JPH11193041A - 容器用蓋 - Google Patents

容器用蓋

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JPH11193041A
JPH11193041A JP10169193A JP16919398A JPH11193041A JP H11193041 A JPH11193041 A JP H11193041A JP 10169193 A JP10169193 A JP 10169193A JP 16919398 A JP16919398 A JP 16919398A JP H11193041 A JPH11193041 A JP H11193041A
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JP
Japan
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container
lid
packing
screw
container lid
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JP10169193A
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Takeo Sato
建男 佐藤
Satoru Naramoto
悟 奈良元
Masahisa Furuyama
雅久 古山
Kenji Imada
賢治 今田
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HIDAN KK
Original Assignee
HIDAN KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D41/00Caps, e.g. crown caps or crown seals, i.e. members having parts arranged for engagement with the external periphery of a neck or wall defining a pouring opening or discharge aperture; Protective cap-like covers for closure members, e.g. decorative covers of metal foil or paper
    • B65D41/02Caps or cap-like covers without lines of weakness, tearing strips, tags, or like opening or removal devices
    • B65D41/04Threaded or like caps or cap-like covers secured by rotation
    • B65D41/0492Threaded or like caps or cap-like covers secured by rotation formed by several elements connected together
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D51/00Closures not otherwise provided for
    • B65D51/24Closures not otherwise provided for combined or co-operating with auxiliary devices for non-closing purposes
    • B65D51/245Closures not otherwise provided for combined or co-operating with auxiliary devices for non-closing purposes provided with decoration, information or contents indicating devices, labels

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄に当たり分別不要とすることができる容
器用蓋を供すること。 【解決手段】 容器口部3に着脱自在に螺合するねじ蓋
1と、中空部10を有し上記ねじ蓋1の頂上部5に固定
されるパッキング7と、該パッキング7を介して容器口
部3に当接するとともに上記ねじ蓋1の外側に嵌着する
外装蓋13とからなり、上記ねじ蓋1、外装蓋13及び
パッキング7が金属からなり、上記パッキング7を外装
蓋13とねじ蓋1の間に一体に挟着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、例えば化粧料を
収納する容器に関し、とくに容器用の蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】化粧料容器はいくつかの必要条件を満た
さなければならない。化粧料の容器は一方で豪華に見せ
たいという要請があり、また他方で軽量化、低コスト化
の要請がある。前者の要請からは蓋素材をパッキングを
含め金属製とするのが望ましいのであるが、こうすると
重量化、高コスト化を招いてしまう。しかし、もっと重
