JPH11194628A - 転写装置 - Google Patents

転写装置

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JPH11194628A
JPH11194628A JP10001515A JP151598A JPH11194628A JP H11194628 A JPH11194628 A JP H11194628A JP 10001515 A JP10001515 A JP 10001515A JP 151598 A JP151598 A JP 151598A JP H11194628 A JPH11194628 A JP H11194628A
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佳伸 梅谷
Hideki Onishi
英樹 大西
Yukikazu Kamei
幸和 亀井
Kiyoshi Toizumi
潔 戸泉
Koichi Yamauchi
孝一 山内
Fumio Shimazu
史生 島津
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導電体層上への転写材の静電吸着による担持
を優先すると、空隙の大きさを大きくする必要があり、
空隙を大きくした場合には、転写材にトナーを転写させ
る転写領域内での空隙部分のトナー転写量と空隙のな部
分のトナー転写量が異なるため形成された画像が斑(転
写ムラ)になるという問題があった。 【解決手段】 転写ドラム5は、円筒状のアルミニウム
からなる誘電体層21の表面に発泡弾性体で形成された
半導電体層22,23を形成し、半導電体層22,23
の表面にPVDFで形成された導電体層24を順次積層
して形成している。半導電体層22は転写ドラム5の記
録紙を静電吸着する転写領域に形成されており、発泡径
を50μmの径に形成している。また、半導電体層23
は転写ドラム5の記録紙を静電吸着する非転写領域に形
成されており、発泡径は500μm以上の径に形成して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、担持体筺体と、該
担持体筺体側から積層された半導電体層と、該半導電体
層を覆う導電(誘電)体層とから転写材担持体を構成
し、該転写材担持体上に静電吸着により担持された転写
材に像担持体上に形成されたトナー像を転写する転写装
置に関し、特にレーザープリンタ,複写機,レーザーフ
ァックス等のカラー画像形成装置に用いられる転写装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカラー画像形成装置では、感光体
からなる像担持体上に各色のトナー像を形成し、同一の
転写材上に各色のトナー像を重ね合わせて転写し、カラ
ー画像を形成していた。
【0003】そして、上記のようなカラー画像形成装置
に用いる転写装置として特開平5−173435号公報
に記載されているものがあった。この転写装置は、担持
体筺体と、該担持体筺体を覆う発泡ウレタン等の弾性層
と、弾性層を覆うPVDF等の導電体層とから転写材担
持体を構成し、弾性層表面と導電体層裏面との間に10
μm以上の空隙を形成し、この転写材担持体に転写材を
静電吸着により担持させ、転写材担持体にトナーと逆極
性の電圧を印加して担持された転写材に各色のトナー像
を順次重ね合わせて転写させる転写装置が記載されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の転写装置では、
導電体層上への転写材の静電吸着による担持を優先する
と、空隙の大きさを大きくする必要があり、空隙を大き
くした場合には、転写材にトナーを転写させる転写領域
内での空隙部分のトナー転写量と空隙のな部分のトナー
転写量が異なるため形成された画像が斑(転写ムラ)に
なるという問題があった。
【0005】また、画像品質を優先するために空隙の大
きさを小さくすると、静電吸着による転写材の担持性能
が不十分となり、特に、高温,高湿時の吸着力が弱くな
り、転写中、カラーのように各色のトナーを転写する場
合に、転写材が剥離するという問題があった。
【0006】しかも、転写材のOHPシート等の樹脂シ
ートは紙に比べ腰が強いため、このような樹脂シートを
