JPH11180761A - 化粧陶板 - Google Patents
化粧陶板Info
- Publication number
- JPH11180761A JPH11180761A JP35321497A JP35321497A JPH11180761A JP H11180761 A JPH11180761 A JP H11180761A JP 35321497 A JP35321497 A JP 35321497A JP 35321497 A JP35321497 A JP 35321497A JP H11180761 A JPH11180761 A JP H11180761A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clay
- decorative surface
- decorative
- firing
- stone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Finishing Walls (AREA)
Abstract
その後、乾燥、焼成等して製造する、外壁材、屋根材等
の外装材、内装材、床材、天井材、間仕切り壁、等に使
用する化粧陶板に関するものである。 【構成】 粉体を成形した粘土を焼成前に急速加熱した
化粧陶板Aである。
Description
を成形し、その後、乾燥、焼成等して製造する、外壁
材、屋根材等の外装材、内装材、床材、天井材、間仕切
り壁、等に使用する化粧陶板に関するものである。
しては、押出機あるいはプレス成形機、等により所定形
状に成形し、その後、乾燥−施釉−焼成する方法、等に
よって製造していた。
装置により製造した化粧陶板は釉薬により意匠性は向上
したものの、化粧面は平滑で自然の景観を出すことはで
きないものであった。また、機械的に化粧面に模様を形
成する方法、乾燥前の粘土が柔らかい内に化粧面に模様
を形成する方法、等も行われているが、製品の流れ方向
の模様しか形成できず、自然の景観を出すことができな
かった。
を除去するため、粉体を成形した粘土を焼成前に急速加
熱することにより、自然なデザインを形成できる化粧陶
板を提供するものである。
の一実施例について詳細に説明する。図1(a)、
(b)は本発明に係る化粧陶板を製造する装置の代表的
な例を示す説明図であり、原料供給工程a−成形工程b
−乾燥工程c−加熱兼加工工程d−焼成工程eよりなる
ものであり、図2(a)に示すように成形した粘土成形
体Bを図2(b)に示すような化粧陶板Aとするもので
ある。
種の原料と必要に応じて添加するシャモット等を混練機
(図示せず)を介して混合した粘土を、ベルトコンベア
等の供給機を介して真空押出成形機、あるいは真空土練
押出成形機の一種からなる押出成形機等、あるいは図示
しないがプレス成形機、等よりなる成形工程bに供給す
るものである。
リナイト、ハロイサイト、メタハロイサイト、木節粘
土、蛙目粘土、信楽粘土、等を打ち砕いて粉体とし、こ
れに水を加えて練り上げたものである。また、この粘土
は必要によりマグネットによって除鉄されることもあ
る。勿論、粘土は特に限定されるものではない。
て水分を多く含んだ粘土成形体Bが急激な加熱により爆
裂しないように、事前に乾燥させるための工程であり、
赤外線ヒータ、遠赤外線ヒータ、マイクロ波加熱機、後
述する焼成工程dの廃熱等の熱源の一種以上を用い、熱
源によって粘土成形体Bの水分を例えば18〜20%の
ものを0%(粘土の素材内に存在する水分は残る)〜5
%位までに低減し、保形性を強化するのと、その後の切
断、焼成可能な性状にするためのものである。なお、乾
燥工程cは赤外線ヒータ、マイクロ波のみ、あるいは交
互に、もしくは前段と後段のゾーンに分けて配設し、雰
囲気を180〜500℃位に生地がクラックや変形を生
じないような加熱曲線に対応して加熱するものである。
た図2(a)に示す粘土成形体Bに対し、図2(b)に
示すように表面加工を施すためのものであり、図3
(a)〜(c)に示すような順序で加工が施されるもの
である。その方法としては、各種熱源Cにより、粘土成
形体Bの化粧面1を急速加熱することにより、加工を施
すものである。
すように、熱源Cを粘土成形体Bの化粧面1にあて、化
粧面1を急速に加熱すると、粘土成形体Bの化粧面1部
分が0.1〜10mm位の深さ、幅が0.1mmから数
十mm位の大きさで弾けて剥がれるものである。また、
その弾けて剥がれたかけら1a(厚さが0.1mmから
10mm位の大きさ、幅が0.1mmから数十mm位の
大きさ)が図3(b)に示すように化粧面1上に残るた
めに、かけら1aを、図示しないがエア、ブラシ等の除
粉機(送風機、回転ブラシ、移動ブラシ、吸引機(掃除
機等)、等)を介して吹き飛ばし、図3(c)、図2
(b)に示すように化粧面1に不規則な凹凸模様(石が
割れたような模様、割石調、石積調、割肌調、等)を形
成するものである。
類、温度、熱の噴射速度、粘土成形体Bの素材、粘土成
形体Bの含水%(粘土の吸着水、粘土の層間水、加熱兼
加工工程d前に化粧面1に散布する水等、等)により左
右されるものであり、これらを調整することにより、化
粧面1に所望の凹凸模様を形成するものである。
レーザー、電磁波、LPガスバーナ、アセチレンバー
ナ、等の一種、あるいは二種以上を組み合わせて使用す
るものである。勿論、これら熱源Cは化粧面1を弾けて
剥がれさせる能力に設定し、使用するものである。な
お、温度、噴射速度の関係でLPガスバーナ、アセチレ
ンバーナが良好であり、先端の温度は1800〜230
0℃位の高温である。
成してセラミック化するものであり、ローラハースキル
ン、トンネル型焼成炉の一種、あるいはこれらの組み合
わせからなり、その構成は入口から出口に亘って、常温
−高温(1300℃位)−常温というように、山状の温
度分布となり、予熱領域、焼成領域、冷却領域の順に一
応区分して構成し、予熱領域の温度は30〜700℃、
焼成領域は300〜1300℃、冷却領域は600〜3
0℃位までとしたものである。
間の温度設定が異なるものであり、かつ、各領域間の温
度も明確に区分するものではなく連続焼成の中での一応
の区分である。さらに焼成工程eについて詳細に説明す
ると、焼成工程eは可燃ガス、例えばLPガスを燃焼さ