大な欠点として挙げられるのは、パッキングを金属製に
した場合、復元力がないため容器の気密性が極端に低下
するというデメリットである(この点は表3に基づいて
後述する)。最近の化粧料は揮発性成分の多いものが多
いため、気密性が極端に低下するような容器は使用する
ことができない。この点については内容物が化粧料以外
の場合でも同様である。そこで外観に表われない蓋部分
とくにパッキングには樹脂やコルクを用い、外観に表わ
れる蓋部分には金属を用いることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】容器用蓋はそれ自体が
一つの組立品であるため、使用後は丸ごと廃棄しなけれ
ばならない。容器用蓋が二つ以上の異なる素材からなる
場合、丸ごと廃棄すると環境上の問題を引きおこす。
【0004】よって、本願発明の目的は従来の容器用蓋
の欠点を解消することである。
【0005】本願発明の他の目的は、素材が金属だけで
できており、かつ容器にかぶせた際に十分な気密性を保
持することが出来るような新しい構造の容器用蓋を供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
願発明による容器用蓋は、容器口部に着脱自在に螺合す
る筒状の金属製ねじ蓋と、上記ねじ蓋の外側に嵌着する
金属製外装蓋と、上記ねじ蓋の上かつ上記外装蓋の下に
固定されて、容器口部に装着した際に弾性変形する金属
製パッキングとから構成することを特徴とする。また、
請求項1記載の容器用蓋において、上記パッキングは上
記蓋が容器口部に冠着したとき変形自在となる中空部を
有することを特徴とする。また、請求項1記載の容器用
蓋において、上記パッキングは容器口部に載置する実質
的に扁平な下面部と、膨出した上面部と、上記扁平な下
面部と上記膨出した上面部の間に形成される中空部を有
し、上記中空部は上記蓋が容器口部に冠着したとき変形
自在であることを特徴とする。また、請求項1記載の容
器用蓋において、上記パッキングは容器口部に載置する
膨出した下面部と、実質的に扁平な上面部と、上記膨出
した下面部と扁平な上面部の間に形成される中空部を有
し、上記中空部は上記蓋が容器口部に冠着したとき変形
自在であることを特徴とする。また、請求項1記載の容
器用蓋において、上記パッキングは容器口部に載置する
膨出した上面部と、膨出した下面部と、上記膨出した上
面部及び下面部の間に形成される中空部とを有し、上記
中空部は上記蓋が容器口部に冠着したとき変形自在であ
ることを特徴とする。また、請求項1記載の容器用蓋に
おいて、上記パッキングと上記外装蓋との間に押え具を
介在させたことを特徴とする。また、請求項1記載の容
器用蓋において、上記パッキングは上記外装蓋の下に設
置される直立の周縁フランジを有するような実質上扁平
のプレートとを有し、上記パッキングと上記外装蓋の頂
上部との間に空間部を形成することを特徴とする。ま
た、請求項1記載の容器用蓋において、上記パッキング
は、上記外装蓋の下に載置される直立の周縁フランジを
有する実質上水平の周縁部と、蓋が容器口部に冠着した
とき変形自在となる膨出した頂部とからなる帽子状部材
に形成されることを特徴とする。また、請求項8記載の
容器用蓋において、上記直立の周縁フランジは上記外装
蓋の円柱壁に係合し、上記頂部は上記外装蓋の頂上部に
接触することを特徴とする。また、請求項1記載の容器
用蓋において、上記パッキングの下面側は樹脂層によっ
て被覆されることを特徴とする。また、請求項1記載の
容器用蓋において、上記パッキングの下面側は樹脂コー
ティングによって被覆されることを特徴とする。また、
請求項1記載の容器用蓋において、上記パッキングの下
面側はラミネートされた樹脂フィルムによって被覆され
ることを特徴とする。また、請求項1記載の容器用蓋に
おいて、上記パッキングの下面側は上記パッキング金属
を酸化して設けた層によって被覆されることを特徴とす
る。また、請求項1記載の容器用蓋において、上記パッ
キングの下面側はアルミニウム箔によって被覆されるこ
とを特徴とする。また、容器口部に着脱自在に螺合する
筒状の金属製ねじ蓋と、上記ねじ蓋の外側に嵌着する金
属製外装蓋と、上記ねじ蓋と容器口部との間に固定され
て、容器口部に装着した際に弾性変形する金属製パッキ
ングとから構成することを特徴とする。また、請求項1
5記載の容器用蓋において、上記パッキングは上記ねじ
蓋に嵌合される周縁部を有し、上記ねじ蓋の頂上部との
間に空間部を形成することを特徴とする。また、請求項
16記載の容器用蓋において、上記パッキングの上記周
縁部を水平に設けることを特徴とする。また、請求項1
6記載の容器用蓋において、上記パッキングの上記周縁
部を直立に設けることを特徴とする。また、請求項16
記載の容器用蓋において、上記パッキングの上記周縁部
を突弧状に折返してねじ蓋の周壁に嵌合することを特徴
とする。また、請求項15記載の容器用蓋において、上
記パッキングは上部をねじ蓋の頂上部に嵌合し、かつ、
下面を開放するとともに、蓋が容器口部に冠着したとき
弾性変形し容器口部の外壁に面状に接触する拡開した下
部とを有する帽子状部材に形成されることを特徴とす
る。また、請求項1乃至請求項15いずれか一記載の容
器用蓋において、パッキングと容器口部とが線接触する
ことを特徴とする。また、請求項1乃至請求項15いず
れか一記載の容器用蓋において、外装蓋とねじ蓋との間