確実に静電吸着により担持するためには、空隙の大きさ
を画像品質に問題がでる大きさまで大きくする必要があ
った。
【0007】本発明の転写装置は上記の問題に鑑みなさ
れたものであり、転写材担持体の転写材を担持する部分
の非転写領域と転写領域との半導電体層に形成された発
泡径若しくは空隙を異なる大きさに形成することによ
り、転写材の静電吸着による担持と画像品質とを同時に
向上させることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の転写装置は、担持体筺体と、該担
持体筺体側から積層された半導電体層と、該半導電体層
を覆う導電体層とから転写材担持体を構成し、該転写材
担持体上に静電吸着により担持された転写材に像担持体
上に形成されたトナー像を転写する転写装置において、
上記半導電体層を発泡材で形成し、転写材を担持する部
分の非転写領域の発泡材の発泡径を、転写領域の発泡径
よりも大きく形成している。
【0009】請求項2記載の転写装置は、担持体筺体
と、該担持体筺体側から積層された半導電体層と、該半
導電体層を覆う誘電体層とから転写材担持体を構成し、
該転写材担持体上に担持された転写材に像担持体上に形
成されたトナー像を転写する転写装置において、上記半
導電体層と導電体層との間に空隙を形成し、転写材を担
持する部分の非転写領域の空隙の大きさを、転写領域の
空隙の大きさよりも大きく形成している。
【0010】請求項3記載の転写装置は、転写材を担持
する部分の非転写領域の発泡径若しくは空隙の大きさを
500μmより大きく形成し、転写材を担持する部分の
転写領域の発泡径若しくは空隙の大きさを500μm以
下に形成している。
【0011】請求項4記載の転写装置は、転写材を担持
する部分の非転写領域の転写材の先端側の発泡径若しく
は空隙の大きさを、転写領域の発泡径若しくは空隙の大
きさよりも大きく形成している。
【0012】請求項5記載の転写装置は、転写材を担持
する部分の非転写領域の基準端部となる転写材の一方の
側端部の発泡径若しくは空隙の大きさを、転写領域の発
泡径若しくは空隙の大きさよりも大きく形成している。
【0013】請求項6記載の転写装置は、上記半導電体
層を非転写領域と転写領域とで異なる部材により形成し
ている。
【0014】請求項7記載の転写装置は、上記非転写領
域の上記半導電体層と誘電体層との間に非転写領域に大
きな空隙を形成する空隙形成体を介在させている。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の転写装置を用いたカラー
画像形成装置を図1とともに説明する。図1はカラー画
像形成装置の概略構成図である。
【0016】カラー画像形成装置は、トナーによる画像
が形成される転写材としての記録紙Pをストックし供給
する給紙部1と、トナー像を記録紙Pに転写する転写部
2と、トナー像を形成する現像部3と、記録紙Pに転写
されたトナー像を融着させて定着させる定着部4とから
構成されている。
【0017】上記転写部2には、静電吸着により記録紙
Pを担持し現像部3のトナー像を記録紙Pに転写する転
写材担持体である転写ドラム5が設けられている。
【0018】この転写ドラム5の周りには、記録紙Pを
転写ドラム5に静電吸着させるための電圧を印加する任
意に接離可能なグランドローラ6と、記録紙Pが転写ド
ラム5から落ちないように記録紙Pをガイドする図示し
ないガイド部材と、転写ドラム5に静電吸着された記録
紙Pを転写ドラム5から強制的に剥離する剥離爪7と、
転写ドラム5を除電する除電器8と、転写ドラム5をク
リーニングするクリーニング部9とが配設されている。
【0019】また、現像部3には、上記転写ドラム5に
圧接する像担持体である感光体ドラム10が設けられて
おり、この感光体ドラム10は接地された導電性のアル
ミニウム素管からなり、その表面にOPC膜が塗布され
て形成されている。
【0020】この感光体ドラム10の周りには、イエロ
ー,マゼンダ,シアン,ブラックの各色のトナーを収納
した現像器11Y,11M,11C,11Bkが放射状
に配設されているとともに、感光体ドラム10表面を帯
電する帯電器12と、感光体ドラム10表面の残留トナ
ーを掻き取り除去するクリーニングブレード13とが配
設されており、各色のトナー毎に、感光体ドラム10上
