JPH11202558A - 電子写真トナー及び現像剤、粉末塗料及びインクジェットインク中にピグメントイエロー155を使用する方法 - Google Patents

電子写真トナー及び現像剤、粉末塗料及びインクジェットインク中にピグメントイエロー155を使用する方法

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JPH11202558A
JPH11202558A JP28283398A JP28283398A JPH11202558A JP H11202558 A JPH11202558 A JP H11202558A JP 28283398 A JP28283398 A JP 28283398A JP 28283398 A JP28283398 A JP 28283398A JP H11202558 A JPH11202558 A JP H11202558A
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    • G03G9/091Azo dyes

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子写真トナー及び現像剤、粉末塗料及びイ
ンクジェットインク中にピグメントイエロー155を使
用する方法 【解決手段】 C.I.ピグメントイエロー155を電
子写真トナー及び現像剤、粉末塗料、インクジェットイ
ンク、カラーフィルター及びエレクトレット材料中で着
色剤として使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は着色剤としてC.
I.ピグメントイエロー155を主体とする、電子写真
トナー及び現像剤、粉末塗料及びインクジェットインク
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真記録法に於て、“電荷潜像”
は、光導電体上に生じる。その時この電荷潜像は静電的
に電荷されたトナーの塗布によって現像される。その後
このトナーはたとえば紙、繊維材料、箔又はプラスチッ
クに転写され、次いでたとえば圧力、放射線、熱又は溶
剤の作用によって定着させる。代表的なトナーは一又は
二成分粉末トナー(一又は二成分現像剤とも呼ばれる)
であり、更に、特別のトナー、たとえば磁気トナー、液
状トナー及び重合トナーがあり、これらも使用される。
【0003】トナー品質に対する1の尺度は、その比電
荷g/m(単位質量あたりの電荷)である。静電荷の徴
候及びレベルに加えて、主要な決定的品質基準は、所望
の電荷レベルの急速な達成及びより一層長い活性期間に
わたるこの電荷の恒常性である。これに加えて、天候の
影響、たとえば温度及び大気湿度に対するトナーの非敏
感性が、より重要なその適合性基準である。
【0004】正及び負に帯電しうるトナーは、写真複
写、レザープリンダー、LED(発光ダイオード)、L
CS(液晶シャッター)プリンター又は電子写真法を基
礎とする他のデジタルプリンター中で、処理のタイプ及
び装置のタイプに従って使用される。正か又は負の電荷
のどちらかを有する電子写真トナー又は現像剤を得るた
めに、電荷調節剤がしばしば加えられる。カラートナー
中に使用される発色成分は、主として有機カラー顔料を
含有する。カラー顔料は、使用媒体中でのその不溶性の
ために染料よりも著しい利点を有する。この利点はたと
えばりよ良好な熱安定性及び耐光性である。
【0005】減色混合の原則に基づいて、3つの基本カ
ラー、すなわちイエロー、シアン及びマゼンダは、ヒト
の目に見えるカラースペクトル全体を再び生じるために
使用される。正確なカラー再生産は、夫々の基本カラー
が正確に限定された色要求を満足させる場合のみ起こり
うる。さもなければ、いくつかの色合を再生産すること
ができず、カラーコントラストは不十分である。
【0006】フルカラートナー中で、正確に限定された
カラー要求に加えて、3つのトナー;イエロー、シアン
及びマゼンダはその摩擦電気性質の点で相互に厳密に適
合しなければならない。というのは同一の装置中でこれ
らが連続して転写されるからである。いくつかの場合着
色剤が、トナーの摩擦電気電荷に持続する影響を及ぼす
ことは知られている。着色剤の種々の摩擦電気作用及び
これから生じる、時おり極めて顕著な、トナー電荷可能
性への作用のゆえに、着色剤を、開始時に調製されたト
ナーベース調合物に簡単に加えることはできない。むし
ろ、夫々の着色剤に対して必要な電荷調節剤の性質及び
量が特異的に合わされた個々の調合物を調製する必要が
ある。したがってこの処理は困難であり、3色処理用カ
ラートナーの場合、上記の困難性に加えて別の困難性を
示す。
【0007】他の重要な実質的要求は、着色剤が高熱安
定性及び良好な分散性を有しなければならないことにあ
る。捏和装置又は押出機を使用する場合、着色剤をトナ
ー樹脂中に混入する典型的温度は100〜200℃であ
る。対応して、200℃で、及びより良くは250℃で
もまだ熱安定性であることは、大きな利点である。熱安
定性が比較的長い期間(約30分間)にわたってかつ種
々のバインダー系に於て保証されることも重要である。
代表的なトナーバインダーは付加重合樹脂、重付加樹脂
及び重縮合樹脂、たとえばスチレン、スチレン- アクリ
ラート、スチレン- ブタジエン、アクリラート、ポリエ
ステル、フエノール- エポキシ樹脂、ポリスルホン及び
ポリウレタン、個々に又はこれらの組み合せであり、こ
れは他の成分、たとえば電荷調節剤、ロウ又は流動助剤
を包含していてもよいか又はその後に添加される上記成
分を有していてよい。
【0008】根本的に、極めて高い透明性、帯緑性、良
好な分散性及びできる限り中性の摩擦電気作用を有する
黄色顔料が要求される。中性の摩擦電気作用とは、顔料
が樹脂の静電荷にできる限り作用しないことを意味す
る。透明性はもっとも重要である。というのはフルカラ
ーコピー又は印刷に於てイエロー、シアン及びマゼンダ
というカラーを、相互にコピーするか又は印刷するから
である。この際着色の順序は装置に従う。この時上部に
ある色が十分に透明でない場合、その下の色は十分な程
度に透けて見られず、色の再生産はゆがめられる。オー
バーヘッドシート上にコピー又は印刷する場合、透明性
はより重要である。というのはたった1つの色でさえも
透明性の欠損が映し出された像全体を灰色に見せるから
である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、電子
写真トナー及び現像剤、粉末又は粉末塗料、インクジェ
ットインク及びエレクトレット材料中での使用に対して
できる限り、中性の摩擦電気作用、良好な分散性及び高
い熱安定性を有する、かなり安価な、高度に透明性で、
帯緑黄色アゾ着色剤を提供することにある。この着色剤
はジクロロベンジンを主体とせず、生態に有害な観点か
ら可能な限り反対されないために、ハロ、ニトロ又とア
ミノ置換基も有してはならない。更に、着色剤は添加物
を含有してはならない。すなわち発色成分から成らねば
ならない。添加物の着色剤への添加は、しばしば最良の
着色性質(有色度、透明性、等々)及び使用特性(分散
性)を得るために必要である。しかし電子写真トナーに
対して、特に液状トナー及び重合トナーに対して、及び
またインクジェットインクに対してこの様な添加物は、
殊にその静電作用及びその溶出容易性のゆえに不利であ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】驚くべきことに、この課
題は下記アゾ顔料によって解決される。本発明の対象
は、電子写真トナー及び現像剤、粉末及び粉末塗料、エ
レクトレット材料、カラーフィルター及びインクジェッ
トインク中で着色剤として式(1)
【0011】
【化2】
【0012】のアゾ顔料を使用する方法を提供する。式
(1)による構造を有する顔料は、すでに知られ、C.
