JPH11193510A - 落石等防護工のロープ張設工法と落石等防護ネツト - Google Patents

落石等防護工のロープ張設工法と落石等防護ネツト

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JPH11193510A
JPH11193510A JP9369306A JP36930697A JPH11193510A JP H11193510 A JPH11193510 A JP H11193510A JP 9369306 A JP9369306 A JP 9369306A JP 36930697 A JP36930697 A JP 36930697A JP H11193510 A JPH11193510 A JP H11193510A
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勇蔵 庄司
Shoji Yamada
祥二 山田
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邦男 川島
Yasunori Yoshida
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    • Y02A10/23Dune restoration or creation; Cliff stabilisation

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 法面に多数のワイヤロープを網目状に張設、
補強ロープを付設、法面に金網を張設してワイヤロープ
を網目状に張設、金網の切取部縁部を補強鋼材で補強す
るなど、施工性や落石等の防護性能、信頼性を高めてい
る。 【解決手段】 法面Gに多数の端部アンカー3と中間部
アンカー5を相互間隔をおき打設し、各端部アンカーに
ワイヤロープ1(1a,1b)の一端部を連結して、各
ワイヤロープの中間部を、複数の中間部アンカーやガイ
ド金具6に順次に掛け渡し又は支持せしめ、かつ順次に
逆方向のジグザグ状に配置して、各ワイヤロープの他端
部を端部アンカーに連結して張設するロープ張設工法、
このロープ張設工法により、法面に多数本のワイヤロー
プを網目状に張設し、また、ロープ間に多数本の補強ワ
イヤロープを付設して構築した落石等防護ネツトに特徴
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立木や基盤の突出
部がある法面(斜面)や造成地等の法面(斜面)等に構
築する落石等防護工のロープ張設工法と落石等防護ネツ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の落石等防護ネツトは、図10に示
すように法面(斜面)Gに、多数本の縦ワイヤロープa
及び横ワイヤロープbを相互間隔をおき平行、縦横に配
置し、地中に打設した端部アンカーcにワイヤロープの
両端部を連結して張設し、地中に打設した中間部アンカ
ーdや、必要に応じ中間部アンカーや適宜の金具(図示
省略)によつて縦横ワイヤロープa,bの交差部を支持
し、ロープ間に補強用ワイヤロープeを縦横に配置し適
宜の金具fにより連結して張設した構造になつている。
また、法面に立木や基盤の突出部等Tがある場合は、縦
横ワイヤロープa,bの配置及びアンカーの打設位置を
図示のように左右や上下にずらせて突出部等を回避し構
築されている。
【0003】又は、図11に示すように法面(斜面)に
金網gを張設して、金網上に多数本の縦ワイヤロープa
及び横ワイヤロープbを相互間隔をおき平行、縦横に配
置して、打設した端部アンカーcに各ワイヤロープの両
端部を連結して張設し、縦横ワイヤロープの交差部及び
金網gを打設した中間部アンカーdや適宜の金具により
支持して、金網及び縦横ワイヤロープを張設した構造に