にトナー像が形成される。
【0021】即ち、上記感光体ドラム10によれば1色
毎に帯電・露光・現像・転写を繰り返し、上記転写ドラ
ム5に静電吸着されている記録紙Pに各色のトナー像を
重ね合わせて転写する。したがって、カラー転写の場
合、上記転写ドラム5に静電吸着された記録紙Pに対し
て、転写ドラム5が1回転する毎に、1色ずつのトナー
像が記録紙Pに転写され、4回転で1つのカラー画像を
得るようになっている。
【0022】上記定着部4は、所定温度・圧力によりト
ナー像を融着して記録紙Pに定着する定着ローラからな
り、上記転写ドラム5での記録紙Pへのトナー像転写
後、転写ドラム5から剥離爪7によって剥離された記録
紙Pを定着ローラ4までガイドする図示しない定着ガイ
ドが設けられている。
【0023】また、上記定着ローラ4の記録紙Pの搬送
方向下流側には図示しない排出ローラが設けられ、定着
後の記録紙Pを装置本体から図示しない排出トレイに排
出するようになっている。
【0024】上記のカラー画像形成装置に用いられる転
写装置の転写ドラムの実施形態1の構造について図2と
ともに説明する。図2は転写ドラム5の内部構造を分か
り易くするために図における右側半分の導電体層を切り
欠いた状態を示す斜視図である。
【0025】上記転写ドラム5は、担持体筺体(基材)
として円筒状のアルミニウムからなる誘電体層21を使
用し、この誘電体層21の表面に弾性を有し発泡弾性体
で形成された半導電体層22,23を、該半導電体層2
2の表面にPVDF(ポリフッ化ビニリデン)等の高分
子フィルムで形成された導電体層24を順次積層して形
成している。
【0026】上記半導電体層22は転写ドラム5の記録
紙Pの静電吸着する記録紙担持部分のトナー像の転写領
域に形成されており、当該半導電体層22の発泡径は1
00μmより小さい径、より好ましくは高画質転写を得
るために50μm以下の径に形成されている。
【0027】また、上記半導電体層23は転写ドラム5
の記録紙Pの静電吸着する記録紙担持部分のトナー像の
非転写領域に形成されており、当該半導電体層23の発
泡径は100μmより大きい径、より好ましくは安定し
た静電吸着力を得るために500μm以上の径に形成さ
れており、この半導電体層23は記録紙Pの静電吸着を
開始する記録紙Pの先端側の非転写領域に形成されてい
る。この半導電体層23を記録紙Pの静電吸着を開始す
る先端側に形成することにより、記録紙Pの先端が転写
ドラム5から剥離することがなく、ジャムの発生を確実
に防止することが可能となる。
【0028】上記半導電体層22,23には、ヒドリン
ゴム(イオン導電性)やウレタンゴム、若しくは、カー
ボン分散型のEPDMやエラストマー等の発泡弾性体が
用いられている。
【0029】そして、上記誘電体層21には電圧印加手
段としての電源部が接続されており、導電体層24全周
にわたって安定した電圧が供給されるようになってい
る。
【0030】次に、記録紙Pの静電吸着の機構を図3及
び図4とともに詳細に説明する。今回の方式のように、
記録紙Pが転写ドラム5に静電吸着するのは、接触帯電
により導電体層24に印加した電圧と逆極性の電荷が記
録紙Pに付与されるために起こるものであり、接触帯電
の機構はパッシェン放電と電荷注入からなっている。
【0031】(パッシェン放電)パッシェン放電は、グ
ランドローラ6と転写ドラム5上の導電体層24との間
の距離が接近し、微小空隙にかかる電界強度が強くなる
につれて、空中絶縁破壊が起き放電が起こるというもの
である(図3における領域1)。そして、転写ドラム5
(導電体層24)とグランドローラ9との間には+
(−)の電圧が直流電源Vaから印加されているので、
放電が起こると転写ドラム5側(記録紙P)に−(+)
の電荷が蓄積される。
【0032】(電荷注入)さらに放電終了後、転写ドラ
ム5、グランドローラ6間のニップにおいて電荷注入
(図3における領域2)が起き、転写ドラム5側にさら
に−の電荷が蓄積される。この電荷注入時の等価回路を
図4に示す。回路中の記号は、Va:直流電源、r1:
半導電体層22の抵抗、r2:半導電体層22と導電体
層24間の接触抵抗、r3:導電体層24の抵抗、r
4:記録紙Pの接触抵抗、r5:記録紙Pとグランドロ
ーラ6間の接触抵抗、c2:半導電体層22と導電体層
