JPH0271240A - 液晶プロジェクタ - Google Patents

液晶プロジェクタ

Info

Publication number
JPH0271240A
JPH0271240A JP63222234A JP22223488A JPH0271240A JP H0271240 A JPH0271240 A JP H0271240A JP 63222234 A JP63222234 A JP 63222234A JP 22223488 A JP22223488 A JP 22223488A JP H0271240 A JPH0271240 A JP H0271240A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
light
screen
crystal panel
light source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63222234A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyohei Fukuda
京平 福田
Makoto Kobashi
誠 小橋
Hiroshi Jitsukata
実方 寛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP63222234A priority Critical patent/JPH0271240A/ja
Publication of JPH0271240A publication Critical patent/JPH0271240A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Projection Apparatus (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液晶パネルにて表示される像を拡大して、大
画面を得る液晶プロジェクタに関するものである。
〔従来の技術〕
従来の液晶プロジェクタとしては、例えば、特開昭62
−159120号公報に記載されている様な構成が知ら
れている。
その構成を第2図に示す。
第2図において、液晶パネル3の背後に点光源(以下、
単に光源と呼ぶ。)1.集光レンズ2が、また液晶パネ
ル3の前面には投写レンズ4が、それぞれ設けられてい
る。光源1からの光は、集光レンズ2により集光され、
液晶パネル3に照射される。液晶パネル3を通過した光
は、投写レンズ4に入射する。投写レンズ4は、液晶パ
ネル3上の像の拡大投影像を反射型のスクリーン5上に
結像させる。そして、観視者は、そのスクリーン5の反
射光を観視する。本構成により、小さな画面の液晶パネ
ルを用いて大画面の表示像を得ることができる。
以上の様な、特開昭62−159120号公報に記載の
既提案例においては以下に示す様な問題があった。
(1)投写レンズ4が必要であり、構成が複雑となる。
(2)反射型のスクリーン5での反射光を観視する構成
であるので、観視時に、同時に外光も反射されると、得
られる大画面はコントラストの悪い画面となる。
(3)投写レンズ4から反射型のスクリーン5までの投
写距離が長いため、投写時にはかなりのスペースを必要
とする。例えば、40インチ(以下、インチを″と表す
。)の表示画面サイズを確保するためには、1〜2mの
投写距離が必要である。従って、セット全体の奥行きが
長くなり、大型になってしまう。
そこで、上記した(IL(2)の問題点を解決した液晶
プロジェクタとして、例えば、特開昭61−13828
8号公報に記載されているものなどがある。
その構成を第3図に示す。この装置は、第3図に示す様
に、光源1からの光を液晶パネル3に照射し、その拡大
像を透過型の拡散用スクリーン(以下、単にスクリーン
と呼ぶこともある。)6上に結像させる構成になってい
る。
この構成では、投写レンズが不要であり、かつ液晶パネ
ル3よりも大きなサイズの画面が得られる。しかも、透
過形の拡散用スクリーン6を用いることによって、外光
反射を低減し、ハイコントラストを実現することができ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、上記した特開昭61−138288号公
報に記載の既提案例においては、構成は単純であるが、
液晶パネル3のサイズに対する表示像の拡大率を大きく
とろうとすると、光源1が成る大きさを持っているため
、どうしても像がぼけるという問題があった。特に、ド
ツト数(画素数)の多い、きめの細かい液晶パネルを用
いたときには、この像がぼけるという問題は致命的な問
題である。
また、この既提案例では、カラー画像を得るために、液
晶パネル3にカラーフィルタを配しているが、液晶パネ
ル3の光の透過率はそのカラーフィルタによって低減さ
れるため、スクリーン6上に得られる大画面の輝度は低
く抑えられてしまうという問題もあった。
更にまた、この既提案例では、セット全体のコンパクト
化についてはあまり配慮されていなかった。
なお、セット全体をコンパクト化した従来例として、例
えば、第4図に示す様に、投写レンズ8とスクリーン6
との間に光路折返しミラー9を設けて、セット全体をコ
ンパクトにしたプロジェクタが知られているが、しかし
、このプロジェクタは投写管7を用いたプロジェクタで
あり、液晶パネルを用いた液晶プロジェクタではない。
従って、本発明の目的は、上記した従来技術の問題点を
解決し、像がぼけることなく大画面の表示を行うことが
でき、また、セット全体の奥行きを短くしてコンパクト
にすることができ、更にまた、得られる大画面の輝度を
向上させることができる液晶プロジェクタを提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では、上記した目的のうち、像がぼけることなく
大画面の表示を行い得るようにするために、光源と、液
晶パネルと、光を拡散するためのスクリーンと、から成
り、前記光源からの光を前記液晶パネルに照射し、該液
晶パネルにて得られる像を前記スクリーン上に拡大投写
して結像させる液晶プロジェクタにおいて、前記光源の
大きさを、前記液晶パネルの各画素のピッチ以下の大き
さにするか、或いは、前記スクリーンを、光透過形スク
リーンで構成し、前記液晶パネルから該スクリーンに入
射される光のうち、該スクリーン」二に結像する像のフ
ォーカスを劣化させる不要光が、該スクリーンの液晶パ
ネル側とは反対側に出射しないように、前記不要光を遮
断する遮断手段を前記スクリーンに設けるようにした。
また、本発明では、上記した目的のうち、セット全体の
奥行きを短くしてコンパクトにするために、前記液晶パ
ネルから出射された光を反射して前記スクリーンに入射
させるミラーを設けて、前記液晶パネルから前記スクリ
ーンに至る光路を折り曲げるようにした。
更にまた、本発明では、上記した目的のうち、得られる
大画面の輝度を向上させるために、白色光を発する点光
源と、該点光源からの光を平行光にして出射する凸レン
