JPH0846273A - 半導体レーザ駆動装置 - Google Patents

半導体レーザ駆動装置

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JPH0846273A
JPH0846273A JP17538494A JP17538494A JPH0846273A JP H0846273 A JPH0846273 A JP H0846273A JP 17538494 A JP17538494 A JP 17538494A JP 17538494 A JP17538494 A JP 17538494A JP H0846273 A JPH0846273 A JP H0846273A
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JP
Japan
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signal
semiconductor laser
image
light
control signal
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JP17538494A
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Makoto Takeuchi
誠 竹内
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像信号に対してパルス幅再現性の良いレー
ザ光を出力せしめること。 【構成】 感光体上に潜像形成するために感光体を照射
する半導体レーザ6を駆動する半導体レーザ駆動装置1
は、潜像形成のための画像信号10と半導体レーザを強
制発光するための強制点灯信号12と半導体レーザの発
光量を指定するための光量制御信号11とを入力し、画
像信号10に基づいて半導体レーザ6を光量制御信号1
1で指定された発光量をもってオン/オフするとともに
強制点灯信号12に基づいて画像信号10の入力に関ら
ず半導体レーザ6をオンし、且つ、所定レベルの光量制
御信号11の入力時は半導体レーザ6がオンとなること
を禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真プロセスを用
いた画像形成装置の半導体レーザ駆動装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体レーザは熱特性や戻り
光等により出力光量が変化するという問題点があり、こ
れは画像形成動作に悪影響を与える。この様な問題に対
して半導体レーザの発光時に、高速で出力光量を制御す
る広帯域閉ループ特性を有する半導体レーザ駆動回路が
大変有効である。
【0003】この様な半導体レーザ駆動回路を用いた場
合、画像信号に対する半導体レーザ出力光のパルス幅再
現性が重要な課題となる。特に高速機及び高精細画像を
要求される機種については、半導体レーザ出力光のパル
ス幅再現性が画像品質を左右することになる。
【0004】従来の半導体レーザ駆動回路の構成図を図
8に示す。
【0005】図8において、81は半導体レーザ駆動回
路、82は半導体レーザ制御IC、86は半導体レーザ
ダイオード、87はフォトダイオードである。83は画
像形成装置の駆動及び電子写真プロセスの制御をつかさ
どるシーケンスコントローラ、84はシーケンスコント
ローラ83のCPU、85はホストコンピュータからの
キャラクタデータをドットデータに変換するイメージコ
ントローラである。
【0006】制御IC82は、広帯域閉ループ特性を持
ち、所定の光量で発光する様に半導体レーザダイオード
86を画像信号90の1パルス毎に光量制御する。
【0007】ホストコンピュータからのキャラクタデー
タはイメージコントローラ85でドットデータに変換さ
れシーケンスコントローラ83を介し、画像信号として
半導体レーザ駆動回路81に入力される。この図8の構
成では、画像形成装置の用紙搬送及び、電子写真プロセ
ス制御をも行うシーケンスコントローラ83で、画像信
号に対してマスクをかける、またスキャナ光学系の動作
を確認するために半導体レーザダイオード86を強制的
に点灯する等の処理が必要となる。しかしながら、この
シーケンスコントローラ83で行う画像信号への処理
は、通常汎用のゲートアレイ等で行われるためイメージ
コントローラ85からの画像信号のパルス幅再現性は、
非常に困難な状態にあった。
【0008】一方、画像形成装置では、解像度切り替え
