽和領域で動作し、こ
のため、電流源として働く。電界効果トランジスタI5
5のドレインは、2Vt+Vf+α+β程度に設計され
ることが好ましい。電圧Vfは、ダイオードの順方向電
圧降下値を示す。第2のバイアス生成部は、第1および
第2の基準電位線間の電位差の変動があってもノードB
IASの電圧が安定化するために有効である。受光回路
40の出力は、ノード22、112から差動出力として
取り出される。
【0077】図7(a)は、第1の実施の形態のソースフ
ォロア回路を適用可能なレーザ駆動回路および半導体レ
ーザ装置の回路図を示している。レーザ駆動回路160
は、一対の入力162a、162bおよび一対の出力1
62c、162dを有する差動増幅回路162と、差動
対トランジスタ174a、174bと、差動対トランジ
スタ174a、174bのソースに接続された電流源1
76と、差動増幅回路162の一対の差動出力162
c、162dと差動対トランジスタ174a、174b
のゲートとの間に接続されたソースフォロア段166、
168、170、172と、を備える。半導体レーザ装
置は、レーザ駆動回路160と、差動対トランジスタの
一方のトランジスタ174aにカソードが接続された半
導体レーザ178とを備える。半導体レーザ装置では、
半導体レーザ178のアノードおよび差動対トランジス
タの他方のトランジスタ174bは、基準電位線180
に接続されている。電流源176は、差動対を構成する
電界効果トランジスタ174a、174bのソースに接
続されたドレインを有する電界効果トランジスタ176
aと、そのゲートに接続された電圧源176bとを有す
る。それぞれのソースフォロア段166、168、17
0、172には、バイアス回路14からバイアス電圧が
与えられる。
【0078】図7(b)は、図7(a)に示されたソースフ
ォロア段166、168、170、172に適用可能な
回路を示す。ソースフォロア段190は、入力Aを受け
る電界効果トランジスタ184と、レベルシフト部18
8と、電流源部186とを備え、これらが2つの基準電
位線180、182の間に直列に接続されている。レベ
ルシフト部188は、直列に接続されたダイオードを備
える。電流源部186は、直列に接続された電界効果ト
ランジスタ186a、186bを備え、それぞれのトラ
ンジスタのゲートは入力C、Dからバイアス電圧を受け
る。レベルシフト部188と電流源部186との接続点
は、出力Bに接続されている。
【0079】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
わるソースフォロア回路、レーザ駆動装置、半導体レー
ザ装置、電流電圧変換回路および受光回路は、ソースフ
ォロア段と、バイアス段と、を備える。ソースフォロア
段は、第1、第2および第3の電界効果トランジスタを
有する。第2および第3の電界効果トランジスタは直列
に接続され、これらの電界効果トランジスタのゲート
は、それぞれ第1および第2のノードに接続されてい
る。
【0080】第1の電界効果トランジスタのゲートの入
力電圧に応じて、そのソースに結合している出力の電圧
は変化し、この変化により第3の電界効果トランジスタ
のドレインの電圧も変化する。第3の電界効果トランジ
スタのドレイン電圧に変化に起因して引き起こされたド
レイン電流の増加は、第3の電界効果トランジスタ自身
のドレイン電流特性に応じた変化よりも縮小される。ま
た、その変化がドレイン電流を減少する方向へ向いてい
るときも、同様に説明される。
【0081】したがって、定電流特性を改善された電流
源を有するソースフォロア回路、レーザ駆動装置、半導
体レーザ装置、電流電圧変換回路および受光回路が提供
された。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、本実施の形態に係わるソースフォ
ロア段の回路図を示す。図1(b)は、単一の電界効果ト
ランジスタのドレイン電流特性図を示す。図1(c)は、
図1(a)の電流源部の電流特性図を示す。
【図2】図2(a)〜(f)は、本実施の形態に係わるソー
スフォロア段に適用可能な種々のバイアス回路の回路図
を示す
【図3】図3は、本実施の形態に係わるソースフォロア
回路の実施例を示す回路図を示す。
【図4】図4は、従来のソースフォロア回路の実施例を
示す回路図を示す。
【図5】図5は、図3および図4に示されたそれぞれの
回路の利得の周波数特性図である。
【図6】図6は、本実施の形態に係わる受光回路の回路
図である。
【図7】図7(a)および図7(b)は、本実施の形態に係
わるレーザ駆動回路および半導体レーザ装置の回路図を
示している。
【符号の説明】
10…ソースフォロア回路、 12…ソースフォロア
段、 14…バイアス段、 16、18、20…電界効
果トランジスタ、 22、24…バイアスノード、 2
6…入力、 28…出力、 40…受光回路、 41…
光導波路、 PD…フォトダイオード、 160…レー