ズと、該凸レンズからの平行光を異なる3色の光に分離
して出射するグイクロイックミラーと、分離された3色
の光をそれぞれ集束または発散させる3組のレンズと、
3枚の液晶パネルと、光を拡散するためのスクリーンと
、で液晶プロジェクタを構成し、3組の前記レンズから
の3色の光を各々異なる液晶パネルに照射し、各液晶パ
ネルにて得られる像を前記スクリーン上にそれぞれ拡大
投写し、合成して結像させるようにした。
〔作用] 光源と、液晶パネルと、光を拡散するためのスクリーン
と、で構成される液晶プロジェクタにおいて、光源から
の光は、まず液晶パネルに照射される。その後、光は直
進しスクリーンに到達する。
このとき、スクリーン」−には液晶パネルにて得られる
像が拡大投写して結像されるが、一般には、光源が成る
大きさを持つために、この液晶パネルによる拡大像は、
本来の液晶パネル上の像よりもぼけてしまう。
以下、このことについて第5図及び第6図を用いて説明
する。
第5図は液晶プロジェクタにおいて光源が成る大きさを
持つために液晶パネルの成る画素を介した光が広がる様
子を示した説明図、第6図は液晶G プロジェクタにおいて液晶パネルを介した光の広がりに
より像がぼける様子を示した説明図、である。
第5図に示すように、光源1の大きさをdy光源1と液
晶パネル3との距離を!、液晶パネル3からスクリーン
6までの距離をLとしたとき、液晶パネル3の成る画素
を介した光のスクリーン6上での広がり量aは、 で与えられる。
即ち、第6図に示す様に、大きさdを有する光源1から
出射した光は、液晶パネル3上のある画素Nを通過し、
スクリーン6上で、 隣の画素N+1を通過した光も、同様にスクリーン6上
で幅aの光束となる。
従って、この時、2つの光束の間には、互いの重なり合
う部分10ができる。スクリーン6上でこの光束の重な
り合いが、フォーカスを劣化させ拡大像をぼけさせる原
因となっている。
ここで、液晶パネル3の各画素のピッチをpとしたとき
、液晶パネル3の各画素を介した光のスクリーン6上で
のピッチpoは、 で与えられる。
従って、拡大像のぼけ量を実質上、問題とならないレベ
ルとするためには、a≦po、即ち、(1)I(2)式
より、d≦pとすればよいことが判る。
そこで、本発明では、光源1の大きさdを、液晶パネル
3の各画素のピッチル以下の大きさにするようにした。
しかし、alpの時には、拡大像がぼけると言う問題は
、依然解決されないことになる。そこで、この場合には
、d>pでない限り、以下に述べる原理にて、これを解
決するようにする。
即ち、第6図に示した如く、互いの光束の重なり合う部
分(オーバラップ部)は、フォーカスを劣化させる働き
をするのみであり、不要な光である。従って、液晶パネ
ル3上の画素Nを通過した光の内、このオーバラップ部
10を解消することにより、フォーカスの劣化を防ぐこ
とができる。
そのために、本発明では、スクリーン6の構造を第7図
に示す如くにした。
第7図において、(a)は平面図、(b)はAA′方間
断面図である。スクリーン6は透明板であり、透過光を
観視する構造となっている。液晶パネル側の面には、液
晶パネル上の各画素に対応して多くの凸レンズ11がマ
トリクス状に並べられており、レンズアレイ20を構成
している。
また、反対側の面には、それぞれの凸レンズ11に対応
して、光通過部12と光遮蔽部13とが交互に設けられ
ている。
第8図を用いて、第7図のスクリーンの作用を詳しく述
べる。
第8図は、第7図のスクリーンの一部を拡大したもので
ある。
レンズアレイ20を有する光透過板の厚みをt各凸レン
ズ11の中心軸からの距離をrとし、第5図で示した如
く光源1と液晶パネル3の間隔を!、液晶パネルとスク
リーン6の間隔をLとすると、光通過部12の中心と対
応する凸レンズ11の中心とは、次式で示される量りだ
け偏心している。
このような構成にすると、液晶パネル上の画素Nを通過
した光のうち、必要な光、即ち第8図に示す光Bは凸レ
ンズ11によって絞られ、その後、スクリーン6の反対
側に設けられた光通過部12を透過し、観視方向に向か
う。しかし、不要な光Aは、スクリーン6上の前述した
凸レンズの隣の凸レンズを通過する。しかし、この光A
は、光遮蔽部13でさえぎられ、観視方向には進まない
また、本発明では、液晶パネルから出射された光を反射
してスクリーンに入射させるミラーを設けるようにした
。このミラーによって、液晶パネルからスクリーンに至
る光路を折り曲げることにより、セット全体の奥行きを
短くでき、セット全体をコンパクトにできる。また、こ
のミラーを曲面とすることによって、更に、コンパクト
にすることができる。
更にまた、本発明では、液晶プロジェクタを、白色光を
発する点光源と、該点光源からの光を平行光にして出射
する凸レンズと、該凸レンズからの平行光を異なる3色
の光に分離して出射するグイクロイックミラーと、分離
された3色の光をそれぞれ集束または発散させる3組の
レンズと、3枚の液晶パネルと、光を拡散するためのス
クリーンと、で構成して、3組の前記レンズからの3色
の光を各々異なる液晶パネルに照射し、各液晶パネルに
て得られる像を前記スクリーン上にそれぞれ拡大投写し
、合成して結像させるようにした。
この様に構成することにより、液晶パネルにカラーフィ
ルタを配することなく、カラー画像の表示を行うことが
できる。従って、液晶パネルの光の透過率は低減される
ことがなく、そのため、スクリーン上に得られる大画面
の輝度を向上させることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて順次説明をする。
第1図(a)は本発明の一実施例を示す構成図である。
第1図(a)において、光源1は、70Wのキセノンラ
ンプを用いている。この光a1の大きさは約0.2 X
 O,6m mである。
また、液晶パネル3としては、第1図(b)に示すカラ
ーフィルタ配置をしている対角5″の液晶パネルを用い
ている。この液晶パネル3の画素数は縦240.横48
0である。したがって、各画素の大きさは、MO,3m
m、横0.2 m mである。
緑色のフィルタについて、ピンチをみると、縦0゜6m
m、横0.6mmとなっている。したがって、光#t1
の大きさよりも画素ピンチの方が粗い。
スクリーン6は、光源1とスクリーン6との間隔が光源
1と液晶パネル3との間隔の6倍になるような、位置に
配置する。この結果、スクリーン6上には、6倍の拡大
像が得られる。
本実施例においては、スクリーン6上でのフォーカス劣
化は殆んど認められなかった。
また、上記と同一光源で、液晶パネル3として、5″サ
イズで、上記と同じカラーフィルタ配置を有し、縦48
0X640画素の液晶パネルを用いて投写した。このと
きの液晶パネル3上での緑色のフィルタのピッチは、縦
方向0.3mm、横方向0.48mmとなっている。
この場合もスクリーン6上の像のフォーカス劣化は余り
認められなかった。
この理由は以下の通りである。実際の光源1の発光部は
、成る輝度分布を持っており、上記の0゜2 X 0.
