JP3049025B1 - 緊急通報装置 - Google Patents

緊急通報装置

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JP3049025B1
JP3049025B1 JP10330043A JP33004398A JP3049025B1 JP 3049025 B1 JP3049025 B1 JP 3049025B1 JP 10330043 A JP10330043 A JP 10330043A JP 33004398 A JP33004398 A JP 33004398A JP 3049025 B1 JP3049025 B1 JP 3049025B1
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崇司 森原
博輝 島田
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日本電気移動通信株式会社
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Abstract

【要約】 【課題】 緊急事態の発生時に、老人等の通報希望者者
が遠隔地にいる場合でも自動的に、予め設定した通報先
へ通報できる緊急通報装置を提供する。 【解決手段】 通報装置3、携帯電話機2および接続ケ
ーブル8からなり、緊急事態が発生した時、通報装置3
は、センサー11による緊急事態の検出に基づいて、通
報先を呼出すダイアル情報と緊急信号を携帯電話機2へ
出力する。携帯電話機2は予め決められているダイアル
信号を送信し、携帯電話システムを介して通報先を呼出
す。次に、携帯電話機2のコントローラ6は電話回線が
通報先に接続されたことを検出し、電話回線を介して緊
急信号を送り、緊急事態を通報する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、老人、
病人あるいは肢体不自由な人等の緊急通報希望者に、外
出先で身体の異常が発生した際、通信回線を介して自動
的に緊急事態を通報することができる緊急通報装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、老人、病人等の通報希望者が身体
の異常等の緊急事態を所定の相手先に通報する通信手段
として、同一建物内においては、有線によって管理セン
ターなどの特定の場所へ通報する方式が用いられてい
る。また、通報希望者の移動範囲が限られてはいるが不
特定な場合は、無線方式が用いられている。無線方式を
用いた緊急通報装置として、例えば、特開平2−237
228号公報に開示された発明が知られている。この発
明においては、緊急通報装置を装着した通報希望者が移
動する範囲は病院近傍などのように限られている。
【0003】このように緊急通報装置の利用範囲が限ら
れている場合、無線の通信には大きな送信出力は必要が
なく、通常、特定小電力の無線装置が用いられる。この
ような装置においては、建物内の所定の場所、例えば、
管理センターなどに無線通信の受信装置が設置される。
そして、緊急通報装置を装着した複数の通報者からの緊
急信号を無線回線を介して集中的に受信するようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の無線方式を用いた緊急通報装置においては、通報希望
者と通報を受信する相手先との通信手段に特定小電力無
線を用いているために通報者が発信した緊急通報を受信
側が受信できる範囲は限られている。従って、この緊急
通報装置を利用できるのは特定の狭いエリア内であると
いう問題があった。また、このような緊急通報装置を運
用するには、予め、特定の場所に緊急通報の受信設備を
設置して置く必要があり、さらに、この受信設備がカバ
ーできる使用範囲を予め確認しておかなければならない
という問題があった。
【0005】この発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、緊急事態の発生時に、自動的に、し
かも、通報希望者が遠隔地にいる場合でも通報可能な緊
急通報装置を提供することにある。さらに、この発明の
他の目的は、通報希望者が自由に通報する相手先を選択
し、予め設定しておくことができる緊急通報装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、通報希望者に装着し、
緊急事態の発生時に通信回線を介して自動的に通報する
緊急通報装置において、通報希望者の動作の停止を感知
