JPH11191467A - ソケット器具及びそれとランプとのねじ込み構造 - Google Patents

ソケット器具及びそれとランプとのねじ込み構造

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JPH11191467A
JPH11191467A JP35881697A JP35881697A JPH11191467A JP H11191467 A JPH11191467 A JP H11191467A JP 35881697 A JP35881697 A JP 35881697A JP 35881697 A JP35881697 A JP 35881697A JP H11191467 A JPH11191467 A JP H11191467A
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JP
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socket
lamp
base
screwed
along
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JP35881697A
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Tatsuya Miwa
竜也 三輪
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軸に周回する回転角度によっては外見の異な
るランプをねじ込む場合でも、ねじ込まれたランプと器
具本体との間の相対的位置関係を所望のものにする。 【構成】 口金が軸方向の基端部に設けられたランプの
その口金が螺合する受金2dを設けたソケット2 と、ソケ
ット2 を外部と電気接続させた状態で軸に周回する周回
方向に沿って回転自在に支持する器具本体1 と、を備え
た構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、E型口金を有した
ランプがねじ込まれるソケット器具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種のソケット器具S として図12に示
す構成のものが存在する。このものは、軸方向の基端部
に設けられたランプX のその口金X1が螺合するものであ
って、ランプX の口金X1の外方面に設けられた雄ねじX2
が螺合する雌ねじS1を内方面に有する略円筒形の受金S2
と、受金S2が取り付けられる器具本体S3と、を備えてい
る。
【0003】次に、このものへのランプX のねじ込みに
ついて説明する。このものの受金S2の雌ねじS1とランプ
X の口金X1の雄ねじX2とが接触する状態で、ランプX を
その軸に周回する方向へ回転させると、雌ねじS1と雄ね
じX2とが螺合して、ランプXに通電するための接点同士
を所定の接触圧でもって接触させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のソケッ
ト器具S にあっては、ランプX をその軸に周回する方向
へ回転させることによって、雌ねじS1と雄ねじX2とが螺
合して、ランプX に通電するための接点同士を所定の接
触圧でもって接触させるものであるから、図12及び図13
に示すように軸に周回する回転角度によっては外見の異
なるランプX をねじ込む場合に、螺合し始めるときの受
金S2と口金X1との間で、軸に周回する周回方向に沿って
所定の相対的位置関係を有していないと、ねじ込まれた
ランプX と器具本体S3との間の前述した周回方向の相対
的位置関係が所望のものではなくなることがある。そう
なると、見映えが悪いだけではなく、光を照射された箇
所の照度が変わることも起こり得る。
【0005】本発明は、上記の点に着目してなされたも
ので、その目的は、軸に周回する回転角度によっては外
見の異なるランプをねじ込む場合でも、ねじ込まれたラ
ンプと器具本体との間の相対的位置関係を所望のものに
することができるソケット器具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載の発明は、口金が軸方向の基端部
に設けられたランプのその口金が螺合する受金を設けた
ソケットと、ソケットを外部と電気接続させた状態で軸
に周回する周回方向に沿って回転自在に支持する器具本
体と、を備えた構成としている。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記器具本体を外部と電気接続するととも
に、前記器具本体と前記ソケットとの間を前記周回方向
に沿って電気接続する電気接続手段が設けられた構成と
している。
【0008】請求項3記載の発明は、口金が軸方向の基
端部に設けられたランプのその口金が螺合する受金と、
