JPH11195195A - 要人警護における緊急通報システム - Google Patents
要人警護における緊急通報システムInfo
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- JPH11195195A JPH11195195A JP10287835A JP28783598A JPH11195195A JP H11195195 A JPH11195195 A JP H11195195A JP 10287835 A JP10287835 A JP 10287835A JP 28783598 A JP28783598 A JP 28783598A JP H11195195 A JPH11195195 A JP H11195195A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】要人が一人でいるときに緊急事態や異常状態が
発生したとき、これを直ちに警護者に通報することがで
きる。 【解決手段】VIP1が携帯している携帯発信装置2の
ボタンスイッチを押下したとき、または携帯発信装置2
の動作検知センサがVIP1の転倒状態を検知したとき
にこの携帯発信装置2から発信される緊急信号を受信す
る複数の受信装置4A,4B,4C,4D等を備え、複
数の受信装置4A,4B,4C,4D等はそれぞれの受
信可能エリア3A,3B,3C,3D等を相加すること
により全警護エリアをカバーするように配置され、VI
P1が在圏する受信可能エリア3Bの最寄りの受信装置
4Bは緊急信号を受信したときに警護者7が携帯してい
る携帯受信端末6に主装置5を通して緊急事態発生の旨
を通報する。
発生したとき、これを直ちに警護者に通報することがで
きる。 【解決手段】VIP1が携帯している携帯発信装置2の
ボタンスイッチを押下したとき、または携帯発信装置2
の動作検知センサがVIP1の転倒状態を検知したとき
にこの携帯発信装置2から発信される緊急信号を受信す
る複数の受信装置4A,4B,4C,4D等を備え、複
数の受信装置4A,4B,4C,4D等はそれぞれの受
信可能エリア3A,3B,3C,3D等を相加すること
により全警護エリアをカバーするように配置され、VI
P1が在圏する受信可能エリア3Bの最寄りの受信装置
4Bは緊急信号を受信したときに警護者7が携帯してい
る携帯受信端末6に主装置5を通して緊急事態発生の旨
を通報する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は要人警護において要
人(VIP)に緊急事態または異常状態が発生したとき
にその旨を警護者に通報する要人警護における緊急通報
システムに関する。
人(VIP)に緊急事態または異常状態が発生したとき
にその旨を警護者に通報する要人警護における緊急通報
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被警護者(要人)を警護する要人
警護システムでは、複数の警護者がマイクロホンやイヤ
ホンなどを使用して相互に音声通信によって連絡をとり
ながら警護を行っていた。
警護システムでは、複数の警護者がマイクロホンやイヤ
ホンなどを使用して相互に音声通信によって連絡をとり
ながら警護を行っていた。
【0003】従来の技術の別の例として特開平4−16
3699号公報所載の「異常通報装置」を挙げると、こ
の異常通報装置は、監視対象の静止状態が設定時間を超
えたときに異常状態情報の送出を行って監視対象が通常
の状態とは異なる異常状態であることを通報している。
3699号公報所載の「異常通報装置」を挙げると、こ
の異常通報装置は、監視対象の静止状態が設定時間を超
えたときに異常状態情報の送出を行って監視対象が通常
の状態とは異なる異常状態であることを通報している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般にこのような要人
警護では、VIPがどうしても一人になるときがあり、
このときにVIPが緊急事態に巻き込まれたり、自らの
身体的異常によって転倒または卒倒するなどの異常状態
も起こり得る。
警護では、VIPがどうしても一人になるときがあり、
このときにVIPが緊急事態に巻き込まれたり、自らの
身体的異常によって転倒または卒倒するなどの異常状態
も起こり得る。
【0005】しかしながら、上述した一従来例の要人警
護システムでは、VIPが緊急事態に巻き込まれたとき
