JPH11204662A - Sram装置およびその製造方法 - Google Patents

Sram装置およびその製造方法

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JPH11204662A
JPH11204662A JP10254848A JP25484898A JPH11204662A JP H11204662 A JPH11204662 A JP H11204662A JP 10254848 A JP10254848 A JP 10254848A JP 25484898 A JP25484898 A JP 25484898A JP H11204662 A JPH11204662 A JP H11204662A
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insulating film
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スタティックランダムアクセスメモリ(SR
AM)セルを備える半導体メモリ装置およびその製造方
法を提供する。 【解決手段】 スタティックランダムアクセスメモリセ
ルは半導体基板100、2個の伝送トランジスタ、2個
の駆動トランジスタ、2本の電源線および2本のワード
ライン122から構成される。2個の伝送トランジスタ
と2個の駆動トランジスタは半導体基板100上に形成
され、第1導電膜からなされる。2本の電源線として用
いられる導電膜パターン114は4個のトランジスタ上
に4個のトランジスタと各々絶縁されて形成され第2導
電膜からなる。2本のワードライン122は2本の電源
線114上に絶縁されて形成され、2個の伝送トランジ
スタのゲート104と接続され、第3導電膜からなる。
これにより、ワードライン122の寄生容量が減少する
ためにメモリ装置の動作速度が速くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SRAM(Static
Random Access Memory)装置およびその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、SRAMはDRAMに比べ集積
度は劣るが、高速に動作するため中型または小型コンピ
ュータの分野で広く使われている。SRAMのメモリセ
ルは通常2個の伝送トランジスタと2個の駆動トランジ
スタ、そして2個の負荷素子から構成されるフリップフ
ロップ回路から構成されている。記憶情報はフリップフ
ロップの入力、出力端子間の電圧差、すなわちセルのN
ODEに蓄積された電荷として保存される。この電荷は
電源Vccから負荷素子であるPMOS(P-Metal-Oxide
-Semiconductor)トランジスタや負荷抵抗を通じて常に
補充されているので、SRAMではDRAMのようにリ
フレッシュ機能が要求されない。SRAMの高速動作特
性を維持し向上させるためにはチップの構造、メモリセ
ルを構成する回路の構成または配線構成を最適化する必
要がある。特に配線をどのように配列するかによって配
線抵抗と配線間の寄生容量が決定する。
【0003】図1は、従来のSRAMにおいてワードラ
インに発生する寄生容量をPMOSTFTを使用するC
MOS型SRAMチップから隣接した二つのSRAMセ
ルをワードライン方向を追って切断した断面図である。
半導体基板10上に形成された素子分離膜12により活
性領域と非活性領域が区別されており、ゲート絶縁膜1
3を介在し伝送トランジスタのゲート14と駆動トラン
ジスタのゲート16が形成されている。ゲート14、1
6上に第1層間絶縁膜18とワードライン20が順序通
り積層されている。ワードライン20は第1層間絶縁膜
18内に形成されたコンタクトホールを通じ伝送トラン
ジスタのゲート14と連結されている。ワードライン2
0上に第2層間絶縁膜22およびPMOS TFTのゲ
ート絶縁膜24が順序通り積層されている。ゲート絶縁
膜24の上部にはPMOS TFTのソース領域と一体
で形成される電源線26がワードライン20と平行に形
成されている。電源線26の上部に第3層間絶縁膜28
が積層されており、第3層間絶縁膜28の上部にワード
ライン20と垂直になるように配置された複数本のビッ
トライン30が形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図1に示さ
れているものと同じ構造のSRAMセルにおいてはワー
ドライン20と電源線26間C1、ワードライン20と
基板10間C2、ワードライン20と駆動トランジスタ
のゲート電極16間C3に寄生容量が発生するようにな
る。
【0005】各ワードラインは横方向に隣接した全ての
セルに共通で連結されるという点を考慮する時、ワード
ライン20と電源線26の全面に渡り形成される寄生容
量C1およびワードライン20と基板10間、そしてワ
ードライン20と駆動トランジスタのゲート電極16間
で発生する寄生容量C2、C3はワードラインの抵抗係
数(以下、RC)遅延を起こすに十分に大きな値にな
る。また、従方向に隣接した全てのセルごとにそれぞれ
2本のワードラインが配置されるということを考慮する
時、ワードラインの寄生容量はチップの動作速度を顕著
に減少させチップ性能を劣化させる。
【0006】本発明の目的は、ワードラインに発生する
寄生容量を最小化することができるSRAM装置を提供
することにある。本発明の別の目的は、SRAM装置を
製造することに適合する製造方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のSRAM装置に
よると、SRAMを構成するメモリセルは2個の伝送ト
ランジスタ、2個の駆動トランジスタ、2本の電源線お
