JPH11206485A - システムキッチン - Google Patents

システムキッチン

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Publication number
JPH11206485A
JPH11206485A JP10030456A JP3045698A JPH11206485A JP H11206485 A JPH11206485 A JP H11206485A JP 10030456 A JP10030456 A JP 10030456A JP 3045698 A JP3045698 A JP 3045698A JP H11206485 A JPH11206485 A JP H11206485A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
top plate
counter top
system kitchen
duct
position higher
Prior art date
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Pending
Application number
JP10030456A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Ono
正博 大野
Yoshiaki Oyama
善朗 大山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP10030456A priority Critical patent/JPH11206485A/ja
Publication of JPH11206485A publication Critical patent/JPH11206485A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、システムキッチンに組み込
んで使用する場合でも、天板上のスペースが有効に利用
できる使い勝手の良い、安全で見栄えの良い調理機器を
提供することにある。 【解決手段】 システムキッチンAにおいて、カウンタ
ー天板8よりも高い位置に延出した立上り壁状の排気ダ
クト10から排気を排出するグリル4、オーブンレンジ
等の隠蔽型調理機器を、フロアキャビネット13a、1
3bに並設し、調理機器1及びフロアキャビネット13
a、13bの上部にカウンター天板8を載置固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、システムキッチン
に組込まれたグリルやオーブンレンジ等の、閉じられた
空間内で調理を行なう隠蔽型調理機器の排気口を調理作
業の邪魔にならない位置に設けることにより、使い勝手
が良く安全で見栄えの良い調理機器を提供しようとする
技術に係り、特に家庭の台所で使用するのに好適なガ
ス、電熱、高周波、電磁誘導による加熱調理機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、グリル、オーブンレンジ等の隠蔽
型調理機器の排気を機器の天板よりも高い位置から排出
するものとしては、例えば特開昭60−78230号が
あった。同公報に見られるものについて述べると、以下
の通りである。図5において、グリル4とオーブンレン
ジ24の両方を備えた調理機器1の天板8後部のバック
ガード9の中央にグリル排気口25bを、バックガード
9の両側部にオーブン排気口25aを設けることによ
り、排気口25a、25bへの煮こぼれの侵入を防ぐと
共に天板8上のスペースを有効に活用しようとするもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、調理機器1の天板8後部のバックガード
9に直接排気口25a、25bを設けているため、煮こ
ぼれ侵入防止を確実にするために排気口25a、25b
を上方へ設けるほど必然的にバックガード9の高さ寸法
も大きくなる。また、天板8が調理機器1と一体に形成
されていることにより調理機器1本体の寸法が大きくな
るので、特にシステムキッチンに組み込んで使用する場
合に見栄えが悪く、取付工事がしにくいという欠点があ
った。本発明は、上記課題を解決するためになされたも
ので、本発明の目的は、システムキッチンに組み込んで
使用する場合でも、天板上のスペースが有効に利用でき
る使い勝手の良い、安全で見栄えの良い調理機器を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、システムキッチンにおいて、カウンター
天板よりも高い位置に延出した立上り壁状の排気ダクト
から排気を排出するグリル、オーブンレンジ等の隠蔽型
調理機器を、フロアキャビネットに並設し、隠蔽型調理
機器及びフロアキャビネットの上部にカウンター天板を
載置固定したことを特徴とする。
【0005】請求項2は、カウンター天板の後部に切り
欠きを設け、切り欠きを通して、排気ダクトをカウンタ
ー天板よりも高い位置に延出したことを特徴とするもの
である。
【0006】請求項3は、カウンター天板の後部に開口
を設け、開口を通して、排気ダクトをカウンター天板よ
りも高い位置に延出したことを特徴とするものである。
【0007】請求項4は、システムキッチンの背部を通
して、排気ダクトをカウンター天板よりも高い位置に延
出したことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第一の実施の形態
を、図面に基づいて説明する。図1は本発明のシステム
キッチンを示す斜視図、図2は図1の調理機器部を切断
する縦断面図である。本発明のシステムキッチンAは、
フロアキャビネット13a、13bに挟まれた領域に調
理機器1を設置して両者を並設状態とし、調理機器1及
びフロアキャビネット13a、13bの上部にステンレ
ス板あるいは人工大理石でできた1枚物のカウンター天
板8を載置固定している。また、カウンター天板8の一
端には流し(図示なし)が設けられ、後部にはバックガ
ード9が形成されている。調理機器1は、キャビネット
2上に設けてあり、隠蔽型調理機器であるグリル4、さ
らにその上の、トッププレート5上に複数のバーナー6
を備えるコンロ3から成り、システムキッチンAに組み
込まれている。また、コンロ3のトッププレート5はシ
ステムキッチンAのカウンター天板8上に設置されてい
る。カウンター天板8よりも上方の壁面14の前面に
は、ある程度の高さをもって使用者と対向する面に開口
11を形成した排気ダクト10が立上り壁状に設置され
ている。より具体的には、システムキッチンAのバック
ガード9の一部が切り欠かれ、そこにバックガード9の
高さよりも上に突き出るように排気ダクト10が設けら
れる。この時、開口11はカウンター天板8の上面か
ら、五徳7上に置いた深鍋16の高さh以上の寸法をも
って設けるのが望ましい。なお、壁面14の上部には、
レンジフード12が設置されている。
【0009】排気ダクト10は外側ダクト17と内側ダ
クト18から構成される二重構造となっている。その構
成について次に述べる。外側ダクト17内部には、グリ
ル4より連通する内側ダクト18がカウンター天板8の
壁面14際に設けた切り欠き19を貫通して、カウンタ
ー天板8よりも高い位置に延出しており、その上端で外
側ダクト17の開口11に対応する位置に内側ダクト排
気口18aを設けている。内側ダクト18は、カウンタ
ー天板8の切り欠き19及び壁面14との間にそれぞれ
空気層20a及び20bを、さらにカウンター天板8上
方では外側ダクト17及び壁面14との間にそれぞれ空
気層20c及び20dを介して存在している。さらに内
側ダクト18は、外側ダクト17内の中央部を通り外側
ダクト17表面の開口11の中央部で開口11の上下縁
に接触しないように間隔を開けて、先端の内側ダクト排
気口18aを形成している。
【0010】以上の構成より、このシステムキッチンA
では、カウンター天板8上に調理機器1の排気ダクト1
0がないので、カウンター天板8上のスペースが有効に
利用できて使い勝手が良く、安全で見栄えがよい。ま
た、内側ダクト排気口18aがコンロ3のトッププレー
ト5上に現れることがないので見栄えが良いだけでな
く、グリル4使用時でもコンロ3の後バーナー6b上の
鍋の把手などが過熱されて火傷をしたりすることがな
く、安全である。さらに、トッププレート5上の有効ス
ペースが増えるので、コンロ3の前バーナー6aと後バ
ーナー6bとの間隔が大きく確保でき、使い勝手が良
い。さらにまた、外側ダクト17、壁面14及びカウン
ター天板8は内側ダクト18と直接に接していないの
で、過熱されず安全である。なお、上記の実施の形態に
おいてはグリル4の排気構造について説明したが、グリ
ル4に代えてオーブンレンジの排気構造であっても良
い。
【0011】次に、第二の実施の形態であるシステムキ
ッチンAの斜視図である。図3は第二の実施の形態のシ
ステムキッチンを示す斜視図である。この場合、調理機
器1の背後に壁面がなく、すなわちカウンター天板8は
壁面から独立している。グリル4より連通する内側ダク
ト18は、カウンター天板8の調理機器1後部側の開口
(図示せず)を貫通して、上部の筒状の外側ダクト17
内へ延出している。外側ダクト17は内側ダクト18の
カウンター天板8上に現れる部分の全面を覆っており、
使用者と相対する表面に開口11を設けている。また外
側ダクト17は、カウンター天板8の開口に挿入され、
さらに外側ダクト17の下部に一体に形成されたフラン
ジ22が開口の周囲のカウンター天板8上に乗ることに
より自立している。このような独立型キッチンにおいて
も前記の実施と同様の効果が得られる。
【0012】次に、第三の実施の形態を説明する。図4
は他の第三の実施の形態であるシステムキッチンの断面
図である。例えば、対面型キッチンというシステムキッ
チンAのレイアウト形式の場合、システムキッチンAの
背部にデッキ部23があり、デッキ部23を介してダイ
ニングルームやリビングルームにいる人に対して会話や
配膳作業などの行為のやりとりが行える。この時、カウ
ンター天板8に切り欠きや開口を設ける必要はなく、グ
リル4より連通する内側ダクト18はデッキ部23内部
を通して、カウンター天板8よりも高い位置に延出して
おり、その上端で外側ダクト17の開口11に対応する
位置に内側ダクト排気口18aを設けている。
【0013】これらにより、対面型キッチンにおいても
前述の第一の実施の形態と同様の効果が得られる。ま
た、上記実施の形態において、対面型ではなく、調理機
器1の背後に壁面がある場合でも、例えばデッキ部23
の代わりにシステムキッチンAの背部に中空の壁パネル
を設ければ、その中に内側ダクト18を通し、カウンタ
ー天板8よりも高い位置に排気口18aを延出すること
