JP2005057094A - 発光ダイオードの駆動回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光ダイオードを高速動作させることができ、且つ安定した発光作用を保証することのできる、外部制御可能な発光ダイオード駆動回路を提供する。
【解決手段】コモン接続されるカソードを含む発光ダイオード(D1)を駆動する回路は、発光ダイオード(D1)のアノードに接続される抵抗素子(R1)と、抵抗素子(R1)に接続され、抵抗素子(R1)と協働して発光のための制御電流を略決定するNPN型のトランジスタ(Q6)と、抵抗素子(R1)に並列に置かれ発光ダイオード(D1)のアノードに接続されるNPN型のトランジスタ(Q5)と、このトランジスタ(Q5)のベースと抵抗素子(R1)との間に位置する電流供給手段(I3)、レベルシフタ手段(Q7)、及び第2のトランジスタのベース−エミッタ間電圧を選択的に変更するスイッチ(S1)を含むスイッチ手段を含むことを特徴とする駆動回路。
【選択図】図5


Description

本発明は、発光ダイオード(LED)の定電流駆動回路に関するもので、特にカソードコモンのLEDを電流パルスで駆動する、光通信のアプリケーションに使用される駆動回路を提供する。
光ファイバを利用したいわゆる光通信の技術に、発光素子として発光ダイオードを使用することが通常行われているが、その駆動回路として、図1(a)、(b)のようなエミッタ接地、或いはコレクタ接地の回路が知られている(非特許文献1参照)。これらの回路によれば、発光ダイオードは電圧によって制御されるため、その発光を正確に制御する構成とはされておらず、高性能の光通信の応用には適当とは言えない。即ち、発光ダイオードから発光される光の制御を、電流制御により正確に行うことが望まれている。
一方、近年の光通信の応用によれば、駆動速度の高速化の要求もある。かかる要求を満たすために、発光ダイオードの一側、例えばカソード側を接地電位等の一定電位にコモン接続することにより、不要なインダクタンスを排除するような構成を採ることが好ましい。
そこで、発光ダイオードの一側をコモン接続した構成で、電流制御により発光ダイオードの発光を制御するべく提案される回路の一例が、図2に示される。この回路によれば、1対のNPN型トランジスタQ1、Q2による差動により発光ダイオードD1をオン/オフ制御するとともに、1対のPNP型のトランジスタQ3、Q4を利用したカレントミラー回路によって、Q4のコレクタ側に流れる電流を制御し、発光ダイオードD1の発光制御を行う。しかしながら、カレントミラー回路を利用した制御は、高速スイッチングに適さず、また、比較的動作の遅いPNP型のトランジスタを利用することも駆動回路の高速での動作を困難にする。
一方で、図3には、外部制御の構成は有しないが、PNP型トランジスタやカレントミラー回路を使用しない構成として提案される駆動回路の例が示される。この例によれば、カソードがコモン接続された発光ダイオードのアノード側に抵抗素子R1が接続され、更に抵抗素子R1にトランジスタQ6が接続されており、これらにより発光ダイオードD1の駆動電流がほぼ決定される。また、抵抗素子R1と並列にトランジスタQ5が配置されており、そのベースは抵抗素子R1とトランジスタQ6との間に接続され、且つそのコレクタ側は定電流源I3に接続されるとともに、トランジスタQ6のベースに接続されている。このような構成を採ることによって、NPN型のトランジスタQ5のベース−エミッタ間電圧(VBE)と、抵抗R1とで擬似的な定電流を作ることができる。しかしながら、この回路では、ベース−エミッタ間電圧により発光ダイオードD1を流れる電流値にばらつきが生じるので、安定した電流値を供給できる確実な制御が困難であるという欠点を内包する。
図4には、図3に示す回路を改良した回路の例を示す。この回路はトランジスタQ6のエミッタ側と定電流源I3の出力側を入力とする差動増幅器U1を設けることにより、より高精度に電流制御を行うことを意図している。しかしながら、このような回路では、差動増幅器が必要になるため、回路規模が大きくなり、また回路全体の安定度の確保が難しくなる。