や自らの身体的異常状態が発生したときにVIPから緊
急信号を発信する手段がなかったので、VIPが警護者
に緊急事態や異常状態の発生を通報することができない
という問題点があった。
護システムでは、VIPが緊急事態に巻き込まれたとき
や自らの身体的異常状態が発生したときにVIPから緊
急信号を発信する手段がなかったので、VIPが警護者
に緊急事態や異常状態の発生を通報することができない
という問題点があった。
【0006】また、上記別の従来例では、VIPが倒れ
たのち所定の時間動かなかったときに異常状態を通報し
ていた。したがって、VIPが倒れた直後の状態で通報
することができないという問題点があった。
たのち所定の時間動かなかったときに異常状態を通報し
ていた。したがって、VIPが倒れた直後の状態で通報
することができないという問題点があった。
【0007】本発明の目的は、VIPが一人でいるとき
に緊急事態や異常状態が発生しても、これを直ちに警護
者に通報することができる要人警護における緊急通報シ
ステムを提供することにある。
に緊急事態や異常状態が発生しても、これを直ちに警護
者に通報することができる要人警護における緊急通報シ
ステムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、被警護
者の携帯発信装置、各エリア毎に配置された複数の受信
装置、および警護者の受信端末から構成される要人警護
における緊急通報システムであって、前記携帯発信装置
は、スイッチと、前記被警護者の動作状態/静止状態を
検知する動作センサと、前記スイッチまたは動作センサ
の出力に応じて、緊急信号を発信する手段とを備え、前
記受信装置は、前記緊急信号を受信する手段と、前記緊
急信号に応答して前記受信端末に緊急事態発生の旨を通
報する手段とを備えたことを特徴とする要人警護におけ
る緊急通報システムが得られる。
者の携帯発信装置、各エリア毎に配置された複数の受信
装置、および警護者の受信端末から構成される要人警護
における緊急通報システムであって、前記携帯発信装置
は、スイッチと、前記被警護者の動作状態/静止状態を
検知する動作センサと、前記スイッチまたは動作センサ
の出力に応じて、緊急信号を発信する手段とを備え、前
記受信装置は、前記緊急信号を受信する手段と、前記緊
急信号に応答して前記受信端末に緊急事態発生の旨を通
報する手段とを備えたことを特徴とする要人警護におけ
る緊急通報システムが得られる。
【0009】また、前記動作検知センサは通電可能素材
の底面とこの底面とは絶縁された通電可能素材の周壁面
とから構成される箱体と、この箱体の中に封入されて自
由に移動可能な通電可能素材の球とを備え、この球が前
記箱体の前記周壁面および前記底面と接触している間に
出力するオン信号と前記周壁面または前記底面のいずれ
かのみと接触している間に出力するオフ信号との数をカ
ウントしタイマがカウントダウンする所定時間内のカウ
ント値があらかじめ設定した値に満たないときに作動す
るセンサであり、前記無線送信機は前記センサが作動し
かつ前記タイマのカウントダウン値が0になったとき前
記緊急信号を送信することを特徴とする要人警護におけ
る緊急通報システムが得られる。
の底面とこの底面とは絶縁された通電可能素材の周壁面
とから構成される箱体と、この箱体の中に封入されて自
由に移動可能な通電可能素材の球とを備え、この球が前
記箱体の前記周壁面および前記底面と接触している間に
出力するオン信号と前記周壁面または前記底面のいずれ
かのみと接触している間に出力するオフ信号との数をカ
ウントしタイマがカウントダウンする所定時間内のカウ
ント値があらかじめ設定した値に満たないときに作動す
るセンサであり、前記無線送信機は前記センサが作動し
かつ前記タイマのカウントダウン値が0になったとき前
記緊急信号を送信することを特徴とする要人警護におけ
る緊急通報システムが得られる。
【0010】さらに、前記携帯発信装置は電源を内蔵
し、前記ボタンスイッチからオン信号が出力されたとき
および前記タイマのカウントダウン中に前記設定時間に
達したときならびに前記内蔵電源の残量が所定の量以下
になったときの少なくともいずれかのときに振動を開始
する振動子と、この振動子の振動開始とともに点滅を開
始するLEDと、前記振動子の振動および前記LEDの
点滅を停止させるリセットボタンスイッチとを備えるこ
とを特徴とする要人警護における緊急通報システムが得
られる。
