JP3454397B2 - ビデオプロジェクタ用光学系 - Google Patents

ビデオプロジェクタ用光学系

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JP3454397B2 JP27486795A JP27486795A JP3454397B2 JP 3454397 B2 JP3454397 B2 JP 3454397B2 JP 27486795 A JP27486795 A JP 27486795A JP 27486795 A JP27486795 A JP 27486795A JP 3454397 B2 JP3454397 B2 JP 3454397B2
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賢司 安田
則雄 平崎
有宏 斎田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビデオプロジェクタ
用光学系に関し、詳しくは、ビデオ信号に応じて照射光
の反射角度を変化させ、信号光のみを投影レンズ系方向
に反射させ得る多数の光反射角可変ミラー素子を備えた
デジタル・マイクロミラー・デバイス(以下、DMDと
称する)を搭載してなるビデオプロジェクタ用光学系に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオ信号により駆動される液晶
表示パネル上に光源からの光を照射し、そのビデオ情報
を担時した透過光を投影レンズによって集束せしめてス
クリーン上に映像を投影するようにした液晶ビデオプロ
ジェクタが知られている。しかし、近年、高精細画像の
要求の高まりに伴い、ビデオプロジェクタの分野におい
ても、光学系のサイズを大型化することなく画素数を飛
躍的に増大させる技術の開発が要望されている。このよ
うな要望に鑑み、DMDを用いたビデオプロジェクタが
開発されている。
【0003】このDMDは、ビデオ信号により約10度
の範囲で傾きを変えることができる高反射率の矩形状の
微小な鏡(ミラー素子)を、CMOS半導体技術を用い
てシリコンメモリーチップ上に形成してなるものであ
る、このDMDを用いたビデオプロジェクタは、上記ミ
ラー素子の角度を変えることで光源からの光の反射方向
を制御し、所望の反射光のみをスクリーン上に集束させ
て所望の映像の投影を可能としている。
【0004】このDMDでは、例えば20mm×35mmサ
イズの基板上に230万個の鏡を縦横に配列することが
可能であり、これら多数の鏡は全て独立してデジタル制
御することができるため、各鏡が各々映像中の1画素に
対応することとなる。これにより、このDMDを用いた
ビデオプロジェクタは、今までの平均的な液晶ビデオプ
ロジェクタと比べ、数十倍の画素数による映像を得るこ
とができ、飛躍的に精細度を向上させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うに、DMDの各鏡からの反射光は、ビデオ信号に応じ
て、ON状態のときは投影レンズ方向に、一方OFF状
態のときはこの投影レンズに入射しないように、ON状
態のときとは角度にして20度程度異なる方向に射出さ
れるようにしている。しかしながら、OFF状態のとき
のミラー素子からの反射光は、プロジェクタの設計上の
制約から、このDMDと投影レンズの間に介在する色分
解プリズム光学系を構成するプリズムの側壁部に照射さ
れる。
【0006】こうして、側壁部に到達した反射光は、こ
の内面において再び反射される。特に、このプリズムの
外側が空気のように屈折率の小さい物質の場合は、上記
反射光はこのプリズムの側壁部の内面で全反射され、こ
の2次反射光の光量は相当大きなものとなる。そして、
このOFF状態のときの反射光と、信号光となるON状
態のときの反射光は進行方向の角度が、前述したように
20度程度しか異ならないため、OFF状態のときの反
射光の2次反射光も投影レンズ系に入射して、スクリー
ン上に本来の像とは別の像(ゴースト)を形成するおそ
れがある。
【0007】このような、プリズムの側壁部からの2次
反射光の発生を防止するため、この側壁部に入射した光
束の光エネルギを熱エネルギに変換する手法が考えられ
る。具体的には、例えば、光吸収率の良い黒色に着色し
た底面を有する冷却フィンをこのプリズムの側壁部に接
着剤を介して当接せしめ、この側壁部を透過したDMD
からの反射光をこの冷却フィンの底面に照射せしめて吸
収し、これにより発生した熱をこの冷却フィンから放散
させるようにする。この場合において、上記接着剤は、
上記プリズムの側壁部の外表面と冷却フィンの間を隙間
なく埋め、光束がこの側壁部を容易に透過し得るように
機能する。しかしながら、この接着剤と、プリズムを構
成する硝材との熱膨張率は互いに大きく異なるため、こ
