JPH11194963A - コマンド実行監視方法、及び、コマンド実行監視装置 - Google Patents

コマンド実行監視方法、及び、コマンド実行監視装置

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JPH11194963A
JPH11194963A JP9361171A JP36117197A JPH11194963A JP H11194963 A JPH11194963 A JP H11194963A JP 9361171 A JP9361171 A JP 9361171A JP 36117197 A JP36117197 A JP 36117197A JP H11194963 A JPH11194963 A JP H11194963A
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JP
Japan
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command
time
monitoring
monitoring time
control command
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JP9361171A
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English (en)
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Keiichi Yorimitsu
圭一 依光
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/0703Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation
    • G06F11/0751Error or fault detection not based on redundancy
    • G06F11/0754Error or fault detection not based on redundancy by exceeding limits
    • G06F11/0757Error or fault detection not based on redundancy by exceeding limits by exceeding a time limit, i.e. time-out, e.g. watchdogs

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホストからその配下の装置にコマンド供給
し、実行させるシステムにおけるコマンド実行制御方
法、及び、コマンド実行制御装置に関し、ホストからコ
マンドにより監視時間を自由に設定できるコマンド実行
制御方法及びコマンド実行制御装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 ホストコンピュータ2、3からのコマン
ドをコントローラ6が受け付けてからの監視時間、対象
とするコマンドをホストコンピュータ2、3からのオペ
レーションコントロールコマンドにより変更可能とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコマンド実行制御方
法、及び、コマンド実行制御装置に係り、特に、ホスト
からその配下の装置にコマンド供給し、実行させるシス
テムにおけるコマンド実行制御方法、及び、コマンド実
行制御装置に関する。一般にコンピュータシステムで
は、磁気ディスク装置などの周辺機器は所定のインタフ
ェースを介してホストに接続され、ホストからのコマン
ドにより制御される。
【0002】このとき、磁気ディスク装置などには所望
のインタフェースと接続するためのコントローラが設け
られており、コントローラによりホストからのコマンド
を解析して、磁気ディスク装置のデバイス本体を制御す
る。また、コントローラには、複数のLUN(Logical
Unit Number )が設定可能とされており、複数のデバイ
スを接続可能な構成とされている。
【0003】ホストが発行してくるコマンドは、バスを
介してコントローラに供給される。コントローラはコマ
ンドが受け付けられても、コマンドを直ぐは実行せず、
一旦内部にキューする。コマンドがコントローラ内部に
キューされると、コントローラはホストに対して一旦バ
スとの接続を切断するように切断要求を出す。ホストは
コントローラからの切断要求により一旦切断される。
【0004】次にコントローラ内部にキューされたコマ
ンドが実行順になり、ディスパッチされると、コントロ
ーラはホストに対して再び接続するように接続要求を出
す。ホストはコントローラからの接続要求に応じて再び
バスに接続される。ホストがバスに接続されると、コマ
ンドが実行される。このようなシステムでは、ホストか
らコマンドが発行されたから、実行されるまで、待機状
態となるので、コマンドの待機時間を管理し、長時間待
機状態にある場合にはエラー通知などを発行する必要が
あった。
【0005】
【従来の技術】従来のコントローラでは、キューされた
コマンドが実行されるまでの時間を監視し、所定の監視
時間内にコマンド実行されない場合には、ホストに対し
てエラー通知を行う。このとき、コントローラでは、コ
マンドを供給したホストやコマンドの種類などによら
ず、予め設定された所定の監視時間に設定していた。
【0006】このようなコントローラを持つシステムと
しては、例えば、特開昭53−84638号や特開平2
−311938号等が提案されている。特開昭53−8
4638号は、タイマ部に設定された設定時間以上経過
しても下位装置が所定の動作を完了しないときには障害
情報を上位装置に通知する障害監視方式が記載されてい
る。
【0007】また、特開平2−311938号には、ホ
スト計算機から発行される入出力動作要求に対する動作
開始後の経過時間を監視し、経過時間が所定の時間を超
えたときに、動作を中断、終了させ、後続の処理を行う
記憶制御装置が記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のこの
種のシステムでは、コントローラでのコマンド実行まで
の監視時間は予め設定された所定時間に固定されていた
ため、接続されたホストのシステム監視時間がコントロ
ーラのコマンド実行までの監視時間より短い場合には、
コントローラでコマンドが実行される前に、ホストでエ
ラーを検出してしまい、このとき、ホストではエラーの
原因を認識できない等の問題点があった。
【0009】また、上記システムで、コントローラの監
視時間を短く設定すると、複数のホストを接続した場合
などに、コマンドの待機時間が多くなり、コントローラ
からホストに対してエラーが頻繁に発行され、コマンド
実行の効率が低下する等の問題点があった。本発明は上
記の点に鑑みてなされたもので、ホストからコントロー
ルコマンドにより監視時間を自由に設定できるコマンド
実行制御方法及びコマンド実行制御装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、上
位装置から供給されたコマンドに応じた処理を下位装置
が実行し、該下位装置に設定された所定の監視時間内に
該コマンドが実行できないときに、該下位装置から該上
位装置に対してエラー報告を行うコマンド実行監視方法
において、前記上位装置からのコントロールコマンドに
よって前記下位装置での前記所定の監視時間の設定を可
能とされたことを特徴とする。
【0011】請求項1によれば、上位装置からのコント
ロールコマンドによって下位装置での所定の監視時間の
設定可能とすることにより、上位装置のシステム監視時
間に応じて下位装置の監視時間を設定できるようになる
ので、例えば、上位装置のシステム監視時間内に下位装
置でコマンドが実行されないときにエラーを発行するよ
うに制御することができるので、上位装置でエラーが発
生することがなく、上位装置でエラーの原因を明確にで
きるようになる。
【0012】請求項2は、請求項1において、前記コン