や出力画像の濃度変調等のため光量変調が必須の状態に
ある。したがって、半導体レーザダイオード86の出力
光量を画像信号とは独立に制御する手段が必要になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、図8に示す構
成の従来例では、 1)画像信号をシーケンスコントローラで処理するの
で、パルス幅再現性が損なわれてしまう。
【0010】2)解像度切り替えや濃度変調を行うため
に、光量制御を画像信号と独立に制御する必要がある。
等の問題点があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点に鑑み
てなされたもので、感光体上に潜像形成するために感光
体を照射する半導体レーザを駆動する半導体レーザ駆動
装置において、潜像形成のための画像信号と半導体レー
ザを強制発光するための強制点灯信号と半導体レーザの
発光量を指定するための光量制御信号とを入力し、画像
信号に基づいて半導体レーザを光量制御信号で指定され
た発光量をもってオン/オフするとともに強制点灯信号
に基づいて画像信号の入力に関らず半導体レーザをオン
し、且つ、所定レベルの光量制御信号の入力時は半導体
レーザがオンとなることを禁止する半導体レーザ駆動装
置を提供するものである。
【0012】また、感光体上に潜像形成するために感光
体を照射する半導体レーザを駆動する半導体レーザ駆動
装置において、潜像形成のための画像信号と半導体レー
ザを強制発光するための強制点灯信号と画像信号をマス
クするマスク信号とを入力し、画像信号に基づいて半導
体レーザをオン/オフするとともに強制点灯信号に基づ
いて画像信号の入力に関らず半導体レーザをオンし、且
つ、マスク信号の入力時は半導体レーザがオンとなるこ
とを禁止する半導体レーザ駆動装置を提供するものであ
る。
【0013】これにより、半導体レーザ駆動光量のイン
タフェースとして画像信号とレーザ強制点灯信号と光量
制御信号又はマスク信号を設けることにより、半導体レ
ーザ駆動回路内で画像信号を処理できるため、画像信号
のパルス幅再現性を良好にでき、また、解像度切り替え
や濃度変調を行うために、最適な光量制御を行うことが
できる。
【0014】
【実施例】
(第1の実施例)以下に、本発明に関わる画像形成装置
を図面に即して更に説明していく。
【0015】図1は本発明を適用した半導体レーザ駆動
回路の第1の実施例である。図1(a)において1は半
導体レーザ駆動回路、2は半導体レーザ制御IC、6は
半導体レーザダイオード、7はフォトダイオードであ
る。3は画像形成装置の駆動及び電子写真プロセスの制
御をつかさどるシーケンスコントローラ、4はシーケン
スコントローラ3のCPU、5はホストコンピュータか
らのキャラクタデータをドットデータに変換するイメー
ジコントローラである。また、14は電源ライン、15
はグラウンドラインである。
【0016】本実施例で制御IC2は図1(b)に示す
ような構成をとっておりアンプ50及び51により広帯
域閉ループ特性を実現し、シーケンスコントローラ3か
らの光量制御信号11で指定される光量に半導体レーザ
ダイオード6の発光量を画像信号の1パルス毎に光量制
御する。
【0017】強制点灯信号12または画像信号10がオ
ン(Low active)するとand回路53とア
ンプ50を介して半導体レーザダイオード6(以下L
D)が発光する。LD6が発光するとフォトダイオード
7(以下PD)に光電流が流れる。アンプ51はCPU
4からアナログ出力される光量制御信号11に基づきデ
ータ変換回路52から出力される設定値とPD7からの
光電流とを比較し、LD6の発光光量が目標光量になる
ように制御する。
【0018】図2は、第1の実施例における各信号の動
作を示す。30は用紙であり、31は用紙30の印字領
域を示す。画像信号10は、感光体上に潜像形成すべく
水平同期信号に従い印字領域31でオン/オフする。こ
の時、光量制御信号11はある所定の電圧(LD6の発
光光量が所望の値となる電圧値)にセットされている。
また、光量制御信号11は、出力画像の解像度及び画像
濃度を変更する場合には、値を変更して(LD6の光量
を変更する)各々の状況に対応する。本実施例では光量
制御信号11の電圧が小さいほどLD6の発光光量が大
きくなる。従って、解像度を粗くしたい場合、画像濃度
を濃くしたい場合等は、光量制御信号11の値を小さく
する。
【0019】印字領域31の外では、光量制御信号11
をオフし(本実施例では、ハイレベル)、画像信号10
に対するマスク信号とする。これにより、イメージコン