I.ピグメントイエロー55として販売されている。
C.I.ピグメントイエロー155の製造は公知であ
り、たとえば W. Herbst, K. Hunger "Industrial Orga
nic Pigments",Verlag Chemie,ヴァインハイム、199
3及びそこに引用された文献中に記載されている。この
顔料──それ自体がポリエステルに不適当である(W. H
erbst,K. Hunger "Industrielle Organische Pigment
e", Verlag Chemie,ヴァインハイム1995,第272
頁)──が極めて良好な性質、たとえば極めて良好な分
散性及び極めて高い透明性をポリエステルを主体とする
トナー樹脂中でさえ示すことは、新規であり、驚くべき
ことである。更に、顔料は中性静電特有作用の点で優れ
ていることは驚くべきことである。
【0013】更に、顔料が300℃より大きい熱安定性
を有することが大きな利点である。市販のアゾ顔料は、
明白な負の静電作用を有する(特開昭62−71966
号公報、P. Gregory "High Technology Applications o
f Organic Colorants",Plenum Press, New York 19
91、第99頁〜第102頁)。ヨーロッパ特許公開第
0359123号公報中に、適するアンモニウム- 、イ
ンモニウム- 、ホスホニウム- 、アルソニウム- 又はス
チボニウム化合物の添加によって強い負の摩擦作用を部
分的に又は完全に除くことができ、この際上記添加物は
カップリング反応でも、レーキ化でも、顔料仕上げの間
でも添加されてはならないと記載されている。
【0014】更に、特別のマスターバッチ──すなわち
選ばれた樹脂中で高度に濃縮された顔料前分散物──に
よって顔料の摩擦作用をどの程度抑制できるか記載され
ている(V. Schloesser 等、Society of Imaging Scien
ce ahd Technology, 11thCongress on Advances in Non
-Impacting Printing Technologies, HiltonHead, SC,
10月29日−11月11日、1995年、記事録第1
10−112頁)。付加的な処理工程の他に、この方法
は、夫々のトナー樹脂に慣習に従って仕上げられたマス
ターバッチを使用しなければならないという欠点を有す
る。このことは極めて困難であり、市場で有益でない。
上記のスタンダード樹脂を主体とするマスターバッチの
みを使用した場合、トナーシステムは外来(foreign)樹
脂によって汚染されることになる。
【0015】本発明のアゾ顔料を使用することによっ
て、この様な付加的な処理工程の欠点は回避される。更
に、電子写真トナー及び現像剤中にこれを使用する他
に、顔料の摩擦電気作用は、特に摩擦電気的に又は動電
学的に噴霧された粉末塗料中で、粉末及び塗料の静電電
荷の改良を生じることもできる。たとえばこの塗料は金
属、木材、プラスチック、ガラス、セラミック、コンク
リート、繊維材料、紙又はゴムから成る製品の表面を被
覆するのに使用される。粉末塗料処理はたとえば小さい
製品、たとえば庭園用調度、キャンプ用品、家庭用器
具、車両部品、冷蔵庫及び棚の被覆に及び複雑に形づけ
られた加工品の被覆に使用される。粉末塗料又は粉末
は、一般に次の2つの方法の1つによってその静電電荷
を受ける: a)コロナ法で、粉末塗料又は粉末は誘導下に電荷され
たコロナを通し、これによって電荷される: b)摩擦電気的又;動電学的方法で、摩擦電気の原理を
利用する。
【0016】噴霧装置内で、粉末塗料又は粉末は静電電
荷を受ける。この電荷は、一般にたとえばポリテトラフ
ルオロエチレンから成るホース又はスプレーパイプの電
荷に対向する。2つの方法を組み合せることもできる。
使用される代表的な粉末塗料樹脂は、慣用の硬化剤と共
にカルボキシル及びヒドロキシル基含有エポキシ樹脂、
ポリウレタン樹脂及びアクリル樹脂である。樹脂組み合
せ物も使用される。たとえばエポキシ樹脂を、カルボキ
シル及びヒドロキシル基含有ポリエステル樹脂と組み合
せてしばしば使用する。エポキシ樹脂に対する代表的硬
化成分は、たとえば酸無水物、イミダゾール及びジシア
ンジアミド及びそれらの誘導体である。ヒドロキシル含
有ポリエステル用の代表的硬化剤は、酸無水物、ブロッ
クトイソシアネート、ビスアシルウレタン、フエノール
樹脂及びメラミン樹脂である。カルボキシル含有ポリエ
ステル樹脂に関する代表的硬化成分は、たとえばトリグ
リシジルイソシアネート又はエポキシ樹脂である。アク
リル樹脂中で、使用される典型的な硬化成分は、たとえ
ばオキサゾリン、イソシアネート、トリグリシジルイソ
シアネート又はジカルボン酸である。不十分な帯電の欠
点は、特に摩擦電気的に又は動電学的に噴霧される粉末
及び粉末塗料──これはポリエステル樹脂、特にカルボ
キシル含有ポリエステルを用いて、又はいわゆる混合粉
末を用いて製造され、ハイブリットパウダーとして知ら
れている──中に認められる。エポキシ樹脂及びカルボ
キシル含有ポリエステル樹脂の組み合せから成る樹脂ベ
ースの粉末塗料である。混合粉末は、実際にもっとも一
般的に使用される粉末塗料のベースを生じる。上記粉末
及び粉末塗料の不十分な帯電は、被覆されるべき加工品
上で不十分な付着率及び不十分な均一電着性を結果とし
て生じる。この際特定の環境下で顔料の摩擦電気作用
が、それ自体適する樹脂システムの電荷能力の損失の原
因になりうることは公知である。“均一電着性”なる言
葉は、被覆されるべき加工品上に、その後面、抜き穴、
亀裂及び特にその内端及び角も含めて粉末又は粉末塗料
がどの程度付着するかの尺度である。
【0017】更に、顔料の変化された摩擦電気作用は、
着色された(顔料着色された)エレクトレット材料の場
合、エレクトレット性質の改良を生じる。代表的なエレ
クトレット材料は、ポリオレフィン、ハロゲン化ポリオ
レフィン、ポリアクリレート、ポリアクリロニトリル、
ポリスチレン又はフルオロポリマーを主体とし、たとえ
ばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリテトラフルオロ
エチレン及び過フッ素化エチレン及びプロピルを主体と
するか又はポリエステル、ポリカーボネート、ポリアミ
ド、ポリイミド、ポリエーテルケトン、ポリアクリレン
スルフィド、特にフエニレンスルフィド、ポリアセター
ル、セルロースエステル、ポリアルキレンテレフタレー
ト及びそれらの混合物を主体とする。エレクトレット材
料は、多数の使用領域を有し、その電荷はコロナ帯電又
は摩擦帯電によって得られる(G.M.Sessler, "Electret
s", Topics in Applied Physics 、第33巻、スプリン
ガー出版、ニューヨーク、ハイデルベルグ、第2版、1
987)。
【0018】更に、顔料の変化された摩擦電気作用は、
静電法によって分離された着色された(顔料着色され
た)ポリマーの増大された分離特性を生じる(Y. Higas
hiyau,J. of Electrostatics, 30,1993,203
−212)。したがって顔料の摩擦電気作用は、プラス
チックの原料着色にも重要である。この摩擦電気作用
は、激しい摩擦接触を伴う処理又は加工処理工程、たと
えば紡糸処理、フィルム延伸処理又は他の成形工程で重
要でもある。
【0019】本発明のC.I.ピグメントイエロー15
5の特別の利点は、特に式
【0020】
【化3】
【0021】のC.I.ピグメントイエロー180に比
して明らかである。C.I.ピグメントイエロー180
を、多くのイエロートナー中で着色剤として使用し、し
たがってトナー産業にとってジクロロベンジジンを主体
とせず、ハロゲン、ニトロ又はアミノ基を有さず、また
その構造中に重金属イオンを含有しないアゾ染料に対す
るスタンダードとしてみなすことができる。
【0022】C.I.ピグメントイエロー155は、た
とえば著しい中性摩擦電気作用を示すが、C.I.ピグ
メントイエロー180は予想可能な摩擦電気作用を示
す。すなわちたとえば5%P.Y.155を有するトナ
ーは、顔料不含の純粋な樹脂システムとほとんど同一の
電荷能力を静電的に示すが、P.Y.180の静電電荷
能力をかなり変化させる。更に何が要求されるかに応じ
てP.Y.155はより一層透明であるか又はより一層
隠ぺい性であるように調製される。
【0023】更に、P.Y.155の色合は、P.Y.
155と他の顔料の混合によって多彩に影響される。電
子電気カラートナー、摩擦電気的に噴霧されうる粉末塗
料又はインクジェットインクに関連してしばしば直面す
る課題は、色調の色合が変化されること及び色調を使用
上の特異的要求に適合させることである。この目的に有
機着色顔料、無機顔料及び塗料が特に適する。色調の色
合が変化されるために、有機着色顔料をP.Y.155
との混合物としてP.Y.155に対して0.01〜5
0重量%、好ましくは0.1〜25重量%、特に好まし
くは0.1〜15重量%の濃度で使用するのが好まし
い。この場合有機着色顔料は、アゾ顔料又は多環状顔料
の群から選ばれる。特に好ましい変種に於て、帯緑黄色
P.Y.155は、帯赤黄色顔料タイプ、たとえばP.
Y.139、P.Y.83、P.Y.181、P.Y.
191、P.Y.75、P.Y.180又はP.Y.9
7によって2成分混合物の方法で色合が変化される。多
種成分の混合物も適する。比較的大きい色調- ステップ
は、たとえば橙色顔料、たとえばP.O.62、P.
O.36、P.O.34、P.O.13、P.O.43
又はP.O.5又はレッド マゼンダ顔料、たとえば
P.R.122、P.V.19、P.R.57、P.
R.48、P.R.146、P.R.185又はP.
R.184を使用した場合、可能である。P.Y.15
5の色調は、たとえばP.Y.185とP.Y.180
──これらはすべての成分が塩素不含であるという生態
学的観点から別の利点を有する──との混合物を用いて
良好に調整することができる。
【0024】混合物を、プレスケーキ及び噴霧乾燥され
たプレスケーキと混合し、そして固形又は液状形でのキ
ャリヤー材料の存在下に分散(押出し、捏和、ロールミ
ル処理、ビーズミル、ウルトタラックス)して、そして
キャリヤー材料の存在下に流すことによって粉末の形で
製造することができる。特に鮮明度並びに部分的に同時
に色調の色合を変化させるために、有機染料との混合物
が適する。この様な染料はたとえば水溶性染料、たとえ
ば直接、反応及び酸性染料、そしてまた溶剤溶性染料、
たとえばソルベント染料、分散染料及び建染染料が好ま
しい。個々の例として次のものが挙げられる:C.I.