なつている。また、立木や基盤の突出部等Tがある場合
は(図示省略)、金網gを部分的に切り取つて張設し、
同様に縦横ワイヤロープの配置及びアンカーの打設位置
をずらせて突出部等を回避し構築されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の落石等防護ネツ
トは、図示のように多数本の縦ワイヤロープと横ワイヤ
ロープ及び多数のアンカーを必要し、アンカーの打設、
縦横ワイヤロープの張設や連結等に多くの手数、手間を
要し極めて危険な作業になつている。また、縦横ワイヤ
ロープの配置によりアンカーの打設位置が特定されて、
軟弱な地盤等でアンカーする必要が生じてアンカー性能
にバラツキが生じる恐れがある。立木や基盤の突出部等
がある場合は、図示のように縦横ワイヤロープの配置及
びアンカーの打設位置を広範囲にわたつて変更する必要
が生じ、落石等の防護性能にバラツキが生ずるなどの課
題がある。
【0005】本発明は、前記のような課題を解決するた
めに開発されたものであり、その目的とする処は、法面
に多数本のワイヤロープをアンカーやガイド金具で順次
に逆向きのジグザグ状に配置して網目状に張設し、ロー
プ間に補強ロープを付設し、金網とともにワイヤロープ
を同様に網目状に張設し、金網の切取縁部を補強鋼材で
補強するなど、施工性とともに落石等の防護性能、信頼
性を向上した落石等防護工のロープ張設工法及び落石等
防護ネツトを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、法面に多数の
端部アンカーと中間部アンカーを相互間隔をおき打設
し、各端部アンカーにワイヤロープの一端部を連結し
て、各ワイヤロープの中間部を、複数の中間部アンカー
あるいはまたガイド金具に順次に掛け渡し又は支持せし
め、かつ順次に逆方向のジグザグ状に配置して、各ワイ
ヤロープの他端部を端部アンカーに連結して張設し、法
面に多数本のワイヤロープを網目状に張設するロープ張
設工法により、法面に多数本のワイヤロープを前記のよ
うな網目状に張設した落石等防護ネツトとして構築す
る。前記のように多数本のワイヤロープを打設した多数
の端部アンカーと中間部アンカー等により網目状に張設
して構築するため、ロープ数やアンカー数の大幅な低減
が可能となり、立木や基盤の突出部等がある場合は、ア
ンカーの打設位置を多少変更する程度でロープ張設が容
易に能率良く施工される。また、各ワイヤロープを網目
状に張設するため、縦及び横ワイヤロープ及び金網と同
様な防護機能を兼ね備えた構造になる。2本のワイヤロ
ープを各中間部アンカーやガイド金具に掛け渡している
ため、両ワイヤロープによつて中間部アンカーやガイド
金具にほぼ均等に負荷がかかつて、アンカー性能、信頼
性が高められ、その係合摩擦によつてワイヤロープにか
かる負荷が著しく低減されてロープ支持性能が高められ
る。立木や基盤の突出部等があつてもその周囲にワイヤ
ロープを容易に配置でき、ロープ配置が局部的に多少変
化する程度で防護性能に格別な影響をもたらさない。さ
らに、必要に応じロープ間に多数本の補強ワイヤロープ
を張設することにより、補強してさらに細かい網目状に
形成でき落石等の防護性能がさらに高められるなど、総
合的に優れた施工性及び防護性能、信頼性が得られる。
【0007】法面に金網を張設し多数の端部アンカーと
中間部アンカーを相互間隔をおき打設し、各端部アンカ
ーにワイヤロープの端部を連結して、各ワイヤロープの
中間部を、同様な手段で順次に逆方向のジグザグ状に配
置して網目状に張設し、ワイヤロープで金網を支持する
ロープ張設工法により、法面に金網に張設し多数本のワ
イヤロープを網目状に張設した構成とし、また、立木や
基盤の突出部等に金網の切取部を設けて、この切取縁部
に沿い補強鋼材を付設して構成の落石等防護ネツトとし
て容易に能率良く構築される。前記のように金網に切取