よび2本のワードラインから構成される。2個の伝送ト
ランジスタと2個の駆動トランジスタは半導体基板上に
形成され第1導電膜からなる。2本の電源線は4個のト
ランジスタ上に4個のトランジスタとそれぞれ絶縁され
て形成され第2導電膜からなる。2本のワードラインは
2本の電源線上に2本の電源線とそれぞれ絶縁されて形
成され、2個の伝送トランジスタのゲートとそれぞれ接
続され、第3導電膜からなる。
【0008】本発明において、2本の電源線と2本のワ
ードラインはそれぞれ長手方向に平行に形成されてい
る。メモリセルは2個の負荷素子をさらに備えている。
2個の負荷素子はPMOS型薄膜トランジスタであり、
2本の電源線はそれぞれ2個のPMOS型薄膜トランジ
スタの活性領域と連結されて形成される。また、2個の
負荷素子は2個の高抵抗の多結晶シリコン負荷であり、
2本の電源線はそれぞれ2個の高抵抗の多結晶シリコン
負荷と連結され形成される場合もある。
【0009】また、メモリセルはワードラインを構成す
る第3導電膜と同一な導電膜からなり、半導体基板上の
活性領域と接続する接地線をさらに備えている。2本の
ワードラインと絶縁され2本のワードラインと垂直に形
成される2本のビットラインをさらに備えることがで
き、2本のビットラインはそれぞれ半導体基板、電源線
およびワードラインをそれぞれ絶縁させるために形成さ
れた第1および第2層間絶縁膜内に形成されたコンタク
トプラグとワードラインとビットラインを絶縁させるた
め形成された第3層間絶縁膜内に形成され、コンタクト
プラグを露出させるコンタクトホール内に蒸着された第
4導電膜パターンからなることが望ましい。
【0010】また、SRAMを構成するメモリセルは2
個の伝送トランジスタ、2個の駆動トランジスタ、電源
線およびワードラインから構成されている。2個の伝送
トランジスタと2個の駆動トランジスタは半導体基板上
に形成され第1導電膜からなる。電源線は4個のトラン
ジスタ上に4個のトランジスタとそれぞれ絶縁されて形
成され第2導電膜からる。ワードラインは電源線上に電
源線とそれぞれ絶縁されて形成され、2個の伝送トラン
ジスタのゲートとそれぞれ接続され、第3導電膜から
る。
【0011】本発明のSRAM装置の製造方法によれ
ば、まず半導体基板上に第1導電膜パターンを形成す
る。次に第1導電膜パターンが形成された結果物全面に
不純物を注入し第1導電膜パターンをそれぞれゲート電
極として備える2個の伝送トランジスタと2個の駆動ト
ランジスタを形成する。続いて、4個のトランジスタが
形成された結果物上に第1層間絶縁膜を形成した後、第
1層間絶縁膜上に第2導電膜パターンからなる2本の電
源線を形成する。2本の電源線上に第2層間絶縁膜を形
成した後、第2層間絶縁膜および第1層間絶縁膜を蝕刻
し2個の伝送トランジスタのゲートをそれぞれ露出させ
る2個のコンタクトホールを形成する。最後に2個のコ
ンタクトホールを埋め立てる第3導電膜パターンを形成
し2個の伝送トランジスタのゲートと接続する2本のワ
ードラインを形成する。
【0012】本発明において、電源線を構成する第2導
電膜パターンとワードラインを構成する第3導電膜パタ
ーンはそれぞれ長さ方向に平行に形成される。第1層間
絶縁膜を形成する段階以後は、次のような段階を進行す
ることが望ましい。すなわち、第1層間絶縁膜上に2個
の薄膜トランジスタのゲート電極2個を形成した後、2
個の薄膜トランジスタのゲート電極が形成された結果物
上にゲート絶縁膜を形成する。そして、ゲート絶縁膜上
に第2導電膜パターンを形成した後、第2導電膜パター
ンの中薄膜トランジスタのチャンネルとして形成される
領域を除いた領域に不純物を注入し2個の薄膜トランジ
スタからなる負荷素子と2本の電源線を形成する。
【0013】2本の電源線を形成する他の方法によれ
ば、第1層間絶縁膜上に多結晶シリコンからなる第2導
電膜パターンを形成した後、第2導電膜パターンの高抵
抗負荷として形成される領域を除いた領域に不純物を注
入し2個の高抵抗負荷および2本の電源線を形成する段
階を含むことが望ましい。
【0014】そして、上記の製造方法において第2層間
絶縁膜を形成する段階以後は、次のような段階を進行す
ることが望ましい。まず、第2層間絶縁膜を形成した
後、第2層間絶縁膜を平坦化した後、ダマシン(damasc
ene)工程で平坦化された第2層間絶縁膜を部分的に蝕
刻し、2本のワードラインが形成される2個のダマシン
領域を形成する。そして、ダマシン領域が形成された第
2層間絶縁膜および第1層間絶縁膜を蝕刻し2個の伝送
トランジスタのゲートをそれぞれ露出させる2個のコン
タクトホールを形成する。次に2個のコンタクトホール
および2個のダマシン領域を埋め立てる第3導電膜を形
成した後、第2層間絶縁膜表面が露出されるまで第3導
電膜を平坦化し、2個の伝送トランジスタのゲートと接
続する2本のワードラインを形成する。
【0015】また、上記の製造方法において第2層間絶
縁膜を形成する段階以後は、次のような段階を進行する
場合もある。まず第2層間絶縁膜を平坦化した後、ダマ
シン工程で平坦化した第2層間絶縁膜を部分的に蝕刻し
ワードラインが形成される2個のダマシン領域および接
地線が形成されるダマシン領域を形成する。次に、ダマ
シン領域が形成された第2層間絶縁膜および第1層間絶
縁膜を蝕刻し、2個の伝送トランジスタのゲートをそれ
ぞれ露出させる2個のコンタクトホールおよび2個の駆
動トランジスタの活性領域を露出させる2個のコンタク
トホールを形成する。引続き、コンタクトホールおよび
ダマシン領域を埋め立てる第3導電膜を形成した後、第
2層間絶縁膜表面が露出するまで第3導電膜を平坦化
し、2個の伝送トランジスタのゲートと接続する2本の
ワードラインおよび2個の駆動トランジスタの活性領域
と接続する接地線を形成する。
【0016】本発明はまた、2本のワードラインを形成
