JPH11202405A - 投射型ｃｒｔプロジェクター - Google Patents
投射型ｃｒｔプロジェクターInfo
- Publication number
- JPH11202405A JPH11202405A JP10005285A JP528598A JPH11202405A JP H11202405 A JPH11202405 A JP H11202405A JP 10005285 A JP10005285 A JP 10005285A JP 528598 A JP528598 A JP 528598A JP H11202405 A JPH11202405 A JP H11202405A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- projection
- screen
- luminescent
- projection type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Projection Apparatus (AREA)
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 投射管としてのＣＲＴ管面と投射レンズの間
に介装され、光学的結合用の冷却液を封入して成る冷却
機構３ａ（３ｂ，３ｃ）を備えた投射型ＣＲＴプロジェ
クターにおいて、蛍光面の無発光面から受ける投射画面
の悪影響を軽減させ、コントラストの向上を図った投射
型ＣＲＴプロジェクターを提供する。 【解決手段】 冷却機構３ａ（３ｂ，３ｃ）の冷却筺体
１０であって且つＣＲＴの発光有効画面中の無発光部分
（台形の発光画面の外周部分）に相当する部位に、表面
が無反射処理された部材から成る遮光部２０を固着する
か、又は外周部にプラスチック等の樹脂から成る取付片
３１を形成した遮光部３０を、熱熔融により着脱自在に
取り付ける。遮光部２０、３０は光吸収率が高いため、
無発光部分における内部反射は起こらず、画像のコント
ラストがはっきりし、鮮明な画像が投影される。
に介装され、光学的結合用の冷却液を封入して成る冷却
機構３ａ（３ｂ，３ｃ）を備えた投射型ＣＲＴプロジェ
クターにおいて、蛍光面の無発光面から受ける投射画面
の悪影響を軽減させ、コントラストの向上を図った投射
型ＣＲＴプロジェクターを提供する。 【解決手段】 冷却機構３ａ（３ｂ，３ｃ）の冷却筺体
１０であって且つＣＲＴの発光有効画面中の無発光部分
（台形の発光画面の外周部分）に相当する部位に、表面
が無反射処理された部材から成る遮光部２０を固着する
か、又は外周部にプラスチック等の樹脂から成る取付片
３１を形成した遮光部３０を、熱熔融により着脱自在に
取り付ける。遮光部２０、３０は光吸収率が高いため、
無発光部分における内部反射は起こらず、画像のコント
ラストがはっきりし、鮮明な画像が投影される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクリーン上に投
影像を映し出す投射型ＣＲＴプロジェクターに関する。
影像を映し出す投射型ＣＲＴプロジェクターに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に投射型ＣＲＴプロジェクターは、
図２に示すように、Ｒ（赤）、Ｇ（緑）、Ｂ（青）の単
色管３本で構成されており、おのおの単独のレンズを介
して、スクリーンに投射するシステムが採用されてい
る。図２において、１ａ〜１ｃは投射管としてのＣＲＴ
（陰極線管）、２ａ〜２ｃは投射レンズ、３ａ〜３ｃは
前記ＣＲＴ１ａ〜１ｃおよび投射レンズ２ａ〜２ｃ間に
介装され、光学的結合用の冷却液を封入して成る冷却機
構、４はスクリーンである。
図２に示すように、Ｒ（赤）、Ｇ（緑）、Ｂ（青）の単
色管３本で構成されており、おのおの単独のレンズを介
して、スクリーンに投射するシステムが採用されてい
る。図２において、１ａ〜１ｃは投射管としてのＣＲＴ
（陰極線管）、２ａ〜２ｃは投射レンズ、３ａ〜３ｃは
前記ＣＲＴ１ａ〜１ｃおよび投射レンズ２ａ〜２ｃ間に
介装され、光学的結合用の冷却液を封入して成る冷却機
構、４はスクリーンである。
【０００３】またＲ、Ｇ、Ｂの単色管はそれぞれ図３の
ように、投射時に各ＣＲＴによる画像がスクリーン４上
の所定点で一致するように所定角度をもって装置に固定
される。この固定角度（Ｘ方向＝コンバージェンス角、
Ｙ方向＝アオリ角）は投射サイズ、設置方法によりその
都度調整されるものである。
ように、投射時に各ＣＲＴによる画像がスクリーン４上
の所定点で一致するように所定角度をもって装置に固定
される。この固定角度（Ｘ方向＝コンバージェンス角、
Ｙ方向＝アオリ角）は投射サイズ、設置方法によりその
都度調整されるものである。
【０００４】また図４、図５に示すように、発光画面は
