JPH11193113A - 移動棚の安全装置 - Google Patents

移動棚の安全装置

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JPH11193113A
JPH11193113A JP10016948A JP1694898A JPH11193113A JP H11193113 A JPH11193113 A JP H11193113A JP 10016948 A JP10016948 A JP 10016948A JP 1694898 A JP1694898 A JP 1694898A JP H11193113 A JPH11193113 A JP H11193113A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地震発生時に移動棚の転倒を防止しつつ、自
走してくる移動棚の間に挟まれる虞がなく、危険性のな
い移動棚の安全装置を提供する。 【解決手段】 走行車輪に回転を伝達する回転軸19
に、ともに回転するドラム32を設けるとともに、ドラ
ム32の側方にブレーキ36を配置し、移動棚に地震等
の震動が加わったときに、ドラム32の回転をロックし
ているロック機構37によるロックを解除すると同時
に、ブレーキ本体36bの当接面36aをドラム32の
外周面に当接させて摩擦力を生じさせ、自走する移動棚
にブレーキをかけ、隣接する移動棚の間に挟まれないよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動棚の安全装置
に係り、特に、地震発生時に使用者の身体が移動棚の間
に挟まれるのを防止する安全装置を備えた移動棚に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、移動棚には、地震発生時における
転倒防止を目的として、移動棚のロック状態を解除する
ロック自動解除装置を備えるものがある。一方、地震の
際に、単に、移動棚のロックを解除しただけでは、移動
棚同士の間に人が存在する場合に、自走して移動してく
る移動棚に挟まれる危険性がある。
【0003】そこで、移動棚に挟まれる危険性を回避す
るべく、特開平9-108048号公報には、免震式移動棚の安
全装置が提案されている。この安全装置は、地震発生時
に移動棚との間に、突っ張り杆を差し渡し、突っ張り杆
によって、隣接する移動棚同士の間に、安全な通路を確
保するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記公報記載
の突っ張り杆によって通路を確保する安全装置では、移
動棚本体と突っ張り杆とが接触して、移動棚に傷を付け
たり、移動棚を変形させたりする虞がある。また、この
安全装置は、電気的作用によって作動するため、停電時
等には作動しないこともある。更に、突っ張り杆の飛び
出し方によっては、通路内への出入りの邪魔になった
り、通路内の人に突っ張り杆が当たるなどして危険なこ
ともある。
【0005】本発明は、従来の技術が有する上述のよう
な問題点に鑑みてなされたもので、地震が発生した場合
でも、移動棚が転倒したり、移動棚の間に人が挟まれた
りする虞がなく、しかも、移動棚本体を傷付けることな
く、確実に安全装置が作動し、危険性のない移動棚の安
全装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、次のようにし
て上記課題を解決している。 (1) 走行車輪と、この走行車輪に駆動力を伝達する伝
達機構とを備え、前記走行車輪の回転に追従して回転す
る回転体を、前記伝達機構に設けるとともに、移動棚に
加わる震動を検出する震動検出手段を設け、この震動検
出手段によって震動が検出されたときに、前記回転体と
当接する当接位置に移動して、走行車輪の回転にブレー
キをかけるようにした抵抗体を、前記伝達機構に設けて
ある。
【0007】(2) 上記(1)項において、走行車輪の
回転をロック可能であり、震動が加わった際には、走行
車輪のロックを解除するロック機構を設けてある。
【0008】(3)上記(1)項又は(2)項におい
て、震動検出手段は、通常時に、抵抗体を、弾性部材の