し、前記ボタンスイッチからオン信号が出力されたとき
および前記タイマのカウントダウン中に前記設定時間に
達したときならびに前記内蔵電源の残量が所定の量以下
になったときの少なくともいずれかのときに振動を開始
する振動子と、この振動子の振動開始とともに点滅を開
始するLEDと、前記振動子の振動および前記LEDの
点滅を停止させるリセットボタンスイッチとを備えるこ
とを特徴とする要人警護における緊急通報システムが得
られる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0012】図1は本発明の要人警護における緊急通報
システムの一実施例を示すシステムブロック図である。
システムの一実施例を示すシステムブロック図である。
【0013】図1を参照すると、本実施例では、被警護
者の要人(VIP)1が携帯している携帯発信装置2の
ボタンスイッチを押下したとき、または携帯発信装置2
の動作検知センサがVIP1の転倒状態の発生を検知し
たとき、もしくは図示していない内蔵電源の残量が所定
の量以下になったとき、この携帯発信装置2から発信さ
れる緊急信号を受信する複数の受信装置4A,4B,4
C,4D等を備え、複数の受信装置4A,4B,4C,
4D等はそれぞれの受信可能エリア3A,3B,3C,
3D等を相加することにより全警護エリアをカバーする
ように配置され、例えばVIP1が在圏する受信可能エ
リア3Bの最寄りの受信装置4Bは緊急信号を受信した
ときに警護者7が携帯している携帯受信端末6に主装置
5を通して緊急事態発生の旨を通報する。
者の要人(VIP)1が携帯している携帯発信装置2の
ボタンスイッチを押下したとき、または携帯発信装置2
の動作検知センサがVIP1の転倒状態の発生を検知し
たとき、もしくは図示していない内蔵電源の残量が所定
の量以下になったとき、この携帯発信装置2から発信さ
れる緊急信号を受信する複数の受信装置4A,4B,4
C,4D等を備え、複数の受信装置4A,4B,4C,
4D等はそれぞれの受信可能エリア3A,3B,3C,
3D等を相加することにより全警護エリアをカバーする
ように配置され、例えばVIP1が在圏する受信可能エ
リア3Bの最寄りの受信装置4Bは緊急信号を受信した
ときに警護者7が携帯している携帯受信端末6に主装置
5を通して緊急事態発生の旨を通報する。
【0014】続いて、本実施例の動作について図2およ
び図3を併用して説明する。
び図3を併用して説明する。
【0015】図2は図1における携帯発信装置の一例を
示すブロック図、図3は図1における受信装置,主装置
および携帯受信端末の一例を示すブロック図である。
示すブロック図、図3は図1における受信装置,主装置
および携帯受信端末の一例を示すブロック図である。
【0016】本実施例の携帯発信装置2は図2に示すよ
うに、ボタンスイッチ23と、ボタンスイッチ23から
オン信号が出力されたとき緊急信号の送信を行う無線送
信機25と、所定時間をカウントダウンするタイマ22
と、送信アンテナ20を通して無線送信機25から送信
されるデータに自携帯発信装置のIDと呼出し要因の種
別符号とを付与する制御部24と、VIP1の身体の動
作状態/静止状態を検知する動作検知センサ21と、緊
急信号の送信とともに振動を開始する振動子26と、振
動子26の振動開始とともに点滅を開始するLED27
と、振動子26の振動およびLED27の点滅を停止さ
せるリセットボタンスイッチ28と、図示していない内
蔵電源とを備えている。
うに、ボタンスイッチ23と、ボタンスイッチ23から
オン信号が出力されたとき緊急信号の送信を行う無線送
信機25と、所定時間をカウントダウンするタイマ22
と、送信アンテナ20を通して無線送信機25から送信
されるデータに自携帯発信装置のIDと呼出し要因の種
別符号とを付与する制御部24と、VIP1の身体の動
作状態/静止状態を検知する動作検知センサ21と、緊
急信号の送信とともに振動を開始する振動子26と、振
動子26の振動開始とともに点滅を開始するLED27
と、振動子26の振動およびLED27の点滅を停止さ
せるリセットボタンスイッチ28と、図示していない内
蔵電源とを備えている。
【0017】次に、本実施例の各受信装置(例えば受信
装置4B)は携帯発信装置2の無線送信機25から送信
されたデータを図3に示すように受信アンテナ40を通
して受信する受信部41と、受信したデータに自受信装
置のIDを付与するCPU42と、このIDを付与した
