JP3078906B2 - セキュリティ用無線装置 - Google Patents

セキュリティ用無線装置

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JP3078906B2
JP3078906B2 JP04004263A JP426392A JP3078906B2 JP 3078906 B2 JP3078906 B2 JP 3078906B2 JP 04004263 A JP04004263 A JP 04004263A JP 426392 A JP426392 A JP 426392A JP 3078906 B2 JP3078906 B2 JP 3078906B2
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万典 松本
昌行 松尾
浩治 小林
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、緊急通報システムに用
いるセキュリティ用無線装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来異常を検知報知するものとしては、
例えばマンホール工事等のように外界から遮断された作
業空間の環境の異常変化を環境検知装置により検知し、
警報装置により作業者に緊急事態を報知するものや、あ
るいは身体に異常が来したとき、利用者が押釦型スイッ
チ等の接点入力装置を操作することにより基地局へ発報
するものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者の環境
の異常変化を報知する装置では作業者が連絡不能或いは
作業者が事故等のために動けない状況に陥った場合、そ
の救援活動に支障が生じる。また環境検知装置と警報装
置とが有線でつながっているため検知システム自身の移
動性が悪いという問題があった。
【0004】また後者の装置では利用者が突発的な事故
或いは押釦型スイッチ等の接点入力装置を操作すること
ができない状況下に陥った場合に、緊急事態発生を報知
することができないという問題があった。本発明は、上
記の問題点に鑑みて為されたもので、請求項1記載の発
明は異常検知があれば異常を自動的に無線で発報送信す
ることができ、緊急事態に対する対処が迅速に取れるこ
とを可能とし、さらに自動的に公衆電話回線を用いて予
め決めてある連絡先に自動通報が行なえ且つ移動性に優
れるセキュリティ用無線装置を提供するにある。
【0005】請求項2記載の発明は、環境異常に対応し
て発報送信ができ、環境下にいる者が環境異常で動けな
い場合にあっても確実に発報ができ、迅速な救援活動が
行なえるセキュリティ用無線装置を提供することを目的
とする。請求項3記載の発明は、利用者の身体の代謝機
能が異常となった場合に自動的に発報送信ができ、利用
者に対する対処を確実なものとすることができるセキュ
リティ用無線装置を提供することを目的とする。
【0006】
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、異常検知手段と、この異
常検知手段の異常検知を無線で発報送信する送信手段
、この送信手段で送信された信号を受信する受信手段
と、この受信手段の受信出力により電話のダイヤリング
を行なう自動ダイヤル装置と、この自動ダイヤル装置に
より公衆電話回線に接続する携帯電話機とを備えたもの
である。請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明に
おいて、空気濃度等の環境要素を検知して環境要素が異
常な場合に異常判断出力を出力する手段からなる異常検
知手段を用いたものである。
【0008】また請求項3記載の発明は、請求項1記載
の発明において、脈拍数、血圧、体温等の人体の代謝機
能の変化を検知する代謝機能検知手段からなる異常検知
手段を用いたものである
【0009】
【作用】而して本発明によれば、異常検知手段が異常を
検知すると送信手段を起動させて自動的に異常の発生を
無線で発報送信することができ、無線によるため、特別
に信号線を配設することなく送信手段がある場所から離
れた遠隔の場所や外部に異常発生を知らせることができ
ものであり、更に受信手段が送信手段で送信された信
号を受信すると自動ダイヤル装置が電話のダイヤリング
を行い、携帯電話機が公衆電話回線に接続し自動通報し
ているので、異常発生時には送信手段の無線が届かない
遠方の連絡先にも公衆電話回線を通じて自動通報するこ
とができ、しかも携帯電話機を用いるため、公衆電話回
線に有線で直接接続する必要がなく、移動性に優れる。
【0010】特に請求項2記載の発明によれば、環境要
素の異常により環境下の者が動けなくなっても自動的に
無線で遠隔にある場所或いは外部に異常を発報すること