トローラ5が印字領域31の外で画像信号10をオンし
てもLD6が発光することを防ぐ。
【0020】画像形成装置においては、印字動作に入る
まえの予備動作としてモータの駆動、半導体レーザを含
めた光学系の駆動を行う。この時、シーケンスコントロ
ーラ3は強制点灯信号12をオン(Low)してLD6
を画像信号の入力に関らず発光し、LD6を含めた光学
系の動作確認を行う。また、強制点灯信号12をオンす
る時は光量制御信号11は所定の値に設定しておく必要
がある。この様な構成の画像形成装置で、各ラインの同
期信号として用いられる水平同期信号(BD信号)は、
印字領域31の手前でLD6を発光しそのレーザ光を所
定の位置に設けられたセンサ(BDセンサ)により光電
変換することにより得たものである。このBD信号形成
時も強制点灯信号12をオンするとともに光量制御信号
11を所定の値に設定しておく。
【0021】この様に、印字領域外で画像信号に対して
マスクをかける処理及び半導体レーザダイオードを強制
点灯する処理を、シーケンスコントローラ3が画像信号
に対して処理を行なうことにより達成するのではなく、
半導体レーザ駆動回路1にシーケンスコントローラ3か
ら光量制御信号11、強制点灯信号12を与えることに
よって半導体レーザ駆動回路1側で実行する構成であ
る。
【0022】従って、シーケンスコントローラの処理負
担が軽減するとともに、シーケンスコントローラにより
画像信号を処理することにより生じる不都合を除去で
き、これにより高速、且つ、高解像で、良好な画像形成
が可能となる。
【0023】(第2の実施例)以下に、本発明の第2の
実施例を示す。
【0024】図3は本発明の第2の実施例を示す構成図
である。図3において、図1と同じ符号を付してあるも
のは、図1と同様の機能、構成であって、説明の上で第
1の実施例と重複する箇所については、説明を省略す
る。
【0025】本実施例で制御IC8は図3(b)に示す
ような構成をとっており、アンプ50及び51により広
帯域閉ループ特性を実現し、光量制御信号11で指定さ
れる光量に半導体レーザダイオード6の発光量を画像信
号(Low active)の1パルス毎に光量制御す
る。
【0026】本実施例では図3の実施例に更に画像マス
ク信号15(Low active)を追加し、画像信
号10(Low active)とor回路54を介し
て次段に伝達される。
【0027】従って、強制点灯信号12がオン(Low
active)するかまたはマスク信号がオンした状
態で画像信号10がオンすると、and回路53とアン
プ50を介して半導体レーザダイオード6(以下LD)
が発光する。LD6が発光するとフォトダイオード7
(以下PD)に光電流が流れる。アンプ51は光量制御
信号16に基づきデータ変換回路55から出力される設
定値とPD7からの光電流とを比較しLD6の発光光量
が目標光量になるように制御する。データ変換回路55
はCPU4から出力されるディジタル信号である光量制
御信号16をデータ変換回路する。
【0028】本実施例では光量制御信号16をディジタ
ル信号で伝送している。この方式で行うことにより第1
の実施例の様なアナログ信号で伝送した場合に比べノイ
ズ等による光量変動の可能性が軽減される。
【0029】図4は、第2の実施例における各信号の動
作を示す。画像信号10は、水平同期信号に従い印字領
域31でオン/オフする。この時、光量制御信号16は
ある所定のディジタル値(LD6の発光光量が所望の値
となる設定値)にセットされている。
【0030】光量制御信号16は、出力画像の解像度及
び画像濃度を変更する場合には、値を変更して(LD6
の光量を変更する)各々の状況に対応する。従って、画
像形成装置が制御する光量レベルが多い場合には信号線
の本数が多くなる。
【0031】印字領域31の外では、画像マスク信号1
5をオフし(本実施例では、ハイレベル)、イメージコ
ントローラ5が印字領域31の外で画像信号10をオン
してもLD6が発光することを防ぐ。
【0032】画像形成装置においては印字動作に入るま
えの予備動作としてモータの駆動、半導体レーザを含め
た光学系の駆動を行う。この時強制点灯信号12をオン
(Low)してLD6を発光し、LD6を含めた光学系
の動作確認を行う。また、前記水平同期信号(BD信
号)は、印字領域31の手前で強制点灯信号12をオン
し(LD6を発光)、そのレーザ光を所定の位置に設け
られたセンサ(BDセンサ)により光電変換することに
よって得られる。
【0033】この様に、第2の実施例においても、印字