6 m mという光源1の大きさは、かなり低輝度の領
域まで含めたものである。したがって、輝度がピーク輝
度の半分になる領域までを光源1の有効な大きさと考え
ると、0.2 X 0.6 m mよりも小さくなる。
以上の理由により、上記480X640の画素数を有す
る液晶パネル3を用いて、投写しても殆んどフォーカス
劣化が認められなかったと考えられる。
第9図は本発明の他の実施例を示す構成図である。第9
図において、第1図(a)と同一の部品には、同一番号
を付しである。その他、14は凹面鏡である。
第9図の実施例では、光ti、1の液晶パネル3と反対
側には、光の集光率を向上するために凹面鏡14が配置
されている。
第10図は本発明の別の実施例を示す構成図である。第
10図において、第9図と同一の部品には、同一番号を
付しである。
本実施例では、液晶パネル3が手動、電動あるいはその
他の手段により、中心軸方向、あるいはそれと垂直な断
面内で可動できる構造となっている。
したがって、液晶パネル3上の任意の一部を拡大するこ
とが可能である。例えば、液晶パネル3を3′の位置に
動かずことによって、Cの部分をスクリーン−杯に拡大
することができる。
第11図は本発明のさらに他の実施例を示す構成図であ
る。
本実施例では、第1図(a)の実施例に比べて、集光用
のフレネルレンズ21が配置されている点に特徴がある
。フレネルレンズ21の焦点に光源1が位置している。
フレネルレンズ21を通過した光は、フレネルレンズ2
1の中心軸と平行となる。
この様な構成にすることによって、スクリーン6への光
の入射を、スクリーン6とほぼ垂直にすることができ、
画面の隅々まで光の輝度分布を均一にできるという長所
がある。なお、本実施例では、厳密に光源1をフレネル
レンズ21の焦点に配置しなくても十分な効果を得るこ
とができる。
第12図は本発明のさらに別の実施例を示す構成図であ
る。第12図において、第1図(a)と同一の部品には
同一番号を付しである。その他、17は縮小レンズ、1
8はスリット板、である。
本実施例では、対角5″の液晶パネル3による像を拡大
して、対角ioo”のスクリーン6に投写像を得る構成
になっている。この場合には、スクリーンサイズが大き
いため、輝度の明るい光源が必要となる。
本実施例では、光源1として100OWのキセノンラン
プを用いている。光源1のアーク寸法は4.3X2.0
mmである。
第12図の光源1における電極間のアーク部の輝度分布
を第13図に示す。
第13図において、」−の電極15と−の電極16との
間でアークをおこしている。各数字は輝度の相対値を示
している。輝度の特に高い領域はこのアーク部寸法の半
分以下であることが判る。
第12図に示した構成では、光源1としてのキセノンラ
ンプの発光部を縮小レンズ17により、0点に結像させ
ている。この縮小レンズ17は倍率M(M<1)の縮小
倍率系で用いる。したかって、光源1における大きさ2
.0 X 4.3 m mの発光部は、0点では、2.
 OM X 4.3 Mの大きさの像となる。本実施例
では、M−□としているので、したがって、発光部の像
として約0.7X1.5mmの像が得られる。
また、位置Pには、0.3 X O,5m mの穴があ
けられたスリット板18が配置されている。したがって
、光源1の発光部の像のうち、0.3 X 0.5 m
mの領域の像のみが通過する。この際、スリット板18
により遮蔽される光束は、前述したように、元々の輝度
分布の低い領域からの光であり、そのため、エネルギー
損失はそれ程大きくない。むしろ、光源を見かけ上小さ
くできるというメリットの方が大きい。
本実施例では、液晶パネル3は、前述した様に対角5″
であり、画素数は640X480である。
したがって、この液晶パネル3上での緑色のフィルタの
ピッチは前述した如<0.3mmX0.48mmであり
、はぼ光源1の発光部の像の大きさと同じとなる。した
がって、スクリーン6上で得られる像のフォーカス劣化
は殆んど認められない。
なお、本実施例では、縮小レンズ17 スリット板18
の両方を用いた構造で説明したが、どちらか一方でも良
い。
第14図は本発明の他の実施例を示す構成図である。
本実施例では、光源1と液晶パネル3との間に、凹レン
ズ19が配置されており、光源1の大きさを見かけ上小
さくする働きをする。
第15図(a)は本発明の別の実施例を示す構成図であ
る。
本実施例では、スクリーン6に特殊な工夫をしている。
即ち、スクリーン6は、主として透明材から成る光透過
板で構成されており、その液晶パネル側の面には、第1
5図(b)に示すように、液晶パネル3の画素数と同じ
数の凸レンズ11が2次元にマトリクス状に配置されて
、レンズアレイ20が構成されている。また、スクリー
ン6の観視側(液晶パネル側とは反対方向)の面は、第
15図(C)に示すように、やはり液晶パネル3の画素
数と同し数だけの領域に分けられ、各微小領域は、光通
過部12と光遮蔽部13から構成されている。
なお、各凸レンズ11の中心軸からの距離をr光透過板
の厚みをも、光源1からスクリーン6までの距離をbと
したとき、光通過部12の中心と対応する凸レンズ11
の中心とは□・t だけ偏心している。
そこで先ず、液晶パネル3の画素Nを通過した光は、レ
ンズアレイ20としてマトリクス状に配置された複数の
凸レンズ11の内、凸レンズNあるいはその近傍に到達
する。そして、凸レンズNを通過した光は、スクリーン
6の観視側の面に設けられた各微小領域の内、微小領域
Nに達するが、凸レンズNにより絞られるため、微小頭
域Nの光通過部12より透過する。
液晶バネ°ル3の画素Nを通過した光の内、凸レンズN
以外、例えば、近接する凸レンズN′に到達した光は、
その凸レンズN′によって絞られるが、観視側の面では
、光遮蔽部22によってさえぎられ、観視側には出て来
ない。
したがって、液晶パネル3の画素Nを通過した光は、必
ずスクリーン6上の対応する微小領域Nを通過すること
になり、光源1が成る大きさを持つことによるフォーカ
ス劣化を防止することができる。
第16図は本発明のさらに他の実施例を示す構成図であ
る。
本実施例では、第15図(a)の構成に比べて、集光用
のフレネルレンズ21が配置されている点に特徴がある
。フレネルレンズ21の焦点に光源1が位置している。
したがって、フレネルレンズ21を通過した光は、フレ
ネルレンズ21の中心軸と平行となる。この様な構成に
することによって、スクリーン6への光の入射を、スク