リアクティブイエロー37、アシドイエロー23、リア
クティブレッド23,180、アシドレッド52、リア
クティブブルー19,21、アシドブルー9、ディレク
トブルー199、ソルベントイエロー14,16,2
5,56,64,79,81,83:1,93,98,
133,162,174、ソルベントレッド8,19,
24,49,89,90,91,109,118,11
9,122,127,135,160,195,21
2,215、ソルベントブルー44,45、ソルベント
オレンジ60,63、ディスパースイエロー64、バッ
トレッド41。蛍光性質を有する染料及び顔料、たとえ
ば商品名 Luminols(リーデル- デヘーン)を、P.Y.
155に対して0.0001〜30重量%、好ましくは
0.001〜50重量%、特に好ましくは0.001〜
5重量%の濃度で使用して耐不純化性トナーを製造する
ことができる。
【0025】無機顔料、たとえばTiO2 又はBaSO
4 を明色化のために混合物で使用する。P.Y.155
と特異作用顔料、たとえばパール光沢顔料、Fe2 3
顔料(商品名 Paliocroms)及びコレステリックポリマー
を主体とする顔料の混合物も好ましい。本発明に従って
使用されるP.Y.155は、良好な使用技術上の帯電
能力を得るために、正又は負のどちらかの調節をもたら
す、多数の電荷調節剤との組み合せもできる。
【0026】適する電荷調節剤の例は、トリフエニルメ
タン、アンモニウム及びインモニウム化合物;イミニウ
ム化合物;フッ素化されたアンモニウム及びインモニウ
ム化合物;ビスカチオン性酸アミド;高分子アンモニウ
ム化合物;ジアリルアンモニウム化合物;アリールスル
フィド誘導体;フエノール誘導体;ホスホニウム化合物
及びフッ素化されたホスホニウム化合物;カリクスフア
ーレン;環状に結合したオリゴ糖(シクロデキストリ
ン)及びその誘導体、特にホウ素エステル誘導体、内部
高分子電解質錯体(IPECs);ポリエステル塩;金
属錯体化合物;特にサリチル酸金属塩及びサリチル酸塩
非金属錯体;α- ヒドロキシカルボン酸-金属及び -非
金属錯体;ベンズイミダゾロン;及びアジン、チアジン
又はオキサジン──これらはカラーインデックスに顔
料、ソルベント染料、ベーシック染料又は酸性染料とし
て挙げられている──である。特に好ましくは下記の電
荷調節剤が挙げられる。これらは単独で又は相互に組み
合せる。本発明のアゾ染料と組み合せることができる。
トリエチルアミン誘導体、たとえばカラーインデックス
ピグメントブルー1,1:2,2,3,8,9:1,1
0,10:1,11,12,14,18,19,24,
53,56,57,58,59,61,62,67又は
たとえばカラーインデックスソルベントブルー2,3,
4,5,6,23,43,54,66,71,72,8
1,124,125、カラーインデックスのアシドブル
ー及びベーシック染料の欄に開示されたトリアリールメ
タン- 化合物、但しその温度安定性及び加工性が適する
ならば、たとえばカラーインデックスベーシックブルー
1,2,5,7,8,11,15,18,20,23,
26,36,55,56,77,81,83,88,8
9、カラーインデックスベーシックグリーン1,3,
4,9,10、この際カラーインデックスソルベントブ
ルー125,66及び124が特に適する。
【0027】特に適する物質は、高結晶性硫酸塩又はト
リクロロ- トリフエニルメチルテトラクロロアルミナー
トの形のカラーインデックスソルベントブルー124で
ある。CASナンバー84179−66−8(クロムア
ゾ錯体)、115706−73−5(鉄アゾ錯体)31
714−55−3(クロムアゾ錯体)、84030−5
5−7(サリチル酸クロム錯体)、42405−40−
3(サリチル酸クロム錯体)及び第四級アンモニウム化
合物CAS No.116810−46−9を有する金
属錯体が特に好ましい。
【0028】エレクトレット繊維の製造に非常に適する
トリフエニルメタン系、電荷調節剤は、たとえばドイツ
特許第1,919,724号及び第1,644,619
号明細書に記載された化合物である。他の適するトリフ
エニルメタンは、米国特許第5051585号明細書に
記載されたもの、特に式(2)
【0029】
【化4】
【0030】R1 及びR3 は同一か又は異なり、−NH
2 、モノ- 又はジアルキルアミノ基─このアルキル基は
1〜4、好ましくは1又は2個の炭素原子を有する─
─、モノ- 又はジ- ω- ヒドロキシアルキルアミノ基─
─このアルキル基は2〜4、好ましくは2個の炭素原子
を有する──、非置換の又はN−アルキル置換フエニル
アミノ又はフエナルキルアミノ基──このアルキル基は
1〜4、好ましくは1又は2個の炭素原子を有し、この
フエナルキル基は1〜4、好ましくは1又は2個の炭素
原子を脂肪族架橋中に有し、そしてこのフエニル環は次
の置換基1又は2種を有していてよい;炭素原子1〜2
個を有するアルキル、炭素原子1又は2個を有するアル
コキシ及びスルホ基;R2 は水素であるかR1 及びR3
に於けると同一の意味を有し、R4 及びR5 は水素、ハ
ロゲン、好ましくは塩素又はスルホ基、あるいはR4
5 と一緒になって融合されたフエニル環を形成し、R
6,R7,R9 及びR10は、夫々水素又は炭素原子1又は2
個を有するアルキル基、好ましくはメチルであり、R8
は水素又はハロゲン、好ましくは塩素であり、X- はア
ニオン、特に塩化物、硫酸塩、モリブデン酸塩、リンモ
リブデン酸塩又はホウ酸塩のアニオンの化学量論当量で
ある。)の化合物である。
【0031】式(2)の電荷調節剤(式中、R1 及びR
3 はフエニルアミノ基であり、R2m- メチルフエニル
アミノ基であり、基R4 〜R10はすべて水素である。)
が特に好ましい。米国特許第5,015,676号明細
書に記載されたアンモニウム及びインモニウム化合物も
適する。
【0032】更に適する化合物は、米国特許第5,06
9,994号明細書に記載されたフッ素化されたアンモ
ニウム及びインモニウム化合物、特に式(3)
【0033】
【化5】
【0034】(式中、R13は5〜11個の炭素原子を有
する過フッ素化されたアルキルであり、R22,R33及び
43は同一か又は異なり、1〜5、好ましくは1〜2個
の炭素原子を有するアルキルであり、Y- はアニオン、
好ましくはテトラフルオロボラート又はテトラフエニル
ボラートアルオンの化学量論当量である。)の化合物で
ある。
【0035】好ましくはR13は5〜11個の炭素原子を
有する過フッ素化アルキルであり、R23及びR33はエチ
ルであり、R43はメチルである。WO91/10172
に記載されたビスカチオン線酸アミドも適し、特に式
(4)
【0036】
【化6】
【0037】(式中、R14,R24及びR34は同一か又は
異なる、1〜5個の炭素原子を有するアルキル基、好ま
しくはメチルであり、nは2〜5の整数であり、Z-
アニオンの化学量論当量、好ましくはテトラフエニルボ
ラートアニオンである。)の化合物である。
【0038】もし1つの適する化合物は、ドイツ特許第
4142541号明細書に記載されているようにジアル
キルアンモニウム化合物であり、特に式(5)
【0039】
【化7】
【0040】(式中、R15及びR25は同一か又は異な
る、1〜5、好ましくは1又は2個の炭素原子を有する
アルキル基、特にメチル基、A- はアニオン、好ましく
はテトラフエニルボラートアニオンの化学量論当量であ
る。)の化合物、及びトイツ特許第4029652号又
は第4103610号明細書に記載されているように式
(6)
【0041】
【化8】
【0042】(式中、nは5000〜500,000g
/モルの分子量に相当する値を有する。)の高分子アン
モニウム化合物──これは上記ジアリルアンモニウム化
合物から得られる──である。しかし分子量40,00
0〜400,000g/モルを有する式(6)の化合物
が特に好ましい。
【0043】ドイツ特許第4031705号明細書に記
載されているように、アリールスルフィド誘導体も適
し、特に式(7)
【0044】
【化9】
【0045】(式中、R17,R27,R37及びR47は同一
か又は異なる、1〜5、好ましくは2又は3個の炭素原