領域外で画像信号に対してマスクをかける処理及び半導
体レーザダイオードを強制点灯する処理を、シーケンス
コントローラ3が画像信号に対して処理を行なうことに
より達成するのではなく、半導体レーザ駆動回路1にシ
ーケンスコントローラ3から画像マスク信号15、強制
点灯信号12を与えることによって半導体レーザ駆動回
路1側で実行する構成である。
【0034】従って、シーケンスコントローラの処理負
担が軽減するとともに、シーケンスコントローラにより
画像信号を処理することにより生じる不都合を除去で
き、これにより高速、且つ、高解像で、良好な画像形成
が可能となる。
【0035】(第3の実施例)以下に、本発明の第3の
実施例を示す。
【0036】図5は本発明の第3の実施例を示す構成図
である。図5において、図1又は図3と同じ符号を付し
てあるものは、図1又は図3と同様の機能、構成であっ
て、説明の上で第1及び第2の実施例と重複する箇所に
ついては、説明を省略する。制御IC9は、光量制御信
号17で指定される光量に半導体レーザダイオード6の
発光量を画像信号10(Low active)の1パ
ルス毎に光量制御する。
【0037】本実施例では、画像信号10と強制点灯信
号12のほかに光量制御信号17として2ビットのディ
ジタル信号を設け、この2ビットのビットマップに画像
マスク信号とその他の制御光量を割り付けたものであ
る。表1にその割り付けをしめす。00はBD制御、0
1は300dpi、10は600dpi、11は画像マ
スク(オフ)である。尚、光量制御信号17の上位ビッ
トを光量制御信号1、下位ビットを光量制御信号2とす
る。
【0038】この方式で行うことにより第1の実施例の
様なアナログ信号で伝送した場合に比べノイズ等による
光量変動の可能性が軽減され、また第2の実施例の構成
よりも信号線の本数が少なく構成できる。
【0039】図6は、第3の実施例における各信号の動
作をしめす。画像信号10は、水平同期信号(BD信
号)に従い印字領域31でオン/オフする。この時、光
量制御信号1又は2は、ある所定のディジタル値(LD
6の発光光量が所望の値となる設定値)にセットされて
いる。図に示すように出力画像が600dpiであれ
ば、実線のように光量制御信号1がHigh、光量制御
信号2がLowとなり、出力画像が300dpiであれ
ば、点線のように光量制御信号1がLow、光量制御信
号2がHighとなる。
【0040】印字領域31の外では、光量制御信号1及
び2をオフし(本実施例では、ハイレベル)、イメージ
コントローラ5が印字領域31の外で画像信号10をオ
ンしてもLD6が発光することを防ぐ。
【0041】画像形成装置においては、印字動作に入る
まえの予備動作としてモータの駆動、半導体レーザを含
めた光学系の駆動を行う。この時強制点灯信号12をオ
ン(Low)して、LD6を発光し、LD6を含めた光
学系の動作確認を行う。この時光量設定信号1及び2は
画像出力の解像度により600dpiか300dpiの
どちらかに設定され、マスクを解除する必要がある。
【0042】また、前述の水平同期信号(BD信号)
は、印字領域31の手前で強制点灯信号12をオンし
(LD6を発光)、そのレーザ光を所定の位置に設けら
れたセンサ(BDセンサ)により光電変換することによ
って得られる。本実施例では光量制御信号17としてB
D制御用に別に設定している。これは、感光体に照射す
るレーザ光量とBDセンサの感度設定が異なる場合に有
効である。例えば、感光体の感度が高く照射するレーザ
光量が小さい場合には、BDセンサの感度も上げなけれ
ばならない。しかし、本実施例のようにBD制御用にレ
ーザ光量を独立設定可能とすると、BD制御の時のみL
D6の発光光量を大きくすることにより、BDセンサの
感度を上げる必要は無くなる。従って、強制点灯信号1
2がオンすると同時に光量制御信号1及び2の両方をオ
ン(Low)にすることにより、BD制御時のレーザ光
量を大とする。
【0043】この様に、第3の実施例においても、印字
領域外で画像信号に対してマスクをかける処理及び半導
体レーザダイオードを強制点灯する処理を、シーケンス
コントローラ3が画像信号に対して処理を行なうことに
より達成するのではなく、半導体レーザ駆動回路1にシ
ーケンスコントローラ3から光量制御信号17、強制点
灯信号12を与えることによって半導体レーザ駆動回路
1側で実行する構成である。
【0044】従って、シーケンスコントローラの処理負
担が軽減するとともに、シーケンスコントローラにより
画像信号を処理することにより生じる不都合を除去で
き、これにより高速、且つ、高解像で、良好な画像形成