する段階以後は、次のような段階をさらに遂行すること
が望ましい。まず、第3層間絶縁膜を形成した後、第
3、第2および第1層間絶縁膜を蝕刻し、半導体基板の
活性領域を露出させるコンタクトホールを形成する。次
にコンタクトホールを埋め立て第3層間絶縁膜上に形成
され、2本のワードラインとそれぞれ垂直な第4導電膜
パターンを形成し2本のビットラインを形成する。
【0017】また、第2層間絶縁膜を形成する段階以後
の工程は、次の通り進行する場合もある。まず第2層間
絶縁膜を平坦化した後、ワードラインが形成されるダマ
シン領域が形成された第2層間絶縁膜および第1層間絶
縁膜を蝕刻し、2個の伝送トランジスタのゲートをそれ
ぞれ露出させる2個のコンタクトホールおよび半導体基
板の活性領域を露出させる2個のコンタクトホールを形
成する。続いて、コンタクトホールおよび2個のダマシ
ン領域を埋め立てる第3導電膜を形成した後、第2層間
絶縁膜表面が露出するまで第3導電膜を平坦化し、2個
の伝送トランジスタのゲートと接続する2本のワードラ
インおよび基板上の活性領域と接続するコンタクトプラ
グを形成する。次に、2本のワードラインおよび2個の
コンタクトプラグが形成された結果物全面に第3層間絶
縁膜を形成する。続いて、第3層間絶縁膜を蝕刻し、2
個のコンタクトプラグを露出させる2個のコンタクトホ
ールを形成した後、2個のコンタクトプラグを露出させ
る2個のコンタクトホールを埋め立てる2個の第4導電
膜パターンを形成し、2本のビットラインを形成する。
【0018】本発明のSRAM装置によると、ワードラ
インの寄生容量が減少するためにSRAM装置の動作時
ワードラインで発生するRC遅延問題を解決でき、SR
AM装置の動作特性を向上させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下添付した図面を参照して本発
明の望ましい実施例を説明することによって本発明を詳
細に説明する。しかし本発明は以下に開示される実施例
に限らず相異なる多様な形態で具現されることであり、
単に本実施例は本発明の開示が完全なるようにし、通常
の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために
提供されることである。添付された図面における多様な
膜と領域の厚さは明瞭性のため強調された。また、ある
一膜が他の膜または基板上に存在することと指称される
時、他の膜または基板の真上にあることもあり、層間膜
が存在する場合もある。図面で同一参照符号は同一部材
を示す。
【0020】<SRAMセル> (第1実施例)本発明の第1実施例にともなうSRAM
チップにおいてワードライン方向を追って隣接した二つ
のセルを切断した断面図が図2に示されている。第1実
施例はPMOS型TFTを負荷素子として使用するSR
AMセルを具現する。図2を参照すれば、素子分離膜1
02により半導体基板100が活性領域と非活性領域に
区別されており、同一導電膜からなる伝送トランジスタ
のゲート104と駆動トランジスタのゲート106が半
導体基板100上に形成されている。ゲート104、1
06上に第1層間絶縁膜107とPMOS TFTのゲ
ート絶縁膜111が順序通り積層されている。ゲート絶
縁膜111上面にPMOS TFTの活性領域および電
源線として使われる導電膜パターン114が形成されて
おり、導電膜パターン114が形成された結果物全面に
第2層間絶縁膜115が積層されている。第2層間絶縁
膜115、ゲート絶縁膜111および第1層間絶縁膜1
07を貫通し伝送トランジスタのゲート104を露出さ
せるコンタクトホールを通じ伝送トランジスタのゲート
104と接続するワードライン122が第2層間絶縁膜
115上に形成されている。最後に第3層間絶縁膜12
5によりワードライン122と絶縁され、ワードライン
122と垂直に配列された複数本のビットライン128
が形成されている。
【0021】図2に示されているように本発明の第1実
施例にともなうPMOS TFTを負荷抵抗として使用
するCMOSSRAMではワードライン122が電源線
114により下部導電領域、例えばゲートから遮られる
シールディング効果があるためワードライン122と半
導体基板100間の寄生容量(図1のC2参考)および
ワードライン122と駆動トランジスタのゲート電極1
06間の寄生容量(図1のC3)が発生しない。すなわ
ち、従来のSRAMセルに比べワードライン122の寄
生容量が減少するので動作速度もさらに速くなり高速動
作特性を要求するSRAMの性能を向上させることがで
きる。
【0022】また、電源線114とワードライン122
間の寄生容量C1も電源線114からワードライン12
2を絶縁させる第2層間絶縁膜115の厚さを増やすこ
とによって従来の寄生容量(図1のC1参考)より効果
的に減少させることができる。その理由は段差に多くの
影響を受けるPMOS TFTが既に電源線114下に
形成されているため第2層間絶縁膜115の厚さを増や
してもワードライン122とビットライン128のみ段
差による影響を受けるためである。
【0023】ただし、本発明の構造にしたがう場合従来
のSRAMにはなかったワードライン122とビットラ
イン128間の寄生容量C4が形成されることがある
が、このような寄生容量C4は第3層間絶縁膜125の
厚さを増やすことによって十分に減らすことができる。
第3層間絶縁膜125の厚さを増やす場合段差が増える
ことはあるが、段差による影響を受けることはビットラ
イン128のみである。そして第3層間絶縁膜125の
増加により発生する段差問題は半導体基板100上の活
性領域とビットライン128を接触させるためのコンタ
クトホールをコンタクトプラグ(図11Bの120P参
考)を用いて形成すれば減らすことができる。