弾性力に抗して回転体との離隔位置に保持するととも
に、震動検出時に、回転体との当接位置に、前記弾性部
材の弾性力によって前記抵抗体を移動させる振り子部材
を備えてなる。
【0009】(4) 上記(3)項において、震動検出手
段の振り子部材は、第1の振り子部材及び第2の振り子
部材から構成され、第1の振り子部材に第2の振り子部
材を、揺動時の衝撃を伝達可能に取り付けるとともに、
第2の振り子部材の下端にウエイトを取り付けてなる。
【0010】(5)上記(1)項〜(4)項のいずれか
において、抵抗体が回転体との当接位置にあることを示
す表示部材を設ける。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る移動棚の安全
装置の実施形態を、添付図面を参照しながら説明する。
【0012】図1は、本実施形態の安全装置が適用され
た移動棚を示している。
【0013】移動棚(10)は、左右方向を向くレール(12)
上に複数台設置され、各移動棚(10)は、その底部の左右
端部に設けた走行車輪(14)により、左右に移動すること
ができる。走行車輪(14)は、動力伝達機構(16)を介して
ハンドル(18)の回転軸(19)と連動され、ハンドル(18)の
回転力を走行車輪(14)に伝達できるようになっている。
【0014】動力伝達機構(16)は、回転軸(19)に固着し
た駆動スプロケット(20)、その下方に設けた大スプロケ
ット(22)、大スプロケット(22)と一体をなす小スプロケ
ット(24)、チェーン(26)等からなり、駆動スプロケット
(20)と大スプロケット(22)は、チェーン(26)を介して連
動されている。小スプロケット(24)は、各走行車輪(14)
(14)と一体をなす従動スプロケット(28)と、チェーン(3
0)を介して連係されている。
【0015】図2は、動力伝達機構(16)を拡大した図で
ある。
【0016】動力伝達機構(16)の回転軸(19)には、回転
体としてのドラム(32)が固着されている。ドラム(32)の
周面には、その真上に設けた垂直なロック杆(34)が係合
しうる多数のロック孔(32a)が穿設されている。
【0017】ロック杆(34)は、ガイド筒(35)に沿って下
降してドラム(32)のロック孔(32a)に係合し、これによ
り、ドラム(32)の回転を阻止して、走行車輪(14)をロッ
クするロック機構(37)を構成している。また、ロック機
構(37)は、移動棚(10)に震動が加わると、ロック杆(34)
を上昇させてロックを解除するように構成されており、
例えば、地震発生時にロック状態が継続することによる
移動棚(10)の転倒を防止するようになっている。
【0018】図3に示すように、ドラム(32)の側方に
は、抵抗体としてのブレーキ(36)が、固定部(36c)及び
ブラケット(38)を介して移動棚(10)に取り付けられてい
る。ブレーキ本体(36b)には、ドラム(32)の外周面と当
接しうる円弧状の当接面(36a)が形成されており、当接
面(36a)には、ブレーキ時にドラム(32)との摩擦係数を
高め、抵抗を加えるゴムが貼着されている。ブレーキ本
体(36b)は、固定部(36c)に固定されている上下3本の水
平ピン(42)に沿って、ドラム(32)の方向へ移動
しうるようになっている。
【0019】各水平ピン(42)と固定部(36c)との間に
は、スプリング(44)が縮設されており、ブレーキ本体(3
6b)をドラム(32)の方向に付勢している。一方、中央の
水平ピン(42)の先端には、ドラム(32)の方向にいくにし
たがって先細のテーパ状に形成された振り子おさえ(46)
が、固定部(36c)に対して隙間をあけて取り付けられて
おり、常時は、震動検出手段である振り子のアーム(48)
の上端(48a)が、テーパ面(46a)と固定部(36c)との間の
隙間に位置している。これにより、スプリング(44)の付
勢力による振り子おさえ(46)のドラム(32)の方向への移
動を阻止している。
【0020】この結果、ブレーキ本体(36b)は、ドラム
(32)に当接しないように係止されることになり、通常の
状態のときにブレーキがかけられるのを防止している。
振り子(48)の下端には、ウエイト(50)が取り付けられて