子を有するアルキル基であり、R57は二価の基−S−,
−S−S−,−SO−及び−SO2 −のうちの1つであ
る。)の化合物である。
【0046】たとえばR17〜R47はプロピル基であり、
57は基−S−S−である。ヨーロッパ特許公開第02
58651号公報に記載されているように、フエノール
誘導体も適し、特に式(8)
【0047】
【化10】
【0048】(式中、R18及びR38は1〜5、好ましく
は1〜3個の炭素原子を有するアルキル又はアルケニル
基であり、R28及びR48は水素又は1〜3個の炭素原子
を有するアルキル、好ましくはメチルである。)の化合
物である。たとえばR18〜R48がメチル基であるか又は
28及びR48が水素であり、R18及びR38が基−CH2
−CH=CH2 である化合物である。
【0049】別の適する化合物は、米国特許第5,02
1,473号及び第5,147,748号明細書に記載
されているように、ホスホニウム化合物及びフッ素化ホ
スホニウム化合物であり、特に式(9)
【0050】
【化11】
【0051】(式中、R19,R29,R39及びR49及びR
49は同一か又は異なる、1〜8、好ましくは3〜6個の
炭素原子を有するアルキル基、E- はアニオン、好まし
くはハライドアニオンの化学量論当量である。)の化合
物及び式(10)
【0052】
【化12】
【0053】(式中、R110 は高度にフッ素化された、
5〜15、好ましくは6〜10個の炭素原子を有するア
ルキル基、R210,R310 及びR410 は3〜10個の炭素
原子を有するアルキル又はフエニルである。)の化合物
である。
【0054】たとえば式(9)の化合物は、テトラブチ
ルホスホニウムブロマイドである;たとえば式(10)
の化合物はR110 =C8 17−CH2 −CH2 −、R
210 =R310 =R410 =フエニル及びE- =PF6 -
はテトラフエニルボラートアニオンである化合物であ
る。ヨーロッパ特許第0385580号及び第0,51
6,434号明細書に記載されているように、カリクス
アーレンも適し、特に式(11a)及び(11b)(Ang
ew. Chemie(1993),195,1258)
【0055】
【化13】
【0056】(式中、nは3〜12の数、Rは水素、ハ
ロゲン、好ましくは塩素、炭素原子1〜12個を有する
直鎖状又は分枝状アルキル、アラルキル、たとえばベン
ジル又はフエネチル、−NO2 ,−NH2 又はNHR11
──R111 は炭素原子1〜8個を有するアルキル、非置
換又はC1-C4-アルキル置換フエニル又は−Si(CH
3)3 である─である。)の化合物である。
【0057】更に、式(12)
【0058】
【化14】
【0059】(式中、Mは2- 又は3- 価金属原子、好
ましくはクロム、コバルト、鉄、亜鉛又はアルミニウ
ム、又は非金属、たとえばホウ素又はSiであり、Y’
及びZ’は二価の芳香族環、好ましくは式
【0060】
【化15】
【0061】の環であり、w1 は1又は2であり、Gは
下記式13中に於けると同一の意味を有する。) 式(13)
【0062】
【化16】
【0063】(式中、M’は2- 又は3- 価金属原子、
好ましくはクロム、コバルト又は鉄であり、R113 は水
素、ハロゲン、好ましくはCl、ニトロ又はアミドスル
ホニルであり、R213 は水素又はニトロであり、R313
は水素、スルホ基、−CO−NH−R413 ──R413
フエニル又はモノ- 、ジ- 又はトリアルキルアミノ基に
よって置換された又は置換されていない炭素原子1〜5
個を有するアルキルである──であり、Gは錯体の中性
を決定する対イオンであり、好ましくは1種又はそれ以
上のプロトン、1種又はそれ以上のアルカリ金属イオン
又はアンモニウムイオンである。)、式(14)
【0064】
【化17】
【0065】(式中、M* は二価の中心金属原子、好ま
しくは亜鉛原子であり、R114 及びR214 は同一か又は
異なる、炭素原子1〜8、好ましくは3〜6個を有す
る、直鎖状又は分枝状アルキル基、たとえばt- ブチル
である。)の金属錯体化合物、たとえばクロム- 、亜鉛
- 又はアルミニウム錯体、あるいはクロム- 、コバルト
- 、鉄- 、亜鉛- 又はアルミニウム- サリチル又はホウ
酸錯体が適する。
【0066】この様な化合物は、CASナンバー317
14−55−3,104815−18−1,84179
−68−8,110941−75−8,32517−3
6−5,38833−00−00,95692−86−
7,85414−43−3,136709−14−3,
135534−82−6,135534−81−5,1
27800−82−2,114803−10−0,11
4803−08−6である。
【0067】式(13)の特に好ましい金属錯体化合物
を下記表1中に示す: R113 R213 R313 R413 M' G Cl H H - Cr H + NO2 NO2 -CONHR413 Phenyl Cr H + /Na + /NH4 + Cl H -CONHR413 Phenyl Fe H + /Na + /NH4 + Cl H -CONHR413 -(CH2)3- Cr Cl- -N (CH3)3 -SO2NH2 H H - Co H + /Na + /NH4 + ヨーロッパ特許公開第0,347,695号明細書中に
記載されているように、ベンズイミダゾロンも適し、特
に式(15)
【0068】
【化18】
【0069】(式中、R115 は炭素原子1〜5個を有す
るアルキル、R215 は炭素原子1〜12個を有するアル
キル、Lはアニオン、特にクロライド又はテトラクロロ
ボラートアニオンの化学量論当量である。)の化合物で
ある。
【0070】例として、R115 =CH3 及びR215 =C
1123の化合物が挙げられる。ヨーロッパ特許公開第
4,418,842号公報に記載されているように、環
状に結合されたオリゴ糖も適し、特に式(16)
【0071】
【化19】
【0072】(式中、n16 は3〜100の数、R116
及びR216 はOH,OR316 ──R316 は置換されてい
るか又は置換されていないアルキル-(C1-C18) 、アリ
ル-(C6-C12) 又はトシルである──であり、X16はC
2 OH又はCH2 COR316 である。)の化合物であ
る。例として次のものが挙げられる: n16=6, R116 and R216 =OH,X16=CH2 OH n16=7, R116 and R216 =OH,X16=CH2 OH n16=8, R116 and R216 =OH,X16=CH2 OH 他の適する化合物はドイツ特許第4332170号中に
記載されているように、ポリマー塩であり、そのアニオ
ン化合物は個々の成分a),b)及びc)及び場合によ
りd)及び場合によりe)の反応生成物から成るポリエ
ステルである。この際、a)はスルホ基不含のジカルボ
ン酸又はジカルボン酸反応誘導体であり、b)は二官能
性芳香族、脂肪族又は脂環式スルホ化合物であり、その
官能基はヒドロキシル又はカルボキシル又はヒドロキシ
ル及びカルボキシルであり、c)は脂肪族、脂環式又は
芳香族ジオール、ポリエーテルジオール又はポリカルボ
ナートジオールであり、d)は多官能性化合物(官能
度>2)であり、その官能基はヒドロキシル又はカルボ
キシル、あるいはヒドロキシル及びカルボキシルであ
り、e)はモノカルボン酸であり、そのカチオン成分は
水素原子又は金属カチオンを含有する。
【0073】たとえばドイツ特許第19711260号
明細書に記載されているように、シクロオリゴ糖化合物
も適し、これはシクロデキストリン又はシクロデキスト
リン誘導体と式
【0074】
【化20】
【0075】(式中、R1 及びR2 はアルキル、好まし
くはC1-C4-アルキルである。)の化合物を反応させる
ことによって得られる。更に内部高分子電解質錯体が適
する。たとえばこれはドイツ特許第19,732,99
5号明細書に記載されている。適する内部高分子電解質
錯体は、1種又はそれ以上のポリアニオン- 形成化合物
及び1種又はそれ以上のポリカチオン- 形成化合物から
成るものである。この場合特に高分子カチオン基と高分
子アニオン基のモル割合0.9:1.1〜1.1:0.
