JPH11200579A - 手すり本体と取付用ブラケットとの結合構造、および手すり取付用ブラケット - Google Patents

手すり本体と取付用ブラケットとの結合構造、および手すり取付用ブラケット

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JPH11200579A
JPH11200579A JP289098A JP289098A JPH11200579A JP H11200579 A JPH11200579 A JP H11200579A JP 289098 A JP289098 A JP 289098A JP 289098 A JP289098 A JP 289098A JP H11200579 A JPH11200579 A JP H11200579A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】取付ブラケットを、手すり本体内のスライド溝
に嵌合されるジョイントバーと取付ブラケット本体との
分割割構成としたときに、ジョイントバーと取付ブラケ
ット本体との結合強度を高める。 【解決手段】手すり本体1の芯材11内に十字形のスラ
イド溝13が形成され、スライド溝13が開口部14を
通して外部と連通されている。ジョイントバー52がス
ライド溝13内にスライド自在に嵌合されて、ジョイン
トバー52に保持した取付ねじ32を締めつけて芯材1
1の上壁部11aに押圧することにより、ジョイントバ
ー52が芯材11に対して固定される。ジョイントバー
52には嵌合孔41が形成される一方、取付ブラケット
本体51の先端部には先端嵌合部23が形成されてい
る。先端嵌合部23を嵌合孔41に嵌合させて、ジョイ
ントバー52が先端嵌合部23直近に位置する段部26
に着座した状態で、スプリングピン37によって51と
52とが固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手すり本体と取付
用ブラケットとの結合構造、および手すり取付用緒ブラ
ケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】長く伸びる手すり本体の中には、芯材を
被覆層で被覆したものがある。このような手すり本体
は、通常、芯材内に所定断面形状のスライド溝が形成さ
れて、スライド溝内を外部に連通させる開口部が、手す
り本体の周方向所定位置においてその長手方向全長に渡
って伸びている。このような手すり本体を取付面に固定
するための取付ブラケットとしては、取付面への取付部
分となる取付部と、取付部から伸びる連結部と、連結部
の先端部に形成されて前記スライド溝内にスライド自在
に嵌合される嵌合部とを有するようにされることが多
い。
【0003】特開平9−151588号公報、特開平9
−273283号公報には、上記嵌合部をスライド溝の
長手方向に細長い形状として、上記開口部を通して嵌合
部に取付けられた取付ねじの先端を芯材の上壁に押圧し
て、取付ブラケットと手すり本体とを固定するものが開
示されている。これら公報に記載のものにあっては、取
付ねじへの接近を、開口部を通して手すり本体の外部か
ら行うことが可能なので、取付ねじによる固定終了後に
芯材に対して被覆層を被覆することが可能なのは勿論の
こと、芯材をあらかじめ被覆層で被覆した状態でもっ
て、後に取付ねじによる固定作業を行うことも可能とな
る。また、上記嵌合部を、取付ブラケットの他の部分よ
りもスライド溝の長手方向に細長く形成しておくことに
より、芯材の継ぎ目を跨いで、継ぎ目の各側に位置する
一対の芯材に対する固定を一挙に行うことが可能にな
る。
【0004】上述の取付ねじが取付けられる細長い嵌合
部を、スライド溝の長手方向長さが短い取付ブラケット
の他の部分と共に一体成形することは、鋳造あるいは大
きな部材からの削り出しによるしかなく、コスト的に大
きな問題となる。このため、前記特開平9−15158
8号公報に明記されているように、細長い嵌合部のみを
他の部分と別体に形成して、固定具によって互いに一体