コンバージェンス角、アオリ角の関係で台形になってお
り、その形状はＲ、Ｇ、Ｂで各々異なる。すなわち、Ｂ
（青色）用のＣＲＴは図５（ａ）のように発光部分が中
央よりもわずかに右に寄っており、Ｇ（緑色）用のＣＲ
Ｔは図５（ｂ）のように発光部分はほぼ中央であり、Ｒ
（赤色）用のＣＲＴは図５（ｃ）のように発光部分が中
央よりもわずかに左に寄っている。
コンバージェンス角、アオリ角の関係で台形になってお
り、その形状はＲ、Ｇ、Ｂで各々異なる。すなわち、Ｂ
（青色）用のＣＲＴは図５（ａ）のように発光部分が中
央よりもわずかに右に寄っており、Ｇ（緑色）用のＣＲ
Ｔは図５（ｂ）のように発光部分はほぼ中央であり、Ｒ
（赤色）用のＣＲＴは図５（ｃ）のように発光部分が中
央よりもわずかに左に寄っている。
【０００５】また、冷却機構３ａ〜３ｃは各々ＣＲＴの
管面に図６のように取り付けられている。図６において
１０は冷却筺体であり、この冷却筺体１０内には、ＣＲ
Ｔ１ａ（１ｂ，１ｃ）内で発光した光が蛍光面１１へ戻
ることを阻止する光学的結合用の冷却液１２が封入され
ている。１３はＣＲＴのファンネルである。
管面に図６のように取り付けられている。図６において
１０は冷却筺体であり、この冷却筺体１０内には、ＣＲ
Ｔ１ａ（１ｂ，１ｃ）内で発光した光が蛍光面１１へ戻
ることを阻止する光学的結合用の冷却液１２が封入され
ている。１３はＣＲＴのファンネルである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】最近、投射型ＣＲＴに
おいては、輝度を高める要求が著しく求められている。
投射型ＣＲＴの発光画面（ラスター画面）は、投射形態
により、いろいろな形状に変化する為、発光有効画面を
図５のように大きく確保している。
おいては、輝度を高める要求が著しく求められている。
投射型ＣＲＴの発光画面（ラスター画面）は、投射形態
により、いろいろな形状に変化する為、発光有効画面を
図５のように大きく確保している。
【０００７】実際に画面を投影する時は、発光部分と無
発光部分が投射レンズを介して投影される。従来なら目
立たなかった無発光部分が、発光部分の高輝度の為に内
部反射によって明るくなり、それが投影されて、映像の
コントラストを悪くしている。又、発光画面（ラスター
画面）外の無発光部分も明るくなる為、スクリーンに投
影した時に、スクリーン外に明るい輪郭が写し出され
て、目障りである。
発光部分が投射レンズを介して投影される。従来なら目
立たなかった無発光部分が、発光部分の高輝度の為に内
部反射によって明るくなり、それが投影されて、映像の
コントラストを悪くしている。又、発光画面（ラスター
画面）外の無発光部分も明るくなる為、スクリーンに投
影した時に、スクリーン外に明るい輪郭が写し出され
て、目障りである。
【０００８】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
その目的は、蛍光面の無発光面から受ける投射画面の悪
影響を軽減させ、コントラストの向上を図った投射型Ｃ
ＲＴプロジェクターを提供することにある。
その目的は、蛍光面の無発光面から受ける投射画面の悪
影響を軽減させ、コントラストの向上を図った投射型Ｃ
ＲＴプロジェクターを提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】（１）上記課題を解決す
るために本発明は、投射管の管面と投射レンズの間に介
装され、光学的結合用の冷却液を封入して成る冷却機構
を備えた投射型ＣＲＴプロジェクターにおいて、前記投
射管の発光有効画面中の無発光部分を遮蔽する遮光部
を、前記冷却機構に装着したことを特徴とし、前記遮光
部は表面が無反射処理された部材で構成されていること
を特徴とし、前記遮光部は着脱自在に構成されているこ
とを特徴としている。
るために本発明は、投射管の管面と投射レンズの間に介
装され、光学的結合用の冷却液を封入して成る冷却機構
を備えた投射型ＣＲＴプロジェクターにおいて、前記投
射管の発光有効画面中の無発光部分を遮蔽する遮光部
を、前記冷却機構に装着したことを特徴とし、前記遮光
部は表面が無反射処理された部材で構成されていること
を特徴とし、前記遮光部は着脱自在に構成されているこ
とを特徴としている。
【００１０】（２）投射管の無発光部分は遮光部で遮蔽
されているので、無発光部分で内部反射が起こることは
なく、映像のコントラストが悪くなったり、スクリーン
外に無発光部分の明るい輪郭が写し出される等の悪影響
は無くなる。
されているので、無発光部分で内部反射が起こることは
なく、映像のコントラストが悪くなったり、スクリーン
外に無発光部分の明るい輪郭が写し出される等の悪影響
は無くなる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しながら、本発明
