JPH11195770A - 不揮発性半導体記憶装置及び不揮発性半導体記憶装 置のデータ消去方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置及び不揮発性半導体記憶装 置のデータ消去方法

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JPH11195770A
JPH11195770A JP36051697A JP36051697A JPH11195770A JP H11195770 A JPH11195770 A JP H11195770A JP 36051697 A JP36051697 A JP 36051697A JP 36051697 A JP36051697 A JP 36051697A JP H11195770 A JPH11195770 A JP H11195770A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇圧回路からの消去電圧を低電圧にして装置
の消費電流を低減するとともに、装置の微細化を図る。 【解決手段】 ドレインD,ソースS,CG(コントロ
ールゲート),FG(フローティングゲート),EG
(消去ゲート)をそれぞれ有する複数のセルからなるセ
ルアレイ1に対し、まず昇圧回路5からの12V電圧を
消去ゲートデコーダ3及び消去線ELを介しセルのEG
に与えた後、EGをフローティング状態にし、該当セル
のCGにワード線WLを介して12V電圧を与える。こ
の結果、EGとCG間の容量結合によりEGに20V電
圧が印加されFGのデータが消去される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データを消去する
ための消去ゲートを有する不揮発性半導体記憶装置及び
そのデータ消去方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の不揮発性半導体記憶装置の
構成を示すブロック図である。この不揮発性半導体記憶
装置は、フラッシュメモリであり、データを記憶するセ
ルアレイ1と、行方向のセルアレイ1を選択するワード
デコーダ2と、セルアレイ内の各セルのデータを消去す
るための消去ゲートデコーダ3と、消去ゲートデコーダ
3に対して20Vの電圧を供給してセルのデータを消去
させる昇圧回路4とからなる。
【0003】図7において、セルにデータを書き込む場
合は、まずワードデコーダ2のワード線WLから該当の
セル行を選択するための選択信号を出力してセルのコン
トロールゲート(制御ゲート;以下、CG)に与えた
後、所望のビット線BLを選択して該ビット線BLを介
し所望のセルのドレインD側からフローティングゲート
(浮遊ゲート;以下、FG)にデータを書き込む。一
方、セルのデータを読み出す場合は、ワードデコーダ2
のワード線WLから該当のセル行を選択するための選択
信号を出力してセルのCGに与えた後、所望のビット線
BLを選択して該ビット線BLに接続される所望のセル
のソースSを介しFGのデータを読み出す。
【0004】次にセルのデータを消去する場合は、消去
ゲートデコーダ3から消去線ELに20Vの電圧を出力
する。すると、消去ゲート(以下、EG)がこの消去線
ELに接続される全てのセルのデータが消去される。即
ち、消去線ELに20Vの高電圧が印加されると、前記
消去線ELに接続されるセルのEGも20Vになる。す
ると、該当セルのFG13の電子がEG16側へ、図8
の矢印に示すようにF−Nトンネル現象により引き抜か
れ、その結果、該当セルのデータが消去される。なお、
図8において、10はP−SUB(P型半導体基板)、
11はSiO2からなる絶縁膜、12,14は絶縁膜、
15はCGをそれぞれ示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようにセルのデー
タを消去する場合は約20Vの高電圧が必要である。し
かし、従来装置ではその消去電圧を昇圧回路により発生
させているため、昇圧回路の電力消費が多くなるととも
に、その高電圧の消去電圧をセルに供給する消去ゲート