データを記憶するデータバッファ43と、データバッフ
ァ43に記憶されているデータを吸い上げて送受信アン
テナ45から送信するとともに主装置5からのポーリン
グ信号を受信する送受信部44とを備えている。
装置4B)は携帯発信装置2の無線送信機25から送信
されたデータを図3に示すように受信アンテナ40を通
して受信する受信部41と、受信したデータに自受信装
置のIDを付与するCPU42と、このIDを付与した
データを記憶するデータバッファ43と、データバッフ
ァ43に記憶されているデータを吸い上げて送受信アン
テナ45から送信するとともに主装置5からのポーリン
グ信号を受信する送受信部44とを備えている。
【0018】また、本実施例の主装置5は図3に示すよ
うに、送受信アンテナ50を通して受信装置4Bへポー
リング信号を送信するとともに受信装置4Bからのデー
タを受信する送受信部51と、主装置5内のすべてのシ
ーケンス制御を行うCPU52と、警護者の情報,携帯
送信端末のID,呼出し要因の種別符号等を保有してい
るデータベース53と、データベース53を検索して得
たデータを送信アンテナ55を通して送信する送信部5
4とを備えている。
うに、送受信アンテナ50を通して受信装置4Bへポー
リング信号を送信するとともに受信装置4Bからのデー
タを受信する送受信部51と、主装置5内のすべてのシ
ーケンス制御を行うCPU52と、警護者の情報,携帯
送信端末のID,呼出し要因の種別符号等を保有してい
るデータベース53と、データベース53を検索して得
たデータを送信アンテナ55を通して送信する送信部5
4とを備えている。
【0019】さらに、本実施例の携帯受信端末6は図3
に示すように、主装置5から送信されたデータを受信ア
ンテナ60を通して受信する受信機61と、携帯受信端
末6内のすべてのシーケンス制御を行うCPU62と、
受信機61のデータ受信とともに振動を開始する振動子
64と、振動子64の振動により点滅するLED65
と、VIP1の氏名や所在場所などを表示する表示器6
3とを備えている。
に示すように、主装置5から送信されたデータを受信ア
ンテナ60を通して受信する受信機61と、携帯受信端
末6内のすべてのシーケンス制御を行うCPU62と、
受信機61のデータ受信とともに振動を開始する振動子
64と、振動子64の振動により点滅するLED65
と、VIP1の氏名や所在場所などを表示する表示器6
3とを備えている。
【0020】まず、携帯発信装置2を所持したVIP1
は受信装置4Bの受信可能エリア3B内に在圏するもの
とし、主装置5からポーリング命令を出して、受信装置
4Bと主装置5とは常時ポーリングを行っている状態に
あるものとする。
は受信装置4Bの受信可能エリア3B内に在圏するもの
とし、主装置5からポーリング命令を出して、受信装置
4Bと主装置5とは常時ポーリングを行っている状態に
あるものとする。
【0021】VIP1に対する犯罪が発生したときに、
VIP1が携帯発信装置2のボタンスイッチ23を押下
して制御部24にオン信号を出力すると、制御部24は
無線送信機25に発信命令を送り、無線送信機25から
送信アンテナ20を通して自携帯発信装置2のIDを付
与した発信信号を送信させる。
VIP1が携帯発信装置2のボタンスイッチ23を押下
して制御部24にオン信号を出力すると、制御部24は
無線送信機25に発信命令を送り、無線送信機25から
送信アンテナ20を通して自携帯発信装置2のIDを付
与した発信信号を送信させる。
【0022】また、VIP1に身体的異常状態が発生
し、動作検知センサ21が作動して緊急信号が制御部2
4に入力されたときには、制御部24はどこからの送信
なのかを判別するための呼出し要因の種別符号を付与し
た送信データを同様に無線送信機25に指示して送信さ
せる。
し、動作検知センサ21が作動して緊急信号が制御部2
4に入力されたときには、制御部24はどこからの送信
なのかを判別するための呼出し要因の種別符号を付与し
た送信データを同様に無線送信機25に指示して送信さ
せる。
【0023】ここで、VIP1の身体の動作状態/静止
状態を検知する動作検知センサ21について図4を参照
して説明する。
状態を検知する動作検知センサ21について図4を参照
して説明する。
【0024】図4は図2における動作検知センサの一例
を示す模式図で、(a),(b)および(c)はそれぞ
れ要人が正常状態で静止しているとき,要人が一方向に