化することが提案されている。より具体的には、ステン
レス鋼により細長い棒状とされて、固定用孔が機械加工
されたジョイントバー(連結杆)を、取付ブラケット本
体の先端面に着座させた状態で、上方から固定ねじによ
ってジョイントバーと取付ブラケット本体とを固定し、
しかも固定ねじの頭部がジョイントバーの上面から突出
しないように、上記固定用孔の上方開口端に座ぐり加工
を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ジョイ
ントバーを、取付ブラケット本体の先端面に着座させた
状態で、固定ねじによって取付ブラケット本体に固定し
たものでは、ジョイントバーを取付ブラケットに押しつ
ける方向の力を除いて、手すり本体に作用するほぼすべ
ての方向の力が上記固定用ねじに作用することになり、
固定ねじへの負担が大きくなって、耐久性等の点で好ま
しくない。とりわけ、取付ブラケット本体の先端部分
は、手すり本体に形成された細幅の開口部を通るように
形成される関係上、上記固定ねじが螺合される部分の断
面積を十分大きく確保するのが難しくなるので、上述の
問題が顕著になる。
【0006】本発明は以上のような事情を勘案してなさ
れたもので、その第1の目的は、取付ブラケットを、細
長いジョイントバーと取付ブラケット本体とによって構
成する場合に、ジョイントバーと取付ブラケット本体と
の結合強度をより高めることのできるようにした手すり
本体と取付用ブラケットとの結合構造を提供することに
ある。また、本発明の第2の目的は、上記第1の目的を
達成するために用いる手すり取付用ブラケットを提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るため、本発明はその解決手法として次のようにしてあ
る。すなわち、特許請求の範囲における請求項1に記載
のように、内部にスライド溝を構成する形状とされた芯
材と、該芯材を被覆する被覆層とからなり、該スライド
溝を外部へ連通させる開口部が周方向所定位置において
長手方向に伸びるように形成された手すり本体と、取付
面への取付部分となる取付部と、該取付部より伸びる連
結部と、該連結部の先端部に形成された先端嵌合部とを
有する取付ブラケット本体と、前記スライド溝の長手方
向に細長い形状とされ、該スライド溝内にその長手方向
に対してのみ相対変位可能に嵌合可能な断面形状とさ
れ、しかも前記先端嵌合部が相対不能に嵌合される嵌合
孔が形成されたジョイントバーと、備え、前記先端嵌合
部が前記嵌合孔から抜けないように前記取付ブラケット
本体とジョイントバーとが連結され、前記ジョイントバ
ーには、前記開口部を通して前記手すり本体外部へ臨む
取付孔が形成され、前記取付孔に取付けられた取付ねじ
の先端が、前記芯材の上壁面を押圧していようにしてあ
る。上記解決手法を前提とした好ましい態様は、特許請
求の範囲における請求項2〜請求項10に記載のとおり
である。
【0008】前記第2の目的を達成するため、本発明は
その解決手法として次のようにしてある。すなわち、特
許請求の範囲における請求項11に記載のように、手す
り本体を取付面に固定するときに用いる手すり取付用ブ
ラケットにおいて、取付面への取付部分となる取付部
と、該取付部から一体に伸びる連結部と、前記連結部の
先端部に形成された先端嵌合部と、該先端嵌合部の基端
部分において前後共に厚肉にとすることにより構成され
た前後一対の段部とを有する取付ブラケット本体と、細
長い形状とされ、前記先端嵌合部が相対回転不能に嵌合
される嵌合孔が形成されると共に、該嵌合孔を挟んで長
手方向各端部側にそれぞれ少なくとも1つの取付孔が形
成されたジョイントバーと、を備え、前記嵌合孔に前記
先端嵌合部を嵌合させて前記ジョイントバーが前記段部
に着座された状態で、前記取付ブラケット本体とジョイ
ントバーとが、前記先端嵌合部の前記嵌合孔に対する嵌
合方向とは略直交する方向に伸びる固定具によって固定
されている、ようにしてある。上記解決手法を前提とし
た好ましい態様は、特許請求の範囲における請求項12