が可能となる。
【0045】
【表1】
【0046】(第4の実施例)図7は本発明の第4の実
施例を示す構成図である。図7において、図1、図3及
び図5と同じ条件を付したものは同様の機能、構成であ
って、説明の上で第1から第3の実施例と重複する箇所
については、説明を省略する。
【0047】本実施例で、制御IC20は図7(b)に
示すような構成をとっておりアンプ50及び51により
光帯域閉ループ特性を実現し、光量制御信号11で指定
される光量に半導体レーザダイオード6の発光量を画像
信号の1パルス毎に光量制御する。
【0048】本実施例では画像マスク信号15(Low
active)が、画像信号10(Low acti
ve)とor回路54を介して次段に伝達される構成と
なっている。
【0049】従って、強制点灯信号12がオン(Low
active)するか、または、マスク信号がオンし
た状態で画像信号10がオンすると、and回路53と
アンプ50を介して半導体レーザダイオード6(以下L
D)が発光する。LD6が発光するとフォトダイオード
7(以下PD)に光電流が流れる。アンプ51は光量制
御信号11(アナログ信号)に基づきデータ変換回路5
8から出力される設定値とPD7からの光電流とを比較
し、LD6の発光光量が目標光量になるように制御す
る。本実施例は、光量制御信号11にノイズがのった場
合LD6の出力光量が変動する事に対する対策として、
光量制御信号11のレベルを保持する手段としてコンデ
ンサ56とスイッチ57を設けたものである。これによ
り画像印刷中(イメージコントローラ5が画像信号出力
中)は光量制御信号11をコンデンサに保持しノイズに
よる光量変動を防ぐものである。
【0050】画像信号10は、水平同期信号に従い印字
領域でオン/オフする。この時、光量制御信号11はあ
る所定の電圧(LD6の発光光量が所望の値となる電圧
値)にセットされている。また、光量制御信号11は、
出力画像の解像度及び画像濃度を変更する場合には、値
を変更して(LD6の光量を変更する)各々の状況に対
応する。
【0051】スイッチ57は、画像マスク信号15をト
リガにしてオン/オフされる。つまりマスク信号15が
Low(画像マスクが解除されている)の時だけスイッ
チ57をオフし、光量制御信号11を保持する。
【0052】印字領域外では、画像マスク信号11によ
り画像信号10にマスクをし(High)、イメージコ
ントローラ5が印字領域外で画像信号10をオンしても
LD6が発光することを防ぐ。
【0053】画像形成装置においては、印字動作に入る
まえの予備動作としてモータの駆動、半導体レーザを含
めた光学系の駆動を行う。この時強制点灯信号12をオ
ン(Low)してLD6を発光し、LD6を含めた光学
系の動作確認を行う。前述の水平同期信号(BD信号)
は、印字領域の手前でLD6を発光しそのレーザ光を所
定の位置に設けられたセンサ(BDセンサ)により光電
変換することにより得たものである。
【0054】本実施例では、画像マスク信号15をトリ
ガにしたが、強制点灯信号12を光量制御信号11のサ
ンプルタイミングとして使用することも可能である。
【0055】以上説明したように、以上の実施例構成に
よれば、本導体レーザ駆動回路のインタフェースとして
画像信号と強制点灯信号と光量制御信号或いは画像マス
ク信号を設けることにより、 1)画像信号のパルス幅再現性が良好となり、高品位な
出力画像を得ることができる。
【0056】2)解像度切り替えや濃度変調を簡易に行
える。
【0057】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によると、感
光体上に潜像形成するために感光体を照射する半導体レ
ーザを駆動する半導体レーザ駆動装置において、潜像形
成のための画像信号と半導体レーザを強制発光するため
の強制点灯信号と半導体レーザの発光量を指定するため
の光量制御信号とを入力し、画像信号に基づいて半導体
レーザを光量制御信号で指定された発光量をもってオン
/オフするとともに強制点灯信号に基づいて画像信号の
入力に関らず半導体レーザをオンし、且つ、所定レベル
の光量制御信号の入力時は半導体レーザがオンとなるこ
とを禁止するものであり、また、感光体上に潜像形成す
るために感光体を照射する半導体レーザを駆動する半導
体レーザ駆動装置において、潜像形成のための画像信号
と半導体レーザを強制発光するための強制点灯信号と画
像信号をマスクするマスク信号とを入力し、画像信号に
基づいて半導体レーザをオン/オフするとともに強制点
灯信号に基づいて画像信号の入力に関らず半導体レーザ