部を設けてこの切取縁部に沿い補強鋼材を付設すること
により、金網の張設が容易となり切取部が補強される。
金網の張設及び多数本のワイヤロープの同様な網目状の
張設や金網の支持によつて、総合的に施工性とともに防
護性能、信頼性がさらに効果的に高められる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に本発明の落石等防護工のロ
ープ張設工法の第1実施例、図2及び図3にロープ張設
工法に適用する中間部アンカーとガイド金具の各一実施
例、図4に第1実施例のロープ張設工法に基づき構築さ
れた落石等防護ネツトの第1実施例、図5ないし図7に
落石等防護工のロープ張設工法の第2実施例、図8にワ
イヤロープ及びアンカーの負荷テスト装置、図9に第2
実施例のロープ張設工法による落石等防護ネツトの第2
実施例を示している。図中1又は1a,1bは法面Gに
相互間隔をおき張設したワイヤロープ、2は落石等防護
ネツトの周囲に張設したワイヤロープ、3はワイヤロー
プの端部アンカー、5はワイヤロープの中間部アンカ
ー、6はワイヤロープのガイド金具、7は補強ワイヤロ
ープ、8は補強ワイヤロープの連結金具、9はワイヤロ
ープと金網との連結金具、10は金網、11は立木や基
盤の突出部Tの周囲に付設した金網の補強鋼材、12は
金網の切断箇所の補強ワイヤ、13は金網側縁部の補強
ワイヤ、15a,15bは補強ワイヤの連結部材、Tは
立木や基盤の突起部等、Sは法面の浮石である。
【0009】本発明は、図示のように法面Gに多数の端
部アンカー3と中間部アンカー5を相互間隔をおき打設
し、各端部アンカー3にワイヤロープ1(1a,1b)
の端部を連結して、各ワイヤロープの中間部を、複数の
中間部アンカー5あるいはまたその一部に代えたガイド
金具6に順次に掛け渡し又は支持せしめ、かつ順次に逆
方向のジグザグ状に配置して、各ワイヤロープの他端部
を端部アンカー3に連結して張設し、法面に多数本のワ
イヤロープを網目状に張設することを特徴とする落石等
防護工のロープ張設工法になつている。
【0010】前記の落石等防護工のロープ張設工法によ
つて、法面Gに多数本のワイヤロープ1(1a,1b)
を多数の打設した中間部アンカー3あるいはまたその一
部に代えたガイド金具6に順次に掛け渡し又は支持せし
め、かつ順次に逆方向のジグザグ状に配置して網目状と
し、各ワイヤロープ1(1a,1b)の両端部を端部ア
ンカー3に連結して張設した構成に構築したことを特徴
とする落石等防護ネツトになつている。
【0011】また、前記の落石等防護ネツトにおいて、
法面Gに網目状に張設した各ワイヤロープ1(1a,1
b)の間に、多数本の補強ワイヤロープ7を間隔をおき
張設して付設したことを特徴とする落石等防護ネツトに
なつている。
【0012】法面Gに金網10を張設し多数の端部アン
カー3及び中間部アンカー5を相互間隔をおき打設し、
各端部アンカー3にワイヤロープ1(1a,1b)の一
端部を連結して、各ワイヤロープの中間部を、複数の中
間部アンカー3あるいはまたその一部に代えたガイド金
具6に順次に掛け渡し又は支持せしめ、かつ順次に逆方
向のジグザグ状に配置して、各ワイヤロープの他端部を
端部アンカー3に連結して張設し、ワイヤロープ1(1
a,1b)で金網10を支持して、法面Gに金網を張設
して多数本のワイヤロープを網目状に張設することを特
徴とする落石等防護工のロープ張設工法になつている。
【0013】また、前記の落石等防護工のロープ張設工
法によつて、法面Gに金網10を張設するとともに、多
数本のワイヤロープ1(1a,1b)を多数の打設した
中間部アンカー5あるいはまたその一部に代えたガイド
金具6に順次に掛け渡し又は支持せしめ、かつ順次に逆
方向のジグザグ状に配置した編目状とし、各ワイヤロー
プ1(1a,1b)の両端部を端部アンカー3に連結し
て張設し、ワイヤロープで金網10を支持して、法面G