リーン6とほぼ垂直にすることができ、画面の隅々まで
光の輝度分布を均一できるという長所がある。
しかしながら、光源1は成る大きさを持つため、フレネ
ルレンズ21の中心軸と平行でない光線もある。そこで
、本実施例では、この芥子行光を、スクリーン6によっ
てカットする。
このスクリーン6の構成は、第15図(a)に示すもの
と同し形状であり、第15図(b)に示した如く液晶パ
ネル側の面にはマトリクス状に凸レンズ11が配置され
、レンズアレイ20を構成しており、また、第15図(
C)に示した如く、観視側の面にはスリット群(光通過
部12と光道両部13とから成る。)が、やはりマトリ
クス状に配置されている。そして、各凸レンズ11の焦
点に光通過部12の中心が来るようになっている。
この様な構成とすることによってレンズアレイ20を通
過する平行光は、それぞれ−点に絞られスリット群を通
過する。しかし、非平行光は光遮蔽部13でカットされ
る。したがって、実質的に光源の大きさは、非常に小さ
くなり、液晶パネル3にて得られる像を拡大投写したと
きの、フォーカス劣化を大幅に低減できる。
また、本実施例では、レンズアレイ20の各凸レンズ1
1と液晶パネル3の各画素とを1対1に対応させる必要
がなく、製作精度が大幅に緩和される。
さて、以上説明した様に、以上の各実施例においては、
スクリーン上におけるフォーカスの劣化を防止して、像
がぼけることなく大画面の表示を行うことができる。そ
こで、次に、主として、セット全体の奥行きを短くして
コンパクトにすることができる本発明の実施例について
説明する。
第17図は本発明のさらに別の実施例を示す構成図であ
る。
本実施例では、液晶パネル3と拡散用スクリーン6との
間に凹レンズ22が配置されている。これにより、液晶
パネル3とスクリーン6との間隔を短かくでき、セット
全体の奥行きを短くすることができる。
第18図は本発明の他の実施例を示す構成図である。
本実施例では液晶パネル3と拡散用スクリーン6との間
にミラー23を設けて、液晶パネル3からスクリーン6
に至る光路を折り曲げることにより、セント全体の奥行
きを短くしている。即ち、例えば、拡散用スクリーン6
の対角が30“、液晶パネル3の対角が5″のときには
、セット全体の奥行きを25cmにすることができる。
第19図は本発明の別の実施例を示す構成図である。
本実施例は液晶パネル3と拡散用スクリーン6との間に
ミラー24が配置されている点では、第18図の実施例
と同じであるが、このミラー24の形状が曲面となって
いる点に特徴がある。この様な構成とすることによって
、セット全体の奥行きを一層短くすることができる。な
お、ミラー24は第19図ではわからないが、紙面に垂
直な方向にも湾曲している。
また、本実施例の場合、ミラー24の曲面形状により、
スクリーン6の下部で画像が歪むことがある。そのため
、液晶パネル3は成る角度を持って傾けることが望まし
い。
第20図は本発明のさらに他の実施例を示す構成図であ
る。
本実施例は、液晶パネル3と拡散用スクリーン6との間
にミラー23が配置されている点では、第18図の実施
例と同じであるが、光源1と液晶パネル3とスクリーン
6の各配置が以下のようになっている点に特徴がある。
即ち、本実施例において、液晶パネル3がらスクリーン
6に至る光路がミラー23によって折り曲げられない場
合の構成は、第21図に示す如くになっており、光源1
からの光が液晶パネル3に対し下方より照射され、液晶
パネル3の中心軸と拡散用スクリーン6の中心軸とが一
致しないように構成されている。
したがって、第21図に示す様な構成において液晶パネ
ル3からスクリーン6に至る光路をミラー23によって
折り曲げると、第20図に示す如く、セット全体の奥行
きを第18図の実施例と比較してさらに一層短くするこ
とができる。例えば、拡散用スクリーン6の対角が30
”、液晶パネル3の対角が5″のときには、セット全体
の奥行きを約14cmにすることができる。
以上説明した様に、第17図以降の各実施例においては
、セット全体の奥行きを短くしてコンパクトにすること
ができる。さて、次に、以上説明した各実施例の応用例
として、セット全体の奥行きは上記した各実施例と同じ
ままでありながら、画面のサイズを大きくすることので
きる本発明の実施例について説明する。
第22図は本発明のさらに別の実施例を示す構成図であ
る。
本実施例は、第1図(a)の実施例の構成を縦方向に並
置して構成される。即ち、2個の光源1と2枚の液晶パ
ネル3とを用い、それぞれの液晶パネル3にて得られる
像を拡散用スクリーン6上に拡大投写して、つなぎ合わ
せて大画面を得ている。
したがって、本実施例によれば、セットの全体の奥行き
は第1図(a)の実施例と同じ長さでありながら、2倍
の大画面を得ることができる。
同様にして、N個の光源1.N枚の液晶パネル3を用い
ることによって、セット全体の奥行きを変えないで、N
倍の大きさの画面を実現できる。
また、本実施例では、スクリーン6上のラスターの形状
は、光学系の幾何学的配置のみによって決まるため、従
来より知られている投写レンズを用いてスクリーン6上
に画面を合成する方式と異なり、各画面を合成すること
が容易である。
また、各画面のつなぎ合わせの調整は、各液晶パネル3
、あるは各光源1の位置の調整を行なうことにより容易
に行なうことができる。
また、本実施例の場合、拡大率が大きくとれるので、逆
に各液晶パネル間の寸法にも余裕がある。
したがって、液晶パネル3として周辺回路の大きな液晶
パネルを用いても、十分に画面合成を行うことが可能で
ある。
例えば、5″ザイスの液晶パネル3にて得られる像を6
倍に拡大し、30″の表示像が得られる光学系を、縦方
向に4組、横方向に4組、すなわち16組配置すると、
合成画面としては、対角寸法120″を実現できる。各
光学系の半画角を45°とすると、セット全体の奥行き
を約40cmにできる。また、この時、各液晶パネル3
の画素数を480X640とすると、スクリーン6上の
全体の画素数は、(480x4)x (640x4)と
なり、映画並みの非常に高精細な画面を実現できる。
第23図は本発明の他の実施例を示す構成図である。
本実施例は、第11図の実施例の構成を縦方向に並置し
て構成される。即ち、言い換えれば、第22図の実施例
において、スクリーン6の手前に各光学系毎に中心軸の
異なるフレネルレンズ21を配置したものである。
したがって、本実施例によれば、画面上で均一な輝度分
布を実現することができる。