の部分が高温になるとプリズム自体が破損したり、この
プリズムと他のプリズムの光軸がくるうおそれもある。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みなされたも
ので、DMDからの反射光のうち投影レンズ系方向とは
異なる方向に向かう反射光が、プリズムの側壁部の内面
において再反射されるのを防止し、かつ、このプリズム
の熱による変形や破損を防止し得るビデオプロジェクタ
用光学系を提供することを目的とするものである。ま
た、本発明は、上記冷却フィン等の放熱部材で発生した
熱をこの放熱部材によって外部に確実に放散し得るビデ
オプロジェクタ用光学系を提供することを目的とするも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のビデオプロジェ
クタ用光学系は、画像の各画素と対応するように、微小
な光反射角可変ミラー素子が一平面内で規則的に配列さ
れ、各々の該ミラー素子が、入力されるビデオ信号に応
じて、照射光を投影レンズ系方向、および該ミラ−素子
と該投影レンズ系間に位置するプリズムの側壁方向の2
方向のうちいずれかの方向に択一的に反射するように構
成されてなるデジタル・マイクロミラー・デバイスを備
え、前記プリズムの側壁の外表面部分に、該プリズムを
構成する硝材の屈折率と略同様もしくはそれ以上の屈折
率を有するとともに、可撓性を有する透明な緩衝材を塗
布し、光吸収性を有する底面を備えた放熱部材を、該緩
衝材を挟んで前記プリズムの側壁と対向するように、か
つ該緩衝材に該底面を密着させるように配設してなり、
該緩衝材は、前記放熱部材よりも熱伝導率の小さい材料
で形成してなることを特徴とするものである。
【0010】上記「略同様の屈折率」とは、このプリズ
ムの側壁と緩衝材との境界面における、DMDからの反
射光の再反射率が極めて低く、この二次反射光が投影レ
ンズに入射した場合にスクリーン上におけるゴーストが
目立たない程度の光量の二次反射光を生じる屈折率差で
あることを意味する。また、上記「可撓性」とは、プリ
ズムの側壁に入射したDMDからの反射光により発生し
た熱によって放熱部材、緩衝材およびプリズムの間で熱
膨張量に差が生じるが、少なくともこのプリズムに歪が
生じない程度に、この熱膨張量の差を吸収し得る形状可
変性を有することを意味する。
【0011】また、上記緩衝材は、有機ケイ素化合物の
重合体で構成するのが好ましい。さらに、前記放熱部材
の底面に複数の先細状の凹部を形成し、該凹部に入射し
た光束が、この凹部の壁面で反射される度に吸収により
減衰するように構成すればさらに好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実
施例について説明する。図1は、本発明に係るビデオプ
ロジェクタ用光学系の一実施例を示す正面図であり、図
2はその平面図である。図1に示すように、このビデオ
プロジェクタ用光学系は、光照射系12と、3色分解プ
リズム系14と、DMD(デジタル・マイクロミラー・
デバイス)16と、投影レンズ系18とを備えてなる。
【0013】上記光照射系12は、光源20と、コンデ
ンサレンズ22と、ミラー24と、プリズム26からな
り、光源20からの光(白色光)をコンデンサレンズ2
2で集光させてミラー24で反射させ、さらにプリズム
26で反射させた後、3色分解プリズム系14に入射さ
せるようになっている。上記3色分解プリズム系14
は、図2に示すように、3つのプリズム28B、28
R、28Gが接合されてなり、プリズム28Bとプリズ
ム28Rとの境界面にはB反射ダイクロイック層が介装
されるとともに、プリズム28Rとプリズム28Gとの
境界面にはR反射ダイクロイック層が介装されている。
これにより、プリズム24からの白色光を、RGBの3
色に分解して各プリズム28B、28G、28Rの後方
に配置されたDMD16に入射させるようになってい
る。
【0014】上記各DMD16は、いずれも同様の構成
であって、基板上に極めて多数(約230万個)のミラ
ー素子(矩形形状をなすアルミニウムの鏡)が配列され
たミラー面30を備えてなり、このミラー面30を構成
する各ミラー素子の反射方向を各々独立して2方向(挟
角約20゜)に切り替え得るように構成されている。こ
の反射方向の切換えは、上記各ミラー素子を画素として
DMD16に入力されるビデオ信号のオンオフ制御によ
り行われるようになっている。上記各DMD16のミラ
ー面30からの反射光は、各プリズム28B、28G、
28Rを経て合成された後、投影レンズ系18により、
前方のスクリーン上に投射されるようになっている。こ
の投影レンズ系18は、鏡筒32に複数のレンズ(最前
部および最後部のレンズ34、36のみを示す)が配置
されてなっている。
【0015】以下、説明の簡単のため、3つのプリズム
