JPH11204345A - コイル装置と回路基板装置との結合構造 - Google Patents

コイル装置と回路基板装置との結合構造

Info

Publication number
JPH11204345A
JPH11204345A JP1639698A JP1639698A JPH11204345A JP H11204345 A JPH11204345 A JP H11204345A JP 1639698 A JP1639698 A JP 1639698A JP 1639698 A JP1639698 A JP 1639698A JP H11204345 A JPH11204345 A JP H11204345A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
coil
coil device
bobbin
printed circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP1639698A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Yoshida
幸男 吉田
Hisatoshi Fukuhara
寿年 福原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP1639698A priority Critical patent/JPH11204345A/ja
Publication of JPH11204345A publication Critical patent/JPH11204345A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置全体の薄型構造に適合し、プリント基板
の板面を回路部品の搭載面として有効活用可能なコイル
装置と回路基板装置との結合構造を構成する。 【解決手段】 端子ピン12a,12b、13a,13
bを植設する端子台11c、11c’,11d’の台面
とプリント基板20の部品搭載面とを平行向きに位置さ
せて回路基板装置2をプリント基板20でボビン11に
取付け固定し、コイル装置1と回路基板装置2とをプリ
ント基板20の板面方向で並べて一体に結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコイル装置と回路基
板装置との結合構造に係り、特に、信号処理回路付きの
カレントセンサ,パルストランス,小容量DC/DCコ
ンバータ,インバータ等の電子回路装置を薄型に構成す
るのに好適なコイル装置と回路基板装置の結合構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コイル装置と回路基板装置とを一
体化することにより小型なものに構成するべく、コイル
装置の端子ピンをボビンの上下方向に貫通させて備え、
そのボビンの上方に突出する端子ピンの軸端側を回路基
板装置の結合側とし、回路基板装置をコイル装置の上部
側に配置することが提案されている(実開平5ー388
20号)。
【0003】その他に、従来、コイル装置において接続
ピンを兼ねた突起をボビンの側面に設け、この突起をプ
リント基板の部品搭載面に挿通させて回路基板装置をコ
イル装置の側部に横向きに取付け固定することも提案さ
れている(特開昭60ー196911号)。
【0004】然し、前者のものは回路基板装置をコイル
装置の上部側に積み重ねるものであるため、電子回路装
置の薄型化には逆行する。また、後者のものはプリント
基板を縦に立てて装備するものであるため、その薄型化
を図るにはプリント基板の高さ寸法を低く抑えなければ
ならず、回路部品を搭載するプリント基板の実装面積が
制限される。
【0005】それに加えて、いずれも、プリント基板の
少なくとも片面側がコイル装置と相対位置するものであ
るため、その相対側の板面は回路部品の搭載面として利
用することができない。仮に、この相対側の板面にも回
路部品を搭載するとしても、回路部品の実装状態を目視
検査することができず、また、実装不良があっても部品
交換や修正を行うことができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、装置全体の
薄型構造に適合ししかもプリント基板の両板面を回路部
品の搭載面積として有効活用可能なコイル装置と回路基
板装置との結合構造を提供することを目的とする。
【0007】また、本発明は結合構造を強固で安定よく
信頼性の高いものに構成可能なコイル装置と回路基板装
置との結合構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
コイル装置と回路基板装置との結合構造においては、ボ
ビンの端子ピンを植設する端子台の台面とプリント基板
の部品搭載面とを平行向きに位置させて回路基板装置を
プリント基板でボビンに取付け固定し、コイル装置と回
路基板装置とをプリント基板の板面方向で並べて一体に
結合することにより構成されている。
【0009】本発明の請求項2に係るコイル装置と回路
基板装置との結合構造においては、回路基板装置をプリ
ント基板の部品搭載面に挿入される端子ピンでコイル装
置の端子台に取付け固定すると共に、その端子ピンを介
してコイル装置と回路基板装置とを電気的に接続するこ
とにより構成されている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して説明す
ると、図1には一実施の形態としてトランスをコイル装
置1とし、そのトランス1と回路基板装置2とをプリン
ト基板20の板面方向に並べて一体に結合したコイル装
置と回路基板装置との結合構造が示されている。
【0011】そのトランス1は、EE型のコア10a,
10bを横置型ボビン11に組み付けることにより構成
されている。この横置型ボビン11はコイルの巻軸部
(図示せず)を規制する両側の鍔部11a,11bと、
コア10a,10bの組付載置用として各鍔部11a,
11bの下部側に一体に設けられた主端子台11c(図
面上、片側のみ現れる。)と、その主端子台11cから
更に水平方向に延長させて回路基板装置2の取付け面兼
用の副端子台11c’,11d’とから形成されてい
る。また、各端子台11c、11c’,11d’には複
数本の端子ピン12a,12b、13a,13b(片側
のみ、符号で示す。)が上下方向に植設することにより
備え付けられている。
【0012】そのボビン11を用いては、コイル14を
