JP3407166B2 - ブロー成形方法及び同方法に使用する金型 - Google Patents
ブロー成形方法及び同方法に使用する金型Info
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Description
同方法に使用する金型に係り、さらに詳細には、例えば
断面形状が4角形状の容器のごとく、偏平な側壁の間に
角部を有する成形品をブロー成形するとき、上記角部の
肉厚が他の部分より薄肉になることを抑制して全体の肉
厚の均一化を図ることのできるブロー成形方法及び同方
法に使用する金型に関する。
等をブロー成形する場合、押出機におけるダイ装置の環
状の射出口からパイプ(パリソン)を下向きに射出成形
し、このパリソンを、製品形状に形成したキャビティを
備えた一対の金型によって挾み込むと共に金型の下部で
もってパリソンを喰切り、パリソンに底部を形成する。
に形成したエアー吹込み孔からパリソン内へエアーを吹
込み、パリソンを膨脹せしめて金型内面に密着せしめ、
かつ冷却固化せしめた後に金型から製品を取出すもので
ある。
は円筒形状に成形されるのが一般的であるから、図20
(A)に示すように、断面形状が4角形状のキャビティ
3を備えた一対の分割金型5A,5Bの上記キャビティ
3内において前記パリソン1を膨脹せしめて金型5A,
5Bの内面に密着せしめると、パリソン1の1A部分が
偏平部分1Bよりも薄肉になる傾向にある。
ン1内にエアーを吹込んでパリソン1を膨脹せしめる
と、金型5A,5Bの内面に接触する迄は、全体の肉厚
をほぼ均一に保持して円筒の径を拡大するように膨脹す
る。そして、図20(C)に示すように、パリソン1の
外周面の一部1Bが金型5A,5Bの内面に接触する
と、この一部1Bは膨脹を停止し、かつ内面に沿って滑
ることもないので、当該一部1Bの部分は接触時の肉厚
を保持する。
が次第に膨脹し、最終的に金型5A,5Bの内面にパリ
ソン1が全面的に密着するのであるが、前記円弧状部分
1Aは次第に膨脹されて引き伸ばされるものであり、か
つ金型5A,5Bの内面との接触点は次第に角部側へ移
動するものであるから、パリソン1の円弧状部分1Aの
肉厚は角部側ほど薄くなるものである。
に薄肉の箇所が有ると、製品の強度,剛性などが低下す
るという問題がある。また、部分的に薄肉になって肉厚
差が生じると、成形収縮の差が大きくなって変形が大き
くなると共に外観品質不良を発生することがある。
合には、最低肉厚部分を基準にしてパリソンを成形する
ので、製品全体の重量が増大してコストアップになる等
の問題がある。
従来の問題に鑑みてなされたもので、請求項1に記載の
発明は、ブロー成形方法において、パリソンを射出し型
締めを行った後、パリソン内へエアーを吹込み、パリソ
ンを膨脹する(a)工程と、パリソンが膨脹して当該パ
リソンの所定部分が他の部分より早く金型内面に接触す
る傾向にあるとき、加熱器により高温にされた高圧エア
ーを金型に設けたエアー噴射孔から前記所定部分へ噴射
して粘性を低下させ、他の部分より薄肉にして金型内面
に対する前記所定部分の接触を遅らせる(b)工程と、
前記高圧エアーの噴射を停止してパリソンを金型の内面
に密着させる(c)工程と、パリソンを冷却すると共に
パリソン内へのエアーの吹込みを停止し、金型から製品
を取出す(d)工程と、よりなるものである。
において、パリソンを射出し型締めを行った後、パリソ
ン内へエアーを吹込み、パリソンを膨脹する(a)工程
と、パリソンが膨脹して当該パリソンの所定部分が他の
部分より早く金型内面に接触する傾向にあるとき、加熱
器により高温にされた高圧エアーを金型に設けたエアー
噴射孔から前記所定部分へ噴射して粘性を低下させ、他
の部分より薄肉にして金型内面に対する前記所定部分の
接触を遅らせる(b)工程と、パリソンの前記他の部分
に対応して金型に設けた吸引孔から金型内のエアーを吸
引して前記他の部分の膨脹を助長する(c)工程と、前
記エアー噴射孔からの高圧エアーの噴射および前記吸引
孔からのエアーの吸引を停止してパリソンを金型の内面
に密着させる(d)工程と、パリソンを冷却すると共に
パリソン内へのエアーの吹込みを停止し、金型から製品
を取出す(e)工程と、よりなるものである。
ダイから射出されたパリソンを一対の金型内に挾み込
み、かつ上記パリソン内にエアーを吹込んで成形品を成
形するブロー成形方法に使用する金型において、パリソ
ンが膨脹されて当該パリソンの所定部分が他の部分より
早く金型内面に接触する傾向にあるとき、金型内面に対
する前記所定部分の接触を遅らせ、かつ前記所定部分の
粘性を低下させて他の部分より薄肉にすべく加熱器によ