いる。そのため、移動棚(10)に震動が加わると、アーム
(48)は、ウエイト(50)の働きにより、図2の紙面と直交
する手前側に揺動してブレーキ本体(36b)との係止を解
除し、ブレーキ本体(36b)が、ドラム(32)の方向へ移動
しうるようになっている。
【0021】図4は、ドラム(32)とブレーキ(36)との関
係の概略を示す拡大図である。
【0022】図3及び図4に示すように、アーム(48)の
中央下部側には、ブレーキ本体(36b)がドラム(32)との
当接位置にあることを示す表示装置(52)が配設されてい
る。表示装置(52)は、係止ピン(54)と、連動板(56)と、
表示バー(58)等とから構成され、連動板(56)の下端は、
係止ピン(54)によって、アーム(48)のほぼ中央に係止さ
れている。連動板(56)は、係止ピン(54)が当接すること
により、アーム(48)の回動に伴って揺動可能であるとと
もに、固定ピン(56a)によってフレーム(57)に回動可能
に枢支されている。
【0023】連動板(56)の上端には、表示バー(58)端部
におけるすり割り部(58a)が嵌合されるとともに、割ピ
ン(60)によって係止され、表示バー(58)は、アーム(48)
及び連動板(56)の前後方向(矢印A)への揺動に伴って
後方(矢印B)へ、ばね(59)の付勢力に抗して直線的に
移動するようになっている。表示バー(58)の先端は、図
1に示す移動棚(10)の表示部(62)から突出し、走行車輪
(14)にブレーキがかけられていることを示すようになっ
ている。
【0024】次に、前記のように構成した本実施形態の
作用について説明する。
【0025】図5は、本実施形態の移動棚の安全装置を
側面からみた図である。図5に示すように、移動棚(10)
に、地震等によって震動が加わると、ロック機構(37)の
働きにより、移動部材(64)が矢印C方向に移動して、ロ
ック杆(34)が移動部材(64)のカム溝(64a)に沿って上昇
し、その結果、ドラム(32)のロック孔(32a)との係合が
はずれ、ドラム(32)のロックを解除する。これによっ
て、ドラム(32)は、自由に回転可能な状態となり、走行
車輪(14)のロックが解除される。
【0026】一方、移動棚(10)に加わった震動によっ
て、ドラム(32)のロックの解除と同時に、振り子のアー
ム(48)も図5の2点鎖線で示すように、矢印A方向へ揺
動するとともに、アーム(48)の上端が移動し、振り子お
さえ(46)のテーパ面(46a)との係合が解除される。係合
が解除されると、ブレーキ本体(36b)は、ドラム(32)の
方向へ向かって、3本のスプリング(44)の付勢力によっ
て移動を始め、当接面(36a)とドラム(32)の周面とが接
触する。そのため、ドラム(32)は、当接面(36a)による
摩擦抵抗を受け、回転にブレーキがかけられる。
【0027】この結果、スプロケット(20)、(22)、(2
4)、(28)、チェーン(26)、(30)を介して走行車輪(14)(1
4)にブレーキがかけられ、移動棚(10)は、レール(12)上
を抵抗を受けながらゆっくりと移動することになる。そ
のため、移動棚(10)の転倒を防止しつつ、隣接する移動
棚(10)の間に人がはさまれるのが防止され、地震発生時
の安全性が格段に向上する。但し、このブレーキは、あ
くまで制動力を走行車輪(14)に与えるだけであり、ロッ
クするものではない。
【0028】なお、ドラム(32)は、スプロケット(20)、
(22)、(24)、(28)、チェーン(26)、(30)を介して走行車
輪(14)(14)に連動されているために、走行車輪(14)の回
転トルクよりも、小さいブレーキ力で、充分な制動力を
得ることができる。
【0029】ブレーキの解除は、以下のようにして行
う。まず、移動棚(10)に設けた図示しない貫通孔から、
図5に示すブレーキ復帰バー(66)を差し込み、振り子お
さえ(46)に、先端の開口部(66a)を挿入する。すると、
振り子おさえ(46)がドラム(32)と反対方向に移動するこ
とによって、アーム(48)が振り子おさえと係合し、この
結果、初期状態に復帰してブレーキが解除される。
【0030】このように、本実施形態の移動棚の安全装