の実施の形態を説明する。本発明は投射型ＣＲＴの冷却
機構部分に遮光機構を内蔵し、必要な光源だけを投射レ
ンズに取り込んで、投影するように構成した。
の実施の形態を説明する。本発明は投射型ＣＲＴの冷却
機構部分に遮光機構を内蔵し、必要な光源だけを投射レ
ンズに取り込んで、投影するように構成した。
【００１２】図１（ａ）において、冷却機構３ａ（３
ｂ，３ｃ）の冷却筺体１０であって且つＣＲＴの発光有
効画面中の無発光部分（台形の発光画面の外周部分）に
相当する部位には、表面が無反射処理された部材から成
る遮光部２０が固着されている。
ｂ，３ｃ）の冷却筺体１０であって且つＣＲＴの発光有
効画面中の無発光部分（台形の発光画面の外周部分）に
相当する部位には、表面が無反射処理された部材から成
る遮光部２０が固着されている。
【００１３】この遮光部２０は光吸収率が高いため、無
発光部分における内部反射は起こらず、画像のコントラ
ストがはっきりし、鮮明な画像が投影される。また映像
に不必要な光が遮光部２０により遮蔽されるため高輝度
画像を投影した場合であっても、無発光部分の輪郭がス
クリーン外に写し出されるようなことはない。
発光部分における内部反射は起こらず、画像のコントラ
ストがはっきりし、鮮明な画像が投影される。また映像
に不必要な光が遮光部２０により遮蔽されるため高輝度
画像を投影した場合であっても、無発光部分の輪郭がス
クリーン外に写し出されるようなことはない。
【００１４】本発明の遮光部は、冷却機構３ａ（３ｂ，
３ｃ）に固着するに限らず、図１（ｂ）のように着脱自
在に構成しても良い。図１（ｂ）において３０は、前記
図１（ａ）の遮光部２０の外周部にプラスチック等の樹
脂から成る取付片３１を形成して構成された遮光部であ
る。
３ｃ）に固着するに限らず、図１（ｂ）のように着脱自
在に構成しても良い。図１（ｂ）において３０は、前記
図１（ａ）の遮光部２０の外周部にプラスチック等の樹
脂から成る取付片３１を形成して構成された遮光部であ
る。
【００１５】この遮光部３０は、取付片３１を冷却筺体
１０に熱融着して装着され、取り外しも同様に熱熔融に
より行われる。尚、遮光部３０は前記同様に、冷却筺体
１０における、ＣＲＴの発光有効画面中の無発光部分に
相当する部位に取り付けられるものである。
１０に熱融着して装着され、取り外しも同様に熱熔融に
より行われる。尚、遮光部３０は前記同様に、冷却筺体
１０における、ＣＲＴの発光有効画面中の無発光部分に
相当する部位に取り付けられるものである。
【００１６】また、遮光部３０の冷却筺体１０への装着
方法は、取付片３１による熱融着に限らず、冷却筺体１
０には凹部（又は凸部）を、遮光部３０には凸部（又は
凹部）を各々設けて両凹凸部を嵌合する方法や、粘着テ
ープを使用する方法等を採用しても良い。
方法は、取付片３１による熱融着に限らず、冷却筺体１
０には凹部（又は凸部）を、遮光部３０には凸部（又は
凹部）を各々設けて両凹凸部を嵌合する方法や、粘着テ
ープを使用する方法等を採用しても良い。
【００１７】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、投射管の
管面と投射レンズの間に介装され、光学的結合用の冷却
液を封入して成る冷却機構を備えた投射型ＣＲＴプロジ
ェクターにおいて、前記投射管の発光有効画面中の無発
光部分を遮蔽する遮光部を、前記冷却機構に装着したの
で、次のような優れた効果が得られる。
管面と投射レンズの間に介装され、光学的結合用の冷却
液を封入して成る冷却機構を備えた投射型ＣＲＴプロジ
ェクターにおいて、前記投射管の発光有効画面中の無発
光部分を遮蔽する遮光部を、前記冷却機構に装着したの
で、次のような優れた効果が得られる。
【００１８】（１）映像に不必要な光が遮蔽され、無発
光部分における内部反射は起こらず、画像のコントラス
トがはっきりして鮮明な画像を投影することができる。
光部分における内部反射は起こらず、画像のコントラス
トがはっきりして鮮明な画像を投影することができる。
【００１９】（２）高輝度画像の投影に際しても、無発
光部分の輪郭がスクリーン外に写し出されるようなこと
はない。
光部分の輪郭がスクリーン外に写し出されるようなこと
はない。
【００２０】（３）遮光部を別部品で組み込むことによ
り、少ない部品でいろいろな投影条件に対応することが
できる。
り、少ない部品でいろいろな投影条件に対応することが
できる。
【図１】本発明の実施形態例を示し、（ａ）は遮光部を
直接組み込んだ場合の正面図、（ｂ）は遮光部を着脱自
在に構成した場合の側面図。
直接組み込んだ場合の正面図、（ｂ）は遮光部を着脱自
在に構成した場合の側面図。
【図２】投射型ＣＲＴプロジェクターの構成を示し、
（ａ）は平面図、（ｂ）は側面図。
（ａ）は平面図、（ｂ）は側面図。