に金網10を張設して多数本のワイヤロープ1(1a,
1b)を網目状に張設した構成に構築したことを特徴と
する落石等防護ネツトになつている。
【0014】また、前記の落石等防護ネツトにおいて、
立木や基盤の突出部等Tに金網10の切取部を設けて、
この切取縁部に沿い補強鋼材11を付設したことを特徴
とする落石等防護ネツトになつている。
【0015】さらに詳述すると、ワイヤロープ1(1
a,1b)及び2は、法面Gの落石S等のサイズ等に対
応した適度の高強度で強靭な各種のワイヤロープを適用
し、多数本のワイヤロープ1(1a,1b)を相互に適
宜の間隔をおき配置して端部を端部アンカー3に連結す
るとともに、後述のようにその中間部を中間部アンカー
5やガイド金具6で支持してジグザク状に張設して網目
状とし落石等防護ネツトの主体部として施工する。ワイ
ヤロープ2は、同様に高強度で強靭な各種のワイヤロー
プを適用して、アンカー3や中間部アンカー5等に連結
や支持せしめて落石等防護ネツトの周囲に張設し、金網
10の周縁部に付設して補強する。
【0016】また、端部アンカー3には、先に開発して
提案し又は公知や周知になつている各種のアンカー等を
適用して、ワイヤロープ1(1a,1b)の端部やワイ
ヤロープ2を適宜の手段で連結したり結縛して支持する
構造になつている。
【0017】中間部アンカー5は、好ましくは図2に示
すように地中に打設する外ネジ付き頭部5b付きのアン
カー主体部5a、下板部5c、上板部5h、止ナツト5
n及び締込ナツト5m等からなり、下板部5cは、中央
部に設けた頭部5bの貫通孔5dと、左右上に突設した
1対のガイドロツド5eと、貫通孔5d上に突設した筒
状ガイド5g、及び下板部上に凹設した1対のロープ支
持溝5f等を備えている。上板部5hは、中央部に設け
た貫通孔5iと、下面に凹設した1対のロツド孔5j
と、上板部上の下面に凹設した1対のロープ支持溝5k
等を備えている。法面Gの比較的に強固な地盤にアンカ
ー主体部5aを適宜の手段で打ち込み、頭部5bの外ネ
ジに止ナツト5nを螺合して下板部5cを嵌装し、下板
部にワイヤロープ1(1a,1b)を図示のように配置
し上板部5hを嵌装して、頭部5bに締込ナツト5mを
螺合して締め込み、図示のように2本のワイヤロープ1
(1a,1b)を筒状ガイド5gの両側に掛け渡し交差
させてカイドし、下板部5cと上板部5hで挟持しジグ
ザク状に配置して支持する。金網10の線材も挟持して
支持可能になつている。
【0018】ガイド金具6は、好ましくは図3に示すよ
うに下板部6c、上板部6h、ボルト6m及びナツト6
n等からなる。下板部6cは、中央部に設けた貫通孔6
d、左右上に突設した1対のガイドロツド6e、及び上
面に凹設した1対のロープ支持溝5f等を備えている。
上板部6hは、中央部に設けた貫通孔6i、左右部に設
けた1対のロツド孔6j、及び下面に凹設した1対のロ
ープ支持溝6k等を備えている。図示のように下板部6
cの各ガイドロツド6eにワイヤロープ1(1a)又は
1(1b)を掛け渡しガイドせしめ、下挟部6c上に上
板部6hを配置しボルト6mを嵌合して締込ナツト6n
によつて締め込み、2本のワイヤロープ1(1a,1
b)を、各ガイドロツド6eに掛け渡してカイドせし
め、下板部6cと上板部6hで挟持してジグザク状に支
持する。ワイヤロープの交差部も挟持し、金網10の線
材も挟持可能になつている。
【0019】また、金網10は、落石等Sのサイズ等に
対応した適度の強度及び目サイズに形成した各種の金
網、好ましくは図6に示すように厚く形成した厚金網を
適用する。この厚金網10は、図示のように厚幅tに形
成した多数のリング10aを図示のように一連状とし、
かつ平面視で例えば斜交状(図示省略)に一連に連結し
た金網の構造になつている。図7に示すようにこの金網
10を立木や基盤の突出部等Tに張設する場合、基盤の