受金を軸に周回する周回方向に沿って回転自在に支持す
る器具本体と、を備えた構成としている。
【0009】請求項4記載の発明は、雄ねじを外方面に
有する口金が軸方向の基端部に設けられたランプと、前
記雄ねじが螺合する雌ねじを内方面に有する受金及びそ
の受金の雌ねじに前記雄ねじが螺合してねじ込まれたラ
ンプのその口金を収容する収容空間が設けられた器具本
体からなるソケット器具と、を備えたソケット器具とラ
ンプとのねじ込み構造において、前記収容空間は、所定
寸法ねじ込まれた前記ランプの口金の前記雄ねじを空回
りさせる空回り空間が設けられた構成としている。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態を図1乃至
図4に基づいて以下に説明する。このソケット器具10
は、口金30a が軸方向の基端部に設けられたランプ30の
その口金30a がねじ込まれるものであって、器具本体1
、ソケット2 により構成される。
【0011】器具本体1 は、取付台11、ばね12、ソケッ
トカバー13により構成される。取付台11は、円板状に形
成され、その中央に貫通孔11a が設けられている。この
取付台11は、その貫通孔11a の開口縁に沿って周回する
壁部11b が立設され、周端近くの2箇所にねじ孔11c が
穿設されている。ばね12は、コイル状に形成されてい
る。ソケットカバー13は、軸方向の一端部に鍔部13a を
有する略筒状に形成され、その鍔部13a の2箇所にねじ
孔13b が穿設されて、このねじ孔13b 及び取付台11のね
じ孔11c にねじ14を挿通してねじ止めされることによ
り、取付台11に取り付けられる。このソケットカバー13
は、他端開口縁が半径方向中心へ向かって折曲されてい
る。
【0012】ソケット2 は、円形の底部2a及びその底部
2aの外周に沿って立設された筒部2bにより、有底円筒状
に形成され、ランプ30の口金30a に設けられた雄ねじ30
b が螺合する雌ねじ2cを有した円筒状の受金2dが内壁面
に沿って設けられている。この受金2dは、ソケット2 の
底部2aを貫通するリード線2eでもって外部と電気接続さ
れている。また、このソケット2 は、ランプ30の口金30
a の先端中央30c に接触される接触部2fも、リード線2e
でもって外部と電気接続されている。このソケット2
は、取付台11に取り付けられた略筒状のソケットカバー
13の軸孔13c に、ばね12と共に収容される。詳しくは、
ソケット2 は、ソケットカバー13の軸孔13c の他端開口
部寄りに収容され、このソケット2 と取付台11との間に
圧縮状態で収容されたばね12の付勢力により、ソケット
カバー13の他端開口縁の折曲部分13d へ向かって押し付
けられて、軸に周回する周回方向に沿って回転自在に支
持される。
【0013】次に、図3(a) 乃至(c) に基づいて、この
ソケット器具10にランプ30の口金30a をねじ込む手順に
ついて説明する。なお、この説明に用いられるランプ30
は、図4に示すように、軸方向の略中央部に位置する基
台30d と、基台30d から延設されて軸方向の基端部に設
けられた口金30a と、基台30d から軸方向の先端へ向か
って延伸された4本のランプ管30e と、を備え、軸方向
からランプ管30e を見ると、図5に示すように、軸に周
回する回転角度によっては外見が異なるものとなってい
る。
【0014】まず、図3(a) に示すように、ランプ30の
口金30a に設けられた雄ねじ30b をソケット器具10の受
金2dの雌ねじ2cに螺合させる。この状態では、ソケット
2 は、矢示するように、ばね12の付勢力によりソケット
カバー13の他端開口縁の折曲部分13d に押し付けられて
いるので、軸に周回する周回方向に沿って、回転するこ
とができない。次に、同図(b) に矢示するように、ソケ
ット2 をばね12の付勢力に抗して取付台11へ向かって押
し込んだ状態で、軸方向に周回する周回方向に沿って回
転させると、ソケット2 と器具本体1 との間の前述した
周回方向に沿った相対的位置関係が変化する。最後に、
同図(c) に示すように、ソケット2 と器具本体1 との間
の前述した周回方向に沿った相対的位置関係が所望のも
のに変化したときに、ソケット2 を取付台11へ向かって
押し込むのを止めると、ソケット2 は、矢示するよう
に、ばね12の付勢力によりソケットカバー13の他端開口
縁の折曲部分13d に、再び押し付けられるようになり、
前述した周回方向に沿って、回転することができなくな
るから、所望の相対的位置関係を維持させることができ
る。
【0015】かかるソケット器具10にあっては、ランプ
30は、その口金30a が螺合した受金2dを支持したソケッ
ト2 との間では、軸に周回する周回方向に沿った相対的
位置関係が固定されているものの、ソケット2 が前述し
た周回方向に沿って器具本体1 に回転自在に支持され