に記載のとおりである。
【0009】
【発明の効果】請求項1によれば、ジョイントバーと取
付ブラケット本体とは、嵌合された状態で互いに連結さ
れているので、この嵌合方向とは交差するあらゆる方向
において強固に結合されることになり、ジョイントバー
と取付ブラケット本体との結合強度の向上、ひいては手
すり本体と取付ブラケットとの結合強度を高めることが
できる。
【0010】請求項2によれば、複数の取付ねじを利用
して、ジョイントバーつまり取付ブラケットと手すり本
体との結合を十分高めることができ、また、継ぎ目の各
側に位置する一対の芯材同士を1つのジョイントバーつ
まり1つの取付ブラケットを利用して結合することもで
きる。さらに、取付ねじに対する無理なねじ込み力は、
切欠部によって適度に解放されて、ジョイントバーの割
れ等を防止する上で好ましいものとなる。
【0011】請求項3によれば、ジョイントバーを、押
し出し成形を利用して、安価に大量生産することが可能
となる。請求項4によれば、段部にジョイントバーを着
座させておくことにより、嵌合させる方向においてのジ
ョイントバーの不必要な動きが段部により規制されるば
かりでなく、嵌合方向におけるジョイントバーと取付ブ
ラケット本体との位置決めも容易となる。請求項5によ
れば、取付孔の加工が容易かつ安価となる。
【0012】請求項6によれば、取付ねじを締めつけた
ときの反力を、芯材に形成された一対の反力受け部で受
けることにより、取付ねじの締めつけ力を広く分散して
受けることができる。請求項7によれば、スライド溝形
状として従来から多く用いられている形状のものとする
こと、つまり手すり本体を従来品のまま利用することが
できる。
【0013】請求項8によれば、取付ブラケット本体を
押し出し成形を利用して、容易かつ安価に得ることがで
きる。請求項9によれば、ジョイントバーと取付ブラケ
ット本体との不必要な相対変位を規制する上で好ましい
ものとなる。また、嵌合方向とは略直交する方向に伸び
る固定具を利用して固定するので、ジョイントバーと取
付ブラケット本体との結合強度、特にジョイントバーと
取付ブラケット本体との嵌合抜け防止の上で好ましいも
のとなる。請求項10によれば、スプリングピンを用い
ることにより、ジョイントバーの外面に固定具としての
スプリングピンを露出しないようにさせることが容易で
あり、しかもスプリングピンのスプリング作用によって
その抜け防止も合わせて得られることになる。勿論、ス
プリングピンを少なくとも2本用いてあるので、所定角
度でもってジョイントバーと取付ブラケット本体とを確
実に固定しておく上で好ましいものとなる。
【0014】請求項11によれば、請求項4および請求
項9に対応した効果とほぼ同様の効果を得ることのでき
る取付ブラケットが提供される。請求項12によれば、
請求項8に対応した効果とほぼ同様の効果を得ることの
できる取付ブラケットが提供される。
【0015】
【発明の実施の形態】図1において、1は長く伸びる手
すり本体、2はその取付ブラケットであり、手すり本体
1は、取付ブラケット2を介して、廊下付近や階段付近
等にある所定の取付面3に対して固定される。
【0016】手すり本体1は、図2にも示すように、芯
材11と芯材11を被覆する被覆層12とからなる。芯
材11は、十分剛性を有する材質、例えば金属特にアル
ミニウム合金等の軽金属を押し出し成形することにより
に形成されて、内部にスライド溝13を有している。被
覆層12は、軟質、硬質あるいは半硬質の合成樹脂によ
って形成されて、外周形状はほぼ円形とされているが、
特にその形状は問わないものである。そして、被覆層1
2で芯材11を被覆した状態において、スライド溝13
が、開口部14を介して外部つまり被覆層12の外周面
に連通(開口)されている。この開口部14は、手すり
本体1の周方向所定位置において、その長手方向全長に
渡って伸びている。
【0017】スライド溝13の形状は、開口部14の一
部を構成する部分を含めて、全体として十字形状とされ
ている。すなわち、スライド溝13は、その中央部分に
位置する正方形状の中央空間部15と、中央空間部の4
