JPH11207724A - 化粧陶板 - Google Patents
化粧陶板Info
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- JPH11207724A JPH11207724A JP1864198A JP1864198A JPH11207724A JP H11207724 A JPH11207724 A JP H11207724A JP 1864198 A JP1864198 A JP 1864198A JP 1864198 A JP1864198 A JP 1864198A JP H11207724 A JPH11207724 A JP H11207724A
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- clay
- decorative surface
- decorative
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- Pending
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- Finishing Walls (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Abstract
その後、乾燥、焼成等して製造する、外壁材、屋根材等
の外装材、内装材、床材、天井材、間仕切り壁、等に使
用する化粧陶板に関するものである。 【構成】 粉体を成形した粘土を焼成前に急速加熱す
ると共に、乾燥後にサンドブラスト加工を施した化粧陶
板Aである。
Description
原料を成形し、その後、乾燥、焼成等して製造する、外
壁材、屋根材等の外装材、内装材、床材、天井材、間仕
切り壁、等に使用する化粧陶板に関するものである。
しては、押出機あるいはプレス成形機、等により所定形
状に成形し、その後、乾燥−施釉−焼成する装置、等に
よって製造していた。
装置により製造した化粧陶板は釉薬により意匠性は向上
したものの、化粧面は平滑で自然の景観を出すことはで
きないものであった。また、機械的に化粧面に模様を形
成する方法、乾燥前の粘土が柔らかい内に化粧面に模様
を形成する方法、等も行われているが、製品の流れ方向
の模様しか形成できず、自然の景観を出すことができな
かった。
を除去するため、粉体を成形した粘土を焼成前に急速加
熱すると共に、乾燥後にサンドブラスト加工を施すこと
により、自然なデザインを形成できる化粧陶板を提供す
るものである。
る化粧陶板の一実施例について詳細に説明する。図1
(a)、(b)は本発明に係る化粧陶板を製造する装置
の代表的な例を示す概略説明図であり、原料供給工程
a、成形工程b、乾燥工程c、加熱兼加工工程d、サン
ドブラスト加工工程e、焼成工程fよりなるものであ
り、図2(a)に示すように成形した粘土成形体Bを図
2(b)に示すような化粧陶板Aとするものである。
種の原料と必要に応じて添加するシャモット等を混練機
を介して混合した粘土を、ベルトコンベア等の供給機を
介して真空押出成形機、あるいは真空土練押出成形機の
一種からなる押出成形機等、あるいはプレス成形機、等
よりなる成形工程bに供給するものである。
リナイト、ハロイサイト、メタハロイサイト、木節粘
土、蛙目粘土、信楽粘土、等を打ち砕いて粉体とし、こ
れに水を加えて練り上げたものである。また、この粘土
は必要によりマグネットによって除鉄されることもあ
る。勿論、粘土は特に限定されるものではない。
て水分を多く含んだ粘土成形体Bが急激な加熱により爆
裂しないように、事前に乾燥させるための工程であり、
赤外線ヒータ、遠赤外線ヒータ、マイクロ波加熱機、後
述する焼成工程fの廃熱等の熱源の一種以上を用い、熱
源によって粘土成形体Bの水分を例えば18〜20%の
ものを0%(粘土の素材内に存在する水分は残る)〜5
%位までに低減し、保形性を強化するのと、その後の切
断、焼成可能な性状にするためのものである。なお、乾
燥工程cは赤外線ヒータ、マイクロ波のみ、あるいは交
互に、もしくは前段と後段のゾーンに分けて配設し、雰
囲気を180〜500℃位に生地がクラックや変形を生
じないような加熱曲線に対応して加熱するものである。
た図2(a)に示す粘土成形体Bに対し、図2(b)に
示すように表面加工を施すためのものであり、図3
(a)〜(c)に示すような順序で加工が施されるもの
である。その方法としては、各種熱源Cにより、粘土成
形体Bの化粧面1を急速加熱することにより、加工を施
すものである。
すように、熱源Cを粘土成形体Bの化粧面1にあて、化
粧面1を急速に加熱すると、粘土成形体Bの化粧面1部
分が0.1〜10mm位の深さ、幅が0.1mmから数
十mm位の大きさで弾けて剥がれるものである。また、
その弾けて剥がれたかけら1a(厚さが0.1mmから
10mm位の大きさ、幅が0.1mmから数十mm位の
大きさ)が図3(b)に示すように化粧面1上に残るた
