JPH11198222A - 中空容器の成形方法および成形装置 - Google Patents
中空容器の成形方法および成形装置Info
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- JPH11198222A JPH11198222A JP621098A JP621098A JPH11198222A JP H11198222 A JPH11198222 A JP H11198222A JP 621098 A JP621098 A JP 621098A JP 621098 A JP621098 A JP 621098A JP H11198222 A JPH11198222 A JP H11198222A
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract
を融着させてなる隔壁状のウェブを成形するにあたり、
ウェブ近傍での局部的な薄肉化を防止する。 【解決手段】 上下型6,7のうちウェブ4の成形を司
る部分をスライドコア8として可動式とする。パリソン
Pの膨張進行度合に対してスライドコア8の突き出しタ
イミングを大幅に遅らせ、成形末期になって初めてスラ
イドコア8を突き出してウェブ4を成形する。
Description
法および成形装置に関し、特に自動車の燃料タンクに代
表されるように、中空容器の一部が局部的に内側に窪ん
でいて且つその窪みの底壁部に相当する部分がそれに対
向する容器自体の内壁面と融着一体化されてウェブを形
成している構造の中空容器をブロー成形法により成形す
る方法および装置に関する。
タンク1にあっては、ブロー成形法によって成形される
のが一般的であるが、タンク本体2の特定箇所を上下両
面から窪ませるとともに、その窪み3の底壁面同士を互
いに融着一体化させて、その部分に隔壁状のウェブ4を
形成することが行われる。なお、上記のウェブ4は、燃
料タンク1の内圧上昇による変形やそれに伴う他部品と
の干渉を防止するために設けられる。
ク1は、図8に示すように、パリソンPを金型101で
加圧拘束しつつそのパリソンP内部にエアブローするこ
とで成形される。
形法では、金型101を型締めするとその時点で凸部1
02,102同士が互いに突き合わされてウェブ4が成
形されることになる。その一方、図8の(A)から明ら
かなように、型締め完了時点ではパリソンPはなおも膨
張している途中であり、実質的に凸部102,102に
よって完全に拘束されているウェブ4以外のパリソンP
はさらに引き伸ばされることになる。そのため、パリソ
ンPのうちウェブ4に近接している部分すなわち各窪み
3の縦壁部に相当する部分が局部的に大きく伸ばされる
結果、その部分の肉厚tが極端に薄肉化されて、局部的
な強度低下等の不具合の原因となりやすい。これは、ウ
ェブ4となるべき部分が凸部102によって早い時期か
ら完全に拘束されてしまうことに基づく。
れたもので、とりわけ上記の局部的な薄肉化の問題を解
消した成形方法および成形装置を提供しようとするもの
である。
は、中空容器の一部が局部的に内側に窪んでいて、その
窪みの底壁部に相当する部分の内壁面がそれに対向する
容器自体の内壁面と融着一体化されてウェブを形成して
いる構造の中空容器をブロー成形法により成形する方法
であって、ブロー成形用の金型のうち前記窪みの成形を
司る部分の全部または一部をその窪みの深さ方向に出没
可能なスライドコアとして分割し、成形末期に至るまで
は前記スライドコアを後退限位置もしくは不完全前進位
置に保持した状態でパリソンの膨張を進行させ、成形末
期に至ったならばパリソンの膨張が完了する前にスライ
ドコアを正規の製品形状に相当する前進限位置まで前進
させて、前記窪みの底壁部に相当する部分をそれに対向
するパリソンの内壁面と融着させてウェブを成形するこ
とを特徴としている。
のうち互いに対向する部分がそれぞれ局部的に内側に窪
んでいて、その各窪みの底壁部に相当する部分が内壁面
同士で互いに融着一体化されてウェブを形成している構
造の中空容器をブロー成形法により成形する方法であっ
て、ブロー成形用の金型のうち少なくともいずれか一方
の窪みの成形を司る部分の全部または一部をその窪みの
深さ方向に出没可能なスライドコアとして分割し、成形
末期に至るまでは前記スライドコアを後退限位置もしく
は不完全前進位置に保持した状態でパリソンの膨張を進
行させ、成形末期に至ったならばパリソンの膨張が完了
する前にスライドコアを正規の製品形状位置に相当する
前進限位置まで前進させて、前記各窪みの底壁部に相当