【0024】反面、図1に示されている従来のSRAM
構造においては寄生容量C2およびC3を減らすため第
1層間絶縁膜18および第2層間絶縁膜22の厚さを増
やす場合ワードライン20形成時段差が増えてワードラ
イン20上に形成されるPMOS TFTの活性領域用
導電膜形成時には段差がさらに加重される。したがって
寄生容量を減らすため層間絶縁膜の厚さを増やすことに
は限界が伴うようになる。
【0025】(第2実施例)図3には本発明の第2実施
例によるSRAMチップからワードライン方向を追って
隣接した二つのセルを切断した断面図が示されている。
第2実施例が第1実施例と異なる点は負荷素子としてP
MOS TFTを使用することでなく高抵抗の多結晶シ
リコンからなる高抵抗負荷を使用するということであ
る。それゆえにその他構成要素および構造は図2とほと
んど同一であり、ただしPMOS TFTゲート(図示
せず)および絶縁膜111が要らなく、第1層間絶縁膜
107上にPMOS TFT活性領域と連結された電源
線114が形成される代わりに高抵抗の負荷と連結され
た電源線114Rが形成されるという点に差がある。
【0026】第2実施例においても第1実施例と同じ
く、ワードライン122が電源線114R上に形成され
るためワードライン122と駆動トランジスタのゲート
106およびワードライン122と基板100間に寄生
容量が発生しないのでSRAMセルの動作速度を向上さ
せることができる。図面には示しなかったが本発明にと
もなう構造を負荷素子としてPMOSトランジスタを使
用する完全CMOS型SRAMに適用できることはもち
ろんである。
【0027】<SRAMセルの製造方法>図4ないし図1
3には本発明の第1実施例によるSRAMセルを製造す
るための工程に必要であるマスクパターンのレイアウト
図を示した。各レイアウト図において、斜線影を付けた
部分はそれぞれフォトマスク上に形成されたマスクパタ
ーンを意味する。説明の便宜のため隣接した4個のSR
AMセルを基準としてレイアウト図を示した。また、図
4Aないし図13Aおよび図4Bないし図13Aはそれ
ぞれ、前記図4ないし図13のAA’線およびBB’線
を切って見た断面図であり、各レイアウト図に描いたマ
スクパターンを用いてSRAMセルを製造する工程の中
間段階構造物の面図を示す。
【0028】図4、図4Aおよび図4Bは活性領域を限
定するマスクパターン102Mを用いて半導体基板10
0上にフィールド酸化膜102を形成する段階を示す。
フィールド酸化膜102は通常の方式、例えば局部的酸
化方式(LOCOS)によって形成する。この時、一つ
のメモリセルのフィールド酸化膜102は隣接するメモ
リセルのフィールド酸化膜と鏡上対称である。図5、図
5Aおよび図5Bは伝送トランジスタのゲートと駆動ト
ランジスタのゲートを限定するマスクパターン104M
および106Mを用いて、伝送トランジスタおよび駆動
トランジスタを形成する段階を示す。
【0029】フィールド酸化膜102が形成された半導
体基板100全面に、ゲート絶縁膜(図示せず)を形成
した次に、ゲート絶縁膜上に導電物質、例えば多結晶シ
リコンをデポジットしたりあるいは多結晶シリコンとシ
リサイドを積層し導電層を形成する。続いて、マスクパ
ターン104Mおよび106Mを用いた写真蝕刻工程で
導電層をパターニングする。その結果一つのメモリセル
には2個の伝送トランジスタのゲート104および2個
の駆動トランジスタのゲート106がそれぞれ形成され
る。
【0030】次に、トランジスタのゲート104、10
6が形成された結果物全面に不純物、例えば燐または砒
素をイオン注入し伝送トランジスタおよび駆動トランジ
スタの活性領域すなわち、ソースおよびドレーン領域を
それぞれ形成することによって各トランジスタを完成す
る。図6、図6Aおよび図6Bはセルをラッチ形態で連
結するためのセルノード用コンタクトホールを限定する
マスクパターン108Mを用いてコンタクトホール10
8を形成する段階を示す。
【0031】まず伝送トランジスタおよび駆動トランジ
スタが形成された結果物全面に第1層間絶縁膜107を
形成する。次に、図6に示されたようなマスクパターン
108Mを用いた写真蝕刻工程で第1層間絶縁膜107
を部分的に取り除くことによって、駆動トランジスタの
ゲート106の一部および伝送トランジスタのソース領
域を露出させるセルノード用コンタクトホール108を
形成する。図7、図7Aおよび図7BはPMOS TF
Tのゲートを限定するマスクパターン110Mを用いて
PMOS TFTのゲート110を形成する段階を示
す。
【0032】セルノード用コンタクトホール108が形
成された結果物全面に導電膜を蒸着した後、図7に示さ
れているマスクパターン110Mを用いた写真蝕刻工程
で導電膜をパターニングしPMOS TFTのゲート1
10を形成する。各メモリセル別に2個のPMOS T
FTのゲート110が形成される。PMOS TFTの
ゲート110はセルノード用コンタクトホール108を
通じ駆動トランジスタのゲート106の一部および伝送
トランジスタのソース領域と接触するようになる。
【0033】図8、図8Aおよび図8Bはノードコンタ
クトホールを限定するマスクパターン112Mを用いて
PMOS TFTのドレーンをセルのノードに連結する
コンタクトホール112を形成する段階を示す。PMO
S TFTのゲート110が形成された結果物全面にゲ
ート絶縁膜111を形成した後ゲート絶縁膜を図8に示
されているマスクパターン112Mを用いて写真蝕刻工
程で蝕刻し駆動トランジスタのドレーン領域と接触して
いるPMOS TFTのゲート110一部を露出させる
コンタクトホール112を形成する。
【0034】図9、図9Aおよび図9BはPMOS T
FTの活性領域と電源線を限定するマスクパターン11
4Mを用いてPMOS TFTの活性領域と電源線11