28B、28G、28Rおよび3つのDMD16のうち
1組を代表させ、これをプリズム28およびDMD16
として図1に基づいて説明する。図示のように、プリズ
ム28の前面28aおよび後面28b、ならびにDMD
16のミラー面30は、投影レンズ系18の光軸Axと
直交している。上記光照射系12からDMD16のミラ
ー面30への光入射は、プリズム28を介して行われる
が、その際、投影レンズ系18の光軸Axと所定角度を
なす方向からプリズム28の前面28aおよび後面28
bを経てミラー面30への光が入射するようになってい
る。
【0016】上記ミラー面30を構成する各ミラー素子
の反射方向は、DMD16に入力されるビデオ信号のう
ち該ミラー素子に対応する画素信号がオンのときには投
影レンズ系18の光軸Ax方向、オフのときには該光軸
Axを挟んで光入射方向とは反対側に所定角度(約20
゜)をなす方向となるように設定されている。このため、
DMD16への入力ビデオ信号がオフ状態のミラー素子
からの反射光のうちの何割かは、図示のように、プリズ
ム28の上部側壁28cに入射することとなるが、この
上部側壁28cの外側が空気であるとすると、上部側壁
28cに入射した光がこの上部側壁28cで全反射し、
二次反射光となってプリズム28の前面28aから前方
へ射出されることとなる。したがって、このような構成
のままでは、上記二次反射光が投影レンズ系18により
前方のスクリーン上の予期しない位置に集束され、この
スクリ−ン上に本来の投影像とともに予期しない像(ゴ
ースト)も映出されることとなる。
【0017】そこで、本実施例においては、上記プリズ
ム28の上部側壁28cの外表面部分に、このプリズム
28の硝材と略同様の屈折率を有するとともに、可撓性
を有する透明なシリコーンゲル40を塗布し、さらに、
このシリコーンゲル40と、その底面が密着するように
放熱板(冷却フィン)42を配設して、この上部側壁2
8cに入射したDMD16からの反射光が熱に変換され
て外部に放散されるようにしている。すなわち、このシ
リコーンゲル40は屈折率が約1.404とされており、プ
リズム28を構成する硝材の屈折率(例えば1.5)と略
同様の値であるため、上部側壁28cに入射したDMD
16からの反射光は、この側壁28cで全反射されるこ
となく、シリコーンゲル40側に透過する。さらに、こ
のシリコーンゲル40は可視域の光に対して95%以上
の透過率を有しているため、上部側壁28cに入射した
光の大部分は放熱板42の底部に到達する。
【0018】この放熱板42は、表面を黒アルマイト処
理されたアルミニウム材よりなり、上記シリコーンゲル
40と密着する底部表面も光吸収の良好な黒色とされる
ので、シリコーンゲル40を透過し、この底部に到達し
た光はこの放熱板42に吸収され、熱に変換される。こ
の熱は放熱板42の熱伝導作用により上部に移動し、外
部に放散される。このシリコーンゲル40は、比較的重
合度の大きな有機ケイ素化合物であり、シリコーンをベ
ースとしたゲル状物質である。ゲルであるため可撓性を
有しており、衝撃吸収や振動防止の面で極めて良好な特
性を有する。また、熱伝導率は例えば、4.0×10-4
cal/゜C・cm・secと極めて低い値とされており、一般の
ガラス(ソーダ石灰)の数分の1程度、金属の数十分の
1〜数百分の1程度とされている。この熱伝導率の低さ
から、放熱板42の底部で発生した熱は、プリズム28
側にほとんど戻ることなく放熱板42の上部に伝達され
る。
【0019】また、シリコーンゲル40内、あるいはこ
のシリコーンゲル40とプリズム28の境界面で、上記
上部側壁28cに入射した光の一部が熱に変換される
が、放熱板42とこのシリコーンゲル40とプリズム2
8との熱膨張量の差は、可撓性を有するシリコーンゲル
40の変形により吸収され、この熱膨張率の差によって
プリズム28の光軸にくるいが生じたり、プリズム28
が破損したりする問題を解決し得る。また、上記放熱板
42の底面形状は平面としてもよいが、図3に示す如く
断面三角波状あるいは断面鋸歯状として多数の先細状の
凹部(光入射面に直交する方向に長尺な溝部としてもよ
い)42aを形成し、この底面に入射した光が、これら
各凹部42aの壁面で反射を繰り返すうちに吸収、減衰
するように構成すればより好ましい。
【0020】さらに、図4に示すように、角(つの)状
の凹部(溝部とすることも可)42bとすれば、入射光
束101をこの凹部42b内に確実に閉じこめることが
可能である。なお、放熱板42の底面に図3および図4
に示すような凹部(あるいは溝部)42a、42bを設
ける場合には、これらの凹部(あるいは溝部)42a、
42bを構成する壁面も黒アルマイト処理を施しておく
のが好ましい。
【0021】なお、本発明のビデオプロジェクタ用光学
系としては上記実施例のものに限られるものではなく、