【図３】投射型ＣＲＴプロジェクターの構成を示し、
（ａ）は平面図、（ｂ）は側面図。
（ａ）は平面図、（ｂ）は側面図。
【図４】投射型ＣＲＴプロジェクターの構成を示し、
（ａ）は平面図、（ｂ）は側面図。
（ａ）は平面図、（ｂ）は側面図。
【図５】投射型ＣＲＴプロジェクターのＣＲＴの発光画
面を示し、（ａ）は青色ＣＲＴの正面図、（ｂ）は緑色
ＣＲＴの正面図、（ｃ）は赤色ＣＲＴの正面図。
面を示し、（ａ）は青色ＣＲＴの正面図、（ｂ）は緑色
ＣＲＴの正面図、（ｃ）は赤色ＣＲＴの正面図。
【図６】投射型ＣＲＴプロジェクターの冷却機構を示す
要部断面図。
要部断面図。
１ａ〜１ｃ…ＣＲＴ ２ａ〜２ｃ…投射レンズ ３ａ〜３ｃ…冷却機構 ４…スクリーン １０…冷却筺体 ２０，３０…遮光部 ３１…取付片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｈ０４Ｎ 5/74 Ｈ０４Ｎ 5/74 Ｇ
Claims (4)
- 【請求項１】 投射管の管面と投射レンズの間に介装さ
れ、光学的結合用の冷却液を封入して成る冷却機構を備
えた投射型ＣＲＴプロジェクターにおいて、 前記投射管の発光有効画面中の無発光部分を遮蔽する遮
光部を、前記冷却機構に装着したことを特徴とする投射
型ＣＲＴプロジェクター。 - 【請求項２】 前記遮光部は表面が無反射処理された部
材で構成されていることを特徴とする請求項１に記載の
投射型ＣＲＴプロジェクター。 - 【請求項３】 前記遮光部は着脱自在に構成されている
ことを特徴とする請求項１に記載の投射型ＣＲＴプロジ
ェクター。 - 【請求項４】 前記遮光部は着脱自在に構成されている
ことを特徴とする請求項２に記載の投射型ＣＲＴプロジ
ェクター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10005285A JPH11202405A (ja) | 1998-01-14 | 1998-01-14 | 投射型ｃｒｔプロジェクター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10005285A JPH11202405A (ja) | 1998-01-14 | 1998-01-14 | 投射型ｃｒｔプロジェクター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11202405A true JPH11202405A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11606980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10005285A Pending JPH11202405A (ja) | 1998-01-14 | 1998-01-14 | 投射型ｃｒｔプロジェクター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11202405A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006137416A1 (ja) * | 2005-06-21 | 2006-12-28 | Sony Corporation | 投射型表示装置 |
| WO2019109628A1 (zh) * | 2017-12-07 | 2019-06-13 | 青岛海信激光显示股份有限公司 | 投影装置 |
| CN109901286A (zh) * | 2017-12-07 | 2019-06-18 | 青岛海信激光显示股份有限公司 | 数字微镜器件组件及光机组件 |
-
1998
- 1998-01-14 JP JP10005285A patent/JPH11202405A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006137416A1 (ja) * | 2005-06-21 | 2006-12-28 | Sony Corporation | 投射型表示装置 |
| WO2019109628A1 (zh) * | 2017-12-07 | 2019-06-13 | 青岛海信激光显示股份有限公司 | 投影装置 |
| CN109901286A (zh) * | 2017-12-07 | 2019-06-18 | 青岛海信激光显示股份有限公司 | 数字微镜器件组件及光机组件 |
| US10599023B2 (en) | 2017-12-07 | 2020-03-24 | Qingdao Hisense Laser Display Co., Ltd. | Projection equipment |
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