JPH06202231A - 背面投射表示装置用スクリーン - Google Patents
背面投射表示装置用スクリーンInfo
- Publication number
- JPH06202231A JPH06202231A JP4359600A JP35960092A JPH06202231A JP H06202231 A JPH06202231 A JP H06202231A JP 4359600 A JP4359600 A JP 4359600A JP 35960092 A JP35960092 A JP 35960092A JP H06202231 A JPH06202231 A JP H06202231A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- light
- lens
- lenticular lens
- rear projection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カラーシフト及びカラーシェーディングを少
なくして、高品質の画像を表示することができる様にす
る。 【構成】 レンチキュラレンズスクリーン２５の出射面
側におけるレンズ２５ｂがブラックストライプ２６より
も光の出射側に突出している。このため、スクリーンを
斜めから見た場合でも、レンチキュラレンズスクリーン
２５の法線と視線との成す角度が小さい領域のみなら
ず、角度が大きい領域でも、レンズ２５ｂから出射した
光をブラックストライプ２６にけられることなく見るこ
とができる。従って、カラーシフト及びカラーシェーデ
ィングが少ない。
なくして、高品質の画像を表示することができる様にす
る。 【構成】 レンチキュラレンズスクリーン２５の出射面
側におけるレンズ２５ｂがブラックストライプ２６より
も光の出射側に突出している。このため、スクリーンを
斜めから見た場合でも、レンチキュラレンズスクリーン
２５の法線と視線との成す角度が小さい領域のみなら
ず、角度が大きい領域でも、レンズ２５ｂから出射した
光をブラックストライプ２６にけられることなく見るこ
とができる。従って、カラーシフト及びカラーシェーデ
ィングが少ない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、画像をスクリーンの背
面へ投写して前方へ透過させる背面投射表示装置に用い
られるスクリーンに関するものである。
面へ投写して前方へ透過させる背面投射表示装置に用い
られるスクリーンに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】投射表示装置は、陰極線管や液晶ディス
プレイ等の画像表示装置に表示された画像をレンズによ
って拡大、投射してスクリーン上に結像させるものであ
り、スクリーンの種類によって前面投射型（反射型）と
背面投射型（透過型）との２種類に分けられる。なお、
光路を折り曲げて表示装置を小型化するためのミラーが
レンズとスクリーンとの間に配置されている場合もあ
る。
プレイ等の画像表示装置に表示された画像をレンズによ
って拡大、投射してスクリーン上に結像させるものであ
り、スクリーンの種類によって前面投射型（反射型）と
背面投射型（透過型）との２種類に分けられる。なお、
光路を折り曲げて表示装置を小型化するためのミラーが
レンズとスクリーンとの間に配置されている場合もあ
る。
【０００３】図３〜５は、このうちの３管式背面投射表
示装置及びこの表示装置に用いられているスクリーンの
一従来例を示している。この表示装置では、赤色、緑色
及び青色の画像を表示する陰極線管１１〜１３が水平に
配置されており、夫々の色で変調された画像の光１４〜
１６が投射レンズ２１〜２３によって投射される。ま
た、フレネルレンズスクリーン２４とレンチキュラレン
ズスクリーン２５とでスクリーンが構成されている。な
お、ミラーは図示されていない。
示装置及びこの表示装置に用いられているスクリーンの
一従来例を示している。この表示装置では、赤色、緑色
及び青色の画像を表示する陰極線管１１〜１３が水平に
配置されており、夫々の色で変調された画像の光１４〜
１６が投射レンズ２１〜２３によって投射される。ま
た、フレネルレンズスクリーン２４とレンチキュラレン
ズスクリーン２５とでスクリーンが構成されている。な
お、ミラーは図示されていない。
【０００４】フレネルレンズスクリーン２４は、投射レ
ンズ２１〜２３によって投射された光１４〜１６をレン
チキュラレンズスクリーン２５の入射面側のレンズ２５
ａに垂直に入射させるためのものである。また、レンチ
キュラレンズスクリーン２５は、入射した光１４〜１６