めに、かけら1aをエア、ブラシ等の除去機D(送風
機、回転ブラシ、移動ブラシ、吸引機(掃除機等)、
等)を介して吹き飛ばし、図3(c)、図2(b)に示
すように化粧面1に不規則な凹凸模様(石が割れたよう
な模様、割石調、石積調、割肌調、等)を形成するもの
である。
類、温度、熱の噴射速度、粘土成形体Bの素材、粘土成
形体Bの含水%(粘土の吸着水、粘土の層間水、加熱兼
加工工程d前に化粧面1に散布する水等、等)等により
左右されるものであり、これらを調整することにより、
化粧面1に所望の凹凸模様を形成するものである。
レーザー、電磁波、LPガスバーナ、アセチレンバー
ナ、等の一種、あるいは二種以上を組み合わせて使用す
るものである。勿論、これら熱源Cは化粧面1を弾けて
剥がれさせる能力に設定し、使用するものである。な
お、温度、噴射速度の関係でLPガスバーナ、アセチレ
ンバーナが表面加工には良好であり、先端の温度は18
00〜2300℃位の高温である。
して示した図2(b)に示す粘土成形体Bの化粧面1に
対し、表面加工を施すためのものである。
程dは細かい砂を圧縮空気と共に、高速で被加工面(化
粧面1)に衝突させて、被加工面(化粧面1)を削るも
のであり、砂の粗さ、吹き付ける速度、吹き付ける時
間、等を変えることによって石、セラミック、ガラス、
大理石、金属、等の表面を、掘ったり、荒らしたり、磨
いたり、または部分的に覆ってブラストを行うことによ
って模様の形成、文字形成、あるいは錆を除去したり、
艶消し模様を付けたり、模様の浮き彫りをしたりするも
のである。また、砂と水を吹き付ける湿式方式と、乾い
た砂を吹き付ける乾式方式があるものである。なお、
「サンドブラスト」は「砂吹き機」ともいう。
(c)に示すような順序で加工が施されるものである。
図4(a)では、サンドブラストEで化粧面1に艶消し
加工(模様等)を施し、図4(b)では化粧面1上に残
った砂を除去機D(図ではブロア)にて吹き払い、図4
(c)(図示しないが化粧面1に細かい凹凸が形成され
ている)に示すように加工するものである。また、除去
機Dとして送風機の他に、回転ブラシ、移動ブラシ、吸
引機(掃除機等)、等を使用したり、これらを併用する
こともできるものである。勿論、乾燥工程cの後に加工
を施すために、加工性がよいものである。
成してセラミック化するものであり、ローラハースキル
ン、トンネル型焼成炉の一種、あるいはこれらの組み合
わせからなり、その構成は入口から出口に亘って、常温
−高温(1300℃位)−常温というように、山状の温
度分布となり、予熱領域、焼成領域、冷却領域の順に一
応区分して構成し、予熱領域の温度は30〜700℃、
焼成領域は300〜1300℃、冷却領域は600〜3
0℃位までとしたものである。
間の温度設定が異なるものであり、かつ、各領域間の温
度も明確に区分するものではなく連続焼成の中での一応
の区分である。さらに焼成工程fについて詳細に説明す
ると、焼成工程fは可燃ガス、例えばLPガスを燃焼さ
せて粘土成形体Bを焼成するものであり、そのためのバ
ーナの配列は前記各領域に対応して設けるものである。
手段としてはメッシュベルト、金属ローラ、セラミック
ローラ、アルミナローラ等を使用するが、特に焼成領域
の範囲は1300℃位まで温度が上昇するので、2本の
金属主軸間にアルミナローラを載置して熱が駆動源に伝
達しないようにして搬送するものである。
等で炉を形成し、その中を直線的に連続して通過させる
ものであり、各機器、領域間には排気ダンパーを配設し
ておくものである。以上のように、各工程を通過して粘
土成形体Bをセラミック化し、化粧陶板Aとするもので
ある。勿論、焼成工程fの前後には、施釉工程(焼成工
程fの後に形成する場合には、釉薬を固化する焼成工程
fを含む)、研磨工程、等を形成でき、焼成工程fの後
には梱包工程、等の工程を形成できるものである。
所には図1(a)、(b)に点線で示すように、切断工
程gを形成し、所定の寸法に切断することができるもの
である。
転刃(ダイヤモンドソー)、レーザー、水圧(ウォータ
ージェット)、放電加工、刃物、ピアノ線、等により切
断し、定尺の粘土成形体B(化粧陶板A)とするもので
ある。勿論、成形工程bとしてプレス成形機を用いた場
合には、切断工程gは使用しないものである。
素材から製品までを一貫した連続ラインで製造するもの
である。
の一実施例にすぎず、図5(a)〜(d)、図6(a)
〜(e)に示すように形成することができる。
は粘土成形体B(化粧陶板A)のその他の実施例を示す
断面図である。
後、つまり加熱兼加工工程d直前に、化粧面1に水、湯
等(H2 Oを含むもの)を散布し、それが乾燥する前に
加熱兼加工工程dにより加工をすると、より弾けて剥が
れ易くなり、加工精度が向上し、深い凹凸、幅広い凹
凸、等も形成できるものである。
等)、石油、シンナー、ワックス、等を散布した後に、
加熱兼加工工程dにより加工を施すこともできる。
ンガ、等の遮蔽板で囲まれているが、特に加熱兼加工工
程dと除去機Dの工程はかけら1aによる粉塵が舞い上