突出部Tでは、金網10を部分的に切り取り、この切取
縁部に沿つて補強鋼材11を金網の線材端部等で取り付
けて補強する。また、高い立木の場合は、同様に立木の
部分を切り取り、かつその切取縁部から金網10の補強
鋼材13付き縁部まで切断することにより、立木の周囲
に金網10を容易に配置して、この切取縁部に補強鋼材
11を同様に取り付けて補強し、切断部に補強鋼材12
を結線15a等し、両補強鋼材13を結線15b等して
連結するなど金網10を容易に配設できる。張設したワ
イヤロープ1(1a,1b)に金網の線材をUボルト・
ナツト9(図6参照)や中間部アンカー5又はガイド金
具6等で連結して支持する。
【0020】図1に示す落石等防護工のロープ張設工法
(図1参照)は、基本的なロープ張設工法を拡大して示
した平面図である。図示のように落石等の恐れのある法
面Gに、多数の端部アンカー3と中間部アンカー5を適
宜の相互間隔をおき打設し、各端部アンカー3にワイヤ
ロープ1(1a,1b)の端部を適宜の手段で連結し
て、図示左側のワイヤロープ1(1a)の中間部をガイ
ド金具6と中間部アンカー5に順次に掛け渡して図示右
方向のジグザグ状に配置し、隣接したワイヤロープ1
(1b)の中間部を同じガイド金具6と中間部アンカー
5に順次に掛け渡して図示左方向のジグザグ状に配置
し、さらに、各ワイヤロープ1(1a,1b)の中間部
を順次に逆方向のジグザグ状に同様に配置して、各ワイ
ヤロープ1(1a)の他端部を端部アンカー3に連結し
て張設し、法面に多数本のワイヤロープ1(1a,1
b)を網目状に張設するとともに、各ワイヤロープに適
度の張力をかけ法面Gの落石等Sを押さえて防護するの
に好適な目サイズの落石等防護ネツトに施工される。
【0021】また、図4に示す浮石等防護ネツト(第1
実施例)は、立木や基盤の突出部等Tがあり浮石Sの落
下の恐れがある法面Gに構築すした実施例である。図示
のように法面Gに多数の端部アンカー3及び中間部アン
カー5を突出部等Tの部分を避けて図示左右や上下に打
設し、多数本のワイヤロープ1(1a,1b)を、端部
アンカー3に取り付け、中間部アンカー5やガイド金具
6で同様にジグザク状に配置し編目状として、他端部を
端部アンカー3に連結して張設し、さらに、各ワイヤロ
ープ1(1a,1b)の間に補強ワイヤロープ7を適宜
の手段で連結して補強し、図示上側及び下側の端部アン
カー3及び図示左右の中間部アンカー5等の間にワイヤ
ロープ2を適宜の手段で連結するなどして張設し、全体
の周囲を補強し浮石等Sに対応させてさらに細かい編目
サイズに構築している。
【0022】図8に示すように複数の端部アンカー3及
び中間部アンカー5を相互間隔で打設し、各端部アンカ
ー3と中間部アンカー5に複数本のワイヤロープ1(1
a,1b)を図示のようにジグザク状に配置し、各ワイ
ヤロープと中間部アンカーに張力計21a,21b,2
1cを付設した負荷テスト装置によつて、ワイヤロープ
1(1a,1b)の下端部に荷重Fを負荷してテストし
た結果、中間部アンカー5の筒状ガイド5gに2本のワ
イヤロープが両側から交差状に掛け渡されて、中間部ア
ンカーに両側からほぼ均等な負荷がかかり、アンカー性
能、信頼性が効果的に高められる。また、ワイヤロープ
を少なくとも2本の中間部アンカー5に掛け渡してジグ
ザグ状に張設することによつて、ワイヤロープにかかる
荷重が中間部アンカーを経て1/2、1/3程度に著し
く低減されて落石等の防護性能、信頼性が効果的に高め
られることを確認することができた。
【0023】図1ないし図4に示す浮石等防護工のロー
プ張設工法と浮石等防護ネツトは、各ワイヤロープ1
(1aと1b)をガイド金具6と中間部アンカー5に交
互に掛け渡してジグザグ状の網目に張設しているが、必
要により中間部アンカー5のみで各ワイヤロープ1(1
a,1b)を図示のような編目状に張設することも可能