4を形成する段階を示す。PMOS TFTのゲート1
10一部を露出させるコンタクトホール112が形成さ
れた結果物全面に非晶質シリコン膜のような導電膜を蒸
着した後、図9に示されているマスクパターン114M
を用いて写真蝕刻工程で導電膜をパターニングする。そ
の結果、各メモリセル別に2個のPMOS TFTの活
性領域と2本の電源線114が形成される。次に図面に
は示されていないが、PMOS TFTのソースおよび
ドレーン領域を限定するマスクパターンを用いてPMO
S TFTのチャンネル領域になる領域を除いた領域に
不純物、例えばボロンをイオン注入しPMOS TFT
のソース、ドレーン領域を形成する。
【0035】図10、図10Aおよび図10Bは接地線
およびワードラインを限定するマスクパターン116
M、118Mを用いて接地線が形成されるダマシン領域
116およびワードラインが形成されるダマシン領域1
18を形成する段階を示す。PMOS TFTの活性領
域と電源線114が形成された結果物全面に第2層間絶
縁膜115を蒸着する。第2層間絶縁膜115はPMO
S TFTの活性領域および電源線を後続工程で形成さ
れるワードラインおよび接地線と絶縁させるため形成す
ることである。第2層間絶縁膜115は高温酸化膜のよ
うな酸化膜を単一層でデポジットして形成する事もで
き、高温酸化膜上にBPSGまたはPSGのような流動
性絶縁膜を形成した後、化学機械的平坦化(CMP)方
法などを用いて平坦化することによって形成することも
できる。
【0036】次に図10に示されているマスクパターン
116M、118Mを用いたダマシン方法により第2層
間絶縁膜115を部分的に蝕刻し接地線が形成されるダ
マシン領域116およびワードラインが形成されるダマ
シン領域118を形成する。図11、図11Aおよび図
11Bは複数個のコンタクトホールマスクパターン12
0M、121M、122Mを用いて後続工程で形成され
るビットラインと活性領域を連結させるためのコンタク
トホール120C、後続工程で形成される接地線と活性
領域を連結させるためのコンタクトホール(図示せず)
および後続工程で形成されるワードラインと伝送トラン
ジスタのゲート104を連結させるためのコンタクトホ
ール122Cを形成した後、ビットライン用コンタクト
プラグ120P、ワードライン122および接地線12
4を形成する段階を示す。
【0037】接地線が形成されるダマシン領域116お
よびワードラインが形成されるダマシン領域118を形
成した後、図11に示されているコンタクトホールマス
クパターン120M、121M、122Mを用いて第2
層間絶縁膜115を写真蝕刻工程で取り除いてワードラ
インと伝送トランジスタのゲート104を連結させるた
めのコンタクトホール122C、ビットラインと活性領
域を連結するためのコンタクトホール120Cおよび接
地線と活性層を連結するためのコンタクトホール(図示
せず)を形成する。
【0038】続いて結果物全面に金属膜例えばタングス
テン膜を形成した後、第2層間絶縁膜115の表面が露
出される時まで金属膜をCMP等により平坦化する。平
坦化結果、ワードラインと伝送トランジスタのゲート1
04を連結させるためのコンタクトホール122Cおよ
びワードラインが形成されるダマシン領域118に金属
膜が埋込められワードライン122が形成され、接地線
が形成されるダマシン領域116に金属膜が埋込められ
接地線124が形成されるのみならず、後続工程で形成
されるビットライン用コンタクトプラグ120Pがビッ
トラインと活性領域を連結するためのコンタクトホール
120Cに形成される。その結果、各メモリセル別に2
本のワードライン122と1個の接地線124および2
本のビットライン用コンタクトプラグ120Pが形成さ
れる。
【0039】図11Aに示されているようにワードライ
ン122は第2層間絶縁膜115を間に介在し電源線1
14上に電源線114と平行に形成される。したがって
ワードライン104と基板100そしてワードライン1
14と駆動トランジスタのゲート106間に寄生容量
(図1のC2、C3参考)が形成されない。そしてワー
ドライン122と電源線114間に発生する寄生容量C
1は第2層間絶縁膜115の厚さを増やすことによって
SRAMセルの動作特性を劣化させない範囲まで減らす
ことができる。このように第2層間絶縁膜115の厚さ
を増やしてもビットラインを除いた下部構造物が既に形
成されているため第2層間絶縁膜115の厚さ増加によ
る段差増加は後続工程進行に特別な影響を及ぼさない。
【0040】図12、図12Aおよび図12Bにはビッ
トライン用コンタクトプラグ120Pを露出させるコン
タクトホールを限定するマスクパターン126Mを用い
てビットライン用コンタクトホール126を形成する段
階を示す。ビットライン用コンタクトプラグ120P、
ワードライン122および接地線124が形成された結
果物全面に第3層間絶縁膜125を形成する。第3層間
絶縁膜125はワードライン122および接地線124
を後続工程で形成されるビットラインと絶縁させるため
形成する。
【0041】続いて、図12に示されているマスクパタ
ーン126Mを用いて第3層間絶縁膜125を写真蝕刻
工程で蝕刻しビットライン用コンタクトプラグ120P
を露出させるコンタクトホール126を形成する。図1
3、図13Aおよび図13Bはビットラインを限定する
マスクパターン128Mを用いてビットライン128を
形成する段階を示す。
【0042】ビットライン用コンタクトプラグ120P
を露出させるビットライン用コンタクトホール126が
形成された結果物全面に金属膜、例えばアルミニウム膜
を蒸着した後図13に示されているようなマスクパター
ン128Mを用いて金属膜をパターニングすることによ
ってビットライン用コンタクトホール126を充填しビ