トロールコマンドにより前記所定の監視時間を有効にす
る該下位装置上のデバイスを指定可能としたことを特徴
とする。請求項2によれば、コントロールコマンドによ
り所定の監視時間を有効にする下位装置上のデバイスを
指定可能とすることにより、特定のデバイスに対して監
視時間を設定し、実行されたいないコマンドに対してエ
ラーを発行させることができる。
【0013】請求項3は、請求項1又は2において、前
記上位装置から前記下位装置に供給する前記コントロー
ルコマンドにより前記所定の監視時間を有効にするコマ
ンドが供給されたタイミングを指定可能されたことを特
徴とする。請求項3によれば、コントロールコマンドに
より所定の監視時間を有効にするコマンドが供給された
タイミングを指定可能とすることにより、所定時間実行
されていない特定のコマンドに対してエラーを発行させ
ることができる。
【0014】請求項4は、請求項1乃至3において、前
記上位装置から前記下位装置に供給する前記コントロー
ルコマンドにより前記所定の監視時間を有効にするコマ
ンドの種類を指定可能としたことを特徴とする。請求項
4によれば、コントロールコマンドにより所定の監視時
間を有効にするコマンドの種類を指定可能とすることに
より、特定のコマンドに対してのみ監視時間を有効にで
きるので、特定のコマンドに対して所定の監視時間でエ
ラーを発行させることができる。
【0015】請求項5は、請求項1乃至4において、前
記上位装置からのコントロールコマンドによって前記下
位装置に設定された前記所定の監視時間を前記上位装置
毎に管理することを特徴とする。請求項5によれば、所
定の監視時間を上位装置毎に管理することにより、複数
の上位装置が接続された場合に、上位装置毎に異なる監
視時間を設定でき、各上位装置のシステム監視時間内に
実行されないコマンドに対して下位装置からエラーを発
行することができるため、複数の上位装置でエラーが発
生することを防止でき、エラーの原因を明確にできるよ
うになる。
【0016】請求項6は、請求項1乃至5において、前
記上位装置から前記コマンドが供給されてからの相対経
過時間と、前記監視時間とを比較する第1の手順と、前
記第1の手順での比較結果、前記監視時間より大きい相
対経過時間を有するコマンドに対しては、エラーを発行
する第2の手順と、前記第1の手順の比較結果、前記前
記監視時間より小さい相対経過時間を有するコマンドに
対しては、前記上位装置からのコントロールコマンドに
応じて実行すべきコマンド選択する第3の手順とを有す
ることを特徴とする。
【0017】請求項6によれば、コントロールコマンド
での設定に応じてコマンドを実行することができる。請
求項7は、請求項6において、前記第3の手順が、前記
上位装置からのコントロールコマンドにより前記監視時
間以内にコマンドを実行する設定とされているとき、前
記相対経過時間が最も大きいコマンドを選択することを
特徴とする。
【0018】請求項7によれば、コントロールコマンド
により設定された監視時間に達するのが最も速いコマン
ドから順次実行されるので、エラーの発行を極力低減で
きる。請求項8は、請求項6又は7において、前記第3
の手順が、前記上位装置からのコントロールコマンドに
より前記監視時間でコマンドを実行する設定とされてい
るとき、前記監視時間と等しい、前記相対経過時間を有
するコマンドを選択することを特徴とする。
【0019】請求項8によれば、コントロールコマンド
により設定された監視時間でのみコマンドを実行するこ
とができるので、上位装置で設定された所定の時間での
みコマンドを実行できるようになり、コマンド実行の自
由度を向上させることができる。請求項9は、請求項6
乃至8において、前記第3の手順が、前記上位装置から
のコントロールコマンドにより前記コントロールコマン
ド以前に供給されたコマンドを前記コマンドコントロー
ルにより設定された監視時間を有効とする設定とされて
いるとき、前記コントロールコマンド以前に供給された
コマンドを選択することを特徴とする。
【0020】請求項9によれば、コントロールコマンド
によりコントロールコマンド以前に供給されたコマンド
に対してコマンドコントロールにより設定された監視時
間を有効とすることにより、特定のコマンドを選択して
エラーを発行することができ、上位装置でシステムエラ
ーが発行される前に下位装置からエラーを発行できる。
【0021】請求項10は、請求項6乃至9において、
前記第3の手順が、前記上位装置からのコントロールコ
マンドによりコマンドの種類が設定されているとき、前
記コントロールコマンドにより設定された種類のコマン
ドを選択することを特徴とする。請求項10によれば、
コントロールコマンドにより設定された種類のコマンド
を選択することにより、特定の種類のコマンドを選択し
てエラーを発行することができ、上位装置でシステムエ
ラーが発行される前に下位装置からエラーを発行でき
る。
【0022】請求項11は、上位装置と下位装置との間
に設けられ、該上位装置からのコマンドを該下位装置に
供給し、設定された所定の監視時間内に該下位装置によ
り該コマンドが実行できないときに、該上位装置に対し
てエラー報告を行うコマンド実行監視装置において、前
記上位装置からのコントロールコマンドによって前記所
定の監視時間を変更される監視時間設定手段を有するこ
とを特徴とする。
【0023】請求項11によれば、上位装置からのコン
トロールコマンドによって下位装置での所定の監視時間
の設定可能とすることにより、上位装置のシステム監視
時間に応じて下位装置の監視時間を設定できるようにな
るので、例えば、上位装置のシステム監視時間内に下位
装置でコマンドが実行されないときにエラーを発行する
ように制御することができるので、上位装置でエラーが
発生することがなく、上位装置でエラーの原因を明確に
できるようになる。
【0024】請求項12は、請求項11において、前記
監視時間設定手段が、前記コントロールコマンドにより
前記所定の監視時間を有効にする該下位装置上のデバイ
スを指定可能とされたことを特徴とする。請求項12に
よれば、コントロールコマンドにより所定の監視時間を
有効にする下位装置上のデバイスを指定可能とすること
により、特定のデバイスに対して監視時間を設定し、実
行されたいないコマンドに対してエラーを発行させるこ
とができる。
【0025】請求項13は、請求項11又は12におい
て、前記監視時間設定手段が、前記上位装置から前記下
位装置に供給する前記コントロールコマンドにより前記
所定の監視時間を有効にするコマンドが供給されたタイ
ミングを指定可能とされたことを特徴とする。請求項1
3によれば、コントロールコマンドにより所定の監視時
間を有効にするコマンドが供給されたタイミングを指定
可能とすることにより、所定時間実行されていない特定
のコマンドに対してエラーを発行させることができる。
【0026】請求項14は、請求項11乃至13におい
て、前記監視時間設定手段が、前記上位装置から前記下
位装置に供給する前記コントロールコマンドにより前記
所定の監視時間を有効にするコマンドの種類を指定可能
とされたことを特徴とする。請求項14によれば、コン
トロールコマンドにより所定の監視時間を有効にするコ
マンドの種類を指定可能とすることにより、特定のコマ
ンドに対してのみ監視時間を有効にできるので、特定の
コマンドに対して所定の監視時間でエラーを発行させる
ことができる。
【0027】請求項15は、請求項11乃至14におい
て、前記監視時間設定手段が、前記上位装置からのコン
トロールコマンドによって前記下位装置に設定された前
記所定の監視時間を前記上位装置毎に管理することを特
徴とする。請求項15によれば、所定の監視時間を上位
装置毎に管理することにより、複数の上位装置が接続さ
れた場合に、上位装置毎に異なる監視時間を設定でき、
各上位装置のシステム監視時間内に実行されないコマン
ドに対して下位装置からエラーを発行することができる
ため、複数の上位装置でエラーが発生することを防止で
き、エラーの原因を明確にできるようになる。
【0028】請求項16は、請求項11乃至15におい
て、前記上位装置から前記コマンドが供給されてからの
相対経過時間と、前記監視時間とを比較する比較手段
と、前記比較手段での比較結果、前記監視時間より大き
