JPH0695646B2 - 携帯用緊急事態通報装置 - Google Patents

携帯用緊急事態通報装置

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JPH0695646B2
JPH0695646B2 JP61145449A JP14544986A JPH0695646B2 JP H0695646 B2 JPH0695646 B2 JP H0695646B2 JP 61145449 A JP61145449 A JP 61145449A JP 14544986 A JP14544986 A JP 14544986A JP H0695646 B2 JPH0695646 B2 JP H0695646B2
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patient
transmitter
emergency
microphone
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JP61145449A
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JPS632428A (ja
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重文 安富
庸男 笹沼
洋 堀田
忠司 城内
光久 大脇
孝誠 市川
貢 吉田
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Kajima Corp
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Kajima Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、患者、老人、身体障害者など、身体に緊急事
態が発生する可能性の大きい者が所持する携帯用の緊急
事態通報装置に関する。
〔従来の技術〕
かかる患者や老人、身体障害者が、身体に急に異常を感
じた場合に、これを看護婦その他の人間に通報する装置
として、有線方式のものと無線方式のものとがある。
有線方式のものとしては、例えば病院や施設の各室とナ
ースステーション等を有線で接続し、各室に備えた送信
器でナースステーションを呼出すようにしたものがある
が、これは呼出し可能な範囲が配線工事のできる範囲に
限定されてしまい、屋外等からは呼出し不可能となって
緊急事態の発に充分に対処できない。
〔発明が解決しようとする課題〕
かかる不都合を解消するものとして、無線方式のものが
考えられ、患者毎に無線発信器を所持してこれでナース
ステーション等を呼出すようにしている。しかし、かか
る方式のものでも、従来は呼出し手段としては、発信器
に押ボタンなどの操作部を設け、これを押すことにより
ナースステーション等に連絡しているため、心臓発作な
どでボタン操作をするいとまもないような緊急時には、
これを通報することができないおそれがある。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、患者が自
分で通報のための操作もできないような異常が身体に発
生した場合には自動的にこれを通報し、合わせて緊急事
態の発生場所が受信側で確認できることにより緊急事態
の発生に対して確実に対処でき、しかも、誤動作防止対
策をも図った携帯用緊急事態通報装置を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するため、状態の変化を検出す
る状態検出手段と、この状態検出手段の作動を報知する
報知器と、前記状態検出手段からの出力を停止する誤動
作防止用のリセットボタンと、前記状態検出手段からの
出力の出力時間を計測するタイマーと、このタイマーに
より計測された一定時間経過後に前記状態検出手段から
の出力が入力されて緊急信号を出力する発信手段と、通
話用の押ボタンとマイクロホン及びイヤホンとを設けた
交信手段とからなる携帯用発信器と、病院や施設の屋
内、屋外の適宜箇所に設置し、前記緊急信号の受信及び
携帯用発信器との通話を交信する分散受信器と、病院の
ナースステーションや施設のセンター等に設置し、前記
携帯用発信器から発信された緊急信号を受信した分散受
信器を検出して前記携帯用発信器の発信位置を検出する
位置検出手段と、交信用のマイクロホン及びスピーカー
とを備えた送受信器と、からなることを要旨とするもの
である。
〔作用〕
本発明によれば、例えば心臓発作や失神による横転等の
緊急事態が患者に発生すると、患者自身の状態の変化が
状態検出手段で検出され、この状態検出手段からの出力
信号をブザー等の報知器に導入され、この報知器が患者
の異常を報知し、また、タイマーで計測した所定時間後
に発信器に出力が導入される。
患者は報知器で状態検出手段が作動したことを知るが、