ザ駆動回路、 178…半導体レーザ
フロントページの続き (72)発明者 澤田 宗作 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 原 弘 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 Fターム(参考) 5F073 GA03 GA12 5J091 AA03 AA56 CA02 CA03 FA05 HA09 HA19 HA25 HA29 HA44 KA06 KA09 MA02 TA01 TA02 TA03 5J092 AA03 AA56 CA02 CA03 FA05 HA09 HA19 HA25 HA29 HA44 KA06 KA09 MA02 TA01 TA02 TA03 UL02 UL07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソース、ドレインおよびゲートをそれぞ
    れ持つ第1、第2および第3の電界効果トランジスタを
    有するソースフォロア段と、 第1のバイアス電圧を提供する第1のノード、および前
    記第1のバイアス電圧と異なる第2のバイアス電圧を提
    供する第2のノードを有するバイアス段と、を備え、 前記第1の電界効果トランジスタの前記ゲートは、入力
    に結合され、 前記第1の電界効果トランジスタの前記ソースは、出力
    に結合され、 前記第2の電界効果トランジスタの前記ゲートは、前記
    第2のノードに接続され、 前記第3の電界効果トランジスタの前記ゲートは、前記
    第1のノードに接続され、 前記第3の電界効果トランジスタは、前記第1の電界効
    果トランジスタの前記ソースおよび前記第2の電界効果
    トランジスタの前記ドレインの間に設けられている、ソ
    ースフォロア回路。
  2. 【請求項2】 前記バイアス段は、前記第1および第2
    のノードの間に設けられた第1の抵抗体を有する、請求
    項1に記載のソースフォロア回路。
  3. 【請求項3】 前記バイアス段は、前記第1および第2
    のノードの間に設けられたダイオードを有する、請求項
    1に記載のソースフォロア回路。
  4. 【請求項4】 前記バイアス段は、ソース、ドレインお
    よびゲートを持つ第4の電界効果トランジスタを有し、 前記第4の電界効果トランジスタの前記ドレインおよび
    前記ゲートは、前記第2のノードに接続されている、請
    求項2または請求項3に記載のソースフォロア回路。
  5. 【請求項5】 前記バイアス段は、ソース、ドレインお
    よびゲートをそれぞれ持つ第5および第6の電界効果ト
    ランジスタ、並びに第2および第3の抵抗体を有し、 前記第5の電界効果トランジスタの前記ソースは、前記
    第1のノードに接続され、 前記第5の電界効果トランジスタの前記ゲートは、前記
    第2の抵抗体と前記第6の電界効果トランジスタの前記
    ドレインとの間の第3のノードに接続され、 前記第6の電界効果トランジスタの前記ゲートおよび前
    記第3の抵抗体は、前記第2のノードに接続されてい
    る、請求項2または請求項3に記載のソースフォロア回
    路。
  6. 【請求項6】 前記第1のノードと、第1の基準電位線
    との間に設けられた第4の抵抗体を更に備え、 前記第1の電界効果トランジスタの前記ドレインは、前
    記第1の基準電位線に電気的に接続され、 前記第2および第4の電界効果トランジスタのソース
    は、第2の基準電位線に電気的に接続されている、請求
    項4に記載のソースフォロア回路。
  7. 【請求項7】 ソース、ドレインおよびゲートを持ち差
    動対を構成するように接続された一対の電界効果トラン
    ジスタと、前記一対の電界効果トランジスタの各ソース
    に接続された電流源とを有する差動対回路と、 前記一対の電界効果トランジスタの一方のゲートに接続
    された出力および入力を持つ第1のソースフォロア回路
    と、 前記一対の電界効果トランジスタの他方のゲートに接続
    された出力および入力を持つ第2のソースフォロア回路
    と、を備え、 前記第1および第2のソースフォロア回路の各々は、 ソース、ドレインおよびゲートを持つ第1、第2および
    第3の電界効果トランジスタを有するソースフォロア段
    と、 第1のバイアス電圧が提供される第1のノード、および
    前記第1のバイアス電圧と異なる第2のバイアス電圧が
    提供される第2のノードを有するバイアス段と、を備
    え、 前記第1の電界効果トランジスタの前記ゲートは、入力
    に結合され、 前記第1の電界効果トランジスタの前記ソースは、出力
    に結合され、 前記第2の電界効果トランジスタの前記ゲートは、前記
    第2のノードに接続され、 前記第3の電界効果トランジスタの前記ゲートは、前記