い相対経過時間を有するコマンドに対しては、エラーを
発行するエラー発行手段と、前記比較手段での比較結
果、前記前記監視時間より小さい相対経過時間を有する
コマンドに対しては、前記上位装置からのコントロール
コマンドに応じて実行すべきコマンド選択する実行コマ
ン選択手段とを有することを特徴とする。
【0029】請求項16によれば、コントロールコマン
ドでの設定に応じてコマンドを実行することができる。
請求項17は、請求項16において、前記実行コマン選
択手段が、前記上位装置からのコントロールコマンド前
記監視時間以内にコマンドを実行する設定とされている
とき、前記相対経過時間が最も大きいコマンドを選択す
ることを特徴とする。
【0030】請求項17によれば、コントロールコマン
ドにより設定された監視時間に達するのが最も速いコマ
ンドから順次実行されるので、エラーの発行を極力低減
できる。請求項18は、請求項16又は17において、
前記実行コマンド選択手段は、前記上位装置からのコン
トロールコマンドにより前記監視時間でにコマンドを実
行する設定とされているとき、前記監視時間と等しい、
前記相対経過時間を有するコマンドを選択することを特
徴とする。
【0031】請求項18によれば、コントロールコマン
ドにより設定された監視時間でのみコマンドを実行する
ことができるので、上位装置で設定された所定の時間で
のみコマンドを実行できるようになり、コマンド実行の
自由度を向上させることができる。請求項19は、請求
項16乃至18において、前記実行コマンド選択手段
が、前記上位装置からのコントロールコマンドにより前
記コントロールコマンド以前に供給されたコマンドを前
記コマンドコントロールにより設定された監視時間を有
効とする設定とされているとき、前記コントロールコマ
ンド以前に供給されたコマンドを選択することを特徴と
する。
【0032】請求項19によれば、コントロールコマン
ドによりコントロールコマンド以前に供給されたコマン
ドに対してコマンドコントロールにより設定された監視
時間を有効とすることにより、特定のコマンドを選択し
てエラーを発行することができ、上位装置でシステムエ
ラーが発行される前に下位装置からエラーを発行でき
る。
【0033】請求項20は、請求項16乃至19におい
て、前記実行コマンド選択手段が、前記上位装置からの
コントロールコマンドによりコマンドの種類が設定され
ているとき、前記コントロールコマンドにより設定され
た種類のコマンドを選択することを特徴とする。請求項
20によれば、コントロールコマンドにより設定された
種類のコマンドを選択することにより、特定の種類のコ
マンドを選択してエラーを発行することができ、上位装
置でシステムエラーが発行される前に下位装置からエラ
ーを発行できる。
【0034】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施例のシステ
ム構成図を示す。本実施例のシステム1は、ホストコン
ピュータ2、3がインタフェースバス4を介して複数の
周辺デバイス5−1〜5−Nに接続された構成とされて
いる。ホストコンピュータ2、3は、各種処理を行うホ
ストコンピュータ本体2a、3a及びホストコンピュー
タ本体2a、3aからのコマンドに応じてインタフェー
スバス4に接続するホストアダプタ2b、3bから構成
される。
【0035】周辺デバイス5−1〜5−Nは、インター
フェースバス4とのインタフェースをとるコントローラ
6、コントローラ6によりアクセスされる複数のデバイ
ス7−1〜7−mから構成される。図2に本発明の一実
施例のコントローラのブロック構成図を示す。コントロ
ーラ6は、インタフェースバス4とのインタフェースを
とるインタフェース回路8、ホストコンピュータ2、3
から供給されたコマンドを実行するCPU9、CPU9
の作業領域となるRAM10、CPU9で実行されるプ
ログラムが格納されたROM11、デバイス7−1〜7
−mとのインタフェースをとるインタフェース回路12
から構成される。
【0036】コントローラ6は、ROM11に格納され
たプログラムに従って、ホストコンピュータ2、3から
供給されるコマンドを実行する。また、コントローラ6
では、実行されるプログラムのパラメータをホストコン
ピュータから供給されるオペレーションコントロールコ
マンドにより自由に設定可能とされている。なお、プロ
グラムは、ROM11に格納している必要はなく、例え
ば、起動時にROM11のBIOSなどによってコント
ローラ6の配下に接続された、HDDなどのファイル装
置からRAM10に展開するようにしてもよい。
【0037】ここで、ホストコンピュータ2、3から供
給されるオペレーションコントロールコマンドについて
説明する。図3に本発明の一実施例のオペレーションコ
ントロールコマンドのデータ構成図を示す。オペレーシ
ョンコントロールコマンド20は、ホストコンピュータ
2、3で必要に応じて作成され、ホストアダプタ3a、
3bからインタフェースバス4を介してコントローラ6
に供給される。オペレーションコントロールコマンド2
0は、図3に示すように、オペレーション完了時間領域
21、対象LUNフィールド22、対象オペレーション
フィールド23−1〜23−3から構成される。
【0038】オペレーション完了時間領域21には、該
当コマンドをディスパッチするまでの時間又は該当ホス
トのIO完了待ち時間、すなわち、監視時間が設定され
る。また、対象LUNフィールド22には、該当コマン
ドのパラメータ、すなわち、オペレーション完了時間領
域21に設定された監視時間が有効となるLUNが指定
される。例えば、指定LUN又はコントローラ6の配下
の全てのLUNが設定される。
【0039】対象オペレーションフィールド23−1に
は、該当オペレーションのパラメータ、すなわち、オペ
レーション完了時間領域21に設定された監視時間が有
効となるコマンドが指定され、ここでは、該当コマンド
発行時点以前に発行された全コマンドに適用するのか、
又は、単純に全コマンドに適用するのかの設定が行われ
る。
【0040】対象オペレーションフィールド23−2に
は、対象オペレーションフィールド13−1と同様に、
該当オペレーションのパラメータ、すなわち、オペレー
ション完了時間領域21に設定された監視時間が有効と
なるコマンドが指定されるが、ここでは、リード系コマ
ンド、ライト系コマンド、全てのコマンドのいずれかに
対して適用するのかの設定が行われる。
【0041】対象オペレーションフィールド23−3に
は、該当オペレーションのパラメータ、すなわち、オペ
レーション完了時間領域11に設定された監視時間を修
飾するパラメータが設定される。ここでは、オペレーシ
ョン完了時間領域21に設定された監視時間内でコマン
ド処理を完了させるのか、オペレーション完了時間領域
21に設定された監視時間でコマンド処理を完了させる
のかの設定が行われる。
【0042】上記オペレーションコントロールコマンド
によりコントローラ6内の各種パラメータが設定され
る。コントローラ6は、上記オペレーションコントロー
ルコマンドにより設定された各種パラメータに従ってコ
マンド実行処理を実施する。次にコントローラ6による
コマンド実行処理について説明する。図4に本発明の一
実施例のコントローラのコマンド実行処理時の処理フロ
ーチャートを示す。
【0043】ホストコンピュータ2、3から自装置に対
してコマンドが供給されると、コントローラ6は、ホス
トコンピュータ2、3からのコマンドを解析し、IO要
求を受け付ける(ステップS1−1)。次に受け付けた
コマンドが即時実行タイプか、否かを判定する(ステッ
プS1−2)。ステップS1−2で、供給されたコマン
ドが即時実行タイプの場合には、供給されたコマンドを
即時実行して(ステップS1−3)、コマンドの実行が
完了すると(ステップS1−4)、IO要求完了報告を
ホストコンピュータ2、3に対して送信する(ステップ
S1−5)。
【0044】また、ステップS1−2で、供給されたコ
マンドが即時実行タイプではない場合には、内部キュー
処理が行われ、コマンドの実行順序を示すキューテーブ
ル領域に登録される(ステップS1−6)。ここで、キ
ューテーブル領域のデータ構造について説明する。図5
に本発明の一実施例のキューテーブル領域の概略構成図