9を有する化合物が適する。
【0076】特にP.Y.155を液状トナー(Handboo
k of Imaging Materials, 1991,Marcel Dekker, I
nc., Chap. 6, Liquid Toner Technology)中に使用する
場合、界面活性イオン化合物及びいわゆる金属石けんも
適する。アルキル化されたアリールスルホナート、たと
えばペトロン酸ドリウム、ペトロン酸カルシウム、ジノ
ニルナフタレンスルホン酸バリウム(塩基性及び中
性)、ジノニルスルホン酸カルシウム又はドデシルベン
ゼンスルホン酸ナトリウム及びポリイソブチレンスクシ
ンイミド(Chevron's Oloa 1200)も適する。
【0077】大豆レシチン及びN- ビニルピロリドンポ
リマーも適する。飽和及び不飽和置換基を有する、リン
酸化モノ- 及びジクリセリドのナトリウム塩、A:メチ
ル -p-トルエンスルホナートで四級化された2-(N:
N)ジメチルアミノエチルメタアクリレートのポリマー
及びB:ポリ -2- エチルヘキシルメタアクリレートの
ABジブロックコポリマーも適する。
【0078】特に液状トナー中で、二価及び三価カルボ
キシラート、特にトリステアリン酸アルミニウム、ステ
アリン酸バリウム、ステアリン酸クロム、オクタン酸マ
グネシウム、ステアリン酸カルシウム、ナフタル酸鉄及
びナフタル酸亜鉛も適する。キレートする化電荷調節剤
もヨーロッパ特許公開第0636945号明細書中に記
載されているように適する。
【0079】金属(イオン)化合物も、ヨーロッパ特許
公開第0778501号公報に記載されているように適
する。リン酸塩- 金属塩も特開平9−106107号公
報に記載されているように適する。次のカラーインデッ
クスナンバーのアジン:C.I.ソルベントブラック
5,5:1,5:2,7,31及び50;C.I.ピグ
メントブラック1,C.I.ベーシックレッド2及び
C.I.ベーシックブラック1及び2も適する。
【0080】原則的に、C.I.ピグメントイエロー1
55は正及び負の電荷調節剤(CCAs)との組み合せ
も適する。この場合所望の極性を調整するために、適す
る顔料濃度は、電子写真トナー又は現像剤、粉末又は粉
末塗料の全量に対して0.01〜20重量%、好ましく
は0.1〜5重量%である。この際特に有利な点は、ピ
ーク電荷値の急速到達及びその良好な不変性である。
【0081】次いで顔料及び電荷調節剤を顔料合成の
間、仕上げ処理の間の物理的混合によって又は顔料表面
への適当な塗布(顔料被覆)によって配合することがで
きる。したがって本発明は、通常のトナーバインダー、
色合が変化された又は変化されていないC.I.ピグメ
ントイエロー1550.1〜60重量%、好ましくは
0.5〜20重量%(トナー又は現像剤全量に対して)
及びトリフエニルメタン、アンモニウム及びインモニウ
ム化合物;イミニウム化合物;フッ素化されたアンモニ
ウム及びインモニウム化合物;ビスカチオン性酸アミ
ド;高分子アンモニウム化合物;ジアリルアンモニウム
化合物;アリールスルフィド誘導体;フエノール誘導
体;ホスホニウム化合物及びフッ素化されたホスホニウ
ム化合物;カリクスアーレン;シクロデキストリン;ポ
リエステル塩;金属錯体化合物;シクロオリゴ糖ホウ素
錯体;内部高分子電解質錯体;ベンズイミダゾロン;及
びアジン、チアジン又はオキサジンより成る群から選ば
れた電荷調節剤0.1〜5重量%、好ましくは0.1〜
5重量%(トナー又は現像剤全量に対して)を含有す
る、電子写真トナー又は現像剤も提供する。
【0082】電荷調節剤として、式(17)
【0083】
【化21】
【0084】の化合物又は上記式(3)の化合物;又は
上記式(5)の化合物(式中、R15及びR25は夫々メチ
ル、A はテトラフエニルボラートアニオンであ
る。);又は上記式(6)の化合物(式中、R15及びR
25は夫々にメチル、A はテトラフエニルボラートアニ
オン、nは分子量5000〜500,000g/モルに
相当する値を有する。);又は上記(7)の化合物;又
は上記(13)の化合物(式中R113 は塩素、R213
びR313 は水素、M’はクロム、コバルト又は鉄、Gは
プロトン1又は2個である。);又はそのアニオン成分
がポリエステルである上記ポリマー塩を含有する電子写
真トナー又は現像剤が特に好ましい。
【0085】更に、本発明は、エポキシ- 、カルボキシ
- 又はヒドロキシル- 含有ポリエステル樹脂又はアクリ
ル樹脂又はその組み合せ、色合が変化された又は変化さ
れていないC.I.ピグメントイエロー155 0.1
〜60重量%、好ましくは0.5〜20重量%(粉末又
は粉末塗料の全量に対して)及び電子写真トナーに対し
て上述した好ましい化合物及びクラスから選択された電
荷調節剤0〜20重量%、好ましくは0.1〜5重量%
(粉末又は粉末塗料の全量に対して)を含有する粉末又
は粉末塗料を提供する。
【0086】粉末塗料として使用するための本発明のア
ゾ顔料の良好な適性は、例1.4.2中の高い電荷電流
1.6μAから明らかである。これは噴霧圧3バールで
さえも達成され、電荷電流1μAは一般に十分な電荷の
最小要求としてみなされる。高い電荷電流は、明らかに
50%より大きい良好な付着率を伴う。本発明に従って
使用される顔料を、混合物全体に対して0.1〜60重
量%、好ましくは0.5〜20重量%、特に好ましくは
0.1〜5.0重量%の濃度で均質に──たとえば押出
し又は捏和によって──夫々のトナー(液状又は乾
燥)、現像剤、塗料、粉末塗料、エレクトレット材料の
バインダー又は静電的に分離されうるポリマーのバイン
ダー中に慎重に混入する。この際本発明に従って使用さ
れる顔料も上記電荷調節剤も、乾燥されかつ粉砕された
粉末、たとえば有機及び(又は)無機溶剤中の分散液又
は懸濁液、プレスケーキ(たとえばいわゆるフラッシン
グ処理に使用することができる。)、上述のような噴霧
乾燥プレスケーキとして又はマスターバッチ、配合物、
仕上げられたペーストとして、水溶液又は非水溶液から
適する支持体、たとえばシリカゲル、TiO2 又はAl
2 3 上に被覆された化合物としてあるいはいくつかの
他の形で添加することができる。プレスケーキ及びマス
ターバッチ中の顔料含有量は、通常5〜70重量%、好
ましくは20〜50重量%である。これに加えて、本発
明に従って使用される顔料を高度に濃縮されたプレスケ
ーキの形で、特に噴霧乾燥されたプレスケーキとして使
用することもできる。この際顔料含有量は、25〜95
重量%、好ましくは50〜90重量%である。噴霧乾燥
されたプレスケーキを慣用法によって製造することがで
きる。たとえば顔料の水性、水性- 有機又は有機懸濁液
を、適する装置中で通常の空気入口温度、好ましくは1
00〜400℃で及び通常の空気出口温度、好ましくは
50〜200℃で噴霧乾燥する。
【0087】適する噴霧乾燥装置の例は、遠心噴霧器を
備えた並流ドライヤー、空気ブルーム、二本物質ノズル
噴霧器を備えた及び乾燥生成物の2ポイント放出器を備
えた向流/対流ドライヤー、並びに並流乾燥及び二本ノ
ズル噴霧器を主体とするユニットである。ピグメントイ
エロー155の噴霧乾燥されたプレスケーキは特に粉じ
んが少なく、良好な流動性を有し、容易に分散し、簡単
に配量添加することができる。
【0088】本発明に従って使用される顔料は夫々のバ
インダーを実際に製造の間、すなわちその付加重合、重
付加又は重縮合の間、原則的に加えることができる。電
子写真トナーの又は本発明の顔料が均質に混入される粉
末塗料の静電電荷の高さは、予想することができず、ス
タンダードテスト系で同一の条件下(同一の分散時間、
同一の粒子サイズ分布、同一の粒子形態学)に約20℃
及び50%相対大気湿度で測定される。トナーは、キャ
リヤー、すなわち標準化された摩擦パートナー(キャリ
ヤー97重量に対してトナー3重量部)と共にローラー
ベンチ(150回転/分)で乱流させることによって電
荷される。次いで静電電荷を通常のq/m測定機構で測
定される(J. H. Dessauer, H. E. Clark, "Xerography
and related Processes", Focal Press, N. Y., 196
5,第289頁;J. F.Hughes, "Electrostatic Powder
Coating", Research Studies Press Ltd.Letchworth,
Hertfordshire, 英国、1984,第2章)q/m値又
は粉末塗料の摩擦電気電荷を測定する場合、粒子サイズ
によって多大に影響される。それ故にスクリーン- 分類
によって得られたトナー又は粉末塗料のサンプルの場合
均一な粒子サイズ分布にきびしく注意が払われる。たと
えばトナーに対して求められる平均粒子サイズは10μ
mであり、一方粉末塗料に対しては平均粒子サイズ50
μmが実際に用いられる。
【0089】粉末又は粉末塗料の摩擦電気による噴霧
を、噴霧圧3バールで最大電力流量でスタンダード噴霧
パイプ及び星型内部棒を備えた噴霧装置を用いて実施す
るかこのために噴霧すべき物品を噴霧ブース中で懸濁
し、噴霧装置を何ら動かすことなく、正面からまっすぐ
約20cmの距離から噴霧する。夫々の噴霧される粉末
の電荷をその時“粉末の摩擦電気電荷を測定する装置”