し、前記通報希望者の身体の異常を検出する異常検出手
段と、該異常検出手段の検出信号に基づいて緊急信号を
生成する緊急信号生成手段と、前記緊急信号の通報先の
ダイアル情報を格納する記憶手段と、前記ダイアル情報
に基づいて、予め決められた通報先に携帯電話システム
を介して接続し、前記緊急信号生成手段からの緊急信号
を送る携帯電話機とを具備し、前記携帯電話機は、前記
緊急信号を送信後、相手先が切らない限り、通話状態を
続けることを特徴とする
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の緊急通報装置において、前記通報希望者に緊急
信号の送信を知らせるものであって、前記緊急信号生成
手段によって駆動される警報手段を設けたことを特徴と
する。
【0008】また、請求項3に記載の発明は、通報希望
者に装着し、緊急事態の発生時に通信回線を介して自動
的に通報する緊急通報装置において、通報希望者が異常
発生時に操作する操作手段と、該操作手段の出力信号に
基づいて緊急信号を生成する緊急信号生成手段と、前記
緊急信号の通報先のダイアル情報を格納する記憶手段
と、前記ダイアル情報に基づいて、予め決められた通報
先に携帯電話システムを介して接続し、前記緊急信号生
成手段からの緊急信号を送る携帯電話機とを具備し、
記携帯電話機は、前記緊急信号を送信後、相手先が切ら
ない限り、通話状態を続けることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。図1は、この発明の一実
施形態による緊急通報装置の構成を示すブロック図であ
る。この図において、緊急通報装置1は携帯電話機2
と、通報装置3と、携帯電話機2と通報装置3を接続す
る接続ケーブル8とから構成されている。通報装置3
は、通報希望者の動作による振動を感知する振動センサ
ーを有し、身体の異常を検出するセンサー11と、通報
先のダイアル情報と緊急通報の音声情報の格納および通
報装置3の各部の制御を行うコントローラ(CONT)
10と、コントローラ10の制御により、鳴音を生成す
るブザー13と、接続ケーブル8を介し、携帯電話機2
と接続するためのインタフェース回路から成る入出力部
9と、手動により緊急信号の発信を行うための緊急ボタ
ン12とを備える。
【0010】携帯電話機2は、通報装置3と接続するた
めのインタフェース回路から成る入出力部7と、携帯電
話機2の各部を制御するコントローラ6と、通報先のダ
イアル信号を記憶しているメモリ部5と、メモリ部5か
ら供給されるダイアル信号およびコントローラ6からの
緊急信号を送信する無線部4と、無線部4の出力を送信
するアンテナ14とを備える。
【0011】次に、上記構成による装置の動作を説明す
る。まず、通常の状態においては、センサー11に内蔵
される振動センサーが人体の動作による揺れを感知し、
この結果、センサー11の出力はOFFの状態になって
いる。人体に何らかの異常が起こるような緊急事態が発
生し、動作がなくなると、センサー11の振動センサー
が人体の揺れを感知しなくなる。振動センサーが揺れを
感知しなくなると、センサー11は緊急事態を検出し
て、緊急信号を出力する。コントローラ10は、センサ
ー11の出力に基づいて、予め決められている通報先を
呼出すダイアル情報を入出力部9に供給する。入出力部
9はコントローラ10から供給されたダイアル情報を接
続ケーブル8を介して、携帯電話機2に送る。
【0012】携帯電話機2に供給されたダイアル情報
は、入出力部7を介してコントローラ6に供給される。
コントローラ6は入出力部7から供給されたダイアル情
報に基づいて、メモリ部5に制御信号を送り、メモリ部
5に格納している所定の通報先を呼出すダイアル信号を
出力させる。コントローラ6からの制御信号により、メ
モリ部5は所定のダイアル信号を無線部4に出力する。
無線部4は、メモリ部5から供給されたダイアル信号と
内部の信号発振器が生成した無線搬送波とから送信波を
形成し、アンテナ14を介して、携帯電話システムに送
信する。
【0013】無線部4から送信されたダイアル信号によ
り、携帯電話システムを介して通報する相手先が呼出さ
れ、通報希望者と通報先が電話回線で接続される。次
に、コントローラ10は、内部に格納している緊急事態
の音声ガイダンスを入出力部7および入出力部9を介し
てコントローラ6に供給する。コントローラ6は、前記
電話回線が接続されたことを検出し、コントローラ10
から供給された音声ガイダンスを無線部4に供給する。
無線部4は接続されている電話回線を通して、通報先に
上記音声ガイダンスを送信する。