第24図は本発明の別の実施例を示す構成図である。
本実施例は、第18図の実施例の構成を縦方向に並置し
て構成したもので、その特徴は、第22図の実施例と異
なって、液晶パネル3は2枚用いているが光源1は1個
と簡略化している点にある。
本実施例において、光源1の上半分から出射した光は、
上方に設けられた液晶パネル3に照射される。この光は
、ミラー23で折り返しされ、スクリーン6上に到達す
る。また、光源1の下半分から出射した光は、下方に設
けられた液晶パネル3に照射される。この光は、その後
ミラー23で折り返され、スクリーン6上に到達する。
こうして、両者の画像をつなぎ合わせることによって、
−枚の液晶パネルで投写した場合に比べて、奥行きを短
くし、かつ少ない部品点数で2倍の大きさの画面を実現
することができる。
さて、本実施例は、第18図の実施例の構成を縦方向に
並置して構成したものであったが、第20回の実施例の
構成を並置して構成しても良い。
例えば、第20図の実施例の構成を縮方向と横方向とに
各2台ずつつなぎ合わせることによって、セット全体の
奥行き約14 cmのまま、対角60″のスクリーンサ
イズを実現できる。また逆に、スクリーンサイズを対角
30″としたとき、七ソト全体の奥行きを約7 c m
にすることもできる。また、各液晶パネル3の画素数が
640X480のとき、スクリーン6上での画素数は(
640X2)x(480x2)となり、非常に高精細の
画像を再現できる。
また、第19図の実施例(ミラーを曲面とした実施例)
の構成を並置して構成しても良い。この場合には、セン
ト全体の奥行きを一層短くすることができる。
第25図は本発明のさらに他の実施例を概略的に示した
斜視図である。
本実施例は、第1図(a)の実施例の構成、即ち、光源
1.液晶パネル3.スクリーン6から成る光学系(第2
5図では直方体として描いである。)を縦方向と横方向
とに各3台ずつ並置して、計9台にて構成される。
本実施例の特徴は、各光学系は分離可能な形となってい
る。
したがって、移動、運搬時は互い分解して運ぶことがで
きる。また、各光学系の各スクリーンには独立した画像
を表示することも可能であり、9台のテレビとして使う
ことができる。
以上説明した様に、第22図以降の各実施例においては
、セット全体の奥行きは前述した各実施例と同じままで
ありながら、画面のサイズを大きくすることができる。
さて、次に、得られる大画面の輝度を向上させることの
できる本発明の実施例について説明する。
第26図は本発明のさらに別の実施例を示す構成図であ
る。
第26図において、■は白色光を発する光源、3は液晶
パネル、6はスクリーン、25はコンデンサレンズ、2
6は赤色光を反射、緑色光と青色光を透過するダイクロ
イックミラー、27は緑色光を反射、青色光を透過する
ダイクロイックミラー2日は通常のミラー、29はコン
デンサレンズ、である。
光源1からの白色光はコンデンサレンズ25により平行
光となる。その後、この光はグイクロイックミラー26
.27により3色の光に分離される。この各色に分離さ
れたそれぞれの平行光は、コンデンサレンズ29によっ
て一点に絞られる。
その後、各党はそれぞれの液晶パネル3を通過し、スク
リーン6上に到達して合成される。
本実施例では、液晶パネル3に配されるカラーフィルタ
が不要となるため、液晶パネル3の透過率が向上し、ス
クリーン6上の輝度を大幅に改善することができる。
また、本実施例では、液晶パネル3からスクリ−ン6ま
での距離が変化したときには、上記した3色の画面がず
れる。しかし、液晶パネル3.あるいはコンデンサレン
ズ9の相対間隔を変えることによって容易に調整できる
。例えば、液晶パネル3とスクリーン6の間隔が短かく
なったときには、液晶パネル3の相対間隔を狭めるか、
あるいは、コンデンサレンズ29の相対間隔を広げれば
よい。
また、本実施例において、スクリーン6の手前にフレネ
ルレンズを配置した場合には、今までの実施例で述べた
のと同じ理由により、画面上における輝度の均一性の向
上を実現できる。
また、本実施例において、スクリーン6として、第15
図(a)に示した構成のスクリーンを用いることによっ
て、品質を向上させることもできる。
この場合、スリットの形状を、第26図の上下方向で長
く1紙面に垂直方向で短かくすることが望ましい。
第27図は本発明のさらにさらに別の実施例を示す構成
図である。
本実施例が、第26図の実施例と異なっているのは、液
晶パネル3と、グイクロイックミラー26.27、ある
いはミラー25との間に凹レンズ30が配置されている
点にある。凹レンズ30は入射される平行光に対して、
虚像を形成する働きをしている。この凹レンズ30を通
過した光は、その後、液晶パネル3に照射され、やはり
、第26図の実施例と同様、スクリーン6上で3色の合
成像を得る構成となっている。
本実施例は、第26図の実施例と比べて投写部を小形化
できる点に特徴がある。
以上説明した様に、第26図以降の各実施例においては
、得られる大画面の輝度を向上させることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、以下に述べる何れかの効果を得ること
ができる。
(1)スクリーン上のフォーカスの劣化を防止して像が
ぼけることなく大画面の表示を行うことができる。
4 】 (2)セット全体の奥行きを短くしてコンパクトにする
ことができる。例えば、120”の画面で奥行き40c
m、あるいは30″の画面で奥行き7cmが可能である
(3)得られる大画面の輝度を向上させることができる
(4)セット全体の奥行きを変えることなくより大きな
画面での表示を行うことができ、高精細な画像を得るこ
とができる。
(5)投写レンズが不要であり、構造が簡略化できる。
(6)各小画面に分解することが可能であり、運搬、移
動が非常に容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例を示す構成図、第1図
(b)は第1図(a)における液晶パネルのカラーフィ
ルタ配置を示す説明図、第2図及び第3図はそれぞれ従
来の液晶プロジェクタを示す構成図、第4図は従来の投
写管を用いたプロジェクタを示す構成図、第5図は液晶
プロジェクタにおいて光源が成る大きさを持つために液
晶パネルの成る画素を介した光が広がる様子を示した説
明図、第6図は液晶プロジェクタにおいて液晶パネルを
介した光の広がりにより像がぼける様子を示した説明図
、第7図(a)は本発明において用いられるスクリーン