置によれば、移動棚(10)のロック解除と同時に、走行車
輪(14)にブレーキをかけるようにしているので、移動棚
(10)の転倒防止を図ることができるとともに、従来の突
っ張り杆を差し渡す場合と比較して人にぶつかる危険が
なく、又、棚に突っ張り杆が当接することがないため、
棚に傷を付けるおそれもない。加えて、機械的作用によ
って移動棚(10)にブレーキをかけるようになっているた
め、停電等の場合でも、確実に作動するという利点があ
る。
【0031】前述した実施の形態では、アーム(48)に固
定したウエイト(50)の慣性力によってブレーキ(36)を作
動させているが、図6及び図7に示す実施の形態におい
ては、ウエイト(50)の代わりとして、アーム(48)下端に
揺動可能な下部アーム(68)を取り付けるとともに、さら
に下部アーム(68)にウエイト(70)を取り付けている。
【0032】即ち、下部アーム(68)を、アーム(48)の下
端部にピン(72)を介して揺動可能に取り付け、直角に屈
曲した下部アーム(68)にウエイト(70)を吊り下げてい
る。下部アーム(68)の上端部は、コ字状部(68a)となっ
ており、このコ字状部(68a)の内側にアーム(48)が位置
している。コ字状部(68a)の内側の寸法は、アーム(48)
の寸法Lよりも長寸に形成され、コ字状部(68a)とアー
ム(48)との間にクリアランスが生じるようになってい
る。このため、下部アーム(68)が揺動すれば、コ字状部
(68a)の内側面がアーム(48)の下端に当接する。
【0033】更に、図6に示すように、固定部(36c)の
下部表面には、摩擦を低減する摺動テープ(74)が貼着さ
れており、アーム(48)が固定部(36c)に対して揺動する
際の摩擦力を軽減し、震動時に、スムーズにアーム(48)
が揺動するようにしてある。
【0034】このため、移動棚(10)に震動が加わると、
まず、ウエイト(70)の慣性力によって下部アーム(68)が
揺動する。すると、下部アーム(68)のコ字状部(68a)
が、アーム(48)に当接し、アーム(48)にある程度の衝撃
が加わる。アーム(48)は、衝撃によって、揺動して、こ
れにより、アーム(48)の上端が移動し、振り子おさえ(4
6)のテーパ面(46a)との係合を解除する。この結果、ブ
レーキ本体(36b)がドラム(32)の方向に移動して、当接
面(36a)とドラム(32)の周面とが接触し、回転にブレー
キがかけられ、移動棚(10)の移動が制動される。一方、
ブレーキの解除は、前記実施形態と同様に行う。
【0035】このように、図6及び図7に示した実施形
態によれば、ブレーキをかける際に、アーム(48)に揺動
可能に取り付けた下部アーム(68)及びウエイト(70)によ
る衝撃を利用するようにしているので、わずかな震動が
移動棚(10)に加わった場合でも確実にブレーキを作動さ
せることが可能となり、安全性が向上する。
【0036】なお、以上の実施の形態では、ブレーキを
解除する際に、ブレーキ復帰バー(66)を使用している
が、表示バー(58)を押し込むことによってブレーキを解
除するように構成することも可能である。また、以上の
実施の形態では、ドラム(32)の周面にブレーキ(36)の当
接面(36a)を押しつけることによって、制動力を得るよ
うにしているが、ドラム(32)の代わりにブレーキディス
クを設け、パッドでプレーキディスクの表裏面を挾圧す
ることにより、制動力を得るようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
ることができる。 (a) 請求項1の発明によると、震動検出手段によって震
動が検出されたときに、走行車輪の回転に抵抗を加える
ようにしているので、地震発生時は、移動棚がゆっくり
と移動するため、移動棚の間に挟まれるといった事態を
未然に回避でき、安全性が格段に向上する。
【0038】(b) 請求項2の発明によると、震動が加わ
った際には、走行車輪のロックを解除するロック機構を
設けているので、地震発生時に移動棚が転倒するのを防
止することができる。
【0039】(c) 請求項3の発明によると、震動検出手
段を機械的構成としているので、停電等の場合でも、走