「プラスチック光ファイバの応用技術」電気書院 宮地杭一著 P72−74
従って、本発明は、発光ダイオードを比較的高い周波数で高速動作させることができ、且つ発光ダイオードの安定した発光作用を保証することのできる、外部制御可能な発光ダイオード駆動回路を提供することを第1の目的とする。
更に、本発明は、発光ダイオードの発光を高い精度で制御してその安定した動作を保証することのできる、規模が比較的小さく単純な構成の回路を提供することを第2の目的とする。
本発明によれば、カソードが接地電位等にコモン接続された発光ダイオードを駆動することのできる、外部制御可能な駆動回路が提供される。駆動回路は、発光ダイオードのアノードに接続される第1の抵抗素子と、この抵抗素子に接続される第1のトランジスタを含む。発光ダイオードを発光するための駆動電流は、これらの第1のトランジスタ及び第1の抵抗素子を通過する。駆動回路は、更に、第2のトランジスタを有する。第2のトランジスタは、エミッタ側で発光ダイオードのアノードに接続される。第2のトランジスタのベースには、ベース電圧、即ちベース−エミッタ間電圧を制御するためのスイッチ手段が設けられ、このスイッチ手段は、レベルシフタを介して第1のトランジスタと第1の抵抗素子との間に相互接続される。スイッチ手段の動作によるベース−エミッタ間電圧の選択切換によって、第2のトランジスタがオン/オフ動作され、これにより発光ダイオードの発光がオン/オフ制御される。
本発明による駆動回路では、回路を構成する全てのトランジスタをNPN型のトランジスタとしているので、比較的高速の動作が可能である。また差動増幅器など回路規模を大きくするような素子を含まず、IC化或いはそのモジュールとして設計することが容易である。
更に、本発明の制御回路は、制御電流の変動に対する負帰還の作用を提供することができる。従って、発光ダイオードの安定した動作を保証することができるとともに、高精度の制御も可能となる。
即ち、本発明は、コモン接続されるカソードを含む発光ダイオードを駆動する回路であって、 前記発光ダイオードのアノードに接続される第1端を有する第1の抵抗素子と、該第1の抵抗素子の第2端に接続されるエミッタを備え、前記第1の抵抗素子と協働して発光のための制御電流を略決定するNPN型の第1のトランジスタと、前記第1の抵抗素子に並列に置かれ前記発光ダイオードの前記アノードに接続されるエミッタを備えるNPN型の第2のトランジスタと、該第2のトランジスタのベースと前記第1の抵抗素子の前記第2端との間に位置する、電流供給手段、レベルシフタ手段、及び前記第2のトランジスタのベース−エミッタ間電圧を選択的に変更するスイッチを含むスイッチ手段とを有することを特徴とする駆動回路を提供する。
好ましくは、前記レベルシフタ手段は、NPN型の第3のトランジスタを含む。
好ましくは、前記スイッチ手段は、一端を前記第2のトランジスタ側に、他端を前記定電流源側に接続される第2の抵抗素子と、該第2の抵抗素子の両端に位置する一対の配線を備え、該一対の配線のいずれか一方を有効となるように選択することにより、前記第2の抵抗素子における電圧降下を生じさせ或いは生じさせないように構成される。
好ましくは、前記スイッチ手段は、前記一対の配線のいずれか一方を有効にするためにNPN型のトランジスタによって構成されるスイッチを含む。
好ましくは、前記スイッチ手段を構成する前記トランジスタは、前記第2の抵抗素子の両端のそれぞれに対応して1対設けられ、それぞれを制御する1対の制御入力が設けられる。
好ましくは、前記発光ダイオードの前記カソードは、接地電位にコモン接続される。
好ましくは、前記レベルシフト手段或いは前記スイッチ手段による制御電流への影響を補償する補償電流を提供する補償手段を含む。
好ましくは、前記発光ダイオードには、アイドル電流が提供される。