動いたときおよび要人が転倒したまま静止したときの状
態を示す。
を示す模式図で、(a),(b)および(c)はそれぞ
れ要人が正常状態で静止しているとき,要人が一方向に
動いたときおよび要人が転倒したまま静止したときの状
態を示す。
【0025】図4を参照すると、動作検知センサ21
(図2に図示)は通電可能素材の底面211と、底面2
11とは絶縁された通電可能素材の周壁面212とを有
する箱体の中に封入されて自由に移動可能な通電可能素
材の球210と、底面211と周壁面212との間に直
列に接続された電源(E)213および抵抗(R)21
4とを備え、球210が上記箱体の底面211および周
壁面212の両方と接触している(図4(b)に図示し
た状態にある)間はR214の両端にオン信号が出力さ
れ、また底面211または周壁面212のいずれかのみ
と接触している(図4(a)または図4(c)に図示し
た状態にある)間はR214の両端にオフ信号が出力さ
れる。
(図2に図示)は通電可能素材の底面211と、底面2
11とは絶縁された通電可能素材の周壁面212とを有
する箱体の中に封入されて自由に移動可能な通電可能素
材の球210と、底面211と周壁面212との間に直
列に接続された電源(E)213および抵抗(R)21
4とを備え、球210が上記箱体の底面211および周
壁面212の両方と接触している(図4(b)に図示し
た状態にある)間はR214の両端にオン信号が出力さ
れ、また底面211または周壁面212のいずれかのみ
と接触している(図4(a)または図4(c)に図示し
た状態にある)間はR214の両端にオフ信号が出力さ
れる。
【0026】したがって、VIP1が正常に歩行してい
るときは、球210は底面211上を転がって図4
(a)に示す状態と(b)に示す状態とがほぼ歩調に対
応する速度で繰り返される。
るときは、球210は底面211上を転がって図4
(a)に示す状態と(b)に示す状態とがほぼ歩調に対
応する速度で繰り返される。
【0027】しかし、VIP1に異常が発生して転倒し
たようなときには、図4(a)に示す状態と(b)に示
す状態とが繰り返された(これをチャタリングという)
後、図4(c)に示すオフ状態で静止する。
たようなときには、図4(a)に示す状態と(b)に示
す状態とが繰り返された(これをチャタリングという)
後、図4(c)に示すオフ状態で静止する。
【0028】図2に示す制御部24はこのチャタリング
の回数をカウントし、タイマ22が設定した所定時間内
のカウント値があらかじめ設定した値に満たないときに
動作検知センサ21は作動する。
の回数をカウントし、タイマ22が設定した所定時間内
のカウント値があらかじめ設定した値に満たないときに
動作検知センサ21は作動する。
【0029】そして、無線送信機25はタイマ22のカ
ウントダウン値=0になったとき、つまりタイムアウト
したときに送信アンテナ20から緊急信号を送信する。
ウントダウン値=0になったとき、つまりタイムアウト
したときに送信アンテナ20から緊急信号を送信する。
【0030】無線送信機25から緊急信号の送信を行う
のと同時に、携帯発信装置2では振動子26が振動を開
始してLED27を点滅させる。
のと同時に、携帯発信装置2では振動子26が振動を開
始してLED27を点滅させる。
【0031】なお、携帯発信装置2のタイマ22のカウ
ントダウンをストップするには、携帯発信装置2のリセ
ットボタンスイッチ28を押すことによってタイマ22
をリセットすればよい。
ントダウンをストップするには、携帯発信装置2のリセ
ットボタンスイッチ28を押すことによってタイマ22
をリセットすればよい。
【0032】また、携帯発信装置2の動作検知センサ2
1が知らないうちに作動して携帯発信装置2からデータ
が送信されるのを防止するために、タイマ22の設定時
間がカウントダウンによりタイマ値が0になる60秒前
に送信予告として携帯発信装置2の振動子26が振動す
る。なお、この送信予告の振動パターンは前述した緊急
信号の送信と同時に振動してLED27を点滅させると
きの振動パターンとは違うパターンとする。
1が知らないうちに作動して携帯発信装置2からデータ
が送信されるのを防止するために、タイマ22の設定時
間がカウントダウンによりタイマ値が0になる60秒前
に送信予告として携帯発信装置2の振動子26が振動す
る。なお、この送信予告の振動パターンは前述した緊急
信号の送信と同時に振動してLED27を点滅させると