デコーダなどの制御回路を高耐圧構造にしなければなら
ないため、装置の微細化が困難になるという課題があっ
た。したがって本発明は、昇圧回路からの消去電圧を低
電圧にして装置の消費電流を低減するとともに、装置の
微細化を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、ワード線に接続されるCG(制御ゲ
ート)と、データが書き込まれるFG(浮遊ゲート)
と、第1の電圧の印加に基づきFGのデータを消去する
EG(消去ゲート)とをそれぞれ有する複数のセルから
なるセルアレイと、ワード線を選択するワードデコーダ
と、EGを選択する消去ゲートデコーダとを有する不揮
発性半導体記憶装置において、消去ゲートデコーダから
第1の電圧より低い第2の電圧がセルのEGに出力され
ると、第1の電圧を生成してEGに印加する電圧印加手
段を設けたものである。また、電圧印加手段は、第2の
電圧がEGに印加されると、EGに第2の電圧を保持す
る電圧保持手段と、ワードデコーダからワード線を介し
てCGに所定の電圧が印加されると、CGとEG間の容
量に基づく電圧をEGの第2の電圧に加算し第1の電圧
として印加する電圧加算手段とから構成されるものであ
る。また、EGとFG間の容量を、EGとCG間の容量
より十分小さくしたものである。また、消去ゲートデコ
ーダから第1の電圧より低い第2の電圧をセルのEGに
印加する第1のステップと、EGに第2の電圧を印加し
た後、EGをフローティング状態にする第2のステップ
と、ワードデコーダからワード線を介してCGに所定の
電圧を印加してCGとEG間の容量結合による電圧をE
Gの第2の電圧に加算し第1の電圧として印加する第3
のステップとを有するデータ消去方法である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図3は本発明に係る不揮発性半導体記憶
装置の構成を示すブロック図である。同図において、こ
の不揮発性半導体記憶装置は、ドレインD,ソースS,
CG(コントロールゲート;制御ゲート),FG(フロ
ーティングゲート;浮遊ゲート),EG(消去ゲート)
を有するセルが集積されたセルアレイ1と、セルアレイ
1の各セルのCGにワード線WLを介して接続され各列
行を選択するワードデコーダ2と、各セルのEGに消去
線ELを介して接続され各セルのデータを消去する消去
ゲートデコーダ3と、前記消去ゲートデコーダに消去電
圧を与える消去回路5とからなる。
【0008】図3において、セルにデータを書き込む場
合は、まずワードデコーダ2のワード線WLから該当の
セル行を選択するための選択信号を出力してセルのCG
に与えた後、所望のビット線BLを選択して該ビット線
BLに接続される所望のセルのドレインDを介しFGに
データを書き込む。一方、セルのデータを読み出す場合
は、ワードデコーダ2のワード線WLから該当のセル行
を選択するための選択信号を出力してセルのCGに与え
た後、所望のビット線BLを選択して該ビット線BLに
接続される所望のセルのソースSを介しFGのデータを
読み出す。次にセルのデータを消去する場合は、消去ゲ
ートデコーダ3から消去線ELに12Vの電圧を出力す
る。すると、EGがこの消去線ELに接続される全ての
セルのFGのデータが消去される。
【0009】即ち、セルのデータを消去する場合は、図
4のタイミングチャートに示すように、まず時点で消
去ゲートデコーダ3から12Vの電圧を消去線ELに出
力(図4(b))し、EGの電圧を12Vとする(図4
(c))。次に、時点で消去ゲートデコーダ3の出力
を開放(OPEN)しフローティング状態とした(図4
(b))後、ワードデコーダ2から該当ワード線WLへ
12V電圧を出力してCGの電圧を12Vとする(図4
(a))。すると、EGの電圧は20Vになり、FGの
電子がEG側にトンネル現象により引き抜かれFGのデ
ータが消去される。
【0010】図5はセルのデータを消去する消去回路の
具体的な構成を示すブロック図であり、本消去回路は、
ワードデコーダ2の出力段であるワードデコーダドライ
バ21、消去ゲートデコーダ3の出力段である消去ゲー
