JP2563365B2 - テレビジョン画像投写装置 - Google Patents

テレビジョン画像投写装置

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JP2563365B2
JP2563365B2 JP62215679A JP21567987A JP2563365B2 JP 2563365 B2 JP2563365 B2 JP 2563365B2 JP 62215679 A JP62215679 A JP 62215679A JP 21567987 A JP21567987 A JP 21567987A JP 2563365 B2 JP2563365 B2 JP 2563365B2
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JP
Japan
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radiator
lens
crt
image projection
television image
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JP62215679A
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JPS6458180A (en
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秋彦 手嶋
功 松田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、陰極線管(CRT)に映出される画像を投写
レンズによりスクリーン上に拡大投写するテレビジョン
画像投写装置に関するものである。
従来の技術 従来のテレビジョン画像投写装置の構造を第2図に示
す。第2図において、CRT29の前方にはラジエータ24が
取付けられており、このラジエータ24のほぼ全体を取り
囲むようにX線シールド金具27,28が上記ラジエータ24
の外周りに取付けられている。上記CRT29の前方には上
記ラジエータ24に取付けられたレンズ鏡筒20が配置され
ており、上記レンズ鏡筒20は金具23によってラジエータ
24に結合されている。そして、上記X線シールド金具2
7,28は金具22によって上記ラジエータ24に結合されてい
る。上記レンズ鏡筒20内の平板レンズ21は接着剤30によ
り上記ラジエータ24に接合され、上記ラジエータ24は接
着剤26によって上記CRT29に接合されており、上記ラジ
エータ24と上記CRT29の前方空間に冷却液25が封入され
ている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、従来装置では、ラジエータ24のほぼ全
体がX線シールド金具27,28に取り囲まれる様な構造と
なっているため、ラジエータ24の放熱効果が悪い。した
がって、CRT29及びレンズ21の内部温度上昇が著しく、
冷却液25が透矢しやすく、又CRT29の入力パワーも低く
制限されていた。
このため、CRT29に入力パワーを加えると時間の経過
とともに冷却液25の温度が上昇し、冷却液25が膨張する
ため内圧も上昇する。それにしたがってCRT29にラジエ
ータ24を固定する接着剤26,ラジエータ24にレンズ21を
固定する接着剤30,レンズ21等からの冷却液25の透失量
も増大し、レンズ21とCRT29の間に気泡が発生し乱反射
及びコントラストの低下を招いていた。
さらに従来のように、ラジエータ24の材質にアルミ等
を使用すると、X線の対策のために構造物全体をX線シ
ールド金具27,28で保護する必要があり、温度上昇も著
しいものであった。
本発明はこのような従来の問題点を解消するものであ
り、ラジエータ材質に重金属(例えば亜鉛)等を使用す
ることによってX線のシールドを行い、この部分をシー
ルド金具の外側に出すことによって放熱効果を向上さ
せ、冷却液5の透失を減少させることができ、また、レ
ンズも従来の平面タイプから凹形にすることによって冷
却液の量を増大させ、冷却効果が改善出来るテレビジョ
ン画像投写装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 本発明のテレビジョン画像投写装置は、ラジエータの
材質に重金属(例えば亜鉛)等を使用し、さらに冷却液
が充分に充填されるようにレンズの形状を従来の平面タ
イプから凹形にしたものである。
作用 本発明は、ラジエータの材質に重金属(例えば亜鉛)
等を使用することによって、X線のシールド効果を向上
させ、この部分をX線保護金具よりむき出しにすること
によりラジエータ自体の放熱効果が向上し、冷却液の透
失量が減少する。さらにレンズ形状を平面タイプから凹
形にすることにより、冷却液の量を増大させ冷却効果を
向上させ、CRTの入力パワーを向上させることができる
という利点を有する。
実 施 例 以下、本発明の一実施例の構成を第1図に基づいて説
明する。第1図において、1は投写用の凸レンズ、2は
凸レンズ1を保持するための鏡筒、3はシェルタイプの
凹レンズ、4はCRT11の冷却用のラジエータ、5は凹レ
ンズ3とラジエータ4とCRT11との間に充填された冷却
液、6はCRT11とラジエータ4を直接接触させないため
の樹脂のスペーサ、7は調圧のためのパッキン、8はそ
の保護カバー、9と10はX線をシールドするためのシー
ルド金具、12はラジエータ4を固定するための金具、1
3,14はラジエータ4とCRT11,ラジエータ4と凹レンズ3
を結合するための接着剤である。
この実施例の作用を図面を参照して説明する。第1図
に示す様にCRT11とシュルタイプのレンズ3を接着剤13,
14によってラジエータ4に固定する。そしてパッキン部
分(パッキン7は冷却液注入後、取り付ける)から、こ
の空間に冷却液5を注入する。この時、レンズ3が凹面
のシュルタイプであるため従来タイプ(第2図参照)よ
りも冷却液5が充分に入る構造となり冷却効果が向上す
る。
次にラジエータ4をラジエータ固定金具12に固定する
が、この時ラジエータ4の材質に重金属(例えば亜鉛)
等を使用すればX線に対するシールド効果が向上し、ラ
ジエータ4は従来構造と異なり、X線シールド金具9,10
の外側に取り付けることが可能となる。そのためラジエ
ータ4からの放熱が充分に行われ、全体の温度が下がる
ため接着剤13,14、シエルレンズ3,パッキン7からの冷
却液5の透失も減少する。
さらにこの構造で最も温度が上昇しにくい部分にパッ
キン7とその保護カバー8を設け、温度上昇によって冷
却液5が膨張し、凹形レンズ3とCRT11間のバックフォ
ーカスが変動する現象と、大きな伸縮の繰り返しによっ
て接着剤13,14が疲労するのを防止している。
発明の効果 以上のように本発明のテレビジョン画像投写装置は、
ラジエータに接着するレンズを凹形状にすることによっ
て冷却液の充填量を増大させ、冷却効果を向上させると
ともに、ラジエータの材質に重金属を使用することによ
って、X線に対するシールド効果を向上させ、ラジエー
タ自体をX線保護金具からむき出しで使用出来る構造を
提供することができるものである。その結果、ラジエー
タの放熱効果が向上し、CRTの入力パワーを増大させる
ことが出来、さらに冷却液の透失量も減少するという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるテレビジョン画像投
写装置の側断面図、第2図は従来のテレビジョン画像投
写装置の側断面図である。 3……レンズ、4……ラジエータ、5……冷却液、9,10
……X線シールド金具、11……CRT。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】陰極線管の前方に設けた重金属材料よりな
    るラジエータと、このラジエータの前方に接着剤で取付
    けた凹形の投写用レンズと、上記陰極線管の後端に設け
    られた上記陰極線管から発生するX線の遮へいのための
    シールド金具とを備え、上記陰極線管の軸方向に対し上
    記ラジエータと上記シールド金具とを分離独立して構成
    したことを特徴とするテレビジョン画像投写装置。
JP62215679A 1987-08-28 1987-08-28 テレビジョン画像投写装置 Expired - Lifetime JP2563365B2 (ja)

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JPS6458180A JPS6458180A (en) 1989-03-06
JP2563365B2 true JP2563365B2 (ja) 1996-12-11

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