本発明の駆動回路によれば、動作速度に関わる構成要素にカレントミラーを使用せず、また回路規模の大きい差動増幅器を使わないで負帰還回路を実現できる。さらに本発明の駆動回路では、別途設けられるカレントミラーの電流比によってドライブ電流を始めとする各種パラメータを調整することが可能となる。即ち、本発明によれば、比較的小規模で、IC化に適しており、外部コントロール可能な高速LED駆動回路が実現できる。
以下に添付図面を参照して本発明の最良の実施形態について説明する。図5には、本発明による駆動回路の典型的な回路構成を表すブロック図が示される。
図5は図3の回路と比較される。本実施形態では、外部コントロールを可能とするために抵抗素子R3を追加して設けている点に注目すべきである。R3の両端には分岐された一対の配線が設けられ、この一対の配線に対して、単極双頭のスイッチS1が配置される。このスイッチS1は、コントロール電流I4を抵抗素子R3の両端のいずれの側から引くか(即ち下流側に流すか)を決定する機能を有する。例えば、図中で、抵抗素子R3の左側から引く場合には、抵抗素子R3による電圧降下が生じるが、逆に、抵抗素子R3右側から引いた場合には、電圧降下は生じない。この電圧降下の有無によって、トランジスタQ5のベース−エミッタ間電圧を変更し、発光ダイオードD1のオン/オフ制御を行うことができる。
本実施形態では、オン/オフに関わる電流が常時流れていることにより、定電流源IBからトランジスタQ7側に流れる電流も常時一定になる。従って、トランジスタQ7は一定のレベルシフタとして機能するため、各素子の間には以下の関係が成り立つ。
BE7+VR1=VBE5+VR3 (1)
ここで、VR1、VR3は、それぞれ抵抗素子R1、R3の両端に生じる電位差を示す。また、ここでは各ベース電流は理想的にゼロとして考えるものとする。R3/R1の値をN(N>>1)とすると、上式(1)は、以下のように書き換えられる。
BE7+I×R1=VBE5+Isig×R3 (2)
ここでVBE7=VBE5と仮定すると、上式は、更に以下のようになる。
=(R3/R1)×Isig=N× Isig (3)
従って、発光ダイオードD1に流れる電流は、ほぼR3とR1の大きさの比で決定されることになる。尚、後述するように、実際の回路では、トランジスタQ7を流れる電流、或いはトランジスタQ5の負荷電流であるI5等を考慮して補正を加える必要が生じる場合もある。
図6には、スイッチS1の具体的回路構成が示される。スイッチS1は、抵抗素子R3の両端から延びる一対の配線に対応して、一対のNPN型トランジスタQ1、Q2及びそれらの制御入力端子F1、F2を含む。定電流源I6を流れる電流I6は、アイドル電流として働き、発光ダイオードD1がオフ状態の時に提供するバイアス電流を発生する。一般的に、このアイドル電流は信号電流に比べて小さく、本構成を光通信として利用する場合には消光比を決定する。尚、応用によっては、アイドル電流を必ずしも必要としない場合もある。
ここでスイッチS1で、右側にトグルした場合には、発光ダイオードD1はオフモードになるが、このとき、式(1)は、以下のようになる。
BE7+VR1=VBE5 (4)
ここで、VBE7=VBE5であれば、式(2)を参照して以下のようになる。
=0 (5)
したがって、発光ダイオードD1に流れる電流は、ほぼゼロになることが理解される。
さて、仮に回路全体が安定していて、上式(3)で表されるような関係が成立しているとする。この時Isig(即ち発光ダイオードD1を流れる駆動電流)が何らかの理由で増えたとすると、その瞬間にトランジスタQ5のベース電圧が下がる。したがって、トランジスタQ5のコレクタ電圧は上昇し、Iが増加する。ここで発光ダイオードD1のインピーダンスが十分に低いと仮定すると、Iの増加分は抵抗素子R1の電位差の増加分に変換され、結局レベルシフタとしてのトランジスタQ7及びR3を介して、トランジスタQ5のベース電位を上昇させるよう作用する。