行車輪に確実にブレーキをかけることができ、信頼性が
向上する。
【0040】(d) 請求項4の発明によると、震動検出手
段の振り子部材に衝撃を加えることによってブレーキを
作動させるようにしているので、わずかな震動が移動棚
に加わった場合でも、確実にブレーキを作動させること
が可能となり、安全性が向上する。
【0041】(e) 請求項5の発明によると、抵抗体が回
転体との当接位置にあること、つまり、走行車輪にブレ
ーキがかけられていることを示す表示部材を設けてある
ので、移動棚の状態を容易に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の移動棚の安全装置が適用された移
動棚全体を示す正面図である。
【図2】本実施形態の移動棚の安全装置の要部拡大図で
ある。
【図3】回転体としてのドラムと、抵抗体としてのブレ
ーキとの関係を示す概略斜視図である。
【図4】同じくドラムとブレーキとの関係を示す拡大斜
視図である。
【図5】本実施形態の移動棚の安全装置の要部を示す側
面図である。
【図6】他の実施形態の安全装置の要部を示す斜視図で
ある。
【図7】図6の実施形態の図2に相当する要部拡大図で
ある。
【符号の説明】
(10)移動棚 (12)レール (14)走行車輪 (16)動力伝達機構 (18)ハンドル (19)回転軸 (20)駆動スプロケット (22)大スプロケット (24)小スプロケット (26)チェーン (28)従動スプロケット (30)チェーン (32)ドラム (32a)ロック孔 (34)ロック杆 (35)ガイド筒 (36)ブレーキ (36a)当接面 (36b)ブレーキ本体 (36c)固定部 (37)ロック機構 (38)ブラケット (42)水平ピン (44)スプリング (46)振り子おさえ (46a)テーパ面 (48)アーム (50)ウエイト (52)表示装置 (54)係止ピン (56)連動板 (57)フレーム (58)表示バー (58a)すり割り部 (59)ばね (60)割ピン (62)表示部 (64)移動部材 (64a)カム溝 (66)ブレーキ復帰バー (66a)開口部 (68)下部アーム (68a)コ字状部 (70)ウエイト (72)ピン (74)摺動テープ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車輪と、この走行車輪に駆動力を伝
    達する伝達機構とを備え、 前記走行車輪の回転に追従して回転する回転体を、前記
    伝達機構に設けるとともに、移動棚に加わる震動を検出
    する震動検出手段を設け、この震動検出手段によって震
    動が検出されたときに、前記回転体と当接する当接位置
    に移動して、走行車輪の回転にブレーキをかけるように
    した抵抗体を、前記伝達機構に設けたことを特徴とする
    移動棚の安全装置。
  2. 【請求項2】 走行車輪の回転をロック可能であり、震
    動が加わった際には、走行車輪のロックを解除するロッ
    ク機構を設けてなることを特徴とする請求項1記載の移
    動棚の安全装置。
  3. 【請求項3】 震動検出手段は、通常時に、抵抗体を、
    弾性部材の弾性力に抗して回転体との離隔位置に保持す
    るとともに、震動検出時に、回転体との当接位置に、前
    記弾性部材の弾性力によって前記抵抗体を移動させる振
    り子部材を備えてなることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の移動棚の安全装置。
  4. 【請求項4】 震動検出手段の振り子部材は、第1の振
    り子部材及び第2の振り子部材から構成され、第1の振
    り子部材に第2の振り子部材を、揺動時の衝撃を伝達可
    能に取り付けるとともに、第2の振り子部材の下端にウ
    エイトを取り付けてなることを特徴とする請求項3記載
    の移動棚の安全装置。
  5. 【請求項5】 抵抗体が回転体との当接位置にあること
    を示す表示部材を設けたことを特徴とする請求項1〜4
    のいずれかに記載の移動棚の安全装置。
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