JPH11205044A - 増幅器 - Google Patents

増幅器

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JPH11205044A
JPH11205044A JP10008439A JP843998A JPH11205044A JP H11205044 A JPH11205044 A JP H11205044A JP 10008439 A JP10008439 A JP 10008439A JP 843998 A JP843998 A JP 843998A JP H11205044 A JPH11205044 A JP H11205044A
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fet
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善伸 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パルス駆動を行う際に、高周波信号の増幅性
能を低下させることなく不要な発振等が起こらない安定
した動作が得られる増幅器を得る。 【解決手段】 ドレインバイアス端子11に印加される
パルス電圧の立ち上がり及び立ち下がり時に、それぞれ
ゲートバイアス端子8に印加される負電圧の電圧値を、
パルス生成回路7によって一時的に変えることにより、
一時的に、ゲートバイアスを変化させ、FET2の出力
特性を変える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ波帯で使
用されるMMIC(マイクロ波モノリシック集積回路)に
おけるマイクロ波増幅器に関し、特にパルスで動作させ
る増幅器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、マイクロ波帯通信及びレーダシス
テム等に使用する送受信モジュールで使われる送受信兼
用増幅器では、送信時と受信時での信号の切り替え等の
目的で該増幅器のパルス駆動が行われている。このよう
なパルス駆動が行われる増幅器の内部回路について、図
11を用いて説明する。図11は、マイクロ波の増幅を
行う増幅器の従来例を示した回路図である。図11にお
いて、マイクロ波増幅器200は、高周波信号の増幅を
行うノーマリオンのFET201と、入力側の整合回路
を形成する入力整合回路202と、出力側の整合回路を
形成する出力整合回路203と、上記FET201に対
するドレインバイアス回路204及びゲートバイアス回
路205とで構成されている。
【0003】FET201のゲートは、入力整合回路2
02を介して入力端子206に接続されると共にゲート
バイアス回路205を介してゲートバイアス端子207
に接続されている。FET201において、ドレイン
は、出力整合回路203を介して出力端子208に接続
されると共にドレインバイアス回路204を介してドレ
インバイアス端子209に接続され、ソースは接地され
ている。なお、入力整合回路202は、RF伝送線路に
形成されインピーダンスの整合を行う整合回路210,
211を備え、出力整合回路203においても同様に、
整合回路212,213を備えている。
【0004】このような構成において、ゲートバイアス
端子207には、FET201のゲートにバイアス電圧
を印加するための所定の負電圧が印加されている。ま
た、ドレインバイアス端子209にはパルス電圧が印加
され、FET201のドレイン電圧Vdは図12の
(a)で示すようなパルス波形となり、ドレインバイア
ス端子209に印加されたパルス電圧によって、増幅器
200の動作のオン・オフが行われる。出力端子208
からは、図12の(b)で示すように、ドレインバイア
ス端子209に印加されたパルス電圧と同期したパルス
波形の電力Pを得ることができる。
【0005】図13は、FET201の特性を示した図
であり、FET201の出力特性であるドレイン電流電
圧特性を示している。なお、図13では、ドレイン電流
をId、ドレイン電圧をVdとしている。図13におい
て、ドレイン電流電圧特性はゲート・ソース間電圧Vgs
によって変わる。FET201は、バイアス条件により
動作が異なるため、増幅器によっては動作が不安定にな
る領域があり、図13の曲線kに沿って斜線で示した不
安定領域を通過しバイアス点に到達する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図14は、ドレインバ
イアス端子209から入力されたパルス信号の立ち上が
り時におけるFET201のドレイン電圧Vdの変化を
示しており、図15は、ドレインバイアス端子209に
印加されたパルス電圧の立ち上がり時における、出力端
子208から出力される電力Pの波形を示した図であ
る。ドレイン電圧Vdの立ち上がり時における図14の
斜線で示した部分では、FET201は、図13で示し
た不安定領域にあり動作が不安定となる。すなわち、ド
レインバイアス端子209に印加されるパルス電圧によ
るドレイン電圧Vdの立ち上がり時に、FET201の
動作が不安定となり、図15で示すように出力端子20
8から出力される高周波信号の波形は、FET201が
動作不安定となったときに乱れ、該出力端子208から
出力される信号を使用するシステムに影響を及ぼす。
【0007】特に、出力端子208から出力されるパル
ス信号の立ち上がり時に発生する発振等は、一定期間続
くこともあり、出力端子208から出力される信号を使
用するシステムにおいて、運営上問題が起こる場合があ
った。このような現象を回避するために、すべてのバイ
アス点で発振等が起こらないように回路設計を行ってい
たが、このような回路設計には多くの時間を要すると共
に、増幅器の性能を低下させなければ発振等を回避でき
ない場合があった。
【0008】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたものであり、パルス駆動を行う際に、高周
波信号の増幅性能を低下させることなく不要な発振等が
起こらない安定した動作が得られる増幅器を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る増幅器
は、ドレインバイアスとしてパルス電圧を印加するパル
ス駆動が行われ、高周波信号の増幅を行う増幅器におい
て、高周波信号の増幅を行うFETと、外部から入力さ
れるパルスを用いて該FETのドレインバイアスを行う
ドレインバイアス回路と、外部から入力される負電圧を
用いてFETのゲートバイアスを行うゲートバイアス回
路と、ドレインバイアス回路に入力されるパルスに応じ
て所定のパルスを生成して出力するパルス生成回路とを
備え、該パルス生成回路は、ドレインバイアス回路に入
力されるパルスの立ち上がり及び立ち下がり時に、それ
ぞれ所定の単一パルスをゲートバイアス回路に出力して
ゲートバイアスを変え、FETの出力特性を一時的に変
えるものである。
【0010】また、この発明に係る増幅器は、高周波信
号の増幅を行うFETを有し、該FETに対して、負電