ができるため、環境下の者に対する救援等が迅速に行な
える。また請求項3記載の発明によれば、利用者の身体
の代謝機能が異常となって利用者が動けなくなったりし
た場合でも、自動的に無線で遠隔にある場所或いは外部
に異常を発報することができるため、利用者に対する救
援等が迅速に行なえる。
【0011】
【0012】
【実施例】以下本発明を実施例により説明する。 (参考例1) 図は本発明の参考例の構成を示しており、本参考例は
作業空間に配置して作業空間の例えば空気濃度を検知す
る環境検知装置1と、予め設定した環境下の正常時の例
えば空気濃度(CO2 等)データを記憶しておく記憶装
置2と、環境検知装置1の検知データと記憶装置2に記
憶してある空気濃度データとを比較して空気濃度が正常
値を超えると異常発生と判断して異常判断出力を出力す
る判断装置3と、この判断装置3からの異常判断出力で
起動され、異常発生データを無線でアンテナ5より基地
局7等に送信する送信回路4とからなる。
【0013】而して空気濃度に異常があると、判断装置
3の判断に基づいて自動的に送信回路4から異常発生デ
ータが送信される。この異常発生データを受信した基地
局7では他の作業者や事務所等の外部の連絡先8に連絡
して、作業空間にいる作業者の救援活動等の対処を迅速
にとることができることになる。 (実施例) 上記参考例1では異常発生時に無線で直接的に基地局7
等へ送信するものであったが、本実施例では、図に示
すように送信回路4からの無線信号を受信できる範囲内
に配置した受信装置6と、この受信装置6の受信出力で
予め決めてある基地局7の電話番号に対してダイヤリン
グを行なう自動ダイヤル装置9と、無線で公衆電話回線
に接続される携帯電話機10とを参考例1に追加したも
のである。
【0014】つまり本実施例では空気濃度に異常があ
り、判断装置3の判断に基づいて自動的に送信回路4か
ら異常発生データが送信されると、この異常発生データ
は受信装置6で受信され、この受信により受信装置6は
自動ダイヤル装置9を動作させて予め設定してある連絡
先8の電話番号をダイヤリングさせ、携帯電話機10を
無線で公衆電話回線に接続する。これにより携帯電話機
10を通じて連絡先8に通報が行なえるのである。
【0015】このように本実施例では公衆電話回線を使
用するため、無線では届かない遠隔にある連絡先8に対
しても通報でき、しかも電話機が携帯電話機10である
ため、公衆電話回線に直接有線で接続する必要がないた
め、移動性に優れるという利点がある。尚実施例1は
境検知装置1として空気濃度を検知する装置が用いられ
ているが、その作業空間に対応した他の環境要素を検知
する装置を用いても勿論よい。
【0016】(参考) 上記実施例1は環境の異常を発報するものであったが、
参考例は身体の代謝機能の異常を検知して発報を行な
うとするものであり、図3に示すように利用者の身体に
取付けて脈拍数、血圧、体温等の人体の代謝機能の変化
を検知する代謝機能検知装置11と、予め設定した正常
時の代謝機能の値を記憶しておく記憶装置12と、代謝
機能検知装置11の検知データと記憶装置12に記憶し
てある正常値とを比較して検知データの値が正常値を超
えた場合に異常発生と判断し、異常判断出力を出力する
判断装置13と、この判断装置13からの異常判断出力
で起動され、異常発生データを無線でアンテナ5より基
地局等に送信する送信回路4とからなる。
【0017】而して利用者の身体の代謝機能に異常があ
ると、判断装置13の判断に基づいて自動的に送信回路
4から異常発生データが送信される。この異常発生は利
用者の操作によらずに基地局7に発報できることにな
る。この異常発生データを受信した基地局7では外部の
連絡先8に連絡して、利用者に対する救援等の緊急処置
等を図ることができる。
【0018】(実施例) 上記参考例2では異常発生時に無線で直接的に基地局7
等へ送信するものであったが、本実施例では、図4に示
すように送信回路4からの無線信号を受信できる範囲内
に配置した受信装置6と、この受信装置6の受信出力で
予め決めてある連絡先7の電話番号に対してダイヤリン
グを行なう自動ダイヤル装置9と、無線で公衆電話回線
に接続される携帯電話機10とを参考例2に追加したも
のである。
【0019】本実施例では利用者の身体の代謝機能に異
常があり、判断装置13の判断に基づいて自動的に送信
回路4から異常発生データが送信されると、この異常発
生データは受信装置6で受信され、この受信により受信
装置6は自動ダイヤル装置9を動作させて予め設定して
ある基地局7の電話番号をダイヤリングさせて携帯電話
機10を無線で公衆電話回線に接続し、携帯電話機10
を通じて連絡先8に通報するのである。
【0020】このように本実施例では公衆電話回線を使
用するため、無線では届かない遠隔にある連絡先8に対
しても通報でき、しかも電話機が携帯電話機10である