にスペーサを介在させ、容器口部の外径を容器の外径と
実質上同径にすることを特徴とする。また、請求項15
記載の容器用蓋において、上記パッキングを上記ねじ蓋
に遊嵌することを特徴とする。また、請求項23記載の
容器用蓋において、上記パッキングの容器口部の上方に
位置するねじ蓋の頂上部を上方に膨出し、パッキングと
ねじ蓋との間に空間部を形成することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本願発明による望ましい実施の形
態のいくつかを以下に添付図面を参照して述べる。同機
能の部品、要素は全図面を通して同一の参照番号にて示
す。
【0008】図1は本願発明を具体化した容器用蓋を示
している。図1に示す容器用蓋はねじ蓋1、中空のパッ
キング7、外装蓋13からなる。ねじ蓋1は容器口部3
の周壁3aに着脱自在に螺合する。外装蓋13はねじ蓋
1に嵌着する。詳しく言うと、外装蓋13は、下部13
aがねじ蓋1の下部1aにしっかりと嵌着することによ
り固定する。さらに、ねじ蓋1の下端は外側上方に向か
い丸くなり、環状切欠1bを形成している。外装蓋13
の下端は該切欠へ挿入され、締付けられる。
【0009】中空パッキング7は外装蓋13の頂上部の
下に、かつ、ねじ蓋1の頂上部5の上に載置される。図
4A乃至図4Cに最も良く示すように、本実施の形態の
パッキング7は、互いにその周縁部で気密に連結して中
空部10を形成する一対の向かい合う膨出したもしくは
凸状の上面部7a及び下面部7bから構成される。下面
部7bの周縁部11は折れ曲がり、上面部7aの水平な
周縁部を留める。パッキング7は蓋が容器口部3に冠着
したとき、外装蓋13とねじ蓋1の頂上部との間に変形
自在に押しつけて載置される。
【0010】本実施の形態においては、容器に蓋を冠着
したとき、上記パッキング7は外装蓋13の頂上部とね
じ蓋1の頂上部との間で押しつけられ変形する。このよ
うにパッキング7の中空部10がエアスプリングとして
作用するので容器口部3を気密に密封でき、長期間にわ
たって容器中の化粧料の如き内容物の変質、劣化を防ぐ
ことができる。よって、開蓋により加圧が解除される
と、ばね力が解放されるためパッキング7は元の状態に
復帰する。
【0011】上記ねじ蓋1及び外装蓋13はアルミニウ
ムからなり、またパッキング7は表1に示す組成のアル
ミニウムからなる(例えば、住友アルミニウム社製GM
145)。その機械的特性は表2の通りである。
【0012】
【表1】
【0013】
【表2】
【0014】図2は本願発明の他の実施の形態を示す。
本実施の形態ではパッキング7と外装蓋13の間に押え
具15を介在させてある。図5A乃至図5Cに最も良く
示すように、本実施の形態のパッキング7は扁平な上面
部7aと膨出した下面部7bからなり、中空部10を形
成する。上面部7aの周縁部は折れ曲がり、下面部7b
の周縁部11を留める。押え具15は底面15aが扁平
に形成されてパッキング7に当接され、周縁15bを上
方に突出し外装蓋13の下方及びその周壁に当接して構
成され、これにより外装蓋13の頂上部と押え具15の
底面15aとの間に別の中空部16が形成される。パッ
キング7の中空部10は押え具15と共働して容器に蓋
をしたとき、容器口部3に十分な気密性を与える。押え
具15は変形自在であり、パッキング7の変形度合を調
節する。
【0015】図3は本願発明のさらに他の実施の形態を
示す。本実施の形態のパッキングは中空構造ではない
が、図6A乃至図6Cに示すように、実質上扁平の底部
12と、直立のフランジ7dをもつ膨出した中央部7c
とを有するため、外装蓋13の下に空間部8を形成す
る。閉蓋によりパッキング7が加圧されると、中央部7
cが押圧され変形する。このようなパッキング7の変形
は板ばねとして作用し、容器口部3を気密に密封し、そ
れによって効果的に容器中の化粧料の変質、劣化を防ぐ
ことができる。よって開蓋により加圧が解除されると、
パッキング7はこのばね力により復元するのである。
【0016】本実施の形態のねじ蓋1はこれまでの実施
の形態のものとはやや異なる形状をしている。それは容
器口部3に係合自在の螺旋状内壁と、外装蓋13の側面
に嵌着しかつ外装蓋13の下端部に環状切欠1bを有し
た外壁1aと、該螺旋状内壁及び外壁の上端部に連結す
る水平頂上面5とから構成される。容器に蓋をしたと
き、該水平頂上面5はその上に、パッキング7の底部1
2をしっかりと支持する。これは単にねじ蓋1の形状の
一変形である。
【0017】図7乃至図10は中空のパッキングの様々
な変形例である。図7A乃至図7Cに示すパッキング7
は扁平な上面部7aと膨出した下面部7bとの間に中空
部10を形成する。下面部7bの周縁部は折れ曲がり、
上面部7aの周縁部に重なる。図8A乃至図8Cに示す
パッキングは図5とは反対に、容器口部3に当接する下
面7bを扁平とし、上面7a側を膨出させて中空部10
を形成してある。下面部7bの周縁部11は折れ曲が
り、上面部7aの水平な周縁部を留める。図9及び図1
0は図4A乃至図4Cのパッキング7の変形例を示す。
詳しく言うと、上面部7a及び下面部7bの両方が中空
部10を形成するよう中央部を膨出させている。図9の
下面部7bは扁平のフランジ部11を有し、該フランジ
部11は上面部7aの扁平面に係合する内側に起立する
周縁11aを有する。図10では、上面部7a及び下面