つの側部に位置する4つの側方空間部16〜19とから
なる。開口部14とは反対側に位置する部分が上部側方
空間部16となり、開口部14と直交する方向に位置す
る部分が左右一対の側部側方空間部17、18となり、
開口部14のスライド溝13側端部となる部分が下部側
方空間部19となる。各側方空間部16〜19は、同一
の長方形状とされており、その長辺が中央空間部15の
各辺に平行となるように伸びている。そして、スライド
溝13は、その中央空間部15の中心を中心として、9
0度毎の回転対称形状とされている。つまり、スライド
溝13の形状は、図2時計方向に90度回転する毎に同
じ形状となるようにされている。
【0018】スライド溝13の形状について別の表現を
すれば、次のようになる。すなわち、図2一点鎖線で示
すように、中央空間部15よりも大きい正方形を考えた
とき、この大きい正方形状の4隅を同じ小さな正方形状
で埋めたときの形状が、スライド溝13の形状とされ
る。このようなスライド溝13を画成する芯材11は、
その上壁部が符号11aで示され、左右一対の側壁が符
号11bで示される。そして、底壁部分が符号11cで
示されるが、開口部14の一部を構成している関係上、
底壁部11cは左右に分かれるように構成されて、この
左右に分かれた底壁部11cが、後述する反力受け部と
なる。なお、開口部14の開口幅(図2左右方向幅)
は、上部側方空間部16、下部側方空間部19の幅と同
じであり、開口部14の延長軌跡が、下部側方空間部1
9、中央空間部15、上部側方空間部16と丁度一致さ
れる。
【0019】取付ブラケット2は、図3、図4にも示す
ように、本体(取付ブラケット本体)51とジョイント
バー52との結合体として構成されている。本体51
は、取付面3に対する取付部分となる取付部21と、取
付部21から一体に伸びる連結部(脚部)22と、連結
部22の先端部に形成された先端嵌合部23とを有す
る。取付部21は、取付面3に対して着座されるように
されて、固定ねじ24によって取付面3に固定される。
そして、固定後は、取付部21がほぼ全体的に、固定ね
じ24を含めて、カバー部材25によって覆われる。
【0020】先端嵌合部23は、図6、図9にも示すよ
うに、全体として前後方向(図9左右方向)に部分的に
薄くすることにより形成されている。つまり、先端嵌合
部23の基端部分は、厚肉とされていて、先端嵌合部2
3の前側および後側にそれぞれ段部(係止段部)26が
形成されている。本体51のうち、段部26よりも若干
取付部21側寄りとなる部分は、その基本幅(図1左右
方向幅)は、開口部14の開口幅とほぼ同じ(若干小さ
く)とされている。そして、先端嵌合部23は、上記基
本幅よりも狭くされたものとなっている。なお、取付ブ
ラケット2については、スライド溝13の長手方向の端
面を側面とし、図1左右方向が厚さ方向となる前後面と
して表現してある。そして、先端嵌合部23には、図6
に示すように、スライド溝13の長手方向となる方向に
間隔をあけて、合計2つの連結用孔27が形成されてい
る。
【0021】ジョイントバー52は、特に図7、図8に
詳細に示されるが、細長くされて断面略長方形状とされ
ている。ジョイントバー52は、その長手方向略中間位
置において、嵌合孔41が形成されている。この嵌合孔
41は、前記先端嵌合部23の断面形状と相似形状の略
長方形状とされて、当該先端嵌合部23ががたつきなく
嵌合される大きさとされ、嵌合状態では相対回転不能と
される。勿論、ジョイントバー52は、段部26に係止
されて、所定以上深く先端嵌合部23が嵌合されること
が規制される。そして、先端嵌合部23の長さは、ジョ
イントバー52が段部26に着座した状態において、先
端嵌合部23の先端が若干ジョイントバー52よりも上
方へ突出するようにされている。
【0022】ジョイントバー52には、さらに、2つの
取付孔31が形成されている。この取付孔31は、嵌合
孔41を挟んでジョイントバー52の長手方向端部に位
置され、より具体的にはジョイントバー51の長手方向