を示す。
【0045】コントローラ6に設定されるキューテーブ
ル領域30は、ホストコンピュータ毎にキューテーブル
31、32を有し、ホストコンピュータ毎にコマンドの
エントリ順序を管理している。例えば、図1に示すよう
なシステム構成では、ホストコンピュータ2からのコマ
ンドに対してエントリ順にキューテーブル31が作成さ
れ、ホストコンピュータ3からのコマンドのエントリ順
にキューテーブル32が作成される。キューテーブル3
1、32は、ホストコンピュータ2、3から供給された
コマンドをそれぞれエントリデータとして保持する。
【0046】図6に本発明の一実施例のエントリデータ
のデータ構成図を示す。エントリデータ40は、コマン
ドが供給されたホストコンピュータ2、3を識別するた
めのホストアダプタID41、アクセスするLUNを識
別するLUN番号42、コマンドを識別するコマンド4
3、格納されたキューテーブルを識別するキューID4
4、コマンドタイプを識別するコマンドタイプ45、キ
ューテーブル領域30に登録されてからの時間である相
対経過時間46から構成される。
【0047】コントローラ6は、ホストコンピュータ
2、3からコマンドが供給されと、供給されたコマンド
に応じて図6に示すような構成のエントリデータ40を
作成して、図5に示すようなキューテーブル領域30の
対応するキューテーブル31、32に格納する。ホスト
コンピュータ2、3から供給されたコマンドが上記図
5、図6に示すよな構成のキューテーブル領域30のキ
ューテーブル31、32に登録されると、コントローラ
6は、キュー処理によりコマンドが実行されるまで、ホ
ストコンピュータ2、3との接続を切断するディスコネ
クト要求をホストコンピュータ2、3に発行する。
【0048】ここで、再び、図3に戻って説明を続け
る。ステップS1−6のキュー処理で、ホストコンピュ
ータ2、3との切断後、ディスパッチ処理が所定のサン
プリング時間毎に行われる(ステップS1−7)。ステ
ップS1−7のディスパッチ処理によりキュー処理によ
りコマンドが登録されたキューテーブルの内容に応じて
実行すべきコマンドが選択される。
【0049】ディスパッチ処理によりコマンドが選択さ
れると、選択されたコマンドを発行したホストコンピュ
ータに対して接続を要求するリコネクト要求を発行する
(ステップS1−8)。ステップS1−10でのリコネ
クト要求によりコマンドを発行したホストコンピュータ
との接続が完了すると(ステップS1−9)、要求され
たコマンドを実行する(ステップS1−3)。要求され
たコマンドが実行され、完了すると(ステップS1−1
2)、コマンドを発行したホストコンピュータに対して
IO要求完了報告を発行する(ステップS1−13)。
【0050】次に、コントローラ6のキュー処理につい
て詳細に説明する。図7に本発明の一実施例のコントロ
ーラのキュー処理の処理フローチャートを示す。ステッ
プS1−6のキュー処理では、コマンドが受信される
と、まず、図5に示すようなエントリデータを作成し、
エントリデータの受信したコマンドの相対経過時間を
「00」にセットする(ステップS2−1)。エントリ
データの相対経過時間を「00」にセットした後、図5
に示すキューテーブル31、32のコマンドが供給され
たホストコンピュータ2、3に対応したキューテーブル
にエントリデータを登録する(ステップS2−2)。こ
のとき、新規に作成されたエントリデータは最後尾に登
録される。
【0051】次に、ディスコネクト要求を発行する(ス
テップS2−3)。ステップS2−3で、発行したディ
スコネクト要求に対してホストコンピュータからのディ
スコネクトが完了するとキュー処理を終了する(ステッ
プS2−4)。次にコントローラ6で実行されるディス
パッチ処理について詳細に説明する。図8に本発明の一
実施例のコントローラのディスパッチ処理の処理フロー
チャートを示す。
【0052】ディスパッチ処理は、アイドルループの一
部として実行され、サンプル時間t毎に行われる。ま
ず、サンプル時間tが経過すると(ステップS3−
1)、まず、キューテーブル領域30に登録されたエン
トリデータ40の相対経過時間46にサンプル時間tを
加算する(ステップS3−2)。次に、エントリデータ
40の相対経過時間46と図3のオペレーションコント
ロールコマンド10により設定されたオペレーション完
了時間とを比較する(ステップS3−3)。
【0053】ステップS3−3で、キューテーブル領域
30にオペレーションコントロールコマンド20により
設定されたオペレーション完了時間より大きい相対経過
時間を有するエントリデータがある場合には、コマンド
を終了しているべき時間であるオペレーション完了時間
を超えて、なお実行されていないコマンドであると判断
できるので、エラー処理が実行され(ステップS3−
4)、通常のアイドル処理が実行される(ステップS3
−5)。
【0054】エラー処理は、オペレーション完了時間よ
り大きい相対経過時間を有するエントリデータのホスト
アダプタID41を参照して、参照したホストアダプタ
ID41に対して、まず、リコネクト要求を出し、リコ
ネクトが完了した後、エラー報告を発行する。また、ス
テップS3−3で、キューテーブル領域30にオペレー
ションコントロールコマンド20により設定されたオペ
レーション完了時間より大きい相対経過時間を有するエ
ントリデータが存在しない場合には、次に、図3のオペ
レーションコントロールコマンド20の対象オペレーシ
ョンフィールド23−3によりコントローラ6に設定さ
れるオペレーション完了時間内でコマンドを完了する
か、オペレーション完了時間でコマンドを完了するかを
設定するパラメータを参照する(ステップS3−6)。
【0055】ステップS3−6で、図3のオペレーショ
ンコントロールコマンド20の対象オペレーションフィ
ールド23−3によりコントローラ6に設定されたパラ
メータがオペレーション完了時間内でコマンドを完了す
るように設定されている場合には、次に、キューテーブ
ル31、32のエントリデータ40のうち最も大きな相
対経過時間46を持つ、エントリデータを選択する(ス
テップS3−7)。
【0056】また、ステップS3−6で、図3のオペレ
ーションコントロールコマンド20の対象オペレーショ
ンフィールド23−3によりコントローラ6に設定され
たパラメータがオペレーション完了時間でコマンドを完
了するように設定されている場合には、次に、キューテ
ーブル31、32のエントリデータ40の中に相対経過
時間46が図3のオペレーションコントロールコマンド
20により設定されたオペレーション完了時間と等しい
エントリデータが存在するか否かを判定する(ステップ
S3−8)。
【0057】ステップS3−8で、相対経過時間46に
オペレーション完了時間と等しいエントリデータが存在
しない場合には、処理すべきコマンドは存在しないと判
断できるので、通常のアイドル処理を実行する(ステッ
プS3−9)。また、ステップS3−8で、相対経過時
間46にオペレーション完了時間と等しいエントリデー
タが存在する場合には、相対経過時間46にオペレーシ
ョン完了時間と等しいエントリデータを選択する(ステ
ップS3−8)。
【0058】ステップS3−7、S3−8で、エントリ
データが選択されると、次に、図3のオペレーションコ
ントロールコマンド20の対象オペレーションフィール
ド23−1、23−2によりコントローラ6に設定され
た対象コマンドを参照し、オペレーションコントロール
コマンド20の対象オペレーションフィールド23−
1、23−2により設定されたパラメータの条件を判定
する(ステップS3−10)。
【0059】ステップS3−10で、オペレーションコ
ントロールコマンド20の対象オペレーションフィール
ド23−1、23−2により設定されたパラメータの条
件に合致する場合には、選択されたエントリデータのコ
マンドを実行コマンドとして選択する(ステップS3−
11)。また、ステップS3−10で、オペレーション
コントロールコマンド20の対象オペレーションフィー
ルド23−1、23−2により設定されたパラメータの
条件に合致しない場合には、次に、ステップS3−3
で、キューテーブル領域30にオペレーションコントロ
ールコマンド20により設定されたオペレーション完了