圧のゲートバイアスを行うと共にドレインバイアスとし
てパルス電圧を印加するパルス駆動が行われ、高周波信
号の増幅を行う増幅器において、ドレインバイアスとし
て外部から入力されるパルスに応じて所定のパルスを生
成して出力するパルス生成回路と、該パルス生成回路か
ら出力されたパルスに応じて増幅器の利得を低下させる
利得制御回路とを備え、パルス生成回路は、ドレインバ
イアスとして外部から入力されるパルスの立ち上がり及
び立ち下がり時に、それぞれ所定の単一パルスを利得制
御回路に出力し、利得制御回路は、パルス生成回路から
パルスが入力されると増幅器の利得を一時的に低下させ
るものである。
【0011】また、この発明に係る増幅器は、請求項2
において、上記利得制御回路は、増幅器の出力端子に接
続されるバイパス回路であり、パルス生成回路からパル
スが入力されると増幅器の出力端子に一時的に抵抗を接
続して増幅器の出力をバイパスし、増幅器の利得を一時
的に低下させるものである。
【0012】また、この発明に係る増幅器は、請求項2
において、上記利得制御回路は、FETのドレインとゲ
ートとの間に接続される帰還回路であり、パルス生成回
路からパルスが入力されるとFETのドレイン電圧を一
時的にゲートに帰還させて、増幅器の利得を一時的に低
下させるものである。
【0013】また、この発明に係る増幅器は、高周波信
号の増幅を行うFETを有し、該FETに対して、負電
圧のゲートバイアスを行うと共にドレインバイアスとし
てパルス電圧を印加するパルス駆動が行われ、高周波信
号の増幅を行う増幅器において、ドレインバイアスとし
て外部から入力されるパルスに応じて所定のパルスを生
成して出力するパルス生成回路と、該パルス生成回路か
ら出力されたパルスに応じて、上記FETで増幅された
信号の外部への出力を制御する出力制御回路とを備え、
パルス生成回路は、ドレインバイアスとして外部から入
力されるパルスの立ち上がり及び立ち下がり時に、それ
ぞれ所定の単一パルスを出力制御回路に出力し、出力制
御回路は、パルス生成回路からパルスが入力されるとF
ETで増幅された信号の外部への出力を一時的に遮断す
るものである。
【0014】また、この発明に係る増幅器は、高周波信
号の増幅を行うFETを有し、該FETに対して、負電
圧のゲートバイアスを行うと共にドレインバイアスとし
てパルス電圧を印加するパルス駆動が行われ、高周波信
号の増幅を行う増幅器において、ドレインバイアスとし
て外部から入力されるパルスに応じて所定のパルスを生
成して出力するパルス生成回路と、該パルス生成回路か
ら出力されたパルスに応じて、上記FETで増幅を行う
信号における外部からの入力を制御する入力制御回路と
を備え、パルス生成回路は、ドレインバイアスとして外
部から入力されるパルスの立ち上がり及び立ち下がり時
に、それぞれ所定の単一パルスを入力制御回路に出力
し、入力制御回路は、パルス生成回路からパルスが入力
されるとFETで増幅を行う外部からの信号の入力を一
時的に遮断するものである。
【0015】また、この発明に係る増幅器は、高周波信
号の増幅を行うFETを有し、該FETに対して、負電
圧のゲートバイアスを行うと共にドレインバイアスとし
てパルス電圧を印加するパルス駆動が行われ、高周波信
号の増幅を行う増幅器において、ドレインバイアスとし
て外部から入力されるパルスに応じて所定のパルスを生
成して出力するパルス生成回路と、該パルス生成回路か
ら出力されたパルスに応じて、外部から入力されたFE
Tで増幅を行う信号の移相量を変える移相器とを備え、
パルス生成回路は、ドレインバイアスとして外部から入
力されるパルスの立ち上がり及び立ち下がり時に、それ
ぞれ所定の単一パルスを移相器に出力し、移相器は、パ
ルス生成回路からパルスが入力されると、外部から入力
されたFETで増幅を行う信号の移相量を一時的に変え
るものである。
【0016】また、この発明に係る増幅器は、高周波信
号の増幅を行うデュアルゲートFETを有し、該デュア
ルゲートFETの第1ゲートに対して、負電圧のゲート
バイアスを行うと共にドレインバイアスとしてパルス電
圧を印加するパルス駆動が行われ、高周波信号の増幅を
行う増幅器において、ドレインバイアスとして外部から
入力されるパルスに応じて所定のパルスを生成して出力
するパルス生成回路と、該パルス生成回路から出力され
たパルスに応じて、デュアルゲートFETの第2ゲート
に負電圧を印加する第2ゲートバイアス回路とを備え、
パルス生成回路は、ドレインバイアスとして外部から入
力されるパルスの立ち上がり及び立ち下がり時に、それ
ぞれ所定の単一パルスを第2ゲートバイアス回路に出力
し、第2ゲートバイアス回路は、パルス生成回路からパ
ルスが入力されるとデュアルゲートFETの第2ゲート
に一時的に負電圧を印加してデュアルゲートFETの利
得を一時的に低下させるものである。
【0017】また、この発明に係る増幅器は、請求項1
から請求項8のいずれかにおいて、パルス生成回路は、
抵抗及びコンデンサの直列回路で構成されるものであ
る。
【0018】また、この発明に係る増幅器は、請求項9
において、パルス生成回路は、抵抗及びコンデンサの直
列回路に信号反転回路を更に接続して構成されるもので
ある。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、図面に示す実施の形態に基
づいて、本発明を詳細に説明する。 実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1における
増幅器の例を示した回路図である。図1において、増幅
器1は、高周波信号の増幅を行うノーマリオンのFET
2と、入力側の整合回路を形成する入力整合回路3と、
FET2に対するゲートバイアス回路4と、出力側の整
合回路を形成する出力整合回路5と、外部からパルス電
圧が印加される、FET2に対するドレインバイアス回
路6と、該ドレインバイアス回路6に印加されるパルス
電圧に同期してゲートバイアス回路4に所定のパルス電
圧を印加するパルス生成回路7で構成されている。
【0020】FET2のゲートは、入力整合回路3を介
して、増幅を行う高周波信号が入力される入力端子8に
接続されると共に、ゲートバイアス回路4を介してゲー
トバイアス端子9に接続されている。FET2におい
て、ドレインは、出力整合回路5を介して出力端子10
に接続されると共にドレインバイアス回路6を介してド
レインバイアス端子11に接続され、ソースは接地され
ている。また、パルス生成回路7は、ゲートバイアス端
子9及びドレインバイアス端子11に接続されている。
ゲートバイアス端子9は、直流電源13が接続されてお
り、該直流電源13から所定の負電圧が印加されてい
る。
【0021】入力整合回路3は、高周波伝送線路に形成
されインピーダンスの整合を行う整合回路15,16及
びコンデンサ17で形成されている。FET2のゲート
と入力端子8との間には、整合回路15とコンデンサ1
7との直列回路が接続され、入力端子8側に接続された
コンデンサ17は、入力端子8からの直流信号を遮断す