を示す平面図、第7図(b)は第7図(a)のA−A’
方向断面図、第8図は第7図(b)の部分拡大図、第9
図乃至第12図はそれぞれ本発明の一実施例を示す構成
図、第13図は第12図の光源における電極間のアーク
部の輝度分布を示す説明図、第14図及び第15図(a
)はそれぞれ本発明の一実施例を示す構成図、第15図
(b)は第15図(a)におけるスクリーンの液晶パネ
ル側の面を示す平面図、第15図(C)は第15図(a
)におけるスクリーンの観視側の面を示す平面図、第1
6図乃至第20図はそれぞれ本発明の一実施例を示す構
成図、第21図は第20図において液晶パネルからスク
リーンに至る光路がミラーによって折り曲げられない場
合の構成を示す構成図、第22図乃至第24図はそれぞ
れ本発明の一実施例を示す構成図、第25図は本発明の
一実施例を概略的に示した斜視図、第26図及び第27
図はそれぞれ本発明の一実施例を示す構成図、である。 符号の説明 1・・・光源、3・・・液晶パネル、6・・・スクリー
ン、21・・・フレネルレンズ、23・・・ミラー薯1
図(α) 代理人 弁理士 並 木 昭 夫 薯 1 図(b) −〉℃ M Nつ rつ q〕 α〕

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光源と、液晶パネルと、光を拡散するためのスクリ
    ーンと、から成り、前記光源からの光を前記液晶パネル
    に照射し、該液晶パネルにて得られる像を前記スクリー
    ン上に拡大投写して結像させる液晶プロジェクタにおい
    て、 前記液晶パネルにおける複数の画素のうち、同一の色を
    表すための画素同士の間の水平方向のピッチをp_x、
    垂直方向のピッチをp_yとし、前記光源における前記
    液晶パネルのパネル面と平行な面内の輝度分布において
    、ピーク輝度の1/2以上の輝度になる領域の水平方向
    の長さをd_x、垂直方向の長さをd_yとした時、p
    _x≧d_x、p_y≧d_y なる関係を満足することを特徴とする液晶プロジェクタ
    。 2、有限の大きさを持つ光源と、該光源からの光を入射
    して、該光源の縮小像を得るレンズと、液晶パネルと、
    光を拡散するためのスクリーンと、から成り、前記レン
    ズにより得られた前記光源の縮小像からの光を前記液晶
    パネルに照射し、該液晶パネルにて得られる像を前記ス
    クリーン上に拡大投写して結像させることを特徴とする
    液晶プロジェクタ。 3、請求項2に記載の液晶プロジェクタにおいて、前記
    レンズにより得られる前記光源の縮小像は実像であるこ
    とを特徴とする液晶プロジェクタ。 4、請求項3に記載の液晶プロジェクタにおいて、前記
    レンズにより得られる前記光源の縮小像の近傍に、該縮
    小像を更に小さくさせるためのスリットを配置したこと
    を特徴とする液晶プロジェクタ。 5、請求項2に記載の液晶プロジェクタにおいて、前記
    レンズにより得られる前記光源の縮小像は虚像であるこ
    とを特徴とする液晶プロジェクタ。 6、光源と、液晶パネルと、光を拡散するためのスクリ
    ーンと、から成り、前記光源からの光を前記液晶パネル
    に照射し、該液晶パネルにて得られる像を前記スクリー
    ン上に拡大投写して結像させる液晶プロジェクタにおい
    て、 前記液晶パネルにおける複数の画素のうち、同一の色を
    表すための画素同士の間の水平方向のピッチをp_x、
    垂直方向のピッチをp_yとし、前記光源における前記
    液晶パネルのパネル面と平行な面内の輝度分布において
    、ピーク輝度の1/2以上の輝度になる領域の水平方向
    の長さをd_x、垂直方向の長さをd_yとした時、p
    _x>p_y、d_x>d_y或いは p_x<p_y、d_x<d_y なる関係を満足するように、前記光源及び液晶パネルを
    配置したことを特徴とする液晶プロジェクタ。 7、光源と、液晶パネルと、光を拡散するためのスクリ
    ーンと、から成り、前記光源からの光を前記液晶パネル
    に照射し、該液晶パネルにて得られる像を前記スクリー
    ン上に拡大投写して結像させる液晶プロジェクタにおい
    て、 前記スクリーンは、光透過形スクリーンから成り、前記
    液晶パネルから該スクリーンに入射される光のうち、該
    スクリーン上に結像する像のフォーカスを劣化させる不
    要光が、該スクリーンの液晶パネル側とは反対側に出射
    しないように、前記不要光を遮断する遮断手段を有する
    ことを特徴とする液晶プロジェクタ。 8、請求項7に記載の液晶プロジェクタにおいて、前記
    遮断手段は、前記スクリーンの液晶パネル側のスクリー
    ン面に沿って配される複数のレンズから成るレンズアレ
    イと、前記スクリーンの液晶パネル側とは反対側のスク
    リーン面に沿って、前記レンズアレイを構成する各レン
    ズとそれぞれ対応して配される複数のスリットと、で構
    成されることを特徴とする液晶プロジェクタ。 9、請求項8に記載の液晶プロジェクタにおいて、前記
    レンズアレイを構成する各レンズは、それぞれ、前記液
    晶パネルにおける各画素と一対一に対応することを特徴
    とする液晶プロジェクタ。 10、請求項7に記載の液晶プロジェクタにおいて、前
    記遮断手段は、前記スクリーンの液晶パネル側のスクリ
    ーン面に沿って配されるレンチキュラーレンズと、前記
    スクリーンの液晶パネル側とは反対側のスクリーン面に
    沿って配される光遮蔽部と光透過部とが交互にストライ
    プ状に並んだスリットと、で構成されることを特徴とす
    る液晶プロジェクタ。11、光源と、液晶パネルと、光
    を拡散するためのスクリーンと、から成り、前記光源か
    らの光を前記液晶パネルに照射し、該液晶パネルにて得
    られる像を前記スクリーン上に拡大投写して結像させる
    液晶プロジェクタにおいて、 前記液晶パネルから出射された光を反射して前記スクリ
    ーンに入射させるミラーを設けて、前記液晶パネルから
    前記スクリーンに至る光路を折り曲げるようにしたこと
    を特徴とする液晶プロジェクタ。 12、請求項11に記載の液晶プロジェクタにおいて、
    前記ミラーは、曲面を成すことを特徴とする液晶プロジ
