JPH1119892A - 長尺材のハンドリング装置 - Google Patents
長尺材のハンドリング装置Info
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- JPH1119892A JPH1119892A JP17568197A JP17568197A JPH1119892A JP H1119892 A JPH1119892 A JP H1119892A JP 17568197 A JP17568197 A JP 17568197A JP 17568197 A JP17568197 A JP 17568197A JP H1119892 A JPH1119892 A JP H1119892A
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- long
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- Pending
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- Control And Safety Of Cranes (AREA)
- Manipulator (AREA)
Abstract
化、高速化および信頼性の向上を図る。 【解決手段】 型鋼などの長尺材を吊り上げて、長尺材
の長手方向と直角方向に横移動する長尺材のハンドリン
グ装置であって、両端に長尺材を把持するチャックを有
し、中央部が回転可能に支持されたハンドと、該ハンド
を昇降可能に支持して横移動するトロリと、チャックの
近傍に位置し、長尺材が斜めに置かれている場合に、ハ
ンドを長尺材に近づけたときにいずれか一方が長尺材側
面に当接してハンドを回転させ、ハンドの方向を長尺材
の方向に倣わせる倣い機構と、ハンドが長尺材を吊り上
げた後斜めになった長尺材の方向をトロリの長手方向に
一致させるようにハンドを回転させるセンタリング機構
とを有する。
Description
加工して枠体、床材、壁材、窓枠などを自動的に製作す
るのに際し長尺材をハンドリングする長尺材のハンドリ
ング装置に関する。
る場合に束ねられて輸送された型鋼を1本または2本ず
つ取り出して、ラインコンベアに供給する長尺材のハン
ドリング装置がある。
列させて、装置の許容範囲内におさめるようにするか、
荷くずれなどに対しては作業員が修正することが必要で
あった。
ォークリフトなどにより運搬して所定の場所に精度良く
整列させて配置するには、より多くの手間がかかる。ま
た荷くずれなどで斜めになった鋼材を作業員が修正する
のも手間がかかる。したがって、製作ラインの省力(省
人)化、ライン速度の高速化、ラインの信頼性向上など
が困難であった。
案出されたもので、長尺材を加工して枠体などを生産す
るラインにおいて、省力(省人)化、ラインの高速化、
ラインの信頼性の向上などを図ることができる長尺材の
ハンドリング装置を提供することを目的とする。
本発明の長尺材のハンドリング装置は型鋼などの長尺材
を吊り上げて長尺材の長手方向と直角方向に横移動する
長尺材のハンドリング装置であって、両端に長尺材を把
持するチャックを有し、中央部が回転可能に支持された
ハンドと、該ハンドを昇降可能に支持して横移動するト
ロリと、チャックの近傍に位置し、長尺材が斜めに置か
れている場合に、ハンドを長尺材に近づけたときにいず
れか一方が長尺材側面に当接してハンドを回転させ、ハ
ンドの方向を長尺材の方向に倣わせる倣い機構と、ハン
ドが長尺材を吊り上げた後、長尺材の方向をトロリの長
手方向に一致させるセンタリング機構とを有するもので
ある。
倣い機構は、接触位置と開放位置との間で旋回可能に枢
支された倣いアームと、該倣いアームを接触位置に係止
するストッパと、倣いアームを接触方向に付勢するとと
もに大きな反力が働いたとき反付勢方向に逃げる付勢手
段とを有してなる。
触位置と開放位置を検知するセンサが設けられているの
が好ましい。
れた長尺材は両端にチャックを有するハンドにより把持
され、次の工程に横移動される。この場合に長尺材が整
列しており、長尺材の長手方向とトロリの長手方向が一
致していれば問題ないが、長尺材がトロリに対して斜め
に置かれている場合にはハンドにより把持できない。そ
の場合にトロリを横移動させてハンドを長尺材に近づけ
ると、先ず一方の倣いアームが長尺材の側面に当接す
る。倣いアームは長尺材からの反力を受けるのでハンド
が水平回転し、他方の倣いアームが長尺材の側面に当接
する。この状態では、ハンドと長尺材とが平行になるの
でハンドにより長尺材を把持することができる。長尺材
を把持した状態でハンドを上昇させて長尺材を吊り上げ