(Intec, ドルトムント)によって測定する。測定を実施
するために、測定装置のアンテナを噴霧装置から現われ
る粉末の霧中に直接固定する。粉末塗料又は粉末の静電
電荷から生じる電流の強さをμAで表示する。次いで付
着率を、噴霧された及び付着された粉末塗料の示差秤量
によって%で測定する。
【0090】トナーバインダーシステム中の本発明のア
ゾ顔料透明度を次の様に調べる:顔料着色されたテスト
トナー30重量部(例1.4.1に於けるように製造)
を、ディスソルバー(5000rpmで5分)を用いて
ベースワニス70重量部(夫々のトナー樹脂15重量部
及び酢酸エチル85重量部から成る)に混入攪拌する。
【0091】この様に製造されたテストトナーを、ハン
ドコーター(Handcoater)で、同一の方法で製造されたス
タンダード顔料着色されたワニスに対して適する紙(た
とえば凸版印刷紙)上に塗布する。コーターバーの適す
る大きさはたとえばKバールN3=24μm(被覆の厚
み)である。透明度のより一層良好に測定するために、
紙をブラックバー上で印刷し、dL値による透明度差を
DIN55988に従って測定するか又はテスト処理 P
igments Marketing,ヘキスト社 "Visuell undFarbmetri
sche Bewertung"〔Visual and colorimetric evaluatio
n〕1990年9月13日(No.1/1)に従って評
価する。
【0092】顔料特性評価で示される残存塩含有量は、
水性顔料懸濁液の抽出物の比電気伝導率を示し、(Pigme
nts Marketing, Hoechst AG, No.1/10(2/91)
"Bestimmung der spezifischen Leitfahigkeit am Extr
akt einer waBrigenPigmentsuspension"〔水性顔料懸濁
液の抽出物の比電気伝導率を測定〕からのテスト処理に
従う)及び同様に示されたpHを Pigments Marketing,
Hoechst AG,1/9(2/91)"Bestimmung des pH-W
ertes am Extrakt einer waBrigenPigmentsuspension"
〔水性顔料懸濁液の抽出物のpHを測定〕からのテスト
処理に従って測定し、この際2つの測定法に於て2回蒸
留された水をテスト処理文献中に示された脱イオン水の
代りに使用する。
【0093】更に、C.I.ピグメントイエロー155
は水性及び非水性インクジェットインク中で、特にホッ
トメルト法に従って作用するインク中で着色剤として適
する。ホットメルトインクはほとんどワクス、脂肪酸、
脂肪アルコール又はスルホンアミドを主体とし、これら
は室温で固体であり、加熱すると液化する。好ましい熔
融範囲は約60℃〜約140℃である。本発明は、実質
上ワックス20〜90重量%、C.I.ピグメントイエ
ロー155 1〜10重量%及び更に慣用の添加物及び
助剤、たとえば付加ポリマー(染料溶剤として)0〜2
0重量%、分散助剤0〜5重量%、粘度変化剤0〜20
重量%、可塑剤0〜20重量%、接着添加物0〜10重
量%、透明安定剤(たとえばワックスの結晶化を防ぐ)
0〜10重量%及び酸化防止剤0〜20重量%から成る
ホットメルトインクジェットインクも提供する。代表的
な添加物たとえば米国特許題5,560,760号明細
書中に記載されている。
【0094】本発明はC.I.ピグメントイエロー15
5 0.5〜30重量%、好ましくは1.5〜20重量
%、水5〜99重量%及び有機溶剤及び(又は)ヒドロ
トロピー化合物0.5〜94.5重量%を含有する水性
ベースのインクジェットインク(マイクロエマルジョン
インク)も提供する。本発明は、C.I.ピグメントイ
エロー155 0.5〜30重量%、好ましくは1.5
〜20重量%及び有機溶剤及び(又は)ヒドロトロピー
化合物85〜94.5重量%を含有する、溶剤ベースイ
ンクジェットインクも提供する。
【0095】インクジェットインクを製造するのに使用
される蒸留水又は脱イオン水の形で使用するのが好まし
い。インクジェットインク中に存在する溶剤は、有機溶
剤又はこの様な溶剤の混合物を含有していてよい。適す
る溶剤の例は、一価又は多価アルコール、そのエーテル
及びエステル、たとえばアルカノール、特に炭素原子1
〜4個を有するもの、たとえばメタノール、エタノー
ル、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール及び
イソブタノール;二価又は三価アルコール、特に炭素原
子2〜5個を有するもの、たとえばエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1,3- プロパンジオー
ル、4- ブタンジオール、1,5- ペンタンジオール、
1,6- ヘキサンジオール、1,2,6- ヘキサントリ
オール、グリセロール、ジエチレングリコール、ジプロ
ピレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチ
レングリコール、トリプロピレングリコール及びポリプ
ロピレングリコール;多価アルコールの低級アルキルエ
ーテル、たとえばエチレングリコールモノメチル、モノ
エチル又はモノブチルエーテル及びトリエチレングリコ
ール、モノメチル又はモノエチルエーテル;ケトン及び
ケトンアルコール、たとえばアセトン、メチルエチルケ
トン、ジエチルケトン、メチルイソブチルケトン、メチ
ルペンチルケトン、シクロペンタノン、シクロヘキサノ
ン及びジアセトンアルコール;アミド、たとえばジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミド及びN- メチル
ピロリドン及びトルエン及びn- ヘキサンである。
【0096】所望により溶剤として使用されるヒドロト
ロピー化合物は、たとえばホルムアミド尿素、テトラメ
チル尿素、ε- カプロラクタム、エチレングリコール、
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリ
エチレングリコール、ブチルグリコール、メチルセルロ
ソルブ、グリセロール、N- メチルピロリドン、1,3
- ジエチル -2- イミダゾリジノン、チオジグリコー
ル、ベンゼンスルホン酸ナトリウム、キシレンスルホン
酸Na、トルエンスルホン酸Na、クメンスルホン酸ナ
トリウム、ドデシルスルホン酸Na、安息香酸Na、サ
リチル酸Na又はブチルモノグリコール硫酸ナトリウム
である。
【0097】本発明のインクジェットインクは更に慣用
の添加物、たとえば保存剤、カチオン、アニオン又は非
イオン界面活性物質(界面活性剤)、及びまた粘度調節
剤、たとえばポリビニルアルコール、セルロース誘導
体、又は接着強度及び耐摩耗性を強化するためのフィル
ム形成剤又はバインダーとして水溶性天然又は合成樹脂
である。
【0098】アミン、たとえばエタノールアミン、ジエ
タノールアミン、トリエタノールアミン、N,N- ジメ
チルエタノールアミン又はジイソプロピルアミンを先ず
添加し、記録液体のpHを上げる。これは一般に記録液
体中に0〜10重量%、好ましくは0.5〜5重量%の
割合で存在する。本発明のインクジェットインクは、色
合が変化された又は変化されていないC.I.ピグメン
トイエロー155をインクジェットインクの水性又は非
水性媒体中に分散させることによって製造され、上記顔
料は、粉末、顔料調製物、懸濁液又はプレスケーキの形
である。プレスケーキも高度に濃縮されたプレスケー
キ、特に上述のように噴霧乾燥されたプレスケーキであ
ってもよい。
【0099】更に、C.I.ピグメントイエロー155
はカラーフィルター用着色剤、減ぜられる及び追加され
るカラー発生用着色剤としても適する(P. Gregory, "T
opics in Applied Chemistry: High Technology Applic
ation of Organic Colorants",Plenum Press, ニューヨ
ーク 1991, 第15-25 頁)。
【0100】
〔例1〕
1.1 合成 a)ジアゾ成分 ジメチルアミノテレフタラート41.8部を攪拌しなが
ら水200部及びHCl(31%)70部の混合物に混
入し、得られた混合物を数時間攪拌する。
【0101】ジアゾ化をNaNO2 溶液(40%)35
部を加えることによって10〜15℃で行い、混合物を
1〜1.5時間攪拌する。過剰の亜硝酸塩をスルファミ
ン酸で分解する。次いでpH4.5を氷冷しながら酢酸
ナトリウム(4N)を用いて調整する。 b)カップリング成分 NaOH(33%)430部を水450部に加え、1,
4- ビス(アセトアセチルアミノ)ベンゼン27.6部
を攪拌しながら溶解する。氷170部を加え、次いでカ
ップリング成分を、攪拌しながら氷酢酸263部で沈澱
させる。 c)カップリング カップリング懸濁液(b)を、ジアゾ成分(a)に40
分かけて攪拌しながら配量添加する。攪拌を約2時間続
け、カップリング成分を更に添加してすべてのアゾ過剰
分をカップリングする。 d)次いで、バッチを蒸気の添加によって98℃に加熱
し、1時間98℃で攪拌し、熱時吸引濾過する。生成物
を塩不含になるまで洗滌し、80℃で減圧乾燥する。
【0102】得られた帯緑色ピグメントイエローP.