トドライバ31及びトランジスタTRにより構成され
る。また、図6は図5に示す消去回路の動作を示すタイ
ミングチャートである。図5及び図6を用い、セルのデ
ータ消去時の動作をさらに具体的に説明する。
【0011】セルのデータを消去する場合、まず図6
(a)に示す消去信号ADEGが時点で「H」レベル
となり、これが消去ゲートドライバ31に与えられる
と、消去ゲートドライバ31は電圧VP1をEGに出力
し、図6(d)に示すようにEGの電圧はVP1とな
る。
【0012】次に時点で消去信号ADEGを「L」レ
ベルとし、かつワードデコーダドライバ21に与える図
6(b)に示すアドレス選択信号ADCGを「H」レベ
ルにすると、ワードデコーダドライバ21から電圧VP
2が出力され、これに接続されるCGの電圧は図6
(e)に示すようにVP2となる。ここで、消去信号A
DEGを「L」レベルとしても消去ゲートデコーダドラ
イバ31の出力はフローティング状態となっているた
め、EGの電圧は容量C1で保持されている。また、E
GとCG間にはカップリング容量C3が存在しており、
CGの電圧がVP2になると、EGには、図6(d)に
示すように、保持されている電圧VP1に対し、上記の
カップリング容量C3に基づく電圧が加算された高電圧
が印加される。
【0013】即ち、消去ゲートドライバ31及びワード
デコーダドライバ21の各出力電圧VP1,VP2を図
3に示すようにそれぞれ12Vとした場合、EGには消
去ゲートドライバ31から出力された電圧12Vにカッ
プリング容量C3による電圧8Vが加算され、合計20
Vの高電圧が印加される。これにより、EGとFG間の
電圧が高電圧となり、FG内の電子がトンネル現象によ
りFG側へ引き抜かれデータが消去されることになる。
【0014】次に図6(c)に示す時点でトランジス
タTRに「H」レベルのディスチャージ信号DISを出
力してオンさせると、容量C1に蓄積されている電荷及
びカップリング容量に蓄積されている電荷がトランジス
タTRを介して放電される。続いて時点でワードデコ
ーダドライバ21への信号ADCGを「L」レベルとし
た後、放電が終了する時点でディスチャージ信号DI
Sを「L」にしてトランジスタTRをオフさせる。
【0015】このように、セルのデータを消去する場合
は、まずEGに消去電圧VP1を与えて保持させた後、
CGにゲート電圧VP2を与えることにより、EGの保
持電圧に、EGとCG間のカップリング容量に基づく電
圧を加算させ、EGの電圧をデータ消去が可能な高電圧
としたものである。この結果、高電圧を発生する昇圧回
路が不要となるため、装置の消費電流が低減できるとと
もに、装置の微細化が可能になる。
【0016】図1はセルの要部構成を示す断面図であ
る。同図において、セルは、P−SUB(P型半導体基
板)10、SiO2 からなる絶縁膜11、ゲート絶縁膜
12、FG13、絶縁膜14、CG15、EG16から
なり、次のような工程により製造される。
【0017】即ち、まずP−SUB10上に絶縁膜11
を形成した後、FG13が形成される絶縁膜11の部分
をエッチング除去し、エッチング除去されたP−SUB
10上にゲート絶縁膜12を形成する。続いて絶縁膜1
1及びゲート絶縁膜12上にFG13となるポリシリコ
ンを形成し、次に、絶縁膜14となる酸化膜を200〜
230Å(オングストローム)の厚さで形成し、その後
CG15となるポリシリコンを形成する。その後、これ
らの膜を通常のフォトリソグラフィーにより、図1中の
FG131 、132 、絶縁膜141 ,142 、CG15
1 ,152 となる部分を残し、他の部分をエッチング除
去する。その後、FG13,CG15のポリシリコン面
が露出した面に絶縁膜を200〜230Åの厚さで形成
し、次にEG16となるポリシリコンを形成し、フォト
リソグラフィーによりEG16となる部分を残し他の部
分をエッチング除去することで形成される。
【0018】図2(a)は図1に示すセルの各ゲートの
等価回路図であり、VEGはEG16の電圧、VCGはCG
15の電圧、VFGはFG13の電圧をそれぞれ示してい
る。また、CECはEG16とCG15間の絶縁膜の容