を合成してカラーの画像を結像させると共に、出射面側
のレンズ２５ｂから出射する表示像の光１４〜１６を垂
直方向よりも水平方向で広げるためのものである。
ンズ２１〜２３によって投射された光１４〜１６をレン
チキュラレンズスクリーン２５の入射面側のレンズ２５
ａに垂直に入射させるためのものである。また、レンチ
キュラレンズスクリーン２５は、入射した光１４〜１６
を合成してカラーの画像を結像させると共に、出射面側
のレンズ２５ｂから出射する表示像の光１４〜１６を垂
直方向よりも水平方向で広げるためのものである。
【０００５】ところで、赤色、緑色及び青色の画像を表
示する陰極線管１１〜１３が互いに異なる位置に配置さ
れているので、夫々の色で変調された画像の光１４〜１
６がレンチキュラレンズスクリーン２５に入射する角度
も互いに異なっている。このため、図４に示す様に、出
射面側におけるレンズ２５ｂの表面の異なる位置で光１
４〜１６が結像する。
示する陰極線管１１〜１３が互いに異なる位置に配置さ
れているので、夫々の色で変調された画像の光１４〜１
６がレンチキュラレンズスクリーン２５に入射する角度
も互いに異なっている。このため、図４に示す様に、出
射面側におけるレンズ２５ｂの表面の異なる位置で光１
４〜１６が結像する。
【０００６】一方、レンズ２５ｂとレンズ２５ｂとの間
には、外光を吸収して、外光に対する表示像のコントラ
ストを高めるために、ブラックストライプ２６と呼ばれ
る黒色の無反射部分つまり黒色面が縦縞状に設けられて
いる。そして、この一従来例では、レンズ２５ｂよりも
ブラックストライプ２６の方が光１４〜１６の出射側に
突出している。
には、外光を吸収して、外光に対する表示像のコントラ
ストを高めるために、ブラックストライプ２６と呼ばれ
る黒色の無反射部分つまり黒色面が縦縞状に設けられて
いる。そして、この一従来例では、レンズ２５ｂよりも
ブラックストライプ２６の方が光１４〜１６の出射側に
突出している。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】この様な一従来例で
は、図５に示す様に、スクリーンを斜めから見た場合、
レンチキュラレンズスクリーン２５の法線と視線との成
す角度が小さい領域（角度＝θ2 ）では、図４に示した
各色の光１４〜１６の総てを見ることができる。
は、図５に示す様に、スクリーンを斜めから見た場合、
レンチキュラレンズスクリーン２５の法線と視線との成
す角度が小さい領域（角度＝θ2 ）では、図４に示した
各色の光１４〜１６の総てを見ることができる。
【０００８】しかし、この一従来例では、上述の様にレ
ンズ２５ｂよりもブラックストライプ２６の方が光１４
〜１６の出射側に突出しているので、レンチキュラレン
ズスクリーン２５の法線と視線との成す角度が大きい領
域（角度＝θ1 ）では、レンズ２５ｂの裾部から出射し
た光１４〜１６はブラックストライプ２６にけられて見
ることができない。
ンズ２５ｂよりもブラックストライプ２６の方が光１４
〜１６の出射側に突出しているので、レンチキュラレン
ズスクリーン２５の法線と視線との成す角度が大きい領
域（角度＝θ1 ）では、レンズ２５ｂの裾部から出射し
た光１４〜１６はブラックストライプ２６にけられて見
ることができない。
【０００９】このため、スクリーンの全面に同じ色の画
像を表示していても、スクリーンを見る角度によって画
像の色が変化するという現象であるカラーシフト及びカ
ラーシェーディングが発生する。従って、図３〜５に示
した一従来例では、高品質の画像を表示することができ
なかった。
像を表示していても、スクリーンを見る角度によって画
像の色が変化するという現象であるカラーシフト及びカ
ラーシェーディングが発生する。従って、図３〜５に示
した一従来例では、高品質の画像を表示することができ
なかった。
【００１０】
【課題を解決するための手段】請求項１の背面投射表示
装置用スクリーンは、光１４〜１６の出射面側のレンズ
２５ｂの少なくとも頂部が黒色面２６よりも前記光１４
〜１６の出射側に突出しているレンチキュラレンズスク
リーン２５を具備している。
装置用スクリーンは、光１４〜１６の出射面側のレンズ
２５ｂの少なくとも頂部が黒色面２６よりも前記光１４
〜１６の出射側に突出しているレンチキュラレンズスク
リーン２５を具備している。
【００１１】
【作用】本発明による背面投射表示装置用スクリーンで
は、レンチキュラレンズスクリーン２５における光１４
〜１６の出射面側のレンズ２５ｂの少なくとも頂部が黒
色面２６よりも光１４〜１６の出射側に突出しているの
で、スクリーンを斜めから見た場合でも、レンズ２５ｂ
から出射する光１４〜１６に対する黒色面２６によるけ
られが少ない。