する部分を互いに融着させてウェブを成形することを特
徴としている。
2に記載の成形方法に用いる成形装置であって、成形末
期に至るまではスライドコアを後退限位置もしくは不完
全前進位置に保持する一方、成形末期に至ったならばパ
リソンの膨張が完了する前にスライドコアを正規の製品
形状位置に相当する前進限位置まで前進させるアクチュ
エータを備えていることを特徴としている。
が局部的に内側に窪んでいて、その窪みの底壁部に相当
する部分の内壁面がそれに対向する容器自体の内壁面と
融着一体化されてウェブを形成している構造の中空容器
をブロー成形法により成形する方法であって、ブロー成
形用の金型のうち前記窪みの成形を司る部分の全部また
は一部をその窪みの深さ方向に出没可能なスライドコア
として分割し、前記スライドコアを正規の製品形状位置
よりも突出する前進限位置に保持した状態で型締め動作
に移行して、型締め不完全状態のままで前記窪みの底壁
部に相当する部分をそれに対向するパリソンの内壁面と
融着させ、型締めの進行に併せて前記スライドコアを徐
々に後退させるとともにパリソンを膨張させ、型締め完
了時にスライドコアを正規の製品形状位置に相当する後
退限位置に保持してウェブを成形することを特徴として
いる。
互いに対向する部分がそれぞれ局部的に内側に窪んでい
て、その各窪みの底壁部に相当する部分が内壁面同士で
互いに融着一体化されてウェブを形成している構造の中
空容器をブロー成形法により成形する方法であって、ブ
ロー成形用の金型のうち少なくともいずれか一方の窪み
の成形を司る部分の全部または一部をその窪みの深さ方
向に出没可能なスライドコアとして分割し、前記スライ
ドコアを正規の製品形状位置よりも突出する前進限位置
に保持した状態で型締め動作に移行して、型締め不完全
状態のままで前記各窪みの底壁部に相当する部分を互い
に融着させ、型締めの進行に併せて前記スライドコアを
徐々に後退させるとともにパリソンを膨張させ、型締め
完了時にスライドコアを正規の製品形状位置に相当する
後退限位置に保持してウェブを成形することを特徴とし
ている。
5に記載の成形方法に用いる成形装置であって、スライ
ドコアを前進限位置に向けて常時付勢する弾性手段を備
えていることを特徴としている。
は、金型のうちウェブの成形を司る部分がスライドコア
として可動式となっていて、しかもそのスライドコアが
正規の最終製品形状位置に到達するタイミングはパリソ
ンの膨張タイミングに対してかなり遅れ気味となる。そ
のため、パリソンの膨張過程でその一部がスライドコア
に巻き付いて窪みの一部が予備成形され、充分な周長が
確保された後にその窪みの底壁部の内壁面がスライドコ
アによって相手側のパリソンの内壁面もしくはもう一方
の底壁部に融着されてウェブが成形される。これによ
り、従来のようにウェブ近傍の周長不足のためにパリソ
ンの一部が局部的に薄肉になることがない。
締め開始前から既にスライドコアが最終製品形状位置以
上の突き出し状態にあることから、エアブローとともに
型締めが開始されると最初にパリソンのうち窪みとなる
部分がスライドコアによって加圧され、窪みに必要な周
長が確保されるとともに、実質的に窪みおよびウェブが
予備成形される。そして、型締めの進行およびパリソン
の膨張とともにスライドコアが徐々に後退することか
ら、早い時期からスライドコアで拘束されているウェブ
の流動もしくは変形が無理なく許容され、型締め完了時
点ではスライドコアが最終製品形状位置に到達し、同時
に先に確保した周長のもとに窪みおよびウェブが成形さ
れる。これにより、上記と同様にウェブ近傍が局部的に
薄肉になるのが防止される。
空容器の一部が局部的に内側に窪んでいて、その窪みの
底壁部に相当する部分の内壁面がそれに対向する容器自
体の内壁面と融着一体化されてウェブを形成している構
造の中空容器、もしくは、中空容器のうち互いに対向す
る部分がそれぞれ局部的に内側に窪んでいて、その各窪
みの底壁部に相当する部分が内壁面同士で互いに融着一
体化されてウェブを形成している構造の中空容器をブロ
ー成形法により成形するにあたり、ブロー成形用の金型
のうち前記窪みの成形を司る部分の全部または一部をそ
の窪みの深さ方向に出没可能なスライドコアとして分割
し、成形末期に至るまでは前記スライドコアを後退限位
置もしくは不完全前進位置に保持した状態でパリソンの
膨張を進行させ、成形末期に至ったならばパリソンの膨
張が完了する前にスライドコアを正規の製品形状位置に
相当する前進限位置まで前進させて、前記窪みの底壁部
に相当する部分の内壁面をそれに対向するパリソンの内