【0014】上述の動作により、通報先は、通報希望者
が発信する音声ガイダンスを受信し、通報希望者の緊急
事態を知ることができる。以後、コントローラ6は、相
手先が切らない限り、電話回線を切らず話中の状態を維
持する。
【0015】また、コントローラ10は、緊急信号を出
力した後一定の時間経過後にブザー13へ制御信号を送
る。ブザー13はコントローラ10からの制御信号によ
り、鳴音を出力する。ブザー13の鳴音により、通報装
置3が緊急信号を送信している状態にあることを、通報
希望者が確認することができる。そして、この鳴音によ
り、通報装置3の誤操作を防ぐことができる。
【0016】上述した動作はセンサー11が緊急事態を
検出することにより、通報装置3が自動的にダイアル情
報を出力し、緊急通報を行う場合を説明している。一
方、手動により緊急信号を発信する場合は、緊急ボタン
12を押下することによって行う。緊急ボタン12が押
下されると、その信号は入出力部9を介してコントロー
ラ10に入力される。コントローラ10が上記入力信号
により、緊急ボタン12が押下されたことを確認する
と、緊急事態を通報するため通報先のダイアル情報を生
成する。コントローラ10により生成されたダイアル情
報は、緊急事態を自動的に検出した場合と同様に、入出
力部9および接続ケーブル8を介して携帯電話機2に供
給される。以後、前述した場合と同様の動作が行われ
る。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通報者の緊急事態を検出し、携帯電話システムの通信回
線を介して自動的に通報するように構成されているた
め、通報者が遠隔地にいる場合でも通報可能である。ま
た、通報者は自由に通報する相手先を選択し、予め設定
しておくことができ、これにより、通報者は移動範囲を
広げることが可能になり、しかも状況に応じて通報先を
決めることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 緊急通報装置 2 携帯電話機 3 通報装置 4 無線部 5 メモリ部 6 コントローラ 7 入出力部 8 接続ケーブル 9 入出力部 10 コントローラ 11 センサー 12 緊急ボタン 13 ブザー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−107923(JP,A) 特開 平10−134275(JP,A) 特開 平8−214085(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 25/10 A61G 12/00 H04B 7/26 H04M 11/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通報希望者に装着し、緊急事態の発生時
    に通信回線を介して自動的に通報する緊急通報装置にお
    いて、 通報希望者の動作の停止を感知し、前記通報希望者の身
    体の異常を検出する異常検出手段と、 該異常検出手段の検出信号に基づいて緊急信号を生成す
    る緊急信号生成手段と、 前記緊急信号の通報先のダイアル情報を格納する記憶手
    段と、 前記ダイアル情報に基づいて、予め決められた通報先に
    携帯電話システムを介して接続し、前記緊急信号生成手
    段からの緊急信号を送る携帯電話機と、 を具備し、前記携帯電話機は、前記緊急信号を送信後、
    相手先が切らない限り、通話状態を続けることを特徴と
    する緊急通報装置。
  2. 【請求項2】 前記通報希望者に緊急信号の送信を知ら
    せるものであって、前記緊急信号生成手段によって駆動
    される警報手段を設けたことを特徴とする請求項1に記
    載の緊急通報装置。
  3. 【請求項3】 通報希望者に装着し、緊急事態の発生時
    に通信回線を介して自動的に通報する緊急通報装置にお
    いて、 通報希望者が異常発生時に操作する操作手段と、 該操作手段の出力信号に基づいて緊急信号を生成する緊
    急信号生成手段と、 前記緊急信号の通報先のダイアル情報を格納する記憶手
    段と、 前記ダイアル情報に基づいて、予め決められた通報先に
    携帯電話システムを介して接続し、前記緊急信号生成手
    段からの緊急信号を送る携帯電話機と、 を具備し、前記携帯電話機は、前記緊急信号を送信後、
    相手先が切らない限り、通話状態を続けることを特徴と
    する緊急通報装置。
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