部7bがいずれも起立する周縁11aを有する。
【0018】図11に示すように、パッキング7を複層
構造としてもよい。この場合、最上層7eは表1及び表
2に示す構成及び機械的特性を有するアルミニウムから
なり、その下面を接着層7fを介して2層のアルミニウ
ム箔7gにて被覆している。最上層のアルミニウム7e
の下面に被覆するアルミニウム箔7gは単一であっても
複数であっても良い。
【0019】本願発明による容器用蓋は、例えば化粧料
の容器と共に使用される。蓋をした容器を傾けたり、倒
したり、揺動させたりすると、容器に収容されている化
粧料はパッキング7の下部に接触することになる。しか
して上記パッキング7は、容器に収納される化粧料等を
変質せしめないようにするため、化粧料等と接触するこ
とになる下面側を樹脂層9により被覆してあることが望
ましい。樹脂層9はPET(ポリエチレンテレフタレー
ト)もしくはPP(ポリプロピレン)によるものが望ま
しい。樹脂層9は全て金属素材からなるねじ蓋1や外装
蓋13や上記パッキング7等の他の部品とは異なる素材
であるが、樹脂層9の樹脂は非常に薄いものであるため
素材処理(例えばアルミニウムの再溶出)の段階で燃焼
してしまうため、分別する必要がないのである。よって
蓋の廃棄が便利となり、環境汚染の問題を惹起する可能
性がない。また素材の再利用も便利となる。樹脂層9は
コーティング、フィルムラミネートもしくは他の適切な
方法によるものでよい。
【0020】図12乃至図27は底部に樹脂層9を施し
たパッキング7を含む本願発明の様々な実施の形態(第
4の実施の形態)を示す。図12Aの容器用蓋は外装蓋
との間に空間部8を形成するよう外装蓋13の頂上部の
下に気密に設置されるフランジ11を有する実質的に水
平な面12を有する皿状パッキング7を使用している。
本実施の形態においては、ねじ蓋1と容器口部3の周壁
3aとの係合によって容器に蓋を冠着したとき、図12
Bに示すように上記パッキング7は空間部8の内部へ押
し下げられて変形する。このように上記パッキング7が
変形することにより板ばねとして作用し、容器口部3を
気密に密封でき、長期間にわたって容器中の化粧料の変
質、劣化を防ぐことができる。よって、開蓋により加圧
が解除されると、ばね力が解放されるためパッキング7
は元の状態に復帰する。図13Cに最もよく示すよう
に、パッキング7には樹脂コーティング9が施されてい
る。
【0021】パッキング7は図14及び図15に示すよ
うな皿形状にすることもできる。いずれもフランジを形
成せしめず、底部12をなだらかに傾斜して形成した場
合である。図15の実施の形態は図14の実施の形態よ
りもなだらかな傾斜の底部12を有する。
【0022】図16及び図17は本願発明の変形の実施
の形態を示す。本実施の形態で使用される帽子状パッキ
ング7は図6A乃至図6Cに示すものに類似している
が、底部に樹脂層9が施されている。容器に蓋を冠着し
たとき、図16Bに示すように上記パッキング7の凸状
中央部7cは空間部8の内部へ押し下げられて変形す
る。このように上記パッキング7が変形することにより
板ばねとして作用し、容器口部3を気密に密封でき、そ
れによって効果的に容器中の化粧料の変質、劣化を防ぐ
ことができる。よって開蓋により加圧が解除されると、
パッキング7はこのばね力により復元するのである。
【0023】図18A乃至図18Cは図6A乃至図6C
のパッキング7のフランジを有しない変形例である。
【0024】図19及び図20は本願発明のさらに他の
実施の形態を示す。この場合は、パッキング7は上面部
7a及び下面部7bからなる複合構造となっている。上
面部7aは図6A乃至図6Cに示すパッキング7に類似
している。即ち、上面部7aはフランジのない扁平な周
縁面によって囲まれた膨出した中央部7cを有する。下
面部7bは底部12を有する。該底部12は上面部7a
の扁平な周縁面のリムに係合する直立したフランジ11
を有する。これにより、上面部7aは下面部7bの底部
12に重なり固定される。このようにして上面部7aの
中央部7cと下面部7bの底部12との間に中空部10
を形成してある。上面部7aはアルミニウムからなる。
下面部7bもアルミニウムからなるが下面に樹脂層9が
形成してある。
【0025】本実施の形態においては閉蓋されるとパッ
キング7が外装蓋13とねじ蓋1の間に押し下げられて
変形する。すると中空部10はエアクッションの機能を
有するから、パッキング7が変形し、容器口部3を気密
に密封でき、容器中の化粧料の如き内容物の変質、劣化
を防ぐことができる。開蓋により中空部10への圧縮が
解除されると、パッキング7は速やかに元の状態に復帰
するのである。
【0026】図21、図22、図23A乃至図23C、
図24A乃至図24C、図25A乃至図25Cに示すパ
ッキング7は図9、図10、図4A乃至図4C、図8A
乃至図8C、図7A乃至図7Cに示すパッキング7とほ
ぼ同じものであるが、底部に樹脂層9が施されている。
【0027】図26に示す実施の形態は図2のものとほ
ぼ同一の構造をしている。本実施の形態におけるパッキ
ング7は、図27A乃至図27Cに示すように図5A乃
至図5Cに示すものと類似しているが、下面部7bの底
部に樹脂層9が施されている。本実施の形態においては
図2の実施の形態のようにパッキング7と外装蓋13の
間に押え具15を介在させてある。図2の実施の形態に
関して述べたように、この構造にするとばね効果が二重