種々の態様の変更が可能である。例えばシリコーンゲル
を塗布するプリズム側壁としては上部側壁に限られるも
のではなく、その他のプリズム側壁とすることも可能で
あり、DMDからの、信号以外の反射光が照射される側
面であって、放熱部材を載設可能な位置に塗布すればよ
い。また、本発明の光学系で用いられる緩衝材としては
上述したシリコーンゲルの他、シリコーングリース、シ
リコーンゴム、シリコーン樹脂等の、可撓性を有する有
機ケイ素化合物を用いることができ、さらにはフッ素樹
脂等の、可撓性を有する有機フッ素化合物を用いること
も可能である。
【0022】
【発明の効果】DMDを用いたビデオプロジェクタ用光
学系においては、ミラー面に配列された多数のミラー素
子のうち入力ビデオ信号がOFF状態にあるミラー素子
の反射光はプリズムの側壁に入射するが、本発明の光学
系においては、このプリズムの側壁の外表面に塗布し
た、屈折率がプリズムと略同様の透明な緩衝材と、この
緩衝材に密着して設けた放熱部材により上記ミラー素子
からの反射光を熱に変換して外部に放熱するようにして
いる。したがって、この側壁による二次反射光が投影レ
ンズ系へ到達するのを防止あるいは抑制することがで
き、これにより、上記二次反射光によるスクリーン上の
ゴースト発生を防止することができ、また、熱によって
プリズムの光軸にくるいが生じたり、プリズムが破損し
たりするのを防止することができる。
【0023】また、上記緩衝材は可撓性を有するので、
上記ミラー素子からの反射光の一部が緩衝材内、あるい
はこの緩衝材とプリズムの境界部分で熱に変換されて
も、この熱により生じる、放熱部材、緩衝材およびプリ
ズムの熱膨張量の差を緩衝材が変形して吸収でき、熱に
よる上述した如き問題を確実に防止し得る。特に、上記
緩衝材を、熱伝導率の小さい物質で形成すれば、放熱部
材からプリズム方向に熱が戻るのを防止することがで
き、好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るビデオプロジェクタ用光学系の一
実施例を示す正面図
【図2】上記実施例を示す平面図
【図3】図1の放熱板の底面の形状の一例を示す概略図
【図4】図1の放熱板の底面の形状の他の例を示す概略
【符号の説明】
12 光照射系 14 3色分解プリズム系 16 DMD(デジタル・マイクロミラー・デバイ
ス) 18 投影レンズ系 20 光源 22 コンデンサレンズ 24 ミラー 26 プリズム 28、28B、28G、28R プリズム 28a 前端面 28c 上部側壁 30 ミラー面 40 シリコーンゲル 42 放熱板 42a,42b 凹部(溝部) Ax 投影レンズ系の光軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−209621(JP,A) 特開 平7−20569(JP,A) 特開 平7−20419(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 21/00 G09F 9/00 360 H04N 9/31

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像の各画素と対応するように、微小な
    光反射角可変ミラー素子が一平面内で規則的に配列さ
    れ、各々の該ミラー素子が、入力されるビデオ信号に応
    じて、照射光を投影レンズ系方向、および該ミラ−素子
    と該投影レンズ系間に位置するプリズムの側壁方向の2
    方向のうちいずれかの方向に択一的に反射するように構
    成されてなるデジタル・マイクロミラー・デバイスを備
    え、 前記プリズムの側壁の外表面部分に、該プリズムを構成
    する硝材の屈折率と略同様もしくはそれ以上の屈折率を
    有するとともに、可撓性を有する透明な緩衝材を塗布
    し、 光吸収性を有する底面を備えた放熱部材を、該緩衝材を
    挟んで前記プリズムの側壁と対向するように、かつ該緩
    衝材に該底面を密着させるように配設してなり、 該緩衝材は、前記放熱部材よりも熱伝導率の小さい材料
    で形成してなることを特徴とするビデオプロジェクタ用
    光学系。
  2. 【請求項2】 前記緩衝材が有機ケイ素化合物の重合体
    で構成されてなることを特徴とする請求項1記載のビデ
    オプロジェクタ用光学系。
  3. 【請求項3】 前記放熱部材の底面に複数の先細状の凹
    部が形成され、該凹部に入射した前記光束が、この凹部
    の壁面で反射される度に吸収されるように構成されてな
    ることを特徴とする請求項1または2記載のビデオプロ
    ジェクタ用光学系。
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