端面近くに位置されている。この取付孔31はそれぞ
れ、切欠部35を介して、ジョイントバー52の長手方
向端面に開放されている。切欠部35は、取付孔31に
対する連通部分は取付孔31の直径よりも小さい開口幅
とされているが、上記端面に向うにつれて徐々に開口幅
が大きくなるように設定されている。取付孔31には、
タップねじからなる取付ねじ32が挿入されるが、取付
孔31の内面は当初は平滑面とされていて、取付ねじ3
2をねじ込んでいくことによりねじ溝が加工されていく
ものとされる。すなわち、取付ねじ32のねじ溝のう
ち、その谷部分の径が取付孔31の内径とほぼ同じとさ
れ(実施形態では取付孔31内径よりもわずかに小さく
設定)る一方、ねじ山部分の外形が取付孔31の内径よ
りも若干大きく設定されている。これにより、取付ねじ
32を取付孔31にねじ込んでいくことにより、取付孔
31の内面にねじ溝が形成されていくことになる。な
お、取付ねじ32のねじ込み進行に伴って、切欠部35
が若干弾性変形つまり拡開される。
【0023】ジョイントバー52にはさらに、本体51
との連結用(結合用)となる連結用孔36が例えばドリ
ル加工により形成されている。連結用孔36は、嵌合孔
41の位置に対応して、ジョイントバー52の長手方向
に間隔をあけて合計2つ形成されている。この連結用孔
36は、先端嵌合部23に形成された連結用孔27に対
応するもので、ジョイントバー52の嵌合孔41に先端
嵌合部23を嵌合させて、ジョイントバー52が段部2
6に着座した状態で、両方の連結用孔27と36とが整
合される。
【0024】本体51とジョイントバー52とは、前記
連結用孔27、36に圧入されるスプリングピン37に
よって結合される。このスプリングピン37は、先端嵌
合部23と嵌合孔41との嵌合方向と直交する方向に伸
びる固定具となるものである。そして、スプリングピン
37の長さは、ジョイントバー52の前後幅(図1左右
方向幅)と同じか若干短くされて、その各端がジョイン
トバー52の外面から露出しないようにされている。
【0025】ジョイントバー52が本体51に結合され
た状態において、先端嵌合部23を含めてジョイントバ
ー52が、スライド溝13内に、その端部開口部分から
嵌合される。このとき、ジョイントバー52は、前記中
央空間部15および一対の、前記側部側方空間部17、
18にほぼがたつきなく嵌合されるものであり、先端嵌
合部23の先端部分が上部側方空間部16内に位置され
る。勿論、この嵌合状態において、取付ブラケット2の
ジョイントバー52よりも基端側部分は、開口部14を
通る状態になる。
【0026】手すり本体1の取付に際しては、次のよう
な手順で行われる。まず、本体51とジョイントバー5
2とが一体化されたものがあらかじめ用意され、また取
付ねじ32を、取付孔31に対して、その先端がジョイ
ントバー52の上面から露出しない程度にねじ込んでお
く。さらに、手すり本体1は、あらかじめ工場等におい
て、芯材11を被覆層12でもって被覆した状態のもの
が用意される。
【0027】手すり本体1の端部側から、スライド溝1
3内に、ジョイントバー52部分が嵌合される。この
後、取付ブラケット2の取付部21を、固定ねじ24に
よって取付面3の所定位置に固定した後、カバー部材2
5で取付部21を施蓋する。この後、取付ブラケット2
と手すり本体1との相対位置(取付面3の所定位置に対
する手すり本体1の相対位置)を決めた状態で、図1、
図10に示すように取付ねじ32を芯材11の上壁部1
1aに強く圧着させればよい(開口部14を通して、ド
ライバ等の回転工具によって取付ねじ32のねじ込み作
業を行う)。なお、図10では、手すり本体1が、芯材
11、被覆層12を含めて、継ぎ足しを行って継ぎ目を
有する場合としてあり、ジョイントバー52は、継ぎ目
を跨いでいて、一方の取付ねじ32が一方の芯材11に
作用し、他方の取付ねじ32が他方の芯材11に作用す
る場合を示してある。
【0028】取付ねじ32の先端部が芯材11の上壁部
11a内面を押圧することによって(上壁部11aに少
なからず食い込む場合を含む)、ジョイントバー52つ