きの振動パターンとは違うパターンとする。
【0033】次に受信装置4Bでは、携帯発信装置2の
無線送信機25から送信されたデータを受信アンテナ4
0を通して受信部41で受信する。この受信データはC
PU42に入力され、CPU42ではこの受信データに
自受信装置4BのIDを付与してデータバッファ43に
出力する。
無線送信機25から送信されたデータを受信アンテナ4
0を通して受信部41で受信する。この受信データはC
PU42に入力され、CPU42ではこの受信データに
自受信装置4BのIDを付与してデータバッファ43に
出力する。
【0034】そして、データバッファ43に一時蓄積さ
れたデータは主装置5の送受信部51からポーリングさ
れたときに送受信部44から送受信アンテナ45を通し
て主装置5に送信される。
れたデータは主装置5の送受信部51からポーリングさ
れたときに送受信部44から送受信アンテナ45を通し
て主装置5に送信される。
【0035】主装置5では、受信装置4Bの送受信部4
4から送信されたデータを送受信部51で受信してCP
U52に入力する。CPU52はデータベース53を検
索して携帯発信装置2のID,何による発信であるかを
示す呼出し要因の種別符号および受信装置4BのIDを
得て送信部54に出力する。そして、送信部54は発信
者の氏名および発信者の所在場所等のデータを送信アン
テナ55を通して携帯受信端末6の受信機61に送信す
る。
4から送信されたデータを送受信部51で受信してCP
U52に入力する。CPU52はデータベース53を検
索して携帯発信装置2のID,何による発信であるかを
示す呼出し要因の種別符号および受信装置4BのIDを
得て送信部54に出力する。そして、送信部54は発信
者の氏名および発信者の所在場所等のデータを送信アン
テナ55を通して携帯受信端末6の受信機61に送信す
る。
【0036】携帯受信端末6では、主装置5から送信さ
れた上記データを受信アンテナ60を通して受信機61
で受信してCPU62に入力する。CPU62では振動
子64を振動させることによりLED65を点滅させて
VIP1から緊急信号を受信したことを警護者に伝える
とともに、受信データを解析してVIP1の氏名および
場所等の状態情報を表示器63に表示する。
れた上記データを受信アンテナ60を通して受信機61
で受信してCPU62に入力する。CPU62では振動
子64を振動させることによりLED65を点滅させて
VIP1から緊急信号を受信したことを警護者に伝える
とともに、受信データを解析してVIP1の氏名および
場所等の状態情報を表示器63に表示する。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、被警護者
の携帯発信装置、各エリア毎に配置された複数の受信装
置、および警護者の受信端末から構成される要人警護に
おける緊急通報システムであって、前記携帯発信装置
は、スイッチと、前記被警護者の動作状態/静止状態を
検知する動作センサと、前記スイッチまたは動作センサ
の出力に応じて、緊急信号を発信する手段とを備え、前
記受信装置は、前記緊急信号を受信する手段と、前記緊
急信号に応答して前記受信端末に緊急事態発生の旨を通
報する手段とを備えることにより、被警護者が一人にな
ったときに異常状態が発生しても、その状態を直ちに警
護者に通報することができるという効果を有する。
の携帯発信装置、各エリア毎に配置された複数の受信装
置、および警護者の受信端末から構成される要人警護に
おける緊急通報システムであって、前記携帯発信装置
は、スイッチと、前記被警護者の動作状態/静止状態を
検知する動作センサと、前記スイッチまたは動作センサ
の出力に応じて、緊急信号を発信する手段とを備え、前
記受信装置は、前記緊急信号を受信する手段と、前記緊
急信号に応答して前記受信端末に緊急事態発生の旨を通
報する手段とを備えることにより、被警護者が一人にな
ったときに異常状態が発生しても、その状態を直ちに警
護者に通報することができるという効果を有する。
【0038】また、携帯発信装置は、動作検知センサは
通電可能素材の底面とこの底面とは絶縁された通電可能
素材の周壁面とから構成される箱体と、この箱体の中に
封入されて自由に移動可能な通電可能素材の球とを備
え、この球が上記箱体の周壁面および底面と接触してい
る間に出力するオン信号と周壁面または底面のいずれか
のみと接触している間に出力するオフ信号との数をカウ