ットライン用コンタクトプラグ120Pを通じ基板上の
活性領域と接触するビットライン128が各メモリセル
別に2個ずつ形成される。図13Aに示されているよう
に、ワードライン122とビットライン128間に寄生
容量C4が発生するが、これは第3層間絶縁膜125の
厚さを増やすことによって減らすことができる。第2層
間絶縁膜115および第3層間絶縁膜125の厚さ増加
にともなう段差増加によってビットラインを活性領域と
接触させるためのコンタクトホール形成時横縦比が増え
ることによって発生する問題点は図11Bと図12Bに
示されている工程により解決される。すなわち、ビット
ラインを基板上の活性領域と接触させるためのコンタク
トホールを第2層間絶縁膜115と第3層間絶縁膜12
5内に同時に形成することでなく第2層間絶縁膜115
内にまずコンタクトプラグ120Pを形成した後、第3
層間絶縁膜125のみ蝕刻しコンタクトプラグ120P
を露出させるコンタクトホール126を形成することに
よって完成するため、段差増加による問題点を容易に解
決できる。
【0043】また、本発明の製造方法において、図9に
示されている電源線を限定するマスクパターンまたは図
10に示されているワードラインを限定するマスクパタ
ーンを変形し各セル別に電源線またはワードラインがそ
れぞれ一つずつのみ形成されるようにし、図2に示され
ている本発明にともなうSRAMの単位メモリセルがそ
れぞれ一本の電源線または一本のワードラインを備える
ようにすることもできる。
【0044】そして、図3に示されている本発明の第2
実施例による高抵抗負荷型SRAMセルの製造工程は単
に図7ないし図8Bに示されているPMOS TFTの
ゲートおよびゲート絶縁膜形成工程が要らなく、図9、
図9Aおよび図9Bに示されているPMOS TFTの
活性領域および電源線形成工程が高抵抗負荷領域および
電源線形成工程に置き換えるという点のみ差があり、そ
の他工程は図4ないし図13Bに示されている工程と同
一な工程により進行される。
【0045】
【発明の効果】本発明にともなうSRAM装置において
はワードラインが電源線によりゲートのような導電領域
または下部不純物領域から遮られる効果がある。したが
ってワードラインと半導体基板の不純物領域との間の寄
生容量およびワードラインと駆動トランジスタのゲート
との間の寄生容量が発生しない。また、電源線とワード
ライン間の寄生容量も効果的に省くことができる。した
がって、従来のSRAMセルに比べワードラインの寄生
容量が減少するので動作速度もさらに速くなり高速動作
特性を要求するSRAM装置の性能を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のPMOSトランジスタを負荷素子として
使用するSRAMチップから隣接した2個のセルをワー
ドライン方向に切断した断面図である。
【図2】本発明の第1実施例にともなうPMOSトラン
ジスタを負荷素子として使用するSRAMチップから隣
接した2個のセルをワードライン方向に切断した断面図
である。
【図3】本発明の第2実施例にともなう高抵抗多結晶シ
リコンを負荷素子として使用するSRAMチップから隣
接した2個のセルをワードライン方向に切断した断面図
である。
【図4】本発明の第1実施例によるSRAMチップを製
造するための工程に必要とするマスクパターンのレイア
ウト図であり、(A)はAA’線、(B)はBB’線で
切断した断面図である。
【図5】本発明の第1実施例によるSRAMチップを製
造するための工程に必要とするマスクパターンのレイア
ウト図であり、(A)はAA’線、(B)はBB’線で
切断した断面図である。
【図6】本発明の第1実施例によるSRAMチップを製
造するための工程に必要とするマスクパターンのレイア
ウト図であり、(A)はAA’線、(B)はBB’線で
切断した断面図である。
【図7】本発明の第1実施例によるSRAMチップを製
造するための工程に必要とするマスクパターンのレイア
ウト図であり、(A)はAA’線、(B)はBB’線で
切断した断面図である。
【図8】本発明の第1実施例によるSRAMチップを製
造するための工程に必要とするマスクパターンのレイア
ウト図であり、(A)はAA’線、(B)はBB’線で
切断した断面図である。
【図9】本発明の第1実施例によるSRAMチップを製
造するための工程に必要とするマスクパターンのレイア
ウト図であり、(A)はAA’線、(B)はBB’線で
切断した断面図である。
【図10】本発明の第1実施例によるSRAMチップを
製造するための工程に必要とするマスクパターンのレイ
アウト図であり、(A)はAA’線、(B)はBB’線
で切断した断面図である。
【図11】本発明の第1実施例によるSRAMチップを
製造するための工程に必要とするマスクパターンのレイ
アウト図であり、(A)はAA’線、(B)はBB’線
で切断した断面図である。
【図12】本発明の第1実施例によるSRAMチップを
製造するための工程に必要とするマスクパターンのレイ
アウト図であり、(A)はAA’線、(B)はBB’線
で切断した断面図である。
【図13】本発明の第1実施例によるSRAMチップを
製造するための工程に必要とするマスクパターンのレイ
アウト図であり、(A)はAA’線、(B)はBB’線
で切断した断面図である。
【符号の説明】
100 半導体基板 102 素子分離膜 104 ゲート 106 ゲート 107 第1層間絶縁膜 111 ゲート絶縁膜 114 電源線として使われる導電膜パターン 115 第2層間絶縁膜 122 ワードライン 125 第3層間絶縁膜 128 ビットライン

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板上に形成され、第1導電膜からなるゲー
    トを有する2個の伝送トランジスタおよび2個の駆動ト