24間の静電容量、c3:導電体層24の静電容量、c
4:記録紙Pの静電容量、c5:記録紙Pとグランドロ
ーラ6間の静電容量である。
【0033】記録紙Pに蓄積される電荷量(電位)を求
めるため、パッシェン放電により帯電した電荷量(電
位)を初期電位として上述の等価回路をc5にかかる電
位差(V)について解き、パッシェン放電、電荷注入の
両帯電電位のトータルが記録紙Pの帯電電位となる。こ
のようにして、求めたc5の最終帯電電位Vの解析式は
数1のようになる。
【0034】 V=A×(b'×eB−c'×eC)‥‥‥‥‥‥‥‥ 数1 ここで、数1中のA,B,C,b',c'は回路に依存し
た定数(各層の抵抗値、静電容量等に依存)となってい
る。
【0035】このようにして、記録紙P上に蓄積された
電荷(電位)は導電体層24に印加されている電圧と逆
極性を示すため、記録紙Pと導電体層24間で静電吸着
力が働き、転写ドラム5上に静電吸着する。つまり、記
録紙P上の帯電電位が高いほど転写ドラム5への静電吸
着能力が大きいと考えられる。
【0036】次に、記録紙Pの静電吸着力保持特性につ
いて説明する。記録紙P上に蓄積された電荷(電位)は
時間の経過とともに減衰することが考えられる。つま
り、安定して導電体層24上に記録紙Pを静電吸着させ
続けるには、記録紙P上に蓄積された電荷が減衰するこ
となく保持されることが重要である。
【0037】そこで、導電体層24に静電吸着した記録
紙P上の電荷の減衰特性を解析により求めると、数2の
ようになる。
【0038】 pV+qlog(V)=−(t/εS)+N‥‥‥ 数2 ここで、数2中のp,qは各層の抵抗値に依存した定
数、tは記録紙P上の電荷の減衰時間、εは各層の比誘
電率、Sは記録紙Pの面積、Nは積分定数、Vは記録紙
Pの帯電電位である。
【0039】数2より記録紙P上の帯電電位Vは時間t
の経過とともに減衰していくことがわかる。また、記録
紙P上の電荷の減衰速度は各層の比誘電率及び各層の抵
抗値に依存し、比誘電率が大きく、抵抗値が高い方が減
衰速度が遅いことが分かる。
【0040】以上のようなことから、記録紙Pの静電吸
着力保持特性は比誘電率が大きく、抵抗値が大、つまり
半導電体層においては、空隙を大(発泡径を大)とする
ことによって吸着性能が向上する。
【0041】しかしながら、空隙を大とすると転写性能
が低下し、特にベタ部で濃淡が生じ、画質に悪影響を及
ぼすため、本実施形態1のように、上記転写ドラム5の
記録紙Pの静電吸着する記録紙担持部分のトナー像の転
写領域の半導電体層22の発泡径を50μmより小さい
径に形成し、高画質転写が得られるようにし、上記転写
ドラム5の記録紙Pの静電吸着する記録紙担持部分のト
ナー像の非転写領域の半導電体層23の発泡径を500
μmより大きい径に形成し、安定した静電吸着力を得ら
れるようにしている。
【0042】カラー画像形成装置に用いられる本発明の
転写装置の転写ドラムの実施形態2の構造について図5
とともに説明する。図5は転写ドラム5を示す断面図で
あり、実施形態1と同様に、転写ドラム5の記録紙Pの
静電吸着する記録紙担持部分のトナー像の転写領域の半
導電体層22の発泡径を50μmより小さい径に形成
し、転写ドラム5の記録紙Pの静電吸着する記録紙担持
部分のトナー像の非転写領域の半導電体層23の発泡径
を500μmより大きい径に形成しているが、半導電体
層22を発泡径が小さい例えば住友ゴム(株)社製のイ
オン導電性のヒドリンゴムで構成された発泡体を用い、
半導電体層23を発泡径が大きい例えばクラレプラスチ
ック(株)社製のカーボン分散型であるEPDMを用い
ることにより、実施形態1と同様に画像品質を落とさず
に安定した吸着性能を得ることが可能となり、あらゆる
環境、特に、高温高湿環境で安定した吸着力及び高画質
転写を行うことが可能となった。
【0043】カラー画像形成装置に用いられる本発明の
転写装置の転写ドラムの実施形態3の構造について図6
とともに説明する。図6は転写ドラム5の内部構造を分
かり易くするために図における右側半分の導電体層を切
り欠いた状態を示す斜視図であり、転写ドラム5の記録
紙Pの静電吸着する記録紙担持部分のトナー像の転写領
域の半導電体層22の発泡径を50μmより小さい径に
形成し、転写ドラム5の記録紙Pの静電吸着する記録紙