るものである。整合回路15とコンデンサ17との接続
部には、更に整合回路16が接続されている。また、ゲ
ートバイアス回路4は、抵抗20及びコンデンサ21で
形成されている。FET2のゲートとゲートバイアス端
子9との間に抵抗20が接続され、ゲートバイアス端子
9はコンデンサ21を介して接地されている。
【0022】出力整合回路5は、高周波伝送線路に形成
されインピーダンスの整合を行う整合回路25,26及
びコンデンサ27で形成されている。FET2のドレイ
ンと出力端子10との間には、整合回路25とコンデン
サ27との直列回路が接続され、出力端子10側に接続
されたコンデンサ27は、直流信号を遮断して出力端子
10から直流信号が出力されないようにしている。整合
回路25とコンデンサ27との接続部には、更に整合回
路26が接続されている。
【0023】ドレインバイアス回路6は、インダクタ3
0及びコンデンサ31で形成されている。FET2のド
レインとドレインバイアス端子11との間にインダクタ
30が接続され、ドレインバイアス端子11はコンデン
サ31を介して接地されている。また、パルス生成回路
7は、抵抗35及びコンデンサ36で形成され、ドレイ
ンバイアス端子11とゲートバイアス端子9との間には
抵抗35及びコンデンサ36との直列回路が接続されて
いる。
【0024】図2は、上記のような構成の増幅器1にお
ける各部の波形を示した図である。なお、図2では、ド
レインバイアス端子11に印加されたパルス電圧におけ
る1パルス分の各波形を示している。図2において、
(a)はドレインバイアス端子11の波形を、(b)は
ゲートバイアス端子9の波形を示している。図2で示し
ているように、ドレインバイアス端子11に印加される
パルス電圧の立ち上がり時に、ゲートバイアス端子9に
印加されている負電圧が急峻に上昇した後、基の所定電
圧に戻り、ドレインバイアス端子11に印加されるパル
ス電圧の立ち下がり時には、ゲートバイアス端子9に印
加されている負電圧が急峻に低下した後、基の所定電圧
に戻っている。
【0025】このように、ドレインバイアス端子11に
印加されるパルス電圧の立ち上がり時及び立ち下がり時
に、パルス生成回路7によって、それぞれゲートバイア
ス端子8に印加される負電圧の電圧値を変えることによ
り、ゲートバイアスを変化させている。図3は、図1で
示した増幅器1におけるFET2の特性を示した図であ
り、FET2の出力特性であるドレイン電流電圧特性を
示している。図3において、ドレインバイアス端子11
に印加されるパルス電圧の立ち上がり時にゲートバイア
スが上昇することにより、曲線gのように特性が変わ
り、不安定領域Aを通らずにバイアス点Bに到達する。
また、ドレインバイアス端子11に印加されるパルス電
圧の立ち下がり時にゲートバイアスが低下することによ
り、曲線hのように特性が変わり、不安定領域を通らず
にバイアス点からドレイン電流Id及びドレイン電圧Vd
がゼロとなる点に戻る。
【0026】上記実施の形態1の説明では、ドレインバ
イアス端子11に印加されるパルス電圧の立ち上がり時
に、FET2の出力特性は図3の曲線gになり、パルス
電圧の立ち下がり時に、FET2の出力特性は図3の曲
線hになるようにしたが、図4で示すように、パルス生
成回路7におけるコンデンサ36をインバータ39を介
してゲートバイアス端子9に接続してもよい。このよう
にすることにより、ドレインバイアス端子11に印加さ
れるパルス電圧の立ち上がり時に、FET2の出力特性
は図3の曲線hになり、パルス電圧の立ち下がり時に、
FET2の出力特性は図3の曲線gになるようにするこ
とができる。
【0027】なお、本実施の形態1においては、ドレイ
ンバイアス端子11にパルス電圧が印加されると、該印
加されたパルス電圧の立ち上がり時と立ち下がり時とで
は、パルス生成回路7は、ゲートバイアス端子9に印加
される負電圧を上昇させる方向と低下させる方向といっ
た相反する方向に変化させたが、同じ方向に変化させる
ようにしてもよい。この場合、図3で示したFET2の
出力特性は、曲線g又は曲線hのいずれか一方になる。
【0028】上記のように、本実施の形態1における増
幅器は、ドレインバイアス端子11に印加されるパルス
電圧の立ち上がり及び立ち下がりに応じてゲートバイア
ス端子9に印加されるゲートバイアスを一時的に変える
ようにした。このことから、ドレインバイアス端子11
にパルス電圧を印加した際に、FET2の出力特性にお
いて、発振等が発生する不安定領域を通ることなくバイ
アス点に到達し、更にバイアス点から不安定領域を通る
ことなくドレイン電流Id及びドレイン電圧Vdがゼロと
なる点に戻すことができる。このため、簡単な回路構成
で、パルス駆動を行う際に、増幅性能を低下させること
なく不要な発振等が起こらない安定した動作を得ること
ができる。
【0029】実施の形態2.実施の形態1においては、
ドレインバイアス端子11に印加されるパルス電圧の立
ち上がり及び立ち下がり時にそれぞれ対応させてゲート
バイアスを変えるようにした。これに対して、ドレイン
バイアス端子11に印加されるパルス電圧の立ち上がり
時に、増幅器の出力端子を一時的に抵抗を介して接地す
るようにし増幅器の利得を一時的に落とすようにして不
要な発振等が生じないようにしてもよく、このようにし
たものを本発明の実施の形態2とする。
【0030】図5は、本発明の実施の形態2における増
幅器の例を示した回路図である。なお、図5では、図1
と同じものは同じ符号で示しており、ここではその説明
を省略すると共に図1との相違点のみ説明する。図5に
おける図1との相違点は、バイパス回路41を追加した
ことと、パルス生成回路7をゲートバイアス端子9に接
続せずに、バイパス回路41に接続したことにあり、こ
れらに伴って図1の増幅器1を増幅器45としたことに
ある。
【0031】図5において、増幅器45は、FET2
と、入力整合回路3と、ゲートバイアス回路4と、出力
整合回路5と、ドレインバイアス回路6と、パルス生成
回路7と、バイパス回路41とで構成されている。パル
ス生成回路7は、ドレインバイアス端子11に接続され
ると共にバイパス回路41に接続され、更に、バイパス
回路41は出力端子10に接続されている。
【0032】バイパス回路41は、ノーマリオンのFE
T51、インダクタ52、コンデンサ53、抵抗54,
55及び直流電源56で形成されている。出力端子10
とFET51のドレインとの間にコンデンサ53が接続
され、FET51のソースと接地との間に抵抗54が接
続されている。また、FET51のゲートには抵抗55
を介して直流電源56の負電極が接続され、直流電源5
6の正電極は接地されている。FET51のドレインと
ソースとの間にはインダクタ52が接続され、FET5
1とインダクタ52は、高周波信号のスイッチングを行
う高周波スイッチ57を形成している。直流電源56
は、FET51のゲートに負のバイアス電圧を印加して
おり、高周波スイッチ57は通常オフ状態となってい
る。パルス生成回路7のコンデンサ36は、FET51
のゲートに接続されている。
【0033】パルス生成回路7は、FET51の動作制