    ェクタ。 13、請求項1、2、6、7又は11に記載の液晶プロ
    ジェクタから成る光学系を複数個、少なくとも各光学系
    のスクリーンが同一平面上に配されるよう、並置して構
    成され、各光学系により拡大投写して得られる複数の像
    を、同一平面上に配された前記スクリーン上につなぎ合
    わして結像させることを特徴とする液晶プロジェクタ。 14、請求項1、2、6、7、11又は13に記載の液
    晶プロジェクタにおいて、前記液晶パネルは、該液晶パ
    ネルのパネル面の法線方向及び/又は該液晶パネルのパ
    ネル面に平行な方向に移動可能としたことを特徴とする
    液晶プロジェクタ。 15、請求項1、2、6、7、11、13又は14に記
    載の液晶プロジェクタにおいて、前記液晶パネルから前
    記スクリーンに至る光路中に集光用のフレネルレンズを
    配置したことを特徴とする液晶プロジェクタ。 16、赤色光、緑色光、青色光をそれぞれ発する3つの
    点光源と、3枚の液晶パネルと、光を拡散するためのス
    クリーンと、から成り、各点光源からの光を各々異なる
    液晶パネルに照射し、各液晶パネルにて得られる像を前
    記スクリーン上にそれぞれ拡大投写し、合成して結像さ
    せることを特徴とする液晶プロジェクタ。 17、請求項16に記載の液晶プロジェクタにおいて、
    3つの前記点光源の代わりに、白色光を発する点光源か
    らの光を赤色光、緑色光、青色光にそれぞれ分離して出
    射する手段を設けたことを特徴とする液晶プロジェクタ
    。 18、白色光を発する点光源と、該点光源からの光を平
    行光にして出射する凸レンズと、該凸レンズからの平行
    光を異なる3色の光に分離して出射するダイクロイック
    ミラーと、分離された3色の光をそれぞれ集束させる3
    組の集束用凸レンズと、3枚の液晶パネルと、光を拡散
    するためのスクリーンと、から成り、3組の前記集束用
    凸レンズからの3色の光を各々異なる液晶パネルに照射
    し、各液晶パネルにて得られる像を前記スクリーン上に
    それぞれ拡大投写し、合成して結像させることを特徴と
    する液晶プロジェクタ。 19、請求項18に記載の液晶プロジェクタにおいて、
    3枚の前記液晶パネル間の間隔或いは3組の前記集束用
    凸レンズ間の間隔を可変する間隔可変手段を設け、該間
    隔可変手段により、前記スクリーン上に結像した像にお
    ける、前記3色の合成状態を調整するようにしたことを
    特徴とする液晶プロジェクタ。 20、白色光を発する点光源と、該点光源からの光を平
    行光にして出射する凸レンズと、該凸レンズからの平行
    光を異なる3色の光に分離して出射するダイクロイック
    ミラーと、分離された3色の光をそれぞれ発散させる3
    組の発散用凹レンズと、3枚の液晶パネルと、光を拡散
    するためのスクリーンと、から成り、3組の前記発散用
    凹レンズからの3色の光を各々異なる液晶パネルに照射
    し、各液晶パネルにて得られる像を前記スクリーン上に
    それぞれ拡大投写し、合成して結像させることを特徴と
    する液晶プロジェクタ。 21、請求項20に記載の液晶プロジェクタにおいて、
    3枚の前記液晶パネル間の間隔或いは3組の前記発散用
    凹レンズ間の間隔を可変する間隔可変手段を設け、該間
    隔可変手段により、前記スクリーン上に結像した像にお
    ける、前記3色の合成状態を調整するようにしたことを
    特徴とする液晶プロジェクタ。 22、請求項13に記載の液晶プロジェクタにおいて、
    複数の前記光学系は、互いに分離可能であることを特徴
    とする液晶プロジェクタ。 23、請求項22に記載の液晶プロジェクタにおいて、
    複数の前記光学系により拡大投写して得られる複数の像
    を、各々独立した像として各スクリーン上に結像させ得
    るようにしたことを特徴とする液晶プロジェクタ。 24、請求項22に記載の液晶プロジェクタにおいて、
    複数の前記光学系を、分離後、移動し得るよう構成した
    ことを特徴とする液晶プロジェクタ。
JP63222234A 1988-09-07 1988-09-07 液晶プロジェクタ Pending JPH0271240A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63222234A JPH0271240A (ja) 1988-09-07 1988-09-07 液晶プロジェクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63222234A JPH0271240A (ja) 1988-09-07 1988-09-07 液晶プロジェクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0271240A true JPH0271240A (ja) 1990-03-09

Family

ID=16779214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63222234A Pending JPH0271240A (ja) 1988-09-07 1988-09-07 液晶プロジェクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0271240A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04263218A (ja) * 1991-02-16 1992-09-18 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 画像表示装置
JPH0772443A (ja) * 1991-02-21 1995-03-17 Eugene Dolgoff 高効率ライトバルブ投射システム
JP2005326573A (ja) * 2004-05-13 2005-11-24 Ricoh Co Ltd 背面投射型画像表示装置・背面投射スクリーン
JP2006023459A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Seiko Epson Corp 照明装置及びプロジェクタ