担持部分のトナー像の非転写領域の半導電体層23の発
泡径を500μmより大きい径に形成し、かつ、記録紙
Pの片側端、図において右側に基準を設けている場合
に、この基準となる部分も上記の半導電体層23を形成
している。
【0044】したがって、半導電体層23が記録紙Pの
先端側及び基準となる右側に形成されているので、転写
ドラム5の記録紙Pに作用する静電吸着力を向上させる
ことができ、記録紙Pの転写ドラム5からの剥離を確実
に防止することができる。
【0045】カラー画像形成装置に用いられる本発明の
転写装置の転写ドラムの実施形態4の構造について図
1,図7乃至図9とともに説明する。
【0046】図1において、感光体ドラム10は直径7
0mmに形成され、図示しない駆動装置により矢印A方
向に回転され、帯電器12により感光体ドラム10上が
−600Vに均一に帯電され、この帯電後、感光体ドラ
ム10上に各色に応じた静電潛像が順次(1色ずつ)形
成される。
【0047】また、転写ドラムは図7及び図8に示すよ
うに、ドラム筺体31aとして直径130mmのアルミ
ニウムシリンダ上に厚さ5mmの発泡ゴム31bを巻き
付け、さらに発泡ゴム31b上に誘電体層31cとして
厚さ75μmのPVDFからなる誘電体シートを巻いて
転写ドラム31を形成している。
【0048】そして、給紙部1から記録紙Pを給紙ロー
ラ15によって搬出し、記録紙Pをグランドローラ6に
よって転写ドラム31(図1中は転写ドラム5)上に静
電吸着させる。この静電吸着時に、グランドローラ6と
転写ドラム31の間には数百から3kVの直流電圧が印
加され、この時のグランドローラ6は導電性から106
Ωcm程度の抵抗値になっていればよい。
【0049】転写ドラム31上に吸着させた記録紙P
は、感光体ドラム10上のトナー像と同期するように先
端を合わせられ、そして、トナー像が記録紙P側に転写
するように、記録紙Pにトナーと逆極性の電圧、ここで
は+1.3kVが印加されている。
【0050】一方、感光体ドラム10上に転写残りのト
ナーが残存しているが、クリーニングブレード13によ
りクリーニングされ、再度、帯電器12によって均一に
帯電され、例えば、1色目の画像がブラック画像の場
合、このブラック画像と同様に他の色のトナー像、例え
ば、シアンのトナー像が静電潛像の形成後現像器11C
による現像によって形成され、シアントナー像がブラッ
クとを転写した記録紙P上に重ね合わされて転写され
る。同様にして、静電潛像の形成、現像器11M,現像
器11Yによる現像でマゼンダトナー像、イエロートナ
ー像が記録紙P上に順次重ね合わせて転写され、記録紙
P上にイエロートナー、マゼンダトナー、シアントナー
及びブラックトナーの4色のトナー像を重ね合わせたカ
ラー画像が得られる。
【0051】転写ドラム31上の記録紙Pは、トナー像
の転写が全色終了した後、分離爪7によって転写ドラム
31上から剥離され、次いで定着部4によって記録紙P
上の4色のトナー像が加熱・圧力によりトナー像を融着
して記録紙Pに永久像として固定される。
【0052】次に、実施形態4の転写装置における転写
ドラム31の作用について詳細に説明する。特に、温度
30℃、湿度80%の高温高湿時の転写ドラム31上へ
の記録紙Pの吸着力の向上について説明する。
【0053】転写ドラム31は上記のように図7及び図
8に示した如く、ドラム筺体31aと、発泡ゴム31b
と、誘電体層31cとから形成されており、この発泡ゴ
ム31bの記録紙Pを静電吸着する部分の非転写領域の
発泡径は、転写領域の発泡径より大きな発泡径の発泡ゴ
ムを用いている。このように発泡ゴム31bを用いるこ
とにより、発泡ゴム31bと誘電体層31cとの間に空
隙32を形成させ、発泡ゴム31bの非転写領域と転写
領域の発泡径を変えることで空隙32の空隙量(大き
さ)を変えている。
【0054】そして、転写ドラム31に接離可能にグラ
ンドローラ6を設けていることにより、転写ドラム31
のドラム筺体31aに印加された電圧とグランドローラ
6との電位差により、記録紙Pとグランドローラ6の間
隙で放電が発生し、放電により記録紙Pのグランドロー
ラ6との接触面に電荷が生じて、記録紙Pに対する静電
吸着力が発生する。
【0055】この静電吸着力は記録紙P表面に保持され