壁面もしくは相手側の窪みの底壁部と融着させてウェブ
を成形するようにしたことから、金型内でパリソンが十
分に伸ばされた状態すなわち成形末期に至って初めて窪
みが成形されることになる。したがって、従来のように
ウェブ近傍が局部的に薄肉になることなく必要な肉厚が
確保され、成形品たる中空容器の強度の向上と品質向上
を図ることができる効果がある。
求項1または2に記載の成形方法に用いられる成形装置
として、前記スライドコアを進退移動させるためのアク
チュエータを備えているものであるから、請求項1また
は2に記載の発明と同様の効果のほかに、そのアクチュ
エータによるスライドコアの進退作動タイミングを容易
に調整でき、それによってスライドコアの作動タイミン
グの一層の最適化を図ることができる効果がある。
と同様の中空容器をブロー成形法により成形するにあた
り、ブロー成形用の金型のうち前記窪みの成形を司る部
分の全部または一部をその窪みの深さ方向に出没可能な
スライドコアとして分割し、前記スライドコアを正規の
製品形状位置よりも突出する前進限位置に保持した状態
で型締め動作に移行して、型締め不完全状態のままで前
記窪みの底壁部に相当する部分をそれに対向するパリソ
ンの内壁面もしくは相手側の窪みの底壁部と融着させ、
型締めの進行に併せて前記スライドコアを徐々に後退さ
せるとともにパリソンを膨張させ、型締め完了時にスラ
イドコアを正規の製品形状位置に相当する後退限位置に
保持してウェブを成形するようにしたことから、型締め
初期段階で窪みの成形に必要な周長が予め確保されてウ
ェブが予備成形され、その周長確保のままでスライドコ
アの移動に伴う変形を許容しながら全体の成形が進行す
ることになる。したがって、請求項1,2に記載の発明
と同様に、従来のようにウェブ近傍が局部的に薄肉にな
ることなく必要な肉厚が確保され、成形品たる中空容器
の強度の向上と品質向上を図ることができる効果があ
る。
請求項4または5に記載の成形方法に用いられる成形装
置として、前記スライドコアを前進限位置に向けて付勢
する弾性手段を備えているものであるから、請求項4ま
たは5に記載の発明と同様の効果のほかに、スライドコ
アの進退動作がより安定して行われる効果がある。
のより好ましい第1の実施の形態を示す図であって、図
7に示した中空容器であるところの自動車用燃料タンク
(以下、成形品という)1を成形するためのブロー成形
用の金型の例を示している。
なる金型5は互いに接近離間する方向に型締め型開き動
作が可能であって、周知のように、上下型6,7でチュ
ーブ状のパリソンPを挾み込むようにして型締めしつ
つ、そのパリソンPの内部にエアを吹き込んで膨張させ
ることにより、パリソンPを上下型6,7の内壁面6
a,7aに密着させて所定形状の成形品1を成形するも
のである。
品1のウェブ4の成形を司る部分はそれぞれにスライド
コア8として予め分割されているとともに溝部9に案内
支持されていて、上下型6,7に対して進退移動可能な
構造となっている。上下型6,7の外側にはアクチュエ
ータとしてエアシリンダ10もしくは油圧シリンダが設
けられており、各エアシリンダ10のピストンロッド1
1にスライドコア8が連結されていて、これらのエアシ
リンダ10の伸縮動作に応じて各スライドコア8が進退
移動することになる。
金型5の型締め動作が完了した状態を示しており、各ス
ライドコア8はエアシリンダ10の収縮動作により型締
め動作開始前から後退限位置に保持されており、したが
って同図に示すように型締めが完了したとしても各スラ
イドコア8は後退限位置すなわち正規の最終製品形状位
置よりも後退した位置に保持されている。
へのエアブローが継続され、同図(B)に示すように金
型5の内壁面6a,7aに密着するようにしてパリソン
Pが徐々に膨張する。この時、各スライドコア8はなお
も後退限位置に保持されたままで特にパリソンPを拘束
してはいないため、パリソンPは全体として均一に薄肉
化されるように膨張する一方、そのパリソンPの一部が
各スライドコア8の先端に巻き付くようにして溝部9側
に回り込むことで各窪み3の成形に必要な周長が確保さ
れる。
張が進行して成形末期に至ったならば、各エアシリンダ
10を作動させてスライドコア8を前進動作させる。こ
れにより、パリソンPのうち先に各スライドコア8に巻
き付いている部分が引き伸ばされるようにして展開する
ことで所定深さの窪み3が成形されるとともに、それら
の窪み3の底壁部に相当する部分の内壁面3aが相互に
融着されて一体化されることでウェブ4が成形され、最
終的には同図(C)に示すエアブローの完了を待って図