時間より大きい相対経過時間を有するエントリデータが
存在しない場合には、次に、図3のオペレーションコン
トロールコマンド20の対象オペレーションフィールド
23−3によりコントローラ6に設定されるオペレーシ
ョン完了時間内でコマンドを完了するか、オペレーショ
ン完了時間でコマンドを完了するかを設定するパラメー
タを参照する(ステップS3−12)。
【0060】ステップS3−12で、図3のオペレーシ
ョンコントロールコマンド20の対象オペレーションフ
ィールド23−3によりコントローラ6に設定されるオ
ペレーション完了時間内でコマンドを完了するか、オペ
レーション完了時間でコマンドを完了するかを設定する
パラメータがオペレーション完了時間内でコマンドを完
了するように設定されている場合には、次に、キューテ
ーブル31、32のエントリデータ40のうち、次に、
大きな相対経過時間46を持つ、エントリデータを選択
し、ステップS3−10に戻って、条件を判定する(ス
テップS3−13)。条件に合致するまで、ステップS
3−10〜S3−13が繰り返され、図3のオペレーシ
ョンコントロールコマンド20により設定されたパラメ
ータに合致するコマンドが選択される。
【0061】なお、ステップS3−12で、図3のオペ
レーションコントロールコマンド20の対象オペレーシ
ョンフィールド23−3でオペレーション完了時間する
パラメータが設定されている場合には、次候補は存在し
ないと判定できるので、コマンド実行せずに通常のアイ
ドル処理を行う(ステップS3−5)。コントローラ6
は、ステップS3−11で実行コマンドとして選択され
ると、ステップS1−8、S1−9、S1−3〜S1−
5が実行され、コマンドが実行される。
【0062】なお、上記処理では、コントローラ6にオ
ペレーションコントロールコマンド20により設定され
たパラメータによりコマンドを実行する場合について説
明したが、コマンド実行時にホストコンピュータ2、3
からオペレーションコントロールコマンド20を発行す
ることにより、発行したオペレーションコントロールコ
マンド20によりリアルタイムにコマンドの監視時間を
制御できる。
【0063】次に、コマンド実行時にホストコンピュー
タ2、3からオペレーションコントロールコマンド20
を受信した場合のコントローラ6の動作について説明す
る。図9に本発明の一実施例のコントローラのオペレー
ションコントロールコマンド受信処理の処理フローチャ
ートを示す。オペレーションコントロールコマンド20
が供給されると、キューテーブル領域30のエントリデ
ータ40の相対経過時間36が参照され、供給されたオ
ペレーションコントロールコマンド20のオペレーショ
ン完了時間領域21に設定されたオペレーション完了時
間とキューテーブル領域30のエントリデータ40の相
対経過時間36とが比較される(ステップS4−1)。
【0064】ステップ4−1で、供給されたオペレーシ
ョンコントロールコマンド20のオペレーション完了時
間領域21に設定されたオペレーション完了時間より大
きな相対経過時間36のエントリーデータがあれば、エ
ラー処理が実行される(ステップS4−2)。エラー処
理では、供給されたオペレーションコントロールコマン
ド20のオペレーション完了時間領域21に設定された
オペレーション完了時間より大きな相対経過時間36の
エントリーデータをキューテーブル31、32から除外
し、供給されたオペレーションコントロールコマンド2
0に対する処理が終了した後、エラー報告をエントリデ
ータのホストアダプタID41のホストコンピュータに
対して送信する。
【0065】また、ステップS4−1で、供給されたオ
ペレーションコントロールコマンド20のオペレーショ
ン完了時間領域21に設定されたオペレーション完了時
間より大きな相対経過時間36のエントリーデータが存
在しなければ、次に、供給されたオペレーションコント
ロールコマンド20の対象オペレーションフィールド2
3−3を参照し、オペレーション完了時間内でコマンド
を完了するか、オペレーション完了時間でコマンドを完
了するかを設定するパラメータを参照する(ステップS
4−3)。
【0066】ステップS4−3で、供給されたオペレー
ションコントロールコマンド20の対象オペレーション
フィールド23−3に設定されたパラメータがオペレー
ション完了時間内でコマンドを完了するように設定され
ていれば、次に、キューテーブル31、32のエントリ
データ40うち最も大きな相対経過時間を持つエントリ
データを選択する(ステップS4−4)。
【0067】また、ステップS4−3で、供給されたオ
ペレーションコントロールコマンド20の対象オペレー
ションフィールド23−3に設定されたパラメータがオ
ペレーション完了時間でコマンドを完了するかを設定す
るパラメータがオペレーション完了時間でコマンドを完
了するように設定されている場合には、次に、キューテ
ーブル31、32のエントリデータ40の中に相対経過
時間46が供給されたオペレーションコントロールコマ
ンド20により設定されたオペレーション完了時間と等
しいエントリデータが存在するか否かを判定する(ステ
ップS4−5)。
【0068】ステップS4−5で、相対経過時間46が
オペレーション完了時間と等しいエントリデータが存在
しない場合には、処理すべきコマンドは存在しないと判
断できるので、供給されたオペレーションコントロール
コマンド20に対する処理は、そのまま終了する。この
とき、供給されたオペレーションコントロールコマンド
20の対象オペレーションフィールド23−1に設定さ
れたパラメータにオペレーションコントロールコマンド
20以前のコマンド全てを対象とするパラメータが設定
されている場合には、以前のコマンドに対してだけ有効
とすればよいので、供給した供給されたオペレーション
コントロールコマンド20により設定されたパラメータ
は全て無効としてオペレーションコントロールコマンド
を終了する(ステップS4−6、S4−7)。また、供
給されたオペレーションコントロールコマンド20の対
象オペレーションフィールド23−1に設定されたパラ
メータに全てのコマンドを対象とするパラメータが設定
されている場合には、以降のコマンドに対しても適用す
るべきなので、供給されたオペレーションコントロール
コマンド20によりコントローラ6のパラメータを書き
換えて終了する。
【0069】また、ステップS4−5で、相対経過時間
46がオペレーション完了時間と等しいエントリデータ
が存在する場合には、オペレーション完了時間と等しい
相対経過時間46を有するエントリデータを選択する
(ステップS4−8)。ステップS4−4、S4−8
で、エントリデータが選択されると、次に、供給された
オペレーションコントロールコマンド20の対象オペレ
ーションフィールド23−2に設定されたパラメータを
参照し、選択されたコマンドがパラメータの条件に合致
するか否かを判定する(ステップS4−9)。
【0070】ステップS4−9で、オペレーションコン
トロールコマンド20の対象オペレーションフィールド
23−2により設定されたパラメータの条件に合致する
場合には、選択されたエントリデータのコマンドを実行
コマンドとして選択する(ステップS4−10)。ま
た、ステップS4−9で、オペレーションコントロール
コマンド20の対象オペレーションフィールド23−2
により設定されたパラメータの条件に合致しない場合に
は、次に、供給されたオペレーションコントロールコマ
ンド20の対象オペレーションフィールド23−3に設
定されたオペレーション完了時間内でコマンドを完了す
るか、オペレーション完了時間でコマンドを完了するか
を設定するパラメータを参照する(ステップS4−1
1)。
【0071】ステップS4−11で、供給されたオペレ
ーションコントロールコマンド20の対象オペレーショ
ンフィールド23−3にオペレーション完了時間内でコ
マンドを完了するパラメータが設定されている場合に
は、次に、キューテーブル31、32のエントリデータ
40のうち、次に、大きな相対経過時間46を持つ、エ
ントリデータを選択し、ステップS4−9に戻って、条
件を判定する(ステップS4−12)。条件に合致する
まで、ステップS4−9〜S4−12が繰り返され、供