Y.155 68部をピンディスクミル中で粉砕する。 1.2 顔料特有値 BET表面積:39.8m2 /g 残存水分含有率(焼成フラスコ):0.65% 残存塩分含有量:90μS/cm pH:6.5 熱安定性:DTA(示差熱分析)〔3℃/分加熱速度、
密閉ガラスアンプル〕は、熱安定性が300℃より著し
く高い(310℃から分解開始)ことを示す。
【0103】粒子サイズ及び形態学(電子形態学によっ
て質量分布を計数):粒子サイズ及び形態学を、顔料の
電子顕微鏡写真を撮って測定する。この目的のために1
5分間、顔料を水中に分散し、次いで噴霧して塗布す
る。顕微鏡写真を13,000x及び29,000x倍
率で撮る。 粒子サイズ: d25:50nm d50:65nm d95:83nm X- 線回析図(CuKα照射): 2シータ(s=強い、m=中位、w=弱い): 2シータ 強度(相対強度) ハーフピークの高さでの幅 (2シータ) 3.8 w (10%) 1.2 9.9 s (53%) 1.5 16.6 m (13%) 2.3 20.4 m (14%) 2.0 26.4 s (100%) 1.5 誘電性質 ε(1kHz) : 5.1 tanδ(1kHz): 2・10-2 Ω・cm : 1・1016 1.3 透明度 トナー樹脂(ビスフエノールAを主体とするポリエステ
ル)中で改良された透明度を測定する(24μm被膜厚
み)。ピグメントテストトナーを、例1.4.1に於け
る様に製造する。
【0104】比較例2に示されたスタンダードに比し
て、約50%の着色度で測定された透明度は4−5評価
単位ほど高められる。
【0105】
【外1】
【0106】1.4 静電性質 1.4.1 トナー 例1.1からの顔料5部を、捏和装置によってトナーバ
インダ(ビスフエノールAを主体とするポリエステル、
商品名 Almacryl T500)95部に30分間かけて均
質に混入させる。次いで混合物をユニバーサルラボトリ
ーミルで粉砕し、次いで遠心分級機で分級する。所望の
粒子フラクション(4〜25μm)を、サイズ50〜2
00μm(かさ密度2.75g/cm3 )(FBM96
−100;Powder Techn.)を有するシリコーン- 複覆さ
れたフエライト粒子から成るキャリヤーで活性化する。
【0107】測定は、通常のq/m測定基準で行われ
る。メッシュサンズ25μmのスクリーンをトナーが吹
き付けられた時にキャリヤーがトナーと共に全く噴出し
ないことを確かめるために使用する。測定を、湿度に対
して約50%で行う。活性化時間に対して、次のq/m
値〔μC/g〕を測定する: 活性化時間 電荷q/m〔μC/g〕 5分 −14 10分 −14 30分 −12 2時間 −9 24時間 −7 1.4.2 粉末塗料 顔料5部をTGICポリエステル、たとえば商品名 Ura
lac P5010(DSM,オランダ)を主体とする粉末
塗料バインダー95部に例1.4.1に記載されている
様に均質に混入する。析出速度を測定するために、テス
ト粉末塗料30gを定められた圧力で摩擦電気ガンによ
って噴霧する。付着した粉末塗料の量を示差秤量によっ
て測定し、付着率(%)を定め、電流を電荷転移から推
論することもできる。
【0108】 圧力〔バール〕 電流〔μA〕 析出速度〔%〕 3 1.6 77 1.4.3 トナー 例1.1の顔料5部及び式
【0109】
【化22】
【0110】の電荷調節剤──ドイツ特許公開第3,9
01,153号公報、製造例1(高度にフッ素化された
アンモニウム塩n=2−5)──1部をポリエステルト
ナーバインダーに混入させ、例1.4.1中に記載され
ている様に測定する。 例1.4.1 活性化時間に対して、次のq/m値を測定する: 活性化時間 q/m(μC/g) 5分 −15 10分 −13 30分 −10 2時間 −9 24時間 −9 1.1.4 トナー 例1.1の顔料5部をトナー樹脂に混入し、例1.4.
1に於ける様に測定するが、トナーバインダーとしてポ
リエステル樹脂の変りにスチレン- アクリレートコポリ
マー60:40(商品名S309 Diamond Shamrock)及
びキャリヤーとしてスチレンメタアクリルコポリマー
(90:10)(90μm乾式複写キャリヤー、Plasma
Materials社、ニューハンプシャー、米国)で被覆され
た、サイズ50−200μmの磁鉱粒子を用いる。
【0111】活性化時間に対して、次のq/m値を測定
する: 活性化時間 q/m(μC/g〕 5分 −7 10分 −8 30分 −14 2時間 −18 24時間 −21 1.4.5 トナー 例1.1の顔料5部及びドイツ特許公開第4,031,
705号公報、例5に記載された式
【0112】
【化23】
【0113】の電荷調節剤をスチレン- アクリラートト
ナーバインダーに混入させ、例1.4.4に記載した様
に測定する。活性化時間に対して、次のq/m値を測定
する: 活性化時間 q/m〔μC/g〕 5分 −3 10分 −3 30分 +3 2時間 +5 24時間 +5 例1.4.6 高度に濃縮された噴霧乾燥プレスケーキの形の、例1.
1の顔料5部を、ポリエステルトナーバインダー95部
に混入させ、例1.4.1中に記載した様に測定する。
良好に流動しうるかつ粉じんの少ないプレスケーキは8
1.3%である。
【0114】プレスケーキのpHは6.9であるのが分
る。着色度、色調及び透明度は、例1.2に記載された
顔料特性に相当する。活性化時間に対して、次のq/m
値〔μC/g〕を測定する。 活性化時間 電荷q/m〔μC/g〕 5分 −14 10分 −13 30分 −13 2時間 −9 24時間 −6 1.5 水性及び非水性インクジェットインク 1.5.1 塩化ポリビニル- 酢酸ポリビニルコポリマーを主体とす
る、微粉砕された50%顔料調製物(P.Y.155)
(たとえば商品名 Vinol 15/45,Wacker又は商品
名 Vilith AS42、Hnels)10部──この均質な顔料
分散液は、コポリマーへの激しい捏和混入によって得ら
れる──を、メチルイソブチルケトン80部及び1,2
- プロピレングリコール10部の混合物に混入させる。
【0115】次の組成のインクジェットインクが得られ
る: C.I.ピグメントイエロー155 5部 塩化ポリビニル- 酢酸ポリビニルコポリマー 5部 1,2- プロピレングリコール 10部 メチルイソブチルケトン 80部 1.5.2 先ず、脱イオン水75部及び商品名 Mowilith DM76
0(アクリレート分散液)6部、エタノール2部、1,
2- プロピレングリコール5部及び商品名Mergal K7
0.2部を、攪拌しながらピグメントイエロー155
──これは40%超微細な水性顔料調製物の形で存在す
る──5部に加える。
【0116】次の組成のインクジェットインクが得られ
る: ピグメントイエロー155 5部 Mowilith DM760(アクリレート分散液) 6部 エタノール 2部 1,2- プロピレングリコール 5部 Mergal K7 0.2部 脱イオン水 81.8部 1.5.3 先ず脱イオン水80部、次いで商品名 Luviskol K30
(ポリビニルピロリドン,BASF)4部、1,2- プ
ロピレングリコール5部及び Mergal K7 0.2部
を、攪拌しながらC.I.ピグメントイエロー155─
─これは40重量%超微細な水性顔料調製物の形で存在
する──5部に加える。
【0117】次の組成のインクジェットインクが得られ
る: ピグメントイエロー155 5部 Luviskol K30(ポリビニルピロリドン) 4部 1,2- プロピレングリコール 5部 Mergal K7 0.2部 脱イオン水 85.8部 例2 2.1 合成 ジアゾ成分 a)アミノテレフタン酸ジメチル104.5部を、攪拌
しながら水70部、氷酢酸111.5部、塩酸(30
%)150部及びジナフチルメタンジスルホン酸ナトリ
ウム0.3部の混合物に混入させ、この混合物を少なく
とも4時間攪拌する。氷浴を取り付け、氷100部を加
えることによって懸濁液を約0℃に冷却し、亜硝酸ナト
リウム35.2部を有する水溶液(約150部)を表面
の下に加え、氷を加えながら0〜+5℃で1時間攪拌を
続け、この攪拌の間、懸濁液は澄明な帯黄褐色溶液とな
る。次いで過剰の亜硝酸塩を少量のスルファミン酸溶液
の添加によって分解する。精製のために、市販の濾過土
(fillter earth) 5部を溶液に加え、混合物を攪拌し、
残留物を濾過によって除去し、濾過生成物を少量の水で
洗滌する。 b)カップリング成分 NaOH(30%)93.1部を10℃で水500部に
加え、1,4- ビス(アセトアセチルアミノ)ベンゼン
69.0部を加え、混合物を約30分間攪拌し、次いで
濾過土5.0部を加え、攪拌を続け、溶液を濾過し、濾
過生成物を少量の水で洗滌する。次いで水400部、氷
400部、氷酢酸73.5部及びNaOH(30%)5
3.2部を30分かけて上記溶液に加える。 c)カップリング カップリングのために、a)からのジアゾニウム塩溶液
を2時間かけて、表面下にb)からの懸濁液に流入し、
混合物を徐々に増加する温度で2時間、すなわち40〜
45℃で1時間、60〜65℃でもう1時間、そして最
後に80℃で1時間攪拌する。得られた黄色沈澱物を濾
過し、塩不含になるまで冷水で洗滌し、減圧下に乾燥す
る(残存水分含有率<1)。 d)最終処理 この様に得られた粗顔料71.6部を、150℃で2時
間ジメチルホルムアミド570部で加熱し、この温度で
もう1時間攪拌し、80〜100℃に冷却し、濾過によ
って単離し、低沸点アルコールで洗滌し、乾燥し、粉砕