た電荷と転写ドラム31のドラム筺体31aに印加され
た電圧とのクーロン力であり、誘電体層31cと発泡ゴ
ム31bの間の空隙32の大きさが小さいと、誘電体層
31cと発泡ゴム31bとの接触面積が大きく接触抵抗
が低くなるため、記録紙P表面に保持された電荷は、高
温・高湿環境では記録紙Pの吸湿による抵抗の下降で、
転写ドラム31の誘電体層31cを通過し、誘電体層3
1cと発泡ゴム31bの接触抵抗が低いため、容易に発
泡ゴム31bを通ってドラム筺体31aに流れる。この
結果、記録紙Pの静電吸着力が低下し、転写ドラム31
上への記録紙Pの吸着・保持ができなくなる。
【0056】しかし、誘電体層31cと発泡ゴム31b
の空隙32の大きさが大きいと、誘電体層31cと発泡
ゴム31bの接触面積が小さくなり接触抵抗が高くなる
ため、記録紙P表面に保持された電荷は、高温・高湿環
境下で記録紙Pの抵抗が低くなっても誘電体層31cと
発泡ゴム31bの接触抵抗が高いため容易に発泡ゴム3
1bには流れず、記録紙P上に保持されるから転写ドラ
ム31上への記録紙Pの吸着・保持が充分行われる。
【0057】静電吸着力と発泡径の関係を調べるため
に、以下の実験を行った。転写ドラム31に記録紙Pが
吸着する部分の非転写領域の空隙32の大きさを変えた
転写ドラム31についてグランドローラ6だけで転写ド
ラム31に記録紙P(今回の実験では、より強い静電吸
着力の必要なOHPシートを用いて実験を行った)を保
持させて、転写ドラム31が記録紙Pを保持できる回転
数で静電吸着力の評価を行った。転写ドラム31のドラ
ム筺体31aに印加する電圧は2.5kVとし、 誘電体層31c 材質:PVDF 低効率:1013Ωc
m 厚さ:75μm 発泡ゴム31b 材質:ヒドリンゴム 低効率:108
Ωcm 厚さ:5mm 上記の物性の部材を使用して行った実験の結果を表1に
示す。
【0058】
【表1】
【0059】よって、カラー画像形成を行うためには、
4色のトナーの転写が必要であるため、1枚のカラー画
像を得るためには転写ドラム31は4回転以上する必要
があるが、記録紙Pはトナー像が転写される毎に感光体
ドラムに接触し、記録紙P上に新たに電荷が付与される
ため、転写ドラム31は記録紙Pを1回転以上保持する
能力を持てば良いことになる。以上のことを考慮する
と、非転写領域の空隙32の大きさが500μmm以上
あれば転写ドラム31は記録紙Pを1回転以上保持する
ことが可能である。
【0060】しかし、発泡ゴム31bの空隙32を大き
くすると、トナーの部分的な転写ムラが発生する。転写
電圧はドラム筺体31aに印加しているが、誘電体層3
1cの抵抗は発泡ゴム31bの抵抗に比べて非常に高い
ため、転写ドラム31に印加された電圧のほとんどは誘
電体層31cに加わる。また、空隙部分の抵抗は誘電体
層31cよりも高いため空隙が大きいと空隙部分に加わ
る電圧が非常に高くなる。
【0061】このため、発泡ゴム31bと誘電体層31
cの間に空隙がある場合の誘電体層31cに加わる電界
に比べて高くなる。誘電体層31cに加わる電圧は、ト
ナーの転写に用いられる電圧であり、この電圧が異なる
トナーの転写効率が異なる。
【0062】そして、発泡ゴム31bと誘電体層31c
の空隙32の大きさが600μmと300μmの場合の
誘電体層31c表面の電界分布の計算結果と、その時の
画像の転写ムラの評価結果を表2に示す。
【0063】
【表2】
【0064】計算に使用したパラメータは以下の通り
で、 転写ドラムのドラム筺体に印加した電圧:2kV 感光体ドラム表面電位:−700V 誘電率 発泡ゴム:3,誘電体層:10 体積抵抗率 発泡ゴム:108Ωcm,誘電体層:1013Ωcm 5mm当たりの発泡数 9.2(600μm),18.5(300μm) 計算は有限要素法を用い、発泡の形状は正方形に近似し
て行った。
【0065】以上の結果から、空隙32の大きさが60
0μmの場合、誘電体層31c上のトナーの転写に用い
られる電界は、発泡ゴム31bと誘電体層31cが接触
する部分での電界と比較して、空隙32部分の中心の電
界は約10%近くまで低下している。それに対し、空隙
32の大きさが300μmでは約50%程度までしか低
下していない。
【0066】この結果をもとに、以下の物性値の部材を