給されたオペレーションコントロールコマンド20によ
り設定されたパラメータに合致するコマンドが選択され
る。
【0072】なお、ステップS4−11で、供給された
オペレーションコントロールコマンド20の対象オペレ
ーションフィールド23−3でオペレーション完了時間
するパラメータが設定されている場合には、次候補は存
在しないと判定できるので、コマンドの選択は行わずに
ステップS4−6、S4−7を実行して、コマンドを終
了する。
【0073】以上により、オペレーションコントロール
コマンド20をコマンド実行時に供給することにより、
必要時にコマンドの実行監視時間をホストコンピュータ
2、3から自由に設定できる。次に、オペレーションコ
ントロールコマンド20の各パラメータの設定の仕方と
コントローラ6での処理との関係について説明する。
【0074】図10、図11に本発明の一実施例のオペ
レーションコントロールコマンドの設定値を説明するた
めの図を示す。図10(A)はコマンド実行時間のタイ
ムアウト値を設定する場合、図10(B)はコマンドの
実行時間を所定値に実行する場合、図10(C)は特定
コマンドの実行時間のタイムアウト値を設定する場合、
図11(A)は特定コマンドの実行時間を設定する場
合、図11(B)は指定時間経過したコマンドを強制終
了させる場合、図11(C)は全てのコマンドを強制終
了させる場合のオペレーションコントロールコマンドの
設定値を示す。
【0075】図10(A)に示すように、オペレーショ
ン完了時間領域21にタイムアウトさせるべき所定の時
間を設定し、対象LUNフィールド22に有効とする所
定のLUNを指定し、対象オペレーションフィールド2
3−1、23−2にオペレーション時間領域21に設定
したオペレーション完了時間を有効とするコマンドとし
て「すべてのコマンド」と設定し、対象オペレーション
フィールド23−3にオペレーション完了時間内でのコ
マンド完了を設定することにより、ホストコンピュータ
から供給されたコマンドは、オペレーションフィールド
完了時間領域21に設定されたオペレーション完了時間
以内で実行され、実行されなかった場合には、コマンド
を発行したホストコンピュータにエラー報告が行われ
る。
【0076】このとき、上記の処理は、コントローラ6
に記憶され、設定されたLUNに対して供給される全て
のコマンドに適用される。また、図10(B)に示すよ
うに、オペレーション完了時間領域21にタイムアウト
させるべき所定の時間を設定し、対象LUNフィールド
22に有効とする所定のLUNを指定し、対象オペレー
ションフィールド23−1、23−2にオペレーション
時間領域21に設定したオペレーション完了時間を有効
とするコマンドとして「すべてのコマンド」と設定し、
対象オペレーションフィールド23−3にオペレーショ
ン完了時間でのコマンド完了を設定することにより、ホ
ストコンピュータから供給されたコマンドは、オペレー
ションフィールド完了時間領域21に設定されたオペレ
ーション完了時間で実行され、オペレーションフィール
ド完了時間領域21に設定されたオペレーション完了時
間に実行されなかった場合には、コマンドを発行したホ
ストコンピュータにエラー報告が行われる。
【0077】このとき、上記の処理は、コントローラ6
に記憶され、設定されたLUNに対して供給される全て
のコマンドに適用される。さらに、図10(C)に示す
ように、オペレーション完了時間領域21にタイムアウ
トさせるべき所定の時間を設定し、対象LUNフィール
ド22に有効とする所定のLUNを指定し、対象オペレ
ーションフィールド23−1にオペレーション時間領域
21に設定したオペレーション完了時間を有効とするコ
マンドとして「すべてのコマンド」と設定し、対象オペ
レーションフィールド23−2にオペレーション時間領
域21に設定したオペレーション完了時間を有効とする
コマンドとして、リード系コマンド、ライト系コマンド
のいずれか特定のコマンドを設定し、対象オペレーショ
ンフィールド23−3にオペレーション完了時間内での
コマンド完了を設定することにより、ホストコンピュー
タから供給された特定のコマンドについては、オペレー
ションフィールド完了時間領域21に設定されたオペレ
ーション完了時間以内で実行され、実行されなかった場
合には、コマンドを発行したホストコンピュータにエラ
ー報告が行われる。
【0078】このとき、上記の処理は、コントローラ6
に記憶され、設定されたLUNに対して設定された特定
のコマンドにのみ適用される。また、図11(A)に示
すように、オペレーション完了時間領域21にタイムア
ウトさせるべき所定の時間を設定し、対象LUNフィー
ルド22に有効とする所定のLUNを指定し、対象オペ
レーションフィールド23−1にオペレーション時間領
域21に設定したオペレーション完了時間を有効とする
コマンドとして「すべてのコマンド」と設定し、対象オ
ペレーションフィールド23−2にオペレーション時間
領域21に設定したオペレーション完了時間を有効とす
るコマンドとして、リード系コマンド、ライト系コマン
ドのいずれか特定のコマンドを設定し、対象オペレーシ
ョンフィールド23−3にオペレーション完了時間での
コマンド完了を設定することにより、ホストコンピュー
タから供給された特定のコマンドについては、オペレー
ションフィールド完了時間領域21に設定されたオペレ
ーション完了時間でのみ実行され、オペレーションフィ
ールド完了時間領域21に設定されたオペレーション完
了時間に実行されなかった場合には、コマンドを発行し
たホストコンピュータにエラー報告が行われる。
【0079】このとき、上記の処理は、コントローラ6
に記憶され、設定されたLUNに対して設定された特定
のコマンドにのみ適用される。また、図11(B)に示
すように、オペレーション完了時間領域21にタイムア
ウトさせるべき所定の時間を設定し、対象LUNフィー
ルド22に有効とする所定のLUNを指定し、対象オペ
レーションフィールド23−1にオペレーション時間領
域21に設定したオペレーション完了時間を有効とする
コマンドとして「以前のすべてのコマンド」を設定し、
対象オペレーションフィールド23−2にオペレーショ
ン時間領域21に設定したオペレーション完了時間を有
効とするコマンドとして、全てのコマンドを設定し、対
象オペレーションフィールド23−3にオペレーション
完了時間内でのコマンド完了を設定することにより、ホ
ストコンピュータからオペレーションコントロールコマ
ンドが供給される以前に供給され、オペレーション完了
時間領域21に設定されたオペレーション完了時間経過
しても実行されていないコマンドについては、コマンド
を発行したホストコンピュータにエラー報告が行われ
る。すなわち、オペレーション完了時間を経過したコマ
ンドに対しては強制的にエラー報告が行われ、コマンド
を終了することができる。
【0080】また、図11(C)に示すように、オペレ
ーション完了時間領域21に「0」を設定し、対象LU
Nフィールド22に有効とする所定のLUNを指定し、
対象オペレーションフィールド23−1にオペレーショ
ン時間領域21に設定したオペレーション完了時間を有
効とするコマンドとして「以前のすべてのコマンド」を
設定し、対象オペレーションフィールド23−2にオペ
レーション時間領域21に設定したオペレーション完了
時間を有効とするコマンドとして、全てのコマンドを設
定し、対象オペレーションフィールド23−3にオペレ
ーション完了時間内でのコマンド完了を設定することに
より、ホストコンピュータからオペレーションコントロ
ールコマンドが供給される以前に供給され、オペレーシ
ョン完了時間領域21に設定されたオペレーション完了
時間「0」、すなわち、ホストコンピュータからオペレ
ーションコントロールコマンドが供給される以前に供給
され、実行されていない全てのコマンドについてコマン
ドを発行したホストコンピュータにエラー報告が行われ
る。すなわち、全てのコマンドに対しては強制的にエラ
ー報告が行われ、コマンドを終了することができる。
【0081】以上のように本実施例によれば、オペレー
ションコントロールコマンド20によりホストコンピュ
ータ2、3からコントローラ6に設定されるオペレーシ
ョン完了時間を自在にコントロールできるので、ホスト