US7859750B2 (en) 2008-03-05 2010-12-28 Seiko Epson Corporation Screen, projection system, and method of manufacturing the screen
US7869126B2 (en) 2008-02-15 2011-01-11 Seiko Epson Corporation Screen and projection system

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60179723A (ja) * 1984-02-27 1985-09-13 Sharp Corp 液晶プロジエクシヨン装置
JPS61167297A (ja) * 1985-01-21 1986-07-28 Casio Comput Co Ltd カラ−液晶プロジエクタ
JPS62250474A (ja) * 1986-04-23 1987-10-31 ソニー株式会社 液晶投射装置
JPS6355688B2 (ja) * 1981-02-17 1988-11-04 Seiko Epson Corp
JPS6356880B2 (ja) * 1982-06-23 1988-11-09 Mitsubishi Kasei Biniru Kk
JPS6428677A (en) * 1987-07-24 1989-01-31 Seiko Epson Corp Projection type display device

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6355688B2 (ja) * 1981-02-17 1988-11-04 Seiko Epson Corp
JPS6356880B2 (ja) * 1982-06-23 1988-11-09 Mitsubishi Kasei Biniru Kk
JPS60179723A (ja) * 1984-02-27 1985-09-13 Sharp Corp 液晶プロジエクシヨン装置
JPS61167297A (ja) * 1985-01-21 1986-07-28 Casio Comput Co Ltd カラ−液晶プロジエクタ
JPS62250474A (ja) * 1986-04-23 1987-10-31 ソニー株式会社 液晶投射装置
JPS6428677A (en) * 1987-07-24 1989-01-31 Seiko Epson Corp Projection type display device

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04263218A (ja) * 1991-02-16 1992-09-18 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 画像表示装置
JPH0772443A (ja) * 1991-02-21 1995-03-17 Eugene Dolgoff 高効率ライトバルブ投射システム
JP2005326573A (ja) * 2004-05-13 2005-11-24 Ricoh Co Ltd 背面投射型画像表示装置・背面投射スクリーン
JP4568533B2 (ja) * 2004-05-13 2010-10-27 株式会社リコー 背面投射型画像表示装置
JP2006023459A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Seiko Epson Corp 照明装置及びプロジェクタ
US7869126B2 (en) 2008-02-15 2011-01-11 Seiko Epson Corporation Screen and projection system
US7859750B2 (en) 2008-03-05 2010-12-28 Seiko Epson Corporation Screen, projection system, and method of manufacturing the screen

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100382953B1 (ko) 화상표시장치
EP0883302B1 (en) Projection type liquid crystal display device
KR100225696B1 (ko) 컬러 비디오 화상을 투사하기 위한 투사장치와 광변환장치
US7688347B2 (en) High-efficiency display system utilizing an optical element to reshape light with color and brightness uniformity
JPH0772443A (ja) 高効率ライトバルブ投射システム
CA2146060A1 (en) A high efficiency light valve projection system
CN100524003C (zh) 投影机
JP3531494B2 (ja) 投写型画像ディスプレイ装置及びそれに用いるスクリーン
JP2000098272A (ja) 画像表示装置
JPH0271240A (ja) 液晶プロジェクタ
JPS62194788A (ja) プロジエクタ
JP4736341B2 (ja) プロジェクタおよび表示装置
JP2982990B2 (ja) 表示装置及び光学ユニット
JPH04362623A (ja) 背面投射形画像表示装置
JP5035879B2 (ja) 照明光学系および投写型表示装置
JPH02275933A (ja) 液晶プロジェクタ
JP3912380B2 (ja) レンチキュラーレンズシート、フレネルレンズシート及びスクリーン
JP3659253B2 (ja) 投写型画像ディスプレイ装置及びそれに用いるスクリーン
JPH04104240A (ja) 表示装置
JP4007407B2 (ja) フレネルレンズシート
JPH08304753A (ja) 液晶プロジェクタ
JPH0353236A (ja) リア型ビデオプロジェクター
JP3241697B2 (ja) 表示装置及び光学ユニット
JP2000206617A (ja) 照明装置及び投写型表示装置
JP2000056393A (ja) 表示装置、表示素子及びマイクロレンズアレイ