JPH1119553A - 多色塗装装置 - Google Patents

多色塗装装置

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JPH1119553A
JPH1119553A JP9176217A JP17621797A JPH1119553A JP H1119553 A JPH1119553 A JP H1119553A JP 9176217 A JP9176217 A JP 9176217A JP 17621797 A JP17621797 A JP 17621797A JP H1119553 A JPH1119553 A JP H1119553A
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JP
Japan
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flow path
paint
pump
valve
cleaning
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JP9176217A
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English (en)
Inventor
Hideji Minoura
秀二 箕浦
Daisuke Nakazono
大輔 中囿
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B12/00Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area
    • B05B12/14Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area for supplying a selected one of a plurality of liquids or other fluent materials or several in selected proportions to a spray apparatus, e.g. to a single spray outlet
    • B05B12/1409Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area for supplying a selected one of a plurality of liquids or other fluent materials or several in selected proportions to a spray apparatus, e.g. to a single spray outlet the selection means being part of the discharge apparatus, e.g. part of the spray gun

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  • Spray Control Apparatus (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 短い時間で塗料の色替えを行うことができ、
且つ塗装装置を小型にすることができる技術を提供す
る。 【解決手段】 第1〜第5塗料タンク2〜6と、第1〜
第5塗料タンク2〜6から各々塗料を導き出す第1〜第
5流路10〜14と、第1〜第5流路10〜14に各々
介設した第1〜第5オンオフ弁20〜24と、第1〜第
5流路10〜14の出側に設けた1個のポンプ30と、
ポンプ30の吐出側流路60に接続した塗装ガンとから
なる。そして、第1〜第5流路10〜14を塗料毎の専
用流路とし、吐出側流路60を1本の共通流路とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のボディ等の
ワークを塗装する多色塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のボディを塗装する装置として、
特開平7−108198号公報の「塗装装置」が提案
されており、この技術は、同公報の図1に示すように、
1本の吸込側流路でカラーチェンジバルブユニット3か
らギヤポンプ20まで塗料を導き、次に、1本の吐出側
流路(供給パイプ11)でギヤポンプ20から塗装ガン
2まで塗料を導いて、吹出し口から吹出すものである。
【0003】上記は、1本の吸込側流路及び1本の吐
出側流路で塗料を導くので、例えば白色塗料から赤色塗