御を行い、ドレインバイアス端子11にパルス電圧が印
加されていないときは、FET71は遮断状態となり高
周波スイッチ57は遮断状態にある。一方、ドレインバ
イアス端子11にパルス電圧が印加され、該印加された
パルス電圧の立ち上がり時に、上記実施の形態1で説明
したゲートバイアス端子9に入力されたようなパルスが
FET51のゲートに入力される。このことから、ドレ
インバイアス端子11に印加されたパルス電圧の立ち上
がり時に、高周波スイッチ57が一時的に導通状態とな
り、出力端子10と接地との間に抵抗54が挿入された
状態となり、増幅器45の利得を低下させる。このた
め、ドレインバイアス端子11に印加されるパルス電圧
の立ち上がり時における不要な発振が起きる間は、増幅
器45の利得を低下させることにより、不要な発振の発
生を防止する。
【0034】このように、本実施の形態2における増幅
器は、ドレインバイアス端子11に印加されたパルス電
圧の立ち上がり時における一定期間、増幅器45の出力
端子10と接地との間に抵抗54が挿入されるようにし
た。このことから、特に問題となるドレインバイアス端
子11に印加されたパルス電圧の立ち上がり時における
増幅器45の不要な発振をなくすことができる。このた
め、簡単な回路構成で、パルス駆動を行う際に、利得を
一時的に低下させるだけで増幅性能を低下させることな
く不要な発振等が起こらない安定した動作を得ることが
できる。
【0035】実施の形態3.実施の形態1においては、
ドレインバイアス端子11に印加されるパルス電圧の立
ち上がり及び立ち下がり時にそれぞれ対応させてゲート
バイアスを変えるようにした。これに対して、ドレイン
バイアス端子11に印加されるパルス電圧の立ち上がり
時に、一時的にFET2のドレイン電圧をゲートに帰還
させるようにして増幅器の動作を安定させ不要な発振等
が生じないようにしてもよく、このようにしたものを本
発明の実施の形態3とする。
【0036】図6は、本発明の実施の形態3における増
幅器の例を示した回路図である。なお、図6では、図1
と同じものは同じ符号で示しており、ここではその説明
を省略すると共に図1との相違点のみ説明する。図6に
おける図1との相違点は、帰還回路61を追加したこと
と、パルス生成回路7をゲートバイアス端子9に接続せ
ずに、帰還回路61に接続したことにあり、これらに伴
って図1の増幅器1を増幅器65としたことにある。
【0037】図6において、増幅器65は、FET2
と、入力整合回路3と、ゲートバイアス回路4と、出力
整合回路5と、ドレインバイアス回路6と、パルス生成
回路7と、FET2のドレイン電圧をゲートに帰還させ
る帰還回路61とで構成されている。パルス生成回路7
は、ドレインバイアス端子11に接続されると共に帰還
回路61に接続され、更に、帰還回路61はFET2の
ドレインとゲートとの間に接続されている。
【0038】帰還回路61は、ノーマリオンのFET7
1、インダクタ72、コンデンサ73,74、抵抗75
〜77及び直流電源78で形成されている。FET2の
ドレインとFET71のドレインとの間にコンデンサ7
3と抵抗75との直列回路が接続されている。FET2
のドレイン側に接続されたコンデンサ73は、FET2
のドレイン電圧の直流成分はカットするためのものであ
る。コンデンサ73と抵抗75との接続部と接地との間
には抵抗76が接続されている。該抵抗76は、抵抗7
5とFET71のドレインとの接続部の電圧を決めるた
めのものである。
【0039】FET71のソースとFET2のゲートと
の間にはDCカットを行うコンデンサ74が接続され、
FET71のドレインとソースとの間にはインダクタ7
2が接続されている。FET71とインダクタ72は、
高周波信号のスイッチングを行う高周波スイッチ79を
形成している。また、FET71のゲートには抵抗77
を介して直流電源78の負電極が接続され、直流電源7
8の正電極は接地されている。直流電源78は、FET
71のゲートに負のバイアス電圧を印加しており、高周
波スイッチ79は通常オフ状態となっている。パルス生
成回路7のコンデンサ36は、FET71のゲートに接
続されている。
【0040】パルス生成回路7は、FET71の動作制
御を行い、ドレインバイアス端子11にパルス電圧が印
加されていないときは、FET71は遮断状態となり高
周波スイッチ79は遮断状態にある。一方、ドレインバ
イアス端子11にパルス電圧が印加され、該印加された
パルス電圧の立ち上がり時に、上記実施の形態1で説明
したゲートバイアス端子9に入力されたようなパルスが
FET71のゲートに入力される。このことから、ドレ
インバイアス端子11に印加されたパルス電圧の立ち上
がり時に、高周波スイッチ79が一時的に導通状態とな
り、FET2のドレインとゲートとの間に一時的に負帰
還がかかった状態となって、FET2の利得を一時的に
低下させて動作を安定させる。このため、ドレインバイ
アス端子11に印加されるパルス電圧の立ち上がり時に
おける不要な発振の発生を防止する。
【0041】このように、本実施の形態3における増幅
器は、ドレインバイアス端子11に印加されたパルス電
圧の立ち上がり時に、一時的にFET2のドレインとゲ
ートとの間に負帰還がかかるようにした。このことか
ら、特に問題となるドレインバイアス端子11に印加さ
れたパルス電圧の立ち上がり時における増幅器65の利
得を一時的に低下させ不要な発振をなくすことができ
る。このため、簡単な回路構成で、パルス駆動を行う際
に、利得を一時的に低下させるだけで増幅性能を低下さ
せることなく不要な発振等が起こらない安定した動作を
得ることができる。
【0042】実施の形態4.実施の形態1においては、
ドレインバイアス端子11に印加されるパルス電圧の立
ち上がり及び立ち下がり時にそれぞれ対応させてゲート
バイアスを変えるようにした。これに対して、ドレイン
バイアス端子11に印加されるパルス電圧の立ち上がり
時に、一時的に増幅器の出力端子及び/又は入力端子を
遮断するようにして不要な発振等が出力されないように
してもよく、このようにしたものを本発明の実施の形態
4とする。
【0043】図7は、本発明の実施の形態4における増
幅器の例を示した回路図である。なお、図7では、実施
の形態1と同じものは同じ符号で示しており、ここでは
その説明を省略すると共に図1との相違点のみ説明す
る。図7における図1との相違点は、パルス生成回路7
の回路構成を変えたことによりパルス生成回路81とし
たことと、出力端子10の遮断制御を行う遮断制御回路
82を追加し、これらに伴って図1の増幅器1を増幅器
85としたことにある。なお、この場合、遮断制御回路
82は出力制御回路をなしている。
【0044】図7において、増幅器85は、FET2
と、入力整合回路3と、ゲートバイアス回路4と、出力
整合回路5と、ドレインバイアス回路6と、パルス生成
回路81と、該パルス生成回路81からのパルスに応じ
て出力端子10の遮断制御を行う遮断制御回路82とで
構成されている。パルス生成回路81は、ドレインバイ
アス端子11に接続されると共に遮断制御回路82に接
続されている。遮断制御回路82は、出力整合回路5と