誤動作の場合はリセットボタンを押せば、状態検出手段
の出力を途中で停止でき、発信器での発信を行なわない
ようにして、状態検出手段の誤出力を予防することがで
きる。
一方、出力を受けた発信器からは自動的に緊急信号が発
信される。
この発信器からの緊急信号を受信する受信手段では、ま
ず、緊急信号をその近辺の適宜箇所に設けた分散受信器
が受信するので、ノイズを受けずに確実に受信できる。
また、分散受信器から受信する病院のナースステーショ
ンや施設のセンター等に設置された受信器は、どこの分
散受信器からの受信かを検出する位置検出手段を備えて
いるので、一箇所において緊急事態の発生及び発生場所
が検知できる。
そして、病院や施設のナースステーション、センター等
側は、マイクロホンを用いて患者を呼び出し、患者が通
話可能状態であれば、患者は発信器に設けた押ボタンを
押し、イヤホンとマイクロホンとにより、センター側と
通話を行い、現在位置の確認や身体の状況等を知らせる
ことができ、また、身障者の使用している車椅子が横転
するなど、患者自身の意識は正常であるが救助を必要と
する場合には、通話を行えば、現在位置や状況等を知ら
せることができる。
〔実施例〕
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明の携帯用緊急事態通報装置の実施例を示
す正面図で、図中1は通報装置として用い患者各人が携
帯する発信器を示し、該発信器1は、ケース1a内に無線
による緊急信号の発信手段2及び患者が転倒した時など
にこれにより該発信器1の状態の変化を検知する状態検
出手段4及び該状態検出手段4からの出力時間を計測す
るタイマー16とを設けた。
この状態検出手段4としては例えば発信器1が急激に動
く、その加速度をもって検知する加速度変換器、又は発
信器1に加わる重力の方向が変化する、その角度を持っ
て検知する水銀リレーを使用する。
さらに、ケース1aには後述する病院のナースステーショ
ンや施設のセンター等に設置された受信器10との交信手
段として耳骨マイクロホン、咽喉マイクロホン等の特殊
マイクロホンを含むイヤホン7を接続するとともに、通
話用の押ボタン5とマイクロホン6とを設ける。
図中8は状態検出手段4の作動を報知する報知器として
のブザー、9は状態検出手段4からの出力を停止する誤
動作防止用のリセットボタンを示す。
このようにして、状態検出手段4からの出力信号を報知
器としてのブザー8に導入し、発信器1の所持者に報知
した一定時間後に発信手段2に導入することにより誤動
作を防止した。
他方、第2図、第3図に示すように患者や老人、身障者
各人が発信器1を携帯し、一方、病院のナースステーシ
ョンや施設のセンター等にマイクロホン11とスピーカー
12とを備えた送受信手段としての送受信器10を設置して
おく。そして、病院や施設の屋外にある発信器1との交
信用に分散受信器15a,15b……を適宜個所に取付け、建
物13内での交信用としても同様に天井などの適宜個所に
分散受信器15a,15b……を適宜取付けておき、病院のナ
ースステーションや施設のセンター等において、分散受
信器15a,15b……からの受信を一箇所にまとめて受ける
受信器10等の受信手段を設ける。
次に使用法及び動作を第4図のフローチャートにしたが
って説明すると、患者等各人が発信器1を常時携帯す
る。いま、患者に心臓発作などの身体異常が発生し、気
絶や失神により転倒すると、該患者が所持している発信
器1も患者とともに急激に落下し、該発信器1に内蔵さ
れている状態検出手段4がこの状態の変化を検知する。
その結果、この状態検出手段4に出力が生じその出力時
間がタイマー16で計測され一定時間後にその出力信号が
発信手段2に入り、ここから自動的に緊急信号が発信さ
れる。また、状態検出手段4の出力により報知器として
のブザー8が鳴動し、該手段4から信号が出力している
ことを患者に知らせるが、この信号にもとづいて発信手
段2から緊急信号が発せられるのは前記のごとく一定時
間後であるから、誤動作により状態検出手段4から出力
が生じている場合はこの間にリセットボタン9を押すこ
とで出力を停止させる。
患者が屋外にいるときはこの緊急信号が外部に設けた分
散受信器15a,15b……のうち当該患者の近辺に設置され
ているもので受信され、センターやナースステーション
内の送受信器10へと送られ、また屋内にいる場合も同様
に、分散受信器15a,15b……のうち当該患者の近辺に設
置されているものでこの緊急信号が受信されて前記と同
様に送受信器10へと送られる。
センター側では、発信手段2より発信された緊急信号を
主として受信した分散受信器15a,15b……を送受信器10
に内蔵した位置検出手段14により検出することにより、
当該発信場所、すなわち患者の転倒場所を確認する。
そして、マイクロホン12を用いて患者を呼び出し、患者