た状態にし、斜めになったハンドをセンタリング機構に
よりハンドを回転させて長尺材の長手方向をトロリの長
手方向に一致させる。それからトロリを横移動させて長
尺材を次工程に横移動させる。
図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の長尺材ハン
ドリング装置の正面図であり、図2は図1のA−A矢視
図である。これらの図において1はハンドである。ハン
ド1の両端部にはチャック1aが設けられている。チャ
ック1aは電磁石1bを有し、型鋼などの長尺材を吸着
して把持するようになっており、電磁石1bはエヤシリ
ンダ1cにより昇降可能になっている。1dはガイドロ
ッド、1eはガイドであり、電磁石1bがエアシリンダ
1cの軸まわりに可転することなく、滑らかに昇降する
ようにガイドする。
る回転支持装置であり、ころ軸受2aを有している。
手方向に対して直角方向に横移動する。トロリ3の一端
にはリニヤベアリング3aが設けられており、レール4
上に設けられたリニヤレール4aを摺動可能に把持して
いる。3bは駆動モータ、3cは駆動モータ3b先端に
設けられたピニオンで、レール4に沿って設けられたラ
ック4bと噛合している。トロリ3の他端には、レール
4上を転動するローラ3dが設けられている。トロリ3
の中央部には昇降可能なハンド支持部5が設けられてい
る。ハンド支持部5により回転支持装置2を介してハン
ド中央部を回転可能に支持している。
降装置6は、上下端が軸受6bにより支持され、中間部
でボールナット6dと螺合したボールネジ6aを有して
いる。6cはボールナット6dを回転させる駆動装置で
ある。ボールネジ6cの両側にはガイドロッド6eが配
置されており、ガイドロッド6eの上端は連結バー6g
に固定され、下端はハンド支持部5に固定されている。
なお、ボールネジ6aを支持する軸受6bは上方のもの
が連結バー6gに、下方のものがハンド支持部5に固定
されている。6fはガイドロッド6eを案内するガイド
であり、ハンド支持部5が、ボールネジ6aの廻りに回
転することなく滑らかに昇降するようにしている。ガイ
ド6fにはボールスプライン等を使用する。
ハンド1両端のチャック1aの近傍に位置している。な
お、詳細は後に説明する。
部5の両端に固着されたエヤシリンダ8aと、ハンドに
固着されたストッパ8bとを有しており、両方のエヤシ
リンダ8a、8aのシリンダロッドを突出させて両方の
ストッパ8b、8bに当接させることにより、ハンド1
とトロリ3の長手方向が平行になるようにハンド1を固
定する。
視図である。図において、7は倣い機構であり、倣いア
ーム7aを有している。倣いアーム7aは中間部でピン
7kにより枢支されており、先端が長尺材9の側面と当
接するようになっている。倣いアーム7aの先端にはポ
ペット7cが挿入されており、ばね7dによりポペット
先端が突出するように付勢されている。
jが設けられていて、ポペット7cが長尺材9の側面に
当接して押し込まれた状態にあるか否かを検出する。
線で開放位置が示されている。7eはエヤシリンダであ
り、シリンダ後端が枢支されるとともにピストンロッド
の先端が倣いアーム7aの後端に枢着されており、ピス
トンロッドを突出させて、倣いアーム7aを接触位置方
向に付勢している。
のピストンロッドと倣いアーム7aの後端との枢着部を
引張って、倣いアーム7aを接触位置方向に付勢してい
る。7gは倣いアーム7aの接触位置におけるストッ
パ、7hは同じく開放位置におけるストッパである。7
iは近接センサで倣いアーム7aが接触位置に位置して
いるか否かを検出する。
説明する。図3は長尺材の配置状態を示す平面図であ
る。図において9は斜めに置かれた長尺材である。トロ
リ3を矢印10の方向に横移動させて、ハンド1を長尺
材9に近づける。そうすると、先ず、図上左側の倣い機
構7の倣いアーム7aが長尺材9の側面に当接する。次
に、倣いアーム7aは長尺材9から反力を受けてハンド
1に回転モーメントが与えられ、ハンド1は矢印11の
方向に回転し始める。さらにトロリ3を矢印10の方向
に移動すると、図上右側の倣い機構7の倣いアーム7a
が長尺材9の側面に当接し、ハンド1と長尺材9が平行
になる。両方の倣いアーム7aが長尺材9の側面に当接
したか否かは近接センサ7jにより検知する。近接セン
サ7jにより当接したことを確認した後チャック1aの
電磁石1bを下降させて長尺材9に当接させ、電流を流
して長尺材9を吸着して把持する。なお、何らかの故障
により倣いアーム7aに反力が働いてもハンド1が回転
せず、そのままトロリ3が矢印10の方向に働き続ける
と、倣いアーム7aはエヤシリンダ7eおよび引張ばね