7に示すような成形品1が成形される。
イドコア8の前進動作をエアブローの進行度合よりも遅
らせることにより、窪み3の成形に必要な周長を充分に
確保することができ、従来のようにウェブ4近傍の肉厚
が局部的に薄肉になることがなくなる。
ングは窪み3の深さ等に応じて適宜調整するものとし、
場合によっては、スライドコア8を少しずつ前進させな
がらエアブロー動作を行うようにしてもよい。また、図
2に示すように、上下型6,7の内壁面6a,7aにお
けるウェブ4の成形を司る部分について、その外周側の
一部分のみを分割してスライドコア8Aとしても上記と
同様の効果が得られる。ただし、図2では図1のエアシ
リンダ10については図示省略してある。
実施の形態を示す図で、一方の窪み3の深さが比較的浅
い場合に、上下型6A,7Aのうち深さの大きい窪み3
を成形する下型7A側のみにスライドコア8を設けたも
のである。本実施の形態においても第1の実施の形態と
同様の効果が得られることは言うまでもない。
実施の形態を示す図である。同図に示すように、金型2
5を形成している上下型26,27の内壁面26a,2
7aにおいてウェブ4の成形を司る部分のうちその一部
をスライドコア28として分割し、このスライドコア2
8をサポートブロック29を介して進退稼動可能に保持
させるとともに、各スライドコア28を圧縮コイルばね
30にて常時突き出し方向に付勢させてある。
め前には各スライドコア28が所定量だけ最終製品形状
位置よりも突き出した状態にあり、この状態のままでエ
アブローを行いつつ型締めに移行すると、図1の(A)
に示すように型締め完了に先立って最初にスライドコア
28,28同士が突き合わされるかたちとなり、これに
よってスライドコア28,28同士がパリソンPの一部
を挾み込むようにしてウェブ4を予備成形する。このと
き、パリソンPのうちスライドコア28,28で挾み込
まれた部分は窪み3(ウェブ4)となる部分にほかなら
ず、図5から明らかなように、a寸法とb寸法の総和分
だけ窪み3の深さに相当する周長が確保される。
進行すると、各スライドコア28が徐々に後退し、同図
(B)に示すように、型締め完了時点では各スライドコ
ア28はサポートブロック29と面一状態となって最終
製品形状位置に保持され、この型締め動作の完了によっ
て窪み3およびウェブ4の形状がほぼ確定される。この
時、型締め完了までにほぼ確定されるウェブ4の形状
は、図5に示したところの最初に確保されたa+b寸法
の範囲内でパリソンPの一部が移動することで成形され
るものであるから、ウェブ4を形成している各窪み3の
縦壁部の肉厚寸法をはじめとするウェブ4近傍の肉厚が
局部的に薄肉になることはない。
するとなおもエアブローが継続され、同図(C)に示す
ようにスライドコア28で拘束されているウェブ4以外
のパリソンPが均等に膨張して成形品1が成形される。
6に示す形状のもの28Aを採用してもよく、またウェ
ブ4を形成することになる相対向する二つの窪み3のう
ちいずれか一方の深さが比較的浅い場合には、図3と同
様に上下型26,27のうちいずれか一方にスライドコ
ア28または28Aを設けるだけで足りる。
の形態を示す図で、ブロー成形時の金型の作動説明図。
大図。
の形態を示す金型の断面図。
の形態を示す図で、ブロー成形時の金型の断面図。
拡大図。
造を示す断面斜視図。
Claims (6)
- 【請求項1】 中空容器の一部が局部的に内側に窪んで
いて、その窪みの底壁部に相当する部分の内壁面がそれ
に対向する容器自体の内壁面と融着一体化されてウェブ
を形成している構造の中空容器をブロー成形法により成
形する方法であって、 ブロー成形用の金型のうち前記窪みの成形を司る部分の
全部または一部をその窪みの深さ方向に出没可能なスラ
イドコアとして分割し、 成形末期に至るまでは前記スライドコアを後退限位置も
しくは不完全前進位置に保持した状態でパリソンの膨張
を進行させ、 成形末期に至ったならばパリソンの膨張が完了する前に
スライドコアを正規の製品形状位置に相当する前進限位
置まで前進させて、前記窪みの底壁部に相当する部分を
それに対向するパリソンの内壁面と融着させてウェブを
成形することを特徴とする中空容器の成形方法。 - 【請求項2】 中空容器のうち互いに対向する部分がそ
れぞれ局部的に内側に窪んでいて、その各窪みの底壁部
に相当する部分が互いに内壁面同士で融着一体化されて
ウェブを形成している構造の中空容器をブロー成形法に
より成形する方法であって、 ブロー成形用の金型のうち少なくともいずれか一方の窪
みの成形を司る部分の全部または一部をその窪みの深さ