をオンし、且つ、マスク信号の入力時は半導体レーザが
オンとなることを禁止するものである。
【0058】これにより、半導体レーザ駆動装置のイン
タフェースとして画像信号とレーザ強制点灯信号と光量
制御信号又はマスク信号を設けることにより、半導体レ
ーザ駆動装置内で画像信号を処理できるため、画像信号
のパルス幅再現性を良好にでき、また、解像度切り替え
や濃度変調を行うために、最適な光量制御を行うことが
でき、従って、高精細、高速機においても、高品質な像
形成を実行可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した半導体レーザ駆動回路の第1
の実施例の構成図。
【図2】第1の実施例の信号の動作説明図。
【図3】第2の実施例の構成図。
【図4】第2の実施例の信号の動作説明図。
【図5】第3の実施例の構成図。
【図6】第3の実施例の信号の動作説明図。
【図7】第4の実施例の構成図。
【図8】従来例の構成図。
【符号の説明】
1 半導体レーザ駆動回路 2 制御IC 3 シーケンスコントローラ 4 CPU 5 イメージコントローラ 6 半導体レーザダイオード 7 フォトダイオード

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体上に潜像形成するために感光体を
    照射する半導体レーザを駆動する半導体レーザ駆動装置
    において、 潜像形成のための画像信号と半導体レーザを強制発光す
    るための強制点灯信号と半導体レーザの発光量を指定す
    るための光量制御信号とを入力し、画像信号に基づいて
    半導体レーザを光量制御信号で指定された発光量をもっ
    てオン/オフするとともに強制点灯信号に基づいて画像
    信号の入力に関らず半導体レーザをオンし、且つ、所定
    レベルの光量制御信号の入力時は半導体レーザがオンと
    なることを禁止することを特徴とする半導体レーザ駆動
    装置。
  2. 【請求項2】 光量制御信号は複数ビットのデジタル信
    号からなり複数の光量レベル及び画像信号のマスクを指
    定することを特徴とする請求項1に記載の半導体レーザ
    駆動装置。
  3. 【請求項3】 像形成動作を制御するシーケンスコント
    ローラから強制点灯信号及び光量制御信号を入力するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の半導体レーザ駆動装
    置。
  4. 【請求項4】 半導体レーザの発光量を検知し、検知光
    量が光量制御信号で指定された発光量となる様に半導体
    レーザの発光量を制御することを特徴とする請求項1に
    記載の半導体レーザ駆動装置。
  5. 【請求項5】 感光体上に潜像形成するために感光体を
    照射する半導体レーザを駆動する半導体レーザ駆動装置
    において、 潜像形成のための画像信号と半導体レーザを強制発光す
    るための強制点灯信号と画像信号をマスクするマスク信
    号とを入力し、画像信号に基づいて半導体レーザをオン
    /オフするとともに強制点灯信号に基づいて画像信号の
    入力に関らず半導体レーザをオンし、且つ、マスク信号
    の入力時は半導体レーザがオンとなることを禁止するこ
    とを特徴とする半導体レーザ駆動装置。
  6. 【請求項6】 更に、半導体レーザの発光量を指定する
    ための光量制御信号を入力し、画像信号に基づいて光量
    制御信号で指定された発光量をもって半導体レーザをオ
    ン/オフすることを特徴とする請求項5に記載の半導体
    レーザ駆動装置。
  7. 【請求項7】 光量制御信号はアナログ信号からなり入
    力した光量制御信号を保持することを特徴とする請求項
    6に記載の半導体レーザ駆動装置。
  8. 【請求項8】 像形成動作を制御するシーケンスコント
    ローラから強制点灯信号及びマスク信号を入力すること
    を特徴とする請求項5に記載の半導体レーザ駆動装置。
  9. 【請求項9】 半導体レーザの発光量を検知し、検知光
    量が光量制御信号で指定された発光量となる様に半導体
    レーザの発光量を制御することを特徴とする請求項6に
    記載の半導体レーザ駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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