使用し実験を行い、 誘電体層 材質:PVDF 体積抵抗率:1013Ωcm 厚さ:75μm 発泡ゴム 材質:ヒドリンゴム 体積抵抗率:108Ωcm 厚さ:5mm 転写電圧 1.4kV 感光体ドラム表面電位 −600V トナー粒径 10μm 上記実験の結果、実際の画像に対して現れる転写ムラと
空隙の大きさとの関係について調べた結果を表3に示
す。
【0067】
【表3】
【0068】表3の結果から、空隙32の大きさが60
0μm以上になると転写ムラが発生している。上記の計
算結果と、実際の転写結果から空隙32の大きさが60
0μm以上では発生することから空隙32の大きさは5
00以下にすれば転写ムラが発生しないことが分かる。
【0069】以上のように、転写ドラム31への記録紙
Pの静電吸着とトナーの転写から見た画像品質の両立を
考えた場合、両立する空隙32の大きさがないことが分
かる。よって、静電吸着力を維持するためには非転写領
域の空隙32の大きさを500μmより大きくし、転写
ムラを発生させないために転写領域の空隙32の大きさ
を500μm以下にする必要があるため、実施形態4に
おいては、図9に示すように、発泡ゴム31bの記録紙
Pを静電吸着する部分Xの非転写領域NP(記録紙Pの
先端部分及び両端部分)の空隙32aを800μmと
し、転写領域Pの空隙32bを300μmに形成してい
る。
【0070】次に、カラー画像形成装置に用いられる本
発明の転写装置の転写ドラムの実施形態5の構造につい
て図10及び図11とともに説明する。
【0071】この実施形態5においては、非転写領域N
Pと転写領域PVDFの空隙量(空隙の大きさ)を変え
るために、非転写領域NPの発泡ゴム31bと誘電体層
31cの間に別部材を介在させたものであり、発泡ゴム
31bの発泡径を全て同一径に形成し、別部材としてク
レハ科学(株)社製のTXシート41(材質はポリカー
ボネイト)を使用し、このTXシート41は厚さ300
μmで2mmの幅で切り欠いたスリット41aを4mm
の間隔で形成している。
【0072】そして、このTXシート41を非転写領域
NPの発泡ゴム31bと誘電体層31cの間に介在させ
ることにより、上記の実施形態4と同様に非転写領域N
Pと転写領域Pとの空隙量(空隙の大きさ)を変えるこ
とが可能であり、記録紙Pの静電吸着及びトナーの転写
の実験を行ったところ、高温・高湿環境でも十分な静電
吸着力が得られ、画像に転写ムラは発生しなかった。
【0073】また、記録紙Pの転写ドラム31への静電
吸着力は記録紙Pの先端側及び後端側で最も弱くなるの
で、記録紙Pの先端側及び後端側で静電吸着力を大きく
するために、先端側及び後端側の発泡ゴムの発泡径を大
きく形成するのが最適であるが、記録紙Pの大きさが異
なる場合に、記録紙Pの先端の吸着位置を同一位置に設
定しても、その後端位置は同一位置にならないため、多
種類のサイズの記録紙Pを使用する場合は先端側の発泡
ゴムの発泡径を大きく形成すればよい。
【0074】これは、記録紙Pの先端側は転写ドラムの
回転方向に向かうため、先端側の静電吸着力が弱いと転
写ドラムの回転によって記録紙Pが剥離しジャムを発生
する虞れがあるが、後端側の先端部分は回転方向に向か
う方向ではないため、少々静電吸着力が弱くても転写ド
ラムの回転により記録紙Pが剥離することがないので、
上記のように記録紙Pの先端側のみ発泡ゴムの発泡径を
大きく形成し、静電吸着力を強くすることで記録紙Pの
剥離を確実に防止することが可能となる。
【0075】
【発明の効果】請求項1乃至請求項5記載の転写装置に
よれば、半導電体層の転写材を静電吸着する部分の非転
写領域の発泡径若しくは空隙の大きさを転写領域の発泡
径若しくは空隙の大きさよりも大きく形成しているの
で、環境変動、特に、高温高湿下において、従来のよう
に転写画像の画質を低下させることなく、静電吸着力を
向上させることができ、転写材の転写材担持体からの剥
離を確実に防止することができる。
【0076】請求項6の転写装置によれば、非転写領域
と転写領域の半導電体層を異なる部材で形成しているの
で、非転写領域と転写領域の半導電体層の発泡径若しく
は空隙を確実に異なる大きさに形成することができ、静
電吸着力を確実に向上させることができる。
【0077】請求項7の転写装置によれば、非転写領域
の半導電体層と誘電体層との間に空隙形成体を介在させ