料に色替えするときには、吸込側流路及び吐出側流路を
洗浄液(シンナー)で洗浄する必要がある。シンナーで
洗浄しなければならない流路が長くなるので、多量のシ
ンナーが必要であり、且つ洗浄時間が長くなる。
【0004】上記対策として、例えば特開平7−18
5405号公報の「静電塗装機」が提案されており、こ
の技術は、同公報の図2に示すように、塗装ガンの回転
霧化頭5に塗料毎の細管状ノズルN1〜N7を設け、これ
らの細管状ノズルN1〜N7で色の異なる塗料を個別に導
くものである。上記は、色の異なる塗料毎に専用流路
を使用するので、塗料の色替時に細管状ノズルN1〜N7
をシンナーで洗浄しなくてもよい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記は、複
数の細管状ノズルN1〜N7を塗装ガンの先端まで延ば
し、且つ複数の細管状ノズルN1〜N7毎にギヤポンプR
1〜R7を設けたので、塗装機の構造が複雑になり、且つ
塗装機が大型になる。
【0006】そこで、本発明の目的は、塗料の色替え時
間が短くてすみ、且つ塗装装置が簡素で大型にならない
技術を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1は、複数の塗料タンクと、これらの
塗料タンクから各々塗料を導き出す流路と、これらの流
路に各々介設したオンオフ弁と、前記流路の出側に設け
た1個のポンプと、このポンプの吐出側流路に接続した
塗装ガンとからなる。
【0008】塗料タンクとポンプとをつなぐ流路を塗料
毎の専用流路とし、ポンプと塗装ガンとをつなぐ吐出側
流路を1本の共通流路とした。従って、塗料色を、例え
ば白色から赤色に色替するときには、専用流路を洗浄し
ないで、ポンプから塗装ガンまでの共通流路のみを洗浄
するだけでよい。この結果、色替え時の洗浄時間を短く
することができる。また、ポンプと塗装ガンとをつなぐ
吐出側流路を1本の共通流路とすることにより、ポンプ
を1つにすることができるので塗装装置を簡素な構成に
することができ、塗装装置が大型になる虞れもない。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。また、第1実施の形態(図1〜図6)にお
いては、塗装回路及び洗浄回路を理解し易くするため
に、塗料用の流路及び洗浄用の流路を上下に一列に配置
した状態について説明する。
【0010】図1は本発明に係る多色塗装装置(第1実
施の形態)を側面から見た状態を示す概略図である。多
色塗装装置1は、塗料を充填した第1〜第5塗料タンク
2〜6及びシンナーを充填したシンナータンク7と、こ
れらの塗料タンク2〜6から塗料を導き出す第1〜第5
流路10〜14と、シンナータンク7からシンナーを導
き出す洗浄用流路15と、第1〜第5流路10〜14に
各々介設した色替用の第1〜第5オンオフ弁20〜24
と、洗浄用流路15に介設した洗浄用オンオフ弁25
と、第1〜第5流路10〜14及び洗浄用流路15の出
側に設けた1個のポンプ30と、このポンプ30の吐出
側から塗装ガン62の吹出し口62aまで延びた吐出側
流路60とからなる。ポンプ30については図2及び図
3でさらに詳しく説明する。
【0011】なお、後の説明を理解し易くするために、
第1塗料タンク2は白色塗料を充填したものであって、
第2塗料タンク3は赤色塗料を充填したものとする。第
1〜第5流路10〜14は塗装の種類毎に独立した専用
流路であって、洗浄用流路15も独立した専用流路であ
る。一方、吐出側流路60は、色の異なる塗料が共通し
て流れる共用流路である。
【0012】64は塗装ガン62の後部に取付けた円筒
形のケース、65はポンプ30を駆動する駆動モータ、
66は吐出側流路60に設けたトリガ弁、67は廃液流
路68に設けたダンプ弁、70は廃液タンクである。
【0013】図2は図1の2矢視図であり、ポンプ30
を平面から見た状態を示す。なお、説明中、「左」及び
「右」は図示の位置を示す。ポンプ30は、容積式ギア
ポンプであって、ポンプケース32内に、第1〜第5チ
ェック弁40〜44及び洗浄用チェック弁45(洗浄用
チェック弁45のみ図示する)と、チェック弁49と、
第1、第2ギア36,37(第1ギア36のみ図示す
る)とを有する。第1〜第5チェック弁40〜44、洗
浄用チェック弁45、チェック弁49及び第1、第2ギ
ア36,37については、図3でさらに詳しく説明す
る。ポンプ30の駆動シャフト35aは、第1ジョイン
ト35b、連結シャフト35c及び第2ジョイント35
dを介して駆動モータ65の駆動シャフト65aに連結
したものである。
【0014】図3は図2の3−3線断面図である。説明
中、「左」及び「右」は図示の位置を示す。ポンプ30