7fの付勢力に抗して当接位置から開放位置に逃げ、破
損をまぬかれる。なお、倣いアーム7aが開放位置に逃
げたことは近接センサ7iにより検知され、異常信号を
発生する。
ド支持部5を上昇させ、センタリング機構8を作動させ
て、トロリ3とハンド1とを平行にする。その状態でト
ロリ3を横移動させて長尺材9を次工程に移送する。
はなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可
能である。例えば、本実施形態では、ハンド1を1本有
するものとして説明したが、ハンド1を2本備え、長尺
材を2本ずつ搬送するようにしてもよい。
ンドリング装置は、長尺材を把持するチャックを有する
ハンドを水平回転可能に支持し、倣い機構により、長尺
材が斜めに置かれている場合にもハンドを長尺材に倣わ
せて、長尺材を把持することができ、吊り上げた後セン
タリング機構により、トロリと平行に戻すようにしたの
で、長尺材の束を精度良く整列させたり、作業員が荷く
ずれを修正したりしなくてよいので、省力(省人)化、
ライン速度の高速化が図れるとともに、ラインの信頼性
が向上するなどの優れた効果がある。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 型鋼などの長尺材を吊り上げて長尺材の
長手方向と直角方向に横移動する長尺材のハンドリング
装置であって、両端に長尺材を把持するチャックを有
し、中央部が回転可能に支持されたハンドと、該ハンド
を昇降可能に支持して横移動するトロリと、チャックの
近傍に位置し、長尺材が斜めに置かれている場合に、ハ
ンドを長尺材に近づけたときにいずれか一方が長尺材側
面に当接してハンドを回転させ、ハンドの方向を長尺材
の方向に倣わせる倣い機構と、ハンドが長尺材を吊り上
げた後、長尺材の方向をトロリの長手方向に一致させる
センタリング機構とを有することを特徴とする長尺材の
ハンドリング装置。 - 【請求項2】 上記倣い機構は、接触位置と開放位置と
の間で旋回可能に枢支された倣いアームと、該倣いアー
ムを接触位置に係止するストッパと、倣いアームを接触
方向に付勢するとともに大きな反力が働いたとき反付勢
方向に逃げる付勢手段とを有してなる請求項1記載の長
尺材のハンドリング機構。 - 【請求項3】 上記倣い機構には、倣いアームの接触位
置と開放位置を検知するセンサが設けられている請求項
1または請求項2記載の長尺材のハンドリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17568197A JPH1119892A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 長尺材のハンドリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17568197A JPH1119892A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 長尺材のハンドリング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1119892A true JPH1119892A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16000384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17568197A Pending JPH1119892A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 長尺材のハンドリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1119892A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106964926A (zh) * | 2017-05-08 | 2017-07-21 | 博飞特(上海)汽车设备自动化有限公司 | 一种用于白车身零件搬运的抓取装置 |
-
1997
- 1997-07-01 JP JP17568197A patent/JPH1119892A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106964926A (zh) * | 2017-05-08 | 2017-07-21 | 博飞特(上海)汽车设备自动化有限公司 | 一种用于白车身零件搬运的抓取装置 |
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