巻軸部に巻装すると共に、コイル端14a〜14d(片
側のみ、符号で示す。)を各端子台11c、11c’,
11d’に植設された端子ピン12a,12b、13
a,13bに絡げ止め、コイル14を囲むようコア10
a,10bを主端子台11cの上側に組付載置すること
によりトランス1が構成されている。また、回路基板装
置2はトランス1と共に必要な回路を構成する回路部品
21a,21b…をプリント基板20の回路パターン2
2a,22b…(片側のみ、符号で示す。)と電気的に
接続させて板面に搭載することにより組み立てられてい
る。
【0013】その回路基板装置2は、上述した主端子台
11cから水平方向に延長させた副端子台11c’,1
1d’の上側に取付け固定されている。これにより、回
路基板装置2はトランス1を構成する主端子台11cの
台面とプリント基板20の部品搭載面とが平行向きに位
置することから、トランス1とプリント基板20の板面
方向で並ぶよう一体に結合されている。
【0014】その回路基板装置2は、副端子台11
c’,11d’の端子ピン13a,13bをプリント基
板20の部品搭載面に挿入し、この端子ピン13a,1
3bの各突端側を半田23a,23b(片側のみ、符号
で示す。)で溶着固定することにより副端子台11
c’,11d’の上側に組付載置されている。また、そ
の端子ピン13a,13bをプリント基板20の回路パ
ターン22a,22b…と該半田23a,23bで電気
的に接続することから、トランス1と回路基板装置2と
が電気的にも結合されている。
【0015】このように構成するトランスと回路基板装
置との結合構造では、回路基板装置2がトランス1とプ
リント基板20の板面方向で並ぶよう一体に結合されて
いるため、装置全体を薄型構造のものに構成することが
できる。また、そのプリント基板20の下面側は副端子
台11c’,11d’の間に位置することから回路部品
の搭載面とでき、プリント基板20の両板面を回路部品
の搭載面積として有効活用することができる。
【0016】それに加えて、回路基板装置2はプリント
基板20の部品搭載面に挿入する端子ピン13a,13
bで固定するため、トランス1との結合構造を安定よく
強固なものに構成することができる。また、端子ピン1
3a,13bを介してトランス1と回路基板装置2とを
電気的に接続することから信頼性の高い電子回路装置と
して構成することができる。この端子ピン12,12
b、13a,13bは母基板に対する取付け用とできる
ため、装置全体を母基板に対しても安定よく取り付ける
ことができる。
【0017】図2には、図1のものと共通の構成部分は
同じ符号で示すことにより、別の実施の形態が示されて
いる。この実施の形態では、コイル装置1がコア10
a,10bをボビン11の上下側から組み付ける縦置型
ボビンで構成されている。そのボビン11は上側の鍔部
11aと共に、下側の端端子台11cがコイルの巻軸部
(図示せず)を規制する鍔部を兼ねるよう形成されてい
る。このボビン11の端子台11cには、複数本の端子
ピン12a,12b…が両側部から下方に挿通させて備
え付けられている(図面上、片側のみ現れる)。
【0018】そのコイル装置1に対し、回路基板装置2
が端子台11cの下側に取付け固定されている。この回
路基板装置2は、図3で示すようにコア10bの平面積
に相当する切欠部20aを板面に設けたプリント基板2
0で構成されている。そのプリント基板20は、切欠部
20aの両側に設けた帯板部20b,20cをコイル装
置1の端子台11cに対するあてがい面とし、端子ピン
12a,12b…の挿通穴20d…、20e…を帯板部
20b,20cの板面に端子ピン12a,12b…と同
数設けることにより形成されている。
【0019】このプリント基板では、コイル装置1の端
子ピン12a,12b…を挿通穴20d…、20e…に
差し込んで帯板部20b,20cの板面を端子台11c
の下面にあてがい固定することにより、コイル装置1の
端子ピン12a,12b…を植設する端子台11c,1
1dの台面とプリント基板20の部品搭載面とを平行向
きに位置し、上述したと同様に回路基板装置2をコイル
装置1とプリント基板20の板面方向で並ぶよう電気
的,機械的に一体に結合するようにできる。この実施の
形態では、端子ピン12a,12b…が母基板並びに回
路基板装置2の取付け用として兼用されている。
【0020】上述した実施の形態以外に、特に図示しな
いが、ボビンの片鍔部から巻軸部の軸線方向と平行方向
外方に突出させてプリント基板の取付面を形成する突片
を設け、また、端子ピンを突片に植立装備することによ
り回路基板装置をボビンの巻き軸部方向に並べてコイル
装置と一体に結合するよう構成することもできる。
【0021】
【発明の効果】以上の如く、本発明の請求項1に係るコ
イル装置と回路基板装置との結合構造に依れば、ボビン
の端子ピンを植設する端子台の台面とプリント基板の部
品搭載面とを平行向きに位置させて回路基板装置をプリ
ント基板でボビンに取付け固定し、コイル装置と回路基
板装置とをプリント基板の板面方向で並べて一体に結合
することから、装置全体を薄型構造のものに構成できる
と共に、端子台の間に位置するプリント基板の他面側も
回路部品の搭載面とし、プリント基板の両板面を回路部
品の搭載面積として有効活用することができる。
【0022】本発明の請求項2に係るコイル装置と回路
基板装置との結合構造に依れば、回路基板装置をプリン
ト基板の部品搭載面に挿入される端子ピンでコイル装置
の端子台に取付け固定すると共に、その端子ピンを介し
てコイル装置と回路基板装置とを電気的に接続すること
により、結合構造を安定よく強固なものに構成できしか
もコイル装置と回路基板装置とを電気的に確実に接続で
きることから信頼性の高いものに構成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコイル装置と回路基板装置との結合構
造を適用した一実施の形態に係る電子回路装置を示す斜
視図である。
【図2】本発明のコイル装置と回路基板装置との結合構
造を適用した別の実施の形態に係る電子回路装置を示す
斜視図である。
【図3】図2の回路基板装置を構成するプリント基板を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 コイル装置 10a,10b コア 11 ボビン 11c、11c’,11d’ 端子台 12a,12b、13a,13b 端子ピン 2 回路基板装置 20 プリント基板 21a,21b… 回路部品