出力端子10との間に接続されている。
【0045】パルス生成回路81は、抵抗35、コンデ
ンサ36及びインバータ39で形成され、抵抗35の一
端及びコンデンサ36の一端が接続され、更にコンデン
サ36の他端にインバータ39の入力が接続されてい
る。抵抗35の他端はドレインバイアス端子11に接続
され、インバータ39の出力は遮断制御回路82に接続
されている。
【0046】遮断制御回路82は、ノーマリオフのFE
T91、インダクタ92、コンデンサ93及び抵抗9
4,95で形成されている。出力端子10とFET91
のソースとの間にコンデンサ93が接続され、FET9
1のドレインと接地との間に抵抗94が接続されてい
る。FET91のドレインと抵抗94との接続部は、出
力整合回路10のコンデンサ27に接続され、FET9
1のゲートは抵抗95を介して接地されている。更に、
FET91のゲートには、パルス生成回路81における
インバータ39の出力が接続され、FET91のドレイ
ンとソースとの間にはインダクタ92が接続されてい
る。FET91とインダクタ92は、高周波信号のスイ
ッチングを行う高周波スイッチ98を形成している。
【0047】パルス発生回路81は、FET91の動作
制御を行い、ドレインバイアス端子11にパルス電圧が
印加されていないときは、FET91は導通状態となり
高周波スイッチ98は導通状態にある。一方、ドレイン
バイアス端子11にパルス電圧が印加され、該印加され
たパルス電圧の立ち上がり時に、高周波スイッチ98が
一時的に遮断状態となり、出力整合回路5と出力端子1
0との接続を一時的に遮断する。このため、ドレインバ
イアス端子11に印加されるパルス電圧の立ち上がり時
における不要な発振が起きる間は、出力整合回路5と出
力端子10との接続を遮断することにより、不要な発振
が出力されないようにする。
【0048】なお、上記説明では、遮断制御回路82を
出力整合回路5と出力端子10との間に接続したが、入
力整合回路3と入力端子8との間に接続し、ドレインバ
イアス端子11に印加されるパルス電圧の立ち上がり時
における不要な発振が起きる間は、入力整合回路3と入
力端子8との接続を遮断することにより、不要な発振が
発生しないようにしてもよい。このようにした場合の増
幅器85の回路例を図8で示す。図8において、図7と
の相違点は、FET91のソースが入力整合回路3のコ
ンデンサ17に接続され、FET91のドレインと抵抗
94との接続部がコンデンサ93を介して入力端子8に
接続されていることにある。なお、この場合、遮断制御
回路82は入力制御回路をなす。また、遮断制御回路8
2を、入力整合回路3と入力端子8との間、及び出力整
合回路5と出力端子10との間の両方に設けるようにし
てもよい。
【0049】このように、本実施の形態4における増幅
器は、ドレインバイアス端子11に印加されたパルス電
圧の立ち上がり時における一定期間、出力整合回路5と
出力端子10との接続、及び/又は入力整合回路3と入
力端子8との接続を遮断するようにした。このことか
ら、特に問題となるドレインバイアス端子11に印加さ
れたパルス電圧の立ち上がり時における増幅器85の不
要な発振をなくすことができる。このため、簡単な回路
構成で、パルス駆動を行う際に、増幅性能を低下させる
ことなく不要な発振等が出力されないようにすることが
でき、安定した動作を得ることができる。
【0050】実施の形態5.増幅器の入力に移相器を設
け、ドレインバイアス端子11に印加されるパルス電圧
の立ち上がり時に、一時的に入力端子8から入力された
高周波信号の移相量を変えることによって整合点をずら
し発振領域を変化させて、不要な発振等を抑えるように
してもよく、このようにしたものを本発明の実施の形態
5とする。
【0051】図9は、本発明の実施の形態5における増
幅器の例を示した回路図である。なお、図9では、図1
と同じものは同じ符号で示しており、ここではその説明
を省略すると共に図1との相違点のみ説明する。図9に
おける図1との相違点は、移相器101を追加したこと
と、パルス生成回路7をゲートバイアス端子9に接続せ
ずに、移相器101に接続したことにあり、これらに伴
って図1の増幅器1を増幅器105としたことにある。
【0052】図9において、増幅器105は、FET2
と、入力整合回路3と、ゲートバイアス回路4と、出力
整合回路5と、ドレインバイアス回路6と、パルス生成
回路7と、入力整合を変える移相器101とで構成され
ている。パルス生成回路7は、ドレインバイアス端子1
1に接続されると共に移相器101に接続され、更に、
移相器101は入力端子8と入力整合回路3との間に接
続されている。
【0053】移相器101は、ノーマリオンのFET1
11、ノーマリオフのFET112,113、遅延線路
114、コンデンサ115、抵抗116及び直流電源1
17で形成されている。FET111及び112の各ド
レインは接続され、該接続部はコンデンサ115を介し
て入力端子8に接続されている。FET112におい
て、ゲートはドレインバイアス端子11に接続され、ソ
ースは遅延線路114の一端に接続されている。FET
111のソースは遅延線路114の他端に接続され、該
接続部は、入力整合回路3のコンデンサ17に接続され
ている。
【0054】FET111のゲートは、FET113の
ドレインに接続され、FET113のソースに直流電源
117の負電極が接続され、直流電源117の正電極は
接地されている。また、FET113のゲートとソース
との間には抵抗116が接続されており、FET113
のゲートとドレインバイアス端子11との間にパルス生
成回路7が接続されている。遅延線路114は、高周波
信号の伝送において、目的とする遅延が生じるように設
計された線路である。
【0055】FET112は、ドレインバイアス端子1
1にパルス電圧が印加されるとオンして導通状態となる
が、FET111がノーマリオンであることから遅延線
路114はFET111によってバイパスされている。
このことから、通常は、入力端子8と入力整合回路3と
の間に遅延線路114は接続されず、入力整合は、入力
整合回路3によって行われている。ここで、パルス生成
回路7は、FET113のゲートに印加するバイアス電
圧の制御を行い、ドレインバイアス端子11に印加され
たパルス電圧の立ち上がり時に、上記実施の形態1で説
明したゲートバイアス端子9に入力されたようなパルス
がFET113のゲートに入力される。
【0056】このことから、ドレインバイアス端子11
に印加されたパルス電圧の立ち上がり時に、FET11
3が一時的にオンして導通状態となり、これに伴ってF
ET111は一時的に遮断状態となる。一方、FET1
12は、ドレインバイアス端子11にパルス電圧が印加
されるとオンして導通状態となることから、入力端子8
と入力整合回路3との間に一時的に遅延線路114が接
続される。このため、入力整合が入力整合回路3と遅延
線路114とで行われるようになり、ドレインバイアス
端子11に印加されるパルス電圧の立ち上がり時に、一
時的に入力整合の整合点を変えることができる。