    ランジスタと、 前記2個の伝送トランジスタおよび前記2個の駆動トラ
    ンジスタの上に形成され、前記2個の伝送トランジスタ
    および前記2個の駆動トランジスタと絶縁される第2導
    電膜からなる2本の電源線と、 前記2本の電源線の上に前記2本の電源線と絶縁して形
    成され、前記2個の伝送トランジスタのゲートと接続さ
    れ、第3導電膜からなる2本のワードラインと、 を含むメモリセルを備えることを特徴とするSRAM装
    置。
  2. 【請求項2】 前記メモリセルの前記2本の電源線と前
    記2本のワードラインは、それぞれ長手方向に平行に形
    成されることを特徴とする請求項1記載のSRAM装
    置。
  3. 【請求項3】 前記メモリセルは、2個の負荷素子をさ
    らに備えることを特徴とする請求項1記載のSRAM装
    置。
  4. 【請求項4】 前記メモリセルの前記2個の負荷素子は
    PMOS型薄膜トランジスタであり、前記2個の電源線
    はそれぞれ前記2個のPMOS型薄膜トランジスタの活
    性領域と連結され形成されることを特徴とする請求項3
    記載のSRAM装置。
  5. 【請求項5】 前記メモリセルの前記2個の負荷素子は
    2個の高抵抗の多結晶シリコン負荷であり、前記2本の
    電源線はそれぞれ前記2個の高抵抗の多結晶シリコン負
    荷と連結され形成されることを特徴とする請求項3記載
    のSRAM装置。
  6. 【請求項6】 前記メモリセルの前記ワードラインを構
    成する第3導電膜と同一の導電膜からなり、前記2個の
    駆動トランジスタの活性領域と接続する接地線をさらに
    備えることを特徴とする請求項1記載のSRAM装置。
  7. 【請求項7】 前記メモリセルの前記2本のワードライ
    ンと絶縁され、前記2本のワードラインと垂直に形成さ
    れる2本のビットラインをさらに備えることを特徴とす
    る請求項1記載のSRAM装置。
  8. 【請求項8】 前記メモリセルの前記2本のビットライ
    ンは、 前記半導体基板、前記電源線および前記ワードラインを
    それぞれ絶縁させるために第1および第2層間絶縁膜内
    に形成されるコンタクトプラグと、 前記ワードラインと前記ビットラインとを絶縁させるた
    めに第3層間絶縁膜内に形成され、前記コンタクトプラ
    グを露出させるコンタクトホール内に蒸着された第4導
    電膜パターンと、 から構成されることを特徴とする請求項7記載のSRA
    M装置。
  9. 【請求項9】 半導体基板と、 前記半導体基板上に形成され第1導電膜からなるゲート
    を有する2個の伝送トランジスタおよび2個の駆動トラ
    ンジスタと、 前記2個の伝送トランジスタおよび前記2個の駆動トラ
    ンジスタの上に形成され、前記2個の伝送トランジスタ
    および前記2個の駆動トランジスタと絶縁される第2導
    電膜からなる電源線と、 前記電源線の上にそれぞれ前記電源線と絶縁して形成さ
    れ、前記2個の伝送トランジスタのゲートとそれぞれ接
    続され、第3導電膜からなるワードラインと、 を含むメモリセルを備えることを特徴とするSRAM装
    置。
  10. 【請求項10】 半導体基板上に第1導電膜パターンを
    形成する段階と、 前記第1導電膜パターンが形成された結果物全面に不純
    物を注入し、前記第1導電膜パターンをそれぞれゲート
    電極とする2個の伝送トランジスタおよび2個の駆動ト
    ランジスタを形成する段階と、 前記2個の伝送トランジスタおよび前記2個の駆動トラ
    ンジスタが形成された結果物上に第1層間絶縁膜を形成
    する段階と、 前記第1層間絶縁膜上に第2導電膜パターンからなる2
    本の電源線を形成する段階と、 前記2本の電源線の上に第2層間絶縁膜を形成する段階
    と、 前記第2層間絶縁膜および前記第1層間絶縁膜を蝕刻
    し、前記2個の伝送トランジスタのゲートをそれぞれ露
    出させる2個のコンタクトホールを形成する段階と、 前記2個のコンタクトホールを埋め立てる第3導電膜パ
    ターンを形成し、前記2個の伝送トランジスタのゲート
    と接続する2本のワードラインを形成する段階と、 を含むことを特徴とするSRAM装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記電源線を構成する第2導電膜パタ
    ーンと前記ワードラインを構成する第3導電膜パターン
    は、それぞれ長手方向に平行に形成されることを特徴と
    する請求項10に記載のSRAM装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 第1層間絶縁膜を形成する段階以後
    に、 前記第1層間絶縁膜上に2個の薄膜トランジスタのゲー
    ト電極2個を形成する段階と、 前記2個の薄膜トランジスタのゲート電極が形成された
    結果物上にゲート絶縁膜を形成する段階とをさらに含
    み、 前記2本の電源線を形成する段階は 前記ゲート絶縁膜上に第2導電膜パターンを形成する段
    階と、 前記第2導電膜パターンの薄膜トランジスタのチャンネ
    ルとして形成される領域を除いた領域に不純物を注入し
    2個の薄膜トランジスタからなる負荷素子と2本の電源
    線を形成する段階とからなることを特徴とする請求項1
    0に記載のSRAM装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記2本の電源線を形成する段階は、 前記第1層間絶縁膜上に多結晶シリコンからなる第2導
