JP2759948B2 - テレビジョン画像投写装置 - Google Patents
テレビジョン画像投写装置Info
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- JP2759948B2 JP2759948B2 JP30081087A JP30081087A JP2759948B2 JP 2759948 B2 JP2759948 B2 JP 2759948B2 JP 30081087 A JP30081087 A JP 30081087A JP 30081087 A JP30081087 A JP 30081087A JP 2759948 B2 JP2759948 B2 JP 2759948B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- projection
- lens
- radiator
- ray tube
- cathode ray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Common Detailed Techniques For Electron Tubes Or Discharge Tubes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、投写用陰極線管（CRT）により映出される
画像を、投写レンズによりスクリーン上に拡大投写す
る、テレビジョン画像投写装置に関するものである。 従来の技術 従来のテレビジョン画像投写装置の構造は、第２図に
示すように、投写用CRT1を放熱用ラジエータ２に接着剤
３で固定し、このCRT1の前方に位置するように投写レン
ズ５を放熱用ラジエータ２と鏡筒12とで挾持して配置
し、このCRT1と投写レンズ５と放熱用ラジエータ２とで
形成される空間に冷却液７を注入充填していた。ここで
４はCRT1の前面と放熱用ラジエータ２が接触しないよう
にするための樹脂スペーサ、６は接着剤、11は鏡筒12に
支持された投写レンズである。したがって、この従来の
装置は、投写レンズ５の有効像高以外の部分の表面およ
びCRT放熱用ラジエータ２の内面において、光の反射が
生じるようになっている。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構造では、CRT1から発せ
られた光の一部が、投写レンズ５の有効像高以外の部分
の表面およびCRT放熱用ラジエータ２の内面において反
射して、CRT管面に戻るため、CRT1により映出される画
像のコントラストが低下するという問題があった。 本発明は上記問題点に鑑み、CRTにより映出される画
像のコントラストの低下が少ない、テレビジョン画像投
写装置を提供するものである。 問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本発明のテレビジョン画
像投写装置は、CRT放熱用ラジエータの内面の一部を光
吸収処理すると共に、同ラジエータに、表面の一部を光
吸収処理した突部を投射レンズの有効像高以外の部分に
向かうCRTからの光を遮るように設けたものである。 作用 本発明は、上記した構成によって、表面を光吸収処理
した面において光を吸収することにより、CRT管面に戻
る反射光を減らすこととなる。 実 施 例 以下本発明の一実施例のテレビジョン画像投写装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。第１図は本発明
の一実施例の要部の側断面図である。 第１図において、１はCRTで、２はその放熱用のラジ
エータで、それらは接着剤３で接着されている。４はCR
T1の前面とCRT放熱用ラジエータ２とが接触しないよう
にするための樹脂スペーサである。５は投写用の凹レン
ズで、CRT放熱用ラジエータ２に接着剤６で接着されて
いる。CRT1、CRT放熱用ラジエータ２、樹脂スペーサ４
は、投写レンズ５によって囲まれる空間は、冷却液７に
よって満たされている。８はCRT放熱用ラジエータ２に
設けられた突部で、投写レンズ５の有効像高以外の部分
のCRT1側の面を覆うようになっている。突部８のCRT1側
の面９および、CRT放熱用ラジエータ２の内面の一部10
には、光吸収のための黒化処理がなされている。また、
11は投写用の凸レンズで、12はそれを保持するための鏡
筒である。 以上のように構成されたテレビジョン画像投写装置に
おいては、面９および面10に入射した光は、反射されず
吸収されてしまう。 したがって本実施例によれば、CRT放熱用ラジエータ
２の内面の一部10を黒化処理すると共に、同ラジエータ
２に表面の一部９を黒化処理した突部８を設けることに
より、CRT1から発せられた光がCRT管面に反射光として
戻るのを減らすことができ、CRT1により映出される映像
のコントラストの低下を少なくすることができる。 発明の効果 以上のように、本発明によれば、CRT放熱用ラジエー
タの内面の一部を光吸収処理すると共に、同ラジエータ
に表面の一部を光吸収処理した突部を投射レンズの有効
像高以外の部分に向かうCRTからの光を遮るように設け
たことにより、CRTに映出される画像のコントラストの
低下を少なくすることができる。
画像を、投写レンズによりスクリーン上に拡大投写す
る、テレビジョン画像投写装置に関するものである。 従来の技術 従来のテレビジョン画像投写装置の構造は、第２図に
示すように、投写用CRT1を放熱用ラジエータ２に接着剤
３で固定し、このCRT1の前方に位置するように投写レン
ズ５を放熱用ラジエータ２と鏡筒12とで挾持して配置
し、このCRT1と投写レンズ５と放熱用ラジエータ２とで
形成される空間に冷却液７を注入充填していた。ここで
４はCRT1の前面と放熱用ラジエータ２が接触しないよう
にするための樹脂スペーサ、６は接着剤、11は鏡筒12に
支持された投写レンズである。したがって、この従来の
装置は、投写レンズ５の有効像高以外の部分の表面およ
びCRT放熱用ラジエータ２の内面において、光の反射が
生じるようになっている。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構造では、CRT1から発せ
られた光の一部が、投写レンズ５の有効像高以外の部分
の表面およびCRT放熱用ラジエータ２の内面において反
射して、CRT管面に戻るため、CRT1により映出される画
像のコントラストが低下するという問題があった。 本発明は上記問題点に鑑み、CRTにより映出される画
像のコントラストの低下が少ない、テレビジョン画像投
写装置を提供するものである。 問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本発明のテレビジョン画
像投写装置は、CRT放熱用ラジエータの内面の一部を光