は、レンチキュラレンズスクリーン２５における光１４
〜１６の出射面側のレンズ２５ｂの少なくとも頂部が黒
色面２６よりも光１４〜１６の出射側に突出しているの
で、スクリーンを斜めから見た場合でも、レンズ２５ｂ
から出射する光１４〜１６に対する黒色面２６によるけ
られが少ない。
【００１２】
【実施例】以下、３管式背面投射表示装置用スクリーン
に適用した本発明の第１及び第２実施例を、図１、２を
参照しながら説明する。なお、図３〜５に示した一従来
例と対応する構成部分には、同一の符号を付してある。
に適用した本発明の第１及び第２実施例を、図１、２を
参照しながら説明する。なお、図３〜５に示した一従来
例と対応する構成部分には、同一の符号を付してある。
【００１３】図１が、第１実施例におけるレンチキュラ
レンズスクリーン２５を示しており、上述の一従来例に
おける図５に対応している。この第１実施例は、レンチ
キュラレンズスクリーン２５の出射面側におけるレンズ
２５ｂの全体がブラックストライプ２６よりも光の出射
側に突出していることを除いて、上述の一従来例と実質
的に同様の構成を有している。
レンズスクリーン２５を示しており、上述の一従来例に
おける図５に対応している。この第１実施例は、レンチ
キュラレンズスクリーン２５の出射面側におけるレンズ
２５ｂの全体がブラックストライプ２６よりも光の出射
側に突出していることを除いて、上述の一従来例と実質
的に同様の構成を有している。
【００１４】なお、この第１実施例のレンチキュラレン
ズスクリーン２５では、光の入射面側におけるレンズ２
５ａのピッチが０．７８ｍｍであり、光の出射面側にお
けるレンズ２５ｂの幅が０．３５〜０．４５ｍｍであ
る。
ズスクリーン２５では、光の入射面側におけるレンズ２
５ａのピッチが０．７８ｍｍであり、光の出射面側にお
けるレンズ２５ｂの幅が０．３５〜０．４５ｍｍであ
る。
【００１５】以上の様な第１実施例では、図１からも明
らかな様に、スクリーンを斜めから見た場合でも、レン
チキュラレンズスクリーン２５の法線と視線との成す角
度が小さい領域（角度＝θ2 ）のみならず、角度が大き
い領域（角度＝θ1 ）でも、レンズ２５ｂから出射した
光をブラックストライプ２６にけられることなく見るこ
とができる。このため、この第１実施例では、カラーシ
フト及びカラーシェーディングが少なくて、高品質の画
像を表示することができる。
らかな様に、スクリーンを斜めから見た場合でも、レン
チキュラレンズスクリーン２５の法線と視線との成す角
度が小さい領域（角度＝θ2 ）のみならず、角度が大き
い領域（角度＝θ1 ）でも、レンズ２５ｂから出射した
光をブラックストライプ２６にけられることなく見るこ
とができる。このため、この第１実施例では、カラーシ
フト及びカラーシェーディングが少なくて、高品質の画
像を表示することができる。
【００１６】図２が、第２実施例におけるレンチキュラ
レンズスクリーン２５を示しており、上述の第１実施例
における図１に対応している。この第２実施例は、レン
チキュラレンズスクリーン２５の出射面側におけるレン
ズ２５ｂの裾部がブラックストライプ２６よりも光の入
射側に位置しているが、レンズ２５ｂの頂部はブラック
ストライプ２６よりも光の出射側に突出していることを
除いて、上述の第１実施例と実質的に同様の構成を有し
ている。
レンズスクリーン２５を示しており、上述の第１実施例
における図１に対応している。この第２実施例は、レン
チキュラレンズスクリーン２５の出射面側におけるレン
ズ２５ｂの裾部がブラックストライプ２６よりも光の入
射側に位置しているが、レンズ２５ｂの頂部はブラック
ストライプ２６よりも光の出射側に突出していることを
除いて、上述の第１実施例と実質的に同様の構成を有し
ている。
【００１７】この様な第２実施例では、図２からも明ら
かな様に、スクリーンを斜めから見た場合、既述の一従
来例よりはブラックストライプ２６にけられる光が少な
いので、この一従来例よりはカラーシフト及びカラーシ
ェーディングが少なくて、高品質の画像を表示すること
ができる。
かな様に、スクリーンを斜めから見た場合、既述の一従
来例よりはブラックストライプ２６にけられる光が少な
いので、この一従来例よりはカラーシフト及びカラーシ
ェーディングが少なくて、高品質の画像を表示すること
ができる。
【００１８】
【発明の効果】本発明による背面投射表示装置用スクリ
ーンでは、スクリーンを斜めから見た場合でも、レンズ
から出射する光に対する黒色面によるけられが少ないの
で、カラーシフト及びカラーシェーディングが少なく
て、高品質の画像を表示することができる。
ーンでは、スクリーンを斜めから見た場合でも、レンズ
から出射する光に対する黒色面によるけられが少ないの