となり、容器用蓋の気密性能を向上させることができ
る。
【0028】本願発明による容器用蓋が従来のものに比
較して良好な気密性を得られることを示すために、ある
実験が行なわれた。供試片1−1乃至1−4は本願発明
品の例である。さらに詳しく言うと、供試片1−1は図
4A乃至4Cの中空のパッキング7を使用した図1の実
施の形態の例である。供試片1−2は図12、13の実
施の形態の例であり、フランジをもつパッキング7の底
部にコーティングによる樹脂層9を施したものである。
供試片1−3は供試片1−2の樹脂層9をフィルムラミ
ネートによるものに変えたものである。供試片1−4は
供試片1−1のパッキング7を図11に示すように多層
構造にしたものである。これら供試片との比較のための
供試片2は単なる扁平のアルミニウム板をパッキングと
した場合、同3はポリプロピレンシート(HPP)製パ
ッキング、4はコルク製パッキングである。試験方法は
倒立試験、試験条件は減圧500mmHg、締めトルク
10kg、放置時間30分とした。試験結果を下の表3
に示す。
【0029】
【表3】
【0030】内容物の減少率が0.2%以下であればパ
ッキングとして使用することができるとされる。表3に
示す試験結果によれば、供試片1−1乃至1−4はこの
条件を大幅に上回り、すばらしいパッキングとして使用
可能である。これら供試片の気密性は、現在最適のパッ
キング素材とされる供試片3(HPP)のものと同等も
しくはより優れている。一方供試片2の単なる扁平のア
ルミニウム板の場合は内容物の減少率が13.280%
もあり、上記した気密性の要求を満たしていない。供試
片4のコルク製パッキングの内容物の減少率が48.3
72%と異常に高いのは、倒立試験により内容物がコル
クの空隙を介して漏出したためである。
【0031】図28及び図29に示す実施の形態はいず
れも図3の変形例を示す。図3の場合と同様、パッキン
グ7と外装蓋13との間に空間部8を形成するが、図3
と異なるのは、パッキング7の中央部を下方に凹設して
底部12を形成し、該底部12の容器口部3との接触部
を傾斜面12aとし、容器口部3と線接触する点にあ
る。これにより容器口部3との気密性が一層向上する。
図29はパッキング7の底部12の傾斜面を内側(内側
傾斜面12a)と外側(外側傾斜面12b)に設けて夫
々容器口部3の上部内外壁に当接し、容器口部3の内外
面に線接触させて、金属製をさらに向上させる場合であ
る。これらの場合の容器20はガラス製であるときが最
も効果を発揮する。つまり容器20がガラス製である場
合、強く閉蓋すると金属製パッキング7との接触により
容器口部3を損傷するおそれがある。したがって、パッ
キング7を容器口部3に軽く接触するだけで気密性を確
保する必要があるからである。なお、パッキング7のね
じ蓋1への取付け方は任意である。
【0032】図30乃至図35に示す実施の形態は図3
のさらに他の変形例を示す。この場合は、パッキング7
の固定を、図3のように外装蓋13とねじ蓋1との間に
おいてするのではなく、ねじ蓋1と容器口部3との間に
おいてする。図30はパッキング7を皿状に形成し、水
平に設けた周縁部11をねじ蓋1の水平頂上部5に強制
嵌合するとともに、水平に設けた底部12を容器口部3
の頂上部に載置し、ねじ蓋1の頂上部との間に空間部8
を形成する。この場合、閉蓋によりパッキング7は矢印
Aの方向に弾性変形するから、反対の矢印B方向に復元
力が働き、これにより容器口部3を気密に押さえること
ができる。図31は図30の変形例でありパッキング7
の固定態様を変えた場合である。この場合はねじ蓋1の
上部に内側に突出する突部5aを設け、該突部5aをパ
ッキング7の周縁部11に設ける切欠部11bに嵌合し
て固定する。図32はパッキング7の周縁部11を立設
し、これをねじ蓋1の頂上部5の周壁5bに強制嵌合す
る場合である。図33は周縁部11を突弧状に折り返し
て、ねじ蓋1の頂上部5の周壁5bに強制嵌合する場合
である。この場合は、周縁部11の上記折り返し構造に
より強制嵌合とパッキング7の復元力の双方を併せもつ
とともに、底部12を図28で述べたような傾斜面12
aに形成してあるため、容器口部3との接触が線接触と
なり気密性がさらに一層向上する。図34のパッキング
7は下面が解放されかつ下部72を拡開してある。つま
り、パッキング7は上部71にてねじ蓋1の頂上部5に
強制嵌合し、閉蓋時に下部72が容器口部3の上面に接
触し、これにより気密性のさらなる向上を図る。図35
は、図32の変形例であり、これはスペーサ18を外装
蓋13とねじ蓋1との間に介在させることにより、容器
口部3の外径を容器20の外径と実質上同径にし、容器
全体の見映えを図る。これら図30乃至図35の場合の
容器20もガラス製であるときが最も効果を発揮する。
【0033】図36及び図37は本願発明のさらに他の
実施の形態を示す。この場合もパッキング7は図30乃
至図35と同様ねじ蓋1と容器口部3との間に設ける
が、ねじ蓋1に遊嵌する点に特徴がある。即ち、図36
はねじ蓋1の頂上部5とパッキング7との間に形成した
空間部8に加え、パッキング7の周縁部11とねじ蓋1
の周壁5bとの間には間隙Gがある(図36A参照)。
この場合の容器もガラス製であるときが最も効果を発揮
する。つまり、閉蓋により金属製パッキング7が弾性変
形してもねじ蓋1の頂上部5とパッキング7との間に形