コンピュータ毎にオペレーション完了時間を設定するこ
とにより、ホストコンピュータのシステム監視時間に応
じた時間にコントローラ6からのエラー通知まで時間を
設定でき、よって、ホストコンピュータ側でエラーの原
因が分からないまま、エラーが報告されるようなことが
なくなる。
【0082】また、キューテーブル31、32では、エ
ントリデータによってシステム監視時間を各ホストコン
ピュータ毎、LUN毎に管理できるので、処理やデバイ
スなどに対応してきめ細かに監視時間を設定できる。
【0083】
【発明の効果】上述の如く、本発明の 請求項1によれ
ば、上位装置からのコントロールコマンドによって下位
装置での所定の監視時間の設定可能とすることにより、
上位装置のシステム監視時間に応じて下位装置の監視時
間を設定できるようになるので、上位装置のシステム監
視時間内に下位装置でコマンドが実行されないときにエ
ラーを発行するように制御することができるので、上位
装置でエラーが発生することがなく、上位装置でエラー
の原因を明確にできるようになる等の特長を有する。
【0084】請求項2によれば、コントロールコマンド
により所定の監視時間を有効にする下位装置上のデバイ
スを指定可能とすることにより、特定のデバイスに対し
て監視時間を設定し、実行されたいないコマンドに対し
てエラーを発行させることができる等の特長を有する。
請求項3によれば、コントロールコマンドにより所定の
監視時間を有効にするコマンドが供給されたタイミング
を指定可能とすることにより、所定時間実行されていな
い特定のコマンドに対してエラーを発行させることがで
きる等の特長を有する。
【0085】請求項4によれば、コントロールコマンド
により所定の監視時間を有効にするコマンドの種類を指
定可能とすることにより、特定のコマンドに対してのみ
監視時間を有効にできるので、特定のコマンドに対して
所定の監視時間でエラーを発行させることができる等の
特長を有する。請求項5によれば、所定の監視時間を上
位装置毎に管理することにより、複数の上位装置が接続
された場合に、上位装置毎に異なる監視時間を設定で
き、各上位装置のシステム監視時間内に実行されないコ
マンドに対して下位装置からエラーを発行することがで
きるため、複数の上位装置でエラーが発生することを防
止でき、エラーの原因を明確にできるようになる等の特
長を有する。
【0086】請求項6によれば、コントロールコマンド
での設定に応じてコマンドを実行することができる等の
特長を有する。請求項7によれば、コントロールコマン
ドにより設定された監視時間に達するのが最も速いコマ
ンドから順次実行されるので、エラーの発行を極力低減
できる等の特長を有する。
【0087】請求項8によれば、コントロールコマンド
により設定された監視時間でのみコマンドを実行するこ
とができるので、上位装置で設定された所定の時間での
みコマンドを実行できるようになり、コマンド実行の自
由度を向上させることができる等の特長を有する。請求
項9によれば、コントロールコマンドによりコントロー
ルコマンド以前に供給されたコマンドに対してコマンド
コントロールにより設定された監視時間を有効とするこ
とにより、特定のコマンドを選択してエラーを発行する
ことができ、上位装置でシステムエラーが発行される前
に下位装置からエラーを発行できる等の特長を有する。
【0088】請求項10によれば、コントロールコマン
ドにより設定された種類のコマンドを選択することによ
り、特定の種類のコマンドを選択してエラーを発行する
ことができ、上位装置でシステムエラーが発行される前
に下位装置からエラーを発行できる等の特長を有する。
請求項11によれば、上位装置からのコントロールコマ
ンドによって下位装置での所定の監視時間の設定可能と
することにより、上位装置のシステム監視時間に応じて
下位装置の監視時間を設定できるようになるので、上位
装置のシステム監視時間内に下位装置でコマンドが実行
されないときにエラーを発行するように制御することが
できるので、上位装置でエラーが発生することがなく、
上位装置でエラーの原因を明確にできるようになる等の
特長を有する。
【0089】請求項12によれば、コントロールコマン
ドにより所定の監視時間を有効にする下位装置上のデバ
イスを指定可能とすることにより、特定のデバイスに対
して監視時間を設定し、実行されたいないコマンドに対
してエラーを発行させることができる等の特長を有す
る。請求項13によれば、コントロールコマンドにより
所定の監視時間を有効にするコマンドが供給されたタイ
ミングを指定可能とすることにより、所定時間実行され
ていない特定のコマンドに対してエラーを発行させるこ
とができる等の特長を有する。
【0090】請求項14によれば、コントロールコマン
ドにより所定の監視時間を有効にするコマンドの種類を
指定可能とすることにより、特定のコマンドに対しての
み監視時間を有効にできるので、特定のコマンドに対し
て所定の監視時間でエラーを発行させることができる等
の特長を有する。請求項15によれば、所定の監視時間
を上位装置毎に管理することにより、複数の上位装置が
接続された場合に、上位装置毎に異なる監視時間を設定
でき、各上位装置のシステム監視時間内に実行されない
コマンドに対して下位装置からエラーを発行することが
できるため、複数の上位装置でエラーが発生することを
防止でき、エラーの原因を明確にできるようになる等の
特長を有する。
【0091】請求項16によれば、コントロールコマン
ドでの設定に応じてコマンドを実行することができる等
の特長を有する。請求項17によれば、コントロールコ
マンドにより設定された監視時間に達するのが最も速い
コマンドから順次実行されるので、エラーの発行を極力
低減できる等の特長を有する。
【0092】請求項18によれば、コントロールコマン
ドにより設定された監視時間でのみコマンドを実行する
ことができるので、上位装置で設定された所定の時間で
のみコマンドを実行できるようになり、コマンド実行の
自由度を向上させることができる等の特長を有する。請
求項19によれば、コントロールコマンドによりコント
ロールコマンド以前に供給されたコマンドに対してコマ
ンドコントロールにより設定された監視時間を有効とす
ることにより、特定のコマンドを選択してエラーを発行
することができ、上位装置でシステムエラーが発行され
る前に下位装置からエラーを発行できる等の特長を有す
る。
【0093】請求項20によれば、コントロールコマン
ドにより設定された種類のコマンドを選択することによ
り、特定の種類のコマンドを選択してエラーを発行する
ことができ、上位装置でシステムエラーが発行される前
に下位装置からエラーを発行できる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成図である。
【図2】本発明の一実施例のコントローラのブロック構
成図である。
【図3】本発明の一実施例のオペレーションコントロー
ルコマンドのデータ構成図である。
【図4】本発明の一実施例のコントローラのコマンド実
行処理の処理フローチャートである。
【図5】本発明の一実施例のキューテーブルの概略構成
図である。
【図6】本発明の一実施例のエントリデータのデータ構
成図である。
【図7】本発明の一実施例のコントローラのキュー処理
の処理フローチャートである。
【図8】本発明の一実施例のディスパッチ処理の処理フ
ローチャートである。
【図9】本発明の一実施例のコントローラのオペレーシ
ョンコマンド受信処理の処理フローチャートである。
【図10】本発明の一実施例のオペレーションコントロ
ールコマンドの設定値を説明するための図である。
【図11】本発明の一実施例のオペレーションコマンド
設定値を説明するための図である。
【符号の説明】
1 システム 2、3 ホストコンピュータ 2a、3a ホストコンピュータ本体 2b、3b ホストアダプタ 4 インタフェースバス 5−1〜5−N 周辺デバイス 6 コントローラ 7−1〜7−m デバイス 8、12 インタフェース回路 9 CPU 10 RAM 11 ROM 20 オペレーションコントロールコマンド 21 オペレーション完了時間領域 22 対象LUNフィールド 23−1〜23−3 対象オペレーションフィールド 30 キューテーブル 40エントリデータ 41 ホストアダプタID 42 LUN番号 43 コマンド 44 キューID 45 コマンドタイプ 46 相対経過時間