吸収処理すると共に、同ラジエータに、表面の一部を光
吸収処理した突部を投射レンズの有効像高以外の部分に
向かうCRTからの光を遮るように設けたものである。 作用 本発明は、上記した構成によって、表面を光吸収処理
した面において光を吸収することにより、CRT管面に戻
る反射光を減らすこととなる。 実 施 例 以下本発明の一実施例のテレビジョン画像投写装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。第１図は本発明
の一実施例の要部の側断面図である。 第１図において、１はCRTで、２はその放熱用のラジ
エータで、それらは接着剤３で接着されている。４はCR
T1の前面とCRT放熱用ラジエータ２とが接触しないよう
にするための樹脂スペーサである。５は投写用の凹レン
ズで、CRT放熱用ラジエータ２に接着剤６で接着されて
いる。CRT1、CRT放熱用ラジエータ２、樹脂スペーサ４
は、投写レンズ５によって囲まれる空間は、冷却液７に
よって満たされている。８はCRT放熱用ラジエータ２に
設けられた突部で、投写レンズ５の有効像高以外の部分
のCRT1側の面を覆うようになっている。突部８のCRT1側
の面９および、CRT放熱用ラジエータ２の内面の一部10
には、光吸収のための黒化処理がなされている。また、
11は投写用の凸レンズで、12はそれを保持するための鏡
筒である。 以上のように構成されたテレビジョン画像投写装置に
おいては、面９および面10に入射した光は、反射されず
吸収されてしまう。 したがって本実施例によれば、CRT放熱用ラジエータ
２の内面の一部10を黒化処理すると共に、同ラジエータ
２に表面の一部９を黒化処理した突部８を設けることに
より、CRT1から発せられた光がCRT管面に反射光として
戻るのを減らすことができ、CRT1により映出される映像
のコントラストの低下を少なくすることができる。 発明の効果 以上のように、本発明によれば、CRT放熱用ラジエー
タの内面の一部を光吸収処理すると共に、同ラジエータ
に表面の一部を光吸収処理した突部を投射レンズの有効
像高以外の部分に向かうCRTからの光を遮るように設け
たことにより、CRTに映出される画像のコントラストの
低下を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の一実施例におけるテレビジョン画像投
写装置の要部の側断面図、第２図は従来例のテレビジョ
ン画像投写装置の要部の側断面図である。 １……CRT、２……CRT放熱用ラジエータ、５……投写レ
ンズ、８……突部、9,10……光吸収処理を施した面。
写装置の要部の側断面図、第２図は従来例のテレビジョ
ン画像投写装置の要部の側断面図である。 １……CRT、２……CRT放熱用ラジエータ、５……投写レ
ンズ、８……突部、9,10……光吸収処理を施した面。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．投写用陰極線管と、 前記投写用陰極線管に嵌合固定される放熱用ラジエータ
と、 前記放熱用ラジエータに装着され内部に複数の投写用レ
ンズが配設されたレンズ鏡筒と、 前記放熱用ラジエータとレンズ鏡筒との接続部に配設さ
れ前記レンズ鏡筒側に凹面を有する投写レンズと、 前記放熱用ラジエータに形成された前記投写用陰極線管
の有効画像表示面以外の面とスペーサを介して接続され
た第１の突部と、 前記投写レンズの周縁部を前記レンズ鏡筒に形成された
突部と共に嵌合固定するために前記放熱用ラジエータの
前記レンズ鏡筒側に配設され、前記投写レンズの有効像
高以外の部分に向かう前記投写用陰極線管からの光を遮
るように前記放熱用ラジエータの前記レンズ鏡筒側に設
けられた第２の突部とを備え、 前記放熱用ラジエータに形成された前記第１の突部と前
記投写用陰極線管の前面周縁部をスペーサを介して接続
するとともに前記放熱用ラジエータを前記投写用陰極線
管の側縁部と接着して嵌合固定し、前記第２の突部とレ
ンズ鏡筒との間に前記レンズ鏡筒側に凹面を有する投写
レンズを配設固定し、前記投写レンズの周縁部を前記第
２の突部に接着固定して、前記投写レンズと前記放熱用
ラジエータと前記投写用陰極線管の前面表示面とで形成
される密閉空間の内面および前記第１と第２の突部に光
吸収処理を施し、前記第１の突部における前記投写用陰
極線管からの光線の反射を防止するとともに、前記第２
の突部により前記投写レンズの有効像高以外の部分に向
かう前記投写用陰極線管からの光を遮るようにしたこと
を特徴とするテレビジョン画像投写装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30081087A JP2759948B2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | テレビジョン画像投写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30081087A JP2759948B2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | テレビジョン画像投写装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01143119A JPH01143119A (ja) | 1989-06-05 |
| JP2759948B2 true JP2759948B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=17889375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30081087A Expired - Lifetime JP2759948B2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | テレビジョン画像投写装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2759948B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0327179U (ja) * | 1989-07-27 | 1991-03-19 | ||
| JPH0328885U (ja) * | 1989-07-31 | 1991-03-22 |
-
1987
- 1987-11-27 JP JP30081087A patent/JP2759948B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01143119A (ja) | 1989-06-05 |
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