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルをボビンの巻軸部に巻装すると共
    に、コイル端をボビンの端子台に植設された端子ピンに
    絡げ止め、更に、コアを該ボビンに組み付けてなるコイ
    ル装置と、そのコイル装置と共に回路を構成する回路部
    品をプリント基板の板面に搭載してなる回路基板装置と
    を一体に結合するコイル装置と回路基板装置との結合構
    造において、 上記端子ピンを植設する端子台の台面とプリント基板の
    部品搭載面とを平行向きに位置させて回路基板装置をプ
    リント基板でボビンに取付け固定し、コイル装置と回路
    基板装置とをプリント基板の板面方向で並べて一体に結
    合したことを特徴とするコイル装置と回路基板装置との
    結合構造。
  2. 【請求項2】 上記回路基板装置をプリント基板の部品
    搭載面に挿入される端子ピンでコイル装置の端子台に取
    付け固定すると共に、その端子ピンを介してコイル装置
    と回路基板装置とを電気的に接続したことを特徴とする
    請求項1に記載のコイル装置と回路基板装置との結合構
    造。
JP1639698A 1998-01-12 1998-01-12 コイル装置と回路基板装置との結合構造 Withdrawn JPH11204345A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1639698A JPH11204345A (ja) 1998-01-12 1998-01-12 コイル装置と回路基板装置との結合構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1639698A JPH11204345A (ja) 1998-01-12 1998-01-12 コイル装置と回路基板装置との結合構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11204345A true JPH11204345A (ja) 1999-07-30

Family

ID=11915093

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1639698A Withdrawn JPH11204345A (ja) 1998-01-12 1998-01-12 コイル装置と回路基板装置との結合構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11204345A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7023314B2 (en) * 2001-07-03 2006-04-04 Koninklijke Philips Electronics N.V. Transformer
JP2010143984A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Mimaki Engineering Co Ltd 非水系インクジェットインク
CN102751075A (zh) * 2012-07-14 2012-10-24 成都生辉电子科技有限公司 适用于无铅制程的网络用脉冲变压结构

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7023314B2 (en) * 2001-07-03 2006-04-04 Koninklijke Philips Electronics N.V. Transformer
JP2010143984A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Mimaki Engineering Co Ltd 非水系インクジェットインク
CN102751075A (zh) * 2012-07-14 2012-10-24 成都生辉电子科技有限公司 适用于无铅制程的网络用脉冲变压结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3414386B2 (ja) 表面実装型スイッチング電源装置
US5212345A (en) Self leaded surface mounted coplanar header
JPH11204345A (ja) コイル装置と回路基板装置との結合構造
JP2000195727A (ja) インダクタンス素子
US4722027A (en) Hybrid circuit device
JP2000208336A (ja) 電子部品
JP3502872B2 (ja) コイル素子及びその実装方法
JP2000092838A (ja) スイッチング電源用回路ブロック
JP2528340B2 (ja) 小形巻線部品
JP2601406Y2 (ja) コイル
JP3452963B2 (ja) 薄型変成器と同薄型変成器の製造方法及び同薄型変成器の使用方法
JP2002367831A (ja) 小型トランス
JPH0539607Y2 (ja)
JPH0445219Y2 (ja)
JPH0635443Y2 (ja) 高周波コイル
JP3329682B2 (ja) 電磁発音体の取付構造
JPH01268106A (ja) 端子台付コイル
JPH10223449A (ja) コイル部品
JPH0429537Y2 (ja)
JPS5826492Y2 (ja) コイル素子
JPH05326265A (ja) 回路装置
JPH09213525A (ja) 積層シ−トコイル装置
JPH0322931Y2 (ja)
JP2000278072A (ja) Lcフィルタ
JP2001118732A (ja) インバータトランスの実装方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050405