量、CEFはEG16とFG13間の絶縁膜の容量、CCF
はCG15とFG13間の絶縁膜の容量、CFSはFG1
3とP−SUB10間の絶縁膜の容量をそれぞれ示して
いる。なお、QEGはEG16の電荷量、QFGはFG13
の電荷量である。
【0019】ここで、EG16に消去電圧を印加してF
G13の電子をEG16側に引き抜くためには、EG1
6とCG15間の容量CECに対し、EG16とFG13
間の容量CEFを十分小さく、 CEC≫CEF (1) とする必要がある。即ち、図2(b)において、絶縁膜
14の厚さを一定とすれば、CG15とEG16との間
の絶縁膜142 の長さ(L1+L2)に対し、FG13
とEG16との間の絶縁膜142 の長さL3を十分短く
する必要がある。その結果、EG16に消去電圧が印加
されると、FG13の電子eのみがFG16側に引き抜
かれてFG13のデータが消去され、CG15の電子の
引き抜きは行われない。
【0020】さらに、FG13の電子eのFG16側へ
の引き抜きを効率よく行うためには、CG15とFG1
3間の容量CCF及びFG13とP−SUB10間の容量
CFSに対し、EG16とFG13間の容量CEFを十分小
さく、 CCF≫CEF (2) 及び、 CFS≫CEF (3) とする必要がある。
【0021】即ち、図2(b)において、CG15とF
G13間の絶縁膜141 の長さL4に対して、FG13
とEG16との間の絶縁膜142 の長さL3を十分短く
する必要がある。また、FG13とP−SUB10間の
絶縁膜12の長さL5に対して、FG13とEG16と
の間の絶縁膜142 の長さL3を十分短くする必要があ
る。このように構成することにより、FG13のデータ
を的確に消去することが可能になる。
【0022】以上のような条件式(1)〜(3)を定め
ることにより、図2(a)に示すEG16の電圧は VEG=QEG/CEC+VCG (4) として表すことができる。ここで、式(4)において、
QEG/CECを大とした方が好ましく、この場合QEGは一
定であるので、EG16とCG15間の容量CECが小さ
くなるようにする。
【0023】また、図2(a)に示すFG13の電圧V
FGは VFG=QFG/(CCF+CFS)+VCG・CCF/(CCF+CFS) (5) として表すことができる。ここで、式(5)において
は、QFGは一定であるため、FG13の電圧VFGを低く
するためにはCCF/(CCF+CFS)を小さくした方が好
ましく、したがって図2(b)に示すFG13とP−S
UB10間の絶縁膜12の長さL5に対し、CG15と
FG13間の絶縁膜141 の長さL4を短くすることが
好ましい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ワ
ード線に接続されるCG(制御ゲート)と、データが書
き込まれるFG(浮遊ゲート)と、第1の電圧の印加に
基づきFGのデータを消去するEG(消去ゲート)とを
それぞれ有する複数のセルからなるセルアレイと、ワー
ド線を選択するワードデコーダと、EGを選択する消去
ゲートデコーダとを有する不揮発性半導体記憶装置にお
いて、消去ゲートデコーダから第1の電圧より低い第2
の電圧がセルのEGに出力されると、第1の電圧を生成
してEGに印加するようにしたので、装置内に設けられ
消去ゲートデコーダに対して消去電圧を与える昇圧回路
の出力電圧を低電圧にすることができ、したがって装置
の消費電流の低減が可能になるとともに、装置の微細化
が可能になる。また、第1の電圧をEGに印加する電圧
印加手段を、第2の電圧がEGに印加されると、EGに
第2の電圧を保持する電圧保持手段と、ワードデコーダ
からワード線を介してCGに所定の電圧が印加される
と、CGとEG間の容量に基づく電圧をEGの第2の電
圧に加算し第1の電圧として印加する電圧加算手段とか
ら構成するようにしたので、簡単な構成により高電圧を
EGに印加できる。また、EGとFG間の容量を、EG
とCG間の容量より十分小さくしたので、FGのデータ
を確実に消去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の要部