する。 2.2 顔料特有値 BET表面積: 35m2 /g 残存水分含有率: 0.3% 残存塩分含有率: 70μS/cm pH: 6.5 熱安定性: 300℃より著しく大きい(約330℃で分解開始) 粒子サイズ: d25:150nm d50:200nm d75:260nm 粒子形態学: (長さ- 巾割合)約3:1 X- 線回析図: 2シータ 強度(相対強度) ハーフピークの高さでの幅 2シータ 5.5 m (13%) 0.5 10.0 s (71%) 0.4 11.1 m (26%) 0.4 16.7 m (22%) 0.6 17.6 m (11%) 0.5 19.2 m (26%) 0.6 20 w (4%) 0.5 21.8 m (17%) 0.6 25 w (5%) 0.5 26.8 s (100%) 0.6 28.9 w (4%) 0.5 30.3 w (4%) 0.8 誘電特有値 ε(1kHz): 5.0 tanδ(1kHz): 7・10-2 Ωcm: 1・1016 2.3 透明度 比較例2に示されたスタンダードに比して、約80%着
色度で5評価単位だけ高められた複覆力が明らかにより
一層緑色調と共に測定される。 2.4 誘電性質 2.4.1 例1.4.1に記載した処理をくり返すが、この場合例
1.1からの顔料5部の代りに例3.1からの顔料5部
を混入させる。活性化時間に対して、次のq/m値を測
定する: 活性化時間 電荷q/m〔μC/g〕 5分 −12 10分 −12 30分 −12 2時間 −10 24時間 −9 3.顔料不含ポリエステル樹脂 例1.4.1に記載したトナーバインダー(ビスフエノ
ールAを主体とするポリエステル)100部を、顔料の
不添加に例1.4.1に於ける様に処理し、次いで測定
する。
【0118】活性化時間に対して、次のq/m値を測定
する。 活性化時間 電荷q/m〔μC/g〕 5分 −15 10分 −14 30分 −14 2時間 −14 24時間 −9 P.Y.155はトナーバインダーの静電作用に実質上
影響を及ぼさないことが明らかである。 〔比較例1〕テストトナーを例1.4.1に記載した様
に製造し、測定するが、例1.1の顔料5部の代りに
C.I.ピグメントイエロー180(ベンズイミダゾロ
ン顔料、製造にあたりヨーロッパ特許公開第07058
86号公報、例1.1参照)5部を混入させる。
【0119】活性化時間に対して、次のq/m値を測定
する: 活性化時間 電荷q/m〔μC/g〕 5分 0 10分 0 30分 0 2時間 −7 24時間 −8 〔比較例2〕テストトナーを例1.4.1に記載した様
に製造し、測定するが、例1.1の顔料5部の代りに
C.I.ピグメントイエロー180(市販の、商品名No
voperm-Gelb P- HG、クラリアント社、ヨーロッパ特
許公開第0705886号公報、比較例参照)5部を混
入させる。
【0120】活性化時間に対して、次のq/m値を測定
する: 活性化時間 電荷q/m〔μC/g〕 5分 −10 10分 −10 30分 −10 2時間 −20 24時間 −19 2つの比較例は、P.Y.180がトナーバインダーの
静電作用に大きく影響を与えることを示す。 4.顔料不含スチレン- アクリレート樹脂 例3の処理をくり返すが、トナーバインダーとして例
1.4.4からのスチレン- アクリレートコポリマーを
用いる。同様に使用されるキャリヤーは、例1.4.4
で使用された磁鉄鉱である。
【0121】活性化時間に対して、次のq/m値を測定
する: 活性化時間 q/m〔μl/g〕 5分 −5 10分 −7 30分 −11 2時間 −16 24時間 −22
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リユーディガー・バウアー ドイツ連邦共和国、65817 エップシユタ イン、ガルテンストラーセ、26 (72)発明者 ヨーゼフ・リッター ドイツ連邦共和国、65812 バート・ゾー デン、ハイングラーベンストラーセ、17ア ー

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真トナー及び現像剤、粉末又は粉
    末塗料、エレクトレット材料、カラーフィルター及びイ
    ンクジェットインク中で着色剤として式(1) 【化1】 のアゾ顔料を使用する方法。
  2. 【請求項2】 電子写真トナーが液状トナー又は粉末ト
    ナーである、請求項1記載の使用方法。
  3. 【請求項3】 式(1)のアゾ顔料を別の顔料又は染料
    によって色合を変化させる、請求項1又は2記載の使用
    方法。
  4. 【請求項4】 色合が変化されていないか、又は請求項
    3記載の、色合が変化された式(1)のアゾ顔料を、ト
    リフエニルメタン、アンモニウム及びインモニウム化合
    物;イミニウム化合物;フッ素化されたアンモニウム及
    びインモニウム化合物;ビスカチオン性酸アミド;高分
    子アンモニウム化合物;ジアリルアンモニウム化合物;
    アリールスルフィド誘導体;フエノール誘導体;ホスホ
    ニウム化合物及びフッ素化されたホスホニウム化合物;
    カリクスアーレン;環状に結合したオリゴ糖(シクロデ
    キストリン)及びその誘導体、特にホウ素エステル誘導
    体、内部高分子電解質錯体(IPECs);ポリエステ
    ル塩;金属錯体化合物、特にサリチル酸金属塩及びサリ
    チル酸塩非金属錯体、α- ヒドロキシカルボン酸- 金属
    及び -非金属錯体;ベンズイミダゾロン;及びアジン、
    チアジン又はオキサジンより成る群から選ばれた電荷調
    節剤と組み合せて使用する、請求項1ないし3のいずれ
    かに記載の使用方法。
  5. 【請求項5】 通常のトナーバインダー、請求項1又は
    3記載の、色合が変化された又は変化されていない式
    (1)のアゾ顔料0.1〜60重量%、好ましくは0.
    5〜20重量%及びトリフエニルメタン、アンモニウム
    及びインモニウム化合物;フッ素化されたアンモニウム
    及びインモニウム化合物;ビスカチオン性酸アミド;高
    分子アンモニウム化合物;ジアリルアンモニウム化合
    物;アリールスルフィド誘導体;フエノール誘導体;ホ
    スホニウム化合物及びフッ素化されたホスホニウム化合
    物;カリクスアーレン;シクロデキストリン;ポリエス
    テル塩;金属錯体化合物;シクロオリゴ糖ホウ素錯体、
    内部高分子電解質錯体;ベンズイミダゾロン;及びアジ
    ン、チアジン又はオキサジンより成る群から選ばれた電
    荷調節剤0.1〜5重量%(夫々、トナー又は現像剤全
    量に対して)を含有する、電子写真トナー又は現像剤。
  6. 【請求項6】 エポキシ- 、カルボキシ- 又はヒドロキ
    シル- 含有ポリエステル樹脂又はアクリル樹脂又はその
    組み合せ、請求項1又は3記載の色合が変化された又は
    変化されていない式(1)のアゾ顔料0.1〜60重量
    %、好ましくは0.5〜20重量%、及びトリフエニル
    メタン、アンモニウム及びインモニウム化合物;フッ素
    化されたアンモニウム及びインモニウム化合物;ビスカ
    チオン性酸アミド;高分子アンモニウム化合物;ジアリ
    ルアンモニウム化合物;アリールスルフィド誘導体;フ
    エノール誘導体;ホスホニウム化合物及びフッ素化され
    たホスホニウム化合物;カリクスアーレン;シクロデキ
    ストリン、ポリエステル塩;金属錯体化合物;シクロオ
    リゴ糖ホウ素錯体、内部高分子電解質錯体;ベンズイミ
    ダゾロン;アジン、チアジン及びオキサジンより成る群
    から選ばれた電荷調節剤0〜20重量%、好ましくは
    0.1〜5重量%(夫々、粉末又は粉末塗料全量に対し
    て)を含有する粉末、又は粉末塗料。
  7. 【請求項7】 色合が変化されていない又は変化された
    式(1)のアゾ顔料及び所望の場合には電荷調節剤を夫
    々のトナーのバインダー又は樹脂、現像剤、粉末又は粉
    末塗料に加える、請求項5又は6記載の電子写真トナー
    又は現像剤、粉末、又は粉末塗料を製造する方法。
  8. 【請求項8】 色合が変化されていないか又は変化され
    た式(1)のアゾ顔料及び所望の場合には電荷調節剤を
    乾燥されかつ粉砕された粉末として、懸濁液として又は
    プレスケーキとしてバインダー又は樹脂に加える、請求
    項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 プレスケーキが噴霧乾燥されたプレスケ
    ーキである、請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 請求項1又は3記載の、色合が変化さ
    れた又は変化されていない式(1)のアゾ顔料0.5〜
    30重量%、好ましくは1.5〜20重量%(インク全
    量に対して)、水5〜99重量%及び有機溶剤及び(又
    は)ヒドロトロピー化合物0.5〜94.5重量%を含
    有するインクジェットインク。
  11. 【請求項11】 請求項1又は3記載の、色合が変化さ
    れた又は変化されていない式(1)のアゾ顔料0.5〜
    30重量%、好ましくは1.5〜20重量%(インク全
    量に対して)、有機溶剤及び(又は)ヒドロトロピー化
    合物85〜94.5重量%を含有するインクジェットイ
    ンク。
  12. 【請求項12】 主としてロウ20〜90重量%、請求
    項1又は3記載の、色合が変化されていない又は変化さ
    れたアゾ顔料1〜10重量%、更に通常の添加物及び助
    剤を含有するホットメルトインクジェットインク。
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