が通話可能状態であれば、患者は発信器1に設けた押ボ
タン5を押し、イヤホン7とマイクロホン6とにより、
センター側と通話を行い、現在位置や身体の状況等を知
らせる。センター側はこれにより患者の転倒場所へ急行
する。
また、身障者の使用している車椅子が横転するなど、患
者自身の意識は正常であるが救助を必要とする場合は、
患者自身で発信器1の押ボタンスイッチ5を押し、イヤ
ホン7とマイクロホン6とにより、センター側と通話を
行い、現在位置や状況等を知らせる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明の緊急事態通報装置は、心臓
発作による気絶などで患者が自分で身体の異常を知らせ
ることができないような場合でも、自動的にこれをセン
ターなどに報知され、かつセンターにて当該発生場所を
確認できるから、緊急事態の発生に対し充分な対処が可
能となる。
そして、本発明装置は、寝たきりの病人・老人以外で、
通常は自由に行動できるが例えば車椅子使用者であった
り、発作などの持病を有するといったような緊急に救助
を必要とする場合が想定されるような者に対し、特に使
用して便利なものである。
さらに、就寝時などに誤って、異常事態として状態検出
された場合には、ブザー等の報知器が患者にその旨を知
らせ、かつ、患者が自分でその出力を停止することがで
きるので、発信手段の誤動作防止対策を図ることがで
き、また通話によりセンターなどに対して正確な情報だ
け伝達できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の携帯用緊急事態通報装置の実施例を示
す正面図、第2図、第3図は本考案装置を使用するレス
キューコールシステムの全体説明図、第4図は動作を示
すフローチャートである。 1……発信器、1a……ケース 2……発信手段、3……アンテナ 4……状態検出手段、5……通信用の押ボタン 6……マイクロホン、7……イヤホン 8……ブザー、9……リセットボタン 10……送受信器、11……マイクロホン 12……スピーカー、13……建物 14……位置検出手段 15a,15b……分散受信器 16……タイマー
フロントページの続き (72)発明者 堀田 洋 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 城内 忠司 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 大脇 光久 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 市川 孝誠 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 吉田 貢 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (56)参考文献 実公 昭45−13563(JP,Y1)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】状態の変化を検出する状態検出手段と、こ
    の状態検出手段の作動を報知する報知器と、前記状態検
    出手段からの出力を停止する誤動作防止用のリセットボ
    タンと、前記状態検出手段からの出力の出力時間を計測
    するタイマーと、このタイマーにより計測された一定時
    間経過後に前記状態検出手段からの出力が入力されて緊
    急信号を出力する発信手段と、通話用の押ボタンとマイ
    クロホン及びイヤホンとを設けた交信手段とからなる携
    帯用発信器と、 病院や施設の屋内、屋外の適宜箇所に設置し、前記緊急
    信号の受信及び携帯用発信器との通話を交信する分散受
    信器と、 病院のナースステーションや施設のセンター等に設置
    し、前記携帯用発信器から発信された緊急信号を受信し
    た分散受信器を検出して前記携帯用発信器の発信位置を
    検出する位置検出手段と、交信用のマイクロホン及びス
    ピーカーとを備えた送受信器と、 からなることを特徴とする携帯用緊急事態通報装置。
JP61145449A 1986-06-20 1986-06-20 携帯用緊急事態通報装置 Expired - Lifetime JPH0695646B2 (ja)

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JP61145449A JPH0695646B2 (ja) 1986-06-20 1986-06-20 携帯用緊急事態通報装置

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JPS632428A JPS632428A (ja) 1988-01-07
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