まり取付ブラケット2に対して手すり本体1がその長手
方向に相対変位することが規制される。また、取付ねじ
32の締めつけ力による反力を受けて、ジョイントバー
52の下面が、反力受け部としての芯材11の底壁部1
1cに強く圧着され、これによっても取付ブラケット2
に対して手すり本体1がその長手方向に相対変位するこ
とがが規制される。
【0029】なお、取付ねじ32は、スライド溝13に
対してジョイントバー52部分を嵌合させた後に、取付
孔31にねじ込むようにすることもできるが、この嵌合
前にあらかじめ広い作業空間の中で取付ねじ32を取付
孔31にねじ込んでおくことが好ましい。また、取付ね
じ32を利用した手すり本体1と取付ブラケット2との
結合を先に行った後、取付ブラケット2を取付面3に固
定するようにしてもよい。
【0030】ここで、本体51は、取付部21、連結部
22、先端嵌合部23、段部26を含めて、押し出し成
形により一体成形されている。図5に示すように、押し
出し成形された押し出し成形品Wを、本体51の必要幅
となる所定間隔L毎に切断していくことにより(切断線
が符号Cで示される)、本体51の半完成品が得られ
る。得られた半完成品に対して、連結用孔27を機械加
工し、また、固定ねじ24用のねじ孔33を機械加工す
ることにより、最終的な本体51得られる。先端嵌合部
23や段部26部分は、上記半完成品の後に何ら後加工
しなくてすむように、本体51の所定幅Lと同じ長さを
有するようにされている。
【0031】ジョイントバー52についても、嵌合孔4
1、取付孔31、切欠部35を含めて、押し出し成形さ
れたものを、所定幅毎に切断することにより得ることが
できる。なお、押し出し方向は、図7上下方向であり、
図8紙面直角方向となる。なお、取付孔31と連通した
切欠部35を形成しておくことにより、取付孔31と切
欠部35とを押し出し成形するための押し出し型の構成
が容易となる(小径の取付孔31のみを押し出し成形す
るように押し出し型を構成するのが難しい。ただし、連
結用孔36は、後の機械加工によって形成される。この
ような押し出しのために、また軽量化のために、本体5
1、ジョイントバー52はそれぞれ、アルミニウム合金
により形成するのが好ましい。
【0032】以上実施形態について説明したが、本発明
はこれに限らず、例えば次のような場合をも含むもので
ある。スライド溝13の形状とジョイントバー52の形
状とは、スライド溝13の長手方向にのみスライド可能
な嵌合関係を確保できるものであれば、適宜の形状を採
択することができる。取付孔31(取付ねじ32)は、
嵌合孔41を挟んで両側にそれぞれ、2個以上形成する
ようにしてもよい。また、取付孔31の内面には、あら
かじめねじ溝を加工しておくこともできる。
【0033】本体51とジョイントバー52とを連結す
る固定具として、ボルト(ねじ)等を用いてもよく、溶
接によって固定することもできる。また、本体51とジ
ョイントバー52とは、実施形態で示すようにほぼ直角
の角度状態で連結する場合に限らず、例えば60度傾斜
している等、傾斜状態での連結であってもよい。なお、
本体51とジョイントバー52との連結を、回動ピンに
よる回転自在な連結としておくことも可能である(ジョ
イントバー52が、本体51に対して、図3紙面内にお
いて回動可能)。
【0034】取付ブラケット2のうち、取付部21の形
状や連結部22の形状は、実施形態に示すものとは異な
る適宜の形状とすることができる。本発明の目的は明記
されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点と
して記載されたものを提供することをも暗黙的に含むも
のである。勿論、本発明は、手すり本体の取付方法(施
工方法)として把握することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すもので、手すり本体
の長手方向から見た一部断面してなる全体図。
【図2】図1に示される手すり本体の拡大断面図。
【図3】取付ブラケット本体とジョイントバーとの連結