    第1のノードに接続され、 前記第3の電界効果トランジスタは、前記第1の電界効
    果トランジスタの前記ソースおよび前記第2の電界効果
    トランジスタの前記ドレインの間に設けられている、レ
    ーザ駆動装置。
  8. 【請求項8】 ソース、ドレインおよびゲートを持ち差
    動対を構成するように接続された一対の電界効果トラン
    ジスタと、前記一対の電界効果トランジスタのソースに
    接続された電流源とを有する差動対回路と、 前記一対の電界効果トランジスタの一方のゲートに接続
    された出力、および入力を持つ第1のソースフォロア回
    路と、 前記一対の電界効果トランジスタの他方のゲートに接続
    された出力、および入力を持つ第2のソースフォロア回
    路と、 アノードおよびカソードを有する半導体レーザと、を備
    え、 前記第1および第2のソースフォロア回路の各々は、 ソース、ドレインおよびゲートを持つ第1、第2および
    第3の電界効果トランジスタを有するソースフォロア段
    と、 第1のバイアス電圧が提供される第1のノード、および
    前記第1のバイアス電圧と異なる第2のバイアス電圧が
    提供される第2のノードを有するバイアス段と、を備
    え、 前記第1の電界効果トランジスタの前記ゲートは、当該
    回路の入力に結合され、 前記第1の電界効果トランジスタの前記ソースは、当該
    回路の出力に結合され、 前記第2の電界効果トランジスタの前記ゲートは、前記
    第2のノードに接続され、 前記第3の電界効果トランジスタの前記ゲートは、前記
    第1のノードに接続され、 前記第3の電界効果トランジスタは、前記第1の電界効
    果トランジスタの前記ソースおよび前記第2の電界効果
    トランジスタの前記ドレインの間に設けられ、 前記差動対回路の前記一対の電界効果トランジスタの一
    方のドレインは、前記半導体レーザのカソードに接続さ
    れ、 前記差動対回路の前記一対の電界効果トランジスタの他
    方のドレインは、基準電位線に接続され、 前記半導体レーザのアノードは、基準電位線に接続され
    ている、半導体レーザ装置。
  9. 【請求項9】 電流信号を受けるように設けられた入
    力、出力、前記入力および出力の間に配置された増幅
    部、並びに前記入力および出力の間を接続するフィード
    バック部、を有する前置増幅回路、を備え、 前記前置増幅回路は、 前記入力からの信号を増幅する増幅段と、 ソース、ドレインおよびゲートを持つ第1、第2および
    第3の電界効果トランジスタを有しソースフォロア段
    と、 第1のバイアス電圧を提供する第1のノード、および前
    記第1のバイアス電圧と異なる第2のバイアス電圧を提
    供する第2のノードを有するバイアス段と、を備え、 前記第1の電界効果トランジスタの前記ゲートは、前記
    増幅段から信号を受け、 前記第1の電界効果トランジスタの前記ソースは、出力
    に結合され、 前記第2の電界効果トランジスタの前記ゲートは、前記
    第2のノードに接続され、 前記第3の電界効果トランジスタの前記ゲートは、前記
    第1のノードに接続され、 前記第3の電界効果トランジスタは、前記第1の電界効
    果トランジスタの前記ソースおよび前記第2の電界効果
    トランジスタの前記ドレインの間に設けられている、電
    流電圧変換回路。
  10. 【請求項10】 アノードおよびカソードを有するフォ
    トダイオードと、 前記アノードおよびカソードの一方に接続された入力、
    出力、前記入力および出力の間に配置された増幅部、並
    びに前記入力および出力の間を接続するフィードバック
    部、を有する前置増幅回路と、を備え、 前記前置増幅回路は、 前記入力からの信号を増幅する増幅段と、 ソース、ドレインおよびゲートを持つ第1、第2および
    第3の電界効果トランジスタを有しソースフォロア段
    と、 第1のバイアス電圧を提供する第1のノード、および前
    記第1のバイアス電圧と異なる第2のバイアス電圧を提
    供する第2のノードを有するバイアス段と、を備え、 前記第1の電界効果トランジスタの前記ゲートは、前記
    増幅段から信号を受け、 前記第1の電界効果トランジスタの前記ソースは、出力
    に結合され、 前記第2の電界効果トランジスタの前記ゲートは、前記
    第2のノードに接続され、 前記第3の電界効果トランジスタの前記ゲートは、前記
    第1のノードに接続され、 前記第3の電界効果トランジスタは、前記第1の電界効
    果トランジスタの前記ソースおよび前記第2の電界効果
    トランジスタの前記ドレインの間に設けられている、受
    光回路。
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