である。また、ガイド金具6と中間部アンカー5の組み
合わせは、図示例に限らず多様な態様にすることができ
る。
【0024】第1実施例のロープ張設工法及び落石等防
護ネツトは、前記のように多数の端部アンカー3と中間
部アンカー5の打設、各ワイヤロープ1(1a,1b)
の一端部の端部アンカー3への連結、各ワイヤロープの
中間部の中間部アンカー5とガイド金具6への掛け渡
し、各ワイヤロープの他端部の各端部アンカー3への連
結等の比較的に簡単な工程によつて、法面Gに各ワイヤ
ロープ1(1a,1b)を網目状に張設して落石等防護
ネツトに構築される。端部アンカー3と中間部アンカー
5は、比較的に強固な地盤を選んで打設可能となりアン
カー性能、信頼性が高められる。各ワイヤロープ1(1
a,1b)は、打設した各中間部アンカー5やガイド金
具6に掛け渡して網目状に容易に張設される。従来の縦
ワイヤロープ又は横ワイヤロープのいずれか一方が節減
されて、ロープ数やアンカー数の大幅な低減が可能とな
る。立木や基盤の突出部等Tがある場合は、中間部アン
カー5の打設位置を多少変更する程度でロープ張設を容
易に能率良く施工できる。また、一方向の各ワイヤロー
プによつて網目状に張設されて、縦及び横ワイヤロープ
及び金網による防護機能をも兼ね備えた構造になる。隣
接した2本のワイヤロープ1a,1bの逆方向の掛け渡
しによつて、各中間部アンカー5やガイド金具6にほぼ
均等に負荷がかかり、アンカー頭部が保支されてアンカ
ー性能、信頼性が高められる。この係合摩擦によつてワ
イヤロープにかかる負荷が著しく低減されてロープ支持
性能が高められる。立木や基盤の突出部等Tがあつても
ロープ配置を局部的に多少変化させる程度ですみ防護性
能に格別な影響をもたらさない。さらに、必要に応じロ
ープ間に多数本の補強ワイヤロープ7を張設することに
より、落石等防護ネツトが補強されさらに細かい網目状
に形成されて、比較的に小さい落石等でも防護されるな
どの特徴を有する。
【0025】図5に示す落石等防護工のロープ張設工法
(第2実施例)は、金網を張設しワイヤロープを異なる
態様で張設したロープ張設工法の実施例である。即ち、
図示のように法面Gに、金網10を張設し、多数の端部
アンカー3及び中間部アンカー5を相互間隔をおき打設
して、各端部アンカー3にワイヤロープ1(1a,1
b)の一端部を適宜の手段で連結し、図示左側のワイヤ
ロープ1(1a)の中間部を中間部アンカー5に順次に
掛け渡して図示右方向のジグザグ状に配置し、近くのワ
イヤロープ1(1b)の中間部を隣接した異なる各中間
部アンカー5に順次に掛け渡しジグザグ状に配置し、さ
らに、各ワイヤロープ1(1a,1b)の中間部を同様
に掛け渡し順次に逆方向のジグザグ状に張設して、端部
アンカー3と中間部アンカー5の間又は中間部アンカー
の相互間のロープ交差部をガイド金具6で挟支して、法
面Gに多数本のワイヤロープ1(1a,1b)の中間部
を中間部アンカー5とガイド金具6で網目状に配置し、
法面Gの落石等Sを押さえて防護するのに対処した網目
状とし、各ワイヤロープ1(1a,1b)の下端部を端
部アンカー3に連結して適度の張力をかけ張設して、法
面Gの落石等Sを押さえて防護するのに好適な網目サイ
ズの落石等防護ネツトに構築している。
【0026】また、第2実施例の落石等防護ネツト(図
9参照)は、立木や基盤の突出部等及び浮石Sの落下等
の恐れがある法面Gに浮石等防護ネツトを構築した実施
例である。法面Gにおいて、図7のように立木や基盤の
突出部等Tの金網10を部分的に切り取り切断し、この
切取縁部に沿つて補強鋼材11を取り付けて補強し、ワ
イヤロープ2を金網の周縁部に挿通し付設して補強する
などして、法面Gに金網10を張設し、立木や基盤の突
出部等Tの位置を避けて多数の端部アンカー3及び中間
部アンカー5を相互間隔をおき打設し、さらに、多数本
のワイヤロープ1(1a,1b)を同様な手段で網目状