がるために、吸引機等により粉塵を吸引し、外部に粉塵
が飛散しないようにするものである。
面図であり、化粧面1に部分的にサンドブラスト加工を
施した化粧陶板Aである。
ラスト加工工程eを入れ替えた工程を示す概略説明図、
図8(b)はサンドブラスト加工工程eを焼成工程fの
後に形成した工程を示す概略説明図である。
h、研磨工程iを形成した工程を示す概略工程図であ
る。
釉、磁器釉、マジョリカ釉、炉器釉、ブリストル釉、ロ
ッキンガム釉、ゼーゲル磁器釉、生釉、土釉、フリット
釉、揮発釉、光沢釉、マット釉、アベンチュリン釉、結
晶釉、ラスター釉、透明釉、不透明釉等よりなり、化粧
面1上に施釉するものであり、化粧面1の保護(コーテ
ィング)材、化粧材、耐水材、耐久材等として機能する
ものである。
ン、フローコーター等の一種よりなる施釉機で上記釉薬
を化粧面1上に一定厚さで塗布し、ガス、電気、石油、
赤外線ヒーター、遠赤外線ヒーター、マイクロ波加熱機
等の乾燥機(図では焼成工程f)で焼成し、釉薬をガラ
ス状に硬化、定着させるものである。
焼き締まった化粧陶板Aの化粧面1を、先端にダイヤモ
ンド研磨ホイルを装着した前後、左右、上下と立体的に
移動可能なポリッシングマシンにより研磨し、化粧面1
(一部分、頂面のみ、等)を平坦化するものである。こ
の場合には、化粧面1がザラザラした面と鏡面が存在す
るものとなる。
によれば、石が割れたような模様(割石調、石積調、
割肌調、等)で自然な化粧面を簡単に形成できる。石
が割れたような模様(割石調、石積調、割肌調、等)の
化粧面を人為的に形成できる。サンドブラスト加工
と、石が割れたような模様との相乗効果により、今まで
にない化粧面を形成できる。従来の装置に組み入れる
だけで形成できる。連続生産が可能である。装置が
簡単で、メンテナンスが容易である。等の特徴、効果が
ある。
略説明図である。
断面図である。
断面図である。
平面図である。
の実施例を示す概略説明図である。
の実施例を示す概略説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 粉体を成形した粘土を焼成前に急速加熱
すると共に、乾燥後にサンドブラスト加工を施すことを
特徴とする化粧陶板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1864198A JPH11207724A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 化粧陶板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1864198A JPH11207724A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 化粧陶板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11207724A true JPH11207724A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=11977236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1864198A Pending JPH11207724A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 化粧陶板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11207724A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021123506A (ja) * | 2020-01-31 | 2021-08-30 | 株式会社Lixil | 施釉磨きセラミックス |
-
1998
- 1998-01-30 JP JP1864198A patent/JPH11207724A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021123506A (ja) * | 2020-01-31 | 2021-08-30 | 株式会社Lixil | 施釉磨きセラミックス |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041215 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080110 |
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Effective date: 20080219 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20080415 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080624 |