で上記実施の形態と同様にカウンター天板8に切り欠き
や開口を設ける必要はない。
【0014】なお、上記した何れの実施の形態において
も、排気ダクト10の高さはシステムキッチンAのバッ
クガード9程度の高さでも良いし、それ以上の高さでも
良い。また、排気ダクト10の材質はステンレスやアル
ミなどの耐熱性及び加工性などに優れる金属であること
を要する。また、排気ダクト10は、カウンター天板8
の切り欠き、開口あるいは背部を通してカウンター天板
8の上方に延出させることができるので、壁付け型ある
いは独立型などの様々な形式のシステムキッチンに組み
込んで使用することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、カウンター天板よりも高い位
置に延出した立上り壁状の排気ダクトから排気を排出す
る隠蔽型調理機器を、フロアキャビネットに並設し、隠
蔽型調理機器及びフロアキャビネットの上部にカウンタ
ー天板を載置固定したので、システムキッチンに組み込
んで使用する場合にカウンター天板上のスペースが有効
に利用できて使い勝手が良く、安全で見栄えがよい。
【0016】また、カウンター天板の後部に設けた切り
欠き又は開口を通して、あるいはシステムキッチン背部
を通して、排気ダクトをカウンター天板よりも高い位置
に延出したので、壁付け型あるいは独立型などの様々な
形式のシステムキッチンに組み込んで使用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態であるシステムキッ
チンを示す斜視図である。
【図2】図1のシステムキッチンの縦断面図である。
【図3】第二の実施の形態であるシステムキッチンを示
す斜視図である。
【図4】第三の実施の形態であるシステムキッチンを示
す断面図である。
【図5】従来例の調理機器の形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 … 調理機器 4 … グリル(隠蔽型調理機器) 8 … カウンター天板 10 … 排気ダクト 11 … 開口 13a、13b … フロアキャビネット 19 … 切り欠き 24 … オーブンレンジ(隠蔽型調理機器) A … システムキッチン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カウンター天板よりも高い位置に延出し
    た立上り壁状の排気ダクトから排気を排出するグリル、
    オーブンレンジ等の隠蔽型調理機器を、フロアキャビネ
    ットに並設し、隠蔽型調理機器及びフロアキャビネット
    の上部にカウンター天板を載置固定したことを特徴とす
    るシステムキッチン。
  2. 【請求項2】 カウンター天板の後部に切り欠きを設
    け、前記切り欠きを通して、排気ダクトをカウンター天
    板よりも高い位置に延出したことを特徴とする請求項1
    記載のシステムキッチン。
  3. 【請求項3】 カウンター天板の後部に開口を設け、前
    記開口を通して、排気ダクトをカウンター天板よりも高
    い位置に延出したことを特徴とする請求項1記載のシス
    テムキッチン。
  4. 【請求項4】 システムキッチンの背部を通して、排気
    ダクトをカウンター天板よりも高い位置に延出したこと
    を特徴とする請求項1記載のシステムキッチン。
JP10030456A 1998-01-28 1998-01-28 システムキッチン Pending JPH11206485A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10030456A JPH11206485A (ja) 1998-01-28 1998-01-28 システムキッチン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10030456A JPH11206485A (ja) 1998-01-28 1998-01-28 システムキッチン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11206485A true JPH11206485A (ja) 1999-08-03

Family

ID=12304416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10030456A Pending JPH11206485A (ja) 1998-01-28 1998-01-28 システムキッチン

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JP (1) JPH11206485A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011174623A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 対面式キッチン装置

Cited By (1)

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Effective date: 20040119

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Effective date: 20040226