【0057】ここで、FET2の出力特性において動作
が不安定になる不安定領域は、該FET2を使用する増
幅器の整合回路と深く関係している。例えばFET2の
出力特性が不安定領域内にある場合でも、増幅器の整合
を変えることによりFET2が発振しなくなる。このた
め、ドレインバイアス端子11に印加されるパルス電圧
の立ち上がり時における不要な発振が起きる間は、入力
整合の整合点を変えることにより、ドレインバイアス端
子11に印加されるパルス電圧の立ち上がり時における
不要な発振の発生を防止する。
【0058】このように、本実施の形態5における増幅
器は、ドレインバイアス端子11に印加されたパルス電
圧の立ち上がり時に、遅延線路114を一時的に入力整
合回路3に接続するようにした。このことから、特に問
題となるドレインバイアス端子11に印加されたパルス
電圧の立ち上がり時における増幅器105の入力整合を
一時的に変え不要な発振をなくすことができる。このた
め、簡単な回路構成で、パルス駆動を行う際に、利得を
一時的に低下させるだけで増幅性能を低下させることな
く不要な発振等が起こらない安定した動作を得ることが
できる。
【0059】実施の形態6.実施の形態1から実施の形
態5においては、増幅器のFETにシングルゲートのF
ETを使用したが、増幅器のFETにデュアルゲートF
ETを使用し、ドレインバイアス端子11に印加される
パルス電圧の立ち上がり時に、一時的に増幅器の利得を
低下させるようにして不要な発振等が生じないようにし
てもよく、このようにしたものを本発明の実施の形態6
とする。
【0060】図10は、本発明の実施の形態6における
増幅器の例を示した回路図である。なお、図10では、
図1と同じものは同じ符号で示しており、ここではその
説明を省略すると共に図1との相違点のみ説明する。図
10における図1との相違点は、図1のFET2の代わ
りにデュアルゲートFET121を使用したことと、該
デュアルゲートFET121の第2ゲートに対するバイ
アス電圧の印加制御を行う第2ゲートバイアス回路12
2を追加したことにあり、これに伴って図1の増幅器1
を増幅器125としたことにある。
【0061】図10において、増幅器125は、デュア
ルゲートFET121と、入力整合回路3と、ゲートバ
イアス回路4と、出力整合回路5と、ドレインバイアス
回路6と、パルス生成回路7と、デュアルゲートFET
121の第2ゲートに対するバイアス電圧の印加制御を
行う第2ゲートバイアス回路122とで構成されてい
る。パルス生成回路7は、ドレインバイアス端子11に
接続されると共に第2ゲートバイアス回路122に接続
され、更に、第2ゲートバイアス回路122はデュアル
ゲートFET121の第2ゲートに接続されている。
【0062】デュアルゲートFET121の第1ゲート
と入力端子8との間には入力整合回路3が接続され、デ
ュアルゲートFET121の第1ゲートとゲートバイア
ス端子9との間にはゲートバイアス回路4が接続されて
いる。更に、デュアルゲートFET121のドレインと
出力端子10との間には出力整合回路5が接続され、デ
ュアルゲートFET121のドレインとドレインバイア
ス端子11との間にはドレインバイアス回路6が接続さ
れている。
【0063】第2ゲートバイアス回路122は、ノーマ
リオフのFET131、抵抗132及び直流電源133
で形成されている。FET131のドレインはデュアル
ゲートFET121の第2ゲートに接続され、FET1
31のソースに直流電源133の負電極が接続され、直
流電源133の正電極は接地されている。また、FET
131のゲートとソースとの間には抵抗132が接続さ
れており、FET131のゲートとドレインバイアス端
子11との間にパルス生成回路7が接続されている。
【0064】パルス生成回路7は、FET131の動作
制御を行い、ドレインバイアス端子11にパルス電圧が
印加されていないときは、FET131は遮断状態とな
りデュアルゲートFET121の第2ゲートはオープン
状態にある。一方、ドレインバイアス端子11に印加さ
れ、該印加されたパルス電圧の立ち上がり時に、上記実
施の形態1で説明したゲートバイアス端子9に入力され
たようなパルスがFET131のゲートに入力される。
このことから、ドレインバイアス端子11に印加された
パルス電圧の立ち上がり時に、FET131が一時的に
オンして導通状態となり、デュアルゲートFET121
の第2ゲートに直流電源133からの負電圧が一時的に
印加され、デュアルゲートFET121の利得を一時的
に低下させて動作を安定させる。このため、ドレインバ
イアス端子11に印加されるパルス電圧の立ち上がり時
における不要な発振の発生を防止する。
【0065】このように、本実施の形態6における増幅
器は、ドレインバイアス端子11に印加されたパルス電
圧の立ち上がり時に、一時的にデュアルゲートFET1
21の第2ゲートに負電圧が印加するようにした。この
ことから、特に問題となるドレインバイアス端子11に
印加されたパルス電圧の立ち上がり時における増幅器1
25の利得を一時的に低下させ不要な発振をなくすこと
ができる。このため、簡単な回路構成で、パルス駆動を
行う際に、利得を一時的に低下させるだけで増幅性能を
低下させることなく不要な発振等が起こらない安定した
動作を得ることができる。
【0066】なお、上記実施の形態2から実施の形態6
において、特に問題となるドレインバイアス端子11に
印加されたパルス電圧の立ち上がり時における増幅器の
不要な発信をなくすようにした。しかし、これは一例で
あり、本発明はこれに限定するものではなく、パルス生
成回路7を、ドレインバイアス端子11に印加されたパ
ルス電圧の立ち上がり及び立ち下がり時に、同一方向の
パルスを生成して出力する回路構成にすることにより、
ドレインバイアス端子11に印加されたパルス電圧の立
ち上がり及び立ち下り時における増幅器の不要な発信を
なくすようにすることができる。
【0067】
【発明の効果】請求項1に係る増幅器は、パルス生成回
路により、ドレインバイアスとして印加されるパルス電
圧の立ち上がり及び立ち下がりに応じてゲートバイアス
を一時的に変えるようにした。このことから、ドレイン
バイアスとしてパルス電圧を印加した際に、FETの出
力特性において、発振等が発生する不安定領域を通るこ
となくバイアス点に到達し、更にバイアス点からドレイ
ン電流及びドレイン電圧がゼロとなる点に戻すことがで
きる。このため、パルス駆動を行う際に、増幅性能を低
下させることなく不要な発振等が起こらない安定した動
作を得ることができる。
【0068】請求項2に係る増幅器は、利得制御回路に
より、ドレインバイアスとして印加されたパルス電圧の
立ち上がり及び立ち下がり時における一定期間、増幅器
の利得を一時的に低下させるようにした。このことか
ら、ドレインバイアスとして印加されたパルス電圧の立
ち上がり及び立ち下がり時における増幅器の不要な発振
をなくすことができる。このため、パルス駆動を行う際
に、利得を一時的に低下させるだけで増幅性能を低下さ
せることなく不要な発振等が起こらない安定した動作を
得ることができる。