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置から供給されたコマンドに応じ
    た処理を下位装置が実行し、該下位装置に設定された所
    定の監視時間内に該コマンドが実行できないときに、該
    下位装置から該上位装置に対してエラー報告を行うコマ
    ンド実行監視方法において、 前記上位装置からのコントロールコマンドによって前記
    下位装置での前記所定の監視時間の設定を可能とされた
    ことを特徴とするコマンド実行監視方法。
  2. 【請求項2】 前記コントロールコマンドにより前記所
    定の監視時間を有効にする該下位装置上のデバイスを指
    定可能としたことを特徴とする請求項1記載のコマンド
    実行監視方法。
  3. 【請求項3】 前記上位装置から前記下位装置に供給す
    る前記コントロールコマンドにより前記所定の監視時間
    を有効にするコマンドが供給されたタイミングを指定可
    能されたことを特徴とする請求項1又は2記載のコマン
    ド実行監視方法。
  4. 【請求項4】 前記上位装置から前記下位装置に供給す
    る前記コントロールコマンドにより前記所定の監視時間
    を有効にするコマンドの種類を指定可能としたことを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載のコマンド
    実行監視方法。
  5. 【請求項5】 前記上位装置からのコントロールコマン
    ドによって前記下位装置に設定された前記所定の監視時
    間を前記上位装置毎に管理することを特徴とする請求項
    1乃至4のいずれか一項記載のコマンド実行監視方法。
  6. 【請求項6】 前記上位装置から前記コマンドが供給さ
    れてからの相対経過時間と、前記監視時間とを比較する
    第1の手順と、 前記第1の手順での比較結果、前記監視時間より大きい
    相対経過時間を有するコマンドに対しては、エラーを発
    行する第2の手順と、 前記第1の手順の比較結果、前記前記監視時間より小さ
    い相対経過時間を有するコマンドに対しては、前記上位
    装置からのコントロールコマンドに応じて実行すべきコ
    マンド選択する第3の手順とを有することを特徴とする
    請求項1乃至5のいずれか一項記載のコマンド実行監視
    方法。
  7. 【請求項7】 前記第3の手順は、前記上位装置からの
    コントロールコマンドにより前記監視時間以内にコマン
    ドを実行する設定とされているとき、前記相対経過時間
    が最も大きいコマンドを選択することを特徴とする請求
    項6記載のコマンド実行監視方法。
  8. 【請求項8】 前記第3の手順は、前記上位装置からの
    コントロールコマンドにより前記監視時間でコマンドを
    実行する設定とされているとき、前記監視時間と等し
    い、前記相対経過時間を有するコマンドを選択すること
    を特徴とする請求項6又は7記載のコマンド実行監視方
    法。
  9. 【請求項9】 前記第3の手順は、前記上位装置からの
    コントロールコマンドにより前記コントロールコマンド
    以前に供給されたコマンドを前記コマンドコントロール
    により設定された監視時間を有効とする設定とされてい
    るとき、前記コントロールコマンド以前に供給されたコ
    マンドを選択することを特徴とする請求項6乃至8のい
    ずれか一項記載のコマンド実行監視方法。
  10. 【請求項10】 前記第3の手順は、前記上位装置から
    のコントロールコマンドによりコマンドの種類が設定さ
    れているとき、前記コントロールコマンドにより設定さ
    れた種類のコマンドを選択することを特徴とする請求項
    6乃至9のいずれか一項記載のコマンド実行監視方法。
  11. 【請求項11】 上位装置と下位装置との間に設けら
    れ、該上位装置からのコマンドを該下位装置に供給し、
    設定された所定の監視時間内に該下位装置により該コマ
    ンドが実行できないときに、該上位装置に対してエラー
    報告を行うコマンド実行監視装置において、 前記上位装置からのコントロールコマンドによって前記
    所定の監視時間を変更される監視時間設定手段を有する
    ことを特徴とするコマンド実行監視装置。
  12. 【請求項12】 前記監視時間設定手段は、前記コント
    ロールコマンドにより前記所定の監視時間を有効にする
    該下位装置上のデバイスを指定可能とされたことを特徴
    とする請求項11記載のコマンド実行監視装置。
  13. 【請求項13】 前記監視時間設定手段は、前記上位装
    置から前記下位装置に供給する前記コントロールコマン
    ドにより前記所定の監視時間を有効にするコマンドが供
    給されたタイミングを指定可能とされたことを特徴とす
    る請求項11又は13記載のコマンド実行監視装置。
  14. 【請求項14】 前記監視時間設定手段は、前記上位装
    置から前記下位装置に供給する前記コントロールコマン
    ドにより前記所定の監視時間を有効にするコマンドの種
    類を指定可能とされたことを特徴とする請求項11乃至
    13のいずれか一項記載のコマンド実行監視装置。
  15. 【請求項15】 前記監視時間設定手段は、前記上位装
    置からのコントロールコマンドによって前記下位装置に
    設定された前記所定の監視時間を前記上位装置毎に管理
    することを特徴とする請求項11乃至14のいずれか一
    項記載のコマンド実行監視装置。
  16. 【請求項16】 前記上位装置から前記コマンドが供給
    されてからの相対経過時間と、前記監視時間とを比較す
    る比較手段と、 前記比較手段での比較結果、前記監視時間より大きい相
    対経過時間を有するコマンドに対しては、エラーを発行
    するエラー発行手段と、 前記比較手段での比較結果、前記前記監視時間より小さ
    い相対経過時間を有するコマンドに対しては、前記上位
    装置からのコントロールコマンドに応じて実行すべきコ
    マンド選択する実行コマン選択手段とを有することを特
    徴とする請求項11乃至15のいずれか一項記載のコマ
    ンド実行監視装置。
  17. 【請求項17】 前記実行コマン選択手段は、前記上位
    装置からのコントロールコマンド前記監視時間以内にコ
    マンドを実行する設定とされているとき、前記相対経過
    時間が最も大きいコマンドを選択することを特徴とする
    請求項16記載のコマンド実行監視装置。
  18. 【請求項18】 前記実行コマンド選択手段は、前記上
    位装置からのコントロールコマンドにより前記監視時間
    でにコマンドを実行する設定とされているとき、前記監
    視時間と等しい、前記相対経過時間を有するコマンドを
    選択することを特徴とする請求項16又は17記載のコ
    マンド実行監視装置。
  19. 【請求項19】 前記実行コマンド選択手段は、前記上
    位装置からのコントロールコマンドにより前記コントロ
    ールコマンド以前に供給されたコマンドを前記コマンド
    コントロールにより設定された監視時間を有効とする設
    定とされているとき、前記コントロールコマンド以前に
    供給されたコマンドを選択することを特徴とする請求項
    16乃至18のいずれか一項記載のコマンド実行監視装
    置。
  20. 【請求項20】 前記実行コマンド選択手段は、前記上
    位装置からのコントロールコマンドによりコマンドの種
    類が設定されているとき、前記コントロールコマンドに
    より設定された種類のコマンドを選択することを特徴と
    する請求項16乃至19のいずれか一項記載のコマンド
    実行監視装置。
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