方向に出没可能なスライドコアとして分割し、 成形末期に至るまでは前記スライドコアを後退限位置も
しくは不完全前進位置に保持した状態でパリソンの膨張
を進行させ、 成形末期に至ったならばパリソンの膨張が完了する前に
スライドコアを正規の製品形状位置に相当する前進限位
置まで前進させて、前記各窪みの底壁部に相当する部分
を互いに融着させてウェブを成形することを特徴とする
中空容器の成形方法。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の成形方法に用
いる成形装置であって、 成形末期に至るまではスライドコアを後退限位置もしく
は不完全前進位置に保持する一方、成形末期に至ったな
らばパリソンの膨張が完了する前にスライドコアを正規
の製品形状位置に相当する前進限位置まで前進させるア
クチュエータを備えていることを特徴とする中空容器の
成形装置。 - 【請求項4】 中空容器の一部が局部的に内側に窪んで
いて、その窪みの底壁部に相当する部分の内壁面がそれ
に対向する容器自体の内壁面と融着一体化されてウェブ
を形成している構造の中空容器をブロー成形法により成
形する方法であって、 ブロー成形用の金型のうち前記窪みの成形を司る部分の
全部または一部をその窪みの深さ方向に出没可能なスラ
イドコアとして分割し、 前記スライドコアを正規の製品形状位置よりも突出する
前進限位置に保持した状態で型締め動作に移行して、型
締め不完全状態のままで前記窪みの底壁部に相当する部
分をそれに対向するパリソンの内壁面と融着させ、 型締めの進行に併せて前記スライドコアを徐々に後退さ
せるとともにパリソンを膨張させ、 型締め完了時にスライドコアを正規の製品形状位置に相
当する後退限位置に保持してウェブを成形することを特
徴とする中空容器の成形方法。 - 【請求項5】 中空容器のうち互いに対向する部分がそ
れぞれ局部的に内側に窪んでいて、その各窪みの底壁部
に相当する部分が内壁面同士で互いに融着一体化されて
ウェブを形成している構造の中空容器をブロー成形法に
より成形する方法であって、 ブロー成形用の金型のうち少なくともいずれか一方の窪
みの成形を司る部分の全部または一部をその窪みの深さ
方向に出没可能なスライドコアとして分割し、 前記スライドコアを正規の製品形状位置よりも突出する
前進限位置に保持した状態で型締め動作に移行して、型
締め不完全状態のままで前記各窪みの底壁部に相当する
部分を互いに融着させ、 型締めの進行に併せて前記スライドコアを徐々に後退さ
せるとともにパリソンを膨張させ、 型締め完了時にスライドコアを正規の製品形状位置に相
当する後退限位置に保持してウェブを成形することを特
徴とする中空容器の成形方法。 - 【請求項6】 請求項4または5に記載の成形方法に用
いる成形装置であって、 スライドコアを前進限位置に向けて常時付勢する弾性手
段を備えていることを特徴とする中空容器の成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP621098A JP3470580B2 (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 中空容器の成形方法および成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP621098A JP3470580B2 (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 中空容器の成形方法および成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11198222A true JPH11198222A (ja) | 1999-07-27 |
JP3470580B2 JP3470580B2 (ja) | 2003-11-25 |
Family
ID=11632176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP621098A Expired - Lifetime JP3470580B2 (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 中空容器の成形方法および成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3470580B2 (ja) |
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