で、カラーシフト及びカラーシェーディングが少なく
て、高品質の画像を表示することができる。
【図１】本発明の第１実施例の側面図である。
【図２】第２実施例の側面図である。
【図３】本発明の一従来例を用いた背面投射表示装置の
模式的な側面図である。
模式的な側面図である。
【図４】一従来例の要部の拡大側面図である。
【図５】一従来例の課題を説明するための側面図であ
る。
る。
１４ 光 １５ 光 １６ 光 ２５ レンチキュラレンズスクリーン ２５ｂ レンズ ２６ ブラックストライプ
Claims (1)
- 【請求項１】 光の出射面側のレンズの少なくとも頂部
が黒色面よりも前記光の出射側に突出しているレンチキ
ュラレンズスクリーンを具備する背面投射表示装置用ス
クリーン。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4359600A JPH06202231A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 背面投射表示装置用スクリーン |
| US08/170,907 US5448401A (en) | 1992-12-25 | 1993-12-21 | Screen of projection display |
| KR1019930029379A KR940017821A (ko) | 1992-12-25 | 1993-12-23 | 프로젝션 텔레비젼용 스크린 |
| EP97202906A EP0822723A3 (en) | 1992-12-25 | 1993-12-24 | Screen of Projection Display |
| DE69319411T DE69319411T2 (de) | 1992-12-25 | 1993-12-24 | Bildschirm für Projektionsanzeigevorrichtung |
| EP93403168A EP0604325B1 (en) | 1992-12-25 | 1993-12-24 | Screen of projection display |
| US08/468,070 US5615045A (en) | 1992-12-25 | 1995-06-06 | Screen of projection display |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4359600A JPH06202231A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 背面投射表示装置用スクリーン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06202231A true JPH06202231A (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=18465334
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4359600A Pending JPH06202231A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 背面投射表示装置用スクリーン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06202231A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7233439B2 (en) | 2003-09-08 | 2007-06-19 | Seiko Epson Corporation | Screen member for a transmission screen, a transmission screen and a rear projection |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP4359600A patent/JPH06202231A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7233439B2 (en) | 2003-09-08 | 2007-06-19 | Seiko Epson Corporation | Screen member for a transmission screen, a transmission screen and a rear projection |
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