ントしタイマがカウントダウンする所定時間内のカウン
ト値があらかじめ設定した値に満たないときに作動する
センサであり、無線送信機はこのセンサが作動しかつタ
イマのカウントダウン値が0になったとき緊急信号を送
信することにより、被警護者の転倒時にもその状態を直
ちに警護者に通報することができるという効果を有す
る。
通電可能素材の底面とこの底面とは絶縁された通電可能
素材の周壁面とから構成される箱体と、この箱体の中に
封入されて自由に移動可能な通電可能素材の球とを備
え、この球が上記箱体の周壁面および底面と接触してい
る間に出力するオン信号と周壁面または底面のいずれか
のみと接触している間に出力するオフ信号との数をカウ
ントしタイマがカウントダウンする所定時間内のカウン
ト値があらかじめ設定した値に満たないときに作動する
センサであり、無線送信機はこのセンサが作動しかつタ
イマのカウントダウン値が0になったとき緊急信号を送
信することにより、被警護者の転倒時にもその状態を直
ちに警護者に通報することができるという効果を有す
る。
【0039】
【図1】本発明の要人警護における緊急通報システムの
一実施例を示すシステムブロック図である。
一実施例を示すシステムブロック図である。
【図2】図1における携帯発信装置の一例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】図1における受信装置,主装置および携帯受信
端末の一例を示すブロック図である。
端末の一例を示すブロック図である。
【図4】図2における動作検知センサの一例を示す模式
図で、(a),(b)および(c)はそれぞれ要人が正
常状態で静止しているとき,要人が一方向に動いたとき
および要人が転倒したまま静止したときの状態を示す。
図で、(a),(b)および(c)はそれぞれ要人が正
常状態で静止しているとき,要人が一方向に動いたとき
および要人が転倒したまま静止したときの状態を示す。
1 要人(VIP) 2 携帯発信装置 3A,3B,3C,3D 受信可能エリア 4A,4B,4C,4D 受信装置 5 主装置 6 携帯受信端末 7 警護者 20,55 送信アンテナ 21 動作検知センサ 22 タイマ 23 ボタンスイッチ 24 制御部 25 無線送信機 26,64 振動子 27,65 LED 28 リセットボタンスイッチ 40,60 受信アンテナ 41 受信部 42,52,62 CPU 43 データバッファ 44,51 送受信部 45,50 送受信アンテナ 53 データベース 54 送信部 61 受信機 63 表示器 210 球 211 底面 212 周壁面 213 電源(E) 214 抵抗(R)
Claims (3)
- 【請求項1】 被警護者の携帯発信装置、各エリア毎に
配置された複数の受信装置、および警護者の受信端末か
ら構成される要人警護における緊急通報システムであっ
て、 前記携帯発信装置は、 スイッチと、 前記被警護者の動作状態/静止状態を検知する動作セン
サと、 前記スイッチまたは動作センサの出力に応じて、緊急信
号を発信する手段とを備え、 前記受信装置は、 前記緊急信号を受信する手段と、 前記緊急信号に応答して前記受信端末に緊急事態発生の
旨を通報する手段とを備えたことを特徴とする要人警護
における緊急通報システム。 - 【請求項2】前記動作検知センサは通電可能素材の底面
とこの底面とは絶縁された通電可能素材の周壁面とから
構成される箱体と、この箱体の中に封入されて自由に移
動可能な通電可能素材の球とを備え、この球が前記箱体
の前記周壁面および前記底面と接触している間に出力す
るオン信号と前記周壁面または前記底面のいずれかのみ
と接触している間に出力するオフ信号との数をカウント
しタイマがカウントダウンする所定時間内のカウント値
があらかじめ設定した値に満たないときに作動するセン
サであり、前記無線送信機は前記センサが作動しかつ前
記タイマのカウントダウン値が0になったとき前記緊急
信号を送信することを特徴とする請求項1記載の要人警
護における緊急通報システム。 - 【請求項3】 前記携帯発信装置は電源を内蔵し、前記
ボタンスイッチからオン信号が出力されたときおよび前
記タイマのカウントダウン中に前記設定時間に達したと
きならびに前記内蔵電源の残量が所定の量以下になった
ときの少なくともいずれかのときに振動を開始する振動
子と、この振動子の振動開始とともに点滅を開始するL
EDと、前記振動子の振動および前記LEDの点滅を停