に張設して、金網10の線材にワイヤロープ1(1a,
1b)を適宜の連結手段(図6のUボルト・ナツト9
等)で連結した構造の浮石等防護ネツトとして構築して
いる。また、必要に応じ各ワイヤロープ1(1a,1
b)の間に多数本の補強ワイヤロープ7を付設して補強
し、さらに細かい網目に施工することも可能である(図
示省略)。
【0027】図5及び図9に示すロープ張設工法及び落
石等防護ネツト(第2実施例)は、前記のように立木や
基盤の突出部等Tにおいて金網10を部分的に切り取
り、必要に応じさらに縁部にいたる切断部を設けること
により、金網10を容易に張設でき、この切取縁部に補
強鋼材11を付設したりワイヤロープ2を付設して補強
される。厚金網(図6参照)を適用すると、法面Gの表
土に多少埋設されても浮石等Sの落下防止性能が長期的
に確保される。さらに、網目状に張設したワイヤロープ
1(1a,1b)は、前記のように優れた施工性、浮石
等の防護性能を有し、金網10とともに防護性能、信頼
性を著しく高める。
【0028】図1と図4に示す第1実施例は本発明の基
本的なロープ張設法、図5と図9に示す第2実施例は金
網張設とロープ張設の一変形例として示したものであ
る。本発明は、第1実施例及び第2実施例に限ることな
く請求項記載の構成に基づき改変可能である。また、中
間部アンカー5及びガイド金具6についても、図示例に
限らず同様な機能を有する各種の構造のものが適用可能
である。
【0029】
【発明の効果】本発明は、前述のようなロープ張設工法
及び落石等防護ネツトに構成され、端部アンカーと中間
部アンカーの打設、ロープ一端部の端部アンカーへの連
結、ロープ中間部のジグザグ状の配置、ロープ他端部の
端部アンカーへの連結など比較的に簡単な工程により、
法面に多数本のワイヤロープを網目状に張設した落石等
防護ネツトとして容易に構築される。ロープ数やアンカ
ー数の大幅な低減が可能となり、立木や基盤の突出部等
があつてもアンカー打設の位置変更でロープ張設が容易
に能率良く施工される。また、網目状に張設した各ワイ
ヤロープは縦及び横ワイヤロープ及び金網と同様な防護
機能を兼ね備え、2本のワイヤロープの逆方向の掛け渡
しにより、中間部アンカーやガイド金具にほぼ均等に負
荷がかかつてアンカー性能、信頼性が高められ、その係
合摩擦によつてワイヤロープにかかる負荷が著しく低減
されてロープ支持性能が高められる。立木や基盤の突出
部等があつてもワイヤロープを容易に配置できて防護性
能に格別な影響をもたらさない。ロープ間に補強ワイヤ
ロープを張設することにより、補強してさらに細かい網
目状に形成されるなど、総合的に施工性とともに防護性
能、信頼性を著しく向上している。
【0030】法面に金網を張設し多数の端部アンカーと
中間部アンカーを相互間隔をおき打設し、多数本のワイ
ヤロープを同様な手段で網目状に張設することにより、
金網とともに多数本のワイヤロープを網目状に張設した
落石等防護ネツトとして容易に能率良く構築される。ま
た、立木や基盤の突出部等に設けた金網の切取縁部に沿
い補強鋼材を付設して金網の張設を容易とし補強するな
ど、総合的に施工性とともに防護性能、信頼性をさらに
著しく向上している。
【図面の簡単な説明】
【図1】落石等防護工のロープ張設工法の第1実施例を
示す拡大部分平面図
【図2】アンカーの一実施例を示す拡大平面図(A)及
びそのX−X断面図(B)
【図3】ガイド金具の一実施例を示す拡大平面図(A)
及びそのY−Y断面図(B)
【図4】落石等防護ネツトの第1実施例を示す全体的な
平面図
【図5】落石等防護工のロープ張設工法の第2実施例を
示す拡大部分平面図
【図6】厚金網の一実施例を示す断面図
【図7】立木や基盤の突出部における金網の配置を示す
平面図
【図8】アンカー及びワイヤロープにかかる荷重試験装
置を示す機構図
【図9】落石等防護ネツトの第2実施例を示す全体的な