完了状態を示すもので、図4左方から見たときに相当す
る図。
【図4】取付ブラケット本体とジョイントバーとの連結
完了状態を示すもので、図3左方から見たときに相当す
る図。
【図5】図3と同方向から取付ブラケット本体のみを見
たときの図で、押し出し成形による形成をも合わせて説
明する図。
【図6】先端嵌合部と段部とを示す斜視図。
【図7】ジョイントバーの正面図。
【図8】ジョイントバーを図7上方から見たときの図。
【図9】先端嵌合部とジョイントバーとの嵌合状態を示
す断面図。
【図10】手すり本体と取付ブラケットとの結合状態を
示すもので、手すり本体のみを断面して示す図。
【符号の説明】
1:手すり本体 2:取付ブラケット 3:取付面 11:芯材 11a:上壁部 11b:側壁部 11c:底壁部(反力受け部) 12:被覆層 13:スライド溝 14:開口部 15:中央空間部 16:上部側方空間部 17、18:側部側方空間部 19:下部側方空間部 21:取付部 22:連結部 23:先端嵌合部 26:段部 27:連結用孔 31:取付孔 32:取付ねじ 32a:取付ねじの頭部 35:切欠部 36:連結用孔 37:スプリングピン(固定具) 41:嵌合孔 51:取付ブラケット本体 52:ジョイントバー W:押し出し成形品 L:切断間隔 C:切断線

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部にスライド溝を構成する形状とされた
    芯材と、該芯材を被覆する被覆層とからなり、該スライ
    ド溝を外部へ連通させる開口部が周方向所定位置におい
    て長手方向に伸びるように形成された手すり本体と、 取付面への取付部分となる取付部と、該取付部より伸び
    る連結部と、該連結部の先端部に形成された先端嵌合部
    とを有する取付ブラケット本体と、 前記スライド溝の長手方向に細長い形状とされ、該スラ
    イド溝内にその長手方向に対してのみ相対変位可能に嵌
    合可能な断面形状とされ、しかも前記先端嵌合部が相対
    回転不能に嵌合される嵌合孔が形成されたジョイントバ
    ーと、備え、 前記先端嵌合部が前記嵌合孔から抜けないように前記取
    付ブラケット本体とジョイントバーとが連結され、 前記ジョイントバーには、前記開口部を通して前記手す
    り本体外部へ臨む取付孔が形成され、 前記取付孔に取付けられた取付ねじの先端が、前記芯材
    の上壁部内面を押圧している、ことを特徴とする手すり
    本体と取付ブラケットとの結合構造。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記ジョイントバーに形成される取付孔が、前記嵌合孔
    を挟んで該ジョイントバーの長手方向各端部側にそれぞ
    れ少なくとも1つ形成され、 前記ジョイントバーの長手方向各端部側においてもっと
    も端部寄りに位置する一対の取付孔がそれぞれ、該ジョ
    イントバーの端面に向けて徐々に幅広くなるように形成
    された切欠部を介して該ジョイントバーの端面に開放さ
    れている、ことを特徴とする手すり本体と取付用ブラケ
    ットとの結合構造。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記ジョイントバーが、前記嵌合孔と切欠部と該切欠部
    が連通する取付孔とを有する形状として押し出し成形さ
    れたものを所定幅に切断したものから形成されている、
    ことを特徴とする手すり本体と取付用ブラケットとの結
    合構造。
  4. 【請求項4】請求項1において、 前記取付ブラケット本体には、前記先端嵌合部の基端部
    分において、該先端嵌合部よりも前側および後側共に厚
    くすることにより、該先端嵌合部が前記嵌合孔に嵌合さ
    れたときに前記ジョイントバーが着座される前後一対の
    段部が形成されている、ことを特徴とする手すり本体と
    取付用ブラケットとの結合構造。