止させるリセットボタンスイッチとを備えることを特徴
とする請求項2記載の要人警護における緊急通報システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10287835A JPH11195195A (ja) | 1995-04-10 | 1998-10-09 | 要人警護における緊急通報システム |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7083032A JP2878149B2 (ja) | 1995-04-10 | 1995-04-10 | 要人警護における緊急通報システム |
JP10287835A JPH11195195A (ja) | 1995-04-10 | 1998-10-09 | 要人警護における緊急通報システム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7083032A Division JP2878149B2 (ja) | 1995-04-10 | 1995-04-10 | 要人警護における緊急通報システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11195195A true JPH11195195A (ja) | 1999-07-21 |
Family
ID=13790896
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7083032A Expired - Fee Related JP2878149B2 (ja) | 1995-04-10 | 1995-04-10 | 要人警護における緊急通報システム |
JP10287835A Pending JPH11195195A (ja) | 1995-04-10 | 1998-10-09 | 要人警護における緊急通報システム |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7083032A Expired - Fee Related JP2878149B2 (ja) | 1995-04-10 | 1995-04-10 | 要人警護における緊急通報システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP2878149B2 (ja) |
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KR101714499B1 (ko) * | 2015-02-13 | 2017-03-09 | 박정완 | 경호원 자동 배치 방법 |
JP6439016B1 (ja) * | 2017-07-19 | 2018-12-19 | エア・ウォーター防災株式会社 | 警報システム |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56164491A (en) * | 1980-05-22 | 1981-12-17 | Fujitsu Ten Ltd | Alarm display circuit |
JPH01166297A (ja) * | 1987-12-23 | 1989-06-30 | Matsushita Electric Works Ltd | ワイヤレス送信システム |
JPH022224A (ja) * | 1988-06-14 | 1990-01-08 | F B Ootome Kk | 緊急連絡制御システム |
JP2879349B2 (ja) * | 1989-11-27 | 1999-04-05 | 松下電工株式会社 | ワイヤレス確認監視システム |
-
1995
- 1995-04-10 JP JP7083032A patent/JP2878149B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-10-09 JP JP10287835A patent/JPH11195195A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08287385A (ja) | 1996-11-01 |
JP2878149B2 (ja) | 1999-04-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010306 |