平面図
【図10】落石等防護ネツトの従来例を示す全体的な平
面図
【図11】落石等防護ネツトの他の従来例を示す全体的
な平面図である。
【符号の説明】
1(1a,1b) ワイヤロープ 3 端部アンカー 5 中間部アンカー 6 ガイド金具 7 補強ワイヤロープ 10 金網 11 補強鋼材 T 立木や基盤の突出部等 G 法面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 泰則 仙台市青葉区中央1丁目2番3号 東京製 綱株式会社仙台支店内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 法面に多数の端部アンカーと中間部アン
    カーを相互間隔をおき打設し、各端部アンカーにワイヤ
    ロープの一端部を連結して、各ワイヤロープの中間部
    を、複数の中間部アンカーあるいはまたその一部に代え
    たガイド金具に順次に掛け渡し又は支持せしめ、かつ順
    次に逆方向のジグザグ状に配置して、各ワイヤロープの
    他端部を端部アンカーに連結して張設し、法面に多数本
    のワイヤロープを網目状に張設することを特徴とする落
    石等防護工のロープ張設工法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の落石等防護工のロープ張
    設工法によつて、法面に多数本のワイヤロープを多数の
    打設した中間部アンカーあるいはまたその一部に代えた
    ガイド金具に順次に掛け渡し又は支持せしめ、かつ順次
    に逆方向のジグザグ状に配置して網目状とし、各ワイヤ
    ロープの両端部を端部アンカーに連結して張設した構成
    に構築したことを特徴とする落石等防護ネツト。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の落石等防護ネツトにおい
    て、法面に網目状に張設した各ワイヤロープの間に、多
    数本の補強ワイヤロープを間隔をおき張設して付設した
    ことを特徴とする落石等防護ネツト。
  4. 【請求項4】 法面に金網を張設し多数の端部アンカー
    及び中間部アンカーを相互間隔をおき打設し、各端部ア
    ンカーにワイヤロープの一端部を連結して、各ワイヤロ
    ープの中間部を、複数の中間部アンカーあるいはまたそ
    の一部に代えたガイド金具に順次に掛け渡し又は支持せ
    しめ、かつ順次に逆方向のジグザグ状に配置して、各ワ
    イヤロープの他端部を端部アンカーに連結して張設し、
    ワイヤロープで金網を支持して、法面に金網を張設して
    多数本のワイヤロープを網目状に張設することを特徴と
    する落石等防護工のロープ張設工法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の落石等防護工のロープ張
    設工法によつて、法面に金網を張設するとともに、多数
    本のワイヤロープを多数の打設した中間部アンカーある
    いはまたその一部に代えたガイド金具に順次に掛け渡し
    又は支持せしめ、かつ順次に逆方向のジグザグ状に配置
    した編目状とし、各ワイヤロープの両端部を端部アンカ
    ーに連結して張設し、ワイヤロープによつて金網を支持
    した構成に構築したことを特徴とする落石等防護ネツ
    ト。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の落石等防護ネツトにおい
    て、立木や基盤の突出部等に金網の切取部を設けて、こ
    の切取縁部に沿つて補強鋼材を付設したことを特徴とす
    る落石等防護ネツト。
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