    電膜パターンを形成する段階と、 前記第2導電膜パターンの中高抵抗負荷として形成され
    る領域を除いた領域に不純物を注入し、2個の高抵抗負
    荷および2本の電源線を形成する段階とからなることを
    特徴とする請求項10に記載のSRAM装置の製造方
    法。
  14. 【請求項14】 前記第2層間絶縁膜を形成する段階後
    に、 前記第2層間絶縁膜を平坦化する段階と、 ダマシン工程で平坦化された前記第2層間絶縁膜を部分
    的に蝕刻し、2本のワードラインが形成される2個のダ
    マシン領域を形成する段階とをさらに含み、 前記蝕刻段階は、 前記ダマシン領域が形成された第2層間絶縁膜および前
    記第1層間絶縁膜を蝕刻し、前記2個の伝送トランジス
    タのゲートをそれぞれ露出させる2個のコンタクトホー
    ルを形成する段階を含み、 前記第3導電膜パターンを形成する段階は、 前記2個のコンタクトホールおよび前記2個のダマシン
    領域を埋め立てる第3導電膜を形成する段階と、 前記第2層間絶縁膜表面が露出するまで前記第3導電膜
    を平坦化し、前記2個の伝送トランジスタのゲートと接
    続する2本のワードラインを形成する段階とを含むこと
    を特徴とする請求項10に記載のSRAM装置の製造方
    法。
  15. 【請求項15】 前記第2層間絶縁膜を形成する段階後
    に、 前記第2層間絶縁膜を平坦化する段階と、 ダマシン工程で平坦化された前記第2層間絶縁膜を部分
    的に蝕刻し2本のワードラインが形成される2個のダマ
    シン領域および接地線が形成されるダマシン領域を形成
    する段階とをさらに含み、 前記蝕刻段階は、 前記ダマシン領域が形成された第2層間絶縁膜および前
    記第1層間絶縁膜を蝕刻し、前記2個の伝送トランジス
    タのゲートをそれぞれ露出させる2個のコンタクトホー
    ルおよび前記2個の駆動トランジスタの活性領域を露出
    させる2個のコンタクトホールを形成する段階を含み、 前記第3導電膜パターンを形成する段階は、 前記コンタクトホールおよび前記ダマシン領域を埋め立
    てる第3導電膜を形成する段階と、 前記第2層間絶縁膜表面が露出するまで前記第3導電膜
    を平坦化し前記2個の伝送トランジスタのゲートと接続
    する2本のワードラインおよび前記2個の駆動トランジ
    スタの活性領域と接続する接地線を形成する段階とを含
    むことを特徴とする請求項10に記載のSRAM装置の
    製造方法。
  16. 【請求項16】 前記2本のワードラインを形成する段
    階以後に、 第3層間絶縁膜を形成する段階と、 前記第3、第2および第1層間絶縁膜を蝕刻し前記半導
    体基板の活性領域を露出させるコンタクトホールを形成
    する段階と、 前記コンタクトホールを埋め立て前記第3層間絶縁膜上
    に形成され、前記2本のワードラインとそれぞれ垂直な
    第4導電膜パターンを形成し2本のビットラインを形成
    する段階とを備えることを特徴とする請求項10に記載
    のSRAM装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 前記蝕刻段階は、 前記ダマシン領域が形成された第2層間絶縁膜および前
    記第1層間絶縁膜を蝕刻し前記2個の伝送トランジスタ
    のゲートをそれぞれ露出させる2個のコンタクトホール
    および前記半導体基板の活性領域を露出させる2個のコ
    ンタクトホールを形成する段階を含み、 前記第3導電膜パターンを形成する段階は、 前記コンタクトホールおよび前記2個のダマシン領域を
    埋め立てる第3導電膜を形成する段階と、 前記第2層間絶縁膜表面が露出するまで前記第3導電膜
    を平坦化し、前記2個の伝送トランジスタのゲートと接
    続する2本のワードラインおよび前記半導体基板上の活
    性領域と接続する2個のコンタクトプラグを形成する段
    階を含み、 前記第3導電膜パターンを形成する段階後に、 前記2本のワードラインおよび前記2個のコンタクトプ
    ラグが形成された結果物全面に第3層間絶縁膜を形成す
    る段階と、 前記第3層間絶縁膜を蝕刻し、前記2個のコンタクトプ
    ラグを露出させる2個のコンタクトホールを形成する段
    階と、 前記2個のコンタクトプラグを露出させる2個のコンタ
    クトホールを埋め立てる第4導電膜パターンを形成し2
    本のビットラインを形成する段階とを含むことを特徴と
    する請求項14に記載のSRAM装置の製造方法。
  18. 【請求項18】 半導体基板上に第1導電膜パターンを
    形成する段階と、 前記第1導電膜パターンが形成された結果物全面に不純
    物を注入し前記第1導電膜パターンをそれぞれゲート電
    極として有する2個の伝送トランジスタと2個の駆動ト
    ランジスタを形成する段階と、 前記2個の伝送トランジスタおよび前記2個の駆動トラ
    ンジスタが形成された結果物上に第1層間絶縁膜を形成
    する段階と、 前記第1層間絶縁膜上に第2導電膜パターンからなる電
    源線を形成する段階と、 前記電源線上に第2層間絶縁膜を形成する段階と、 前記第2層間絶縁膜および前記第1層間絶縁膜を蝕刻
    し、前記2個の伝送トランジスタのゲートをそれぞれ露
    出させる2個のコンタクトホールを形成する段階と、 前記2個のコンタクトホールを埋め立てる第3導電膜パ
    ターンを形成し前記2個の伝送トランジスタのゲートと
    接続するワードラインを形成する段階とを含むことを特
    徴とするSRAM装置の製造方法。
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