  5. 【請求項5】請求項1において、 前記取付孔の内面が平滑とされ、 前記取付ねじがタップねじとされて、該取付ねじを前記
    取付孔にねじ込んだときに、該取付孔の内面にねじ溝が
    形成される、ことを特徴とする手すり本体と取付用ブラ
    ケットとの結合構造。
  6. 【請求項6】請求項1において、 前記芯材の形状が、前記開口部の前記スライド溝側の開
    口端付近に位置されて、前記取付ねじによって該芯材の
    上壁部内面を押圧したときに生じる前記ジョイントバー
    に対する反力を受ける左右一対の反力受け部を有するよ
    うに設定されている、ことを特徴とする、手すり本体と
    取付用ブラケットとの結合構造。
  7. 【請求項7】請求項6において、 前記スライド溝の形状が、正方形状の中央空間部と、該
    中央空間部の上部、左右側部および下部に互いに同一の
    長方形状でかつ該中央空間部の1辺の長さよりも短い長
    辺に形成された1つの上部側方空間部、左右2つの側部
    側方空間部および前記開口部の一部を構成する1つの下
    部側方空間とを有して、該中央空間部と4つの側方空間
    部とを含めた全体の中空部分の形状が十字形状として形
    成され、 前記ジョイントバーの断面形状が、前記中央空間部と前
    記一対の側部側方空間部にほぼがたつきなく嵌合される
    長方形状とされ、 前記先端嵌合部の先端部が、前記上部側方空間部に位置
    される、ことを特徴とする手すり本体と取付用ブラケッ
    トとの結合構造。
  8. 【請求項8】請求項4において、 前記取付ブラケット本体が、前記取付部と連結部と先端
    嵌合部と段部とを一体としてなる所定断面形状として押
    し出し成形されたものを、所定幅に切断したものから形
    成されている、ことを特徴とする手すり本体と取付用ブ
    ラケットとの結合構造。
  9. 【請求項9】請求項1において、 前記取付ブラケット本体とジョイントバーとが、互いに
    所定の角度をなした状態で互いに相対変位しないよう
    に、前記先端嵌合部の前記嵌合孔に対する嵌合方向とは
    略直交する方向に伸びる固定具によって固定されてい
    る、ことを特徴とする手すり本体と取付用ブラケットと
    の結合構造。
  10. 【請求項10】請求項9において、 前記固定具が、該ジョイントバーの長手方向に間隔をあ
    けて配置された少なくとも2本のスプリングピンとされ
    ている、ことを特徴とする手すり本体と取付用ブラケッ
    トとの結合構造。
  11. 【請求項11】手すり本体を取付面に固定するときに用
    いる手すり取付用ブラケットにおいて、 取付面への取付部分となる取付部と、該取付部から一体
    に伸びる連結部と、前記連結部の先端部に形成された先
    端嵌合部と、該先端嵌合部の基端部分において前後共に
    厚肉とすることにより構成された前後一対の段部とを有
    する取付ブラケット本体と、 細長い形状とされ、前記先端嵌合部が相対回転不能に嵌
    合される嵌合孔が形成されると共に、該嵌合孔を挟んで
    長手方向各端部側にそれぞれ少なくとも1つの取付孔が
    形成されたジョイントバーと、を備え、 前記嵌合孔に前記先端嵌合部を嵌合させて前記ジョイン
    トバーが前記段部に着座された状態で、前記取付ブラケ
    ット本体とジョイントバーとが、前記先端嵌合部の前記
    嵌合孔に対する嵌合方向とは略直交する方向に伸びる固
    定具によって固定されている、ことを特徴とする手すり
    取付用ブラケット。
  12. 【請求項12】請求項11において、 前記取付ブラケット本体が、前記取付部と連結部と先端
    嵌合部と段部とを一体としてなる所定断面形状として押
    し出し成形されたものを、所定幅に切断したものから形
    成されている、ことを特徴とする手すり取付用ブラケッ
    ト。
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