て、ソケット2 と器具本体1 との間では、前述した周回
方向に沿った相対的位置関係を可変とすることができる
から、ランプ30と器具本体1 との間でも、前述した周回
方向の相対的位置関係を可変とすることができるように
なり、軸に周回する回転角度によっては外見の異なるラ
ンプ30をねじ込む場合でも、ねじ込まれたランプ30と器
具本体1 との間の相対的位置関係が所望のものになるよ
う調整することができる。
【0016】また、ソケット2 が前述した周回方向に沿
って器具本体1 に回転自在に支持されているから、ラン
プ30の口金30がソケット器具10の受金2dに、完全にねじ
込まれると、ソケット2 と共に、ランプ30が回転し始め
るようになり、ねじ込み過ぎによる破損を防止すること
ができる。
【0017】次に、本発明の第2実施形態を図6乃至図
8に基づいて以下に説明する。なお、第1実施形態と実
質的に同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、
第1実施形態と異なるところのみ記す。第1実施形態で
は、ソケット2 の受金2dは、リード線2eでももって外部
と接続されていたのに対し、本実施形態では、器具本体
1 を外部と電気接続するとともに、軸方向に周回する周
回方向に沿って設けられた電気接続手段3 により、器具
本体1 との間が電気接続された構成になっている。
【0018】器具本体1 は、取付台11、ばね12、ソケッ
トカバー13に加えて、周回接点部材15により構成され
る。取付台11は、円板状に形成され、その中央部に平面
視で円形の台部11d が設けられている。この台部11d
は、外部に電気接続される外部接続用接点部材16が貫通
固定されている。この取付台11は、ソケットカバー13の
鍔部13が接合される。ばね12は、第1実施形態と同様
に、コイル状に形成され、その一端内周縁が取付台11の
台部11d の外周に沿って位置決めされる。周回接点部材
15は、軸に周回する周回方向に沿った環状の周回接点部
15a 及びその周回接点部15a から導出された導出部15b
からなる。この周回接点部材15は、その周回接点部15a
がソケットカバー13の軸孔13c の内方面に沿って配設さ
れるとともに、導出部15b が、取付台11に穿設された導
出孔11e から導出されて、外部に電気接続される。
【0019】ソケット2 は、第1実施形態と同様に、有
底円筒状に形成され、その内壁面に沿って設けられた受
金2dには、筒部2bを貫通して筒部2bの外周面に沿って延
設された受金接続用接点部材2gが接続されている。この
受金接続用接点部材2gは、ソケット2 が前述した周回方
向に沿って回転しても、先端部の折曲部分2hが周回接点
部材15の周回接点部15a に所定の接触圧でもって常時接
触するようになっており、前述した周回方向に沿って器
具本体1 とソケット2 との間を電気接続する電気接続手
段3 を、周回接点部材15と共に構成している。このソケ
ット2 は、ランプ30の口金30a の先端中央に接触される
中央接点部材2jが、底部2aを貫通する状態で設けられて
いる。この中央接点部材2jは、ソケット2 が前述した周
回方向に沿って回転しても、外部接続用接点部材16の先
端の折曲部分に常時接触する。
【0020】次に、図8(a) 乃至(c) に基づいて、この
ソケット器具の受金2dにランプ30の口金30a をねじ込む
手順について説明する。なお、第1実施形態の場合と異
なるところのみ記す。第1実施形態の場合では、ソケッ
ト2 を取付台11へ向かって押し込むときには、ばね12の
付勢力に抗して押し込むのであるが、本実施形態の場合
では、ばね12の付勢力に抗するだけではなく、常時接触
している中央接点部材2jと外部接続用接点部材16との間
の接触力を一段と大きくする方向へ、中央接点部材2jを
外部接続用接点部材16に押し付ける押付力を加えて押し
込むことになる。
【0021】かかるソケット器具10にあっては、第1実
施形態の効果に加えて、器具本体1に回転自在に支持さ
れたソケット2 は、外部と電気接続した器具本体1 に、
軸方向に周回する周回方向に沿って、電気接続手段3 に
より電気接続されているから、リード線2eで外部に直接
接続されているのであったら、そのリード線2eをねじら
せてしまう程の大きな角度で回転することも可能にな
り、ねじ込まれたランプ30と器具本体1 との間の相対的
位置関係を所望のものにするための調整がやり易くな
る。
【0022】なお、本実施形態では、電気接続手段3
は、受金接続用接点部材2g及び周回接点部15a を有する
周回接点部材15により構成されているが、受金2d接続用
の接点部材を、ソケット2 の前述した周回方向に沿って
設け、その接点部材に常時接触するとともに外部に電気
接続される接点部材を設けて、両接点部材により、電気
接続手段3 を構成してもよい。
【0023】次に、本発明の第3実施形態を図9に基づ