は、第1〜第5流路10〜14の各々の出口に設けた第
1〜第5チェック弁40〜44と、洗浄用流路15の出
口に設けた洗浄用チェック弁45と、第1〜第5流路1
0〜14及び洗浄用流路15の各々の出口に接続した合
流空間46と、この合流空間46の出口側に接続した吸
込口48と、この吸込口48に設けたチェック弁49
と、吸込口48の出口側に互に噛み合わせた状態で設け
た第1、第2ギア36,37とを有する。
【0015】50は第1ギア36とポンプケース32と
の間の第1密閉空間、51は第2ギア37とポンプケー
ス32との間の第2密閉空間、53は吐出口、55は第
1ギア36を回転可能にポンプケース32に取付けるシ
ャフトである。57はロックボルトであり、ロックボル
ト57はポンプケース32にねじ込むことにより、弁座
58aを有する第1ブロック58と、この第1ブロック
とともに合流空間46を形成する第2ブロック59とを
ポンプケース32内に固定する部材である。
【0016】第1〜第5流路10〜14は第1〜第5チ
ェック弁40〜44までが専用流路であって、洗浄用流
路15は洗浄用チェック弁45までが専用流路である。
一方、合流空間46、吸込口48、第1密閉空間50、
第2密閉空間51、吐出口53及び吐出側流路60は共
通流路である。
【0017】以上に述べた多色塗装装置1の作用を次に
説明する。図4(a),(b)は本発明に係る多色塗装
装置(第1実施の形態)の第1作用説明図であり、白色
塗料を吹出す状態を説明する。(a)において、第2〜
第5オンオフ弁21〜24及び洗浄用オンオフ弁25を
各々オフに設定したまま、第1オンオフ弁20をオンに
切換える。次に、ダンプ弁67をオフに設定したままト
リガ弁66をオンに切換える。次いで、駆動モータ65
でポンプ30を駆動する。
【0018】白色塗料を、第1塗料タンク2→第1流路
10(タンク側)→第1オンオフ弁20→第1流路10
(ポンプ側)→ポンプ30→吐出側流路60→トリガ弁
66に導いて、塗装ガン62の吹出し口62aから吹出
す。
【0019】吐出側流路60を共通流路にすることによ
り、1本の流路を設ければよいので、塗装装置1は簡素
な構成になり大型になる虞れはない。この結果、自動車
のボディ(図示しない)を塗装するときに、塗装装置1
をボディに沿って移動させても、気流の乱れが少なくボ
ディを良好に塗装することができる。
【0020】(b)は、第1ギア36及び第2ギア37
を回転することにより、チェック弁49及び第1チェッ
ク弁40を開き、白色塗料を矢印の如く、第1流路10
→合流空間46→吸込口48→第1、第2密閉空間5
0,51→吐出口53→吐出側流路60に導く状態を示
す。
【0021】図5(a),(b)は本発明に係る多色塗
装装置(第1実施の形態)の第2作用説明図であり、流
路を洗浄する状態を説明する。(a)において、第1オ
ンオフ弁20をオフに切換えて、洗浄用オンオフ弁25
をオンに切換える。次に、ダンプ弁67をオンに切換え
て、トリガ弁66をオフに切換える。次いで、駆動モー
タ65でポンプ30を駆動する。
【0022】シンナーを、シンナータンク7→洗浄用流
路15(タンク側)→洗浄用オンオフ弁25→洗浄用流
路15(ポンプ側)→ポンプ30→吐出側流路60に導
いて、ダンプ弁67を通過させて廃液タンク70に排出
する。この結果、ポンプ30及び吐出側流路60をシン
ナーで洗浄して白色塗料を除去することができる。
【0023】(b)は、第1ギア36及び第2ギア37
を回転することにより、チェック弁49及び洗浄用チェ
ック弁45を開き、シンナーを矢印の如く、洗浄用流路
15→合流空間46→吸込口48→第1、第2密閉空間
50,51→吐出口53→吐出側流路60に導く状態を
示す。合流空間47を比較的広い空間にしたので、合流
空間47内全体にシンナーを送り込むことができる。こ
の結果、合流空間46と第1チェック弁40との間の短
い第1流路10、合流空間46、吸込口48、第1、第
2密閉空間50,51、吐出口53及び吐出側流路60
に残っていた白色塗料をシンナーで除去して、これらの
流路を洗浄することができる。
【0024】ここで、第1〜第5流路10〜14に各々
第1〜第5チェック弁40〜44を備えたので、シンナ
ーが第1〜第5流路10〜14に浸入する虞れはない。
また、(a)に示す第1塗料タンク2から第1チェック
弁40までの第1流路10は専用流路なのでシンナーで
洗浄する必要がなく、合流空間46、吸込口48、第
1、第2密閉空間50,51、吐出口53及び吐出側流
路60をシンナーで洗浄すればよいので、洗浄時間を短
くすることができる。
【0025】図6(a),(b)は本発明に係る多色塗
装装置(第1実施の形態)の第3作用説明図であり、赤