断面を示す断面図である。
【図2】 上記装置を構成するメモリセル内のゲートの
等価回路を示す図(図2(a))及び各ゲート間の容量
の大小関係を説明する図(図2(b))である。
【図3】 上記装置の構成を示すブロック図である。
【図4】 上記装置のデータ消去動作を示すタイミング
チャートである。
【図5】 上記装置の要部構成を示すブロック図であ
る。
【図6】 図5に示すデータ消去回路の各部の動作タイ
ミングを示すタイムチャートである。
【図7】 従来装置の構成を示すブロック図である。
【図8】 従来装置の要部断面を示す図である。
【符号の説明】
1…セルアレイ、2…ワードデコーダ、3…消去ゲート
デコーダ、5…昇圧回路、10…P−SUB(P型半導
体基板)、11,12,14…絶縁膜、13…フローテ
ィングゲート(浮遊ゲート;FG)、15…コントロー
ルゲート(制御ゲート;CG)、16…消去ゲート(E
G)、WL…ワード線、BL…ビット線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 29/788 29/792

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワード線に接続される制御ゲートと、デ
    ータが書き込まれる浮遊ゲートと、第1の電圧の印加に
    基づき前記浮遊ゲートのデータを消去する消去ゲートと
    をそれぞれ有する複数のセルからなるセルアレイと、前
    記ワード線を選択するワードデコーダと、前記消去ゲー
    トを選択する消去ゲートデコーダとを有する不揮発性半
    導体記憶装置において、 前記消去ゲートデコーダから前記第1の電圧より低い第
    2の電圧が前記セルの消去ゲートに出力されると、第1
    の電圧を生成して消去ゲートに印加する電圧印加手段を
    備えたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記電圧印加手段は、 第2の電圧が消去ゲートに印加されると、消去ゲートに
    第2の電圧を保持する電圧保持手段と、 前記ワードデコーダからワード線を介して制御ゲートに
    所定の電圧が印加されると、制御ゲートと消去ゲート間
    の容量に基づく電圧を消去ゲートの第2の電圧に加算し
    前記第1の電圧として印加する電圧加算手段とからなる
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 消去ゲートと浮遊ゲート間の容量を、消去ゲートと制御
    ゲート間の容量より十分小さくすることを特徴とする不
    揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 ワード線に接続される制御ゲートと、デ
    ータが書き込まれる浮遊ゲートと、第1の電圧の印加に
    基づき前記浮遊ゲートのデータを消去する消去ゲートと
    をそれぞれ有する複数のセルからなるセルアレイと、前
    記ワード線を選択するワードデコーダと、前記消去ゲー
    トを選択する消去ゲートデコーダとを有する不揮発性半
    導体記憶装置において、 前記消去ゲートデコーダから前記第1の電圧より低い第
    2の電圧を前記セルの消去ゲートに印加する第1のステ
    ップと、 消去ゲートに第2の電圧を印加した後、消去ゲートをフ
    ローティング状態にする第2のステップと、 前記ワードデコーダからワード線を介して制御ゲートに
    所定の電圧を印加して制御ゲートと消去ゲート間の容量
    結合による電圧を消去ゲートの第2の電圧に加算し第1
    の電圧として印加する第3のステップとを有することを
    特徴とする不揮発性半導体記憶装置のデータ消去方法。
JP36051697A 1997-12-26 1997-12-26 不揮発性半導体記憶装置及び不揮発性半導体記憶装置のデータ消去方法 Expired - Fee Related JP3159152B2 (ja)

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