【0069】請求項3に係る増幅器は、請求項2におい
て、具体的には、利得制御回路が、パルス生成回路から
パルスが入力されると増幅器の出力端子に一時的に抵抗
を接続して増幅器の出力をバイパスし、増幅器の利得を
一時的に低下させるようにした。このことから、ドレイ
ンバイアスとして印加されたパルス電圧の立ち上がり及
び立ち下がり時における増幅器の不要な発振をなくすこ
とができる。このため、パルス駆動を行う際に、利得を
一時的に低下させるだけで増幅性能を低下させることな
く不要な発振等が起こらない安定した動作を得ることが
できる。
【0070】請求項4に係る増幅器は、請求項2におい
て、具体的には、利得制御回路が、パルス生成回路から
パルスが入力されるとFETのドレイン電圧を一時的に
ゲートに帰還させて、増幅器の利得を一時的に低下させ
るようにした。このことから、ドレインバイアスとして
印加されたパルス電圧の立ち上がり及び立ち下がり時に
おける増幅器の不要な発振をなくすことができる。この
ため、パルス駆動を行う際に、利得を一時的に低下させ
るだけで増幅性能を低下させることなく不要な発振等が
起こらない安定した動作を得ることができる。
【0071】請求項5に係る増幅器は、ドレインバイア
スとして印加されたパルス電圧の立ち上がり及び立ち下
がり時における一定期間、FETで増幅された信号の外
部への出力を一時的に遮断するようにした。このことか
ら、ドレインバイアスとして印加されたパルス電圧の立
ち上がり及び立ち下がり時における増幅器の不要な発振
をなくすことができる。このため、パルス駆動を行う際
に、増幅性能を低下させることなく不要な発振等が起こ
らない安定した動作を得ることができる。
【0072】請求項6に係る増幅器は、ドレインバイア
スとして印加されたパルス電圧の立ち上がり及び立ち下
がり時における一定期間、FETで増幅を行う信号にお
ける外部からの入力を一時的に遮断するようにした。こ
のことから、ドレインバイアスとして印加されたパルス
電圧の立ち上がり及び立ち下がり時における増幅器の不
要な発振をなくすことができる。このため、パルス駆動
を行う際に、増幅性能を低下させることなく不要な発振
等が起こらない安定した動作を得ることができる。
【0073】請求項7に係る増幅器は、ドレインバイア
スとして印加されたパルス電圧の立ち上がり及び立ち下
がり時における一定期間、外部から入力されたFETで
増幅を行う信号の移相量を変えるようにした。このこと
から、ドレインバイアスとして印加されたパルス電圧の
立ち上がり及び立ち下がり時における増幅器の入力整合
を一時的に変え不要な発振をなくすことができる。この
ため、パルス駆動を行う際に、利得を一時的に低下させ
るだけで増幅性能を低下させることなく不要な発振等が
起こらない安定した動作を得ることができる。
【0074】請求項8に係る増幅器は、ドレインバイア
スとして印加されたパルス電圧の立ち上がり及び立ち下
がり時における一定期間、デュアルゲートFETの第2
ゲートに負電圧を印加するようにした。このことから、
ドレインバイアスとして印加されたパルス電圧の立ち上
がり及び立ち下がり時における増幅器の利得を一時的に
低下させて不要な発振をなくすことができる。このた
め、パルス駆動を行う際に、利得を一時的に低下させる
だけで増幅性能を低下させることなく不要な発振等が起
こらない安定した動作を得ることができる。
【0075】請求項9に係る増幅器は、請求項1から請
求項8のいずれかにおいて、具体的には、パルス生成回
路を、抵抗及びコンデンサの直列回路で構成した。この
ことから、簡単な回路構成で、増幅性能を低下させるこ
となく不要な発振等が起こらない安定した動作を得るこ
とができる。
【0076】請求項10に係る増幅器は、請求項9にお
いて、抵抗及びコンデンサの直列回路に更に信号反転回
路を接続してパルス生成回路を構成した。このことか
ら、簡単な回路構成で、増幅性能を低下させることなく
不要な発振等が起こらない安定した動作を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における増幅器の例を
示した回路図である。
【図2】 図1で示した増幅器1における各部の波形を
示したタイミングチャートである。
【図3】 図1におけるFET2の特性を示した図であ
る。
【図4】 本発明の実施の形態1における増幅器の他の
例を示した回路図である。
【図5】 本発明の実施の形態2における増幅器の例を
示した回路図である。
【図6】 本発明の実施の形態3における増幅器の例を
示した回路図である。
【図7】 本発明の実施の形態4における増幅器の例を
示した回路図である。
【図8】 本発明の実施の形態4における増幅器の他の
例を示した回路図である。
【図9】 本発明の実施の形態5における増幅器の例を
示した回路図である。
【図10】 本発明の実施の形態6における増幅器の例
を示した回路図である。
【図11】 マイクロ波の増幅を行う増幅器の従来例を
示した回路図である。
【図12】 図11の増幅器における各部の波形を示し
た図である。
【図13】 図11におけるFET201の特性を示し
た図である。
【図14】 図11におけるFET201のドレイン電
圧Vdの変化を示した図である。
【図15】 図11における出力端子208の電力波形
を示した図である。
【符号の説明】
1,45,65,85,105,125 増幅器、 2
FET、 3 入力整合回路、 4 ゲートバイアス
回路、 5 出力整合回路、 6 ドレインバイアス回
路、 7,81 パルス生成回路、 8 入力端子、
9 ゲートバイアス端子、 10 出力端子、 11
ドレインバイアス端子、 13 直流電源、 35 抵
抗、 36 コンデンサ、 39 インバータ、 41
バイパス回路、 61 帰還回路、 82 遮断制御
回路、 101 移相器、 121 デュアルゲートF
ET、 122 第2ゲートバイアス回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドレインバイアスとしてパルス電圧を印
    加するパルス駆動が行われ、高周波信号の増幅を行う増
    幅器において、 高周波信号の増幅を行うFETと、 外部から入力されるパルスを用いて該FETのドレイン
    バイアスを行うドレインバイアス回路と、 外部から入力される負電圧を用いて上記FETのゲート
    バイアスを行うゲートバイアス回路と、 上記ドレインバイアス回路に入力されるパルスに応じて
    所定のパルスを生成して出力するパルス生成回路とを備
    え、 該パルス生成回路は、上記ドレインバイアス回路に入力
    されるパルスの立ち上がり及び立ち下がり時に、それぞ
    れ所定の単一パルスをゲートバイアス回路に出力してゲ
    ートバイアスを変え、上記FETの出力特性を一時的に
    変えることを特徴とする増幅器。
  2. 【請求項2】 高周波信号の増幅を行うFETを有し、
    該FETに対して、負電圧のゲートバイアスを行うと共
    にドレインバイアスとしてパルス電圧を印加するパルス
    駆動が行われ、高周波信号の増幅を行う増幅器におい