色塗料をワークに付着させる状態を説明する。(a)に
おいて、第2オンオフ弁21をオンに切換えて、洗浄用
オンオフ弁25をオフに切換える。次に、ダンプ弁67
をオフに切換えて、トリガ弁66をオンに切換える。次
いで、駆動モータ65でポンプ30を駆動する。
【0026】赤色塗料を、第2塗料タンク3→第2流路
11(タンク側)→第2オンオフ弁21→第2流路11
(ポンプ側)→ポンプ30→吐出側流路60→トリガ弁
66に導いて、塗装ガン62の吹出し口62aから吹出
す。
【0027】(b)は、第1ギア36及び第2ギア37
を回転することにより、チェック弁49及び第2チェッ
ク弁41を開き、赤色塗料を矢印の如く、第2流路11
→合流空間46→吸込口48→第1、第2密閉空間5
0,51→吐出口53→吐出側流路60に導く状態を示
す。合流空間46と第1チェック弁40との間の短い第
1流路10、合流空間46、吸込口48、第1、第2密
閉空間50,51、吐出口53及び吐出側流路60には
白色塗料が残っていないので、赤色塗料に白色塗料が混
じることはない。
【0028】図7(a),(b)は本発明に係る多色塗
装装置(第2実施の形態)の要部を示す断面図であり、
(b)は(a)の7a−7a線断面図である。同図にお
いて第1実施の形態と同一部材については同一符号を付
して説明を省略する。第1実施の形態においては、多色
塗装装置の塗装回路及び洗浄回路を理解し易くするため
に、第1〜第5流路10〜14及び洗浄用流路15を上
下に一列に配置した状態について説明したが、本発明を
実施する際には、第1〜第5流路10〜14を円弧上に
等間隔に配置し、洗浄流路15を第1〜第5流路10〜
14の中央に配置することが好ましい。この結果、合流
空間46の空間を小さくすることができるので、合流空
間46の塗料を短時間で洗浄することができる。16は
前記実施の形態の塗料用流路の他に新たに加えた塗料用
流路である。
【0029】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、塗料タンクとポンプとをつなぐ流路
を塗料毎の専用流路とし、ポンプと塗装ガンとをつなぐ
吐出側流路を1本の共通流路とした。従って、塗料色
を、例えば白色から赤色に色替するときには、専用流路
を洗浄しないで、ポンプから塗装ガンまでの共通流路の
みを洗浄するだけでよい。この結果、色替え時の洗浄時
間を短くすることができる。
【0030】また、ポンプと塗装ガンとをつなぐ吐出側
流路を1本の共通流路とすることにより、ポンプを1つ
にすることができるので塗装装置を簡素な構成にするこ
とができ、塗装装置を小型にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多色塗装装置(第1実施の形態)
を側面から見た状態を示す概略図
【図2】図1の2矢視図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】本発明に係る多色塗装装置(第1実施の形態)
の第1作用説明図
【図5】本発明に係る多色塗装装置(第1実施の形態)
の第2作用説明図
【図6】本発明に係る多色塗装装置(第1実施の形態)
の第3作用説明図
【図7】本発明に係る多色塗装装置(第2実施の形態)
の要部を示す断面図
【符号の説明】
1…多色塗装装置、2…第1塗料タンク、3…第2塗料
タンク、4…第3塗料タンク、5…第4塗料タンク、6
…第5塗料タンク、10…流路(第1流路)、11…流
路(第2流路)、12…流路(第3流路)、13…流路
(第4流路)、14…流路(第5流路)、20…オンオ
フ弁(第1オンオフ弁)、21…オンオフ弁(第2オン
オフ弁)、22…オンオフ弁(第3オンオフ弁)、23
…オンオフ弁(第4オンオフ弁)、24…オンオフ弁
(第5オンオフ弁)、30…ポンプ、60…吐出側流
路、62…塗装ガン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の塗料タンクと、これらの塗料タン
    クから各々塗料を導き出す流路と、これらの流路に各々
    介設したオンオフ弁と、前記流路の出側に設けた1個の
    ポンプと、このポンプの吐出側流路に接続した塗装ガン
    とからなり、塗料タンクとポンプとをつなぐ流路を塗料
    毎の専用流路とし、ポンプと塗装ガンとをつなぐ吐出側
    流路を共通流路としたことを特徴とする多色塗装装置。
JP9176217A 1997-07-01 1997-07-01 多色塗装装置 Pending JPH1119553A (ja)

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