って高温にされた高圧エアーを前記所定部分へ噴射する
ためのエアー噴射孔を設けると共に前記加熱器を有する
ブロー成形用金型である。
の発明において、パリソンの他の部分付近のエアーを吸
引して当該他の部分の膨脹を助長するための吸引孔を備
えているブロー成形用金型である。
に記載の発明において、エアー噴射孔に、当該エアー噴
出孔を開閉自在のバルブを備えているブロー成形用金型
である。
説明するに、前述した従来の構成と同一機能を奏する構
成部分には同一符号を付することにし、重複した説明は
省略する。なお、以後の説明において一対の金型は対称
的であるので、一方の金型のみを金型5として例示し、
他方を省略して説明することにする。
置にはキャビティ3内へ高圧エアーを噴射するエアー噴
射孔7が設けてある。このエアー噴射孔7は、押出機
(図示省略)におけるダイ(図示省略)から射出された
パリソン1を金型5のキャビティ3内に挾み込み、パリ
ソン1内にエアーを吹込んでブロー成形する際、パリソ
ン1が膨脹されて、このパリソン1の所定部分が他の部
分より早く金型内面に接触する傾向にあるとき、金型内
面に対する前記所定部分の接触を遅らせるべく、パリソ
ン1の前記所定部分へ高圧エアーを噴射するためのもの
である。
ン1を噴射し型締めを行った後、パリソン1内へエアー
を吹込んでパリソン1を膨脹すると、パリソン1の所定
部分が他の部分よりも金型内面(キャビティ3の内面)
に早く接触する傾向にある。このように所定部分が他の
部分りよも早く金型内面に接触する傾向にあるとき、金
型5に設けたエアー噴射孔7からパリソン1の前記所定
部分へ向けて高圧エアーを噴射すると、図1(B)に示
すように、パリソン1の所定部分1Cは内側に窪むよう
に変形されて金型5の内面への接触が遅れることにな
る。
しめ乍らパリソン1を膨脹せしめ、その後に前記エアー
噴射孔7からの高圧エアーの噴射を停止すると、パリソ
ン1は金型5の内面に密着することになる。この際、パ
リソン1の所定部分1C及びキャビティ3の角部3Cに
対応した部分1D等はキャビティ3の内面にほぼ同時的
に接触することになる。
キャビティ3の内面に接触した後に、角部3Cに対応し
た部分1Dが引き伸ばされて肉薄になる傾向を抑制する
ことができ、パリソン1全体の肉厚の均一化を図ること
ができるものである。
密着した後、パリソン1を冷却し固化すると共にパリソ
ン1内へのエアーの吹込みを停止し、金型5を開くこと
により製品を金型5から取出すことができるものであ
る。
噴射開始,減圧,停止等は、パリソン内へのエアーの吹
込み開始等に関連して制御することが望ましいものであ
る。
アーを噴射するに際し、高圧エアー源9又は高圧エアー
の供給路に加熱器11を設けて高圧エアーを高温にする
ことが望ましい。
圧のエアー13がパリソン1に噴射されると、膨脹過程
にあるパリソン1の所定部分1Cは、他の部分よりも高
温になり粘性が低下する。したがって、パリソン1の所
定部分1Cは、高温高圧エアー13の作用により、図2
に示すように、内側へ窪むように変形されると共に、パ
リソン1の内側に作用しているブロー圧によって全体が
膨脹する際に、所定部分1Cの肉厚は、図2に示すよう
に、他の部分よりも肉薄になる。
を他の部分よりも予め肉薄に制御した後、高温高圧エア
ー13の噴射を停止すると、当該所定部分1Cは肉薄で
あるから窪みが迅速に解消されて金型5の内面に接触す
る。この際、所定部分1Cが金型5の内面に最初に接触
し、キャビティ3の角部3Cに対応した部分1Dの接触
が遅れて、当該角部対応部分1Dが膨脹されるときに次
第に肉薄になる傾向にあっても、所定部分1Cは予め肉
薄になっているので、結果として全体的な肉厚の均一化
を図ることができるものである。
高圧エアーを噴射するためのエアー噴射孔7を金型5に
形成すると、パリソン1がキャビティ3の内面に密着し
たとき、前記エアー噴射孔7内に樹脂が入り込みバリに
なることがある。そこで、エアー噴射孔7に開閉自在の
バルブを設けることが望ましい。
7には、エアー噴射孔7を閉じたときに、キャビティ3
の内面と面一的になるバルブ15が設けてある。このバ
ルブ15にはロッド部15Rが一体に設けてあり、この
ロッド部15Rの先端部に取付けたスプリング座17と
エアー噴射孔7内に設けたスプリング座19との間に
は、例えばコイルスプリング等のごとき弾性部材21が
弾装してあって、バルブ15がエアー噴射孔7を閉じる
方向に付勢してある。なお、エアー噴射孔7の外側には
蓋部材23が設けてあり、この蓋部材23にはエアー供
給孔23Hが設けてある。
らエアー噴射孔7内へ高圧エアーを供給すると、エアー