いて以下に説明する。なお、第2実施形態と実質的に同
一の機能を有する部材には同一の符号を付し、第2実施
形態と異なるところのみ記す。第2実施形態では、受金
2dが設けられたソケット2 が器具本体1 に回転自在に支
持されていたのに対し、本実施形態では、受金2dが、直
接、器具本体1 に回転自在に支持された構成になってい
る。なお、本実施形態では、受金2dは、円形の底部及び
その底部の外周に沿って立設された筒部により、有底円
筒状に形成され、その底部の中央に貫通孔が設けられて
いる。
【0024】器具本体1 は、有底円筒部材17、シャフト
18、ナット19、ばね12、中央接点部材20、受金用接点部
材21を備えている。有底円筒部材17は、底部17a の中央
に貫通孔17b が設けられている。シャフト18は、一端に
鍔部18a を有する円筒状に形成され、その他端側から、
受金2dの貫通孔に続いて有底円筒部材17の貫通孔17bに
挿通され、他端外周に沿って取り付けられたナットと有
底円筒部材17の底部17a 外方面との間に、このシャフト
18に挿通したコイル状のばね12が圧縮懸架されることに
よって、有底円筒部材17に取り付けられ、このとき、受
金2dも、有底円筒部材17に回転自在に支持される。中央
接点部材20は、円筒状のシャフト18の有する貫通孔に貫
通した状態で、基端部(図示せず)が外部に接続され、
先端部がランプ30の口金30a の先端中央30c に接触され
る。受金用接点部材21は、有底円筒部材17の底部に貫通
した状態で、基端部(図示せず)が外部に接続され、先
端部が受金2dの底部に接触する。
【0025】かかるソケット器具10にあっては、ランプ
30は、その口金30a が螺合した受金2dとの間では、軸に
周回する周回方向に沿った相対的位置関係が固定されて
いるものの、受金2dが前述した周回方向に沿って器具本
体1 に回転自在に支持されて、受金2dと器具本体1 との
間では、前述した周回方向に沿った相対的位置関係を可
変とすることができるから、ランプ30と器具本体1 との
間でも、前述した周回方向の相対的位置関係を可変とす
ることができるようになり、軸に周回する回転角度によ
っては外見の異なるランプ30をねじ込む場合でも、ねじ
込まれたランプ30と器具本体1 との間の相対的位置関係
が所望のものになるよう調整することができる。
【0026】また、受金2dが前述した周回方向に沿って
器具本体1 に回転自在に支持されているから、ランプ30
の口金30がソケット器具10の受金2dに、完全にねじ込ま
れると、受金2dと共に、ランプ30が回転し始めるように
なり、ねじ込み過ぎによる破損を防止することができ
る。
【0027】次に、本発明の第4実施形態である、ソケ
ット器具10とランプ30とのねじ込み構造について、図10
に基づき以下に説明する。なお、ソケット器具10につい
ては、第3実施形態と実質的に同一の機能を有する部材
には同一の符号を付し、第3実施形態と異なるところの
み説明する。また、ランプ30については、第1実施形態
のソケット器具10の際に前述したランプ30と実質的に同
一の機能を有する部分には同一の符号を付し、前述した
ランプ30と異なるところのみ説明する。
【0028】まず、ランプ30について説明する。このラ
ンプ30は、基本的には、前述したランプ30と略同一であ
るが、雄ねじ30b は、口金30a の先端寄りにのみ設けら
れ、前述したランプ30に比較して、口金30a における雄
ねじ30b が設けられた箇所の軸方向に沿った寸法L1
短くなって、雄ねじ30b が設けられていない箇所の軸方
向に沿った寸法L2 が長くなっている。
【0029】次に、ソケット器具10について説明する。
このソケット器具10の受金2dは、第3実施形態では、器
具本体1 に回転自在に支持された構成になっているのに
対し、本実施形態では、有底円筒部材17の筒部17d の内
方面に沿って設けられている。また、このソケット器具
は、有底円筒部材17の収容空間17c における底部17a寄
りの部分に、所定寸法L3 ねじ込まれたランプ30の口金
30a の雄ねじ30b を空回りさせる空回り空間17e が設け
られた構成となっている。
【0030】詳しくは、有底円筒部材17の内方空間は、
ランプ30の雄ねじ30b が受金2dの雌ねじ2cに螺合するこ
とにより軸方向に沿ってねじ込まれたランプ30のその口
金30a を収容する収容空間17c となっている。シャフト
18は、ばね12及び有底円筒部材17の貫通孔17b に挿通さ
れ、他端外周に沿ってナット19が取り付けられるととも
に、一端の鍔部18a と有底円筒部材17の底部17a 内方面
との間でコイル状のばね12が圧縮懸架されることによっ
て、有底円筒部材17に取り付けられる。受金用接点部材
21は、受金2dにねじ込まれたランプ30の口金30a に接触
するよう、有底円筒部材17の内方へ向かって延伸されて