一方、Isigが何らかの理由で減少した場合には、その瞬間にトランジスタQ5のベース電圧が上昇する。したがってトランジスタQ5のコレクタ電圧は下降し、Iが減少する。発光ダイオードD1のインピーダンスが十分に低いと仮定すると、Iの減少分は抵抗素子R1の電位差の減少分に変換され、結局レベルシフタとしてのトランジスタQ7及び抵抗素子R3を介して、トランジスタQ5のベース電位を下降させるよう作用する。
以上のような負帰還がかかることにより、本実施形態による回路は、上式(3)の関係を維持しつつ、発光ダイオードD1の安定した定電流駆動を実現することができる。即ち、本実施形態によれば、定電流源I3、I4、及び抵抗素子R3、及びレベルシフタとしてのトランジスタQ7を利用することにより、オン状態の駆動電流を安定させることができる。
本実施形態では、発光ダイオードD1のインピーダンスは、同相信号として本回路全体に影響し得るが、定電流源I3及びI5の負側(電流の流れ出す側)の電位は常に近い値になるため、回路全体の同相信号除去比を比較的大きく採ることができる。また、定電流源I4の出力インピーダンスは、図6の回路構成(即ちトランジスタQ2が定電流源I6のカスコード・トランジスタとして働く構成)を採ることによりみかけ上大きくすることができるため、同相成分の影響は受けづらいという利点も有する。
但し、詳細に検討すると、以下の成分は誤差としてLEDのドライブ電流に影響を与える。
[1] トランジスタQ5に流れる電流Iや、トランジスタQ7に流れる電流I−Isigが、発光ダイオードD1の駆動電流に加えられる。
[2] 各トランジスタQ5、Q6、Q7のベース電流が誤差として上式の中に影響する。
本実施形態では、前者については、図7に示すように、補償電流を提供することによって誤差分を補償することが可能である。後者については、その影響が大きい場合には、例えば、トランジスタQ6をダーリントン形式にするなどの変更が必要になることもある。
ところで、一般に、発光ダイオードをそのものの有している特性以上に高速に駆動したい場合に、ピーキングという手法が用いられることが知られている。これはディジタル的にコントロールパルスの立ち上がり・立下り部分に短いパルスを作り、この期間に通常の駆動電流よりも大きな電流を与える方式で、見かけ上の立ち上がり・立下り部分のスピードが速くなる。本実施形態では、ピーキング用の短いパルスに応じてオン/オフするもう一組のスイッチ(Q1、Q2のような差動ペアとそのテール定電流源)を並行して接続するだけで、信号の立ち上がりに関してこの機能が実現できる。
図8は、本実施形態を応用した型の実施例について示すブロック図である。本実施例の回路は、基本的にNPN型とPNP型の2つのカレントミラーで発光ダイオードの駆動回路をはさむ形にして構成される。これらのカレントミラーや各トランジスタはバイポーラ技術で製造される必要はなく、CMOSなど他の技術によっても良い。また、PNP型のトランジスタは、高速動作を必要としない位置に設けている点も注意すべきである。
本回路で、元になる定電流を定電流源I8においてIとし、各カレントミラー内のエミッタ電流比はそれぞれに示すような値(N1乃至N4、M1乃至M2)とする。駆動回路内の容量素子C1は負帰還を安定させるための容量であり、負帰還の安定性向上に貢献する場合もある。
以下、各ベース電流は理想的にゼロとして考えるものとする。トランジスタQ14及びQ15のコレクタ電流は、以下のようになる。
14=N1×M1×I (6)
15=N1×M2×I (7)
また、信号電流とアイドル電流は、それぞれ以下のようになる。
sig=N2×I (8)
idle=N3×I (9)
同様にして、補償電流Icompは、以下のようになる。
comp=N4×I (10)
この時発光ダイオードに流れる電流Ioutは、以下のようになる。
out=I+I14+I15−(Isig+Iidle+Icomp) (11)
ここでトランジスタQ5とQ7のVBE(ベース−エミッタ間電圧)をほぼ等しくすることで誤差は最小限にできるため、以下の式が成り立つ。
