JPS6145616Y2 - - Google Patents

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JPS6145616Y2
JPS6145616Y2 JP1980034761U JP3476180U JPS6145616Y2 JP S6145616 Y2 JPS6145616 Y2 JP S6145616Y2 JP 1980034761 U JP1980034761 U JP 1980034761U JP 3476180 U JP3476180 U JP 3476180U JP S6145616 Y2 JPS6145616 Y2 JP S6145616Y2
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JP
Japan
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base
mounting
housing
plug
antenna
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JP1980034761U
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JPS56137507U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ダイポールアンテナ装置に係り、特
に携帯ラジオあるいはラジオカセツト等に装着す
るのに好適なダイポールアンテナ装置に関する。
従来のダイポールアンテナ装置は、主として小
型テレビジヨン用に使用され、特にカラーテレビ
ジヨン用が主体である。この種の装置は、第1図
および第2図に示すように、多段伸縮アンテナ素
子1の最大径管1aを引出した状態のときにその
管1aを支持して回転傾倒し得る回転球2を備え
るタイプのものであり、高級タイプであるので部
品点数が多く、また加工が容易でなく製造コスト
が高いという欠点がある。しかも、ダイポールタ
イプにする場合の2本のアンテナを保持する基台
は、箱形密閉型でそれ自体1つの装置となつてお
り、ラジオ等の筐体側の形状との間に深い関連は
なく、したがつて筐体面を利用する取付けではな
く一体感もない。
また、筐体との直接的関連がないことから、ア
ンテナと筐体側との電気的接続に関しても、筐体
側に予め設けられた外部端子に、アンテナから導
出された平行フイーダを接続する等の方法を採つ
ており、作業が容易でない。
ところで、最近の傾向として、ラジオあるいは
ラジオカセツト等も音の高級化が進み、ステレオ
タイプが必要となつてきている。この場合、従来
の1本アンテナでは特に感度面で満足できず、し
かもラジオ関係の筐体はテレビジヨン関係の筐体
と外形、縦横の寸法、筐体の肉厚あるいは内部部
品の配置等が大幅に異なり、テレビジヨン関係の
取付けとはおのずから大きな差異がある。これに
加えて、ラジオ関係では意匠上の美感も重要なポ
イントとなり、したがつてダイポールアンテナの
取付状態も充分考慮する必要がある。
本考案はかかる現況に鑑みなされたもので、そ
の目的とするところは、着脱が容易で筐体側との
一体感がある廉価なダイポールアンテナ装置を提
供するにある。
本出願人は、ラジオ関係の筐体にダイポールア
ンテナを装着する場合について検討し、以下の如
き結果を得た。
(1) アンテナの取付けま筐体上端面の広い部分に
位置させ、かつアンテナ取付用の基台は筐体外
面と一体感を有するように意匠上からデザイン
する必要があること。
(2) テレビジヨン関係と異なり筐体の肉厚が薄
く、また電気回路はICを主体とした回路基板
がアンテナに近接して設けられており、したが
つて、アンテナ側と回路基板側とを接続する場
合には、これらの点を考慮する必要があるこ
と。
本考案はかかる検討結果に着目し、揺動可能か
つ軸まわりに回転可能な2本の多段伸縮アンテナ
素子を基台にそれぞれ取付け、この基台を筐体の
孔に上面が筐体上面とほぼ面一をなすように挿入
固定するとともに、前記各アンテナ素子の下端部
を筐体内の回路基板に設けられたジヤツクに嵌合
してアンテナ側と回路側とを接続したものであ
る。
以下、本考案の実施例を第3図および第4図に
ついて説明する。
第3図において、11はラジオカセツトの筐体
であり、この筐体11の前面には、その左右端に
スピーカ12がそれぞれ設けられ、また中央部に
はカセツト装着部13およびラジオ選局指針14
を含む部分等がそれぞれ配設されている。また、
筐体11の側面には傾倒自在な把手15の両端が
取付けられ、さらに筐体11の上端面には、その
中央部に2本の多段伸縮アンテナ素子17を有す
るダイポールアンテナ装置16が、また両端部に
各多段伸縮アンテナ素子17を保持するキヤツチ
ヤ18がそれぞれ設けられている。
ダイポールアンテナ装置16は、第4図に示す
ように2本の多段伸縮アンテナ素子17、各アン
テナ素子17を基台19に取付ける取付部材20
および基台19を筐体11に固定する固定ねじ2
1等から構成されている。
取付部材20は、基台19を上下に貫通するロ
ツド部20aとロツド部20aの上端部に連結さ
れ二又状をなす取付部20bとから構成され、ロ
ツド部20aの下端部には、下方に向つて末広が
りとなる段付の円形断面プラグ部22が設けられ
ている。そして、取付部20bには、ビス23を
介して多段伸縮アンテナ素子17の下端部が前記
キヤツチヤ18への方向に揺動可能に枢着されて
いる。
この取付部材20は、取付部20bと基台19
との間に回動を容易にするための平ワツシヤ24
および回転トルクを与えるばねワツシヤ25が介
装され、また基台19の下面側にロツド部20b
に突設したストツプリング26で抜け止めされた
平ワツシヤ27が配置され、基台19に対して軸
まわりに回転可能となつている。
基台19は、周面上半に外フランジ部19aを
有するとともに、平面形状が楕円をなす板状に形
成され、この基台19は、筐体11上面に穿設さ
れた段付孔28にその上面側から挿入され、固定
ねじ21によつて筐体11に固定されるようにな
つている。そして、基台19の外フランジ部19
aと段付孔28の段部28aとを一致させた際
に、第4図に示すように筐体11と基台19との
上面が面一になるようになつている。
一方、筐体11の内部には、回路素子29が多
数取付けられた回路基板30が設けられ、この回
路基板30の前記取付部材20に対応する位置に
は、通電回路31を介して回路素子29に接続さ
れたジヤツク32が取付けられている。
ジヤツク32は、上端部やや下方にくびれ部を
有し、かつ上部周面に多数の縦スリツト33を有