成する空間部8に加え、上記間隙Gにより、容器口部3
と接触する金属製パッキング7の底部12が過度に容器
口部3を押圧することがないので、容器口部3の損傷を
防止するとともに、適度な気密性を付与することができ
る(図36B参照)。図37はパッキング7の周縁部1
1とねじ蓋1の周壁5bとの間に形成する間隙Gに加
え、容器口部3の上方に位置するねじ蓋1の頂上部5を
上方に膨出5cさせて逃げ用の空間部8を形成し(図3
7A参照)、これらにより金属製パッキング7の弾性変
形による容器口部3の過度の押圧を防止するとともに、
適度な気密性を付与することができる(図37B参
照)。なお、図36及び図37の実施の形態には種々の
変形例が考えられる。例えばパッキング7の周縁部11
は全周に設けてもよいし、部分的に設けてもよい。また
パッキング7の周縁部11は垂直に設けてもよいし、図
37のように水平に延設してもよい。さらに図38に示
すように、ねじ蓋1の頂上部5の中央に孔5dを設け、
パッキング7の中央部7cを該中央孔5dより突出させ
てもよい。この場合は、ねじ蓋1の頂上部5とパッキン
グ7との間に形成する空間部8に加え、パッキング7と
容器口部3との間及びパッキング7の中央部7cとねじ
蓋1の上記中央孔5dとの間に間隙Gを形成するから、
金属製パッキング7の弾性変形による容器口部3の過度
の押圧を防止するとともに、適度な気密性を付与するこ
とができる。
【0034】本願発明の望ましい実施の形態を添付図面
に関連して詳説してきたが、添付の請求の範囲で定めた
発明の精神に反することなく変更や修正が数多くなされ
うることが理解されるべきである。パッキングはアルミ
ニウムからなるのが望ましいが、他の金属素材からなっ
ても良い。又パッキングのフランジの形状は任意であ
り、図7、図11、図14、図15、図18及び図25
に示すようにフランジを形成しなくても良い。中空部は
パッキングの内部もしくは上部に定められていれば良
く、その形状は任意である。
【0035】金属製パッキングは容器の内容物、特に化
粧料の変質、劣化を防ぐため、コーティングもしくはラ
ミネートによる樹脂層9で被覆されることが望ましい。
樹脂としてはポリエチレンテレフタレート(P.E.
T)、ポリプロピレン(P.P)等を用いるのが望まし
いが、他の適切な樹脂素材でも良い。樹脂層9の代り
に、金属製パッキングの下面側に陽極酸化処理により皮
膜を形成してもよい。
【0036】
【発明の効果】このように、本願発明にかかる容器用蓋
によれば、パッキングを含め蓋素材を全て同一系の金属
としてあるから、廃棄に当たり分別不要とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明にかかる容器用蓋の実施の形態を示し
容器口部に冠着している状態を示す断面図である。
【図2】本願発明の他の実施の形態による容器用蓋が容
器口部に冠着している状態を示す断面図である。
【図3】本願発明のさらに他の実施の形態による容器用
蓋が容器口部に冠着している状態を示す断面図である。
【図4】図1の実施の形態で使用されている本願発明に
よる容器用蓋に使用されるパッキングの例を示してお
り、Aは平面図、Bはパッキングの垂直断面図、Cはそ
の一部を示す拡大垂直断面図である。
【図5】図2の実施の形態で使用されている本願発明に
よる容器用蓋に使用されるパッキングの他の例を示して
おり、Aは平面図、Bはパッキングの垂直断面図、Cは
その一部を示す拡大垂直断面図である。
【図6】図3の実施の形態で使用されている本願発明に
よる容器用蓋に使用されるパッキングのさらに他の例を
示しており、Aは平面図、Bはパッキングの垂直断面
図、Cはその一部を示す拡大垂直断面図である。
【図7】パッキングのさらに他の例を示しており、Aは
平面図、Bはパッキングの垂直断面図、Cはその一部を
示す拡大垂直断面図である。
【図8】パッキングのさらに他の例を示しており、Aは
平面図、Bはパッキングの垂直断面図、Cはその一部を
示す拡大垂直断面図である。
【図9】改良したパッキングの一部を示す拡大垂直断面
図である。
【図10】改良したパッキングの一部を示す拡大垂直断
面図である。
【図11】パッキングのさらに他の例を示しており、A
は平面図、Bはパッキングの垂直断面図、Cはその一部
を示す拡大垂直断面図である。
【図12】本願発明のさらに他の実施の形態による容器
用蓋が容器口部に冠着している状態を示す断面図であ
る。
【図13】図12の容器用蓋で使用されるパッキングを
示しており、Aは平面図、Bはパッキングの垂直断面
図、Cはその一部を示す拡大垂直断面図である。
【図14】パッキングの他の例を示しており、Aは平面
図、Bはパッキングの垂直断図、Cはその一部を示す
拡大垂直断面図である。
【図15】パッキングのさらに他の例を示しており、A
は平面図、Bはパッキングの垂直断面図、Cはその一部
を示す拡大垂直断面図である。
【図16】本願発明のさらに他の実施の形態による容器
用蓋が容器口部に冠着している状態を示す断面図であ
る。
【図17】図16の容器用蓋で使用されるパッキングを
示しており、Aは平面図、Bはパッキングの垂直断面
図、Cはその一部を示す拡大垂直断面図である。
【図18】パッキングの変形例を示しており、Aは平面
図、Bはパッキングの垂直断面図、Cはその一部を示す
拡大垂直断面図である。
【図19】本願発明のさらに他の実施の形態による容器
用蓋が容器口部に冠着している状態を示す断面図であ