るだけの簡単な構成で、静電吸着力を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の転写装置を用いたカラー画像形成装置
を示す概略断面図である。
【図2】本発明の転写装置の転写ドラムの実施形態1を
示す斜視図である。
【図3】本発明の転写装置の実施形態におけるパッシェ
ン放電、電荷注入の領域及び動作を説明するための断面
図である。
【図4】図3における電荷注入時の等価回路を示す回路
図である。
【図5】本発明の転写装置の転写ドラムの実施形態2を
示す断面図である。
【図6】本発明の転写装置の転写ドラムの実施形態3を
示す斜視図である。
【図7】本発明の転写装置の転写ドラムの実施形態4を
示す斜視図である。
【図8】図7の拡大断面図である。
【図9】本発明の転写装置の転写ドラムの実施形態5を
示す平面図である。
【図10】本発明の転写装置の転写ドラムの実施形態6
を示す平面図である。
【図11】図10のTXシートを示す平面図である。
【符号の説明】
2 転写部 3 現像部 5 転写ドラム 21 誘電体層 22 転写領域の半導電体層 23 非転写領域の半導電体層 24 導電体層 31 転写ドラム 31a ドラム筺体 31b 発泡ゴム 31c 誘電体層 32a 非転写領域の発泡ゴム 32b 転写領域の発泡ゴム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸泉 潔 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 山内 孝一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 島津 史生 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 担持体筺体と、該担持体筺体側から積層
    された半導電体層と、該半導電体層を覆う導電体層とか
    ら転写材担持体を構成し、 該転写材担持体上に静電吸着により担持された転写材に
    像担持体上に形成されたトナー像を転写する転写装置に
    おいて、 上記半導電体層を発泡材で形成し、転写材を担持する部
    分の非転写領域の発泡材の発泡径を、転写領域の発泡径
    よりも大きく形成したことを特徴とする転写装置。
  2. 【請求項2】 担持体筺体と、該担持体筺体側から積層
    された半導電体層と、該半導電体層を覆う誘電体層とか
    ら転写材担持体を構成し、 該転写材担持体上に担持された転写材に像担持体上に形
    成されたトナー像を転写する転写装置において、 上記半導電体層と導電体層との間に空隙を形成し、転写
    材を担持する部分の非転写領域の空隙の大きさを、転写
    領域の空隙の大きさよりも大きく形成したことを特徴と
    する転写装置。
  3. 【請求項3】 転写材を担持する部分の非転写領域の発
    泡径若しくは空隙の大きさを500μmより大きく形成
    し、転写材を担持する部分の転写領域の発泡径若しくは
    空隙の大きさを500μm以下に形成したことを特徴と
    する請求項1若しくは請求項2記載の転写装置。
  4. 【請求項4】 転写材を担持する部分の非転写領域の転
    写材の先端側の発泡径若しくは空隙の大きさを、転写領
    域の発泡径若しくは空隙の大きさよりも大きく形成した
    ことを特徴とする請求項1若しくは請求項2記載の転写
    装置。
  5. 【請求項5】 転写材を担持する部分の非転写領域の基
    準端部となる転写材の一方の側端部の発泡径若しくは空
    隙の大きさを、転写領域の発泡径若しくは空隙の大きさ
    よりも大きく形成したことを特徴とする請求項4記載の
    転写装置。
  6. 【請求項6】 上記半導電体層を非転写領域と転写領域
    とで異なる部材により形成したことを特徴とする請求項
    1若しくは請求項2記載の転写装置。
  7. 【請求項7】 上記非転写領域の上記半導電体層と誘電
    体層との間に非転写領域に大きな空隙を形成する空隙形
    成体を介在させたことを特徴とする請求項2記載の転写
    装置。
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