15−(Isig+Iidle)=I14 (12)
これを式(11)にあてはめると、以下の式が得られる。
out=(R3/R1)×Isig+2×I14−Icomp
=(R3/R1)×Isig+(2×N1×M1−N4)×I (13)
したがって、2×N1×M1=N4の関係を維持する場合には、理想的な状態として、以下の関係式が得られる。
out=(R3/R1)×Isig (14)
もっとも、発光ダイオードがオフ状態にあるとき、所定のバイアス電流を与える場合には、2×N1×M1=N4の関係となるようにする必要がある。いずれの場合も、カレントミラーの比で調整できるため、最適化が比較的容易でありながら、高い精度による制御を実現できる。
従来技術となる発光ダイオード駆動回路を示すブロック図。 従来技術より提案される発光ダイオード駆動回路を示すブロック図。 従来技術より提案される他の発光ダイオード駆動回路を示すブロック図。 従来技術より提案される他の発光ダイオード駆動回路を示すブロック図。 本発明の好適実施形態となる発光ダイオード駆動回路を示すブロック図。 図5の回路のスイッチ部分の構成を説明するブロック図。 更に補償用の電流源を追加した構成を説明するブロック図。 本発明による駆動回路を含む応用型の実施例を示す概略ブロック図。
符号の説明
D1 発光ダイオード
R1 第1の抵抗素子
R3 第2の抵抗素子
Q6 第1のトランジスタ
Q5 第2のトランジスタ
Q7 第3のトランジスタ
S1 スイッチ
F1、F2 スイッチ制御入力
I3 電流供給手段(定電流源)
I7 補償電流提供手段(定電流源)
I6 アイドル電流提供手段 (定電流源)

Claims (8)

  1. コモン接続されるカソードを含む発光ダイオードを駆動する回路であって、
    前記発光ダイオードのアノードに接続される第1端を有する第1の抵抗素子と、
    該第1の抵抗素子の第2端に接続されるエミッタを備え、前記第1の抵抗素子と協働して発光のための制御電流を略決定するNPN型の第1のトランジスタと、
    前記第1の抵抗素子に並列に置かれ前記発光ダイオードの前記アノードに接続されるエミッタを備えるNPN型の第2のトランジスタと、
    該第2のトランジスタのベースと前記第1の抵抗素子の前記第2端との間に位置する、電流供給手段、レベルシフタ手段、及び前記第2のトランジスタのベース−エミッタ間電圧を選択的に変更するスイッチを含むスイッチ手段とを有することを特徴とする駆動回路。
  2. 前記レベルシフタ手段は、NPN型の第3のトランジスタを含むことを特徴とする、請求項1に記載の駆動回路。
  3. 前記スイッチ手段は、一端を前記第2のトランジスタ側に、他端を前記定電流源側に接続される第2の抵抗素子と、該第2の抵抗素子の両端に位置する一対の配線を備え、該一対の配線のいずれか一方を有効となるように選択することにより、前記第2の抵抗素子における電圧降下を生じさせ或いは生じさせないように構成されることを特徴とする、請求項1に記載の駆動回路。
  4. 前記スイッチ手段は、前記一対の配線のいずれか一方を有効にするためにNPN型のトランジスタによって構成されるスイッチを含むことを特徴とする、請求項3に記載の駆動回路。
  5. 前記スイッチ手段を構成する前記トランジスタは、前記第2の抵抗素子の両端のそれぞれに対応して1対設けられ、それぞれを制御する1対の制御入力が設けられることを特徴とする請求項4に記載の駆動回路。
  6. 前記発光ダイオードの前記カソードは、接地電位にコモン接続されることを特徴とする請求項4に記載の発光駆動回路。
  7. 前記レベルシフト手段或いは前記スイッチ手段による制御電流への影響を補償する補償電流を提供する補償手段を含むことを特徴とする、請求項1に記載の駆動回路。
  8. 前記発光ダイオードには、アイドル電流が提供されることを特徴とする、請求項1に記載の駆動回路。
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