る。
【図20】図19の容器用蓋で使用されるパッキングを
示しており、Aは平面図、Bはパッキングの垂直断面
図、Cはその一部を示す拡大垂直断面図である。
【図21】改良したパッキングの一部を示す拡大垂直断
面図である。
【図22】他の改良したパッキングの一部を示す拡大垂
直断面図である。
【図23】さらに他の変形したパッキングを示してお
り、Aは平面図、Bはパッキングの垂直断面図、Cはそ
の一部を示す拡大垂直断面図である。
【図24】さらに他の変形したパッキングを示してお
り、Aは平面図、Bはパッキングの垂直断面図、Cはそ
の一部を示す拡大垂直断面図である。
【図25】さらに他の変形したパッキングを示してお
り、Aは平面図、Bはパッキングの垂直断面図、Cはそ
の一部を示す拡大垂直断面図である。
【図26】本願発明のさらに他の実施の形態による容器
用蓋が容器口部に冠着している状態を示す断面図であ
る。
【図27】図26の容器用蓋で使用されるパッキングを
示しており、Aは平面図、Bはパッキングの垂直断面
図、Cはその一部を示す拡大垂直断面図である。
【図28】本願発明の変形の実施の形態による容器用蓋
が容器口部に冠着している状態を示す断面図である。
【図29】本願発明の変形の実施の形態による容器用蓋
が容器口部に冠着している状態を示す断面図である。
【図30】本願発明のさらに他の実施の形態による容器
用蓋が容器口部に冠着している状態を示す断面図であ
る。
【図31】本願発明のさらに他の実施の形態による容器
用蓋が容器口部に冠着している状態を示す図であり、A
は断面図、BはAのB−B断面図である。
【図32】本願発明のさらに他の実施の形態による容器
用蓋が容器口部に冠着している状態を示す断面図であ
る。
【図33】本願発明のさらに他の実施の形態による容器
用蓋が容器口部に冠着している状態を示す断面図であ
る。
【図34】本願発明のさらに他の実施の形態による容器
用蓋が容器口部に冠着している状態を示す断面図であ
る。
【図35】本願発明のさらに他の実施の形態による容器
用蓋が容器口部に冠着している状態を示す断面図であ
る。
【図36】本願発明のさらに他の実施の形態による容器
用蓋が容器口部に冠着している状態を示す断面図であ
る。
【図37】本願発明のさらに他の実施の形態による容器
用蓋が容器口部に冠着している状態を示す断面図であ
る。
【図38】本願発明のさらに他の実施の形態による容器
用蓋が容器口部に冠着している状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ねじ蓋 1a 下部 1b 環状切欠 3 容器口部 3a 周壁 5 頂上部 5a 突部 5b 周壁 5c 逃げ用膨出部 5d 中央孔 7 パッキング 7a 上面部 7b 下面部 7c 中央部 7d フランジ 7e 最上層 7f 接着層 7g アルミニウム箔 71 上部 72 下部 8 空間部 9 樹脂層 10 中空部 11 周縁部 11a 周縁 11b 切欠部 12 底部 12a 傾斜面 12b 傾斜面 13 外装蓋 13a 下部 15 押え具 15a 底面 15b 周縁 16 中空部 18 スペ−サ 20 容器 G 間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今田 賢治 千葉県柏市花野井627番地 株式会社ヒダ ン内

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器口部に着脱自在に螺合する筒状の金
    属製ねじ蓋と、上記ねじ蓋の外側に嵌着する金属製外装
    蓋と、上記ねじ蓋の上かつ上記外装蓋の下に固定され
    て、容器口部に装着した際に弾性変形する金属製パッキ
    ングとから構成することを特徴とする容器用蓋。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の容器用蓋において、上記
    パッキングは上記蓋が容器口部に冠着したとき変形自在
    となる中空部を有することを特徴とする容器用蓋。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の容器用蓋において、上記
    パッキングは容器口部に載置する実質的に扁平な下面部
    と、膨出した上面部と、上記扁平な下面部と上記膨出し
    た上面部の間に形成される中空部を有し、上記中空部は
    上記蓋が容器口部に冠着したとき変形自在であることを
    特徴とする容器用蓋。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の容器用蓋において、上記
    パッキングは容器口部に載置する膨出した下面部と、実
    質的に扁平な上面部と、上記膨出した下面部と扁平な上
    面部の間に形成される中空部を有し、上記中空部は上記
    蓋が容器口部に冠着したとき変形自在であることを特徴
    とする容器用蓋。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の容器用蓋において、上記
    パッキングは容器口部に載置する膨出した上面部と、膨
    出した下面部と、上記膨出した上面部及び下面部の間に
    形成される中空部とを有し、上記中空部は上記蓋が容器
    口部に冠着したとき変形自在であることを特徴とする容