噴射孔7内の圧力により、弾性部材21の付勢力に抗し
てバルブ15が移動され、エアー噴射孔7が開かれる。
したがって、エアー噴射孔7からキャビティ3内に高圧
エアーが噴射される。
を停止すると、弾性部材21の作用によってバルブ15
がエアー噴射孔7を閉じるので、金型5のキャビティ3
の内面にパリソン1が接触したとき、エアー噴射孔7内
へ樹脂が入り込むことを防止できる。すなわち、エアー
噴射孔7内へ樹脂の一部が入り込んでバリを発生するよ
うなことがないものである。
う構成として、例えばエアーシリンダのごとき適宜のア
クチュエータ25を設け、このアクチュエータ25にお
ける往復動自在のロッド25Rと前記バルブ15とを連
結した構成である。この構成においては、アクチュエー
タ25の作動を制御することにより、エアー噴射孔7の
開閉を制御することができるものである。
設けたエアー供給孔23Hからの高圧エアーの供給,停
止に関連して行うものである。上記構成においても、エ
アー噴射孔7への樹脂の入り込みを防止でき、バリの発
生を防止できるものである。
3内のエアーを吸引する吸引孔27を設けた構成であ
る。上記吸引孔27は、パリソン1の例えば角部対応部
分1Dのごとく、キャビティ3の内面への接触が遅れる
傾向にある部分を吸引して、当該部分の膨脹を助長すべ
く機能するものであって、例えばキャビティ3の角部3
Cのごとく、キャビティ3の内面に対するパリソン1の
接触が遅れる傾向にある部分に対応して設けてある。
パリソン1へ向けて高圧エアーを噴射し、パリソン1の
所定部分1Cに内側への窪みを生じさせると共に、吸引
孔27からキャビティ3内のエアーを吸引することによ
り、キャビティ3の内面に対するパリソン1の接触が遅
れる傾向にある部分、例えば角部対応部分1Dの膨脹を
助長促進するものである。
リソン1の接触が早くなる傾向にある部分には内方向へ
の窪みが生じるように変形させて接触を遅らせ、キャビ
ティ3の内面に対するパリソン1の接触が遅れる傾向に
ある部分には吸引によって外方向への突出部が生じるよ
うに変形させて接触を早めるものであるから、高圧エア
ーの噴射及び吸引孔27からのエアーの吸引を停止した
後、ブロー圧によってパリソン1を膨脹せしめてキャビ
ティ内面に接触せしめるとき、キャビティ3の内面に対
してパリソン1の各部分はほぼ同時的に接触することに
なり、パリソン1における肉厚の均一化を図ることがで
きるものである。
入り込んでバリを発生することがあるので、吸引孔27
にもバルブ15を設けて、吸引孔27の開閉を行う構成
とすることが望ましい。この場合、図4に示した構成を
採用して吸引孔27の開閉を行うことができる。
ティ3の内面に、例えばテフロン加工等により、パリソ
ン1との接触抵抗の小さい物質の被膜29を設けた構成
である。
めを行った後、パリソン1内へエアーを吹き込んで膨脹
せしめると、パリソン1の所定部分1Cが他の部分、す
なわち角部対応部分1Dよりも早くキャビティ内面に接
触する。
がキャビティ3の内面に接触した後、パリソン1をさら
に膨脹すると、角部対応部分1Dがキャビティ3の角部
3Cの方向(矢印A方向)に膨脹する。この際、パリソ
ン1の角部対応部分1Dの両側部の一部分は、キャビテ
ィ3の内面に接触しているにも拘らず、被膜29の存在
により接触抵抗が小さいので角部対応部分1Dの膨脹に
対応して矢印B方向に移動し、角部対応部分1Dが肉薄
になることを抑制するものである。
全体的な肉厚の均一化を図ることができるものである。
すなわち、ブロー成形において、パリソン1の所定部分
が他の部分よりも早く金型内面に接触する傾向にあると
き、上記所定部分が金型内面に接触した後に当該所定部
分の一部分を他の部分の膨脹に対応して他の部分の方向
へ移動することにより、成形品の肉厚の均一化を図るこ
とができるものである。
1Cが金型5の内面に接触した後に、所定部分1Cの一
部分を他の部分へ移動するためのシート部材31を設け
た構成である。
えばゴム等のごとく伸縮自在の弾性部材よりなるもので
あって、中央部は適宜の固定具33によって金型5の内
面に取付けてある。上記シート部材31の両端部には、
例えばワイヤ等のごとき適宜の紐状部材35が適数本連
結してある。
を引張って伸ばす作用をなすものであって、金型5に穿
設した貫通孔37から外部に突出し、適宜位置に設けた
巻取装置39A,39Bに連結してある。この巻取装置
39A,39Bは、例えばサーボモータ等によって回転
されるドラムを備え、このドラムに前記紐状部材35を
巻取る構成である。
ーの吹き込みによりパリソン1が膨脹し、パリソン1の
所定部分1Cがシート部材31にほぼ全面的に接触した
とき、左右の巻取装置39A,39Bを適宜に駆動して
紐状部材35の巻込みを開始すると、シート部材31の
両端部が引張られてシート部材31は次第に伸張され
る。
と、パリソン1のシート部材31に接触した部分はシー
ト部材31の伸張に従って引き伸ばされて一部分が角部
対応部分1D側へ移動され、上記角部対応部分1Dが肉
薄になることを抑制するものである。
肉厚のほぼ均一化を図ることができるものである。
取装置39A,39Bを別個に設けた構成にて例示して
あるが、巻取装置を1つにして左右の紐状部材35を同
時に巻取る構成とすることも可能なものである。
35に代えて、例えばシリコンゴム,バイトンゴム等よ
りなるシート部材31の両端縁部に熱収縮性のシート部
材41を設けた構成である。このシート部材41として
は、パリソン1の材質にもよるが、例えば熱収縮性のポ
リエチレンを使用することができる。
よりパリソン1の所定部分1Cがシート部材31に接触
すると、熱伝導によりシート部材31が熱せられて熱膨
脹すると共に、熱収縮性のシート部材41が収縮するの
で、パリソン1のシート部材31に接触した部分の一部
が角部対応部分1D側へ移動され、角部対応部分1Dが
肉薄になることを抑制するものである。
35等に代えて、シート部材31の裏面に適宜形状のバ
イメタル43を設けた構成である。すなわち、上記バイ
メタル43の一端側をシート部材31に連結し、他端側
をキャビティ3の内面に固定した構成である。
にシート部材31に接触し、熱伝導によってバイメタル
43が加熱され、熱変形する際にシート部材31の端部
を引張って引き伸ばすものである。よって、パリソン1
のシート部材31に接触した部分を引き伸ばして矢印方
向に移動することになり、パリソン1の角部対応部分1
Dが肉薄になることを抑制できるものである。
45からパリソン1を射出し、型締めを行う際に、金型
5とパリソン1との間に潤滑膜47を介在する構成であ
る。
の両者との接触抵抗の小さな材質のテープ部材49、例
えばテフロンテープなどの弾性テープ(フィルム)を適
宜に積層してなるものであって、その両端部は金型装置
などの適宜の固定部51に連結してある。
に示すように、パリソン1に対応した側面が凹状になる
ように、換言すれば金型5側が凸状になるように、テー
プ部材49を僅かにずらして左右対称形かつ階段状に積
層した態様である。
45からパリソン1を射出すると、パリソン1は両側の
対称位置に位置する潤滑膜47(一方は図示省略)に接
触し、図11(B)に示すように、パリソン1の断面形
状は楕円形状になる。その後、型締めを行うと、金型5
とパリソン1との間に潤滑膜47が挾持される。なお、
最も外側のテープ部材49Aは一対の金型5によって挾
持される。
ン1内へエアーを吹き込んでパリソン1を膨脹せしめる
と、パリソン1と潤滑膜47のテープ部材49との間及
び金型5のキャビティ内面とテープ部材49との間に滑
りを生じ、パリソン1と金型5のキャビティ内面との間
に潤滑膜47を介在した状態で密着状態となり、予備成
形される。
面との間に、接触抵抗の小さな潤滑膜47を介在して、
パリソン1がキャビティ内面に直接接触することを防止
するものであるから、パリソン1がキャビティ内面に接
触して移動を停止するようなことがないものであり、パ
リソン1の全体的な肉厚の均一化を図っての予備成形を
行うことができるものである。
は、別工程において仕上の成形を行うものである。
上方及び下方の位置にピンチ部材53U,53Lを配置
した構成である。上記ピンチ部材53U,53Lは、押
出機のダイ45からパリソン1を射出し型締めを行う前
に、適宜方向からパリソン1を挾み込んで、パリソン1
を、成形品の形状により近似するように予備成形するも
のである。
成した切欠部53Nに対応して設けたブローピン55を
パリソン1内に入れた状態においてピンチ部材53Lを
閉じ、前記ブローピン55からエアーを吹き込むことに
より、予備成形時におけるエアーの吹き込みを容易に行
うことができるものである。
欠部(図示省略)を形成し、ダイ45からブローピン5
5に相当する部材を突出し、この部材からエアーを吹き
込む構成とすることも可能である。
らパリソン1を射出し、金型(図12には図示省略)の
型締めを行う前に、金型の上下両側に配置した各ピンチ
部材53U,53Lによってパリソン1を挾み込み、成
形品の形状に近似するように予備成形を行うものであ
る。予備成形後は、通常のブロー成形と同様に型締めを
行い、パリソン1内へエアーを吹き込んでブロー成形を
行うものである。
形品に近似するようにパリソン1の予備成形を行うもの
であるから、型締めを行ってブロー成形を行うとき、パ
リソン1全体は金型内面(キャビティ内面)に大略同時
的に接触する態様となり、接触時の時間差が小さく、パ
リソン1の引き伸ばされる部分が小さくなるので、全体
的にほぼ均一な肉厚分布の成形品を得易いものである。
パリソン1の側部を挾持自在の可動入子57を備えた構
成である。より詳細には、上記可動入子57は型締め前
にパリソン1の側部を挾持して予備成形を行うもので、
金型5の対向面に形成した凹部5Cに対して出入自在に
設けてある。前記可動入子57の出入を行うために、金
型5には、例えばエアーシリンダのごときアクチュエー
タ59が装着してあり、このアクチュエータ59に連結
した往復動自在のロッド59Rと一体的に連結してあ
る。
リソン1を射出し、金型5の型締めを行う前に、アクチ
ュエータ59を作動して可動入子57を金型5の凹部5
Cから押し出し、パリソン1の側部を挾持して成形品の
形状に近似するように予備成形を行うものである。
構成と組合せて使用することにより、パリソン1の予備
成形をより効果的に行うことができるものである。
ピンチ部材53U,53Lによりパリソン1の上下部を
挾持して予備成形を行うと共に、可動入子57によって
パリソン1の両側部を挾持して予備成形を行うことによ
り、パリソン1を成形品の形状により近似して予備成形
を行うことができるものである。
締めを行ってブロー成形を行うことにより、金型内面に
対するパリソン1全体の接触がほぼ同時的に行われる態
様となり、全体的にほぼ均一な肉厚分布の成形品をより
得易いものである。
ビティ3の底部に凹部5Dを設け、この凹部5Dに対し
て出入自在の可動入子61を設けた構成である。より詳
細には、上記可動入子61はパリソン1の一部の膨脹を
制限してパリソン1の形状を金型形状、すなわちキャビ
ティ3の形状に近似するように予備成形するものであ
る。
1の出入を駆動制御するために、金型5には駆動制御装
置の一例として、例えばエアーシリンダ等のごとき適宜
のアクチュエータ63が装着してあり、このアクチュエ
ータ63に連結した往復動自在のロッド63Rが可動入
子61に連結してある。
射出し型締めを行う際、アクチュエータ63を作動して
可動入子61を金型5の凹部5Dから予め突出せしめて
おくことにより、上記可動入子61がパリソン1の一部
に当接し、パリソン1の一部に変形を与えて金型形状
(キャビティ3の形状)に近似するようにパリソン1の
予備成形を行うことになる。
当接せしめて予備成形を行った後、型締めを行うと共に
パリソン1内へエアーを吹き込んでブロー成形を行うも
のである。この際、アクチュエータ63を適宜に制御し
て、ブロー圧によって膨脹するパリソン1の膨脹に対応
して可動入子61を徐々に凹部5Dに没入するものであ
る。
品の形状(キャビティ3の形状)に応じて適宜に設けれ
ば良いものである。また、前記可動入子61がパリソン
1に接触する接触面は、接触抵抗が小さくなるように、
例えばテフロン加工等を行うことが望ましいものであ
る。
成形を行う前に、パリソン1の一部の膨脹を制限してパ
リソン1の形状が製品形状(キャビティ3の形状)に近
似するように予備成形するものであるから、金型内面に
対するパリソン1の接触は全体がほぼ同時的に行われる
態様となり、全体的に均一な肉厚の成形品を得易いもの
である。
リソン1を側方から押圧して変形せしめるための一対の
押え板65を往復動自在に備えた構成である。より詳細
には、前記押え板65は、パリソン1を押圧変形せしめ
ると共に、パリソン1と押え板65との接触部分が肉厚
になり、非接触部分が肉薄になるように予備成形するも
のである。
ために、例えばエアーシリンダのごとき適宜のアクチュ
エータ67が設けてあり、このアクチュエータ67に備
えた往復動自在のロッド67Rが前記押え板65に連結
してある。なお、金型5には、型締め時に前記ロッド6
7Rが係合する係合凹部5Eが形成してあると共に、前
記押え板65が係合自在の係合段部5Fが内面に形成し
てある。
射出し型締めを行う際に、左右のアクチュエータ67を
作動して左右の押え板65が互いに接近するように移動
すると、パリソン1は左右の押え板65によって左右か
ら押圧され、断面形状が長円形状を程するように変形さ
れる。
触し押圧すると、パリソン1の押え板65との接触部分
は接触抵抗により移動することなく接触時の肉厚を維持
するので、円弧状の非接触部分1Eが肉薄になる傾向に
ある。
5によって押圧されることにより、断面形状が非円形状
になるように予備成形されると共に、パリソン1に肉厚
部分と肉薄部分とが生じるように予備成形されるもので
ある。
パリソン1を押圧し変形せしめて予備成形を行った後、
型締めを行うと、パリソン1の円弧状の肉薄部分1Eが
キャビティ3の内面に早期に接触し、当該部分1Eの肉
厚は接触時の肉厚に維持される。
に対応して次第に開くように左右の押え板65を互いに
左右方向に移動すると、パリソン1と左右の押え板65
との間に相対的な滑りを生じる態様となり、押え板65
との接触部分から樹脂の1部が移動される態様となって
パリソン1がキャビティ3の内面に次第に密着されるの
で、パリソン1のキャビティ3の内面への密着部分に限
っての肉厚はほぼ均一になるものである。
係合し、押え板65の内面はキャビティ3の内面と連続
するように面一になるものである。
65によってパリソン1を予め押圧して異形状(成形品
に近似する形状)に予備成形すると共に、ブロー成形時
に引き伸ばされて次第に肉薄になる肉厚部分と、金型内
面に早期に接触してその後に肉厚を変化しない肉薄部分
が生じるように予備成形するものであるから、結果とし
て全体的には肉厚がほぼ均一になるように製品をブロー
成形し易いものである。
リソン1を射出する環状の射出口69の内側のマンドレ
ル又はコア71に、パリソン1へ向けて低温のエアーを
噴射するエアーノズル73を設けた構成である。
ブロー成形を行う前に、パリソン1のブロー成形時に肉
薄になる傾向にある所定部分へエアーを吹き付けて、上
記所定部分を周囲の他の部分よりも低温化するためのも
のである。上記エアーノズル73は、放射外方向へエア
ーを噴射するように複数設けることも可能であるが、適
数のエアーノズル73を水平に旋回可能に設けて、種々
の放射外方向へエアーを噴射できる構成とすることが望
ましいものである。
パリソン1の射出成形時に、又は型締めを行う前に、パ
リソン1のブロー成形時に肉薄になる傾向にある所定部
分へエアーノズル73からエアーを噴射すると、上記所
定部分1Fは周囲の他の部分よりも低温になる。その後
に、型締め(図16には金型は省略)を行い、パリソン
1内へエアーを吹き込んでブロー成形を行うとき、前記
所定部分1Fは周囲の他の部分より低温であるので、パ
リソン1の膨脹時に前記所定部分1Fの伸びが抑制され
ることになり、前記所定部分1Fが肉薄になる傾向にあ
る部分であっても、肉薄になることを抑制されるもので
ある。
的にほぼ均一になるものである。
1における所定部分1Fを周囲の他の部分より低温にす
ることにより、パリソン1の全体における温度分布を異
にして、ブロー成形時におけるパリソン1の膨脹過程に
おける伸びの不均一化を図って肉厚分布を制御するもの
であるから、最終的には全体として肉厚がほぼ均一な成
形品を得ることができるものである。
するノズル73に代えて、高圧エアーを噴射するエアー
ノズル75を設けた構成である。このエアーノズル75
は、高圧エアーをパリソン1へ噴射しパリソン1に予め
変形を与えて、パリソン1を成形品形状に近似するよう
に予備成形を行うためのものである。
のパリソン1の射出成形時又は金型(図示省略)の型締
めを行う前に、エアーノズル75からパリソン1の所望
部分へ向けて高圧エアーを噴射すると、パリソン1の所
望部分が外方向へ突出変形され、成形品に近似するよう
に予備成形される。上述のごとくパリソン1の予備成形
を行った後、型締めを行いブロー成形を行うものであ
る。
ズル75からパリソン1の所望部分へ高圧エアーを噴射
してパリソン1に変形を付与し、成形品に近似するよう
に予備成形を行った後に型締めを行ってブロー成形を行
うものであるから、全体として肉厚がほぼ均一な成形品
を得易いものである。
対応して外側からパリソン1の吸引を行う吸引ノズル7
7を設けた構成である。
アーノズル75から高圧エアーを噴射してパリソン1に
突出するように変形を与えるとき、上記エアーノズル7
5に対応して吸引ノズル77が吸引するので、パリソン
1の予備成形を効果的に行うことができると共に、予備
成形の形状精度をより向上することができるものであ
る。
ノズル73と高圧エアーを噴射するエアーノズル75と
を個別に設けることも可能であるが、この場合にはエア
ーノズルの数が多くなるので、例えばエアーノズル73
に対して低温エアー源と高圧エアー源とを切換可能に接
続することにより、1つのエアーノズル75でもって低
温のエアーの噴射と高圧エアーの噴射とを切換えて行う
ことができるものである。
ズル73からパリソン1の所定部分1Fへ低温のエアー
を噴射して局部的に低温化した後に、エアーノズル73
の接続を高圧エアー源に切換え、パリソン1の所望部分
1Gへ高圧エアーを噴射して変形を与えることができ
る。
射出成形時又は金型の型締めを行う前に、成形時に肉薄
になる傾向にある所定部分1Fへ低温のエアーを噴射し
て上記所定部分1Fを周囲の部分よりも低温にした後、
パリソン1の所望部分1Gへ高圧エアーを噴射して成形
品の形状に近似するように予め変形を与えることができ
る。
を周囲の部分より低温にし、かつ所望部分1Gの予備成
形を行った後、型締めを行いブロー成形を行うことによ
り成形品を得ることができるものである。
し、かつ予備成形を行った後にブロー成形を行うもので
あるから、成形品としては、全体的に肉厚がほぼ均一な
成形品を得易いものである。
に、請求項1に記載の発明は、ブロー成形方法におい
て、パリソンを射出し型締めを行った後、パリソン内へ
エアーを吹込み、パリソンを膨脹する(a)工程と、パ
リソンが膨脹して当該パリソンの所定部分が他の部分よ
り早く金型内面に接触する傾向にあるとき、加熱器によ
って高温にされた高圧エアーを金型に設けたエアー噴射
孔から前記所定部分へ噴射して粘性を低下させ、他の部
分より薄肉にして金型内面に対する前記所定部分の接触
を遅らせる(b)工程と、前記高圧エアーの噴射を停止
してパリソンを金型の内面に密着させる(c)工程と、
パリソンを冷却すると共にパリソン内へのエアーの吹込
みを停止し、金型から製品を取出す(d)工程と、より
なるものであるから、金型の内面に対するパリソンの接
触は、所定部分が他の部分よりも早期に接触することを
抑制して、パリソンが全体的にほぼ同時的に金型内面に
接触するように制御可能であり、成形品の全体的な肉厚
の均一化を図ることができるものである。
においてパリソンを射出し型締めを行った後、パリソン
内へエアーを吹込み、パリソンを膨脹する(a)工程
と、パリソンが膨脹して当該パリソンの所定部分が他の
部分より早く金型内面に接触する傾向にあるとき、加熱
器により高温にされた高圧エアーを金型に設けたエアー
噴射孔から前記所定部分へ噴射して粘性を低下させ、他
の部分より薄肉にして金型内面に対する前記所定部分の
接触を遅らせる(b)工程と、パリソンの前記他の部分
に対応して金型に設けた吸引孔から金型内のエアーを吸
引して前記他の部分の膨脹を助長する(c)工程と、前
記エアー噴射孔からの高圧エアーの噴射および前記吸引
孔からのエアーの吸引を停止してパリソンを金型の内面
に密着させる(d)工程と、パリソンを冷却すると共に
パリソン内へのエアーの吹込みを停止し、金型から製品
を取出す(e)工程と、よりなるものである。
分よりも早期に、金型内面に接触することを抑制し、金
型内面に遅れて接触する傾向にある部分の膨脹を助長促
進するので、パリソン全体が金型内面にほぼ同時的に接
触するように制御可能であり、全体的な肉厚の均一化を
図ることができるものである。
ーは加熱器により高温にされているから、高圧エアーを
噴射してパリソンに変形を付与すると共に、当該変形部
分の肉厚を他の部分よりも肉薄化することができ、最終
的な成形品の全体の肉厚のほぼ均一化を図ることができ
るものである。
ダイから射出されたパリソンを一対の金型内に挾み込
み、かつ上記パリソン内にエアーを吹込んで成形品を成
形するブロー成形方法に使用する金型において、パリソ
ンが膨脹されて当該パリソンの所定部分が他の部分より
早く金型内面に接触する傾向にあるとき、金型内面に対
する前記所定部分の接触を遅らせ、かつ前記所定部分の
粘性を低下させて他の部分より薄肉にすべく加熱器によ
って高温にされた高圧エアーを前記所定部分へ噴射する
ためのエアー噴射孔を設けると共に前記加熱器を有する
ものであるから、パリソンの所定部分が他の部分よりも
早期に金型内面に接触することを抑制でき、最終的な成
形品の全体的な肉厚の均一化を図ることができるもので
ある。
の発明において、パリソンの他の部分付近のエアーを吸
引して当該他の部分の膨脹を助長するための吸引孔を備
えているものであるから、金型内面に対してパリソン全
体がほぼ同時的に接触するように制御可能であり、最終
的な成形品の肉厚の均一化を図ることができるものであ
る。
に記載の発明において、エアー噴射孔に、当該エアー噴
出孔を開閉自在のバルブを備えているものであるから、
エアー噴射孔に対して樹脂が入り込んでバリを生じるこ
とを防止できるものである。
のできる金型の説明図である。
説明図である。
説明図である。
引して変形を与えることのできる金型の説明図である。
た金型の説明図である。
型の説明図である。
型の説明図である。
である。
の説明図である。
の作用説明図である。
材の説明図である。
備えた金型の作用説明図である。
た金型の作用説明図である。
た構成の作用説明図である。
である。
である。
である。
備成形を行った際の作用説明図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 ブロー成形方法において次の各工程より
なることを特徴とするブロー成形方法 (a)パリソンを射出し型締めを行った後、パリソン内
へエアーを吹込み、パリソンを膨脹する工程、 (b)パリソンが膨脹して当該パリソンの所定部分が他
の部分より早く金型内面に接触する傾向にあるとき、加
熱器により高温にされた高圧エアーを金型に設けたエア
ー噴射孔から前記所定部分へ噴射して粘性を低下させ、
他の部分より薄肉にして金型内面に対する前記所定部分
の接触を遅らせる工程、 (c)前記高圧エアーの噴射を停止してパリソンを金型
の内面に密着させる工程、 (d)パリソンを冷却すると共にパリソン内へのエアー
の吹込みを停止し、金型から製品を取出す工程。 - 【請求項2】 ブロー成形方法において次の各工程より
なることを特徴とするブロー成形方法 (a)パリソンを射出し型締めを行った後、パリソン内
へエアーを吹込み、パリソンを膨脹する工程、 (b)パリソンが膨脹して当該パリソンの所定部分が他
の部分より早く金型内面に接触する傾向にあるとき、加
熱器により高温にされた高圧エアーを金型に設けたエア
ー噴射孔から前記所定部分へ噴射して粘性を低下させ、
他の部分より薄肉にして金型内面に対する前記所定部分
の接触を遅らせる工程、 (c)パリソンの前記他の部分に対応して金型に設けた
吸引孔から金型内のエアーを吸引して前記他の部分の膨
脹を助長する工程、 (d)前記エアー噴射孔からの高圧エアーの噴射および
前記吸引孔からのエアーの吸引を停止してパリソンを金
型の内面に密着させる工程、 (e)パリソンを冷却すると共にパリソン内へのエアー
の吹込みを停止し、金型から製品を取出す工程。 - 【請求項3】 押出機におけるダイから射出されたパリ
ソンを一対の金型内に挾み込み、かつ上記パリソン内に
エアーを吹込んで成形品を成形するブロー成形方法に使
用する金型において、パリソンが膨脹されて当該パリソ
ンの所定部分が他の部分より早く金型内面に接触する傾
向にあるとき、金型内面に対する前記所定部分の接触を
遅らせ、かつ前記所定部分の粘性を低下させて他の部分
より薄肉にすべく加熱器によって高温にされた高圧エア
ーを前記所定部分へ噴射するためのエアー噴射孔を設け
ると共に前記加熱器を有することを特徴とするブロー成
形用金型。 - 【請求項4】 請求項3に記載の発明において、パリソ
ンの他の部分付近のエアーを吸引して当該他の部分の膨
脹を助長するための吸引孔を備えていることを特徴とす
るブロー成形用金型。 - 【請求項5】 請求項3又は4に記載の発明において、
エアー噴射孔に、当該エアー噴出孔を開閉自在のバルブ
を備えていることを特徴とするブロー成形用金型。
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JP2002284259A Division JP3765298B2 (ja) | 2002-09-27 | 2002-09-27 | ブロー成形方法及び同方法に使用する金型 |
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JPH0970876A JPH0970876A (ja) | 1997-03-18 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE1023945B1 (nl) * | 2016-03-08 | 2017-09-19 | Nervia Plastics | Een matrijs, een werkwijze en een systeem voor de extrusie van een kunststof object |
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ES2397136T3 (es) * | 2003-04-23 | 2013-03-05 | Otsuka Pharmaceutical Factory, Inc. | Ampolla de plástico rellena con una disolución de un fármaco y procedimiento para la producción de la misma |
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-
1995
- 1995-09-06 JP JP22921295A patent/JP3407166B2/ja not_active Expired - Lifetime
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