    て、 ドレインバイアスとして外部から入力されるパルスに応
    じて所定のパルスを生成して出力するパルス生成回路
    と、 該パルス生成回路から出力されたパルスに応じて増幅器
    の利得を低下させる利得制御回路とを備え、 上記パルス生成回路は、ドレインバイアスとして外部か
    ら入力されるパルスの立ち上がり及び立ち下がり時に、
    それぞれ所定の単一パルスを利得制御回路に出力し、上
    記利得制御回路は、パルス生成回路からパルスが入力さ
    れると増幅器の利得を一時的に低下させることを特徴と
    する増幅器。
  3. 【請求項3】 上記利得制御回路は、増幅器の出力端子
    に接続されるバイパス回路であり、パルス生成回路から
    パルスが入力されると増幅器の出力端子に一時的に抵抗
    を接続して増幅器の出力をバイパスし、増幅器の利得を
    一時的に低下させることを特徴とする請求項2に記載の
    増幅器。
  4. 【請求項4】 上記利得制御回路は、FETのドレイン
    とゲートとの間に接続される帰還回路であり、パルス生
    成回路からパルスが入力されると上記FETのドレイン
    電圧を一時的にゲートに帰還させて、増幅器の利得を一
    時的に低下させることを特徴とする請求項2に記載の増
    幅器。
  5. 【請求項5】 高周波信号の増幅を行うFETを有し、
    該FETに対して、負電圧のゲートバイアスを行うと共
    にドレインバイアスとしてパルス電圧を印加するパルス
    駆動が行われ、高周波信号の増幅を行う増幅器におい
    て、 ドレインバイアスとして外部から入力されるパルスに応
    じて所定のパルスを生成して出力するパルス生成回路
    と、 該パルス生成回路から出力されたパルスに応じて、上記
    FETで増幅された信号の外部への出力を制御する出力
    制御回路とを備え、 上記パルス生成回路は、ドレインバイアスとして外部か
    ら入力されるパルスの立ち上がり及び立ち下がり時に、
    それぞれ所定の単一パルスを出力制御回路に出力し、上
    記出力制御回路は、パルス生成回路からパルスが入力さ
    れると上記FETで増幅された信号の外部への出力を一
    時的に遮断することを特徴とする増幅器。
  6. 【請求項6】 高周波信号の増幅を行うFETを有し、
    該FETに対して、負電圧のゲートバイアスを行うと共
    にドレインバイアスとしてパルス電圧を印加するパルス
    駆動が行われ、高周波信号の増幅を行う増幅器におい
    て、 ドレインバイアスとして外部から入力されるパルスに応
    じて所定のパルスを生成して出力するパルス生成回路
    と、 該パルス生成回路から出力されたパルスに応じて、上記
    FETで増幅を行う信号における外部からの入力を制御
    する入力制御回路とを備え、 上記パルス生成回路は、ドレインバイアスとして外部か
    ら入力されるパルスの立ち上がり及び立ち下がり時に、
    それぞれ所定の単一パルスを入力制御回路に出力し、上
    記入力制御回路は、パルス生成回路からパルスが入力さ
    れると上記FETで増幅を行う外部からの信号の入力を
    一時的に遮断することを特徴とする増幅器。
  7. 【請求項7】 高周波信号の増幅を行うFETを有し、
    該FETに対して、負電圧のゲートバイアスを行うと共
    にドレインバイアスとしてパルス電圧を印加するパルス
    駆動が行われ、高周波信号の増幅を行う増幅器におい
    て、 ドレインバイアスとして外部から入力されるパルスに応
    じて所定のパルスを生成して出力するパルス生成回路
    と、 該パルス生成回路から出力されたパルスに応じて、外部
    から入力されたFETで増幅を行う信号の移相量を変え
    る移相器とを備え、 上記パルス生成回路は、ドレインバイアスとして外部か
    ら入力されるパルスの立ち上がり及び立ち下がり時に、
    それぞれ所定の単一パルスを移相器に出力し、上記移相
    器は、パルス生成回路からパルスが入力されると、外部
    から入力された上記FETで増幅を行う信号の移相量を
    一時的に変えることを特徴とする増幅器。
  8. 【請求項8】 高周波信号の増幅を行うデュアルゲート
    FETを有し、該デュアルゲートFETの第1ゲートに
    対して、負電圧のゲートバイアスを行うと共にドレイン
    バイアスとしてパルス電圧を印加するパルス駆動が行わ
    れ、高周波信号の増幅を行う増幅器において、 ドレインバイアスとして外部から入力されるパルスに応
    じて所定のパルスを生成して出力するパルス生成回路
    と、 該パルス生成回路から出力されたパルスに応じて、上記
    デュアルゲートFETの第2ゲートに負電圧を印加する
    第2ゲートバイアス回路とを備え、 上記パルス生成回路は、ドレインバイアスとして外部か
    ら入力されるパルスの立ち上がり及び立ち下がり時に、
    それぞれ所定の単一パルスを第2ゲートバイアス回路に
    出力し、上記第2ゲートバイアス回路は、パルス生成回
    路からパルスが入力されるとデュアルゲートFETの第
    2ゲートに一時的に負電圧を印加してデュアルゲートF
    ETの利得を一時的に低下させることを特徴とする増幅
    器。
  9. 【請求項9】 上記パルス生成回路は、抵抗及びコンデ
    ンサの直列回路で構成されることを特徴とする請求項1
    から請求項8のいずれかに記載の増幅器。
  10. 【請求項10】 上記パルス生成回路は、抵抗及びコン
    デンサの直列回路に信号反転回路を更に接続して構成さ
    れることを特徴とする請求項9に記載の増幅器。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007243830A (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 New Japan Radio Co Ltd 利得可変型増幅器
JP2009506696A (ja) * 2005-08-30 2009-02-12 テールズ パルスrf信号を増幅するための装置および方法
JP2009239832A (ja) * 2008-03-28 2009-10-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 可変利得増幅器
JP2013050748A (ja) * 2011-08-30 2013-03-14 Hitachi Automotive Systems Ltd 車載用電源装置
JP2021073663A (ja) * 2015-07-13 2021-05-13 エムケーエス インストゥルメンツ,インコーポレイテッド 連続的およびパルスモード動作のための一体化されたrf電力供給単一入力複数出力制御

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