    器用蓋。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の容器用蓋において、上記
    パッキングと上記外装蓋との間に押え具を介在させたこ
    とを特徴とする容器用蓋。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の容器用蓋において、上記
    パッキングは上記外装蓋の下に設置される直立の周縁フ
    ランジを有するような実質上扁平のプレートとを有し、
    上記パッキングと上記外装蓋の頂上部との間に空間部を
    形成することを特徴とする容器用蓋。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の容器用蓋において、上記
    パッキングは、上記外装蓋の下に載置される直立の周縁
    フランジを有する実質上水平の周縁部と、蓋が容器口部
    に冠着したとき変形自在となる膨出した頂部とからなる
    帽子状部材に形成されることを特徴とする容器用蓋。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の容器用蓋において、上記
    直立の周縁フランジは上記外装蓋の円柱壁に係合し、上
    記頂部は上記外装蓋の頂上部に接触することを特徴とす
    る容器用蓋。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の容器用蓋において、上
    記パッキングの下面側は樹脂層によって被覆されること
    を特徴とする容器用蓋。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の容器用蓋において、上
    記パッキングの下面側は樹脂コーティングによって被覆
    されることを特徴とする容器用蓋。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の容器用蓋において、上
    記パッキングの下面側はラミネートされた樹脂フィルム
    によって被覆されることを特徴とする容器用蓋。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の容器用蓋において、上
    記パッキングの下面側は上記パッキング金属を酸化して
    設けた層によって被覆されることを特徴とする容器用
    蓋。
  14. 【請求項14】 請求項1記載の容器用蓋において、上
    記パッキングの下面側はアルミニウム箔によって被覆さ
    れることを特徴とする容器用蓋。
  15. 【請求項15】 容器口部に着脱自在に螺合する筒状の
    金属製ねじ蓋と、上記ねじ蓋の外側に嵌着する金属製外
    装蓋と、上記ねじ蓋と容器口部との間に固定されて、容
    器口部に装着した際に弾性変形する金属製パッキングと
    から構成することを特徴とする容器用蓋。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の容器用蓋において、
    上記パッキングは上記ねじ蓋に嵌合される周縁部を有
    し、上記ねじ蓋の頂上部との間に空間部を形成すること
    を特徴とする容器用蓋。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の容器用蓋において、
    上記パッキングの上記周縁部を水平に設けることを特徴
    とする容器用蓋。
  18. 【請求項18】 請求項16記載の容器用蓋において、
    上記パッキングの上記周縁部を直立に設けることを特徴
    とする容器用蓋。
  19. 【請求項19】 請求項16記載の容器用蓋において、
    上記パッキングの上記周縁部を突弧状に折返してねじ蓋
    の周壁に嵌合することを特徴とする容器用蓋。
  20. 【請求項20】 請求項15記載の容器用蓋において、
    上記パッキングは上部をねじ蓋の頂上部に嵌合し、か
    つ、下面を開放するとともに、蓋が容器口部に冠着した
    とき弾性変形し容器口部の外壁に面状に接触する拡開し
    た下部とを有する帽子状部材に形成されることを特徴と
    する容器用蓋。
  21. 【請求項21】 請求項1乃至請求項15いずれか一記
    載の容器用蓋において、パッキングと容器口部とが線接
    触することを特徴とする容器用蓋。
  22. 【請求項22】 請求項1乃至請求項15いずれか一記
    載の容器用蓋において、外装蓋とねじ蓋との間にスペー
    サを介在させ、容器口部の外径を容器の外径と実質上同
    径にすることを特徴とする容器用蓋。
  23. 【請求項23】 請求項15記載の容器用蓋において、
    上記パッキングを上記ねじ蓋に遊嵌することを特徴とす
    る容器用蓋。
  24. 【請求項24】 請求項23記載の容器用蓋において、
    上記パッキングの容器口部の上方に位置するねじ蓋の頂
    上部を上方に膨出し、パッキングとねじ蓋との間に空間
    部を形成することを特徴とする容器用蓋。
JP10169193A 1997-08-21 1998-06-03 容器用蓋 Pending JPH11193041A (ja)

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