ため、公衆電話回線に直接有線で接続する必要がないた
め、移動性に優れるという利点がある。 (参考例3) 本参考例は図5に示す構成からなり、代謝機能検知装置
11として、利用者の心拍に伴う指尖脈波を検知する装
置を用い、予め記憶装置12には図6(a)に示す正常
時の指尖脈波のデータや或いは図6(b)に示す突発的
な病気にかかった場合の指尖脈波のデータ等を記憶させ
ておき、判断装置13では代謝機能検知装置11により
検知された指尖脈波のデータと記憶装置12に記憶して
ある指尖脈波のデータとを比較して身体の状態を判断
し、異常発生時に送信回路4を起動してアンテナ5を通
じて検知データの発信を行い、この検知データを受信し
た基地局7では検知データに基づいて利用者の身体の状
態を連絡先8に通報するのである。そのため連絡先8で
は利用者の身体の異常とともに症状が把握でき、利用者
に対する処理が確実に行なえることになる。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、異常検知手段
と、この異常検知手段の異常検知を無線で発報送信する
送信手段とを備えているから、異常検知手段が異常を検
知すると送信手段を起動させて自動的に異常の発生を無
線で発報送信することができ、無線によるため、特別に
信号線を配設することなく送信手段がある場所から離れ
た遠隔の場所や外部に異常発生を知らせることができる
という効果があり、更に受信手段が送信手段で送信され
た信号を受信すると自動ダイヤル装置が電話のダイヤリ
ングを行い、携帯電話機が公衆電話回線に接続し自動通
報しているので、異常発生時には送信手段の無線が届か
ない遠方の連絡先にも公衆電話回線を通じて自動通報す
ることができ、また移動性にも優れるという効果があ
る。
【0022】特に請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明において、空気濃度等の環境要素を検知して環境
要素が異常な場合に異常判断出力を出力する手段からな
る異常検知手段を用いたものであるから、環境要素の異
常により環境下の者が動けなくなっても自動的に無線で
遠隔にある場所或いは外部に異常を発報することがで
き、しかも救援等を迅速に行なえることが可能となると
いう効果がある。
【0023】また請求項3記載の発明は、請求項1記載
の発明において、脈拍数、血圧、体温等の人体の代謝機
能の変化を検知する代謝機能検知手段からなる異常検知
手段を用いたものであるから、利用者の身体の代謝機能
が異常となって利用者が動けなくなったりした場合で
も、自動的に無線で遠隔にある場所或いは外部に異常を
発報することができるため、救援等を迅速に行なえるこ
とが可能となるという効果がある。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す回路ブロック図であ
る。
【図2】本発明の参考例1を示す回路ブロック図であ
る。
【図3】本発明の参考例2を示す回路ブロック図であ
る。
【図4】本発明の実施例を示す回路ブロック図であ
る。
【図5】本発明の参考例3を示す回路ブロック図であ
る。
【図6】本発明の参考例3の記憶装置に記憶させる指尖
脈波データの説明図である。
【符号の説明】
1 環境検知装置 2 記憶装置 3 判断装置 4 送信装置 5 アンテナ 7 基地局 8 連絡先
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−310700(JP,A) 特開 昭51−124470(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 21/00 - 25/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異常検知手段と、この異常検知手段の異常
    検知を無線で発報送信する送信手段と、この送信手段で
    送信された信号を受信する受信手段と、この受信手段の
    受信出力により電話のダイヤリングを行なう自動ダイヤ
    ル装置と、この自動ダイヤル装置により公衆電話回線に
    接続する携帯電話機とを備えたことを特徴とするセキュ
    リティ用無線装置。
  2. 【請求項2】上記異常検知手段は、空気濃度等の環境要
    素を検知して環境要素が異常な場合に異常判断出力を出
    力する手段からなることを特徴とする請求項1記載のセ
    キュリティ用無線装置。
  3. 【請求項3】上記異常検知手段は、脈拍数、血圧、体温
    等の人体の代謝機能の変化を検知する代謝機能検知手段
    からなることを特徴とする請求項1記載のセキュリティ
    用無線装置
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