いる。
【0031】また、受金2dは、有底円筒部材17の軸方向
の中央と開口縁よりも少し底部17a寄りの箇所との間に
設けられ、受金2dにおける底部側の一端とソケット器具
の開口縁との間の寸法L4 が、ランプ30の説明の際に述
べた寸法L2 よりも小さくなっている。
【0032】従って、ランプ30が、その口金30a の雄ね
じ30b が受金2dの雌ねじ2cに螺合することによって、軸
方向に沿ってソケット器具10にねじ込まれてゆき、所定
寸法L3 、つまり、ランプ30の口金30a の先端中央30c
とランプ管30e 側の口金30aの端部との間の寸法、ねじ
込まれた状態では、口金30a の雄ねじ30b と受金2dの雌
ねじ2cとが螺合することはなく、口金30a の雄ねじ30b
が空回りするようになる。つまり、ランプ30は、その口
金30a の雄ねじ30b が受金2dの雌ねじ2cに螺合すること
によって、軸方向に沿って、所定寸法L3 ねじ込まれる
と、口金30a の雄ねじ30b がソケット器具10の空回り空
間17e に到達することになる。
【0033】次に、図10(a) 乃至(c) に基づいて、この
ソケット器具10にランプ30をねじ込む手順について説明
する。まず、同図(a) に示した状態から、ランプ30の口
金30a に設けられた雄ねじ30b をソケット器具10の受金
2dの雌ねじ2cに螺合させてゆき、所定寸法L3 ねじ込む
と、前述したように、ランプ30の口金30a の雄ねじ30b
がソケット器具10の空回空間17e に到達して、空回りを
始めるようになり、ねじ込みを気にすることなく、同図
(b) に矢示するように、軸方向に周回する周回方向に沿
って、ランプ30を回転させることができ、同図(c) に示
すように、ランプ30と器具本体1 との間の前述した周回
方向に沿った相対的位置関係が変化する。
【0034】かかるソケット器具10とランプ30とのねじ
込み構造にあっては、ランプ30の口金30a の雄ねじ30b
が受金2dの雌ねじ2cに螺合することにより軸方向に沿っ
てねじ込まれるランプ30は、所定寸法L3 ねじ込まれる
と、その口金30a の雄ねじ30b が空回り空間17e で空回
りするようになって、それ以上軸方向に沿ってねじ込ま
れなくなるので、軸方向に沿ったねじ込みを気にするこ
となくランプ30を回転させることができ、軸に周回する
回転角度によっては外見の異なるランプ30をねじ込む場
合でも、ねじ込まれたランプ30と器具本体1 との間の相
対的位置関係が所望のものになるよう調整することがで
きる。
【0035】また、ランプ30は、所定寸法L3 ねじ込ま
れると、その口金30a の雄ねじ30bが空回り空間17e で
空回りするようになるから、ねじ込み過ぎによる破損を
防止することができる。
【0036】次に、第4実施形態の変形形態を図11に基
づいて以下に説明する。なお、この変形形態は、実質的
には第4実施形態と同一であるが、シャフト18及びコイ
ル状のばね12を用いることなく構成された点が異なって
いる。
【0037】かかる変形形態にあっても、第4実施形態
と同様の効果を奏することができる。
【0038】なお、第1乃至第4実施形態及び第4実施
形態の変形形態では、軸に周回する回転角度によっては
外見が異なるランプ30が、ソケット器具10にねじ込まれ
ているが、軸に周回する回転角度によっても外見が同一
のンプがねじ込まれてもよい。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、ランプは、その
口金が螺合した受金を支持したソケットとの間では、軸
に周回する周回方向に沿った相対的位置関係が固定され
ているものの、ソケットが前述した周回方向に沿って器
具本体に回転自在に支持されて、ソケットと器具本体と
の間では、前述した周回方向に沿った相対的位置関係を
可変とすることができるから、ランプと器具本体との間
でも、前述した周回方向の相対的位置関係を可変とする
ことができるようになり、軸に周回する回転角度によっ
ては外見の異なるランプをねじ込む場合でも、ねじ込ま
れたランプと器具本体との間の相対的位置関係が所望の
ものになるよう調整することができる。
【0040】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加えて、器具本体に回転自在に支持されたソ
ケットは、外部と電気接続した器具本体に、軸方向に周
回する周回方向に沿って、電気接続手段により電気接続
されているから、リード線で外部に直接接続されている
のであったら、そのリード線をねじらせてしまう程の大
きな角度で回転することも可能になり、ねじ込まれたラ
ンプと器具本体との間の相対的位置関係を所望のものに
するための調整がやり易くなる。
【0041】請求項3記載の発明は、ランプは、その口
金が螺合した受金との間では、軸に周回する周回方向に