せて粘土成形体Bを焼成するものであり、そのためのバ
ーナ(図示せず)の配列は前記各領域に対応して設ける
ものである。
手段としてはメッシュベルト、金属ローラ、セラミック
ローラ、アルミナローラ等を使用するが、特に焼成領域
の範囲は1300℃位まで温度が上昇するので、2本の
金属主軸間にアルミナローラを載置して熱が駆動源に伝
達しないようにして搬送するものである。
等で炉を形成し、その中を直線的に連続して通過させる
ものであり、各機器、領域間には排気ダンパー(図示せ
ず)を配設しておくものである。以上のように、各工程
を通過して粘土成形体Bをセラミック化し、化粧陶板A
とするものである。勿論、焼成工程eの前後には、施釉
工程(焼成工程eの後に形成する場合には焼成工程を含
む)、研磨工程、等を形成でき、焼成工程eの後には梱
包工程、等の工程を形成できるものである。
所には図1(a)、(b)に点線で示すように、切断工
程fを形成し、所定の寸法に切断することができるもの
である。
転刃(ダイヤモンドソー)、レーザー、水圧(ウォータ
ージェット)、放電加工、刃物、ピアノ線、等により切
断し、定尺の粘土成形体B(化粧陶板A)とするもので
ある。勿論、成形工程bとしてプレス成形機を用いた場
合には、切断工程fは使用しないものである。
除粉機としては、送風機、回転ブラシ、移動ブラシ、吸
引機(掃除機等)、等である。
の一実施例にすぎず、図4(a)〜(d)〜図5(a)
〜(e)に示すように形成することができる。
は粘土成形体B(化粧陶板A)のその他の実施例を示す
断面図である。
後、つまり加熱兼加工工程d直前に、化粧面1に水、湯
等(H2 Oを含むもの)を散布し、それが乾燥する前に
加熱兼加工工程dにより加工をすると、より弾けて剥が
れ易くなり、加工精度が向上し、深い凹凸、幅広い凹
凸、等も形成できるものである。
等)、石油、シンナー、ワックス、等を散布した後に、
加熱兼加工工程dにより加工を施すこともできる。
ンガ、等の遮蔽板で囲まれているが、特に加熱兼加工工
程dと除粉工程はかけら1aにより粉塵が舞い上がるた
めに、吸引機等により粉塵を吸引し、外部に粉塵が飛散
しないようにするものである。
によれば、石が割れたような模様(割石調、石積調、
割肌調、等)で自然な化粧面を簡単に形成できる。石
が割れたような(割石調、石積調、割肌調、等)化粧面
を人為的に形成できる。従来の装置に組み入れるだけ
で形成できる。連続生産が可能である。装置が簡単
で、メンテナンスが容易である。等の特徴、効果があ
る。
示す概略説明図である。
断面図である。
断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 粉体を成形した粘土を焼成前に急速加熱
したことを特徴とする化粧陶板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35321497A JPH11180761A (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 化粧陶板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35321497A JPH11180761A (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 化粧陶板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11180761A true JPH11180761A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18429337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35321497A Pending JPH11180761A (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 化粧陶板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11180761A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030069576A (ko) * | 2002-02-22 | 2003-08-27 | 백우현 | 카오린을 이용한 원적외선 복사 바닥재 및 제조방법 |
KR100530831B1 (ko) * | 2002-09-26 | 2005-11-23 | 우성세라믹스공업 주식회사 | 고령토(백토·점토), 장석 및 블랙그래눌을 활용한 도자기질 점토 벽돌 및 점토 바닥벽돌과 그 제조방법 |
-
1997
- 1997-12-22 JP JP35321497A patent/JPH11180761A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030069576A (ko) * | 2002-02-22 | 2003-08-27 | 백우현 | 카오린을 이용한 원적외선 복사 바닥재 및 제조방법 |
KR100530831B1 (ko) * | 2002-09-26 | 2005-11-23 | 우성세라믹스공업 주식회사 | 고령토(백토·점토), 장석 및 블랙그래눌을 활용한 도자기질 점토 벽돌 및 점토 바닥벽돌과 그 제조방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20041117 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20071211 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20080415 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20080415 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20081216 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |