JPH11196841A - タバコ葉の葉編み装置 - Google Patents

タバコ葉の葉編み装置

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JPH11196841A
JPH11196841A JP753698A JP753698A JPH11196841A JP H11196841 A JPH11196841 A JP H11196841A JP 753698 A JP753698 A JP 753698A JP 753698 A JP753698 A JP 753698A JP H11196841 A JPH11196841 A JP H11196841A
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JP
Japan
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string
holder
leaf
conveyor belt
tobacco leaves
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JP753698A
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English (en)
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Takao Kumagai
隆男 熊谷
Masaki Haga
正喜 芳賀
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Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 在来種やバーレー種等のタバコ葉を連縄のよ
うな紐部材に葉編みするためのタバコ葉の葉編み装置を
得る。 【解決手段】 搬送ベルト10と、搬送ベルト10上を
搬送されるタバコ葉Tと連縄Nとをミシン糸Iにより縫
合するためのミシン機構部M、とを有するこタバコ葉の
葉編み装置において、搬送ベルト10には、紐部材Nを
搬送ベルト10と同期して移動するように保持する紐保
持具30、50が、搬送ベルトの回動位置に応じて閉位
置と開位置とをとることができるように取り付けられ
る。連縄Nは、紐保持具が閉位置のときには紐保持具に
保持されて搬送ベルトと同期して移動し、紐保持具が開
位置のときには紐保持具から自動的に離脱する。紐部材
Nの移動は確実となると共に、搬送ベルト10の下流側
に作業者を配置することが不要であり、上流側に一人の
作業者を配置するだけで所要の葉編み作業が遂行され、
葉編み作業の一層の省力化が達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタバコ葉の葉編み装
置に関し、特に、在来種やバーレー種等のタバコ葉を連
縄のような紐部材に効率的に編み込むのに用いられるタ
バコ葉の葉編み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】在来種及びバーレー種等のタバコ葉は、
収穫後に乾燥施設内において乾燥される。従来、乾燥に
際しては、麻製で紐状のものを撚り合わせた縄(連縄)
の各撚り目にタバコの葉元部を挟み込み、連縄全体を乾
燥施設内に懸吊している。このようにして挟み込まれた
タバコ葉は、連縄ごと乾燥室の両側の吊り手となるパイ
プにその両端を懸けて懸吊され、乾燥される。連縄の撚
り目へタバコ葉を挿入する作業は例え機械で行うとして
も、大きな作業負担を伴う。
【0003】そのような事情を考慮して、本出願人は、
特に、在来種やバーレー種等のタバコ葉を連縄のような
紐部材に直接葉編みすることのできるタバコ葉の葉編み
装置をすでに提案している(特開平8−173126号
公報参照)。この装置は、図10に示すように、所定の
間隔Sをおいて平行に配置された第1の無端ベルト11
と第2の無端ベルト12からなり、所定の速度で矢印
(イ)方向に連続移動するタバコ葉搬送用の搬送ベルト
10と、該搬送ベルト10の前記間隔S内にタバコ葉縫
合用の紐部材Nを供給するための巻き取りドラム21を
持つ紐供給手段20と、所定の張力を付与した状態で紐
部材Nを前記無端ベルト12と同じ方向に同じ速度で引
き出すための紐引き出し手段40と、前記搬送ベルト1
0によって搬送されるタバコ葉と前記紐部材Nとをミシ
ン糸Iにより縫合するためのミシン機構部Mとを有して
いる。図において、15はタバコ葉の葉元を整列させる
ための葉元受けガイドである。
【0004】このタバコ葉の葉編み装置によれば、葉編
み作業の単純化が図れ、作業時間の大幅な節減がもたら
される。また、タバコ葉の編み込みには紐部材Nとして
現行の連縄等をそのまま使用でき、そのために、吊り具
及び現行乾燥施設をそのまま用いることができることか
ら、経済性にも有利である。更に、給葉位置も水平状態
にある搬送コンベア上であるために、手による給葉及び
機械給葉の双方が容易に可能となる利点もある。また、
乾燥終了後に紐部材Nからタバコ葉を葉抜きする場合に
は、縫合終了側のミシン糸を手で引くことにより簡単に
紐部材Nとタバコ葉とを分離することができ、従来の撚
り目にタバコ葉を挟み込んだものと比較して、葉抜き時
の葉元の中骨の折れに伴う脱落が皆無となり、不要な収
量低下も回避される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本出願人は、前記のタ
バコ葉の葉編み装置を用いて在来種及びバーレー種等の
タバコ葉の葉編み作業を継続して行う過程において、こ
の葉編み装置では、紐引き出し手段の構成がやや複雑で
あり精緻な組付けを必要とし、場合によっては、葉編み
後の紐の送りを安定させるために、上流側でタバコ葉を
供給する作業者に加えて、紐引き出し手段の付近にもう
一人の作業者を配置することが必要となる場合があるこ
とを経験した。
【0006】本出願人は、紐の送りを安定化させる目的
で、編み込み紐の先端を固定保持するための紐支持部材
を搬送ベルトに取り付け、該紐支持部材により紐部材を
搬送ベルトと共に積極的に移動させるようにした改良さ
れたタバコ葉の葉編み装置を既に出願している(特願平
9−21314号参照)。前記出願に係る葉編み装置に
よれば、簡単な構成でもって安定した紐送りが達成され
作業性は向上したが、該紐支持部材から紐部材を取り外
すために、搬送ベルトの下流側にもう一人の作業者を配
置することが必要とされている。本発明は、先に提案し
ているタバコ葉の葉編み装置をさらに改良することにあ
り、より具体的には、紐送りにかかる構成を改良して安
定した紐送りを可能とし、同時に、一人の作業者で編み
込み作業を円滑に行うことを可能とした改良されたタバ
コ葉の葉編み装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、本発明に
よれば、基本的に、タバコ葉搬送用の搬送ベルトと、該
搬送ベルトに沿って供給されるタバコ葉縫合用の紐部材
に対して前記搬送ベルト上を搬送されるタバコ葉を縫合
するためのミシン機構部、とを有するタバコ葉の葉編み
装置であって、前記搬送ベルトには、搬送ベルトの回動
位置に応じて閉位置と開位置とをとることができるよう
にされた紐保持具が取り付けられており、前記紐部材
は、該紐保持具が閉位置のときには紐保持具に保持され
て前記搬送ベルトと同期して移動できるようされ、紐保
持具が開位置のときには該紐保持具から自動的に離脱可
能とされていることを特徴とするタバコ葉の葉編み装
置、により解決される。好ましい態様において、前記タ
バコ葉搬送用の搬送ベルトは所定の間隔をおいて平行に
配置された第1の無端ベルトと第2の無端ベルトからな
り、該搬送ベルトの前記間隔内にタバコ葉縫合用の紐部
材が供給される。
【0008】本発明のタバコ葉の葉編み装置によれば、
作業者は、先ず、ミシン機構部の上流位置(搬送ベルト
の搬送方向上流位置)において、閉位置となっているあ
るいは閉位置に変位しようとする紐保持具に紐部材を固
定する。紐保持具に固定保持された紐部材は搬送ベルト
と同期して移動し、搬送ベルトの搬送面上流側から、前
記ミシン機構部の下部を通り、搬送ベルト搬送面下流側
まで移動する。紐部材として、好ましくは、多数本の連
縄をその端部同志を結び目及び撚り目を利用して脱着自
在に結合した長尺状のものが用いられ、その結合部の部
分を前記紐保持具により保持するようにする。一本づつ
に分離した連縄も当然に用いることができる。
【0009】作業者は、ミシン機構部の上流位置におい
て、搬送ベルト上にタバコ葉を供給する。その際に、タ
バコ葉を同一方向に向け、かつ、移送される紐部材上に
タバコ葉の葉元から3cm〜6cmのところが位置する
ように配置する。それにより、搬送ベルト上を搬送され
るタバコ葉と紐部材とは、紐部材の上にタバコ葉の葉元
から幾分上方部分が交叉した姿勢で、同じ速度で下流に
あるミシン機構部に向けて移送され、ミシン機構によ
り、タバコ葉と紐部材とは一体に縫合される。
【0010】縫合されたタバコ葉と紐部材(連)は、紐
保持具により保持された状態で搬送ベルトの移動と共に
ミシン機構部の下流へ連続して送られる。紐保持具が搬
送ベルトの搬送方向回動端あるいはその近傍に達したと
きに、該紐保持具はその閉位置から開位置へと変位す
る。その変位によりタバコ葉を編み込んだ紐部材(連)
は自動的に搬送ベルトから(すなわち、紐保持具から)
離脱して下方に落下する。
【0011】一連分の紐部材が通過して次の結合部が現
れたときに、作業者は該結合部が最も近くに位置する、
閉位置となっているあるいは閉位置に変位しつつある紐
保持具に、前回と同様にして、紐部材(好ましくは、そ
の結合部近傍)を保持させる。以下、同様の作業を繰り
返す。所要本数分の連縄への葉編みを終えた時点で、作
業者は、搬送ベルトの下流側に集積した連続状態の連
(連縄)の前記結合部を分離すると共に、その部分のミ
シン糸を切断することにより、個々に分離した連が得ら
れる。
【0012】本発明によるタバコ葉の葉編み装置によれ
ば、作業者は搬送ベルト上に収穫したタバコ葉を所定の
姿勢で載置するだけで、タバコ葉を縫合した連を連続的
かつ自動的に得ることができるので、大幅な省力化が可
能となる。また、本発明によるタバコ葉の葉編み装置で
は、紐部材の送りは搬送ベルトに固定された紐保持具に
よって行われるので、確実な送りが達成される。そし
て、紐部材は搬送ベルトの搬送方向回動端又はその近傍
で自動的に搬送ベルト(すなわち、紐保持具)から離脱
するので、搬送ベルトの下流側に離脱のための作業者を
配置することが不要となり、一人の作業者で高い効率で
の葉編み作業を行うことができる。
【0013】本発明において、紐保持具をその閉位置か
ら開位置にあるいは開位置から閉位置に変位させる態様
は任意であり、多くの態様が考えられる。一つの態様
は、搬送ベルトを回動自在に支持している駆動ローラあ
るいは従動ローラの表面に沿う搬送ベルトの湾曲を利用
するものであり、この湾曲により、紐保持具の先端は閉
じた状態から開いた状態に自然に変位する。この変位に
より、タバコ葉を編み込んだ紐部材は、紐保持具による
保持状態が解放され、その自重により自然に下方に落下
し、搬送ベルトから確実に離脱する。開いた状態の紐保
持具は、搬送ベルトが当該ローラの表面から離れていく
ことにより自動的に閉じた状態に復帰する。紐保持具を
弾性材料により構成することにより、この変位及び離脱
は一層確実となる。
【0014】前記紐保持具の開位置から閉位置への変位
をカム機構を利用して生じさせるようにしてもよい。例
えば、紐保持具を対向する2枚の把持体により構成し、
その下方端を従動カム体とし、該従動カム体を、搬送ベ
ルトの有効搬送面部分では2枚の把持体が閉じた位置と
なるように案内し、搬送方向回動端又はその近傍では開
いた位置となるように案内するようにしたカム板を搬送
ベルトに沿って設けるような態様は有効である。
【0015】紐保持具から紐部材が落下するのを一層確
実とするために、紐保持具に適宜のの紐部材押し出し具
を設けることもできる。例えば、一つの形態として、先
端にバネを持つ棒部材を上下方向に進退自在に取り付
け、該棒部材の一部が駆動ローラあるいは従動ローラの
表面に接することにより、あるいは、カム機構に案内さ
れることにより、退いた位置から突出する位置に変移す
るようにし、その変移により紐部材を積極的に押し出す
ようにした構成のものであってよい。なお、本発明にお
いて、搬送ベルト上を搬送されるタバコ葉を縫合するた
めのミシン機構部は、例えば前記した特開平8−173
126号公報に記載のもののように従来知られた任意の
ものであってよく、特に制限はない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しつつ、
本発明の好ましい実施の形態について説明する。なお、
以下の説明では、吊具である紐部材Nの例として通常葉
編みに用いられる麻縄等の連縄を用いるものとして説明
するが、これに限ることなく、縫合時に針が通過可能で
あることを条件に、布製あるいは樹脂製のテープや紐材
料を任意に用いることができる。図1は本発明によるタ
バコ葉の葉編み装置により編み込まれた連の一例を示す
ものであり、連縄Nの上にタバコ葉Tの葉元から3cm
〜6cmの部分が好ましくは直交する状態で載置され、
その交差部がミシン糸Iにより互いに縫合されている。
この連はそのまま乾燥施設において懸吊されて乾燥され
る。
【0017】図2は、上記のようなタバコ葉を葉編みし
た連縄を作るための葉編み装置の好ましい一実施の形態
であり、機枠Cと、該機枠Cに回動自在に装着された、
所定の間隔Sをおいて平行に位置する第1の無端ベルト
11と第2の無端ベルト12からなる搬送ベルト10
と、該搬送ベルト10の前記間隔S内に供給されるタバ
コ葉縫合用の連縄Nと該搬送ベルト10上を搬送される
タバコ葉Tとをミシン糸Iにより縫合するためのミシン
機構部M、とから構成される。図示しないが、搬送ベル
ト10の搬送方向上流側に連縄Nの巻き取りリール等か
らなる紐供給手段を配置することは好ましい態様であ
る。
【0018】機枠Cは、平行する2本の枠体Ca、Cb
を有し、その一方端(図2において左方端)側には駆動
ローラ1a(図5)を持つ駆動軸1が軸支され、他方端
には従動ローラ(図示せず)を持つ従動軸2が軸支され
る。該駆動軸1は、図示しない駆動モータにより回転駆
動される。該駆動ローラ1aと従動ローラの間には、搬
送ベルト10を構成する第1の無端ベルト11と第2の
無端ベルト12とが間隔S(好ましくは約3cm程度)
をおいて巻装される。好ましくは、第1の無端ベルト1
1の幅は6cm程度とされ、第2の無端ベルト12の幅
は70cm程度とされる。
【0019】第2の無端ベルト12の前記間隔Sに近接
したやや内側位置には、該間隔Sに沿うようにして、図
3に示す形状の紐保持具30が所定の間隔で多数個固定
される。紐保持具30は全体がゴムや適宜の樹脂材料の
ような弾性材で作られており、基板31と、該基板31
に好ましくは一体成形された平行に対峙する一対の把持
体32、32とを有する。一対の把持体32、32の間
隙Saは、用いる紐部材(連縄)Nの直径よりもやや狭
い程度とすることが好ましい。図4に示すように、この
紐保持具30は、前記一対の把持体32、32の間隙S
aが搬送ベルト10の搬送方向にほぼ直交する姿勢で、
第2の無端ベルト12に対してリベット33のような固
定具により、所定間隔で取り付けられる。さらに、第2
の無端ベルト12の前記間隔Sに面した側の周縁におけ
る前記固定された紐保持具30の前後には、適宜の材料
からなる支柱34、34が設けられる。図示しなしが、
好ましくは、前記支柱34、34の前記間隔Sに面した
部分には用いる紐Nの太さに応じた切り込み(凹所)を
形成する。
【0020】また、図示しないが、前記搬送ベルト10
の搬送面(上面)側の前記間隔Sのわずかに下方に、ミ
シン機構部Mが位置する部分を除いて、連縄Nの落下を
防止するための板部材を設けてもよい。機枠Cを構成す
る前記2つの枠体Ca、Cbの両端近傍位置には、下端
にキャスター8を持つ脚が設けられ、全体として移動自
在とされる。また、前記枠体Cbの搬送方向上流位置に
は、平板状の葉元整列用のガイド15が立設され、第1
と第2の無端ベルト11、12上に載置されるタバコ葉
Tの葉元を一線状に整列させ編み込み位置を決めるのに
用いられる。葉元受けガイド15の高さは任意である
が、第1の無端ベルト11上でタバコ葉Tの中骨が上方
へ湾曲していることも考慮して、約3〜5cm程度であ
ることが好ましい。また、葉元受けガイド15は垂直な
面が上流側で第1の無端ベルト11側に接近し、下流側
で離れるように、若干斜めに取り付けることが好まし
く、それにより、タバコ葉Tの搬送は一層安定する。
【0021】前記一方の枠体Cbの長手方向のほぼ中央
位置には、前記搬送ベルト10上を搬送されるタバコ葉
Tと前記間隔S内に位置する連縄Nとをミシン糸Iによ
り縫合するための従来知られたミシン機構部Mが設けら
れる。ミシン機構部Mの作動機構も従来知られたミシン
機構と同じものであり、ミシン機構部Mの詳細な説明は
省略する。
【0022】次に、このタバコ葉の葉編み装置の作動の
一例を説明する。作業に先立ち、収穫した多数枚のタバ
コ葉Tを葉編み装置の上流側近傍位置に置くと共に、連
縄N(好ましくは、乾燥室の幅にあわせて切断した規定
長さの連縄の両端部を結び目と撚り目とを利用して、数
十本程度脱着自在に結合したもの)をやはり搬送ベルト
10の上流側近傍に配置しておく。作業者は搬送ベルト
10の上流側に立ち、配置された連縄Nの先端を引き出
し、該先端部を前記した紐保持具30の平行に対峙する
一対の把持体32、32で形成される間隙Saの間に挿
入する。第2の搬送ベルト12の有効搬送面部分、すな
わち、第2の搬送ベルト12の水平状態部分では、前記
紐保持具30はその基板31が水平な状態となってお
り、2枚の把持体32、32は平行に立ち上がった閉じ
た状態となっている。そのために、前記間隙Sa内にお
いて、連縄Nの先端は2枚の把持体32、32により固
定的に挟持された状態となる。先端を挟持した後、搬送
方向上流側に立設する直近の支柱34に後ろの部分を引
っ掛ける(もし形成される場合には、その切り込み部
(凹所)に引っかける)。それにより、該連縄Nは前記
第1の無端ベルト11と第2の無端ベルト12の間の間
隔S内に実質的に位置するようになる。
【0023】その状態で図示しない駆動機構を作動して
搬送ベルト10を矢印A(図2)方向に回動させ、か
つ、ミシン機構部Mも作動状態とする。搬送ベルト10
の回動と共に、紐保持具30は連縄Nを牽引しながらミ
シン機構部Mに向けて移動していく。紐保持具30が所
定距離(好ましくは、連縄Nの先端から20〜40cm
程度)移動した時点で、作業者は搬送ベルト10上にタ
バコ葉Tの供給を開始する。その際に、タバコ葉Tの葉
元からどの位置をミシン糸Iで葉編みするかを決め、そ
れに応じて、葉元受けガイド15の位置決めを行う。通
常、葉元から5〜6cmの位置を葉編みするように設定
する。タバコ葉Tの葉元を葉元受けガイド15に沿うよ
うにして搬送ベルト10上に置く。タバコ葉Tを置く間
隔は、手編みと同様な編み込み密度となるように1メー
トル当たり30枚前後とすることが望ましい。連縄Nと
タバコ葉Tは搬送ベルト10と共に前進しミシン機構部
Mに至り、両者はミシン針(図示しない)により縫合さ
れる。
【0024】縫合作用の進行と共に、連縄Nの先端を挟
持固定した紐保持具30は、次第に搬送ベルト10(第
2の無端ベルト12)の搬送方向の下流側端部近傍に達
し、第2の無端ベルト12が駆動ローラ1aの曲面に沿
って湾曲するにつれて、紐保持具30の前記基板31も
駆動ローラ1aの曲面に沿って湾曲する(図5参照)。
基板31の湾曲により、前記一対の把持体32、32は
逆ハ字状に拡開していき、開いた状態となる。その拡開
により、紐保持具30の挟持固定は次第に解放され、タ
バコ葉Tを編み込んだ連縄Nは自重により自然と下方に
落下する。
【0025】作業者は、最初の連縄Nと次の連縄Nとの
結合部Na(図4)が引き出されて所定の長さに達した
ときに、搬送ベルト10へのタバコ葉Tの供給を止め、
該2本の連縄の結合部Naよりすぐ後ろの部分を近くに
位置する紐保持具30の前記間隙Saに挿入し、固定す
ると共に、直近の支柱34、34に連縄Nを引っ掛ける
(図4はその状態を示している)。それにより、2本目
の連縄Nも最初の連縄Nと同様に搬送ベルト10と共に
送られていき、同様にタバコ葉Nの編み込みが行われ
る。このようにして結合部Naを挟持固定した紐保持具
30も搬送ベルト10の搬送方向回動端において先の紐
保持具30と同様に第2の無端ベルト12の湾曲と共に
開いた状態となり、タバコ葉Tを編み込んだ連縄Nは自
動的に搬送ベルト10から離脱し、下方に落下する。
【0026】以下、用意した複数本の連縄に対して同じ
作業を繰り返すことにより、所定本数の連を連続的にか
つ自動的に得ることができる。編み込み作業を終えた後
に、作業者は葉編み装置の下流側に回り、連続して形成
されかつ集積状態となっている連の結合部Naを分離
し、その部分で空編み状態となっているミシン糸Iを切
断することにより、各連は容易に個々に分離される。分
離した連は従来のように乾燥施設に運び込まれ、連縄N
の両端を吊り具に係止して乾燥処理に付される。
【0027】図6〜図9には、紐保持具の異なった開閉
機構を持つ本発明によるタバコ葉の葉編み装置が示され
る。このタバコ葉の葉編み装置も、前記の葉編み装置と
同様の、機枠C、第1の無端ベルト11と第2の無端ベ
ルト12からなる搬送ベルト10、及び、ミシン機構部
Mを有している。同じ部材には同じ符号を付し、説明は
省略する。機枠Cには、その一方端(図6において左方
端)側に駆動ローラ1a(図7)を持つ駆動軸1が軸支
され、他方端には従動ローラ2a(図7)を持つ従動軸
2が軸支されるが、駆動ローラ1a及び従動ローラ2a
の形状が図2〜図6に示すものと相違している。すなわ
ち、図8に従動ローラ2aを示すように、従動ローラ2
aは前記第1の無端ベルト11が摺接する部分に全周に
わたる深さdの溝2cが形成され、さらに、そこから第
2の無端ベルト12側に向いた部分にはやや小径とされ
た部分2dが形成されている。駆動ローラ1aも従動ロ
ーラ2aと実質的に同じ形状とされる。
【0028】また、この葉編み装置では、第1の無端ベ
ルト11側に紐保持具50を取り付けている。すなわ
ち、第1の無端ベルト11の裏面における前記間隔Sに
近接した位置には、2本で一組をなす2本のパイプ51
a、51b(図8に一方のパイプ51bのみが示され
る)が、該間隔Sに直交する方向に、所定の間隔をおい
て多数組取り付けてある。該2本のパイプ51a、51
bの間隔は、好ましくは用いる紐部材(連縄)Nの直径
よりもやや狭い程度される。
【0029】そして、該2本のパイプ51a、51bに
は、紐保持具50を構成する対をなす2本の把持体52
a、52bがそれぞれ回動自在に枢着されている。一方
の把持体52aは、立ち上がり部53aと、その下端に
連続する水平部54aと、その他端から下方に折曲する
従動カム部55aとからなり、該従動カム部55aの下
端は湾曲部56aとなっている。そして、図7に示され
るように、立ち上がり部53aと従動カム部55aとは
表面視で逆く字状に折曲している。他方の把持体52b
も、立ち上がり部53bと、その下端に連続する水平部
54bと、その他端から下方に折曲した従動カム部55
bとからなり、該従動カム部55bの下端には遊転コロ
56bが取り付けてある。そして、図示のように、立ち
上がり部53bと従動カム部55bとは表面視でく字状
に折曲している。さらに、把持体52aの従動カム部5
5aと把持体52bの従動カム部55bとを間には、両
者を常時閉方向に付勢する状態でコイルバネ57が装着
されている。
【0030】上記の構成であり、外力が加えられない状
態では、対をなす2本の把持体52a、52bは、従動
カム部55a、55b同志が近接した位置となり、立ち
上がり部53a、53bは逆ハ字状に拡開した状態で保
持される。前記した従動ローラ2b(駆動ローラ2a)
に形成した溝2cの深さdは、その状態での従動カム部
55a、55bの下端が該溝2cの底部に接触しない深
さとされる。また、小径部2dの深さは、前記したパイ
プ51a、51bが小径部2dの周面に接触しない程度
の深さとされる。
【0031】図7に示すように、第1の無端ベルト11
の搬送面側の下方位置にはカム板60が設けられる。該
カム板60は適宜の手段により一方の枠体Cbの長手方
向に沿って該枠体Cbに固定されており、その両端60
a、60bは次第に下方に湾曲しながら、駆動ローラ1
aと従動ローラ2aに形成した前記溝2c内に入り込
み、最後には該溝2cの底面部分に摺接している。
【0032】上記の構成であり、駆動軸1を回動して搬
送ベルト10を矢印A方向に回動すると、例えば、図7
で右端部に位置する閉じた状態にある紐保持具50は次
第に図で左方向に搬送ベルト10(第1の無端ベルト1
1)と共に移動していき、進行方向前方側の把持体52
aの従動カム部55aの下端湾曲部56aがカム板60
の下方湾曲部60aに最初に接触し、次に、進行方向後
方側の把持体52bの従動カム部55bの遊転コロ56
bが接触する。その状態でさらに第1の無端ベルト11
が前進すると、コイルバネ57の付勢力に抗して、従動
カム部55a、55b同志は、次第に前記パイプ51
a、51bを回動支点として拡開していき、前記カム板
60の水平部分に達した時点では、立ち上がり部53
a、53bが互いにほぼ平行状態となったいわゆる閉じ
た状態となる。
【0033】そのままさらに進行して、駆動ローラ1a
の部分に到達すると、次第に従動カム部55a、55b
はカム板60の下方湾曲部60bに案内されて互いに近
接するようになり、立ち上がり部53a、53bは次第
に拡開する。そして、従動カム部55a、55bの下端
部がカム板60の下方湾曲部60bから離れることによ
り、元の外力が加えられない状態に戻り、その姿勢を保
って従動ローラ2aまで移動する。
【0034】上記のように、このタバコ葉の葉編み装置
の紐保持具50も、搬送ベルト10の回動位置に応じて
閉位置と開位置とをとることができ、搬送方向上流側に
おいて閉位置にあるあるいは閉位置に変位しつつある紐
保持具50の前記立ち上がり部53a、53bの間に連
縄Nの先端あるいは結合部Naの部分をその先端あるい
は結合部Naが第1の搬送ベルト11側となるようにし
て挟持させることにより、図9に示すように、該連縄N
は前記第1の無端ベルト11と第2の無端ベルト12の
間の間隔S内に実質的に位置するように固定することが
でき、その状態で搬送ベルト10を矢印A方向に回動さ
せることにより、連縄Nを搬送方向下流側に移動させる
ことができる。
【0035】ミシン機構部Mにおいて縫合が行われ、連
縄Nの先端あるいは結合部Naを挟持固定した紐保持具
50が搬送ベルト10(第1の無端ベルト11)の搬送
方向の下流側端部に達すると、前記のようにして次第に
立ち上がり部53a、53bは拡開していき、その拡開
により、紐保持具50による挟持固定は解放され、タバ
コ葉Tを編み込んだ連縄Nは自然と下方に落下する。
【0036】上記の説明は本発明によるタバコ葉の葉編
み装置とその紐保持具の好ましい実施の形態の説明であ
って、本発明はこれに限らず多くの変形例が存在する。
例えば、上記の説明では、多数本の連縄を連結したもの
を搬送ベルト10の上流側に纏めて置く状態で用いてい
るが、巻き取りリールを用いるようにしてもよい。さら
に、一本づつに分離した連縄も当然に用いることができ
る。また、搬送ベルト10の長さは任意であるが、通常
用いられる連縄一本分の長さよりも長いものであること
は望ましい態様である。図2〜図5に示す形態のものに
おいて、搬送ベルト10が第1の無端ベルト11と第2
の無端ベルト12とからなることも必須でなく、第1の
無端ベルト11は省略可能である。さらに、第1の無端
ベルト11と第2の無端ベルト12を持つ搬送ベルト1
0を用いる場合に、図示しないが、第1の無端ベルト1
1側に紐保持具30を取り付けるようにしてもよい。図
6〜図9に示す形態のものでも同様であり、第1の無端
ベルト11を省略したものを用いる場合には、第2の搬
送ベルト12側に同様の構成の紐保持具50を取り付
け、かつ、該紐保持具50が通過することとなる駆動ロ
ーラ1aと従動ローラ2aとの部分に溝2cを形成すれ
ばよい。紐保持具50を閉位置から開位置へ又は開位置
から閉位置へ変位させるカム機構の図示のものに限定さ
れることはなく、適宜軌跡のカム溝内を従動カムが案内
されるような従来知られた機構を用いることも可能であ
る。
【0037】
【発明の効果】本発明によるタバコ葉の葉編み装置によ
れば、作業者は搬送ベルト10上にタバコ葉Tを所定の
姿勢で載置するだけで、タバコ葉を縫合した連続状の連
を得ることができるので、従来のように連縄の撚りを指
で拡大し、一方の手で葉柄部をその中に差し込む方法よ
り作業が単純化され、大幅な省力化が可能となる。ま
た、搬送ベルト10に装着した紐保持具30、50に葉
編み用の紐部材Nを把持固定して送り出すようにしたの
で、紐部材Nの移動は確実となり、紐部材の送りトラブ
ルは大きく低減すると共に、紐部材Nは搬送ベルト10
の搬送方向回動端で自動的に搬送ベルト10から離脱す
るようになっているので、搬送ベルト10の下流側に作
業者を配置することが不要であり、上流側に一人の作業
者を配置するだけで所要の葉編み作業を遂行することが
できる。そのために、葉編み作業の一層の省力化が達成
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるタバコ葉の葉編み装置により編み
込まれた連縄(連)の一例を示す斜視図。
【図2】本発明によるタバコ葉の葉編み装置の一実施の
形態を示す斜視図。
【図3】図2に示すタバコ葉の葉編み装置に用いる紐保
持具を示す斜視図。
【図4】紐部材を挟持固定して移送する状態を示す斜視
図。
【図5】紐保持具の変位状態を説明する図。
【図6】本発明によるタバコ葉の葉編み装置の他の形態
を示す斜視図。
【図7】図6に示す装置での紐保持具の変位状態を説明
する側面図。
【図8】図7のX−X線による断面図。
【図9】紐部材を挟持固定して移送する状態を示す斜視
図。
【図10】従来のタバコ葉の葉編み装置を示す斜視図。
【符号の説明】
C(Ca、Cb)…機枠(2本の枠体)、M…ミシン機
構部、I…ミシン糸、N…紐部材(連縄)、Na…結合
部、T…たばこ葉、S…第1と第2の無端ベルトの間の
間隔、1a…駆動ローラ、1b…従動ローラ、10…搬
送ベルト、11、12…第1と第2の無端ベルト、30
…紐保持具、31…基板、32、32…一対の把持体、
Sa…把持体間の間隙、50…他の形態の紐保持具、5
2a、52b…一対の把持体、57…コイルバネ、60
…カム板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タバコ葉搬送用の搬送ベルトと、該搬送
    ベルトに沿って供給されるタバコ葉縫合用の紐部材に対
    して前記搬送ベルト上を搬送されるタバコ葉を縫合する
    ためのミシン機構部、とを有するタバコ葉の葉編み装置
    であって、前記搬送ベルトには、搬送ベルトの回動位置
    に応じて閉位置と開位置とをとることができるようにさ
    れた紐保持具が取り付けられており、前記紐部材は、該
    紐保持具が閉位置のときには紐保持具に保持されて前記
    搬送ベルトと同期して移動できるようされ、紐保持具が
    開位置のときには該紐保持具から自動的に離脱可能とさ
    れていることを特徴とするタバコ葉の葉編み装置。
  2. 【請求項2】 前記紐保持具の閉位置から開位置への変
    位又は開位置から閉位置への変位は、前記搬送ベルトの
    回動端での湾曲によって生じるようにされていることを
    特徴とする請求項1記載のタバコ葉の葉編み装置。
  3. 【請求項3】 前記紐保持具は弾性材料により構成され
    ていることを特徴とする請求項1又は2記載のタバコ葉
    の葉編み装置。
  4. 【請求項4】 前記紐保持具の閉位置から開位置への変
    位又は開位置から閉位置への変位は、カム機構を利用し
    て生じさせるようにされていることを特徴とする請求項
    1又は2記載のタバコ葉の葉編み装置。
  5. 【請求項5】 前記搬送ベルトの搬送方向上流側には、
    タバコ葉縫合用の紐部材を供給するための紐供給手段を
    備えていることを特徴とする請求項1ないし4いずれか
    記載のタバコ葉の葉編み装置。
JP753698A 1998-01-19 1998-01-19 タバコ葉の葉編み装置 Abandoned JPH11196841A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104150169A (zh) * 2014-08-04 2014-11-19 昆明德紫科机电设备有限公司 一种编烟机用多分度棘轮同步传动结构

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