する筒状に形成され、このジヤツク32には前記
取付部20bの段付プラグ部22が回転可能に嵌
合されるようになつている。
次に作用について説明する。
組立てに際しては、まずビス23を介して多段
伸縮アンテナ素子17を取付部材20に揺動可能
に取付ける。そして、この取付部材20を基台1
9に軸まわりに回転可能に取付ける。
次いで、この基台19を筐体11の段付孔28
に挿入する。そして、基台19の外フランジ部1
9aと段付孔28の段部28aとが一致するまで
挿入すると、段付テーパ部22がジヤツク32に
嵌合されるとともに、基台19と筐体11との上
面が面一となる。この状態で基台19を固定ねじ
21によつて筐体11に固定する。この際、ジヤ
ツク32には縦スリツト33が設けられているの
で、段付プラグ部22の嵌合が容易であるととも
に、嵌合後の接触が良好となる。
使用に際しては、多段伸縮アンテナ素子17を
伸長させ、適当位置に回転傾倒させる。また、不
使用時には、多段伸縮アンテナ素子17を縮小さ
せ、キヤツチヤ18に係止する。
以上説明した実施例によれば、基台を筐体の孔
に挿入するだけでアンテナ側の突出端部と回路側
のジヤツクとが自動的に位置合せされて接続され
るので取付けが極めて容易であり、基台を筐体に
固定すると両者の外面が面一となり、その状態で
電気的接続の完了を確認できるとともに、一体感
があり外観体裁が良好である。そして、構造が簡
単であるので廉価であるとともに、フイーダ等を
介することなくアンテナ側と回路側とが直接接続
されるので、接触不良等がなく結合が強固であ
る。
なお、前記実施例では、段付プラグ部22を取
付部20bの下端部に設け、この段付プラグ部2
2をジヤツク32に嵌合する場合について説明し
たが、ロツド部20bの下端部を単なるドーム状
端部として形成し、この部分をジヤツク32に挿
入するようにしてもよい。
以上のように、本考案によれば、着脱が容易で
筐体側との一体感があるダイポールアンテナ装置
が得られる。また、本考案では、基台を介して筐
体に2本のアンテナ取付部材を支持するようにし
ているので、基台を取外すだけで両アンテナから
それに連なるプラグ部までを一挙に取外してジヤ
ツクの部分を露出させることができ、これにより
点検、修理、調整を容易に行うことができる。ま
た、取付部材のロツド部にストツプリングを設け
て基台内面に係合させてあるので、基台を取外さ
ない限り、アンテナ取付部材が不意に外れること
がなく、しかも、アンテナ素子を回転することに
より取付部材が回転すると、プラグ部がジヤツク
の先端部の内側で摺動回転し、両者の接触表面は
常に活性化され、良好な通電状態が保たれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す断面図、第2図は、アン
テナ素子を引出した場合における第1図の正面
図、第3図は本考案の一実施例を示す斜視図、第
4図は第3図の要部拡大断面図である。 11……筐体、16……ダイポールアンテナ装
置、17……多段伸縮アンテナ素子、19……基
台、20……取付部材、20a……ロツド部、2
0b……取付部、22……段付プラグ部、28…
…段付孔、30……回路基板、32……ジヤツ
ク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ストツプリング26を途中部分に突設したロツ
    ド部20aの先端に二又状の取付部20bを備
    え、ロツド部の基端に円形断面のプラグ部22を
    一体的に備えた2本の取付部材20を有し、これ
    らの取付部材を、そのロツド部において絶縁材の
    基台19に回転自在に隣接して平行に挿通し、か
    つ二又状取付部20bが基台の表側に、またプラ
    グ部22が基台の裏側に位置するようにするとと
    もに、前記ストツプリング26が基台の裏側に当
    接して取付部材の基台からの脱出が阻止されるよ
    うに構成し、筐体11に設けた段付孔28内に基
    台19をその表面が筐体表面と同一面をなすよう
    に装着し、前記各二又状取付部20bの内部には
    アンテナ素子17の基端を挿入してビス23によ
    り二又部で挟みつけて揺動可能となるように取付
    け、一方、筐体の内側に固設した通電回路に連な
    るように2個の固定ジヤツク32を前記プラグ部
    22に向けて突設し、ジヤツクの先端部の縦スリ
    ツト33を有する中空部分を、プラグ部22のそ
    れぞれのまわりに摩擦接触させてなるダイポール
    アンテナ装置。
JP1980034761U 1980-03-17 1980-03-17 Expired JPS6145616Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980034761U JPS6145616Y2 (ja) 1980-03-17 1980-03-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980034761U JPS6145616Y2 (ja) 1980-03-17 1980-03-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56137507U JPS56137507U (ja) 1981-10-17
JPS6145616Y2 true JPS6145616Y2 (ja) 1986-12-22

Family

ID=29630397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980034761U Expired JPS6145616Y2 (ja) 1980-03-17 1980-03-17

Country Status (1)

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JP (1) JPS6145616Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5170431U (ja) * 1974-11-30 1976-06-03
JPS5488252U (ja) * 1977-12-05 1979-06-22
JPS6010097Y2 (ja) * 1978-02-16 1985-04-08 ソニー株式会社 昇段式ロッドアンテナの取付け装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56137507U (ja) 1981-10-17

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