沿った相対的位置関係が固定されているものの、受金が
前述した周回方向に沿って器具本体に回転自在に支持さ
れて、受金と器具本体との間では、前述した周回方向に
沿った相対的位置関係を可変とすることができるから、
ランプと器具本体との間でも、前述した周回方向の相対
的位置関係を可変とすることができるようになり、軸に
周回する回転角度によっては外見の異なるランプをねじ
込む場合でも、ねじ込まれたランプと器具本体との間の
相対的位置関係が所望のものになるよう調整することが
できる。
【0042】請求項4記載の発明は、ランプの口金の雄
ねじが受金の雌ねじに螺合することにより軸方向に沿っ
てねじ込まれるランプは、所定寸法ねじ込まれると、そ
の口金の雄ねじが空回り空間で空回りするようになっ
て、それ以上軸方向に沿ってねじ込まれなくなるので、
軸方向に沿ったねじ込みを気にすることなくランプを回
転させることができ、軸に周回する回転角度によっては
外見の異なるランプをねじ込む場合でも、ねじ込まれた
ランプと器具本体との間の相対的位置関係が所望のもの
になるよう調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の分解斜視図である。
【図2】同上の断面図である。
【図3】同上にねじ込まれたランプの回転状態の説明図
である。
【図4】軸に周回する回転角度によっては外見の異なる
ランプの側面図である。
【図5】軸に周回する回転角度によっては外見の異なる
ランプの正面図である。
【図6】本発明の第2実施形態の分解斜視図である。
【図7】同上の断面図である。
【図8】同上にねじ込まれたランプの回転状態の説明図
である。
【図9】本発明の第3実施形態の断面図である。
【図10】本発明の第4実施形態にねじ込まれたランプ
の回転状態の説明図である。
【図11】本発明の第4実施形態の変形形態にねじ込ま
れたランプの回転状態の説明図である。
【図12】従来例にランプをねじ込む状態の説明図であ
る。
【図13】軸に周回する回転角度によっては外見の異な
るランプの側面図である。
【符号の説明】
1 器具本体 17e 空回り空間 2 ソケット 2c 雌ねじ 2d 受金 30 ランプ 30a 口金 30b 雄ねじ L3 所定寸法

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口金が軸方向の基端部に設けられたラン
    プのその口金が螺合する受金を設けたソケットと、ソケ
    ットを外部と電気接続させた状態で軸に周回する周回方
    向に沿って回転自在に支持する器具本体と、を備えたこ
    とを特徴とするソケット器具。
  2. 【請求項2】 前記器具本体を外部と電気接続するとと
    もに、前記器具本体と前記ソケットとの間を前記周回方
    向に沿って電気接続する電気接続手段が設けられたこと
    を特徴とする請求項1記載のソケット器具。
  3. 【請求項3】 口金が軸方向の基端部に設けられたラン
    プのその口金が螺合する受金と、受金を軸に周回する周
    回方向に沿って回転自在に支持する器具本体と、を備え
    たことを特徴とするソケット器具。
  4. 【請求項4】 雄ねじを外方面に有する口金が軸方向の
    基端部に設けられたランプと、前記雄ねじが螺合する雌
    ねじを内方面に有する受金及びその受金の雌ねじに前記
    雄ねじが螺合してねじ込まれたランプのその口金を収容
    する収容空間が設けられた器具本体からなるソケット器
    具と、を備えたソケット器具とランプとのねじ込み構造
    において、 前記収容空間は、所定寸法ねじ込まれた前記ランプの口
    金の前記雄ねじを空回りさせる空回り空間が設けられた
    ことを特徴とするソケット器具とランプとのねじ込み構
    造。
JP35881697A 1997-12-26 1997-12-26 ソケット器具及びそれとランプとのねじ込み構造 Withdrawn JPH11191467A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007066674A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Noritz Corp 調光用アダプタ装置および調光照明装置
JP2007080581A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Noritz Corp 調光用アダプタ装置

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JP4616730B2 (ja) * 2005-08-31 2011-01-19 株式会社ノーリツ 調光用アダプタ装置および調光照明装置
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